JPS58124460A - 加温治療用マイクロ波放射器 - Google Patents

加温治療用マイクロ波放射器

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JPS58124460A
JPS58124460A JP605882A JP605882A JPS58124460A JP S58124460 A JPS58124460 A JP S58124460A JP 605882 A JP605882 A JP 605882A JP 605882 A JP605882 A JP 605882A JP S58124460 A JPS58124460 A JP S58124460A
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JP
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outer cylinder
antenna
microwave
microwave radiator
living body
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JP605882A
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内藤 紘
三浦 梅太郎
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加温治療用マイクロ波放射器、特に生体内部の
温度をマイクロ波による誘電損失を利用してE昇させる
マイクロ波放射器に関する。
癌等の悪性腫瘍は43〜45°Cで一定時間加温すると
、癌細胞が死Cしたり、他の治療法がより効果的となる
ことが知られている。
このため、生体内部における患部を加温する装置として
、マイクロ波放射器が提案されている。
このマイクロ波放射器は、生体内部の患部に向はマイク
ロ波を放射し、生体内に引き起こされる誘電損失を利用
して患部を加温するものである。ところが、マイクロ波
は1つの伝搬媒体から他の伝搬媒体に伝搬する場合、両
媒体の誘電率が異なると、その界面で反射されてしまう
。上記マイクロ波放射器から生体内へマイクロ波を放射
する場合にも、マイクロ波は一度空気中に放射され、空
気中から生体内へ入射されるので、両者の誘電率の差(
空気の誘電率≧11100誘電率=40〜70)によっ
て、その界面でマイクロ波の反射が生じ、マイクロ波の
エネルギが効率よく生体内へ伝搬されないという問題が
ある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、その目
的はマイクロ波のエネルギを効率よく生体内へ入射する
ことの可能な加温治療用マイクロ波放射器を提供するこ
とにある。
上記[1的を達成するため、本発明はm個端面が短絡さ
れ他側端面が開口された導体外筒と、この外筒の内方に
突出し上記短絡面と絶縁した状態でこの短絡面に取り付
けられ同軸ケーブルと接続された中心導体と、E配性筒
の内部において一端をF船中心導体に支持固定され他端
を上記外筒の開[1部に対向させたロッドと、このロッ
ドに一端が支持され開口された他端をE配性筒の開口部
側に位置させF′、記ロッドとの支持位置を調整するこ
とにより1−配性筒内での位置調整を行う筒状アンテナ
と、を備えたことを特徴とする。
次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明のマイクロ波放射器の一実施例を示す側
断面図である。図において、10はほぼ円筒形状に形成
され、−側端面が短絡され他側端面が開口された導体外
筒であり、その短絡面12には同軸ケーブル用コネクタ
14が取り付けられている。このコネクタ14はシャー
シ14aが同軸ケーブル15のシールド線と接続され、
中心導体14bがケーブル15の心線と接続されている
このコネクタ14の短絡面12への取付けは、短絡面1
2の中央に中心導体挿入孔12aを設け、この挿入孔1
2aから外筒10の内部へ中心導体14bを挿入し、シ
ャーシ14aを短絡面12に固定することにより行われ
ている。ここにおいて、シャーシ14aと短絡面12と
は電気的に接続されることになる。このように、外筒l
Oに取り付けられたコネクタ14の中心導体14bには
、外筒10の中心軸x −x’と一致して位置する導電
性のロッド16の一端が支持固定されている。このロッ
ド16の外周には、ねじが形成されており、円筒形状に
形成された筒状アンテナ18が支持固定されている。こ
のアンテナ18のロッド16への取付けは、アンテナ1
8の一端中央にねじ穴を設け、アンテナ18の開口され
た他端を外筒10の開口部10a側に位置させ、上記ね
じ穴とロッド16のねじとを螺合することにより行われ
る。
ここにおいて、ロッド16は外筒10の中心軸X−X’
)−に位置するため、アンテナ18の中心軸も外筒10
の中心軸x−x’と一致する。また外筒10の内周面に
は一定間隔をおいて一対のアンテナ支持枠20が取り付
けられ、アンテナ18の外周面を軸方向へ移動自在に支
