JPS58122665A - ピツクアツプア−ムの駆動装置 - Google Patents

ピツクアツプア−ムの駆動装置

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JPS58122665A
JPS58122665A JP553182A JP553182A JPS58122665A JP S58122665 A JPS58122665 A JP S58122665A JP 553182 A JP553182 A JP 553182A JP 553182 A JP553182 A JP 553182A JP S58122665 A JPS58122665 A JP S58122665A
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JP
Japan
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pickup arm
coil
song
arm
terminal
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Pending
Application number
JP553182A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kikuchi
高志 菊地
Shinya Takahashi
信哉 高橋
Masao Ono
正夫 小野
Toshio Hirano
平野 敏雄
Atsuo Ikeda
池田 篤穂
Kunio Abe
阿部 国男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP553182A priority Critical patent/JPS58122665A/ja
Publication of JPS58122665A publication Critical patent/JPS58122665A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/08Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
    • G11B3/085Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピックアップアームの駆動装置に関し、特にピ
ックアップアームを電磁力によって直接駆動する駆動装
置に関する。
かかる駆動装置は、例えば、ピックアップアーム側に設
けられた可動マグネットと、このマグネットの磁極面と
対向するようにアームスタンド側に設けられた一対の駆
動コイル及び速度検出コイルからなり、一対の駆動コイ
ルに供給される所定の電流に応じてピックアップアーム
を水平面内において駆動し、又ピックアップアームの移
動速度に応じた速度検出コイルの出力を駆動側にフィー
ドバックすることによって速度サーボを行なう構成とな
っている。
かかる構成において、ピックアップアームを駆動すべく
電流を流すと、この電流により磁束が発生して速度検出
コイルに交流が流れてノイズ成分となり、このノイズ成
分により速度検出コイルの検出出力のS/Nが低下し、
速度サーボが不安定となる欠点があった。
本発明の目的は、速度検出コイルの検出出力のS/Nを
上げることにより速度サーボの安定性の向上を可能とし
たピックアップアームの駆動装置を提供することである
本発明によるピックアップアームの駆動装置は、ピック
アップアームを駆動する駆動コイルに一体的にキャンセ
ルコイルを設け、このキャンセルコイルを速度検出コイ
ルと直列接続した構成となっている。
好ましい実施態様によれば、キャンセルコイルによるキ
ャンセル量が可変となっている。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明に係るレコードプレーヤを示す概略斜視
図であり、(a )はクローズ(C1ose )状態、
(b)はオーブン(open)状態をそれぞれ示してい
る。第1図に示す様に、本発明に係るレコードプレーヤ
1は本体前方からディスク(図示せず)をセットできる
いわゆるフロントローディング構成となっている。すな
わち、本体前面の操作部2に設けられたopen/ c
 l oseキー28を押圧するこ、とによりターンテ
ーブル3を搭載したスライドベース4が前進して本体前
方に突出しくオープン状態)、このオープン状態にてタ
ーンテーブル3上にディスクを載置した後再びopen
/ closeキー2aを押圧することによりスライド
ベース4が後退してクローズ状態となりディスクがセッ
トされるのである。また、クローズ状態(a )ではプ
ログラム選曲によるフルオート演奏が可能であり、オー
プン状態(b )ではマニュアル操作による演奏が可能
である。なお、本体前面に設けられるべきドアを図示し
ていないが、当該ドアもオープン/クローズ動作峙スラ
イドベース4に連動して開閉動作を行なう。
ピックアップアーム5はスライドベース4の幅を縮小し
かつディスクのターンテーブル3上へのセットを容易な
らしめるためにスライドベース4の後端部に位置し、こ
の位置をレスト位置としている。このピックアップアー
ム5は第2図に示す領+i!J、Xを演奏領域としてお
り、レスト位置Aからディスク6上方を演奏時のトレー
ス方向Tと逆方向りに回動することによってリードイン
動作を行ない、30cmLP盤の外縁より僅かに外側の
位置Bに達した後、予め指定された曲間上に向けて[方
向に回動するのである。ピックアップアーム5はレスト
位置Aから位置Bまでの回動範囲を2つの駆動系、即ち
ピックアップアーム5を機械的に駆動する第1の駆動系
(以下メカ駆動系と称する)と、ピックアップアーム5
を電磁力によって直接駆動する第2の駆動系(以下DD
駆動系と称する)とにより選択的に駆動される。
プレーヤ筐体側にはアームストッパー1aが、スライド
ベース4側にはアームストッパー48が設けられており
、スライドベース4が筐体内に収納された状態では、ピ
ックアップアーム5はアームストッパー18に当接して
