JPS58118597A - Cs↓2とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン誘導体を反応させる方法,その反応生成物及びこれを用いた潤滑剤組成物 - Google Patents
Cs↓2とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン誘導体を反応させる方法,その反応生成物及びこれを用いた潤滑剤組成物Info
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- JPS58118597A JPS58118597A JP2482A JP2482A JPS58118597A JP S58118597 A JPS58118597 A JP S58118597A JP 2482 A JP2482 A JP 2482A JP 2482 A JP2482 A JP 2482A JP S58118597 A JPS58118597 A JP S58118597A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、二硫化炭素と、ポリアミンのポリアルケニル
スクシンイミドのチオモリブデン誘導体との反応生成物
の製造およびその利用に関するものである。本発明の反
応生成物は1.潤滑剤組成物の分散剤、摩耗低減剤およ
び酸化防止剤として有用である。
スクシンイミドのチオモリブデン誘導体との反応生成物
の製造およびその利用に関するものである。本発明の反
応生成物は1.潤滑剤組成物の分散剤、摩耗低減剤およ
び酸化防止剤として有用である。
従来技術についての記載
潤滑剤組成物中にウレタンまたはカルバミン酸塩を使用
することは公知である。さらに潤滑剤中にモリブデン誘
導体を使用することについても多くの特許が存在する。
することは公知である。さらに潤滑剤中にモリブデン誘
導体を使用することについても多くの特許が存在する。
従って、ここでは最も関連の深いものについてのみ記載
°する。
°する。
米国特許第3,096,285号には、式%式%)
(式中、ip=飽和脂肪族基y=i〜8、R′=1価の
炭化水素基、X=0.またはS) で示される酸化防止ウレタンが示されている。
炭化水素基、X=0.またはS) で示される酸化防止ウレタンが示されている。
米国特許第2,161,615号には、式(R,R’=
H、アルキル基、脂環基または芳香族基で、R’はHで
ないものを選択する、)で示される摩耗防止剤が示され
ている。
H、アルキル基、脂環基または芳香族基で、R’はHで
ないものを選択する、)で示される摩耗防止剤が示され
ている。
米国特許第2,187,742号には、オイルの摩擦率
ヲ下ケるアルキルウレタンのようなウレタンが示されて
いる。
ヲ下ケるアルキルウレタンのようなウレタンが示されて
いる。
非常に基本的なものとして、米lS1%許第6.35へ
702号には、式 %式% (式中m + n = 4、m = 2.55〜5、n
=1.65〜1、Rは、1〜24の炭素原子を持つヒド
ロカルビル基でR,NuがCalと反応することにより
ジチオカルバミン酸塩を製造できるようなもの)で示さ
れる化合物について特許請求している。
702号には、式 %式% (式中m + n = 4、m = 2.55〜5、n
=1.65〜1、Rは、1〜24の炭素原子を持つヒド
ロカルビル基でR,NuがCalと反応することにより
ジチオカルバミン酸塩を製造できるようなもの)で示さ
れる化合物について特許請求している。
さらK、米国特許第440へ140には、興味あるモリ
ブデン化合物について記載されている。
ブデン化合物について記載されている。
以下に述べるように、これらの公知例はいずれも、本発
明の新規な、独1の、自明でない製造法については何ら
暗示または示唆しておらず、本発明の製造法によっての
み、顕著に優れた特性を持つ新規化合物を得ることがで
きるのである。
明の新規な、独1の、自明でない製造法については何ら
暗示または示唆しておらず、本発明の製造法によっての
み、顕著に優れた特性を持つ新規化合物を得ることがで