持している。これにより、アンテナ18の中心軸が自重
により外筒10の中心軸X−マから下方に位置ずれする
ことが防止される。■−記アンテナ支持枠20は、アン
テナ18と外筒lOとの絶縁を保つためテフロン等の絶
縁部材を用いて形成されている。また外筒1oの短絡面
12とアンテナ18の開口部18aとの距離をLとする
と、外筒10内におけるアンテナ18の位[’調整は、
アンテナ18を同動操作しアンテナ18とロッド16と
の螺合位置を調整し、−F記距離りを任意の値に設定す
ることにより行われる。
22は外筒lOの開口部10aに着脱される絶縁性カバ
ーであり、本実施例においては、テフロン製のものを用
いている。
なお各部材の材料および規格は、2,450MH2付近
の周波数を有するマイクロ波を発生させる本実施例にお
いては、次のように形成されている。
外筒10には黄銅管が用いられ、その寸法は全長150
 mm、直径40mmφに形成されている。またロッド
16、アンテナ18にも黄銅が用いられ、ロッド16は
全長40mmに形成され、アンテナ18は外径20mm
φ、全長105mmφに形成されている。またコネクタ
14にはN型のものが用いられている。
次に本発明の作用につき説明する。
まず本発明のマイクロ波放射器を用い、生体等の負荷を
加温する場合を考える。この場合においては、第2図に
示すように、マイクロ波放射器を負荷24に密着させ、
同軸ケーブル15からの給電によ抄アンテナ18に2,
450MHz付近の周波数をもつマイクロ波を発生させ
る。このマイクロ波は外筒10の開口部10aからカバ
ー22を介して負荷24内に向は放射され、この負荷2
4の内部を誘電加熱する。ここにおいて、生体を負荷と
し、生体内の患部に向はマイクロ波を放射すると、前述
したように、患部は誘電加熱されることとなり、患部に
存する癌細胞等の治療に非常に効果をLげることができ
る。
従来のマイクロ波放射器においては、上述した生体内へ
のマイクロ波の放射に際し、マイクロ波放射器と生体と
の界面でマイクロ波の反射が生じ、生体内へマイクロ波
エネルギが効率よく入射されない欠点があった。しかし
、本発明のマイクロ波放射器にあっては、外筒10内の
アンテナ18位置を調整し、外筒10の短絡面12とア
ンテナ18の開口部18aとの距離(を調整することに
より、マイクロ波放射器と生体とのマツチングを良好に
と9、その界面に生ずる反射を十分に抑制し、生整でき
ることが実験により確認されている。上記距離りの調整
は、外筒10からカバー22を取り外し、アンテナ18
を回動操作することにより、簡単に行うことができる。
例えば、第3図は負荷24として生体の誘電率に近い水
を含んだ濡れ布を用い、外筒lO内におけるアンテナ1
8の位置、つまり距1llILを変化させた場合に、負
荷24の温度上昇と、マイクロ波放射器から負荷24に
向けて放射されるマイクロ波の電圧定在波比(以1−V
SVVRと記す)とを測定した実験結果を示したグラフ
である。なお外筒10の開口部10aと負荷24との空
隙距離Xは、テフロンカバー22の厚さにより1mmに
設定され、アンテナ18からの出力は22Wに設定され
ている。この実験稙果からは、アンテナ18の位置をL
二122.5mrrdこ設定したとき、マイクロ波のV
SWRは1.1と最良なf直となり、マイクロ波は負荷
24に効果的に入射され、負荷24の温度上昇も最大と
なることが理解される。
また外筒10の開口部10aと負荷24との空隙距離X
を変化させた場合に、マイクロ波放射器から負荷24に
向けて放射されるマイクロ波の、VSWRを測定した実
験結果は、第4図に示されている。本実験において、負
荷24として豚肉を用いた実験結果は第4図中((支)
で示され、負荷24として濡れ布を用いた実験結果は第
4図中(l:1で示されている。この実験結果から、豚
肉は空隙距離Xを3.5 mmに設定したときに最も良
好なVSWRの値1. tを得ることができ、濡れ布は
空隙距離Xを1.0mmに設定したときに最も良好なV
SWRの値1.1を得ることが理解される。なお本実験
においては、空隙距離Xの調整はテフロンカバー22の
厚さを変えることにより行われ、外筒10内におけるア
ンテナ18の位置はL:122.5mmに設定されてい
る。
また以ヒの実験結果より、最良のVSWRを得たアンテ
ナ位1?ff1L=122.5mm、空隙距離X:3.
5mmにマイクロ波放射器を調整し、人の手、濡れ布、
清水、空気をそれぞれ負荷24とした場合に得られるマ
イクロ波のVSWRの測定結果を第1表に示す。なおア
ンテナ出力は22Wに設定されている。
第   1   表 この第1表からも明らかなように、本発明のマイクロ波
放射器から生体、例えば人の手にマイクロ波を放射した
場合、そのV S VVRは1.02と極めて良好な値
となり、マイクロ波放射器と生体との界面におけるマイ
クロ波の反射を十分に抑制し、生体内にマイクロ波エネ
ルギを効撃的に入射できることが理解される。
また前記各実験は外筒10の直径を49mmφとして行
われている。しかし、本発明のマイクロ波放射器は、マ
イクロ波を放射する生体の患部而積に合わせて外筒10
