JPS58117587A - 回動型表示素子及びこれを使用した表示装置 - Google Patents

回動型表示素子及びこれを使用した表示装置

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JPS58117587A
JPS58117587A JP21265481A JP21265481A JPS58117587A JP S58117587 A JPS58117587 A JP S58117587A JP 21265481 A JP21265481 A JP 21265481A JP 21265481 A JP21265481 A JP 21265481A JP S58117587 A JPS58117587 A JP S58117587A
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若竹 日方
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回動型表示素子及びこれを使用した表示装置に
関する。
従来、種々の回動型表示素子が提案されているが、所望
の表示位置を選択せしめるべく回動せしめる為の回動機
構を別途用意するを要したり、選択された表示位置にず
れを生じたりする等の欠点を有していた。
又従来種々の回動型表示素子を使用した表示装置が提案
されているが、回動型表示素子が上述せる欠点を有する
と共に、回動型表示素子の所望の表示位置を選択せしめ
る為の回動機構が複雑であったり、又その回動機構を駆
動制御する為の駆動制御装置が複雑であったりする欠点
を有していた。
依って本発明は上述せる欠点のない新期なこの種回動型
表示素子及びこれを使用した表示装置を提案せんとする
もので、以下詳述する所より明らかとなるであろう。
第1図〜第4図は、本発明による回動型表示素子(以下
簡単の為単に表示素子と称す)の一例を示し、全体とし
てEで示され、永久磁石型ステッピングモータ機構(以
下簡単の為単にモータ機構と称す)Qを有する。
この場合モータ機構Qの一例は、後述する表示面体Dの
相対向する端板21及び22間に軸受23及び24を介
して橋架されてそれ等端板21及び22外に外方に延長
せる回転軸1を有し、その軸1に、その軸1と直交する
面上に延長せる支持板2及び3が取付けられている。又
それ等支持板2及び3間に、4本の棒状の磁性体M1、
M2、M3及びM4が順次軸1の周りに90°の角間隔
を保って軸1と平行に橋架されている。この場合磁性体
M1、M3及びM4の一端は、支持板3より支持板2側
とは反対側に延長し、磁極P1、P2、P3及びP4を
形成している。又磁性体M1及びM3、及びM1及びM
3の他端は、支持板2より支持板3側とは反対側に延長
し、夫々磁性板5、及び6にて連結されている。更に磁
性体M1、M2、M3及びM4上に夫々励磁巻線L1、
L2、L3及びL4が巻装され、それ等の引出し線(一
般的に7で示されている)が軸1内を通って外部に導出
されている。
然して上述せる軸1、磁性体M1〜M4及び励磁巻線L
1〜L4を含んでモータ機構Qの固定子8が構成されて
いる。
又モータ機構Qは、端板22にその内側より軸1と同心
的に取付けられた、内面にN極及びS極と着磁された永
久磁石環9でなる2極永久磁石体10を有する。この場
合永久磁石環9上のN極及びS極は、軸1の周りに互に
180°の角間隔を保っているが、それ等N極及びS極
は、その軸1の周り及び軸方向でみた中心点に於いて最
大磁力強度を有する。
然して上述せる2極永久磁石体10を含んで回転子11
が構成されている。
然して、上述せる回転子11の2極永久磁石体10を構
成せる永久磁石環9内に、上述せる固定子8の磁性体M
1〜M4の磁極P1〜P4が延長している。この場合磁
極P1〜P4は、その遊端が、永久磁石環9のN極及び
S極の最大磁力強度の得られる中心点に略々対応する位
置となる様に延長している。
以上が本発明による表示素子Eが有するモータ機構Qの
一例構成であるが、斯る構成によれば、固定子8の励磁
巻線L1〜L4に何等電源を供給せざる状態に於いて、
回転子11は固定子8に対し、以下述べる4つの第1、
第2、第3及び第4の回動安定位置をとるものである。
即ち回転子11は、軸1と直交する面上での軸1を通る
水平線X−Xと垂直線Y−YとによるX−Y座標上にお
ける永久磁石環9に着磁せるN極でみたとき、そのN極
が、第5図A〜第8図Aに示す如く、X−Y座標の基準
角位置(0°の角位置)よりみて45°、135°、2
25°及び315°だけとった位置に回動安定するとい
う第1、第2、第3及び第4の回動安定位置を採るもの
である。その理由は、回転子11を構成せる2極永久磁
石体10が軸どおり極数がN極及びS極と2個であり、
一方固定子8の磁極がP1〜P4と4個であるからであ
る。
又上述せるモータ機構Qの一例構成によれば、固定子8
の励磁巻線L1〜L4に、以下述べる本発明による表示
装置の有する駆動装置Gによって以下述べる様に電源を
供給することにより、回転子11が、上述せる4つの第
1〜第4の回動安定位置中の1つより、他の選択された
回動安定位置を採るものである。
即ち、先ず本発明による表示装置の有する駆動装置Gの
一例を第9図を伴なって述べるに、電源供給回路30を
有する。この電源供給回路30の一例は、一端を接地せ
る直流電源35の一端が、モータ機構Qの固定子8の励
磁巻L11〜L4の一端に接続され、一方励磁巻線L1
、L2、L3及びL4の他端が夫々スイッチ回路W1、
W2、W3及びW4を介して接地されてなる構成を有す
る。
又駆動装置Gの一例は、選択制御信号発生回路31を有
する。この選択制御信号発生回路31は、選択スイッチ
32を有し、その選択スイッチ32の操作により、その
選択スイッチ32を介して電源33より2値表示で「1
」をとる4つの選択制御信号C1、C2、C3及びC4
を各別に発生する様になされた構成を有する。
更に駆動装置Gの一例は、制御回路34を有する。この
制御回路34の一例は、選択制御信号発生回路31より
の選択制御信号C4及びC1、C1及びC2、C2及び
C3、及びC3及びC4を入力とするオア回路OR1、
OR2、OR3、及びOR4を有し、然してこれ等オア
回路OR1、OR2、OR3及びOR4より得られる選
択制御信号C4及びC1、C1及びC2、C2及びC3
、及びC3及びC4を夫々電源供給回路30のスイッチ
回路W1、W2、W3、及びW4に制御信号として供給
する様になされた構成を有する。この場合オア回路OR
1及びOR1の出力側に遅延回路DL1及びDL2を設
けるを可とする。
以上が本発明による表示装置の有する 駆動装置Gの一例構成であるが、斯る 構成によれば、上述せる本発明による 表示素子Eが有するモータ機構Qの回転子11が、第5