きるのである。
本発明は、まず、二硫化水素とアルケニルスクシンイミ
ドのオキシモリブデン誘導体との反応によりジーまたは
ポリアミンのアルケニルスクシンイミドのチオモリブデ
ン誘導体を製造しておき、次にこのチオモリブデン誘導
体を二硫化炭素で処理して、一般式 %式%) (式中、マ=α5〜5、v+v=α5〜3、X=α8〜
5、!=1〜’s、2=α5〜5、Rは、15〜′50
0の炭素原子を持つ、アルケニルスクシニルジーまたは
ポリアミン基からなる官能基でsす、R′は、Hl 1
〜20の炭素原子を持つアルキル基、またはRと同一ま
たは異なるアルケニルスクシニルジーンまたはポリアミ
ン基であり、Xは好ましくはα8〜1のもの) で示されるチオカルボニル類をつくるものであり、従来
技術とは本質的に異なるものである。
ドのオキシモリブデン誘導体との反応によりジーまたは
ポリアミンのアルケニルスクシンイミドのチオモリブデ
ン誘導体を製造しておき、次にこのチオモリブデン誘導
体を二硫化炭素で処理して、一般式 %式%) (式中、マ=α5〜5、v+v=α5〜3、X=α8〜
5、!=1〜’s、2=α5〜5、Rは、15〜′50
0の炭素原子を持つ、アルケニルスクシニルジーまたは
ポリアミン基からなる官能基でsす、R′は、Hl 1
〜20の炭素原子を持つアルキル基、またはRと同一ま
たは異なるアルケニルスクシニルジーンまたはポリアミ
ン基であり、Xは好ましくはα8〜1のもの) で示されるチオカルボニル類をつくるものであり、従来
技術とは本質的に異なるものである。
本発明の生成物中にジチオカルバミン酸モリブデン部分
が存在する可能性はあるが、本発明では、チオウレア、
ジチオカルバミン酸アンモニウム、モリブデン:アミン
コンプレックス、モノチオカルバきン酸アンモニウム、
またはモノチオカルバミン酸モリブデン、またはこれら
のいずれかの混合物またはこれらのすべてが、生成物中
に存在していてもかまわない。何故なら本発明の複合体
生成物の実際の組成は、未だ確認されていないためであ
る。従って単独複合体および混合物の両方が、本発明の
範囲内に含まれるものとする。
が存在する可能性はあるが、本発明では、チオウレア、
ジチオカルバミン酸アンモニウム、モリブデン:アミン
コンプレックス、モノチオカルバきン酸アンモニウム、
またはモノチオカルバミン酸モリブデン、またはこれら
のいずれかの混合物またはこれらのすべてが、生成物中
に存在していてもかまわない。何故なら本発明の複合体
生成物の実際の組成は、未だ確認されていないためであ
る。従って単独複合体および混合物の両方が、本発明の
範囲内に含まれるものとする。
発明の概要
本発明における潤滑剤組成物中に使用される反応生成物
の製造は、比較的単純であり、経済的に実施することが
できる。
の製造は、比較的単純であり、経済的に実施することが
できる。
本発明の反応物および反応生成物に対して不活性である
、反応物用の溶媒を使用することにより、促進される。
、反応物用の溶媒を使用することにより、促進される。
本発明においては、広範囲の芳香族および脂肪族溶媒が
使用できるが、ベンゼン、トルエン、ペンタン、ヘキサ
/、シクロヘキサンおよびこれらの混合物が好ましく使
用される。
使用できるが、ベンゼン、トルエン、ペンタン、ヘキサ
/、シクロヘキサンおよびこれらの混合物が好ましく使
用される。
反応は、室温から200℃の範囲で行うことができる。
実際には、約35℃以上から、反応に使用される溶媒ま
たは溶媒混合物の還流温度で反応行うのが便利である。
たは溶媒混合物の還流温度で反応行うのが便利である。
本発明の製造法は、具体的には、アルケニルスクシンイ
ミドのチオモリブデン誘導体を不活性溶媒中に溶解し、
このようにして得られた溶液に、CS、 :モリブデン
のモル充填比が約0.5:1〜5:1、好ましくは1:
1〜2:1となるようKC8宏を添加し、室温から40
℃以上の温度で約1〜10時間にわたって攪拌を続け、
さらに不活性ガスの雰囲気下に還流し、次に、反応によ
り生じた水を、70〜200℃の範囲の温度で共沸蒸溜
によシ除去し、冷却し、濾過し、溶媒を除去して生成物
を得るものである。