いる(レストイン)。
このとき、後述する(第3図において)様にピックアッ
ププレート27とマグネットホルダー28との間にスプ
リング30が介在しているため、ピックアッププレート
27に固定されかつメカ駆動系7により駆動されるビン
部材12はスプリング30の付勢力に抗して駄目押し状
態で待機する。
そしてスライドベース4が前方へ移動すると、アームス
トッパー1aとピックアップアーム5が離間するためビ
ン部材12の駄目押しが解除になりピックアップアーム
5はアームストッパー4aに当接するまで後方に回動す
る。このようにすることにより、ディスクの着脱時にピ
ックアップアーム5が邪魔にならないと共に、収納時の
スペースファクターが向上する。
第3図及び第4図はピックアップアームの駆動機構を示
す概略平面図及び組立前の各部の斜視図である。第3図
及び第4図において、メカ駆動系7は、外周にギヤを有
しピックアップアーム5の回転中心軸と同軸的又は同心
状に設けられて回転自在な回転部材8と、駆動源である
回転モータ9と、ギヤの組み合わせからなり回転モータ
9の駆動力を回転部材8に伝達する動力伝達部10と、
回転部材8上に設けられたラッチ機構11とを備え、ラ
ッチ機構11がピックアップアーム5と連動覆るビン部
材12に回転部材8の回転に応じて選択的に係合するこ
とによりピックアップアーム5をレスト位置へからディ
スク中心近傍の荀冒Cまでの第1の回動範囲において駆
動する。ラッチ機構11は、回転部材8に植設されたビ
ン13により揺動可能に軸支された揺動アーム14と、
この揺動アーム14と一体的に設けられたガイドビン1
5を案内すべく回転部材8に形成されたガイド孔16と
、揺動アーム14を先述したビン部材12に係合可能な
係合位MP若しくは非係合位置Qに位置せしめるべく揺
動アーム14に係合するバネ部材17とからなり、揺動
アーム14が係合位置Pにあるとき回転部材8上に設け
られた把持部材18と協動してビン部材12を把持する
ことによって回転部材8の回転に応じてピックアップア
ーム5を回動させ、ピックアップアーム5が位llCに
達した時点で非係合位置Qに反転しビン部材12との係
合を解除することでピックアップアーム5の駆動を停止
する。
一方、DD駆動系19は例えばピックアップアーム側に
設けられた可動マグネットとアームスタンド側に設けら
れた固定コイルとを含み、略ディスク中心位lfDから
30cmLP盤の外縁より僅かに外側の位置Bまでの第
2の回動範囲においてピックアップアーム5を駆動する
。可動マグネット20は、アームスタンド21の軸受2
2により回転自在に保持されたピックアップアーム5の
回転軸(図示せず)に、ヨーク23と互いに所定間隔だ
け離れて対向するように固定されており、円周方向に異
なる磁極が後述する駆動コイル及び速度検出コイルに対
応して交互に並ぶように厚み方向に着磁されている。一
方、マグネット20とヨーク23との間に位置するよう
に基板24がアームスタンド21に取り付けられており
、この基板24にはマグネット20と協動してピックア
ップアーム5を電磁力によって回転駆動する一対の駆動
コイル25a 、25b及びピックアップアーム5の回
動速度を検出する速度検出コイル26が固着されている
。一対の駆動コイル25a及び25bはピックアップア
ーム5の回転中心軸の周りに略180°の位置関係で配
置され、速度検出コイル26は駆動コイル25a 、2
5bと略90’の位置関係で設けられている。駆動コイ
ル25a、25bにはピックアップアーム5が位置D(
第3図示)に達した時点で後述する水平駆動回路から駆
動電流が供給され、位置Cに達した時点で駆動系がメカ
駆動系7からDD駆動系19に切換わり。
第2の回動範囲(位置D〜位冒B)においてDD駆動系
19による駆動が行なわれ、同時に速度検出コイル26
の出力が上記水平駆動回路にフィードバックされてピッ
クアップアーム5の速痩制御が行なわれる。なお、メカ
駆動系7からDD駆動系19への切換えを確実に行なう
べく第1及び第2の回動範囲にオーバーラツプ部分(位
置D−C)を設けている。
マグネット20の例えば下方にはピックアップアーム5
の回転軸に対し回転可能にピックアッププレート27が
設けられており、このピックアッププレート27は自身
に形成された長孔27aを介してマグネットホルダー2
8に係合する偏心カム29によりピックアップアーム5
に対する水平面内における位置調整が可能にマグネット
ホルダー28に取り付けられ、ピックアップアーム5と
一体に回動する。ピックアッププレート27とマグネッ
トホルダー28との間にはスプリング30が介在し、又
ピックアッププレート27には先述したピン部材12が
固定されている。
ピックアッププレート27には、第5図に示す様に、ピ
ックアップアーム5の回動位置に対応したアドレス設定
を可能とすべく多数のスリットからなるスリット部31
が形成されている。そしてピックアップアーム5が第2
の回動範囲(第3図の位110〜B)にあるときピック
アッププレート27のスリット部31に位置するように
番地Aセンサー32a及び番地Bセンサー32bが設け
られている。A、Bセンサー32a 、32bはピック
アップアーム5の針先位置を番地対応にて常に監視する
ためのものであり、番地Bセンサーが番地Aセンサーよ
り位相が90°進んでいる。更に、ピックアッププレー
ト27のシャッタ一部33の回動軌跡上に位置してピッ
クアップアーム5のDDエリア(第3図の位置D〜B)
を検出するDDエリアセンサー34及びエンドエリアを
検出するエンドエリアセンサー35が設けられている。
DDエリアセンサー34の出力によりリードイン動作詩
のメカ駆動系7からDD駆動系19への切り換えを行な
う。エンドエリアセンサー35の出力によりプログラム
演奏1適常のフルオート演奏。
マニュアル演奏時において番地A1番番地センサーの名
山りに基づくエンド検出を可能にする。これらセンサー
32a 、32b 、34及び35はピックアッププレ
ート27を挾んで対向するように設けられた発光及び受
光素子からなり、第4図に示す様アームスタンド21に
取り付けられるホルダー36に収納されている。