図A、第6図A、第7図A及び第8図Aに示す如く、固
定子8に対して第1、第2、第3及び第4の回動安定位
置に夫々ある状態に於て、選択制御信号 発生回路31から選択スイッチ(32)の操作により、
選択制御信号C1、C2、C3及びC4を夫々発生せし
めれば、制御回路34のオア回路OR1及びOR2、O
R2及びOR3、OR3及びOR4、及びOR4及びO
R1より夫々選択制御信号C1、C2、C3及びC4が
得られ、それ等が夫々電源供給回路30 のスイッチ回路W1及びW2、W2及びW3、W3及び
W4、及びW4及びW1に供給されてそれ等が夫々オン
し、依ってモータ機構Qの固定子8の励磁巻線L1 及びL2、L2及びL3、及びL4、L4及びL1に電
流が夫々供給されて、それ等が夫々励磁される。この為
励磁巻 線L1〜L4のP2の極性を予め適当に選定し置くこと
により、固定子8の磁極 P1及びP2、P2及びP3、P3及びP4、及びP4
およびP1が夫々、第5図B、第6図B7図B及び第8
図Bに示す如く共にS極、磁性P3及びP4、P1及び
P4、P1及びP2及びP2及びP3がN極となり、依
ってモータが機構Qの回転子11が固定子 8に夫々第6図A、第7図A、第8 図A及び第5図Aに示す第2、第3、第4及び第5図A
に示す第2、第3、第4 及び第1の回動安定位置に回動する。
依って爾后選択制信発生回路31から 選択制御信号C1、C2、C3及びC4を夫々発生させ
ることを断としても、回転子11が第2、第3、第4及
び第1の回動実定位置を夫々採るものである。
依って上述せる本発明による表示素子が斯るモータ機構
Qの一例構成によれば、その回転子11が第9図にて上
述せる 駆動装置Gによって、上述せる4つの第1〜第4の回動
安定位置中の1つより、他の選択された1つの回動安定
位 置を採るものである。
又、本発明による表示装置の有する駆 動装置Gの他の例を第10図を伴な って述べるに、第9図の場合と同様に 電源供給回路30を有する。但し本 例の場合の電源供給回路(30)の 一例は、交流電源41よりの第11図Aに示す如き交流
信号を、整流回路 42に供給して、この整流回路42 より第11図B及びCに示す如き互に 交流するの半周期分の位相差を有 する第1及び第2の半波整流出力を得、而して第1の半
波整流出力をスイッチ 回路W13及びW24を介してモータ 機構にQの励磁巻線L1及びL2 に夫々供給する様になされ、又第2の 半波整流出力をスイッチ回路W13及びW24を介して
モータ機構Qの励磁 巻線L3及びL4に供給する様に なされた構成を有する。
又駆動回路Gの他の例は、第9 図の場合と同様に選択制御信号 発生回路31を有する。この選択 制御信号発生回路31は、第9図の 場合と同様に、選択スイッチ32を有 し、その操作により、選択制御信号 C1、C2、C3及びC4を各別に発生する様になされ
ている。
更に駆動装置Gの他の例は、 第9図の場合と同様に制御回路 34を有する。但し本例の制御回路 34は、上述せる第1及び第2の半波整流出力より第1
1図D及びEに示す 如き互に半周期の位相差を有する 矩形波出力を得る様になされた 波形整形回路K12及びK34と、選択制御信号C1及
びC4、C2及びC3、C1及びC2、及びC3及びC
4を夫々入力とするオア回路OR5、OR6、OR7及
びOR8と、オア回路OR5及びOR6の出力を夫々入
力とする遅延回路 DL5及びDL6と、波形整形回路 K12の出力と遅延回路DL5の出力 とを入力とするアンド回路A1と、 波形整形回路K34の出力と遅延回路 DL6の出力とを入力とするアンド回路A3と、波形整
形回路K12の出力と オア回路OR7の出力とを入力とするアンド回路A2と
、波形整形回路K34 の出力とオア回路OR8の出力とを入 力とするアンド回路A4と、アンド回路A1及びA3の
出力を入力とするオア回路OR13と、アンド回路A2
及びA4の出力を入力とするオア回路OR24とを有し
、而してオア回路OR13及びOR24の出力を夫々電
源供給回路30の スイッチ回路W13及びW24に制御信号として供給す
る様になされた構成を 有する。
以上が本発明による表示装置の有 する駆動装置Gの他の例の構成 であるが、斯る構成によれば、前述 せる本発明による表示素子が有する モータ機構Qの回転子11が、第 5図A、第6図A、第7図A及び第8図Aに示す如く固
定子8に対して第1、 第2、第3及び第4の回動安定位置 に夫々ある状態に於て、第9図の場 合と同様に、選択制御信号発生回路 31から選択スイッチ32の操作により、選択制御信号
C1、C2、C3及びC4を夫々発生せしめれば、モー
タ機構Q の回転子11が第9図の場合と同 様に、夫々第6図A、第7図A、第8図A及び第5図A
に示す第2、第3、第4及び第1の回動安定位置に回動
するもので ある。
その理由は、詳細説明はこれを省略 するも、次の動作をなすからである。
即ち、今選択制御信号発生回路 31より選択制御信号C1を第11図Fに示す如くに発
生せしめれば、遅延回路DL6及びオア回路OR8には
第11図I及びJに示す如く何等出力が得ら れないも、遅延回路DL5及びオア 回路OR7より第11図G及びHに 示す如くに出力が得られ、これに応 じてアンド回路A3及びA4には第11図M及びNに示
す如く何等出力が得ら ないも、アンド回路A1及びA2に第11図K及びLに
示す如くに出力が得られ、従ってオア回路OR13及び
OR24に夫々第11図O及びPに示す如くに出力が得
られ、その結果、励磁巻線L3及び L4には第11図S及びTに示す如く 何等電流が供給されないも、励磁 巻線L1及びL2に第11図Q及びRに示す如くに電流
が供給され、第9図 の場合と同様に磁極P1及びP2が S極、磁極P3及びP4がN極にな るからである。
又選択制御信号発生回路31より 選択制御信号C2を第12図Aに示す 如くに発生せしめれば、遅延回路DL5及びオア回路O
R8には第2図B及び Eに示す如く何等出力が得られな いも、遅延回路DL6及びオア回路OR7より第12図
D及びCに示す如くに 出力が得られ、これに応じてアンド回路A1及びA4に
は第12図F及びIに示す如く何等出力が得られないも
、アンド回路A2及びA3に第12図H及びGに示す如
くに出力が得られ、従ってオア 回路OR13及びOR24に第12図J及びKに示す如
くに出力が得られ、その結果励磁巻線L1及びL4には
第12図L及び0に示す如くに何等電流が供給さ れないも、励磁巻線L2及びL3に第12図M及びNに
示す如くに電流が供給 され、第9図の場合と同様に磁極 P2及びP3がS極、磁極P1及び P4がN極になるからである。
