JPS58125037A - 写真記録材料 - Google Patents

写真記録材料

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Publication number
JPS58125037A
JPS58125037A JP58006772A JP677283A JPS58125037A JP S58125037 A JPS58125037 A JP S58125037A JP 58006772 A JP58006772 A JP 58006772A JP 677283 A JP677283 A JP 677283A JP S58125037 A JPS58125037 A JP S58125037A
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JP
Japan
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layer
compound
acid
recording material
timing
Prior art date
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Application number
JP58006772A
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English (en)
Inventor
エドワ−ド・ピ−・アベル
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS58125037A publication Critical patent/JPS58125037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31786Of polyester [e.g., alkyd, etc.]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真に関し、さらに詳しく述べると、単一の中
和−、タイミング層を使用したカラー拡散転写写真のだ
めの写真記録材料に関する。
カラーの一体型拡散転写写真記録材料についてのいろい
ろな形態が従来技術に記載されている。
これらの形態では、見ようとする写真像を有する受像層
が画像形成及び補助層(透明な支持体を記録材料の観察
側上で使用する場合にこれらの層が材料構造体中に存在
する)に永久的に結合しており、そしてそれらの層と一
体化している。画像形成単位において製造された色素に
よって画像が形成され、そして構造体の層を通って色素
像受理層まで拡散する。この集成体の露光後、アルカリ
性の処理組成物がいろいろな層に浸透していって露光後
の感光性ハロゲン化銀乳剤層の現像を開始させる。乳剤
層はそのそれぞれの露光の程度に比例して現像され、そ
してそれぞれの画像形成層において形成されたかもしく
は放出された画像色素は構造体の中を拡散し始める。像
状に分布せしめられた拡散性色素の少々くとも一部が色
素像受理層に拡散し、よって、もとの被写体(オリジナ
ル)の画像を形成する。
その他の、いわゆる6剥離”式のカラー拡散転写写真記
録材料もまた公知である。これらの形態では、現像及び
受像層への色素の転写の後に受像部を感光部から剥離す
る。
例えば先に述べたもののようなカラー転写写真記録材料
において、ある予め定められた時間(例えば、ある形態
では20〜60秒間であり、また、他の形態で+−13
分間までもしくはそれ以上である)の後に現像を停止さ
せるための“シャットダウン(停止)”機構が必要であ
る。現像は、それが高−値で進行するものであるので、
PH値をただ低下させるだけです早く遅くすることがで
きる。この目的のため、例えば重合体酸のような中和層
の使用を利用することができる。…値を低下させると、
色素の必要ガ拡散が行なわれた後で記録材料が安定化さ
れる。この中和層と組み合わせて、タイミング層(調時
層)が通常用いられる。このようにすると、−値が早期
に低下せしめられて現像の停止又は制限がひきおこされ
るのを防止することができる。現像時間は、したがって
、アルカリ性組成物がタイミング層を透過するに要する
時間によって定められる。記録材料が安定化され始める
と、構造体じゅうのアルカリが使い尽され、よって、…
値の低下に応答したところのハロゲン化銀現像の実質的
な停止がひきおこされる。それぞれの画像形成単位につ
いてみると、この停止機構がハロゲン化銀現像の程度や
これに関連してそれぞれの露光量に応じて形成される色
素の量を決定する。
