JPS58120994A

JPS58120994A - 開削シ−ルド装置

Info

Publication number: JPS58120994A
Application number: JP21459381A
Authority: JP
Inventors: 汐崎　実
Original assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Current assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date: 1981-12-31
Filing date: 1981-12-31
Publication date: 1983-07-19
Also published as: JPH0258407B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、地下にヒユーム管を順次埋設する開削シー
ルド装置に関するものである。

つぎに、従来の開削シールド装置を第１図および第２図
により説明する。

土砂の崩壊を防止する船体構造からなる開削シのヒユー
ム管２との間に介在させる推進ジヤツキ３が複数個設置
されている。開削シールド１の上端の前部、後部にはそ
れぞれ梁６が固定されており、梁６の両端の下がわ部に
はロー２７が回転自在に取付けられている。各ローラ７
は、地上に設置したレール８に支持さｉている。

ヒユーム管２の埋設は下記のようにして行う。

すなわち、開削シールド１の中に埋設するヒユーム管２
′１ｒ吊りこみ、それをすでに埋設されているヒユーム
管上ｉｌ削シールド１の内部においてボルト、溶接など
により連結し、推進ジヤツキ３を伸長させ、ヒユーム管
２で反力をとりながら、開削シールドｌを前進させるＯＩｌ削シールドｌを前進させるに当り、開削シールド１
の前がわ部が掘削されていないと前進できないので、シ
１ベル５等であらかじめ地上から掘削を行い、開削シー
ルドｌが前進できる溝（空間）ｌＯを形成しておく。

Ｉｌ削シールド１の断面形状は、たとえば第２図に示す
ように上がわが開口したＵ字形をしている。ショベル５
による掘削は、そのＵ字形に正確に合わせて行うことが
でき９いので、開削シールド１を地上から支える必要が
ある。すなわち、前述したように、開削シールドｌは梁
６に取付けたロー２７を介してレール８に支持されてい
る。これにより、ショベル５で必要以上に深く掘削しす
ぎたとしても、ＩＩ削シールド１が下向きに沈下して朱
。

し鰺つことを防止する。

Ｍｌｌｌｉｔｌシールド１を前進させるにつれて、開削
シールド１の後がわにできる空間９は、前がわで掘削し
た土砂等を埋め戻してふさぐ。このようにして、ヒユー
ム管２が地下に順次埋設されてゆく。

ヒユーム管２の一本分の開削シールド１の前進が終ると
、新たにヒユーム管２ｔ−開削シールド１内に吊りこみ
、それをすでに埋設したヒユーム管２に連結する。この
ような動作をくり返すことにより、ヒユーム管２の埋設
が継続される。

前述したように、開削シールド１の前がわ部はあらかじ
め掘削されて溝１０になっているので、開削シールド１
の前面は推進に対する抵抗がなく、下部には土砂１１が
あって抵抗となるため、開削シールド１を推進させると
、開削シールド１は抵抗がない方に移動しやすい。すな
わち、開削シールド１は上向き勝ちとなり、ヒユーム管
２を所定の位置に埋設することが困難であった。

また、開削シールドｌの前がわの細削溝１ｏは、開削シ
ールド１の断面形状に合わせて掘削したとしても、掘削
溝ｌＯの側壁部分の土質がないので、第２図のＡ部のよ
うにＩＩ彎部が往々にして崩壊することがあり、危険が
ともなう。

この発明は、上記の欠点を除くことができる開削シール
ド装置を提供することを目的とするものである。

以下、この発明の一実施態様を第３図および第４図によ
り説明する。両図において、第１図および第２図と同じ
符号をつけたものは、同じもの、もしくは相当するもの
を表わす。

開削シールドｌの下がわ部の横断面形状は上がわの欠け
た欠円形状になっており、上がわ部の横断面形状は下が
わ部につらなるほぼ矩形状になっており、下がわ部の幅
は上がわ部の幅より大きく設定されている。開削シール
ド１内の前部の下がわ部には下がわ隔壁１２が固定され
ており、上がわ部には上がわ隔壁１３が固定されており
、中間部には支持部材１４．１５が固定されている。下
がわ隔ｌ１１２には外周がわの回転部に歯車を設けた旋
回輪１６が取付けられており、その回転部には下がわカ
ッタホイル１７の支持フレーム１８が固定されている。

支持フレーム１８＃こけ、その外側部分で掘削された土
砂を通す穴１９が設けられている。

下がわ隔壁１２に取付けた油圧モータ２０の出力軸には
、旋回輪１６の回転部に設けられた歯車とかみ合わせた
ビニオン２１が取付けられている。旋回輪１６の内周が
わ部および支持フレーム１８と下がわ隔壁１２の中間部
との間には内がわカバー２２が取付けられており、内が
わカバー２２の下部と開削シールド１の下がわ前部との
間には外がわカバー２３が取付けられている。内がわカ
バー２２の中央内周部がわにおける下がわ隔壁１２の中
間部と支持部材１４との間には、掘削土砂を下がわ隔壁
１２の後方がわにおける開削シールド１内部に搬出させ
るスクリューコンベヤ２４が設置されており、下がわ隔
壁１２と支持部材１４との間には複数の推進ジヤツキ３
が設置されている。外がわカバー２３、内がわカバー２
２は、旋回輪１６、ピニオン２１などの駆動部分に掘削
土砂が侵入するのを防止するためのもので、回転する支
持フレーム１８と接する部分にはシール（図示してない
）が取付けられている。