更に選択制御信号発生回路31より 選択制御信号C3を第13図Aに示す 如くに発生せしめれば、前述に準じ た動作を以って、励磁巻線L1及 びL2には第13図B及びCに示す如 くに何等電流が供給されないも、 励磁巻線L3及びL4に第13図D 及びEに示す如く電流が供給され、 第9図の場合と同様に磁極p3及 びP4がS極、磁極P1及びP2 がN極になるからである。
又選択制御信号形成回路31より 選択制御信号C4を第14図Aに示す如くに発生せしめ
れば、前述せるに準じた動作を以って、励磁巻線L2及
びL3 には第13図C及びDに示す如くに何等電流が供給され
ないも、励磁巻線 L4及びL1に第13図E及びBに示 す如くに電流が供給され、第9図の 場合と同様に磁極P4及びP1が S極、磁極P2及びP3がN極に なるからである。
依って上述せる本発明による表示 素子が有するモータ機構Qの一例 構成によれば、その回転子11が 第10図にて上述せる駆動装置G によっても、前述せる第1〜第4の回動安定位置中の1
つより、他の選択され た1つの回動安定位置を採るもの である。
以上にて、本発明による表示素子E が有するモータ機構Qの一例が明ら かとなったが本発明による表示素子E は、斯るモータ機構Qの回転子11に、第1図〜第4図
に示す如く、モータ機構Qを内装すべく表示面体Dが取
付 けられている。
この場合、表示面体Dの一例は、 回転子11の軸の周りに略々90°の 角間隔を保って順次配列されて なる4個の平らな表示面F1、F2、 F3及びF4を夫々形成してなる4個 の表示板H1、H2、H3及びH4が 前述せる端板21及び22にて支持 されてなる構成を有する。この場合、 表示面体Dは、回転子11が前述 せる第1、第2、第3及び第4の回動安定位置にある場
合、表示面F1、F2、F3及びF4が第5図A、第6
図A、第7図A及び第8図Aに示す如く垂直面内 に延長せる前面となる様に、回転子 (11)に取付けられているものである。
以上にて本発明による表示素子Eの一例構成が明らかと
なったが斯る構成によ れば、そのモータ機構Qの回転子11が、前述せる本発
明による表示装置が有す る駆動装置Gによって、前述せる4つ の第1〜第4の回動安定位置中の1つ より、他の選択された1つの回動安定 位置を採り、一方表示面体Dの表 示面F1、F2、F3及びF4が夫々第1、第2、第3
及び第4の回動位置にある 場合、前面となっているので、駆動装置Gによって、表
示面体Dの4つの表示面F1〜F4を選択して前面とす
ること が出来、表示素子としての機能を有 するものである。
而して斯る機能を有する本発明に よる表示素子Eによれば、表示面体D に内装された態様を以ってモータ機 構Qを有するので、表示面体Dの表示 面F1〜F4を選択せしめるべく回動 せしめる為の回動機構を、表示素子E とは別に別途用意する必要がない ものである。
又表示面体Dがモータ機構Qを内 装せる態様を以ってそのモータ機構Q の回転子11に直接取付けられた構 成を有し、又回転子11が前述せる回 動安定位置を採るので、表示面F1 〜F4中より選択された1つの表示面 の位置にずれを生ずることがない 等の大なる特徴を有するものであ る。
次に第15図及び第16図を伴なって 本発明による表示素子の他の例を 述べるに、第1図〜第4図との対応部 分には同一符号を附して示すも、第1図〜第4図にて上
述せる構成に於て、 そのモータ機構Qの固定子8の磁 性体M1〜M4を支持せる支持板3の、回転子11の永
久磁石環9側の面上に 制動面51を有する板状体52が 取付けられ、一方永久磁石環9の 制動面51側の端面がその制動面51 と共働する制動面53となされてな ることを除いては第1図〜第4図の場 合と同様の構成を有する。但し 本例の場合、第1図〜第4図の場合と 同様であるが、固定子8の軸1は 回転子11の端板21及び22間に可 動自在に軸度23及び24にて受けら れ、従って回転子11は固定子8に対 して軸方向に可動自在であるが、そ の可動位置は、固定子8及び回転子 11の永久磁石環9の磁力によって、 N極及びS極の軸方向でみた中心点 が固定子8の磁極P1〜P4の遊端 に略々対応する位置になっている位 置に、可動自在であるので、回転子11の重量及び永久
磁石環9の 磁力の強さを予め適当に調整し置け ば、回転子11を固定部に受けさせなくても、回転子1
1が、その軸1が水平である場合に比し制動面53と固
定子 8側の制動面51とのなす間隔が 大である態様を以って、上述せる規 制位置より下った位置を採って、軸 1にて受けられている状態にあり、又 固定子8の励磁巻線L1〜L4を励 磁していない場合、前述せる回動安定 状態を採っているものである。
従って斯る状態で、固定子8の 励磁巻線L1〜L4を第1図〜第4 図の場合と同様に、選択励磁せし めれば、第1図〜第4図の場合と同様 に、表示面体Dの表示面F1〜F4が 選択されるべく回転子11が回動する ものである。一方この回動の間、選択 励磁された励磁巻線を巻装せる磁 性体M1〜M4中の磁性体の磁極 がS極、他の磁性体の磁極がN極 となり、そしてそれ等のS極及びN極と回転子11の永
久磁石環9のS極 及びN極との相互作用により回 転子11が重力に抗して扛上せんと するも、この場合の相互作用力は、 固定子側のS極及びN極と回転子 側のS極及びN極との相対的な 回動位置の関係で、回転子11が 回動安定位置乃至その近傍に回動 した場合に比し弱く、従って回転子 11は扛上しないか扛上するとしても 固定子8側の制動面51に回転子 11側の制動面53が当接するに到 らないものである。従って回転子11 が表示面F1〜F4を選択せる回動 安定位置乃至その近傍迄回動した 場合、上述せる回転子11側のS極及びN極と固定子8
側のS極及びN極 との相互作用力が強くなり、依って 予め固定子8側の制動面51の軸 方向の位置を調整し置くことにより 回転子11側の制動面53が固定子8 側の制動面51に当接乃至圧接 するに到る迄回転子11が扛上 するものである。依って回転子11に 制動がかけられ、回転子11の回転 が、表示面F1〜F4を選択せる回 動安定位置乃至その近傍で停止する ものである。又斯く回転子11の回転 が停止して后磁巻線L1〜L4の 選択励磁を解除すれば、固定子8側 のS極及びN極がなくなるので、回転 子11が原位置に扛下し、そして表 示面F1〜F4を選択せる回動安定 位置となるものである。
依って第15図乃至第16図に示す本発明の表子素子E
によれば、固定子8及 び回転子11の軸を垂直にして使用することにより、第
1図〜第4図の場合と同様の機構を有し、又第1図〜第
4図の場 合と同様の優れた特徴を有すると共に、表示面F1〜F
4の選択を、回転子11従って選択せる表示面にハンチ
ングを伴なわしめることなしに速やかに得ることが出来
る大なる特徴を有するものである。
次に第17図及び第18図を伴なって 本発明による表示素子の他の実施例を述べるに、第1図