米国特許第4,229,516号には、塩化ビニリデン
ターポリマーと特定の重合体カルボキシ−エステル−ラ
クトンとの混合物からなる一時的なバリヤ一層(障壁層
)が記載されている。このバリヤ一層を中和層と結合さ
せて使用する。但し、中和層の機能とバリヤ一層のそれ
とを組み合わせて単一の層となし得るということはこの
特許に記載されていない。
独立した中和層及びタイミング層の使用に関していくつ
かの問題が発生している。例えば、これらの2つの層の
物理的な性質を入念にバランスさせない場合、これらの
層の界面において付着に係る欠陥が発生することが可能
である。さらに、独立した中和層及びタイミング層を使
用する場合、そのような層を含有する写真記録材料の製
造コストがある程度まで増大する。
本発明の目的は、中和及びタイミングの両機能を合せて
奏することが可能である、カラー拡散転写写真において
用いられる記録材料中で使用するための単一の層を提供
し、よって、付着に係る欠陥の発生の可能性を排除する
ことにある。
本発明は、下記の手段: (、)  色素像形成物質が組み合わさった少なくとも
1つの感光性ノ・ログン化銀乳剤層を上方に有する支持
体; (b)  色素像受理層; (c)アルカリ性処理組成物を中和するための手段:及
び (d)  タイミング手段; を含み、前記中和手段と前記タイミング手段とが単一の
層によりもたらされ、この単一の層がl〜15モル係の
酸機能成分と99〜85モル係のエステル機能成分とを
有する重合体化合物からなることを特徴とする写真記録
材料を提供する。
1〜15モルチの酸機能成分により規定される酸含有量
は、重合体化合物17当りの酸の量で示して、1■当量
までである。重合体は、好ましい1態様において、その
重合体lFについて0.5〜10Tng当量の酸を有す
る。酸含有量がこの範囲であると、重合体化合物の親水
性/疎水性の最適なバランスを得ることができる。この
重合体化合物をアルカリが透過する時間はそのカル?キ
シル含有量を変更することによって変えることができる
例えば、酸機能成分が比較的に多量である場合、すなわ
ち、重合体化合物の】2〜15モルチである場合、その
重合体化合物のアルカリ透過時間が低下せしめられる。
なぜなら、その重合体化合物はより大きな親水性をもち
かつそのためにより大きなアルカリ透過性をもつからで
ある。反対に、酸機能成分が比較的に少量である場合、
すなわち、重合体化合物の1〜5モルチである場合、ア
ルカリの透過時間が増加せしめられる。なぜガら、かか
る重合体化合物の層は疎水性がより大でありかつそのた
めにアルカリ透過性がより乏しいからである。
本発明に係る単一の中和−タイミング層は、カラー拡散
転写写真記録材料に必要な中和及びタイミングという2
つの機能をあわせて奏することができる。この層の一値
は、遊離カル?キシル基の中和によりかつエステル基の
加水分解により低下せしめられる(アルカリが消費され
る)。声値が最終的に平衡に達すると、好ましくはpi
(=約85となると、転写色素、特に金属化されたアゾ
色素に関する露光安定性の改良が得られる。Dm1n値
もまた長期間にわたって安定である。これらの特徴につ
いては以下の例で説明する。
本発明に係る組み合わさった中和−タイミング層におい
て使用するための好ましい重合体化合物は、次の構造式
により宍わされる繰り返し単位を有スるカルがキシ−エ
ステル−ラクトン化合物である: 上式において、 Rは、直鎖もしくは分岐鎖の、1−12個の炭素原子を
有する非置換もしくは置換のアルキル基又は7〜12個
の炭素原子を有する非置換もしくは置換のアラルキル基
であり、 R1及びR2は、互いに独立しておシかつ、それぞれ、
水素又はメチル基であり、 Xは、1〜15モルチであり、そして yは、99〜85モル%である。
上式において、Rは、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、インプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、デシ
ル基もしくはドデシル基のようなアルキル基、又は例工
ばベンジル基、フェニルエチル基、フェニルゾロビル基
、フェニルエチル基もしくはトリルブチル基のようなア
ラルキル基を宍わす。いろいろな置換基をアルギル基又
はアラルキル基上で使用することができる。但し1、こ
れは、それらの置換基が以下に記載するエステル化−ラ
クトン化反応や得られる重合体カル?キシーエステルー
ラクトンの所望とする性質に対して悪い影響を及はさな
い場合に限られる。アルキル基又はアラルキル基上の置
換基の例は、ハロゲン、例えば塩素又は臭素;アミノ基
、例えばモノ−又はジメチルアミノ基;又はアルコキシ