・第3図及び第4図において、メカ駆動系7の回転部材
8上にはピックアップアーム5のエレベーションカム3
7が設けられている。エレベーションカム37上にはア
ームスタンド21により上下動自在に保持されたエレベ
ーション軸38の一端が当接しており、当該エレベーシ
ョン軸38の他端はピックアップアーム5を担持するエ
レベーションプレート39に固定されている。アームス
タンド21とエレベーション軸38の一端との闇にはス
プリング50が介在してエレベーション軸38を下方向
に付勢している。メカ駆動系7を搭載したメカシャーシ
41上には、エレベーション動作によるピックアップア
ーム5の上昇完了及び降下完了を検知するためのスイッ
チ42及び43と、ピックアップアーム5のレスト位置
(第3図の位置A)を検知するためのスイッチ44が設
けられている。これらスイッチは回転部材38の外周に
設けられたカム部8aにより押圧されることによって作
動する。上昇完了検知スイッチ42は、リードイン動作
時においてピックアップアーム5のエレベーション動作
による降下開始直前位置の検知にも兼用されている。す
なわち、リードイン動作時に、ピックアップアーム5の
駆動動作を終了した後の第2の回動範囲でDD駆動系1
9によるピックアップアーム5の回動より先行するメカ
駆動系7を、上昇完了検知スイッチ42の出力に応答し
てエレベーション動作を行なう最終行程の直前で待機さ
せるのである。メカ駆動系7の回転部材8はピックアッ
プアーム5が所望の曲間上に達した時点で発せられる降
下指令に応答してピックアップアーム5を降下させるべ
く再度回転を開始する。
第6図には先述したDD駆動系19及びピックドアツブ
プレート27を含むピックアップアームアセンブリの概
略斜視図が示されており、ピックアップアーム5の先端
に取り付けられたヘッドシェル45はレコード盤の音溝
と曲間の反射率が異なることを利用して曲間と音溝を判
別するための曲間センサー46をその先端部に備えてい
る。曲間センサー46は、第7図に示す様に、カートリ
ッジ470針先4Bを含む垂直面内に位置する発光ダイ
オード等の単一の発光素子49を共通光源としており、
この発光素子49と該垂直面に関し対称となるようにピ
ックアップアーム5の回動方向に沿って配列されたフォ
トトランジスタ等の2個の受光素子50a 、50bと
から構成されており、出来る限り針先48の近傍に配列
されるのが好ましい。受光素子50aは、第8図に示す
様に、ピックアップアーム5のディスク外周方向への回
動時に受光素子50bより先行し、発光素子49からの
照射光に基づくディスク6からの反射光を受光しその受
光量に応じた出力を発生する。一方、受光素子50bは
ピックアップアーム5のディスク内周方向への回動時に
受光素子50aより先行し、同様に、発光素子49から
の照射光に基づくディスク6からの反射光量に応じた出
力を発生する。そして受光素子5Qa 、50bはディ
スク6の曲間6aにおいてそれぞれ1第9図における(
a )及び(b)に示す様な出力を発生し、カートリッ
ジ47の針先48が曲間中心上に位置した場合には出力
(a )及び(b)は曲間中心に対して第9図に示され
た関係となる。
第10図は制御部の一例を示すブロック図、第11図は
第10図の一部分の具体例を示す回路図である。第10
図及び第11図において、51は各ブロックの全てを集
中してコントロールするシステムコントローラであり、
例えば4ビツトのマイクロコンピュータからなっている
。このシステムコントローラ51には、操作部2からの
各種指令信号、スイッチ部52からのシステムの動作状
態を示す信号1番地センサ一部53からのアドレス信号
及び曲間センサ一部54からの曲間信号等が印加される
。これらの信号に応答してシステムコントローラ51は
DD駆動系19及びデツキシンクロ回路58等に制御信
号を送出する。
操作部2には、プログラム選曲するための全ての操作キ
ー、各種の動作を指令するための指令キー及びこれ等キ
ーの作動を表示するための発光ダイオードが集中して設
けられている。アーム駆動部56はシステムコントロー
ラ51からの制御信号及び降下完了検知スイッチ43の
出力信号に応答してメカ駆動系7のアーム駆動モータ(
回転モータ)9を駆動するインターフェースである。ロ
ーディング駆動部57はシステムコントローラ51から
の制御信号に応答してスライドベース4(第1図)を移
動させるためのローディングモータ60を駆動するイン
ターフェースである。デツキシンクロ回路58はシンク
ロスイッチ61のオン時にシステムコントローラ51か
らの制御信号に応答して選択的に接続されるテープデツ
キ(図示せず)へ録音用シンクロ信号を送出するための
インターフェース回路である。ここにデツキシンクロと
は、テープデツキのリモートのポーズ端子に本システム
のシンクロ出力端子62を接続し、録音ポーズ状態にし
ておき、シンクロスイッチ61をオンすると、プレーヤ
が再生中にはデツキが録音状態になり、プレーヤがエレ
ベーションアップ状態若しくはアーム移動中にはデツキ
がポーズ状態になるという機能であり、デツキはポーズ
端子に1パルス入力される毎にポーズ・−録音(ポーズ
解除)を繰り返すようになっている。スイッチ部52に
は、ピックアップアーム5の上昇完了及びレスト位置を
検知するためのスイッチ42及び44と共に、プレーヤ
本体のクローズ状態及びオープン状態を検知するための
スイッチ63及び64も設けられている。
第12図は第10図における曲間上ンサ一部54の具体
例を示す回路図である。本図において、曲間センサー4
6は第7図において説明した如く単一の発光素子49と
2個の受光素子50a 、 50bからなり、受光素子
50a、50bはそれぞれディスク6からの反射光を受
光しその受光量に応じた出力を発生する。2つのセンサ
ー出力は演算増幅器OP1.OP2を含む増幅回路65
で増幅された後差動増幅回路66に供給され、又一方の
センサ出力はAC増幅回路67にも供給される。
増幅回路65の出力端に得られる2つのセンサー出力は
第13図(a )に示す如き波形となる。第13図(a
 )において、(イ)は曲間、(ロ)は導入溝、(ハ)