〜第4図との対応部分には同一符号を附し詳細説明はこ
れを 省略するも、次の事項を除いては第1 図〜第4図にて上述せる構成を有する。
即ちモータ機構Qの固定子8に於 ける磁性体M1及びM3、M2及びM4を連結している
磁性板5及び6が省 略され、これに応じて磁性体M1、 M2、M3及びM4の磁極P1、P2、P3及びP4側
とは反対側にそれと異極性 となる磁極P1、P2′、P3′及びP4′が形成され
ている。又、回転子11の永久磁石環9の取付けられた
端板22と 対向する端板21に、その内側より軸 1と同心的に永久磁石環9と同様の 内面にN極及びS極の着磁された 永久磁石環9′が取付けられ、永久磁 石環9と共に回転子11の2極永 久磁石体10を構成している。この場合、永久磁石環9
′は、N極及びS極が 夫々永久磁石環9のN極及びS極 夫々永久磁石環9′内に、固定子 8の磁性体M1〜M4の磁極P1′ 〜P4′が延長している。この場合磁 極P1〜P4、P1′〜P4′は、それ等の遊端が永久
磁石環9及び9′の N極及びS極の最大磁力強度の 得られる中心点に略々対応する位置 に延長している必要は必ずしもない。
以上が本発明による表示素子の他の 例であるが、斯る構成によれば、それが上述せる事項を
除いては第1図〜第4図の場合と同様の構成を有し、一
方 固定子8の励磁巻線L1〜L4が励 磁されていない場合、磁性体M1〜M4の磁極P1′〜
P4′も、磁極P1〜P4と同様にN極及びS極の何れ
にもなら ず、従って及び回転子11は、永久磁石環9′のN極及
びS極が永久磁石環 9のN極及びS極との間で180°の 角間隔を有していても、第1図〜第4図にて前述せると
同様に第1〜第4の回 動安定位置を選択的に採るもの である。
又固定子8の励磁巻線L1〜L4 が第1図〜第4図にて上述せる如くに 選択励磁された場合、その選択励 磁された励磁巻線を巻装せる磁 性体M1〜M4中の磁性体の永久 磁石環9側の磁極(磁極P1 〜P4中の磁極)がS極となった とき、永久磁石環9′側の磁極(磁 極P1′〜P4′中の磁極)がN極と なり、一方永久磁石環9及び9′のN極及びS極が互に
180°の角間隔を有 し、従って表示面F1〜F4を選択す べく励磁巻線L1〜L4が選択 励磁された場合、回転子11か第 1図〜第4図の場合と同方向に、然 し乍ら大なる回転力を以って急速に 回動するものである。
従って第17図及び第18図に示す 本発明による表示素子によれば、これ 以上の詳細説明はこれを省略す るも、第1図〜第4図の場合と同様 の機能を有し、そして第1図〜第4図 の場合と同様の優れた特徴を 有すると共に、表示面F1〜F4の選 択を効果的に高速になし得るとい う大なる特徴を有するものである。
又、モータ機構Qの回転子11の2 極永久磁石体10が、N極及びS極 の位置をして互に180°の角間隔を 有する2つの永久磁石環9及び9′を 有し、そしてそれ等内に夫々固定子8 の磁性体M1〜M4の磁極P1〜 P4及びP1′〜P4′が延長しているので、磁性体M
1〜M4を、磁極P1〜 P4及びP1′〜P4′の遊端が永久 磁石環9及び9′のN極及びS極 の中心点に対応する位置となる長 さにしなくても、回転子11が前述 せる回動安定位置を採り、又表 示面F1〜F4を選択すべく励磁 巻線L1〜L4が励磁された場合 に、回転子11が固定子8に対して 軸方向に不必要に推移したりす る慴れを有しないものである。
以上にて本発明による表示素子の 3つの実施例が明らかとなったが、 次に本発明による表示素子を使用 した表示装置につき述べるに、その実 施例は、第1図は〜第4図にて上述せ る表示素子Eと第15図及び第17図 及び第18図にて上述せる表示素子 Eとの何れかと、第9図にて上述せる 駆動装置Gと第10図にて上述せる 駆動装置Gとの何れかとを有する 構成を有する。
以上が本発明の表示素子を使用 した表示装置の実施例の構成で あるが、斯る構成によれば、前述 せる所より明らかであるので、詳細 説明はこれを省略するも、駆動装 置Gによって表示素子Eの表示面 F1〜F4中の所望の1つを随時 容易に選択することが出来、そして 表示素子Eが前述せる優れた特 徴を有すると共に、駆動装置G が簡易である等の大なる特徴を 有するものである。
尚上述に於ては、本発明による表示 素子及びこれを使用した表示装置の 夫々につき僅かな実施例を示した に留より、例えば第1図〜第4図 にて上述せる構成に於て、固定 子M1及びM3、M2及びM4を連結 せる磁性板5及び6を省略する ことも出来、又軸1を固定子8に 対して軸方向に可動し得ない様 に端板21及び22に軸支せる構 成とすることも出来、その他本発明 の精神を脱することなしに種々の ■型■実をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表示素子の 一例を示す略線的斜視図、第2 図はその縦断面図、第3図及び第 4図は夫々そのIII−III線上及びIV−IV線上
の断面図、第5図A及びB、第6図A及びB、第7図A
及びB、及 び第8図A及びBは第1図〜第4図 に示す本発明による表示素子の説 明に供する略線図、第9図は本発 明による表示装置の系統的接続図、 第10図は本発明による表示装置の系統的接続図、第1
1図、第12図、第13図及び第14図は夫々その説明
に供 する波形図、第15図及び第16図は 夫々本発明による表示素子の他の例を 示す略線的一部を断面にして示す 正面図及びその縦断面図、第17図 及び第18図は本発明による表示素子 の更に他の例を示す略線的正面 及びその縦断面図を示す。 図中、Eは表示素子、Qは永久 磁石型ステッピングモータ機構、11は回転子、Dは表
示面体、8は固定子、 9及び9′は永久磁石環、10は2局 永久磁石体、P1〜P4及びP1′〜P4′は磁極、M
1〜M4は磁性体、L1 〜L4は励磁線輪、Gは駆動 装置、30は電源供給回路、 31は選択制動信号発生回路、 34は制御回路、51及び53は制動 面を夫々示す。 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1.事件の表示 昭和56年特許願第212654号 2、発明の名称  回動型表示素子及びこれを使用した
表示装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都世田谷区上大崎2丁目15番3号 名  称  有限会社  若  竹  技  研代表取
締役 若 竹 日 方 4、代理人 住所 〒102  東京都千代田区麹町5丁目7番地 
秀和紀尾井町TBR820号 5、補正命令の日付 昭和57年4 Y]27日(発送
日) 6、補正の対象 明細書の全文 7、補正の内容 (1)明細書の「発明の詳細な説明の項目」の記載を、
別紙全文訂正明細書に記載するように訂正する・。(1
