JPS58121582A - 電刷子の製造方法 - Google Patents
電刷子の製造方法Info
- Publication number
- JPS58121582A JPS58121582A JP455182A JP455182A JPS58121582A JP S58121582 A JPS58121582 A JP S58121582A JP 455182 A JP455182 A JP 455182A JP 455182 A JP455182 A JP 455182A JP S58121582 A JPS58121582 A JP S58121582A
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- Japan
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- electric brush
- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電刷子の製造方法に関する。
電刷子は導電性と潤滑性とを必要とするため。
黒鉛等の電刷子原料粉末を成形、焼成及び必要により黒
鉛化処理して製造されるが、原料の種類や製造工程によ
り、電気黒鉛質、黒鉛炭素質。
鉛化処理して製造されるが、原料の種類や製造工程によ
り、電気黒鉛質、黒鉛炭素質。
金属黒鉛質などに分類される。これら電刷子は通常の使
用状態においては含有する黒鉛によって導電性および潤
滑性が保持されるが、該電刷子を120℃以上の高温下
および低気圧下で使用すると、含有水分の欠如により幸
耗量が多くなることはよく知られている。これの対策と
して従来は広域温度で優れた潤滑性を有する二硫化モリ
ブデン(以下M o S 2と表示すA)、二硫化タン
グステン(掲下WS2と表示する)などの金属硫化物の
固体潤滑材(以下単に固体潤滑材と呼ぶ)の粉末を電刷
子原料粉末に添加混合し。
用状態においては含有する黒鉛によって導電性および潤
滑性が保持されるが、該電刷子を120℃以上の高温下
および低気圧下で使用すると、含有水分の欠如により幸
耗量が多くなることはよく知られている。これの対策と
して従来は広域温度で優れた潤滑性を有する二硫化モリ
ブデン(以下M o S 2と表示すA)、二硫化タン
グステン(掲下WS2と表示する)などの金属硫化物の
固体潤滑材(以下単に固体潤滑材と呼ぶ)の粉末を電刷
子原料粉末に添加混合し。
成形、焼成する製造方法がとられている。しかしながら
上記固体潤滑材はいずれも固有抵抗値が大きく、電気の
不良導体であるために電刷子の市原密度を高くすること
ができない。さらに局部的にみると゛醒流分布が一洋に
ならないばかりでなく、固体潤滑材自体の結合力が弱く
電刷子の摺動中に脱落しやすいなどの欠点があった。
上記固体潤滑材はいずれも固有抵抗値が大きく、電気の
不良導体であるために電刷子の市原密度を高くすること
ができない。さらに局部的にみると゛醒流分布が一洋に
ならないばかりでなく、固体潤滑材自体の結合力が弱く
電刷子の摺動中に脱落しやすいなどの欠点があった。
本発明は上記の問題点を哨消し、固体潤滑材を用い潤滑
性が良好で、しかも導′成性に優れた電刷子の製造方法
を提供する目的でなされたものである。
性が良好で、しかも導′成性に優れた電刷子の製造方法
を提供する目的でなされたものである。
本発明は、金属硫化物固体潤滑材粉末および銀または鉛
の粉末にバインダーを加えて捏和。
の粉末にバインダーを加えて捏和。
粉砕および篩別してなる複合潤滑材と電刷子原料粉末と
を混合し、成形および焼成することを10μ以下のMo
S2またはWS2の粉末であることが好捷しい。銀また
は鉛の粉末は電気伝導性′昨 全付与するために添加するもので、〃度は40μ以丁で
あることが好ましい。これらの微細な粉末を使用するこ
とによって、得られる電刷子内に固体潤滑材および@丑
たけ鉛を均一に分散させることかでき5局部的にも一様
な電?&分布を有する電流浴度の高い潤滑性の良好な電
刷子を構成することができる。また用いるバイ/グーは
、フェノール樹脂のような熱硬化惰謳討)指が結合力が
大きく好ましい。
を混合し、成形および焼成することを10μ以下のMo
S2またはWS2の粉末であることが好捷しい。銀また
は鉛の粉末は電気伝導性′昨 全付与するために添加するもので、〃度は40μ以丁で
あることが好ましい。これらの微細な粉末を使用するこ
とによって、得られる電刷子内に固体潤滑材および@丑
たけ鉛を均一に分散させることかでき5局部的にも一様
な電?&分布を有する電流浴度の高い潤滑性の良好な電
