JPS5811923Y2 - オイルタンクの自動加圧装置 - Google Patents
オイルタンクの自動加圧装置Info
- Publication number
- JPS5811923Y2 JPS5811923Y2 JP3372177U JP3372177U JPS5811923Y2 JP S5811923 Y2 JPS5811923 Y2 JP S5811923Y2 JP 3372177 U JP3372177 U JP 3372177U JP 3372177 U JP3372177 U JP 3372177U JP S5811923 Y2 JPS5811923 Y2 JP S5811923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- oil tank
- oil
- stepped piston
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はオイルタンク内の気圧の変化を利用してタン
ク内に空気を送り込む装置に関する。
ク内に空気を送り込む装置に関する。
油圧装置のオイルタンクは、例えば、油圧ショベルでは
密閉式、あるいは、コンプレッサ一方式が行なわれてい
る。
密閉式、あるいは、コンプレッサ一方式が行なわれてい
る。
密閉式では油圧シリンダの最も伸長してタンク内の油が
最も減少したときにキャップを閉めて密閉状態にすれば
、油圧シリンダが収縮した場合にはタンク内の油が増加
し、空間容積が減少し圧力が増す。
最も減少したときにキャップを閉めて密閉状態にすれば
、油圧シリンダが収縮した場合にはタンク内の油が増加
し、空間容積が減少し圧力が増す。
この方法では空気の補給がないのでタンク内の圧力は油
圧シリンダの大きさにより限定され、それ以上になるこ
とはない。
圧シリンダの大きさにより限定され、それ以上になるこ
とはない。
コンプレッサによる方法はタンク内の空気圧は常に一定
に保持されるが、コストが高くなる欠点があった。
に保持されるが、コストが高くなる欠点があった。
本考案はこれらの欠点のないタンクの加圧装置を提供す
るものである。
るものである。
図面によって詳細に説明する。
1は本体で、オイルタンク2の上蓋3を貫通して固着し
ている。
ている。
本体1の上端には空気の流入口4、その下方にはバルブ
室5があり、チェックバルブ6が上方の流入口4に向け
てバネ7で押され、空気が下方に向ってのみ流れる如く
している。
室5があり、チェックバルブ6が上方の流入口4に向け
てバネ7で押され、空気が下方に向ってのみ流れる如く
している。
バルブ室5の下方に1は小径の孔8、更に、大径の孔9
があり、該孔8,9に小径部10と大径部11とよりな
る段付ピストン12を摺動自在に嵌挿している。
があり、該孔8,9に小径部10と大径部11とよりな
る段付ピストン12を摺動自在に嵌挿している。
段付ピストン12には中心に上端に開口した軸方向の孔
13、その下方に該孔13より大径の孔14、更にその
下方に該こ孔14より大径のバルブ室15があり、該バ
ルブ室15にはチェックバルブ16をバネ17で上方に
向けて押付け、下方に向ってのみ空気が流れる如く装着
している。
13、その下方に該孔13より大径の孔14、更にその
下方に該こ孔14より大径のバルブ室15があり、該バ
ルブ室15にはチェックバルブ16をバネ17で上方に
向けて押付け、下方に向ってのみ空気が流れる如く装着
している。
18は段付ピストン12下端の口、19は本体1下端の
流出口である。
流出口である。
また、20は空気の通路で、大径の孔9と段付ピストン
12で形成した室21を大気に通せしめている。
12で形成した室21を大気に通せしめている。
なお、22は油面、23は注油口、24は油の流入口、
25は油の流出口、26はストレーナ、33はバネであ
る。
25は油の流出口、26はストレーナ、33はバネであ
る。
本考案は上記の如く構成しているが、その作動状況につ
いて説明する。
いて説明する。
油圧シリンダを使用した作業機械、例えば、油圧ショベ
ルでは、油圧シリンダの状況によりオイルタンク2内の
油の量が大きく変化する。
ルでは、油圧シリンダの状況によりオイルタンク2内の
油の量が大きく変化する。
すなわち、油圧シリンダはそのヘッド側とロッド側では
ロッドの容積だけ油の容量が異なるため、油圧シリンダ
が伸長したときはオイルタンク2の油量は減少し、収縮
したときは油量は増加する。
ロッドの容積だけ油の容量が異なるため、油圧シリンダ
が伸長したときはオイルタンク2の油量は減少し、収縮
したときは油量は増加する。
故に、オイルタンク2内の空気圧もこれに応じて変化す
る。
る。
油圧シリンダが伸長してオイルタンク2内の油量が減少
し、油面22が低下しているときはオイルタンク2内の
空気圧は低下し、段付ピストン12は自重、および、バ
ネ33の力で下降している。
し、油面22が低下しているときはオイルタンク2内の
空気圧は低下し、段付ピストン12は自重、および、バ
ネ33の力で下降している。
この場合、バルブ6.16は共にバネ7゜17で上方に
押付けられて流入口4、孔14は閉じられている。
押付けられて流入口4、孔14は閉じられている。
次に、油圧シリンダが収縮してオイルタンク2内の油量