は導出溝をそれぞれ示している。
差動増幅回路66は2つのセンサー出力を反転。
非反転入力とする演算増幅器OP3を有し、・2つのセ
ンサー出力を差動増幅する゛ことにより第13図(b)
に示す様な出力波形を得ている。第13図(b)から明
らかに、曲間における差動信号は略S字カーブとなる。
差動信号は曲間コンパレータ68を構成する演算増幅I
Q P 4及びゼロクロスコンパレータ69を構成する
演算増幅器OPsの各非反転入力となる。演算増幅器O
P4の反転入力端には基準レベルVT+−1が印加され
ており、該基準レベルVTI−1は感度切替スイッチ7
0による感度選択に応じて変化し、更に同一感度であっ
てもピックアップアーム5のアップ、ダウン動作に応じ
ても変化する。
これはアップ時とダウン時とで曲間センサー46の受光
素子50a 、50bの受光量が変化しても基準レベル
VT)−1を変えることで曲間と音溝の判別を確実に行
なうべくなされるものであり、ピックアップアーム5の
エレベーション動作に応じてスイッチ手段71がオン・
オフすることにより基準レベルVTI−1の切替えが行
なわれる。演算増幅器OP4の出力は曲間信号としてシ
ステムコントローラ51(第11図の端子15)に入力
される。
AC増幅回路67は増幅回路65の一方のセンサー出力
をコンデンサCoで直流カットしかつ演算増幅器OPe
でAC増幅した後、サーチコンパレータ90を構成する
演算増幅器OP7の非反転入力端に供給する。ゼロクロ
スコンパレータ69において、演算増幅器OPsは固定
基準電圧B2を反転入力としており、差動増幅回路66
よりの差動信号のゼロクロスポイントを検出し、ゼロク
ロス信号を出力する。一方、サーチコンパレータ90の
演算増幅器OP yは演算増幅器OP aと同じ基準レ
ベルvTHを反転入力としており、AC増幅回路67よ
りの信号を受けて基準レベルVTHを切った信号を曲間
登録許可信号として出力する。ゼロクロス信号及び曲間
登録許可信号はゲート回路72に入力されており、シス
テムコントローラ51(第11図の端子2)から出力さ
れるミュート信号に基づいてピックアップアーム5のダ
ウン時はゼロクロス信号が、アップ時は曲間登録許可信
号がシステムコントローラ51(第1′I図の端子14
)に入力される。システムコントローラ51においては
、ゼロクロス信号と曲間信号に基づいて演奏中の曲間中
心の検出が行なわれる。
なお、先述したスイッチ手段71のオン・オフ動作は上
記ミュート信号に基づいて行なわれる。
第14図は第10図におけるDD駆動系19の具体例を
示す回路図である。DD駆動系19は、直列に接続され
た駆動コイル25a、25bと、この駆動コイルに駆動
電流を供給する水平駆動回路73と、速度検出コイル2
6と、この検出コイルの微少検出電圧を増幅する増幅回
路74とから構成されている。水平駆動回路73は、演
算増幅器OPsからなる差動増幅器75及び演算増幅器
○P9からなりゲイン1のインバータ76から構成され
、演算増幅器OP aの反転入力端には曲間センサ一部
54からのバンドサーボ信号が、非反転入力端には増幅
回路74で増幅された速度検出コイル26からの速度サ
ーボ信号が印加され、両者の基準電圧に対する差を増幅
して駆動コイル25a、25bに電流を供給することで
速度制御しつつピックアップアーム5を駆動する。バン
ドサーボ信号と速度サーボ信号は、各々、システムコン
トローラ51からの制御に応じてオン・オフ動作するス
イッチ手段77.78により差動増幅器75へ必要に応
じて供給される。増幅回路71は演算増幅器OP 10
を有し、ピックアップアーム5の回転速度に応じた速度
検出コイル26の微少発電量を増幅して水平駆動回路7
3へ速度サーボ信号として出力するものである。増幅回
路74において、VR+はオフセット調整のためのボリ
ュームである。
ここで、バンドサーボ動作について説明する。
曲間センサ一部54における差動増幅回路66の差動出
力は、第13図(b)に基づいて説明した様に、曲間に
対して第15図の如き8字カーブ特性を示し、この差動
出力がバンドサーボ信号となる。今針先48が曲間中心
に対しx(lIm)外周に移動したとすると、V (v
 )のバンドサーボ信号が発生する。この信号に応じて
水平駆動回路73より駆動コイル25a、25bに電流
が供給され、針先48は内周方向に曲間の中心上に来る
まで移動する。この様に常に針先48を曲間中心上に位
置するように制御することをバンドサーボという。
バンドサーボ動作はプログラム演奏時ピックアップアー
ム5が曲間上に達した時に開始し、ダウン完了時に終了
するように制御される。
ピックアップアーム5を操作部2からのスタート、スト
ップ等の指令及びその他のプログラムプレイに基づいて
システムコントローラ51により操作する場合は、駆動
電圧発生回路79(第11図)より発生される駆動電圧
を演算増幅器OP aの反転入力端に印加し、駆動電圧
発生回路79において、システムコントローラ51の端
子26゜27及び28から出力される高速、内周方向及
び外周方向の駆動を示す制御信号に基づいて基準電圧に
対する駆動電圧の値及び極性を変えることによってピッ
クアップアーム5の移動速度及び方向を制御出来る。
第14図において、駆動コイル25bにはキャンセルコ
イル80が一体的に設けられかつ速度検出コイル26と
直列接続されている。このキャンセルコイル80は駆動
コイル25a、25bによって発生するノイズ成分をキ
ャンセルすることにより速度検出コイル26の出力のS
/Nを上げ、速度サーボの安定性を向上させるためのも
のである。すなわち、駆動コイル25a、25bにピッ
クアップアーム5を駆動すべく電流を流すと、この電流
により磁束が発生して速度検出コイル26に交流が流れ
ノイズ成分となるが、キャンセルコイル80を速度検出
コイル26と直列に設けることにより交流成分をキャン
セル出来るのである。
キャンセルコイル80には可変抵抗V R2が並列接続
されており、この可変抵抗VR2によりキャンル量が可
変な構成となっている。
第16図は第10図におけるアドレスセンサ一部53の
具体例を示す回路図であり、4個の発光ダイオードを有
する発光部53A、及びこれら発光ダイオードと対向配