1”l’J’p%fηし)(2)明細書第12頁以降の
浄1に代え、明細書の全文を、別紙全文訂正明細書のと
おり訂正する(内容に変更なし) 明    細    書 (全如打上ン1、発明の名称
  回動型表示素子及びこれを使用した表示装置 2、特許請求の範囲 1、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し1、該永
久磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久
磁石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が
取付られてなる事を特徴とする回動型表示素子。 2、特許請求の範囲第1項所載の回動型表示素子に於い
て、上記永久磁石型ステッピングモータ機構が、回転子
及び固定子の何れか一方を構成せる2極永久磁石体と、
他方を構成せる少なくとも1つの磁極を有する少なくと
も2つの第1及び第2の磁性体及びそれ等磁性体を励磁
するための励磁巻線とを有し、十記第1及び第2の磁性
体の磁極が上記回転子の軸の周りに90°の角間隔を保
って配されてなる事を特徴とする回動型表示素子。 3、特許請求の範囲第2項所載の回動型表示素子に於い
て、上記2極永久磁石体が内面着磁された永久磁石環で
なり、上記第1及び第2の磁性体の磁極が上記永久磁右
環内に延長されてなる事を特徴とする回動型表示素子。 4、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
付られてなり、上記永久磁石型ステッピングモータ機構
が、回転子及び固定子の何れか一方を構成せる第1及び
第2の2極永久磁石体と、他方を構成せる2つの第1及
び第2の磁極を有する少なくとも2つの第1及び第2の
磁性体及びそれ等磁性体を励磁するための励磁巻線とを
有し、上記第1及び第2の磁性体の第1及び第2の磁極
が、夫々上記第1及び第2の2極永久磁石に対向すべく
上記回転子の軸の周りに90°の角間隔を保って配され
でなる事を特徴とする回動型表示素子。 5、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、F記永久磁
石型ステッピングモータ機構を内装すべ(表示面体が取
付られてなり、1−記永久磁石型スチッピングモータ機
構の1記固定子及び上記回転子が軸方向に相対的に所要
の範囲内で可動自在に支持され、上記固定子及び上記回
転子に、それ等の軸方向の相対的な可動により互に当接
する制動面が設けられてなる事を特徴とする回動型表示
素子。 6、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
付られてなり、上記永久磁石型ステッピングモータ機構
が、回転子及び固定子の何れか一方を構成せる2極永久
磁石体と、他方を構成せる少なくとも1つの磁極を有す
る第1、第2、第3及び第4の磁性体及びそれ等磁性体
を励磁するための励磁巻線とを有し、上記第゛1、第2
、第3及び第4の磁性体の磁極が上記回転子の軸の周り
に順次90°の角間隔を保って配されてなる事を特徴と
する回動型表示素子。 7、回動型表示素子と、該回動型表示素子の駆動装置と
を具備し、 上記回動型表示素子は、永久磁石型ステッピングモータ
機構を有し、該永久磁石型ステッピングモータ機構の回
転子に、上記永久磁石型ステッピングモータ機構を内装
すべく表示面体が取付られてなり、 上記永久磁石型ステッピングモータ機構が、回転子及び
固定子の何れか一方を構成せる2極永久磁石体と、他方
を構成せる少なくとも1つの磁極を有する第1、第2、
第3及び第4の磁性体及びそれ等を励磁するための励磁
巻線とを有し、 上記第1、第2、第3及び第4の磁性体の磁極が上記回
転子の軸の周りに順次90°の角間隔を保って配されて
なり、 上記駆動装置は、上記励磁巻線に所要の電源を供給する
電源供給回路と、第1、第2、第3及び第4の選択制御
信号を発生する選択制御信号発生回路と、該第1〜第4
の選択制御信号に基き、上記励磁巻線に、上記電源が、
−F2第1及び第2、第2及び第3、第3及び第4、及
び第4及び第1の磁性体の磁極が選択されて〃に同極性
となるべく供給される様に、F配電源供給回路を制御す
る制御回路とを右する事を特徴とする回動型表示装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は回動型表示素子及びこれを使用した表示装置に
関する。 従来、種々の回動型表示素子が提案されているが、所望
の表示位置を選択せしめるべく回動せしめる為の回動機
構を別途用意するを要したり、選択された表示位置にず
れを生じたりする等の欠点を有していた。 又従来種々の回動型表示素子を使用した表示装置が提案
されているが、回動型表示素子が上述せる欠点を有する
と共に、回動型表示素子の所望の表示位置を選択せしめ
る為の回動mtaが複雑であったり、又その回動機構を
駆動制御する為の駆動制御装置が複雑であったりする欠
点を有していた。 依って本発明は上述せる欠点のない新期なこの種回動型
表示素子及びこれを使用した表示装置を提案せんとする
もので、以下詳述する所より明らかとなるであろう。 第1図〜第4図は、本発明による回動型表示素子(以下
簡単の為単に表示素子と称す)の−例を示し、全体とし
てFで示され、永久磁石!ステッピングモータ機構(以
下簡単の為単にモータ機構と称す)Qを有する。 この場合モータ機構Qの一例は、後述する表示面体りの
相対向Jる端板21及び22間に軸受23及び24を介
して橋架されてそれ等端板21及び22外に外方に延長
せる回転軸1を有し、その軸1に、その軸1と直交する
面上に延長せる支持板2及び3が取付けられている。又
それ等支持板2及び3間に、4本の棒状の磁性体Ml、
M2、M3及びM4が順次軸1の周りに90°の角間隔
を保って軸1と平行に橋架されている。この場合磁性体
Ml、M3及びM4の一端は、支持板3より支持板2側
とは反対側に延長し、磁141P1、P2、P3及びP
4を形成しでいる。又磁性体M1及びM3、及びMl及
びM3の他端は、支持板2より支持板3側とは反対側に
延長し、夫々磁性板5、及び6にて連結されている。更
に磁性体M1、M2、M3及びM4上に夫々励磁巻線L
1、L2、L3及び(−4が巻装され、それ等の引出し
線(一般的に7で示されている)が軸1内を通って外部
に導出されている。 然して上述ぜる軸1、磁性体M1〜M4及び励磁巻線L
1〜L4を含んでモータ機構Qの固定子8が構成されて
いる。 又モータ機構Qは、端板22にその内側より軸1と同心
的に取付けられた、内面にN極及びS極と着磁された永
久磁石環9でなる2極永久磁石体10を有する。この場
合永久磁石環9上のN極及びS極は、軸1の周りに互に
