JPS58124198A - スポンジボ−ル含水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多管式熱交換器の伝熱管内を洗浄するチュー
ブ洗浄装置に係シ、特にスポンジボールの含水作業を行
なうスポンジボール含水量に関するものである。

従来、チェーブ洗浄装置の冷却水中へ未含水スポンジボ
ールを投入し九場合、スポンジボールは多孔質で空気を
含み、比重も水に近い軽さであるため水中に沈降分散せ
ず、水面を浮遊して熱交換器の伝熱管内へ一様に行渡ら
ない不具合があった。

従って、第１図の如く含水槽内に設けた２本のローラ間
でスポンジボールを圧縮し復帰に乗じて含ン 水するか、または第１図の如くローラとケーシング内面
との間隙へ食込ませて同様の含水を行なっていえ、しか
し、２本のローラ間における含水は比し間隙通過距離が
長く得られる点で好ましいが、圧縮し九スポンジボール
の転シ軌道はロー５円周上ま九はケーシング内面にそっ
て直線的に進行し間隙を通過する。スポンジボールの含
水処理中空気放出に要求されるボール自体の挙動は、水
中においてあたかも手で揉み解す如きが効果的である。

前記含水器においては、スポンジボールに複雑な挙動を
与えることができず、ボールの内部に無数に点在する多
孔質の空間から均一に空気を除去しきれない要因があっ
た。従って、含水処理したスポンジボールが全数沈降す
るとは限らず、空気放出が不完全な丸め浮上するものが
存在する。これらは水面を浮遊して洗浄装置のボール循
環系統より離脱するため、現状は人手を労して回収し、
再び含水処理を行なっている。それ故手間もかかり非常
に煩わしい作業となってボール洗浄装置の自動化にも支
障を来たしている。

本発明の目的は、含水処理中のスポンジボールに、圧縮
に加えて捩シないし縫］等の空気放出に効果的な作用を
与え得るスポンジボール含水器を提供することにある。

本発明の特徴線、一対の円板間（適切な間隙を設け、円
板支持軸の中空内部よシ未含水スポンジボールを毛入れ
、間隙へ食込ませて前記円板の一方または双方に回転運
動を与えた点にある。この円板間隙への食込口は、ある
最適な食込角度を有しており、円板の回転に伴う遠心作
用と相まって容易にスポンジボールの食込みが行なわれ
る。これらのスポンジボールは円板の間隙設定寸法まで
圧縮され、回転による摩擦力によシ円板面上をほぼ双曲
線軌道を描いて転がり、円板外周に向って一様に排出さ
れる。この間、圧縮されたスポンジボールは単なる転シ
這動ではなく、空気放出に好ましい挙動、すなわち捩シ
ないしｇｂを起す作用が、後述する転シ半径の差異によ
って加えられる。

以下、本発明の一実施例であるスポンジボール含水器を
第３図によシ説明する。１はスポンジボール供給口、２
は未含水スポンジボール、３は固定側圧縮板、４は回転
側圧縮板であり、両者間には抜気を目的としたスポンジ
ボールの圧縮を行なう適切な間隙が設けである。前記間
隙へのスポンジボール食込口５は、食込に最適な角度形
状が圧縮板３及び４によって構成され、且つ回転側圧縮
板４の影響による遠心作用と相まって容易にスポンジボ
ールの食込が行なわれる。ｔた、回転側圧縮板４には、
駆動軸６の延長上に図示されていない駆動装置および軸
方向移動による間隙微調整装置が鋏備されている。従っ
てスポンジボール食込口５よシ食込まれた未含水スポン
ジボールは、回転側圧縮板４の作用による摩擦力で圧縮
状態のままほぼ双−線軌道を描いて前記間隙を通過する
。

この時、楕円板状に圧縮されたスポンジボールには、圧
縮板中心に近い部分とよυ離れた部分とに転シ周速の差
異が起るため、諌スポンジボールに捩りないし４Ａｂを
かける効果がある。この効果は前記間隙が微少の場合、
昔日の引き臼の如くスポンジボールを粉砕する威力もあ
るが、前起間隙黴調整装置によシ最適寸法に間隙設定が
なされているため、きわめて良好な空気放出が可能であ
る。

スポンジボール含水器には、チューブ洗浄装置の循環系
統内へ組込んで用いる完全自動化が要求されている０本
実施例によれば、スポンジボールの供給から圧縮、含水
に至る内部構造が配管そのものの延長上にあって循環性
に優れ、思わぬ箇所にスポンジボールが滞留するという
ような問題を生じ難い。

また、循環水の流れはスポンジボールの前記間隙への食
込を促す効果がある点や、回転軸の水槽貫通部７が１箇
所でよく、水の漏洩対策も容易である等、完全自動化に
対しても有利な条件を備えている。

以上詳述の通り、本発明によれば、含水処理中のスポン
ジボールに圧縮を加えて捩シない団り等空気放出効果を
促す作用を与え、良好なる含水を行なうことが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は２本のロータを用いた従来形のスポンジボール
含水器の一例を示す断面図、第２図は１本のロータとケ
ーシンダ内面を用い、従来多用されたスポンジボール含
水器を示す断面図、第３図は本発明の一実施例を示すス
ポンジボール含水器の断面図である。 １・・・スポンジボール取入れ口、２−・スポンジボー
ル、３・・・固定側圧縮板、４・・・回転側圧縮板、５
・・・スポンジボール食込口、６・・・駆動軸、７・・
・水槽貫通部、８・・・スポンジボール取出し口、９・
・・ケーシ弔　ｌ　口 弔２図 ４４Ｆ ）−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、スポンジボール取入れ、取出し口をそれぞれ有し、
   内部に水を満たしたスポンジボール含水器において、前
   記含水器内に組込まれた固定ないし回転体からなる一対
   の圧縮板が構成する板間隙間へ、前記圧縮板を支持して
   いる中空軸内部よシ未含水スポンジボールを取入れ、前
   記板間隙間における含水処理中のスポンジボールへ、圧
   縮と共に捩りないし鯖シ作用を与えるようにしたことを
   特徴とするスポンジボール含水器。