置された4個のフォトトランジスタを有する受光部53
Bとにより番地A、Bセ>+1−32a 、32b 、
DD工’)7セ>+j−34及びエンドエリアセンサー
35が構成されており、発光部53Aと受光部53Bの
間隙をピックアップアーム5と連動するピックアッププ
レート27が回動する。受光部53Bからの各出力は波
形整形回路81を構成するインバータ82〜85で波形
整形され、ピックアップアーム5のリードイン動作時、
ディスク6に対して第17図に示すタイミングで出力さ
れる。エンドエリア信号(a )はシステムコントロー
ラ51の端子10に、番地A信@(b)は端子12に、
番地B信号(c )は端子13に、DDエリア信号(d
 )は端子11にそれぞれ印加される。各センサーの役
目は第5図において説明した通りである。
次に、上述した構成の動作を説明する。
まず、30CIllLP盤の3曲目→1曲目指定による
プログラム演奏時の動作を第18A図及び第18B図の
タイミングチャートに基づいて説明する。
すでにディスク6がセットされ、プレーヤ本体がクロー
ズ状態、ピックアップアーム5がレスト位置にあるもの
とする。プログラムせッ卜する場合、時点t1で電源を
投入した後、操作部2の選曲キー「3」をオンすると発
光ダイオード(以下LEDと略称する)  r3j  
(u )が点灯しく実際には1度点滅した後点灯する)
、3曲目をプログラムしたことを示す。次に選曲キー「
1」をオンすると、LED rIJ  (v )が同様
に点灯する。プログラムセットミスした場合はストップ
キーをオンすることによりプログラムがクリアされるの
で再度セットし直せば良い。プログラムセット完了後、
時点t2でスタートキーをオンとすると、システムコン
トローラ51の端子8(h)がLレベルとなり、メカ駆
動系7の回転モータ9(j)がアームリードイン方向に
回転を始め、オートリードインを開始する。この時LE
D「スタート」 〈W)が点灯してオートリードイン開
始を示すと同時に、レスト位置検知スイッチ44 (a
 )が反転する。
ピックアップアーム5がリードインを続行し、針先48
がセンタースピンドル付近くディスク中心近傍)に到来
した時点t3でDDエリアセンサー34の出力(0)が
システムコントローラ51の端子11にHレベルで入力
され、これに応答して端子26 (k >及び28 (
n )がそれぞれしレベルとなりDD駆動系19を動作
させ、ここがらDD駆動範囲に入る。DO駆動範囲に入
った後メカ駆動系7のラッチが解除され、この時点でピ
ックアップアーム5の駆動系がメカ駆動系7がらDD駆
動系19に切換わる。メカ駆動系7はラッチ解除後もD
O駆動系19より先行してリードイン方向に動作を続行
し、回転部材8のカム部8aが1絆完了検知スイッチ4
2をオフし、このスイッチ42の出力(f)がHレベル
で端子39に入力され、これに応答して端子8(h)が
Hレベル。
端子9(j)がLレベルに遷移し、回転モータ9(j 
)をリードアウト方向に逆転させ、上昇完了検知スイッ
チ42が再度オンした時点で端子8(h )及び9(j
)がHレベルとなり、回転モータ(j >を停止させ上
昇完了検知スイッチ42がオンの状態で待機する。
DD駆動系19による高速でのリードイン動作が続行す
ると共に、システムコントローラ51においては時点[
3から端子12及び13に入力される番地Aセンサー3
2a(p)及びBセンサ−32b(Q)からのパルス信
号に基づいて番地カウントが開始され、所定番地に達し
た時点t4から曲間登録すべくサーチが開始される。そ
してピックアップアーム5の上昇時(サーチ時)に曲間
センサ一部54から端子14に入力され曲間登録許可信
号(r)に応答して端子15に入力される曲間信号(S
)を取り込み、ディスク最内周の曲間から順次番地登録
する。ピックアップアーム5が30cmLPII?の外
縁より外側のサーチ終了番地に達した時点t5で最終的
なディスクのサイズ判定が行なわれる。
サイズ判定は、予め17cm、 25cm及び3Qcm
のディスクサイズに対応した降下位置を示す番地に例え
ば3を加えた値と、曲間登録された最終登縁曲(Jl外
周の曲)の番地とをサーチ時に第19図のフローチャー
トに示す様に順次比較することで行なわれ、最終登縁曲
の番地≦降下位置番地+3という関係が成立すれば、そ
のときの降下位置から実際のディスクサイズが判定され
る。また、サーチ時に曲間登録された最終登録的付近の
名曲の番地とサイズ判定で決定した降下番地−5(降下
位置の手前5番地)の値とを比較し、最終登録的付近の
名曲の番地≧降下番地−5の関係が成立すれば、その曲
については曲とみなさないで削除するという登録−の修
正も行なわれる。
サイズ判定終了後、システムコントローラ51の端子2
7(+)がLレベル、端子28 (m )がHレベルに
なり(端子26はLレベルのまま)、DD駆動系19の
駆動方向を反転させ、これによりピックアップアーム5
は最初のプログラム曲である3曲目に向って高速で移動
し、3曲目の曲間検出動作に入る。この時(時点t5)
、同時に、端子4(d)がLレベルになり、74ノモー
955を起動させ、ターンテーブル3(e)を回転させ
る。また点灯状態にあったLED r3j  (u )
は時点t5から3曲目の演奏が終了するまで点滅を繰り
返す。曲間検出動作を第20図のフローチャートに従っ
て説明するに、ディスク内周方向へ高速で移動するピッ
クアップアーム5の剣先48が3曲目のσ録番地の例え
ば4番地手前(登録番地+4)に到来すると(時点t6
)、端子(k)がHレベルになり、アームの移動速度は
低速となる。イして低速駆動状態で、3曲目の手前から
曲間の検出が行なわれ、曲間センサ一部54からの曲間
信号(S )が端子15に入力されると、システムコン
トローラ51はそのパルスの立上り(時点ty)をとら
えて端子27(+)をHレベルにしてDD駆動系19を
停止させると共に、それまで点灯していたしEDrスタ
ート」 (W)及び「アップ」 (y)を消灯する。同
時に、端子8(h)をLレベルにして、それまで特機状
態にあるメカ駆動系7の回転モータ9(j)を動作させ
てエレベーションダウン動作を開始させる。この時端子
