JPS58122253A - 電気車両における電気機器冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気葦両における電気機器冷却装置に関するも
のである。

発明の技術分野 電気機関車に搭載される電気機器は一般に強制冷却する
ことを前提として小型化されている、第１図は電気機関
車における従来の電気機器冷却装置を示して分り、機械
室１内ｒ（配Ｉｔされた電°気機器（変圧器、抵抗器、
整流器々と）３、３Ｆｉ個々に電動送風機４，４を内蔵
していて個個に送風除却されている。′−！た、車体の
床下には、車両駆動用′電動機５，５があり、これは機
械室１内に設楢゛された電動送風器２から風過６。

６を通して送風される冷却風によって冷却されるように
なっている。なお、７．８は冷却風の経路を示している
。

背景技術の問題点 しかしながら、上記従来の冷却装置は、冷却を必要とす
る電気機器３，３にそれぞれ送風機４、４を装備してい
るために、多くの送風機４。

４を必要とするという問題があった。また、電動送風機
は、定期的にベアリング父侯、プラン父候、グリース給
ｖａｎなどの保守作業全必要とするが、電気機器３に内
蔵されている送風機４はペアリング父換に際して送風機
４を内蔵している機器３を車体よυ外部に取出し、さら
に機器３を分解して送風機４を取出さなければならない
ために、電気機器３に送風機４を内蔵させている従来の
冷却装置では送風機４の保守作業が大変であるという欠
点もある。

また、車体床下の電動機５は、塵埃や水分などを含まな
い清浄な空気で冷却することが必要であるが、降雨時や
降雪時においては、電動送風機２によって車体外部から
吹込まれる空気を車体壁部に設けたフィルタを通して取
入れても、空気中の水や雪を完全には除去することがで
きず、そのために従来の冷却装置では風道６を通して電
動機５に送られる空気中の水や雪が電動機５０通電部分
に付着して短絡事故音引き起すことがあった。

発明の目的 本発明は上記のような央情に鑑みなされたものであって
、その目的とするところは、車体床下の車両駆動用電動
機及びその他の電気機器に冷却風を送る送風機の数を大
巾に削減することができると共に送風機の保守も容易に
し、さらに車両駆動用電動機には塵埃や水雷等をほとん
ど含１ない清浄な冷却風を送風して通電部の短絡事故を
防ぐようにした電気車両における電気機器冷却装置を提
供することにある。

発明の概要 すなわち、本発明は、電動送風機の吹出し口を複数の吹
出し口部に分割することによシ送風機の遠心分離作用を
利用して塵埃や水雷等を多く含む冷却風と塵埃や水雷の
少ない冷却風と全分割された各吹出し口部から別々に送
風するようにし、非埃や水筒等の多い冷却風は風道を通
して機械室内の塵埃や水雷に強い電気機器に送風し、塵
埃や水雷の少ない冷却風は他の風道を通して塵埃や氷雪
を嫌う車両駆動用電動機に送風するようにした構成のも
のである。

発明の笑施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第２図及び第３図において、図中２は機械室１内に設置
された電動送風機、６ａはこの送風機２から吹出される
冷却風を車体床下の車両駆動用電動機５に導び〈風道、
６ｂは前記送に機２から吹出される冷却風を機械室１内
の電・気機器（変圧器、抵抗器、整流器など）３，３に
専び〈風道であり、これら風道６ａ、６ｂけ前記送風機
２の吹出し口Ａに第３図に示すように接続されている。

前記送風機２はスパイラルケーシングを有する扇車式の
もので、その吹出し口Ａばこれに接続された各風道６１
１，６ｂによって、送風機２内の旋回空気流のうち外周
側の空気流を吹出す外側吹出し口部ａと内周側の空気流
、全吹出す内側吹出し口部すとの２つの吹出し口部に分
割されている。