180゜の角間隔を保っているが、それ等N極及びS極
は、その軸1の周り及び軸方向でみた中心点に於いて最
大磁力強度を有する。 然して上述せる2極永久磁石体10を含んで回転子11
が構成されている。 然して、上述せる回転子11の2極永久磁石体10を構
成せる永久磁石環9内に、上述せる固定子8の磁性体M
1〜M4の磁極P1〜P4が延長している。この場合磁
極P1〜P4は、その遊端が、永久磁石環9のN極及び
S極の最大磁力強度の得られる中心点に略々対応する位
置となる様に延長している。 以上が本発明による表示素子Eが有するモータ機構Qの
一4例構成であるが、断る構成によれば、固定子8の励
磁巻線し1〜14に回答電源を供給せざる状態に於いて
、回転子11は固定子8に対し、以下述べる4つの第1
、第2、第3及び第4の回動安定位置をとるものである
。 即ち回転子11は、軸1と直交する面上での軸1を通る
水平線X−xと垂直線Y−YとによるX−Y座標上にお
ける永久磁石環9に着磁せるN極でみたとき、そのN極
が、第5図A〜第8図八に示す如く、X−Y座標の基準
角位置(0°の角位置)よりみて45°、135°、2
25°及び315°だけとった位置に回動安定するとい
う第1、第2、第3及び第4の回動安定位置を採るもの
である。その理由は、回転子11を構成せる2極永久磁
石体10が軸どおり極数がN極及びS極と2個であり、
一方固定了8の磁極がP1〜P4と4個であるからであ
信 又上述ぜるモータ機構Qの一例構成によれば、固定子8
の励磁巻線L1〜L4に、以下述べる本発明による表示
装置の有する駆動装置Gによ・って以下述べる様に電源
を供給することにより、回転子11が、上述せる4つの
第1〜第4の回動安定位置中の1つより、他の選択され
た回動安定位置を採るものである。 即ち、先ず本発明による表示装置の有する駆動波@Gの
一例を第9図を伴なって述べるに、電源供給回路30を
有する。この電源供給回路30の一例は、一端を接地せ
る直流電源35の一端が、モータ機構Qの固定子8の励
磁巻線1゜1〜L4の一端に接続され、一方励磁巻線L
1、L2、L3及びL4の他端が夫々スイッチ回路WL
 W2、W3及びW4を介して接地されてなる構成を有
する。 又駆動装置Gの一例は、選択制御信号発生回路31を有
する。この選択!II御信号発生回路31は、選択スイ
ッチ32を有し、その選択スイッチ32の操作により、
その選択スイッチ32を介して電源33より2値表示で
「1」をとる4つの選択制御信号C1、C2、C3及び
C4を各別に発生する様になされた構成を有する。 更に駆動装置Gの一例は、制御回路34を有する。この
制御回路34の一例は、選択制御信号発生回路31より
の選択制御信号C4及びC1、C1及びC2、C2及び
C3、及びC3及びC4を入力とするオア回路OR1、
OR2、OR3、及びOR4を有し、然してこれ等オア
回路OR1、OR2、OR3及びOR4より得られる選
択制御lI信号C4及びC1、C1及びC2、C2及び
C3、及びC3及びC4を夫々電源供給回路30のスイ
ッチ回路W1、W2、W3、及びW4に制御信号として
供給する様になされた構成を有する。この場合オア回路
OR1及びOR1の出力側に遅延回路D L 1及びD
L2を設けるを可とする。 以1−が本発明による表示装置の有する駆動装置Gの一
例構成であるが、斯る構成によれば、[述Uる本発明に
よる表示素子Eが有するモータ機構Qの回転子11が、
第5図A1第6図Δ、第7図A及び第8図Aに示す如く
、固定子8に対して第1、第2、第3及び第4の回動安
定位置に夫々ある状態に於て、選択制御信号発生回路3
1から選択スイッチ32の操作により、選択制御信号C
1、C2、C3及びC4を夫々発1せしめれば、制御回
路34のオア回路OR1及びOR2、OR2及びOR3
、OR3及びOR4、及びOR4及びORIより夫々選
択υJtlll信号C1、C2、C3及びC4が得られ
、ぞれ等が夫々電源供給回路30のスイッチ回路W1及
びW2、W2及びW3、W3及びW4、及びW4及びW
lに供給されてそれ等が夫々オンし、依ってモータ機構
Qの固定子8の励磁巻線L1及びL2、L2及びL3、
L3及びL4、及び[−4及びLlに電源が夫々供給さ
れてそれ等が夫々励磁される。この為励磁巻線し1〜L
4の極性を予め適当に選定し置くことにより、固定子8
の磁極P1及びP2、P2及びP3、P3及びP4、及
びP4及びPlが夫々、第5図B、第6図B、第7図B
及び第8図Bに示す如く共にS極、磁極P3及びP4、
Pl及びP4、Pl及びP2及びP2及びP3がN極と
なり、依ってモータ機構Qの回転子11が、固定子8に
対して夫々第6図A1第7図A1第8図A及び第5図A
に示す第2、第3、第4及び第1の回動安定位置に回動
する。依って爾後選択制御信号発生回路31から選択制
御信4C1、C2、C3及びC4を夫々発生させること
を断としても、回転子11が第2、第3、第4及び第1
の同動安定位置を夫々採るものである。 依って上述せる本発明による表示素子が有するモータ機
構Qの一例構成によれば、その回転子11が第9図にて
上述せる駆動装置Gによって、1述せる4つの第1〜第
4の回動安定位置中の1つより、他の選択された1つの
回動安定位置を採るものである。 又本発明による表示装置の有する駆動装置Gの他の例を
第10図を伴なっ、で述べるに、第9図の場合と同様に
電源供給回路30を有する。 但し本例の場合の電源供給回路30の一例は、交流電源
41よりの第11図Δに示すごとき交流信号を、整流回
路42に供給して、この整流回路42より第11図B及
びCの示すごとき互に交流信号の半周期分の位相差を有
する第1及び第2の半波整流出力を得、然して第1の半
波整流出力をスイッチ回路W13及びW24を介してモ
ータ機構Qの励磁巻線L1及びL2に夫々供給する様に
なされ、又第2の半波整流出力をスイッチ回路W13及
びW24を介してモータ機構Qの励!1巻線L3及びL
4に供給する様になされた構成を有する。 又駆動回路Gの他の例は、第9図の場合と同様に選択制
御信号発生回路31.を有する。この選択制御信号発生
回路31は、第9図の場合と同様に、選択スイッチ32
を有し、その操作により、選択制御信号C1、C2、C
3及びC4を各別に発生する様になされている。 更に駆動装置Gの他の例は、第9図の場合と同様に制御
回路34を有する。但し本例の制御回路34は、上述せ
る第1及び第2の半波整流出力より第11図り及びFに
示すごとき互に半周期の位相差を有する矩形波出力を得
る様になされた波形整形回路に12及びに34と、選択
制御信号C1及びC4、C2及びC3、C1及びC2、
及びC3及びC4を夫々入力とするオア回路OR5、O
R6、OR7及びOR8と、オア回路OR5及びOR6
の出力を夫々入力と7る遅延回路D15及びDL6と、