メチル基、例えばメトキシ−又はエトキシメチル基を包
含する。好ましいカル?キシーエステルーラクトン重合
体は、式中のRがn−ブチル基であシかつそれぞれのR
1及びそれぞれのR2が水素であるようなものである。
上記した好ましいカル?キシーエステルーラクトン重合
体化合物は、ポリ(酢酸ビニルーコー無水マレイン酸)
(1:1)を例えばn−7”夕/ −/l/+7)よう
な1価アルコールでラクトン化及びエステル化すること
によって調製することができる。
この反応の間、上記共重合体が脱アセチル化され、その
無水物が開裂され、ラクトン環が形成され、そして次に
アルコールでエステル化されてアルキルラクトンとカル
?キシエステルの混合したものが形成される。
次のような繰り返し畦位を有する無水マレイン酸と酢酸
ビニルの共重合体を、無水マレイン酸と酢酸ビニルの混
合物を共重合することによって調製することができる。
この無水マレイン酸と酢酸ビニルの混合物を、例えばソ
クロロエタンのような有機溶剤ともども、反応器に付設
のタンクに収容する。さらに、反応器にも溶剤を詰め、
そしてタンク及び反応器の両方を窒素でパージする。反
応器を加熱し、そして少量の重合開始剤、例えば2.2
′−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)を添加す
る。タンク内の共重合体混合物を、攪拌しながら、ゆっ
くりと反応器に送入する。添加の完了後、反応混合物を
攪拌し、そして窒素下に加熱する。次いで、反応器を冷
却し、沈殿を濾過し7、溶剤で洗浄し、そして風乾する
上述の共重合体をラクトン化及びエステル化して本発明
において用いられる重合体カル?キシーエステルーラク
トンを製造するのは、例えはポリ(酢酸ビニルーコー無
水マレイン酸)を反応温度、通常60〜100℃、まで
加熱し、そして例えばジオキサンのような有機溶剤中で
例えばn−ブタノールのような1価アルコールと攪拌す
ることによって達成することができる。場合によって、
この反応を部分的に水性の媒体中で実施することができ
る。無水物の共重合体を処理する場合にこのようにする
ことがとシわけ望ましい(もっとも不必要である)。こ
の溶液を、均一な混合物が得られるまで攪拌する。この
溶液に少量の無機酸触媒、例えば硫酸又は塩酸を添加す
る。この混合物を2〜24時間にわたって攪拌及び加熱
し、そして冷却する。次いで、この混合物を例えばアセ
トンのような有機溶剤で希釈し、そして蒸留水中に注加
して軟らかくかつ部分的に繊維状である重合体生成物を
得る。この重合体生成物を、無機酸が不存在となるまで
、繰り返し蒸留水を取り替えて攪拌する。硬化した生成
物を濾過し、そして真空乾燥又は風乾する。
カルボキシル含有量は、ラクトン化及びエステル化工程
において用いられるアルコール及び水の相対的な量を調
節することによって変えることができる。彦お、カルボ
キシル含有量とは、最終的身重合体生成物の相対的な酸
対エステルの組成を示すところの1つの尺度である。カ
ルボキシル−エステル−ラクトンは、好ましくは、上記
したような生成物1ノについてQ、5〜1.0■当量の
酸を有する。
重合体の中和−タイミング層は、その所期の目的に有効
である任意の量で塗布することができる。
かかる層を、5〜25ノ汐、特に10〜l 69ノm’
の被覆量で塗布するのが好ましい。
記載の重合体を、常法に従い、例えば2−ブタノンのよ
うな溶剤に20〜30チの溶液として溶解する。このよ
うにして得られた溶液は常用の溶剤塗布法によシ塗布す
ることが可能である。
本発明において有用なカルブキシ−エステル−ラクトン
重合体の例は次のようなものを包含する:化合物1 化合物4 化合物5 化合物6 化合物7 化合物8 化合物9 化合物10 化合物11 化合物12 有用な色素像形成物質はポジ型もしくはネガ型のいずれ
か一方であり、そして、アルカリ性組成物で処理する間
、写真記録材料中において初期に易動性であるかもしく
は不動性である。初期に易動性のボッ型の色素像形成物
質の例は、次のような米国特許各号に記載されている:
2,983,606:3.536,739 : 3,7
05,184 ;3,482,972;2.756,1
42:3,880.658及び3,854.985゜有
用なネガ型の色素像形成物質の例は、酸化された芳香族
第17ミノ発色現像剤と反応して色素を形成するかもし
くは放出するような常用のカップラー、例えば米国特許
第3,227,550号及びカナダ特許第602,60
7号に記載されるものを包含する。好せしい色素像形成
物質は、安姶化され(15) た(bal I as ted )、レドックス色素放
出(RDR)化合物である。このような化合物は当事者
に公知であり、そして酸化もしくは非酸化の現像剤又は