ミドのチオモリブデン誘導体を不活性溶媒中に溶解し、
このようにして得られた溶液に、CS、 :モリブデン
のモル充填比が約0.5:1〜5:1、好ましくは1:
1〜2:1となるようKC8宏を添加し、室温から40
℃以上の温度で約1〜10時間にわたって攪拌を続け、
さらに不活性ガスの雰囲気下に還流し、次に、反応によ
り生じた水を、70〜200℃の範囲の温度で共沸蒸溜
によシ除去し、冷却し、濾過し、溶媒を除去して生成物
を得るものである。
出発物質のアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン
誘導体は、モリブデン酸またはモリブデンオキシド(水
和物ないしは、水と接触しているオキシド)を、トリエ
チレンテトラミンのポリブテニルスクシンイミドのよう
なポリブテニルスクシンイミドと反応さ=ぜることによ
り製造することができる。
誘導体は、モリブデン酸またはモリブデンオキシド(水
和物ないしは、水と接触しているオキシド)を、トリエ
チレンテトラミンのポリブテニルスクシンイミドのよう
なポリブテニルスクシンイミドと反応さ=ぜることによ
り製造することができる。
目的とする出発化合物の製造については、1980年6
月16日付の関連米国出願番号第159,040号にさ
らに詳細に回示されている。
月16日付の関連米国出願番号第159,040号にさ
らに詳細に回示されている。
本発明は、下記の実施例により何ら制限されるものでは
なく、実施例は本発明を具体的に説明するにすぎない。
なく、実施例は本発明を具体的に説明するにすぎない。
実施例1
分子量約1200のポリブテンから製造されたトリエチ
レンテトラミンのポリブチニルスクシンイミドのチオモ
リブデン誘導体、6′5.5f(α009りのモリブデ
ンに相当)を、100WIのシクロヘキサンに溶解した
。これに、0.82 F (0,168モル)の二硫化
炭素を加えた。混合物を、室温で50分間、次いで40
℃で1時間攪拌してから、N倉ガスの存在下に還流温度
まで加熱した。水を90℃(最高温度)で1時間かけ共
沸蒸溜することにより除去した。混合物を冷却して、濾
過し、10調Hg、 150℃で溶媒をストリッピン
グした。生ビ物を、100〜120℃で洗浄濾過(po
lisb−filtered ) L 、分析した結果
は下記の通りであった。
レンテトラミンのポリブチニルスクシンイミドのチオモ
リブデン誘導体、6′5.5f(α009りのモリブデ
ンに相当)を、100WIのシクロヘキサンに溶解した
。これに、0.82 F (0,168モル)の二硫化
炭素を加えた。混合物を、室温で50分間、次いで40
℃で1時間攪拌してから、N倉ガスの存在下に還流温度
まで加熱した。水を90℃(最高温度)で1時間かけ共
沸蒸溜することにより除去した。混合物を冷却して、濾
過し、10調Hg、 150℃で溶媒をストリッピン
グした。生ビ物を、100〜120℃で洗浄濾過(po
lisb−filtered ) L 、分析した結果
は下記の通りであった。
%Mo = 1.4 %S = 1.86、分析値か
ら計算したS : Moの原子比=3.72:1(式か
らの計算値4:1) 実施例2 555り(0,05yのモリブデンに相当)の実施例1
で使用したポリブチニルスクシンイミドのジテオモリブ
デン誘導体、300WIのシクロヘキサンおよび、僅か
に3.04 y (0,04モル)の二硫化炭素を使用
すること以外は実施例1と同様にして製造を行った。収
量は256Fであ一″:>た、%Mo = t50 、
%s = 1.28でS : Mo (原子比)=2.
95:1(等式からのそれは3.7:1)であった。
ら計算したS : Moの原子比=3.72:1(式か
らの計算値4:1) 実施例2 555り(0,05yのモリブデンに相当)の実施例1
で使用したポリブチニルスクシンイミドのジテオモリブ
デン誘導体、300WIのシクロヘキサンおよび、僅か
に3.04 y (0,04モル)の二硫化炭素を使用
すること以外は実施例1と同様にして製造を行った。収
量は256Fであ一″:>た、%Mo = t50 、
%s = 1.28でS : Mo (原子比)=2.