刷子を構成することができる。また用いるバイ/グーは
、フェノール樹脂のような熱硬化惰謳討)指が結合力が
大きく好ましい。
本発明に使用する′電刷子原料粉末とは、天然黒鉛また
は人造黒鉛の粉末にピッチ、タール。
は人造黒鉛の粉末にピッチ、タール。
レゾール型フェノール樹脂などのバインダーを加え、捏
和および粉砕したもの、@粉、天然黒鉛粉及び必要に応
じてフェノール樹脂粉末などのバインダーを加えてa仔
したもので、主として黒鉛炭素質、金属黒鉛質などの電
刷子の成形用の粉末である。
和および粉砕したもの、@粉、天然黒鉛粉及び必要に応
じてフェノール樹脂粉末などのバインダーを加えてa仔
したもので、主として黒鉛炭素質、金属黒鉛質などの電
刷子の成形用の粉末である。
固体潤滑材および銀または鉛の粉末にフェノール樹脂の
ようなバインダーを加え、バインダー中の層剤が揮散す
る丑での温度および時間の条件で捏和して団粒状とした
のち、これを粉砕し篩別して複合潤滑材を得、核1薯合
潤滑材10〜20屯量部とト紀五刷子原料粉80〜90
市量部とを混合し、成形後遠冗性ガス・ず囲気中で焼成
することにより、ト記固体潤滑材の・川辺に銀また鉛が
軟化または液相化して一様に分散し。
ようなバインダーを加え、バインダー中の層剤が揮散す
る丑での温度および時間の条件で捏和して団粒状とした
のち、これを粉砕し篩別して複合潤滑材を得、核1薯合
潤滑材10〜20屯量部とト紀五刷子原料粉80〜90
市量部とを混合し、成形後遠冗性ガス・ず囲気中で焼成
することにより、ト記固体潤滑材の・川辺に銀また鉛が
軟化または液相化して一様に分散し。
かつバインダ゛−の炭化によって固体潤滑材、銀または
鉛と電刷子原料粉末が相転に強く結合し。
鉛と電刷子原料粉末が相転に強く結合し。
電刷子として十分な強度を保持せしめることができる。
次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例1
粒径10μ以下のMO82粉末50重量部9粒径40μ
以下の鉛粉末50重量部、フェノール樹脂(レゾール型
140重量部およびメタノール30M量部をウニルナ−
型捏和機を用い30℃/hの昇温で70℃まで上げ2時
間保持し、メタノールおよびフェノール樹脂中の溶剤が
揮散するまで捏和した。次いで団粒状となった捏和物を
粉砕、篩別して42〜250メツシユの複合潤滑材を作
成した。次に該複合潤滑材の10重量部を天然黒鉛とフ
ェノール樹脂とを捏和、粉砕して得られた電刷子原料粉
末90重量部と混合し、 1.2 t/m’の圧力で圧
縮成形し、成形体を還元性雰囲気中で8o。
以下の鉛粉末50重量部、フェノール樹脂(レゾール型
140重量部およびメタノール30M量部をウニルナ−
型捏和機を用い30℃/hの昇温で70℃まで上げ2時
間保持し、メタノールおよびフェノール樹脂中の溶剤が
揮散するまで捏和した。次いで団粒状となった捏和物を
粉砕、篩別して42〜250メツシユの複合潤滑材を作
成した。次に該複合潤滑材の10重量部を天然黒鉛とフ
ェノール樹脂とを捏和、粉砕して得られた電刷子原料粉
末90重量部と混合し、 1.2 t/m’の圧力で圧
縮成形し、成形体を還元性雰囲気中で8o。
℃、4時間焼成し電刷子を製作した。
比較例]
複合潤滑材を用いない電刷子原料粉末のみを実施例1と
同様に圧縮成形および焼成して電刷子を製作した。実施
例1と比較例1の電刷子をl0QV、500Wの単相交
流整流子モータに取付は連続耐久試験を行なった結果を
第1表に示す。
同様に圧縮成形および焼成して電刷子を製作した。実施
例1と比較例1の電刷子をl0QV、500Wの単相交
流整流子モータに取付は連続耐久試験を行なった結果を
第1表に示す。
第1表より明らかなように本発明による電刷子の方が耐
摩耗性良好であるとともに温度上昇も小さく、シたがっ
て導電性゛も優れている。
摩耗性良好であるとともに温度上昇も小さく、シたがっ
て導電性゛も優れている。
実施例2
粒径10μ以下のWS2粉末50重量部1粒径40μ以
下の銀粉末50重量部、フェノール樹脂(レゾール型)
40?Ji量部およびメタノール30@量部をウニルナ
−型捏和機で実施例1と同様に捏和、粉砕および篩別し
、複合@滑材の10重量部と従来の金属黒鉛質の電刷子
原料粉末すなわち銅粉70重量部、天然黒鉛粉末25重
量部及びフェノール樹脂(ノボラック型)5重量部の混
合粉90重量部とを混合し、4t/r−の圧力で圧縮成
形し、この成形体を還元性雰囲気中で700°C93時
間焼成して電刷子を製作した。
下の銀粉末50重量部、フェノール樹脂(レゾール型)
40?Ji量部およびメタノール30@量部をウニルナ
−型捏和機で実施例1と同様に捏和、粉砕および篩別し