上がわ隔壁１３の背面部にはハウジング２５が固定され
ており、上がわカッタホイル２６の中心軸２７は、上が
わ隔壁１３、ハウジング２５にそれぞれ取付けた軸受２
８．２９により回転自在に支持されている。中心軸２７
に固定した歯車３０はハウジング２５内におさめられて
おり、この嘗車３ｏは、油圧モータ３１の出力軸に取付
けたピニオン３２とかみ合っている。油圧モータ３１は
ハウジング２５の外壁部に固定されている。

上がわカッタホイル２６と下がわカッタホイル１７とは
、上下および前後に位相をずらせて配置されており、前
者２６の直径は後者１７の直径より小さく、前者２６の
外ｗ７４ｓは地面から突出するようになっている。上が
わ隔壁１３の上端部には、上がわカッタホイル２６で掘
削した土砂がその隔壁１３を乗り越えて開削シールド１
の内部に入りこむことを防止するカバー３３が取付けら
れており、このカバー３３は上がわカッタホイル２６を
扱っている。

ヒユーム管２の埋設に対する開削シールド１の推進は下
肥のようにして行う。すなわち、埋設しようとするヒユ
ーム管２を、開削シールド１の中に吊りこみ、これを既
設のヒユーム管２に連結する。そして、開削シールド１
の前面切羽を下がわカッタホイル１７、上がわカッタホ
イル２６で掘削し、掘削土砂を上がわ隔壁１３、下がわ
隔壁１２およびカバー３３で囲まれたカッタチャンバに
充満させ、その土砂により切羽を押えて崩壊を防Ｍ　す
がら、スクリューコンベヤ２４により掘削土砂を排出す
る。

上記の掘削動作をしながら、ヒユーム管２で反力をとっ
て、推進ジヤツキ３を伸長させ、開削シールド１を前進
させる。それにともなって、連結したヒユーム管２に沿
って開削シールド１の押し出し用穴４が前方へ摺動する
。ヒユーム管一本分を推進させたら、推進ジヤツキ３を
短縮させ、ヒユーム管２を新たに開削シールド１内に吊
りこんで埋設したヒユーム管に連結し、つぎの掘削およ
び掘進工程に移る。このような動作をくり返して順次ヒ
ユーム管２を埋設してゆく、開削シールド１が前進する
につれて形成される後方の空間は、掘削土砂ないしあら
かじめ用意した土砂で埋め戻してゆく。

なお、この発明の実施ＳＷとして上がわと下がわとにそ
れぞれ１個のカッタホイルを設置したものについて説明
したが、カッタホイルの数は２個より多い複数にするこ
ともできる。

以上説明したこの発明によれば下記の効果が得られる。

（１）ＩＩ削シールド１の横断面形状を、上がわ部が下
がわ部より狭幅にしたので、開削シールド１が浮力を受
けて上方に向おうとする傾向に対して、下がわ部と上が
わ部との境部（第４図のＢｉ１２）の土砂が抵抗となり
、開削シールド１がだんだん上方に向ってしまうことを
防止できる。

（２）開削シールド１の前面切羽を、上がわカッタホイ
ル２６、下がわカッタホイル１７で掘削し、掘削土砂を
カッタチャンバに充満させて切羽を支持するので、開削
シールド１の前がわに空間が形成されることがない。こ
れによって、従来のａｍシールドにおけるような側壁部
の崩壊の危険がなくなる。また、開削シールド１の前部
の推進抵抗が、上部、下部と偏りがなくなり、抵抗の少
い上がわ方向に開削シールド１が推進すること全防止で
きる。かつ、開削シールド１の前部の掘り過ぎノタメ、
開削シールド１が下方に向うことも防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の開削シールド装置を示す断面側面図、第
２図は第１図のト」断面図、第３図はこの発明の一実施
態様を示す断面側面図、第４図は第３図の正面図である
。１ｅ＠開削シールド、　　２ｅ・ヒユーム管、３・・推
進ジヤツキ、　　　４・・押し出し用穴、１２・・下が
わ隔壁、　　　１３・拳上がわ隔壁、１４・中支持部材
、　　　１５・・支持部材、１６・Φ旋回輪、　　１７
・Ｏ下がわカッタホイル、　　　１８・Φ支持フレーム
、　　　２０・・油圧モータ、　　　２１・・ピニオン
、２２・・内がわカバー、　　　２３・・外がわ力Ｉイー
、　　　２４９・スクリューコンベヤ、２５・・ハウジ
ング、　　２６＠・上がわカッタホイル、　　２７・・
中心軸、　　２８・・軸受２９・・軸受、　　　３０・
・歯車、３１・・油圧モータ、　　　３２＠・ビニオン、３３・
９カバー

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下記の（ａ）〜（ψをそなえた開削シールド装［
。（峠下がわ部の幅を上がわ部の幅より大きくし、後壁部
にヒユーム管を通す押し出し用穴を設けた船体構造の！
＠削シールド、申）開削シールド内の支持部材と最前端のヒユーム管と
の間に介在させ、ヒユーム管に反力をとって開削シール
ドを推進させる推進ジヤツキ、（Ｃ）開削シールドの前
部に設けた区画壁に前後および上下に位相をずらせて回
転自在に支持され、駆ｓＩ装置により回転させられて開
削シールドの前面の切羽を掘削する直径の小さい任意数
の上がわカッタホイルと直径の大きい任意数の下がわカ
ッタホイル、（ｄ）上がわカッタホイルと下がわカッタホイルとによ
り掘削された土砂類を前記区画壁により区画された後方
内部に搬出する搬出装置、
（２）開削シールドの下がわ部の横断面形状を上がわの
欠けた欠円形状とし、上がわ部の横断面形状を下がわ部
につらなるほぼ矩形状とした特許請求の範囲（１）項記
載の開削シールド装置。