JPS58119390A

JPS58119390A - 生物酸化吸着「あ」過装置

Info

Publication number: JPS58119390A
Application number: JP57002572A
Authority: JP
Inventors: Kensuke Suzuki; 健介鈴木; Sunao Okada; 岡田　素直
Original assignee: Japan Industry Machine Co Ltd
Current assignee: Japan Industry Machine Co Ltd
Priority date: 1982-01-11
Filing date: 1982-01-11
Publication date: 1983-07-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野本発明は、都市下水、シｗｌまたは有機性産業廃水など
の二次処理水をさらに高度に処理するための生物酸化吸
着濾過装置に関する。

発明の技術的背景都市下水、し尿または有機性産業廃水などの処理にあた
っては、活性汚泥感場法、接触曝気処理法などｋよる二
次処理水をさらに高度に処理するために三次処理が要求
される。

この高度な処理に適するものとじ【、本出願人は、先に
、特公昭５４−１？５Ｊ１号会１１に示されるように、
生物−汚泥を効果的に利用した生物酸化吸着濾過装置を
提案した。

このものは、櫓体内に、無数の毛羽な有する紐状Ｐ材を
吊設し、濾過時には、紐状Ｐ材を集合して繊維によるス
ポンジ状の濾過層を形成し、この一過層に生物性汚泥を
高濃度に保持させ、二次処理水中に残存するＢＯＤを高
一度の生物性汚泥と接触させて酸化吸着するとと−に、
二次処理水中に含まれる浮遊懸濁物をも同時に吸着する
ようｋし、また、紐状Ｐ材の洗浄時には、紐状Ｐ材を分
散し、繊維によるスポンジ状の一過層を破壊し【捕捉抑
留した汚泥の離脱を容易にならしめ、汚泥を洗い流すよ
５ｋしたものである。

背景技術の問題点上述の装置によるときは、２遍および洗浄が効果的に行
われるものであるが、紐状Ｐ＃の集合および分散の機構
になお考慮すべき問題がある。

すなわち、紐状Ｐ材を横方向に移動し【集合および分散
するようＫすると、紐状−材の吊下げ支持用の吊環、こ
の吊環を摺動自在に支持するりイヤ、ロッドなどの案内
体、各組状Ｐ材を連動する連結体などの部材を必要とし
、その上、濾過槽本体と移動仕切板との両側間隙の水密
性など構成が複雑になるとともｋ、その移動が水中で行
われるため、円滑な移動のための保守、点検などに手数
もかかる。

発明の目的本発明は、このような点を解決しようとするもので、紐
状Ｐ材の集合および分散を容易かつ円滑に行うことがで
きるとともに、保守、点検なども容易にできるようにす
ることを目的とするものである。

発明の概要本発明は、上下部に原水流入および濾過水流出用の流水
口を有する槽体と、この槽体内の下ｆＭｓｋ設けられた
下部多孔板と、上記槽体内の上Ｉｎｋ上記下部多孔板に
対して上下動自在に設けられた上部多孔板と、この上部
多孔板に吊設され無数のも羽を有する多数の紐状Ｐ材と
を備えたことを特徴とする生＊＠化吸着濾過装置であっ
て、上部多孔板の昇降により紐状Ｐ材を集合せしめて濾
過、分散せしめて洗浄を容易ｋかつ円滑に行えるよ５に
したものである。

発明の実施例以下、本発明の一実施例を図Ｉｎ基づいて説明する。

（１）は槽体で、この槽体（１）の上下−側部に流水口
１２１　（３）が形成され、この上下の流水口（２１（
３）に、バルブ（４）（！Ｓ）を有する流水管（６）　
＋７）が接続されている。また、上記槽体（１１０最下
麿部に排出口（８）が形成されこの一出口（８）に、バ
ルブ（９）を有する排出管αＱが接続されている。

上記槽体（１）内の下部に下部多孔板ａυが水平状に固
定されているとともに、櫓体（り内の上部に上記下部多
孔板ｎｌＫ対して上部多孔板ａ１が水平状態で上下動自
在に設けられ、この上部多孔板ａｚの中央部に、上配檜
体（１）の上板αｊ、Ｊ：に立設されたシリンダ装置０
４におけるピストンロッＦａ９が連結されている。

そして、上記上部多孔板ａりの下Ｎｋ、均等間隔で３面
食屑に無数の弾性を有する輪状咄羽を設けた柔軟な紐状
Ｐ＃ａ・が多数吊持され【いる、この紐状Ｐ材αυは、
たとえば、才４図に示すよ５に。

合成繊維により編部す養帯状基材ａ７）の片ｉ１にサラ
ンをループパイル錦秋に編込み、上記帯状着材鰭を、そ
の外周面にループパイル錦が放射状に位置するように１
ａり加工することＫよって形成し、Ｐ材長さに比して表
面積がきわめて大きく、かつ、生物性汚泥層の定着増殖
に適した無数の繊維間隙を有する。

