JPS5812336Y2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ランプソケットとともに調光器などの点灯制
御用部品を組込んだ照明器具に関する。

従来のものとしては、実開昭４８−１０９７８１号公報
に示すものがあり、これは、ランプソケットと点灯制御
用制御部品との間にじゃ熱板を介在させたものである。

そして、このものは、器具本体の頂部に点灯制御用部品
を設け、この部品と、器具本体側面に取付板を介して取
付けたランプソケットとの間にじゃ熱板を設けている。

ところで、器具本体底部と点灯制御用部品を設けたじゃ
熱板との間の空間部にランプソケットを介在させる構造
を採用した照明器具があるが、上記従来例でばしや熱板
を設ける点が開示されているだけで、上記構造の照明器
具に対して、しや熱板を簡単な手段によってどのように
して取り付けるか開示されていない。

本考案は、このような点を改良しようとするもので、し
や熱板と器具本体底部との間の空間部にランプソケット
を介在させ、かつ簡単・安価に製作できる照明器具を提
供することを目的とする。

以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して説明する
。

１は器具本体で、この器具本体１は、上面を開口した下
部のケース部材２と、下面を開口した上部のケース部材
３とに分割形成されている。

上記下部のケース部材２には、内面の外周近くに複数個
の取付ボス部４が所定間隔ごとに突設されているととも
に、この各取付ボス細４間に上向き半円弧のソケット取
付部５が形成され、かつ、底部内面上にスイッチ取付部
６が突設されているとともにスイッチ紐孔７が穿設され
Ｊさらに豆球用窓孔８が穿設されている。

□上記上部のケース部材３には、中間外周
部に段部９が嬢或され、この段部９に上記各取付ボス部
４に対応して筒状の取付ガイド部１０が形成されている
とともに、この各取付ガイド部１０間に上記ソケット取
付部５に対応して下向き半円弧状のソケット取付部１１
が形成され、かつ、上面中央部に電線挿通孔１２が穿設
されている。

そして、下部のケース部材２と上部のケース部材３とを
互いの開口面で対向させて、各取付ガイド部１０から取
付ボス部４にねじ１３を螺合して結合固定するとともに
、各ソケット取付部５，１１間にランプソケット１４を
係着している。

１５は切換え用のスイッチで、このスイッチ１５は、下
方に操作紐１６が導出され、かつ、側面に複数個の端子
１７が設けられているとともに、電線１８が導出されて
いる。

そして、スイッチ１５は上記下部のケース部材２のスイ
ッチ取付部６上にこのスイッチ取付部６を貫通したねじ
１９で固定されているとともに、操作紐１６が紐孔７か
ら導出されている。

２１は円形状のしゃ熱板で、このしゃ熱板２１は、中央
部に円形状の凹部２２が設けられ、この凹＠２２に複数
個の取付孔２３．２４が穿設されているとともに、電線
挿通孔２５が穿設され、かつ、凹部２２の上面に取付部
２６が突設され、さらに、しや熱板２１の外周近くに上
記上部のケース部材３の取付ガイド部１０に対応して通
孔２７が穿設されている。

そして、しや熱板２１はスイッチ１５上に当着されて支
持されている。

一方の取付孔２３を介してねじ２８で固定され、また、
しや熱板２１の下面に他方の取付孔２４を介してねじ２
９で０球ソケット３０が固着されているとともに、上面
すなわちスイッチ１５への非取付は面側の取付部２６上
にねじ３１で点灯状態制御用の部品、すなわち、半導体
などの電子部品をユニットした調光器３２が取付けられ
ている。

これによって、しや熱板２１は器具本体１内を下部のラ
ンプソケット１４側と、上部の調光器３２側とを区画し
ている。

そして、器具本体１の下部ケース部材２の底面と、しや
熱材２１との間にランプソケット１４が配設されている
。

捷た、スイッチ１５の電線１８をしゃ熱板２１の電線挿
通孔２５を通して上方に導き、電源からの電線３３を上
方のケース部材３の電線挿通孔１２を通して内部に導き
、それぞれランプソケット１４、スイッチ１５．０球ソ
ケット３０、調光器３２に配線する。

なお、組立にあたっては、たとえば、しや熱板２１にス
イッチ１５．０球ソケット３０むよび調光器３２を取付
け、そのスイッチ１５を下部のケース部材２に取付ける
とともに、下部のケース部材２にランプソケット１４を
係着し、ついで、下部のケース部材２に対して上部のケ
ース部材３を取付ける。

そして、各ランプソケット１４に白熱電球などのランプ
３４を装着するとともに、０球ソケット３０に電球３５
を装着し、さらに、外側にセード３６を配設する。

本考案によれば、器具本体の底部内側に取り付けたスイ
ッチによってしや熱板を支持し、とのしや熱板と器具本
体底部との間にランプソケットを配設したものであるか
ら、ランプソケットから発生する熱をしや熱板によって
しや熱して、点灯制御用部品はランプソケット釦よびラ
ンプ剖からの発熱の影響を受けることが比較的に少なく
、しかも、器具本体にはスイッチを介してしや熱板を取
付け、このしや熱板を部品取付体として用いるため、調
光器などの温度制限の厳しい部品を容易に収納すること
ができる。

また、器具本体の底部内側にじゃ熱板を支持するスイッ
チを取付けているため、スイッチが器具本体底部とじゃ
熱板との間にランプソケットを取付けるための間隔部材
ないし取付部材として作用し、間隔を形成するための特
別な部品を必要とせず、しや熱板を所定の位置に容易に
取付けることができる。

あるいは、もし、スイッチを利用せず、また他の特別の
部品を設けないとすると、間隔の寸法に合わせた長さの
ボス等を器具本体底部から突設しなければならないが、
スイッチ利用により、その分だけボスの長さを短縮でき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の照明器具の一実施例を示す一部を切り
欠いた斜視図、第２図はその縦断面図、第３図はその平
面図、第４図ばしや熱板の平面図、第５図はその縦断面
図である。 １・・・・・・器具本体、２，３・・・・・・ケース部
材、４・・・・・・ランプソケット、５・・・・・・ス
イッチ、２１・・・・・・しや熱板、３２・・・・・・
部品、３４・・・・・・ランプ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 器具本体と、この器具本体の底部内側に取付けられたス
   イッチと、このスイッチ上に位置し、上記スイッチに取
   付けられることによって支持された上記器具本体内を区
   画するじゃ熱板と、とのしや熱板の上記器具本体への取
   付面とは異る面に取り付けられた点灯制御用部品と、上
   記器具本体底部むよび上記しゃ熱板間に配設されたラン
   プソケットと、上記ランプソケットに装着されたランプ
   とを具備したことを特徴とする照明器具。