95:1(等式からのそれは3.7:1)であった。
実施例3
284.4r(0,04fのモリブデンに相当)の実施
例1で使用したポリブテニルスクシンイミドのジチオモ
リブデン誘導体、600H1のシクロヘキサンおよび3
.04 t (0,04モル)の二硫化炭素を使用する
以外は、実施例1と同様にして製造した。収量は286
vであった、分析結果はチM。
例1で使用したポリブテニルスクシンイミドのジチオモ
リブデン誘導体、600H1のシクロヘキサンおよび3
.04 t (0,04モル)の二硫化炭素を使用する
以外は、実施例1と同様にして製造した。収量は286
vであった、分析結果はチM。
=1.44.%S = 1.45 、 S : Moの
原子比=2.98:1であった。
原子比=2.98:1であった。
上記l!施例1〜6の生成物を、自動車オイル組成物中
に混合し、種々のテストを行った。これらのうち、ペン
チveテストは、濁シ度を測定するもので、濁シ度値が
低ければ低いほど、よりょい分散性を示すものである。
に混合し、種々のテストを行った。これらのうち、ペン
チveテストは、濁シ度を測定するもので、濁シ度値が
低ければ低いほど、よりょい分散性を示すものである。
このテストは、テスト容器中に正確な量のテストオイル
、合成ブローパイ(blowby)/および鉱油希釈剤
を混合することにより実施する。容器を、ロッカーに入
れ、280下で4時間揺動した。加熱後、サンプルをさ
らに鉱油で希釈し、室温まで冷却し、サンプルの濁り度
を、700mμフィルター付きのルメトロン(Lume
tron )濁り測定器で測定した。合成ブローパイは
特定条件下に酸化された炭化水素留分である。
、合成ブローパイ(blowby)/および鉱油希釈剤
を混合することにより実施する。容器を、ロッカーに入
れ、280下で4時間揺動した。加熱後、サンプルをさ
らに鉱油で希釈し、室温まで冷却し、サンプルの濁り度
を、700mμフィルター付きのルメトロン(Lume
tron )濁り測定器で測定した。合成ブローパイは
特定条件下に酸化された炭化水素留分である。
この物質は、ピストンリングを通過する通路および内燃
エンジンのクランクケースの中に見られる酸化を受けた
物質を想定するものである。
エンジンのクランクケースの中に見られる酸化を受けた
物質を想定するものである。
ジャーナル軸受リグにおけるベンチ(Bench )L
−38テストは、フエデラル法(FederalMet
hod)4791 mおよび5405.1の工/ジンテ
スト規定と類似しておシ、クランクケースオイルの銅−
鉛ベアリング腐食特性を駒べる方法によるものである。
−38テストは、フエデラル法(FederalMet
hod)4791 mおよび5405.1の工/ジンテ
スト規定と類似しておシ、クランクケースオイルの銅−
鉛ベアリング腐食特性を駒べる方法によるものである。
銅片テストは、ASTM法D−130によるものであり
、みがき上げた銅片を、一定量の新しいオイルおよびテ
ストしようとする添加剤を含むオイルに浸漬し、テスト
しようとする物質に特有の−・定温度および一定時間加
熱するものである。上記の処理後に、鋼片を取り出し、
洗浄し、ASTM鋼片腐食基準と比較する、 第5番目のテストは、フォア−ポールウェア(Four
Ba1l W@ar )テストで、米国特許第438
4,588号中に記載されているもので、潤滑剤にテス
トすべき添加剤を入れた場合および入れない場合につい
て、エンジンテスト条件下に生ずる摩耗の量を測定する
ものである。摩耗の量が多ければ多いほど、テストオイ
ル組成物の耐摩耗性性能が低いことになる。この摩耗は
、摩耗きず直径によって測定される。本発明の実施例に
おいては、このテストは、600 rprrv’ 20
0 ?/40に4の荷重で2時間で行われた。小型エン
ジン摩擦テストは、単数シリンダーエンジンテストであ
シ、オイルの摩擦特性を測定するものである。衣1に示
した値は、テスト中のオイルを含有するエンジンを動か
すのに必要とするトルクに基ずくものである。このテス
トの結果によシ、トノVりのパーセント変化が、燃料消
費のパーセント変化と関連しているので、種々の運転状
態下における大型車を使用する場合の使用実態と関連す
ることが判明した。
、みがき上げた銅片を、一定量の新しいオイルおよびテ
ストしようとする添加剤を含むオイルに浸漬し、テスト
しようとする物質に特有の−・定温度および一定時間加
熱するものである。上記の処理後に、鋼片を取り出し、
洗浄し、ASTM鋼片腐食基準と比較する、 第5番目のテストは、フォア−ポールウェア(Four
Ba1l W@ar )テストで、米国特許第438
4,588号中に記載されているもので、潤滑剤にテス
トすべき添加剤を入れた場合および入れない場合につい
て、エンジンテスト条件下に生ずる摩耗の量を測定する
ものである。摩耗の量が多ければ多いほど、テストオイ
ル組成物の耐摩耗性性能が低いことになる。この摩耗は
、摩耗きず直径によって測定される。本発明の実施例に
おいては、このテストは、600 rprrv’ 20
0 ?/40に4の荷重で2時間で行われた。小型エン
ジン摩擦テストは、単数シリンダーエンジンテストであ