が増加し、油面22が上昇してオイルタンク2内の空気
圧が上昇すれば、段付ピストン12の大径部11の下端
に作用する力が小径部10に作用する力、および、バネ
33の力に打勝って段付ピストン12を上昇せしめる。
が増加し、油面22が上昇してオイルタンク2内の空気
圧が上昇すれば、段付ピストン12の大径部11の下端
に作用する力が小径部10に作用する力、および、バネ
33の力に打勝って段付ピストン12を上昇せしめる。
段付ピストン12の小径部10の移動量だけ孔8の部分
の容積が減少し、バルブ室5、および、これに続いた孔
8,13゜14の室の圧力が上昇し、バルブ16に下方
がら作用するバネ17および、バルブ室15の内圧によ
る作用力に抗してバルブ16を押開いてバルブ室15が
空気が流入する。
の容積が減少し、バルブ室5、および、これに続いた孔
8,13゜14の室の圧力が上昇し、バルブ16に下方
がら作用するバネ17および、バルブ室15の内圧によ
る作用力に抗してバルブ16を押開いてバルブ室15が
空気が流入する。
次に、油圧シリンダを伸長すればオイルタンク2内の油
量が減少し、油面22が下降してオイルタンク2内の空
気圧が減少する。
量が減少し、油面22が下降してオイルタンク2内の空
気圧が減少する。
段付ピストン12は自重、および、バネ33、更に、下
端に作用する力の減少により下降する。
端に作用する力の減少により下降する。
小径部10が下降した分だけ容積が増加するが、バルブ
室5の圧力が大気圧以下になればバルブ6が開いて大気
がバルブ室5に流入する。
室5の圧力が大気圧以下になればバルブ6が開いて大気
がバルブ室5に流入する。
このようにピストンの伸縮によってオイルタンク2内の
油量が変化し、それに対応して気圧が変化し、段付ピス
トン12を上下に移動せしめ、バルブ室5の空気を少し
づつタンク2内に送り込む。
油量が変化し、それに対応して気圧が変化し、段付ピス
トン12を上下に移動せしめ、バルブ室5の空気を少し
づつタンク2内に送り込む。
このようにタンク2内の気圧を高めようとするが、気圧
が一定以上になれば段付ピストン12の下端に作用する
力が大きくなり、該段付ピストン12が下降せず、した
がってタンク内に空気を送り込む作用は行なわれなくな
る。
が一定以上になれば段付ピストン12の下端に作用する
力が大きくなり、該段付ピストン12が下降せず、した
がってタンク内に空気を送り込む作用は行なわれなくな
る。
第3図は本考案の他の実施例で、第1図の場合は下側の
バルブ16を段付ピストン12の内部に設置したのに対
して、第3図の場合は外部に設置したもので、孔8の側
部に通ずる孔27を介してバルブ室28を設け、該バル
ブ室28にバルブ30をバネ29により装着し、かつ、
該バルブ室28を孔31でタンク2内に通せしめている
。
バルブ16を段付ピストン12の内部に設置したのに対
して、第3図の場合は外部に設置したもので、孔8の側
部に通ずる孔27を介してバルブ室28を設け、該バル
ブ室28にバルブ30をバネ29により装着し、かつ、
該バルブ室28を孔31でタンク2内に通せしめている
。
タンク2内の気圧の変化に応じて段付ピストン32が上
下に移動し、孔8の部分の容積の変化に応じてバルブ室
5の気圧が変化し、気圧が上昇すればバルブ30を押し
てバルブ室28に空気を送り出し、大気圧以下になれば
バルブ6を開いて大気を吸い込む。
下に移動し、孔8の部分の容積の変化に応じてバルブ室
5の気圧が変化し、気圧が上昇すればバルブ30を押し
てバルブ室28に空気を送り出し、大気圧以下になれば
バルブ6を開いて大気を吸い込む。
タンク内の気圧が一定以上になれば段付ピストン32が
作動しなくなることは前に述べた第1図の場合と同様で
ある。
作動しなくなることは前に述べた第1図の場合と同様で
ある。
以上述べたように、本考案はオイルタンク内の気圧の変
化により段付ピストンを作動して2個のバルブの間の気
圧を変化せしめて空気をタンク内に送り込み、タンク内
の気圧が一定値以上になれば段付ピストンは作動せず、
タンク内は常にほぼ一定の圧力に保持され、ポンプの吸
込み状態を良好に保つ。
化により段付ピストンを作動して2個のバルブの間の気
圧を変化せしめて空気をタンク内に送り込み、タンク内
の気圧が一定値以上になれば段付ピストンは作動せず、
タンク内は常にほぼ一定の圧力に保持され、ポンプの吸
込み状態を良好に保つ。
第1図は本考案の断面図、第2図は本考案を実際に取付
けた状態を示すタンクの断面図、第3図は本考案の他に
実施例の断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・オイルタンク、3
・・・・・・上蓋、6・・・・・・チェックバルブ、1
0・・・・・・小径部、12・・・・・・段付ピストン
、16・・・・・・チェックバルブ。
けた状態を示すタンクの断面図、第3図は本考案の他に
実施例の断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・オイルタンク、3
・・・・・・上蓋、6・・・・・・チェックバルブ、1
0・・・・・・小径部、12・・・・・・段付ピストン
、16・・・・・・チェックバルブ。
Claims (2)
- (1)密閉したオイルタンクの上蓋に本体を設置し、該