電子移動剤と反応して色素を放出することが可能である
このような不拡散性のRDR化合物は、例えば米国特許
第3,728,113号、同第3,725,062号、
同第3,698,897号、同第3,628,952号
、同第3,443,939号、同第3,443,940
号、同第4.053,312号、同第4,076,52
9号、同第4,055,428号、同第4,149,8
92号、同第4.198,235号、及び同第4,17
9,291号:Re5earch Disclosur
e、 15157 + 1976年11月。
そしてRe5earch+ 15654 、 I 97
7年4月に記載されるようなネガ型の化合物を包含する
。このような不拡散性のRDR化合物は、さらに、例え
ば米国特許第3,980,479号、同第4,139,
379号、同第4,139,389号、同第4,199
.354号、同第4,232,107号及び同第4,1
99,355号、そしてドイツ特許第2,854,94
6号に記載されるようなポジ型の化合物を包含する。
(16) ボッ型のキノンRDR化合物が好ましは用いられる。さ
らに、記載の写真記録材料は、好ましくけ、先に引用し
た米国特許第4,139,379号に記載されるように
内在型(1ncorporated )の還元剤を含有
する。この態様では、ポジ型のキノンRDR化合物は、
それを写真記録材料中に含ませる場合、拡散性の色素を
放出することが不可能である。しかしながら、この化合
物は、アルカリ性条件下に写真処理を行なう間、最゛低
1個の電子を受容しくすなわち、還元される)、そして
その後で拡散性の色素を放出することが可能である。
好ましいキノンRDR化合物は次のような構造式%式% 上式において、 Bal’1aatは、アルカリ性処理組成物中で現像す
る間に当核化合物を写真記録材料中で不拡散性にならし
めるような分子サイズ及び形状を有する有機安定化基で
あり、 WVi、少なくとも、キノン核を完成するのに必要な複
数個の原子を表わし、 rGd、1〜2の正整数であり、 R3は、1〜40個の炭素原子を有する非置換もしくは
置換のアルキル基又は6〜40個の炭素原子を有する非
置換もしくは置換のアリール基であり、 kは、1〜2の正整数でありかつ式中のR3が8個以下
の炭素原子を有する基である場合に2であり、そして Dyeは、有機色素又は色素プレカーサ成分である。
記載の写真記録材料は、アルカリ性処理組成物、そして
その組成物を含有していて前記材料内に放出するための
手段を含有していてもよい。
色素像受理層は、任意であるけれども、写真記録材料の
露光後にその材刺土に重ね合せるようにできている独立
した支持体上に配置する。この態様に従うと、色素像受
理要素は、支持体と、その上方に順を追って施された、
先に述べたような中和−タイミング層、そして色素像受
理層とを含む。
処理組成物を放出するための手段が破裂可能々容器であ
る場合、例えばカメラ内処理用に用いられ ゛る普通の
カメラに見い出されるような加圧部材によってその容器
に加えられる押圧力がその容器の内容物を受像要素と写
真記録材料の最上層との中間に放出するようにするため
、通常は感光性層と受像要素とに関連させてその容器を
配置する。処理後、色素像受理要素を記録材料から剥離
する。
もう1つの態様において、上記した中和−タイミング層
を1つもしくはそれ以上の感光性層の下方に配置する。
この態様では、写真記録材料は、支持体と、その上方に
順を追って施された、先に述べたような中和−タイミン
グ層、そして少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤
層(これに組み合わさった色素像形成物質を有する)と
を含む。
色素像受理層を第2の支持体上に形成し、こ糺らの中間
に処理組成物を施す。この形態は、一体型もしくは剥離
式のいずれかとすることができる。
色素像形成物質が組み合わさった少なくとも1つの感光
性ハロゲン化銀乳剤層を上方に有する支持体からなる像
露光後の感光性記録材料を使用してその材料からカラー
の写真転写像を形成する方法の場合、露光後のハロゲン
化銀乳剤層のそれぞれの現像を行なうためにハロゲン化
銀現像剤の存在においてその記録材料をアルカリ性処理
組成物で処理することを含む。処理組成物を、上述のよ
うな中和−タイミング層との接触に先がけて乳剤層と接
触させる。したがって、像状に分布せしめられた色素像
形成物質が現像の帰結として形成され、そしてその物質
の少ガくとも一部が色素像受理層に拡散し、よって、転
写像を形成する。
色素像形成化合物の濃度は、用いられる特定の化合物や
所望とする結果に依存して、広い範囲にわたって変更す
ることができる。例えば、色素像形成化合物を0.1〜