の直径を変える必要がある。
そこで、外筒10の直径を55mmφとし、アンテナ位
置をL= 125.5mm に設定し、負荷24として
濡れ布を用いてマイクロ波のVSWRを測定すると、こ
のとき得られたVSWRも1.1〜1.2と極めて良好
な値であることが確認された。従って、本発明のマイク
ロ波放射器は、患部の面積に応じて外筒10の径を変え
ても、生体内へ効率よ(マイクロ波を入射できることが
理解される。
なお本実;施例においては、アンテナ18として円筒形
状のものを用いたが、第5図に示すような円錐形状をし
たアンテナ18を用いても、はぼ同様な効果を得ること
ができる。
以りのように、本発明によれば、導体外筒内において支
持固定される円筒アンテナの位置を調整することにより
、生体に向けて放射されるマイクロ波の反射を抑制し、
生体内にマイクロ波エネルギを極めて効果的に入射する
ことができ、癌等の悪性腫瘍の治療に有効なマイクロ波
放射器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
81図は本発明の加温治療用マイクロ波放角・i器の一
実施例を示す側断面図、第2図(1その(li用1大態
の説明図、第3図および第41″;111まその特性1
望、第5図は本発明の一部に用1/)られる円筒アンテ
ナの他の実施例を示す説明図である。 各図中同一部材には同一符号を(律し、1011導体外
筒、10aは開口部、12i−i短絡面、14bは中心
導体、15は同軸ケーブル、16110′ノド、18は
筒状アンテナ、22はカッ(−1x−x+嘘外筒の中心
軸である。 出願人 アロカ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)−側端面が短絡され他側端面が開口された導体外
    筒と、この外筒の内方に突出し上記短絡面と絶縁した状
    態でこの短絡面に取り付けられ同軸ケーブルと接続され
    た中心導体と、−h船外筒の内部において一端を、L船
    中心導体に支持固定され他端をL船外筒の開口部に対向
    させたロッドと、このロッドに一端が支持され開口され
    た他端を上記外筒の開口部側に位置させL記ロンドとの
    支持位置を調整することによりht外筒内での位置調整
    を行う筒状アンテナと、を備えたことを特徴とする加温
    治療用マイクロ波放射器。 (2、特許請求の範囲α)記載のマイクロ波放射器にお
    いて、外筒の開口部に着脱自在なテフロン製カバーを設
    けたことを特徴とする加温治療用マイクロ波放射器。 (3)特許請求の範囲(1)、@)のいずれかに記載の
    マイクロ波放射器において、外筒を円筒形状に形成し、
    筒状アンテナを1−船外筒より径小の円筒形状に形成シ
    、外筒の中心軸にアンテナの中心軸を一致させたことを
    特徴とする加温治療用マイクロ波放射器。
JP605882A 1982-01-20 1982-01-20 加温治療用マイクロ波放射器 Granted JPS58124460A (ja)

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JP605882A JPS58124460A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 加温治療用マイクロ波放射器

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JP605882A JPS58124460A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 加温治療用マイクロ波放射器

Publications (2)

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JPS58124460A true JPS58124460A (ja) 1983-07-25
JPS627868B2 JPS627868B2 (ja) 1987-02-19

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ID=11627994

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209672A (ja) * 1985-03-15 1986-09-17 水品 静夫 ハイパサ−ミア装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55166165A (en) * 1979-06-12 1980-12-25 Oji Giken Kk Ultrahigh frequency treating device

Patent Citations (1)

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JPS627868B2 (ja) 1987-02-19

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