つぎに１作動を説明する。

まず、ｆ過工程においては、才１図に示す状態から才２
図に示すよさに、上部多孔板任りを所定の位置まで下降
する。これｋよって、上部多孔板０２に均等間隔で多数
吊設した柔軟な紐状Ｐ材αｅが下部多孔板αυとの間で
屈−し、すなわち、各紐状Ｐ材αｅ同志がそれぞれ級間
隙をふさぐよ５に自由に小さく屈折積層し、やわらかく
圧縮され、弾性を有する毛羽により、すなわち、毛羽空
間を有する繊ｍＫよって立体的なスポンジ状の濾過層が
形成される。

そして、都市下水、し尿または有機性産業農水などの二
次処理水にエアレージ１ンなどで酸素を補給した原水を
槽体（１）内に送入し、スポンジ状の一過層を通すと、
二次処理水中に含まれる活性汚泥細片などがスポンジ状
の一過層で捕捉され、かつ、無数の繊維に生物性汚泥が
付着して好気性生物汚泥層が形成され、この生物性汚泥
層を原水が連続して通過するととｋより、二次処理中に
残存するＩＯＤは高濃度の生物性汚泥と完全に接触し。

酸化されて吸着され、しかも、二次ｍｙ氷水中含まれる
浮遊懸濁物をも同時に吸着され、浄化される。

なお、原水のｆ過作業におい【、原水を下部の流水口（
３）から送入して、１遍水を上部の流水口（２）から送
出する上向流濾過のほか、原水を上部の流水口（２）か
ら送入し【、Ｆ！通過水下部の流水口（３）から送出す
る下向流濾過でもよい。

つぎに、上述のように生物酸化吸着１通を継続すると、
浮遊懸濁物を含む生物性汚泥が遂次増量濃縮し、目づま
り現象を起こして所定の一過が困難となるが、この際に
は、原水の送入を停止して紐状ｆ材Ｏｅの洗浄を行う。

この洗浄にあたっては１才２図に示す濾過状態から矛５
図に示すよう東、上部多孔板ａりを濾過状態からさらに
所定の位置まで押下げて下部多孔板Ｇυとの間で紐状Ｐ
＃ａ―を加圧し、スポンジ状の一過層で捕捉されて繊維
を被に付着肥厚安定した汚泥塊を押しつぶすようにして
、繊維から汚泥を分解離散させ、流動性を有する高貴度
の汚泥水とする。そして、再度上部多孔板ａりを紐状Ｐ
ｉｔ（１Ｇが―直にたれ下がる才１図の所定の位置まで
引上げ、積層した紐状Ｆ＃（１６１を直列にして分散さ
せる。

このようｋして、槽体（１１内で上部多孔板Ｑｌを昇降
し、紐状Ｐ＃（１ＧＫ対して加圧と引上げ分散の操作を
数回繰９返すととｋより、捕捉されて塊状に安定した汚
泥は完全に流動化し、紐状Ｆ＃Ｑ６１から分離する。

そして、＃小管ａ・のバルブ（旬を開くととｋより、槽
体（１）内で体動化した汚泥水は排出口（８）から外部
に排出される。この外部に排出された汚泥水はきわめて
高一度でかつ少量であるため、廃秦にあたり、凝集、鎖
線、脱水固化などの後処理が非常に容易であり、作業効
率を陶土させることができる。

なお、実施にあたつ【、上部多孔［（１３の昇降は、空
圧または油圧郷によるレリンダ装置ａ◆によるほか、手
動式のものｋよってもよい。

また、下部多孔板（１１１および上部多孔板ａｚは、板
体に多数の通孔を穿設したもの、枠組形成したもの％網
体を張設したものなどで形成することができる。

発明の効果本発明によれば、紐状Ｆ＃を吊設した上部多孔板を昇降
することｋより、紐状Ｐ材の集金および分散を容易かつ
円滑に行５ことができ、集合および分散のための複雑な
構成を必要とせず、保守、点検なども容易に行５ことが
できる。

また、紐状Ｐ材の洗浄にあたっては、上部多孔板の昇降
によって紐状Ｐ材の圧ｍおよび分散を繰り返すことＫよ
ってでき、洗浄用水を用いずに高わめて容易にできる。

【図面の簡単な説明】

牙１図ないし才暴ｗＡは本発明の装置の一実施例を示す
縦断１１ｉ図、才４図は紐状ｒ材の横断面図である。（り・・槽体、（２）（３）・・流水口、α塾・・下部
多孔板、　Ｑｌ・・上部多孔板、α・・・紐状ｒ材。

Claims

【特許請求の範囲】（１１上下部に原水流入および濾過水流出用り流水口を
有する槽体と、この櫓体内の下部ＫＲけられた下部多孔板と、上記櫓体
内の上部に上記下部多孔板に対して上下動自在に設けら
れた上部多孔板と、この上部多孔板に吊設され無数の毛羽を有する多数の紐
状ｆ材と、を備えたことを特徴とする生物酸化吸着濾過装置。