39/rr?の濃度で1層として塗布するのが有用であ
るということが見い出された。
種々のハロゲン化銀現像剤又は電子移動剤(ETA)が
本発明において有用である。
6不拡散性”なる用語は、それを本願明細書において用
いた場合、写真用語として一般的に用いられている意味
を有し、そして、すべての実際的目的に関して、アルカ
リ性媒体中でかつ好ましくはPH=]lもしくはそれ以
上の媒体中で処理する場合に写真記録材料中の例えばゼ
ラチンのよう々有機コロイド層を通ってマイグレーシヨ
ン(移行)もしくは浮動しないような物質を指す。これ
と同じ意味を6不動性”なる用語にもあてはめることが
できる。用語6拡散性”は上記とは反対の意味を有し、
そしてアルカリ性媒体中で写真要素のコロイド層内を有
効に拡散する性質をもった物質を指す。6易動性”には
“拡散性”と同じ意味がある。
6・・・が組み合わさった(それと組み合わさった・・
・)”なる用語は、それを本願明細書において用いた場
合、複数の物質が互いに近づきやすい限りにおいてそれ
らの物質を同一もしくは異なる層に配置し得るというこ
とを意味する。
次に、本発明をさらに詳細に説明するため、いくつかの
実施例を記載する。
ガニ インキ−ページ田ン(装置)試駆 A)下記の層を記載の順序で透明なyleす(エチレン
テレフタレート)フィルム支持体上に塗布することによ
り対照(コントロール)のカバーシートを調製した: 】)酸140mg当量/ぜに等しい149/rlのぼり
(n−プチルアクリレートーコーアクリル酸)(重量比
30ニア0)からなる中和層、及び 2)  10.5P/m’の酢酸セルロース(アセチル
40%)及び0.329Ar?のぼり(スチレン−コー
無水マレイン酸)(重量比50:50)の混合物からな
るタイミング層。
B)先に引用した米国特許第4,229,516号に記
載されるタイツのもう1つの対照のカバーシートを、下
記の層を記載の順序で透明なポリ(エチレンテレフタレ
ート)フィルム支持体上に塗布することにより調製した
: l)酸140mg当i/m’に等しい14 yA’のポ
リ(n−プチルアクリレートーコーアクリル酸)(重量
比30 ニア0)からなる中和層、及び 2)  3.29/lr?で塗布した下記の2種類の重
合体の1:l物理的混合物からなるタイミング層: a)yleす(アクリロニトリルーコー塩化ビニリデン
ーコーアクリル酸)(重量比14/79/7 )、及び b)酸/ブチルエステル比がl 5/85である本発明
の化合物10 C)  I’d/ブチルエステル比が15/85である
本発明の化合物1からなる単一の中和−タイミング層を
222汐で透明々ポリ(エチレンテレフタレート)フィ
ルム支持体上に塗布することによりカバーシートを調製
した(酸080mg当量/y重合体又は181ng当量
/rP?)。
一体型の画像形成−受像(IIR)要素を、下記の層を
記載の順序で透明なポリ(エチレンテレフタレート)フ
ィルム支持体上に塗布することにより調製した。量は、
特に断りのある場合を除いて、カッコのなかK 9/r
dで示されている。
(])硫酸ニッケル・6H20(0,58)及びゼラチ
ン(1,1)からなる金属含有層、 (2)  ポリ(4−ビニルピリジン82.2)及びゼ
ラチン(2,2)からなる受像層、 (3)二酸化チタン(17)及びゼラチン(2,6)か
らなる反射層、 (4)  カーボンブラック(1,9)及びゼラチン(
1,3)からなる不透明層、 (5)ゼラチン(1,2)からなる中間層、(6)赤感
性ネガ型臭沃化銀乳剤(銀1.4)、ゼラチン(1,6
)、  シアンポジ型しドックスダイレリーサ−(PR
DR)(0,55) 、内在型還元剤IRA(0,29
)及び抑制剤(0,02)、(7)  ゼラチン(1゜
2)及びスカベンジャ−(0,43)からなる中間層、 (8)緑感性ネガ型臭沃化銀乳剤(銀1.4)、ゼラチ
ン(1,6)、マゼンタPRDR(0,58)、内在型
還元剤IRA (0,29)及び抑制剤(0,007)
、(9)  ゼラチン(1,1)及びスカベンジャー(
0,43)からなる中間層、 00  青感性ネガ型臭沃化銀乳剤(銀1,4)、ゼラ
チン(2,2)、黄PRDR(0,46)、 内在型還
元剤IRA (0,45)及び抑制剤(0,007)、
叉び ell>  ゼラチン(0,98)からなるオーバーコ
ート層。
X仁眉匹四 式中のRは次の通りである: 以下余白 マゼン  PRDR 式中のRは次の通りである。
以下余白 溶剤l:1) 黄PRDR 式中のRは次の通りである: N  O I    II (固形分全量:溶剤2;1) (27) RA 溶剤2:1) 抑制剤 溶剤2:l) スカベンジャ (28) 画像形成−受像要素のサンプルに感度側(センシトメー