しかして、１１■配送風機２においては、扇＊９の回転
により外部から吸込１れた空気がケーシング内を旋回し
て吹出されるために、吸込まれた空気中ＶＣ宮−Ｚれて
いる塵埃や水雷等は遠心力によって第３図に破線矢印１
θで示すように旋回空気流の外周１１Ｊｌｌに集丑り、
その結果内側吹出５− し口部ａからは塵埃や水雷をほとんど含壕ない清浄な空
気が吹出され、外側吹出し口すからは塵埃や水雷の多い
空気が吹出される。この送風機２の遠心分ｋｒｔ作用は
実験的にも確認されており、この遠心分離作用によって
空気中の含有物質の８０〜９０％は外側吹出し口部すか
ら吹出される。ブた、この遠心分離効果は空気中の含有
物質の質量が大きい程顕著であるから、水や雪などの比
重の大きい物質はその全てが外側吹出し口部すから吹出
される。

そして、内側吹出し口部ａから吹出される清浄な空気は
、第２図に実線矢印７で示すように風道６ａ全通して車
体床下の車両駆動用′電動機５．５に送風される。−万
、外側吹出し口部すから吹出される空気はｖ、２図に破
線矢印８で示すように風道６ｂを通して機械室１内の゛
電気機器３゜３に専びかれ、これら電気機器３，３を冷
却する。

この′開気機器３，３の冷却風中には塵埃や水雷等が含
捷れているが、これら電気機器すなわち変圧器や整流器
等は、直接通電部を空気で冷却−〇− せず、油′！ｌｌたはガス等の冷媒を介して冷却する構
成となっているために、これら電気機器３゜３は塵埃や
水雷等に強いから、塵埃や水雷等を含んだ冷却風で冷却
しても別に問題はない。

すなわち、この冷却装置は、送風機２の遠心分離作用を
利用して塵埃や水雷をほとんど含まない清浄な冷却風全
車両駆動相宿、動機５，５に送風することにより、電動
機５０通電部の短絡事故を防ぐようにすると共に、本来
ならば外部に放出されるべき塵埃や氷雪の多い空気を、
塵埃や水雷に強い電気機器３．３の冷却風として利用す
ることによって、各電気機器３．３に送風機全内蔵させ
る必要をなくシ、これにより送風機数を削減すると共に
送風機の保守も容易にしたものである。

なお、上記実施例では送に機２の吹出し口Ａ’に２つの
吹出しＤ　都ａ　、　ｂに分割しているが、第４図に示
すように吹出し口Ａ′ｆ、３つの吹出し口部ａ、ｂ、ｃ
あるいはそれ以上の吹出し口部に細分化し７て各吹出し
口部ａ、ｌ）、ｃから風道６ａ、６ｂ、６ａ全通して各
電気機器（車両駆動用電動機及びその他の蜜、気機器）
に配風するようにしてもよく、さらには簗６図に示すよ
うに送風機２のケーシングに複数の吹出し口Ａ。

巳を設けて各吹出し口Ａ、Ｂに風道６　ａ　、　６ｂ。

６ｅを接続してもよい。

発明の効果 本発明は上目己のような構成のものであるから、車両駆
動用電動機及びその他の電気機器に冷力ｊ風を送る送風
機の数を大巾に削減することができると共に、送風機の
保守も容易にし、をらに車両駆動用電動機にＶｉ塵埃や
水雷−４＋をほとんど含まない清浄な冷却Ｊａを送風し
て通′醒部の知絡事故を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷刀ｊ装置を示す模式図、第２図及び第
３図は本発明の一実施例を示す模式図及び送風機と風道
との接続部の拡太萌面図、第４図及び第５図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す送風機と風道との接続部の断
面面である。 １・・・機械室、２・・・送風機、３・・・電気機器、
５・・・車両駆動用電動機、６ａ　ｒ　６　ｂ　ｒ　６
　ｃ　ｒ　６　ｅ　＝・風道、Ａ、Ｂ・・・吹出し口、
ａ、ｂ、ｃ・・・吹出し口部。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦９− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スΔイラルケーシングを有する扇車式電動送風機の吹出
   し口を送風機内の旋回空気流のうち内周側の空気流を吹
   出す内側吹出し口部と外周側の空気ｉｆ吹出す外側吹出
   し口部とに分割し、外側吹出し口部から吹出される冷却
   風は風道を通して塵埃や水雷に強い電気機器に送風し、
   内側吹出し口部から吹出される冷却風は別の風道を通し
   て塵埃や水雷を嫌う車両駆動用電動機に送風することを
   特徴とする雷、気車両における電気機器冷却装置。