3(C)もLレベルになりトランジスタQ2 (第11
図示)のコレクタをHレベルにすることによりスイッチ
手段77(第10.14図示)を導通状態にしてバンド
サーボをオン状態とし、曲間センサ一部54からのバン
ドサーボ信号(2つの曲間センサー出力の差動信号)に
応じてDD駆動系19によりピックアップアーム5を水
平面内において駆動する。このバンドサーボによりディ
スクに偏心等があってもディスク回転に伴ない偏位する
曲間に追従してピックアップアーム5の針先48を降下
させ曲間中心に位置させることが出来るのである。
エレベーションダウン動作が続行し、時点t8で回転部
材8のカム部8a  (第3図示)が降下完了検知スイ
ッチ43をオンしその、出力((1)がLレベルになる
と端子9(i)もLレベルとなり、メカ駆動系7の回転
モータ9(j)が停止しダウン動作を完了して3曲目の
演奏に入る。同時に端子3(C)がHレベルに遷移し、
トランジスタQ2をオンすることによりスイッチ手段7
7を非導通状態にしてバンドサーボをオフにする。更に
端子2から出力されていたミュート信号(b )が消滅
しくLレベルとなる)バッファ86の出力もLレベルと
なってミューティング回路87を構成するトランジスタ
Q3をオフすることによりミューティングリレー88を
オフにして演奏状態に入る。
ミュート信号(b)のLレベルへの遷移により曲間セン
サ一部54(第12図参照)におけるトランジスタQ4
がオフするためスイッチ手段71が導通状態となり、演
算増幅器OPa 、OR3の基準レベルVTI−1を切
替えることにより曲間センサ一部54の感度アップ/ダ
ウン切替えをダウンにする。更にミュート信号(d )
のLレベルへの遷移によりバッファ89の出力もトルベ
ルとなりスイッチ手段78(第10.14図示)を非導
通状態にしてDD駆動系19における速度検出コイル2
6から水平駆動回路73への速度サーボ信号を′alF
iシて速度サーボをオフにする。同時にバッファ89の
出力がトルベルになることにより駆動電圧発生回路79
(第11図示)における抵抗RITR2、R3及びダイ
オードD1を通してDD駆動系19の差動増幅器75(
第14図示)の反転入力端と非反転入力端の電圧バラン
スを微少にくずして演奏中のアンチスケート量としてい
る。
曲間検出において、曲間が見つからないときは、3曲目
の登録番地よりもさらに例えば1番地奥(登録番地−1
)をサーチし、曲間を検知したときは上述した様にピッ
クアップアーム5を停止しエレベーションダウン動作へ
移行すべく制御される。1番地奥をサーチしても曲間が
見つからない場合は、ピックアップアーム5を高速で外
周方向へ移動し、(登録番地+4)の番地に到来した時
点でピックアップアーム5の移動方向を反転させ、低速
にて内周方向に移動させて前述と同様の曲間検出動作を
繰り返す。このような曲間検出動作を所定回数、例えば
4回行なっても曲間を検出できない場合には、次の順番
のプログラム曲の選曲動作に移行する。
3曲目の演奏が行なわれ、その演奏終了の僅かに手前、
例えば4曲目の登録番地の2番地手前になると、システ
ムコントローラ51は端子14゜15にてゼロクロス信
号(r)1曲間信号(S )の入力待機状態となる。こ
の状態にてシステムコントローラ51の端子14にトル
ベルのゼロクロス信号(r)が入力され、更に端子15
に曲間信号(S)である正の1パルスが入力された後の
ピロクロス信号(r)の立上りのタイミングをもってシ
ステムコントローラ51は針先が3曲目と4曲目の曲間
に到来したことを検知する(時点rs)。3曲目の演奏
終了を検知した時点℃9で端子2からトルベルのミュー
ト信号(b)が出力され、トランジスタQ3をオンする
ことによりミューティングリレー88がオンとなってオ
ーディオ信号系を遮断する。同時に曲間センサ一部54
の感度をアップに切替え、DD駆動M19の速度サーボ
をオンにする。この時LED rアップ」 (y)が点
灯し、点灯していたLED rIJ  (v )が1曲
目の演奏終了まで点滅する。更に端子8(h)をトルベ
ルにしてメカ駆動系7の回転モータ9〈j)をアップ方
向に回転させることによりエレベーションアップ動作を
開始する。このとき回転部材8が回転し降下完了検知ス
イッチ43(Q)をオフにする。
回転部材8が回転を続け、上昇完了検知スイッチ42(
f)をオンすると(時点j +a ) 、端子9(i)
がトルベルとなり回転モータ9(j)は停仕しエレベー
ションアップ動作を完了し、完了と同時に端子26及び
28がトルベルとなり、メカ駆動系7が動作してピック
アップアーム5は1曲目へ向って外周方向へ高速で移動
する。ピックアップアーム5が1曲目の曲11(30c
m降下位I)を通過し、1曲目の登録番地から4番地通
り過ぎたところ(ディスクの外縁外)に到来すると(時
点t n ) 、システムコントローラ51の端子26
がトルベル、端子27がトルベル、端子28がI」レベ
ルとなり、DD駆動系19は駆動方向を反転しかつ低速
にてピックアップアーム5を1曲目へ向けて移動させる
。そして1曲目の設定番地に到来した時点【12からは
3曲目の演奏のときと同様の過程を経て1曲目の演奏に
入る。ただし、1曲目は登録番地でバンドサーボするの
ではなく、予め設定しである各ディスクサイズに応じた
降下位置番地でバンドサーボなしに垂直降下する。
3曲目の場合と同様にして1曲目の演奏終了を検知しく
M点’ +a ) 、エレベーションアップ動作を完了
する。プログラムは全て終了しているので、上昇完了検
知スイッチ42がオンした時点t 14で、システムコ
ントローラ51の端子8がトルベル。
端子9がトルベルに保たれ、メカ駆動系7の回転モータ
9はリードアウト方向に回転を続け、これを駆動源とし
てピックアップアーム5はレスト方□向に高速で移動す
る(オートリターン)。同時にターンデープル3の回転
も停止する。ビックアップアーム5がレスト位置に到達
し、レスト位置検知スイッチ44がオンした時点t I
5で、システムコントローラ51の端子9がHレベルと
なり、メカ駆動系7の回転モータ9が停止し、ピックア
ップアーム5はレスト位置で待機状態となり、プログラ