ター)で階段濃度試験被写体を通して露光を施し、ステ
ータスA濃度で約1.0の中性を得た。次いで、これら
の露光済みサンプルを、下記の粘稠な処理組成物を収容
したデッドを画像形成−受像要素と上記力/?−シート
との中間で破裂させることによって、約21℃で処理し
た。ボッドの破裂のため、約65μmの処理ギャップを
与える一対の並置ローラを使用した。
処理組成物は次の通りであった: 511  水酸化カリウム 3.4FI  水酸化ナトリウム 0.5SL  酸化鉛 2グ  穐硫酸ナトリウム 101  臭化カリウム 56g  カルバ(キシメチルセルロース1721  
カーボン 水を加えて全一を1−eとした。
積層後2時間以内に(新品)、そしてざらに処理後のフ
ィルムユニッ)’i60℃/70%RH(相対湿度)で
16時間及び48時間にわたってインキーベーションし
た後に九″大漉度(D  )ax 及び最小濃度(Drr+1)を得た。次のような結呆が
得られた: 以下余白 手配した結果は、対照のカバーシートの初期濃度測定値
と本発明のそれとは同等であるということ金示している
。しかしながら、インキエペーション後、従来のカバー
シートのどちらと較べてみても、本発明に係る組み合わ
さった中和−タイミング層を使用した時のり、 が実質
的に改良され1n た。カバーシートCの化合物10代りに先に列挙した化
合物2〜12を使用したところ、60℃/701RHで
16時間及び48時間にわたってインキーペーションし
た後で同様に改良されたDmlngMを得ることができ
た。
例2: 室内保存試験 前記例1に記載の手法を繰り返した。但し、本9jlの
場合、高温度条件の代りに室温で保存を行なって異なる
塗膜組み合わせについてのデータを得、また、前記例1
にNi+tのものの代りに下記シアンPRDRt層(6
)で使用した。
以下余白 式中のRFi次の辿りである二 次のような結果が得られた二 以下余白 上記した結果は、本発明のカバーシートのDmin値は
従来のカバーシートに較べてより長期間にわたって安定
のままであるということを示している。
例3: 光退行試験 前言1.例1に1軟のものに同様なカバーシート及びI
IR’l素を調製した。但し、本例の場合、IIR要素
に含まれるべき層(9)及びαOを省略した。
IIR’(i7前記例1に1馳のように露光及び処理し
た。処理後、段階的な濃度をもつ画像(ステップドイメ
ージ)の一部を不透明な紙でマスクして6ダークコント
ロール”とした。残りの部分にはマスクを施さず、そし
てこれらの両方の部分を同時に5ANS (simul
ated average northslcylig
bt )光退行条件(5,4ktx)にさらした。
下肥第■表に1鯖のデータは、異なるカバーシートを使
用して共通のIIR及びボッドに関して観察されたステ
ータヌA#度における変化を示L7ている。2種類の異
なる塗膜からなるカバーシートA (A’ 及びA” 
 )、1種類の塗膜からなるカバーシートB (B’ 
 )、そして2釉類の塗膜がらlる本発明によるカバー
シー)(C’ 及びC”)’e使用した。ΔD値は、マ
スク領域(暗領域)と非マスク領域(露光領域)との間
のオリジナル中性画像濃度−10近傍における濃度差で
ある。次のような結果が得られた: 以下余白 第■1 カバーシート      中  和 層       
 タ イ ミ ンA1     ポリ(n−ブチルアク
リレ   酢酸セルロース及びポリ1111fN)−)
−コーアクリル酸)(ヌチレンーコー無水マイン酸) Al      、3pす(n−ブチルアクリレ   
酢酸セルロース及ヒホリ(対照)   −トーコーアク
リル酸)(ヌテレンーコー無水マイン酸) B1      ポリ(n−ブチルアクリレ   ぼり
(アクリロニトリル−=−アクリ シー工 合物I C+      カル?キシーエヌテルーラクトン化合
物1からなる組み自さった中和−タイミング層 c2     カルぎキシーエヌテルーラクトン化合物
1力・らなる組み自さった中和−タイミング層 (38)            217−8週間5A
N8       16週liJ′l5ANSし   
  −0.23   −0.06    −0.43−
0.14し     −0.24   −0.07  
  −0.39−0.12ル    −0.16   
−0.05   −0.27−0.10・わ   −0
,08−0,03−0,24−0,05・わ   −0
,17−0,07−0,28−0,08上記第■1表に
記1の結果は、本発明のカバーシートは従来の対照のカ
バーシートに較べて少なくともシアン及びマゼンタ色素
に関する光過性が同学であるということを示している。
例4: 酸含有柘(mg当() 前記化合物1の構造を有するけれども重合体17当りの