疲形整形回路に12の出力と遅延回路D15の出力とを
入力とするアンド回路△1と、波形整形回路に34の出
力と「延回路DL6の出力とを入力とするアンド回路A
3と、波形整形回路に12の出力とオア回路OR7の出
力とを入力とするアンド回路A2と、波形整形回路に3
4の出力とオア回路OR8の出力とを入力とするアンド
回路A4と、アンド回路A1及びA3の出力を入力とす
るAア回路0R13と、アンド回路A2及びA4の出力
を入力とするオア回路0R24とを4−イシ、然してオ
ア回路0R13及び0R24の出力を夫々電源供給回路
30のスイッチ回路W13及びW24に制御信号として
供給する様になされた構成を有する。 以上が本発明による表示装置の有する駆動装置Gの伯の
例の構成であるが、断る構成によれば、前述せる本発明
による表示素子が有するモータ機l1lQの回転子11
が、第5図A1第6図△、第7図A及び第8図へに示す
如く固定子(に対して第1、第2、第3及び第4の回動
安定位置に夫々ある状態に於て、第9図の場合と同様に
、選択制御信号発生回路31から選択スイッチ32の操
作により、選択制御信号C1、C2、C3及びC4を夫
々発生せしめれば、モータ機構Qの回転子11が第9メ
の場合と同様に、夫々第6図A、第7図A1第8図A及
び第5図Aに示す第2、第3、第4及び第1の回動安定
位置に回動するものである。 その理由は、訂細説明はこれを省略するも、次の動作を
なすからである。 即ち、今選択制御信号発生回路31より選択制御信号C
1を第11図Fに示す如くに発生せしめれば、遅延回路
DL6及びオア回路OR8には第11図1及びJに示す
如く回答出力が得られないも、遅延回路DL5及びオア
回路OR7より第11図G及びHに示す如くに出力が得
られ、これに応じてアンド回路A3及びA4には第11
図M及びNに示す如く回答出力が得られないも、アンド
回路A1及びA2に第11図K及びLに示す如くに出力
が得られ、従ってオア回路OR13及び0R24に人々
第11図O及びPに承り如くに出力が得られ、その結果
、励磁巻線1−3及びL4には第11図S及びTに示す
如く何等電流が供給されないも、励磁巻線[,1及びL
2に第11図Q及びRに示す如くに電流が供給され、第
9図の場合と同様に磁極P1及びP2がS極、磁極P3
及びP4がN極になるからである。 又選択制御信号発生回路31より選択制御信号C2を第
12図Aに示す如くに発生せしめれば、遅延回路DL5
及びオア回路OR8には第2図B及びEに示す如く回答
出力が得られないも、遅延回路D L、 6及びオア回
路OR7より第12図り及びCに示す如くに出力が得ら
れ、これに応じてアンド回路A1及びA4には第12図
F及び1に示す如く回答出力が得られないも、アンド回
路A2及びA3に第12図H及びGに示す如くに出力が
得られ、従ってオア回路0R13及び0R24に第12
図J及びKに示す如くに出力が得られ、その結果励磁巻
1! L 1及び14には第12図り及びOに示ず如く
に河谷電流厚供給されないも、励磁巻線12及び13に
第12図M及びNに示す如くに電流が供給され、第9図
の場合と同様に磁極P2及びP3が5I4i、磁極P1
及びP4がN極になるからである。 更に選択制御信号発生回路31より選択制御信号C3を
第13図Aに示す如くに発生せしめれば、前述に準じた
動作を以て、励磁巻線1−1及びL2には第13図B及
びCに示す如くに何等電流が供給されないも、励磁巻線
L3及びL4に第13図り及びEに示す如く電流が供給
され、第9図の場合と同様に磁極P3及びP4がS極、
磁極P1及びP2がN極になるからである。 又選択l制御信号形成回路31より選択制御信号C4を
第14図Aに示す如くに発生せしめれば、前述せるに準
じた動作を以て、励磁巻線L2及びL3には第13図G
及びDに示す如くに何等電流が供給されないも、励磁巻
線L4及び11に第13図F及びBに示す如くに電流が
供給され、第9図の場合と同様に磁極P4及びPlがS
極、磁極[〕2及びF3がN極になるからである。 依っで上述せる本発明による表示素子が有するt−タ機
構Qの一例構成によれば、その回転子11が第10図に
て上述せる駆動装置Gによっても、前述せる第1〜第4
の回動安定位置中の1つより、他の選択された1つの回
動安定位置を採るものである。 以トにて、本発明による表示素子Eが有するモータ機構
Qの一例が明らかとなったが、本発明による表示素子E
は、斯るモータ機構Qの回転子11に、第1図〜第4図
に示す如く、モータ機構Qを内装すべく表示面体りが取
付けられている。 この場合、表示面体りの一例は、回転子11の軸の周り
に略々90’の角間隔を保って順次配列されてなる4個
の平らな表示面F1、F2、F3及びF4を夫々形成し
てなる4個の表示板H1、H2、ト13及び1」4が前
述せる端板21及び22にて支持されてなる構成を有す
る。この場合、表示面体りは、回転子11が前述せる第
1、第2、第3及び第4の回動安定位置にある場合、〜
表示面F1、F2、F3及びF4が第5図A、第6図A
1第7図A及、び第8図へに示す如く垂直面内に延長せ
る前面となる様に、回転子11に取付けられているもの
である。 以上にて本発明による表示素子Eの一例構成が明らかと
なったが、断る構成によれば、そのモータ機構Qの回転
子11が、前達せる本発明による表示装置が有する駆動
装置Gによって、前述せる4つの第1〜第4の回動安定
位置中の1つより、他の選択された1つの回動安定位置
を採り、一方表示面体りの表示面F1、F2、F3及び
F4が夫々第1、第2、第3及び第4の回動位置にある
場合、前面となっているので、駆動装置Gによって、表
示面体りの4つの表示面F1〜F4を選択して前面とす
ることが出来、表示素子としての機能を有するものであ
る。 然して斯る機能を有する本発明による表示素子Fによれ
ば、表示面体りに内装された態様を以C七−タ[Qを有
するので、表示面体りの表示面F1〜F4を選択せしめ
るべく回動せしめる為の回動機構を、表示素子Eとは別
に別途用意する必要がないものである。 又表示面体りがモータ機構Qを内装せる態様を以てその
モータ機構Qの回転子11に直接取付【Jられた構成を
有し、又回転子11が前述せる回動安定位置を採るので
、表示面F1〜F4中より選択された1つの表示面の位
置にずれをI4することがない等の大なる特徴を有する
ものである。 次に第15図及び第16図を伴なって本発明による表示
素子の他の例を述べるに、第1図〜第4図との対応部分
には同一符号を附して示すも、第1図〜第4図にて上述
せる構成に於て、そのモータ機構Qの固定子8の磁性体
M1〜M4を支持せる支持板3の、回転子11の永久磁
石環9側の面上に制動面51を有する板状体5゜2が取
付けられ、一方永久磁石環9の制動面51側の端面がそ