ム演奏を終了する。
次に、マニュアル操作による演奏時の動作を第21A図
及び第21B図のタイミングチャートに基づいて説明す
る。最初ローディング部はクローズ状態にあるものとし
、時点t1で「オーブン/クローズ」キーをオンすると
、システムコントローラ51の端子6がLレベルになり
、ローディングモータ60がオープン方向に回転し始め
、スライドベース4が第1図(b)に示す様に手前に突
出して来る。オープン動作を継続し、スライドベース4
が時点t2でオーブン検知スイッチ64(e)をオンす
ると、システムコントローラ51の端子6がHレベルに
遷移し、ローディングモータ60を停止してオープン動
作を完了する。もし、時点t1から所定時間、例えば2
5秒軽過してもオーブン検知スイッチ64がオンしない
ときは、自動的にモータは停止してその場にて待機する
(フェールセーフ)。
ターンテーブル3上にディスクを載置し、時点t3で[
アームマニュアルセット」キーをオンすると、システム
コントローラ51の端子19(t>がLレベルとなり、
これに応答して端子8(j)がLレベルとなり、メカ駆
動系7の回転モータ9(1)がリードイン方向に回転を
始め、ピックアップアーム5はリードインを開始する。
この時システムコントローラ51の端子4(C)もLレ
ベルとなり、フォノモータ55を回転させる。以後プロ
グラム演奏時のオートリードインと同様にピックアップ
アーム5はリードインを継続し、DDエリアセンサー3
4の出力(Q)の発生時点[4でシステムコントローラ
51の端子26 (III )及び28 (0)がそれ
ぞれLレベルとなってDD駆動系19を動作させ、駆動
系をメカ駆動系7からDD駆動系19に切替える。メカ
駆動系7はDO駆動系19より先行しエレベーションダ
ウン動作の直前で待機する。ピックアップアーム5が高
速にてリードインを続行し、番地Aセンサー32aの出
力(r>の例えば103番目のパルスの立上りがシステ
ムコントローラ51の端子12に入力された時点t5で
端子26(+n)がHレベルとなり、ピックアップアー
ム5の移動速度が低速となる。
ピックアップアーム5が低速のままリードインを継続し
、30CIll降下位置に対応した番地Aセン)t−3
2aの例えば105番目のパルスの立上りの時点(6で
、システムコントローラ51の端子28 (o )がH
レベルになり、DD駆動系19が停止し、ピックアップ
アーム5は上昇状態で停止して、マニュアル演奏の待機
状態となる。次に「エレベーション」キーをオンすると
、システムコントローラ51の端子8(j)がLレベル
となり、メカ駆動系7の回転モータ9(1)がダウン方
向に回転し、エレベーションダウン動作を開始する。こ
のときそれまで点灯していたLED rアップ」 (W
)が消灯する。メカ駆動系7の回転部材8のカム部8a
が降下完了検知スイッチ43(i)をオンしてダウン動
作を完了すると(M点t8)、システムコントローラ5
1の端子9(k)がLレベルとなり、メカ駆動系7が停
止する。この時、同時に端子2から出力されていたミュ
ート信号(b)が消滅しくLレベルとなる)、ミューテ
ィングリレー88がオフとなり演奏状態に入る。
演奏中に、時点t9で「スタート」キーを押し続けると
ロケートイン動作に移行する。先ず時点t9でシステム
コントローラ51の端子8(J)が1−ルベルになり、
メカ駆動系7の回転モータ9(1)がアップ方向に回転
し、エレベーションダウン動作に入る。同時にLED 
rスタート」 (V)及び「アップ」 〈W)が点灯し
、又端子2からHレベルのミュート信号(b)が出力さ
れてミューティングリレー88をオンにし演奏を中断す
る。
上胃完了検知スイッヂ42(h)がオンすると(時点j
 10 ) 、システムコントローラ51の端子9(k
)がHレベルになり、メカ駆動系7の回転モータ9(1
)を停止させ、上昇完了状態となる、次に端子27(n
)がLレベルとなり、DD駆動系19を動作させ、ピッ
クアップアーム5を低速にて内周方向に移動させてロケ
ート動作となる。
LED rスターt−J(v)はロケート動作に入った
時点t toから「スタートコキーを押し続けている間
点滅する。、「スタート」キーを押し続は任意の位置で
放すと(時点t u ) 、システムコントローラ51
の端子27<n)がHレベルになりDD駆動系19が停
止するためピックアップアーム5は上昇状態にて停止し
、同時にLED rスタート」の点滅が終了する。そし
て「エレベーション」キーをオンすると(n点t 12
 ) 、マニュアルリードインの場合と同様の動作によ
りエレベーションダウン動作を経て時点t 13で演奏
状態に入る。
なお、ロケ−1〜動作を行なう場合、「ストップJキー
を押し続けるとエレベーションアップ動作が完了してか
らシステムコントローラ51の端子28(0)がLレベ
ルとなり、ピックアップアーム5は低速にて外周方向に
移動する(ロケートアウト)。また、アップ状態、ダウ
ン状態に拘わらず、ピックアップアーム5がDD駆動蛯
囲を越えた場合には、メカ駆動系7が動作して自動的に
ピックアップアーム5をレスト位置に戻す(強制、リタ
ーン)。この強制リターンはDD駆動範囲を越えた場合
に限らず、その範囲を任意に設定し、その範囲を越えた
場合に行なうようにすることも出来る。
演奏を続行し、針先48が導出溝付近に到来すると、エ
ンドエリアセンサー35の出力(p)がLレベルでシス
テムコントローラ51の端子1゜に入力され、番地A1
番番地センサー32a、32bの出力(r>、(s)に
基づいて、針先48が導出溝に入り送り速度が早くなる
とエンド検出が行なわれる。エンド検出された時点14
で、システムコントローラ51の端子8(j)がHレベ
ル(端子9はLレベルのまま)となり、エレベーション
アップ動作を開始する。この時LED rアップ」 (
W〉が点灯し、かつミュート信号(b)が出力されてミ
ューティングリレー88がオンしオーディオ信号系を遮
断する。上昇完了検知スイッチ42(h)がオンしく時
点t +s ) 、アップ動作が完了してもシステムコ
ントローラ51の端子8゜9の論理が保持され、メカ駆
動系7によりピックアップアーム5はレスト方向にオー