シ、オイルの摩擦特性を測定するものである。衣1に示
した値は、テスト中のオイルを含有するエンジンを動か
すのに必要とするトルクに基ずくものである。このテス
トの結果によシ、トノVりのパーセント変化が、燃料消
費のパーセント変化と関連しているので、種々の運転状
態下における大型車を使用する場合の使用実態と関連す
ることが判明した。
表1に示すように、本発明の実施例の添加剤を使用した
場合、酸化、摩耗、摩擦についてのテストの結果は、比
較オイルよりも良好であり、分散性および耐食性につい
てははソ同等であった。実施例3のものを使用したオイ
ルについての小型エンジン摩擦テストにおける摩擦の激
減は、本発明の添加剤がいかに有効であるかを示すもの
である。
場合、酸化、摩耗、摩擦についてのテストの結果は、比
較オイルよりも良好であり、分散性および耐食性につい
てははソ同等であった。実施例3のものを使用したオイ
ルについての小型エンジン摩擦テストにおける摩擦の激
減は、本発明の添加剤がいかに有効であるかを示すもの
である。
本発f!AKよる潤滑剤組成物は14本発明の生成物の
少くとも1種を、0.1〜15,0重量%、より好まし
くは0.5〜10重量−の範囲の量で、そして特に1.
0重量−以上であって、モリブデン金属が0.01〜0
,2重量%となる量で含有しているものである。本発明
の潤滑剤組成物には、さらに他の周知の添加剤を、各々
の添加剤効果を発揮するのに充分な量で含有しているも
のであってよい。
少くとも1種を、0.1〜15,0重量%、より好まし
くは0.5〜10重量−の範囲の量で、そして特に1.
0重量−以上であって、モリブデン金属が0.01〜0
,2重量%となる量で含有しているものである。本発明
の潤滑剤組成物には、さらに他の周知の添加剤を、各々
の添加剤効果を発揮するのに充分な量で含有しているも
のであってよい。
本発明による潤滑剤組成物は、適当な基油のような、潤
滑粘度の周知の種類のオイルを主要成分とするものであ
る。これらの例としては、炭化水素または、ナフテン系
、パラフィン系およびナフテン系とパラフィン系との混
合系からなる潤滑油用鉱油を挙げる仁とができる。この
種のオイルは、溶媒精製および酸精製のような公知方法
のいずれかによシ精製しておいてもよい。アルキレンポ
リマタイプの合成炭化水素オイルまたは、石炭およびけ
つ岩油から導びかれたオイルも使用することができる。
滑粘度の周知の種類のオイルを主要成分とするものであ
る。これらの例としては、炭化水素または、ナフテン系
、パラフィン系およびナフテン系とパラフィン系との混
合系からなる潤滑油用鉱油を挙げる仁とができる。この
種のオイルは、溶媒精製および酸精製のような公知方法
のいずれかによシ精製しておいてもよい。アルキレンポ
リマタイプの合成炭化水素オイルまたは、石炭およびけ
つ岩油から導びかれたオイルも使用することができる。
プロピレンオキシドポリマ、および末端ノヒトロキシル
基が変性されているプロピレンオキシドポリマのエーテ
ルおよびエステルのようなアルキレンオキシドポリマお
よびそれらの鍔導体も使用することができる。例えばア
ジピン酸ジブデル、セパシン酸ジー2−エチル−ヘキシ
ル、フマール酸ジーn−へキシルポリマ等のようなジカ
ルボ/酸エステル系の合成オイルも使用することができ
る。例えばテトラドデシルベンゼンのよウナアルキルベ
ンゼン系の合成オイルも、また使用することができるう 上記の実施例は、単に本発明を具体的に説明するもので
あって、本発明を何ら制限するものでなく、また、本発
明は実施の際の具体的方法によっても制限を受けない。
基が変性されているプロピレンオキシドポリマのエーテ
ルおよびエステルのようなアルキレンオキシドポリマお
よびそれらの鍔導体も使用することができる。例えばア
ジピン酸ジブデル、セパシン酸ジー2−エチル−ヘキシ
ル、フマール酸ジーn−へキシルポリマ等のようなジカ
ルボ/酸エステル系の合成オイルも使用することができ
る。例えばテトラドデシルベンゼンのよウナアルキルベ
ンゼン系の合成オイルも、また使用することができるう 上記の実施例は、単に本発明を具体的に説明するもので
あって、本発明を何ら制限するものでなく、また、本発
明は実施の際の具体的方法によっても制限を受けない。
従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によっ
てのみ決定されるものである。
てのみ決定されるものである。
代理人 弁理士 佐 藤 正 年
手続補正書(自発)
特許庁長官殿 昭和57年3り!0日1
、事件の表示 特願昭57−24号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (氏名) テキサノーデイ勺ツプメント番コーポレー
ション4、代理人 6、 袖 1)ユ の 文・1 象明細書の発明の
詳細な説明の欄 7、補+11.の内容
、事件の表示 特願昭57−24号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (氏名) テキサノーデイ勺ツプメント番コーポレー
ション4、代理人 6、 袖 1)ユ の 文・1 象明細書の発明の