、複合@滑材の10重量部と従来の金属黒鉛質の電刷子
原料粉末すなわち銅粉70重量部、天然黒鉛粉末25重
量部及びフェノール樹脂(ノボラック型)5重量部の混
合粉90重量部とを混合し、4t/r−の圧力で圧縮成
形し、この成形体を還元性雰囲気中で700°C93時
間焼成して電刷子を製作した。
比較例2
従来の金属黒鉛質電刷子原料粉末すなわち、銅粉70重
量部、天然黒鉛粉25重量部およびM。S2粉末5重量
部を混合し、実施例2と同一の成形および焼成条件で電
刷子を製作した。
量部、天然黒鉛粉25重量部およびM。S2粉末5重量
部を混合し、実施例2と同一の成形および焼成条件で電
刷子を製作した。
6−
実施例2と比較例2の電刷子を12V、1.4KWの直
流直巻モータに取り付け、3秒間運転、27秒間停止を
1サイクルとし、繰返し耐久試験を行なった結果を第2
表に示す。
流直巻モータに取り付け、3秒間運転、27秒間停止を
1サイクルとし、繰返し耐久試験を行なった結果を第2
表に示す。
第2表より明らかなように本発明の電刷子の方が1Il
t摩耗性が優れている。
t摩耗性が優れている。
このように本発明によると従来潤滑性は良好であるが、
導電性が悪いため電刷子原料粉末に混合しても、電刷子
の電流密度を大きくとることができなかった固体潤滑材
を導電性の良好な銀や鉛と複合化することにより、耐雫
耗性、導電性共に優れた電刷子を製造することができ、
その効果は極めて大である。
導電性が悪いため電刷子原料粉末に混合しても、電刷子
の電流密度を大きくとることができなかった固体潤滑材
を導電性の良好な銀や鉛と複合化することにより、耐雫
耗性、導電性共に優れた電刷子を製造することができ、
その効果は極めて大である。
代理人 弁理士 若 林 邦 彦
7一
Claims (1)
- 1、金属硫化物固体潤滑材粉末および銀まだは鉛の粉末
にバインダーを加えて捏和、粉砕および篩別してなる複
合潤滑材と電刷子原料粉末とを混合し、成形および焼成
することを特徴とする電刷子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455182A JPS58121582A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電刷子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455182A JPS58121582A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電刷子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121582A true JPS58121582A (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=11587177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP455182A Pending JPS58121582A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 電刷子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684555U (ja) * | 1994-03-16 | 1994-12-02 | 日本ビクター株式会社 | 磁気ディスク装置 |
KR100729482B1 (ko) * | 2001-10-25 | 2007-06-15 | 도라이스 가부시키가이샤 | 금속흑연질 브러시 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP455182A patent/JPS58121582A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684555U (ja) * | 1994-03-16 | 1994-12-02 | 日本ビクター株式会社 | 磁気ディスク装置 |
KR100729482B1 (ko) * | 2001-10-25 | 2007-06-15 | 도라이스 가부시키가이샤 | 금속흑연질 브러시 |
US7294166B2 (en) | 2001-10-25 | 2007-11-13 | Tris Inc. | Metal-graphite brush |
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