JPS581223Y2 - 留金具 - Google Patents
留金具Info
- Publication number
- JPS581223Y2 JPS581223Y2 JP1980024573U JP2457380U JPS581223Y2 JP S581223 Y2 JPS581223 Y2 JP S581223Y2 JP 1980024573 U JP1980024573 U JP 1980024573U JP 2457380 U JP2457380 U JP 2457380U JP S581223 Y2 JPS581223 Y2 JP S581223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- nipple
- male
- center
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、雄雌嵌着方式による留金具のうち、嵌着が
容易で、僅かの押圧で強固に嵌着し、逆に取り外してお
いては成る程度の力を要し、不用意に外れないものに関
する。
容易で、僅かの押圧で強固に嵌着し、逆に取り外してお
いては成る程度の力を要し、不用意に外れないものに関
する。
従来、この種雄雌嵌着方式の留金具の雌金具は雄金具の
乳頭部挿入孔の両側にバネ棒を一対設け、乳頭部がこの
バネ棒を両脇に押しのけて挿入し、若干細手になった乳
頭部の首部にバネ棒が引き掛かる方式のものが多く存し
たものである。
乳頭部挿入孔の両側にバネ棒を一対設け、乳頭部がこの
バネ棒を両脇に押しのけて挿入し、若干細手になった乳
頭部の首部にバネ棒が引き掛かる方式のものが多く存し
たものである。
しかし、この方式においては、嵌着の際、雄金具の乳頭
部は、両脇の対象に配置されたバネ棒を押しのけねばな
らぬため、多大の力を要するにも拘らず、嵌着後は、こ
のバネ棒が単に乳頭部の首部を引き掛けているに過ぎな
いため、不用意に外れ易い欠点が存したのである。
部は、両脇の対象に配置されたバネ棒を押しのけねばな
らぬため、多大の力を要するにも拘らず、嵌着後は、こ
のバネ棒が単に乳頭部の首部を引き掛けているに過ぎな
いため、不用意に外れ易い欠点が存したのである。
そのため、この種の留金具をバッグ類に用いた場合、バ
ッグ内の収容物が少い場合、雄金具を押してもバッグが
凹むため、容易に嵌着できなかった欠点があり、その改
良が望まれていたものであった。
ッグ内の収容物が少い場合、雄金具を押してもバッグが
凹むため、容易に嵌着できなかった欠点があり、その改
良が望まれていたものであった。
この考案は、その要望を満たすため、手易く嵌着でき、
しかも外れ難い留金具を提供するため、次のとおり考案
したので、以下その実施例に従って説明する。
しかも外れ難い留金具を提供するため、次のとおり考案
したので、以下その実施例に従って説明する。
すなわち、首部１１を若干細くした乳類部１０を有する
雄金具１２と、これを嵌着する凹所を有する雌金具とか
らなる留金具において、雌金具は、前面板部１の略々中
央に挿入孔２を有する雌部箱体３内の前面板部背面へ、
外枠４からその内部方向へ向けて二個以上の腕５を少な
くともその一本は外枠の中心へは向けずに設け、かつそ
の腕の先には、それぞれ雄金具乳頭部１０に適合するよ
う中央に凹所１４を設けた承止腕６を形成した弾性板材
による係止バネ７を配し、係止バネの背面には中央に孔
部８を設けた当板９を配するのである。
雄金具１２と、これを嵌着する凹所を有する雌金具とか
らなる留金具において、雌金具は、前面板部１の略々中
央に挿入孔２を有する雌部箱体３内の前面板部背面へ、
外枠４からその内部方向へ向けて二個以上の腕５を少な
くともその一本は外枠の中心へは向けずに設け、かつそ
の腕の先には、それぞれ雄金具乳頭部１０に適合するよ
う中央に凹所１４を設けた承止腕６を形成した弾性板材
による係止バネ７を配し、係止バネの背面には中央に孔
部８を設けた当板９を配するのである。
なお図中１１は、雄金具１２の乳頭部１０の首部であり
、同１３は各金具をバッグ等へ係止する爪である。
、同１３は各金具をバッグ等へ係止する爪である。
このように構成した留金具を用いるには、雄金具の乳頭
部１０を、雌金具の雌部箱体３の前面板部１の略々中央
の挿入孔２内へ挿入する。
部１０を、雌金具の雌部箱体３の前面板部１の略々中央
の挿入孔２内へ挿入する。
すると雄金具の乳頭部１０は、前記前面板部の背面に配
された係止バネ７の、雄金具乳頭部に適合する承止腕６
の中央の凹所１４に接触する。
された係止バネ７の、雄金具乳頭部に適合する承止腕６
の中央の凹所１４に接触する。
この状態で、なお乳頭部を押し進めると、承止腕はそれ
につながっている二個以上の腕が押し曲げられる結果、
承止腕が開いて、乳頭部は承止腕の中央の凹所間を潜通
し、次いで係止バネの背面に配された当板９の孔部８に
位置するに至る。
につながっている二個以上の腕が押し曲げられる結果、
承止腕が開いて、乳頭部は承止腕の中央の凹所間を潜通
し、次いで係止バネの背面に配された当板９の孔部８に
位置するに至る。
その際、承止腕６は、乳頭部の若干細く形成された首部