トリターンを開始する。ピックアップアーム5がレスト
位置に復帰した時点t +6でレスト位置検知スイッチ
44(a )がオンし、時点t 16から所定時間経過
した時点t 17でシステムコントローラ51の端子9
(k)がHレベルとなりメカ駆動系7を停止し、オート
リターンを完了する。この時、同時にシステムコントロ
ーラ51の端子4〈c)がHレベルとなりフォノモータ
55を停止させる。
時点t 18で[オープン/クローズ]キーをオンする
と、システムコントローラ51の端子7(g)がLレベ
ルとなり、これに応答してローディング干−夕60がり
D−ズ方向に回転し、スライドベース4を本体内に収納
すべく駆動する。収納を完了し、クローズ検知スイッチ
63 (d >をスライドベースがオンすると(時点’
 +9> 、システムコントローラ51はこれに応答し
て端子7(Q)をHレベルとし、ローディングモータ6
oを停止させでクローズ完了となり、全ての動作の待機
状態となる。
プログラム演奏及びマニュアル演奏において、再生音を
自動的にテープデツキ(図示せず)に録音するいわゆる
デツキシンクロを行なう場合には、先ず、テープデツキ
のリモートのポーズ端子に本システムのシンクロ出力端
子62〈第11図示)を接続し、デツキを録音ポーズ状
態にしかつシステムのシンクロスイッチ61をオンにし
ておく。
システムコントローラ51の端子25からは、プログラ
ム演奏時には第18B図に示す様に、■レベーション動
作に応じて時点t y 、 t 10 、 j +2及
び114においてLレベルのシンクロ出力(1)が発生
する。デツキはポーズ入力に1パルス入る毎にポーズ−
録音を繰り返すため演奏時のみポーズ解除が行なわれ、
自動的に再生音のみ録音出来ることになる。マニコアル
演奏時には、第21B図に示す様に、時点t y 、 
t to 、 j +2及びt +5においてシンクロ
出力(U )が発生し、自動的に演奏時のみ録音状態と
なる。
なお、上記実施例においては、オフセットアームに適応
した場合について説明したが、本発明はリニアトラッキ
ングアームにも適応し得るものである。
以上詳述した如く、本発明においては、ピックアップア
ームを駆動する駆動コイルに一体的にキャンセルコイル
を設け、このキャンセルコイルを速度検出コイルと直列
接続した構成となっており、このキャンセルコイルによ
り駆動コイルに供給される電流に基づいて速度検出コイ
ルに発生するノイズ成分をキャンセルして速度検出コイ
ルの検出出力のS/Nを上げることが出来るため速度サ
ーボの安定性を向上出来ることになる。また、キャンセ
ルコイルによるキャンセル量が可変であるため速度サー
ボの感度を任意に設定出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレコードプレーヤを示す概略斜視
図で、(a )はクローズ状態、(b)はオープン状態
を夫々示し、第2図はピックアップアームの動作ll域
を示す平面図、第3図及び第4図はピックアップアーム
の駆動機構を示す概略平面図及び組立前の各部の斜視図
、第5図はピックアッププレートと番地センサ一部との
位置関係を示す平面図、第6図はピックアップアームア
センブリを示す概略斜視図、第7図はヘッドシェル部を
示す概略斜視図、第8図は曲間センサーと曲間との位置
関係を示す図、第9図は曲間における曲間センサーの出
力特性を示す図、第10図は制御部の一例を示ずブロッ
ク図、第11図は第10図の一部分の具体例を示す回路
図、第12図は曲間レンサ一部の具体例を示す回路図、
第13図は第12図における各部の波形図、第14図は
DD駆動系1つの具体例を示す回路図、第15図はバン
ドサーボにおける曲間とバンドサーボ信号との関係を示
す図、第16図は番地センサ一部の具体例を示す回路図
、第17図は第16図における各センサー出力を示すタ
イミングヂャート図、第18A、8図はプログラム演奏
時の動作を説明するためのタイミングチャート図、第1
9図はサイズ判定の動作を説明するためのフローチャー
ト図、第20図は曲間検出の動作を説明するためのフロ
ーチャート図、第21A、8図はマニュアル演奏時の動
作を説明するためのタイミングチャート図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・操作部 5・・・・・・ピックアップアーム 7・・・・・・メカ駆動系 8・・・・・・回転部材   9・・・・・・回転モー
タ11・・・・・・ラッチ機構 19・・・・・・DO
駆動系20・・・・・・マグネット 25a、25b・・・・・・駆動コイル26・・・・・
・速度検出コイル 27・・・・・・ピックアッププレート32a、b・・
・・・・番地A、Bセンサー34・・・・・・DOエリ
アセンサー 35・・・・・・エンドエリアセンサー42・・・・・
・上昇完了検知スイッチ43・・・・・・降下完了検知
スイッチ46・・・・・・曲間センサー 51・・・・・・システムコントローラ53・・・・・
・番地センサ一部 60・・・・・・O−ディングモータ 70・・・・・・感度切替スイッチ 71.77.78・・・・・・スイッチ手段79・・・
・・・駆動電圧発生回路 80・・・・・・キャンセルコイル 87・・・・・・ミューティング回路 出願人   パイオニア株式会社 代理人   弁理士 藤村元彦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ピックアップアームを駆動する駆動コイルと、
    前記ピックアップアームの移動速度を検出する速度検出
    コイルとを備えたピックアップアームの駆動装置であっ
    て、前記駆動コイルに一体的にキャンセルコイルを設け
    、このキャンセルコイルを前記速度検出コイルと直列接
    続したことを特徴とするピックアップアームの駆動装置
  2. (2) 前記キャンセルコイルによるキャンセル量が可
    変であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ピックアップアームの駆動装置。
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