酸の1ψ当lが下記第■表に記載のものである単一の中
和−タイミング層を11 ff/m” 及ヒ22 !i
’ / m2の1で透明なポリ(エチレン子しフタレー
ト)フィルム支持鉢土に塗布することによりカバーシー
トを1A11#した。
前記例1に記載のものに同様なIIR要素を調製し、た
。世し、本例の場合、層(8)中のIRAの濃度k 0
.29 y/ m’の代りに0.261i’ / m”
 となし、そして前記例1に記載のものの代りに下記の
マゼンタPRDRk O,2511/ m”で使用した
二組下余白 fす0) 式中のRけ次の通りである: こワラジエチルラウルアミド中に分散 (PRDR:溶剤 1:1) 前記例1にfti[:鮒のようにしてカバーシートラ処
理したところ、次のような結果が祷られた二組下余白 (篭〕フッ 第■表 0.8        22       201.9
  1.9t0        22       1
.8  1.9  1..81.0        1
1       1.8  1.9 1.81.2  
      22      1.1  1.8 1.
61.2        11       1゜4 
 1.8 1.81.3        22    
   0.6  1.6 1.41.3       
 11       0.6  1.6 15上配した
結芽は、重合体11轟りの酸の濃度は10m1/当郊捷
でであるのが望ましいということを示している。酸の含
有量が増加すればするほどDm&X値が低下し、これは
特にシアンの場合に著しい。なぜなら、酸の含有量が増
加すればするほど層の親水性が増大し、よって、早期の
現像停止がひきおこされるからである。
例5: 表面PH試験 (40) この例では、本発明に係る糺み合わさった中和−タイミ
ング層が系の…値を低下させるのに有効であるか否かと
いうことについて測定した。
前言1゛例1に言r′載のものに同様なFIRを家内光
に暴露し、そして次に前記9111のカバーシー)A及
びCを使用して前記例1に言P載のように処理した。次
いで、これらの要素を小片にカットした。
いろいろな時間間隔でIIR及びカバーシートラ剥離し
た。カバーシートのPH値をそれぞわの時間間隔につい
て測定した。斤お、このPH値の測定に際して、確立さ
れている測定法を使用してガラス製の表面PH電WIを
利用した。次のような結果が得られた: 以下余白 (43) 上記した結果は、本発明によるカバーシートは系OpH
値を低下させるのに有効であるということを示している
。最終的な平衡値は従来のカバーシートで得られるもの
よりもさらIc 2.4 pH単位だけ大である。
特許出願人 イーヌトマン コダック カンパニー 特許出願代理人 弁理士 青  木     明 弁理士 西  舘  和  之 弁理士 内  1) 幸  男 弁理士 山  口  昭  之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の手段: (a)  色素像形成物質が組み合わさった少なくとも
    1つの感光性ハロゲン化銀乳剤層を上方に有する支持体
    ; (b)  色素像受理層; (c)アルカリ性処理組成物を中和するだめの手段;及
    び (d)  タイミング手段; を含む写真記録材料であって、 前記中和手段と前記タイミング手段とが単一の層により
    もたらされ、この単一の層が1〜15モル係の酸機能成
    分と99〜85モル係のエステル機能成分とを有する重
    合体化合物からなることを特徴とする写真記録材料。
JP58006772A 1982-01-21 1983-01-20 写真記録材料 Pending JPS58125037A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US341412 1982-01-21
US06/341,412 US4395477A (en) 1982-01-21 1982-01-21 Neutralizing-timing layer for color transfer assemblages containing lactone polymer

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CA1178469A (en) 1984-11-27
EP0085002A3 (en) 1984-08-01
EP0085002B1 (en) 1987-06-10
DE3372019D1 (en) 1987-07-16
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