１１に位置して安定する。
１１に位置して安定する。
雄金具の乳頭部による承止腕の押し開きは、係止バネ７
の承止腕６がその外枠４よりその内部方向に向けて、二
個以上の腕を少くともその一体は外枠の中心へは向けず
に設けられた腕の先に形成せしめられているため、腕が
全て外枠の中心へ向けられているような場合はそれを同
時に左右に押し広げるのにかなりの力を要するに反し、
腕のねじれを誘い僅かの力にて挿入することが可能であ
る。
の承止腕６がその外枠４よりその内部方向に向けて、二
個以上の腕を少くともその一体は外枠の中心へは向けず
に設けられた腕の先に形成せしめられているため、腕が
全て外枠の中心へ向けられているような場合はそれを同
時に左右に押し広げるのにかなりの力を要するに反し、
腕のねじれを誘い僅かの力にて挿入することが可能であ
る。
なお、この乳頭部による承止腕の押し開きを、より容易
にするため、係止バネの腕を予め若干押し曲げて構成し
ていても良いものである。
にするため、係止バネの腕を予め若干押し曲げて構成し
ていても良いものである。
次に雄金具の乳頭部を引き抜くに際しては、係止バネの
承止腕は、首部から乳頭部にかけて係止されたまま引き
上げられ、前面に位置する雌部箱体の前面板部の背面に
突き当たり、係止バネの腕の曲げが抑止されるため、あ
る程度の強い力を加えて乳頭部自体により承止腕を押し
開げることにより抜き取ることができる。
承止腕は、首部から乳頭部にかけて係止されたまま引き
上げられ、前面に位置する雌部箱体の前面板部の背面に
突き当たり、係止バネの腕の曲げが抑止されるため、あ
る程度の強い力を加えて乳頭部自体により承止腕を押し
開げることにより抜き取ることができる。
係止バネは、弾性板材によって形成されているため、押
し広げやねじれ、またそれらの回復が良好である。
し広げやねじれ、またそれらの回復が良好である。
以上のとおり、この考案になる留金具は、嵌着が容易で
僅かの押圧で強固に嵌着し、逆に取り外しにおいては成
る程度の力を要し、不用意に外れることなく、収容物の
少ないバックに用いても、よくその用を果たす実用性あ
る考案である。
僅かの押圧で強固に嵌着し、逆に取り外しにおいては成
る程度の力を要し、不用意に外れることなく、収容物の
少ないバックに用いても、よくその用を果たす実用性あ
る考案である。
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第１図は雌
金具の縦断面図、第２図は係止バネの平面図、第３図は
雄金具の側面図である。
金具の縦断面図、第２図は係止バネの平面図、第３図は
雄金具の側面図である。
Claims (1)
- 首部を若干細くした乳頭部を有する雄金具と、これを嵌
着する凹所を有する雌金具とからなる留金具において、
雌金具は、前面板部の略々中央に挿入孔を有する雌部箱
体内の前面板部背面へ、外枠からその内部方向へ向けて
二個以上の腕を少くともその一本は外枠の中心へは向け
ずに設け、かつその腕の先にはそれぞれ雄金具乳頭部に
適合するよう中央に凹所を設けた承止腕を形成した弾性
板材による係止バネを配し、係止バネの背面には中央に
孔部を設けた当板を配した留金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980024573U JPS581223Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 留金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980024573U JPS581223Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 留金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56125730U JPS56125730U (ja) | 1981-09-25 |
| JPS581223Y2 true JPS581223Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=29620643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980024573U Expired JPS581223Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 留金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581223Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-27 JP JP1980024573U patent/JPS581223Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56125730U (ja) | 1981-09-25 |
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