JPS58119949A

JPS58119949A - 内燃機関の空燃比制御装置

Info

Publication number: JPS58119949A
Application number: JP62082A
Authority: JP
Inventors: Hiromasa Maeda; 前田　博正
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1982-01-07
Filing date: 1982-01-07
Publication date: 1983-07-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、内燃機関のアイドル運転時における空燃比
の制御）よび排気を浄化するための制御に関するもので
ある。

従来のガソリンエンジンの燃料制御装置としては、例え
ば特開ｗ３４９−１１７８ｆＡ８号がアル。

これはガソリンエンジンの燃料消費量と有害排気成分（
ＨＯ，ＯＯ，Ｎｏｘｆ＠を同時に減らす方法としてジル
コニウム管を使って排気中の酸素濃度な検出し、これを
燃料供給システムへフィードバックして混合比をほぼ理
論混合比に制御するものである。

しかしながら従来の装置は、常に混合比を理論混合比付
近に保つようなシステムになっているため、アイドル運
転時、特に気化器を持っているエンジンにおいては燃料
供給量の気筒間におけるばらつきが大きく、霧化も悪い
ため機関運転上の安定性が悪化するという問題がある。

このため機関のアイドル時の回転数を上げると機関の安
定性はよくなるが、燃費は悪くなる。また機関のアイド
ル時の理論空燃比制御を解除して混合気を濃くしてやれ
ば機関運転上の安定性はよくなるが、排気の浄化性能が
悪化するという問題点が生ずる。これは特に高地運転時
に顕著にあられれる。

この発明は上述の問題点を解消するためになされたもの
で、アイドル時−ｒＲは理論混合比（希薄混合気）とし
て有害排気成分の排出を低減させると同時に燃費を節減
し、アイドル時には濃い混合気を供給すると共に、排気
路内に二次空気を導入するようにして、アイドル時の運
転上の安定性を向上させると共に、排気の浄化性能を向
上させることを目的とするものである。

以下、この発明を図面について説明する。図中１は気化
器、８はその浮子室、δは燃料、４は浮子、ｂはメイン
燃料ジェット、６は補助燃料ジェット、７はその補助燃
料ジェット６を開閉制御するソレノイドバルブ、８はそ
のソレノイド、りはメインノズル、１０はベンチュリ、
１１はアイドルアジャストスクリュー、１１はスロット
ルバルブ、１８はコントロールユニット、１４は排気管
、】５は０．センサである。

そして運転時には、０．センサ１ｓの出力がコントロー
ルユニット１８に入り、その結果フン）０−ルユニット
１８からの出力がソレノイド８に入り、ソレノイドバル
ブ７を所定の周波数（例えば４０　Ｈｚ　）で開閉する
ことにより補助燃料ジェット６を通過する燃料をデユー
ティ制御するようになっている。

つぎにこの発明の一実施例の構成を説明する。

まず気化器１のスロットルバルブ１ｓが全閉した時（ア
イドル時）に回路を閉じるスロットルバルブスイッチ１
６牽設け、電源】７をスロットルハ／ルプスイッチ】６を介して前記フン）　Ｏ−Ａ／　：Ｌ
ニット１８に接続し、スロットルバルブスイッチ１６が
閉じた時（アイドル時）コントロールユニット１８を介
してソレノイドバルブ７をデユーティ制御、例えば開放
状態７０襲、閉鎖状ｌ１１８０％にすることにより補助
燃料ジェット６を通る燃料８を増量するようにする。

他方、三元融媒１４ａに図示しないリード弁を介して接
続する二次空気供給通路１８を設け、この通路１８に外
部より二次空気を導入する開口１９を開閉制御する二次
空気制御バルブ２０を設ける。

２１はバルブ２０を開閉制御するための負圧室で、２２
はこの負圧室２１内に設けたダイアフラム、２０ａはバ
ルブ２０とダイアフラム２２とを連結するバルブステム
、２８はバルブ２０を閉じるように付勢したばねである
。

負圧ｉ！８１には機関の負圧源（図示せず）に連通ずる
負圧通路２４．ｊａ５を接続し、これらの負圧通路Ｂ４
と２５との間に負圧制御用の電磁弁２６を設ける。２フ
は電磁弁８６のソレノイドであり、このソレノイド２フ
な前記コントルールユニット１８に接続し、スロットル
バルブスイッチ１６が閉じた時（−アイドル時）にソレ
ノイド２７に通電して電磁弁２６を開放することにより
、負圧室ｚ１内を負圧にし、ばね２８に抗してダイアフ
ラム２２を図の上方へ引きつけることにより二次空気制
御バルブ！０を開放して、開口１９より二次空−気を導
入し、通路１８を介して排気中（望ましくは排気マニホ
ルド）に二次空気を供給するようにする。