詳細な説明の欄 7、補+11.の内容
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (I cstと、式 %式%) (式中、Rは、15〜300の炭素原子を持つアルケニ
ルスクシニルジーまたはポリアミン基であり、a =
0.5〜3、b = 2.5〜01c=θ〜6、x =
0.8〜5、R′は、水素1〜20の炭素原子を持つ
アルキル基、アルケニルスクシニルアミン基または、R
と同一または異なるアルケニルスクシニルポリアミン基
である。) の組成物とを、csl:Moの充填モル比−0,5=1
〜5:1で使用して反応させ、水を除去することからな
るC8.とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン
誘導体の反応方法。 (2) 反応により生じた水を共沸蒸留により、除去
するために、不活性反応溶媒を使用する特許請求の範囲
第1項記載の製造法。 (3)濾過および蒸留することによね溶媒を除去して生
成物を回収する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 (4) C82’ : Moの充填モル比を、1:1
〜2:1で行う特許請求の範囲第1項記載の製造法。 (5)式 %式%) (式中、v = 0.5〜5、V→−w = 0.5〜
5、x = 0. 8 〜5 、 Y = 1〜
5 、 z = 0. 5 〜5 、Rti1
5〜600の炭素原子を持つアルケニルスクシニルジー
またはポリアミン基であね、R′は水素、1〜20の炭
素原子を持つアルキル基、アルケニルスクシニルアミン
基またはRと同一または異なるアルケニルスクシニルオ
リアミン基である。) の組成物。 (6) Rがアルケニルスクシニルオリアミン基であ
って、アルケニル部分が、約1010の炭素原子を持つ
ポリブテニル基である特許請求の範囲第5項の記載の組
成物。 (7)xが0.8〜1の範囲にある特許請求の範囲第5
項記載の組成物。 (8)主要成分が潤滑粘度のオイルからなり、これと、
減摩に有効な量の特許請求の範囲第5項の組成物とから
なる潤滑剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2482A JPS58118597A (ja) | 1982-01-04 | 1982-01-04 | Cs↓2とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン誘導体を反応させる方法,その反応生成物及びこれを用いた潤滑剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2482A JPS58118597A (ja) | 1982-01-04 | 1982-01-04 | Cs↓2とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン誘導体を反応させる方法,その反応生成物及びこれを用いた潤滑剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58118597A true JPS58118597A (ja) | 1983-07-14 |
JPS6318957B2 JPS6318957B2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=11462819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2482A Granted JPS58118597A (ja) | 1982-01-04 | 1982-01-04 | Cs↓2とアルケニルスクシンイミドのチオモリブデン誘導体を反応させる方法,その反応生成物及びこれを用いた潤滑剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58118597A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151198A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-09 | ムーニー・ケミカルズ・インコーポレーテッド | 有機カルボン酸の遷移金属塩組成物の製造方法 |
-
1982
- 1982-01-04 JP JP2482A patent/JPS58118597A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151198A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-09 | ムーニー・ケミカルズ・インコーポレーテッド | 有機カルボン酸の遷移金属塩組成物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6318957B2 (ja) | 1988-04-20 |
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