本体に大気とタンク内部を結ぶ通路を設け、該通路にタ
ンク内部へ空気が流れる如く2個のチェックバルブを設
け、両チェックバルブ間の通路に大径部端はタンク側へ
、中間部は大気側へ通じた段付ピストンの小径部を臨ま
しめたことよりなるオイルタンクの自動加圧装置。 - (2)大気からタンク内部に通ずる通路を段付ピストン
内部を通し、該段付ピストン内部の通路にチェックバル
ブを設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載のオイル
タンク自動加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3372177U JPS5811923Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | オイルタンクの自動加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3372177U JPS5811923Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | オイルタンクの自動加圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53127608U JPS53127608U (ja) | 1978-10-11 |
JPS5811923Y2 true JPS5811923Y2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=28889753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3372177U Expired JPS5811923Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | オイルタンクの自動加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811923Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-18 JP JP3372177U patent/JPS5811923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53127608U (ja) | 1978-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5450924A (en) | Portable oil suction device | |
US4472112A (en) | Pressure control arrangements for an air compression system | |
JPS5924292B2 (ja) | 車高調整式シヨツクアブソ−バ | |
US2560676A (en) | Pneumatic-hydraulic system for well pumping or drilling units | |
US3834837A (en) | Air compressor with governor | |
US2990816A (en) | Pressure fluid operated pumping mechanism | |
JPS5811923Y2 (ja) | オイルタンクの自動加圧装置 | |
JPH0616957B2 (ja) | 圧縮成形機におけるラムの昇降機構 | |
US4503752A (en) | Hydraulic pumping unit | |
US4092087A (en) | Air operated pump | |
US3643432A (en) | Pneumatic pump activator for oil wells | |
US1212757A (en) | Hydraulic jack. | |
JPH0427391B2 (ja) | ||
JPS6120690B2 (ja) | ||
EP0240278A2 (en) | Improvements relating to gas compressors | |
JPS6123683Y2 (ja) | ||
US2914036A (en) | Hydraulic pumping system | |
US2214343A (en) | Well pump | |
JP2842053B2 (ja) | ダイヤフラム式ポンプ | |
US2752087A (en) | Device for airing water tanks | |
JPS6114722Y2 (ja) | ||
SU1149765A1 (ru) | Пневматический излучатель акустических сигналов в жидкой среде | |
US4176520A (en) | Drive system for deep well pump | |
US1981969A (en) | Carburetor | |
JPS5930233Y2 (ja) | 自動アンロ−ダ式空気圧縮機 |