つぎに上述のように構成した本発明装置の作用を説明す
る。機関がアイドル運転以外の運転状態にある場合は、
スロットルバルブ】２がある程度間いているため、スロ
ットルバルブスイッチ１６の回路も開いている。したが
って負圧制御用の電磁弁２６は負圧通路２４を閉じてい
るので、二次空気制御パルプｚＯも開口１９を閉じてい
る。このため排気中には二次空気は供給されない。この
場合機関は０．センサ１５の入力によって制御されるコ
ントロールユニット１８からの出力によつ・てソレノイ
ド８を介して制御されるソレノイドノ（ルプ７のデユー
ティ制御作用により常に適正な混合比で運転されている
。

つぎに機関のアイドル運転時には、スロットルバルブ１
２が全閉状態にあるため、スロットルバルブスイッチ１
６が閉じ、その入力によってコントロールユニット１８
を介してソレノイドバルブ１）を開放状１１ｉ７０％に
すると共に、電圧制御用電磁弁２６のソレノイド２フを
付勢する。したがってソレノイド２フプフの開放状態が
多いため補助燃料ジェット呵を介して供給される燃料８
が増量されることにより混合比が濃くなる。このため本
発明装置によればアイドル運転状態を安定させることが
できる。

他方ソレノイド２７が付勢すると電磁弁２６が開くため
、負圧通路５１４．２５を介して負圧室２１内が負圧と
なり、はね２８に抗してダイアフラム３８を図の上方へ
引きつけることによりバルブステム８０ａを介して二次
空気制御バルブ１１０を開き、開口１９より導入した二
次空気を通路１８な介して排気中へ供給する。このため
アイドル時に、０．センサ１５から入力してフントロー
ルユニット１８およびソレノイドバルブ７を介して行わ
れるデユーティ制御が行われなくとも、二次空気を付加
された排気中のＯＯおよびＨＯは三元触媒により除去さ
れるため十分浄化できる。なおＮＯｘはアイドリング時
には排出量が少ないため全く問題はないＯ以上説明してきたように、この発明においては、アイド
ル運転状態を検知する信号により、アイドル運転時の混
合比を通常運転時の混合比より濃くすると共に、排気中
ヘニ次空気を供給するようにしたから、定常出力運転時
には理論混合比近くで運転することができる。したがっ
て定常出力運転時には燃費性能がよく、かつ排気浄化性
能もよい。

またアイドル運転時には、理論混合比よりも燃料が増量
されるため、アイドル運転の安定性が向上すると共に、
濃混合気に対する排気浄化対策としては、排気中に二次
空気を供給するようにしたため、排気浄化も十分に行う
ことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明装筺の一実施例を示す説明図である。１・・・気化Ｉｇ　　　　　　ｇ・・・浮子室８・・・
燃料　　　　　　　　４・・・浮子５・・・燃料ジェッ
ト　　　６・・・掃助燃料ジェット７・・・ソレノイド
バルブ　８・・・ソレノイド９・・・メインノズル　　
　】０・・・ベンチュリ１１・・・アイドルアジャスト
スクリュー１２・・・スロットルバルブ　　１８　・・
・コントロールユニット１５・・・Ｏｓセンサ　　　　
　　１６・・・スロットルバルブスイッチ１７・・・電
源　１４・・・排気管　１８・・・二次空気供給通路１
９・・・開口　　　　　　　８０・・・二次空気制御パ
ルプ２１・・・負圧Ｉｔ　　　　　　　Ｈ・・・ダイア
フラム２８・・・ばね　　　　　　ハ、２５・・・負圧
通路２６・・・負圧制御用電磁弁　２７・・・ソレノイ
ド。

Claims

【特許請求の範囲】

Ｌ　アイドル運転状部を検知する信号により、０、セン
サによる理論空燃比制御を解除して機関を濃混合気で運
転すると共に、二次空気制御弁を作動させて三元触媒に
接続する排気路に二次空気を供給して排気を浄化するよ
うにしたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。