の制動面51と共働する制動面53となされてなること
を除いては第1図〜第4図の場合と同様の構成を有する
。但し本例の場合、第1図〜第4図の場合と同様である
が、固定子8の軸1は回転子11の、端板21及び22
間に可動自在に軸受23及び24にて受けられ、従って
回転子11は固定子8に対して軸方向に可動自在である
が、その可動位置は、固定子8及び回転子11の軸が水
平である場合、回転子11の永久磁石環9の磁力によっ
て、N極及びS極の軸方向でみた中心点が固定子8の磁
極P1〜P4の遊端に略々対応する位置になっている位
置に、可動自在であるので、回転子11の重量及び永久
磁石環9の磁力の強さを予め適当に調整し置けば、回転
子11を固定部に受けさせなくても、回転子11が、そ
の軸1が水平である場合に比し制動面53と固定子8側
の制動面51とのなす間隔が大である態様を以て、上述
せる規制位置より下がった位置を採って、軸1にて受け
られている状態にあり、又固定子8の励磁巻線11〜L
4を励磁していない場合、前述Uる回動安定状態を採っ
ているものである。 従って断る状態で、固定子8の励磁巻線11〜し4を第
1図〜第4図の場合と同様に、選択励磁けしめれば、第
1図〜第4図の場合と同様に、表示面体りの表示面F1
〜F4が選択されるべく同転子11が回動するbのであ
る。一方この回動の間、選択励磁された励1if1巻線
を巻装せる磁性体M1〜M4中の磁性体の磁極がS極、
他の磁性体の磁極がN極となり、そしてそれ等のS極及
びN極と回転子11の永久磁石環9のS極及びN極との
相互作用により回転子11が重力に抗して打上せんとす
るも、この場合の相互作用力は、固定子側のS極及びN
極と回転子側のS極及びN極との相対的な回動位置の関
係で、回転子11が回動安定位置乃至その近傍に回動し
た場合に比し弱く、従って回転子11は扛上しないか扛
上するとしても固定子8側の制動面51に回転子11側
の制動面53が当接するに到らないものである。従って
回転子11が表示面「1〜F4を選択せる回動安定位置
乃至その近傍まで回動した場合、上述せる回転子11側
のS極及びN極と固定子8側のS極及びN極との相百作
用力が強くなり、依って予め固定子8側の制動面51の
軸方向の位置を調整し置くことにより回転子11側の制
動面53が固定子8側の制動面51に当接ないし圧接す
るに到るまで回転子11が扛上するものである。依って
回転子11に制動がかけられ、回転子11の回転が、表
示面F1〜F4を選択せる回動安定位置乃至その近傍で
停止するものである。又斯く回転子11の回転が停止し
て後励磁巻線し1〜L4の選択励磁を解除すれば、固定
子8側のS極及びN極がなくなるので、回転子11が原
位置に扛下し、そして表示面F1〜F4を選択せる回動
安定位置となるものである。 依って第15図乃至第16図に示す本発明の表示素子E
によれば、固定子8及び回転子11の軸を重直にして使
用することにより、第1図〜第4図の場合と同様の機能
を有し、又第1図〜第4図の場合と同様に優れた特徴を
有すると共に、表示面F1〜F4の選択を、回転子11
従って選択ける表示面にハンチングを伴なわしめること
なしに速やかに得ることが出来る大なる特徴を有するも
のである。 次に第17図及び第18図を伴なって本発明による表示
素子の他の実施例を述べるに、第1図〜第4図との対応
部分には同一符号を附し詳細説明はこれを省略するも、
次の事項を除いては第1図〜第4図にて上述せる構成を
有する。 即ちモータ機構Qの固定子8に於ける磁性体M1及びM
3、M2及びM4を連結している磁性板5及び6が省略
され、これに応じて磁性体M1、M2、M3及びM4の
磁極P1、P2、P3及びP4側とは反対側にそれと異
極性となる磁極P1’ 、P2’ 、P3’及びP4’
が形成されている。又回転子11の永久磁石環9の取付
けられた端板22と対向する端板21に、その内側より
軸1と同心的に永久磁石環9と同様の内面にN極及びS
極の着磁された永久磁石環9′が取付けられ、永久磁石
ff19と共に回転子11の2極永久磁石体10を構成
している。 この場合、永久磁石環9′は、N極及びS&が夫々永久
磁石環9のN極及びS極との間で180°の角間隔を有
している。然して永久磁石環9′内に、固定子8の磁性
体M1〜M4の磁極P1’〜P4’ が延長している。 この場合磁極P1〜P4、P1’〜P4’ は、それ等
の遊端が永久磁石環9及び9′のN極及びS極の最大磁
力強麿の得られる中心点に略々対応する位置に延長して
いる必要は必ずしもない。 以上が本発明による表示素子の他の例であるが、断る構
成によれば、それが上述せる事項を除いては第1図〜第
4図の場合と同様の構成を有し、一方固定子8の励磁巻
線L1〜L4が励磁されていない場合、磁性体M1〜M
4の磁極P1’〜P4’も、磁極P1〜P4と同様にN
極及び5V7Iの何れにもならず、従って回転子11は
、永久磁石環9′のN極及びS極が永久磁石環9のN極
及びS極との間で180°の角間隔を右していても、第
1図〜第4図にて前述せると同様に第1〜第4の回動安
定位置を選択的に採るものである。 又固定子8の励磁巻線L1〜L4が第1図〜第4図にて
上述せる如くに選択励磁された場合、その選択励磁され
た励磁巻線を巻装せる磁性体M1〜M4中の磁性体の永
久磁石環9側の磁極(磁極、P1〜P4中の磁極)がS
極となったとき、永久磁石環9′側の磁極(磁極P1’
〜P4′中の磁極)がN極となり、一方永久磁石環9及
び9′のN極及びS極が互に180°の角間隔を有し、
従って表示面F1〜F4を選択すべく励磁巻線11〜L
4が選択励磁された場合、回転子11が第1図〜第4図
の場合と同方向に、黙しながら人なる回転力を以て急速
に回動するものである。 従って第17図及び第18図に示す本発明による表示素
子によれば、これ以上の詳細説明はこれを省略するも、
第1図〜第4図の場合と同様の機能を有し、そして第1
図〜第4図の場合と同様の優れた特徴を有すると共に、
表示面[1〜F4の選択を効果的に高速になし得るとい
う大なる特徴を有するものである。 又モータ機構Qの回転子11の2極永久磁石体10が、
N極及びS極の位置をして互に180°の角間隔を有す
る2つの永久磁石環9及び9′を有し、そしてそれ等向
に夫々固定子8の磁性体M1〜M4の磁極P1〜P4及
びP1’〜P4’ が延長しているので、磁性体M1〜
M4を、磁極P1〜P4及びP1’〜P4’の遊端が永
久磁石環9及び9′のN極及びS極の中心点に対応する
位置となる長さにしなくても、回転子11が前述せる回
動安定位置を採り、又表示面F1〜F4を選択すべく励
磁巻線L1〜L4が励磁された場合に、回転子11が固
定子8に対して軸方向に不必要に推移したりする闇れを
有しないものである。 以1−にて本発明による表示素子の3つの実施例が明ら
かとなったが、次に本発明による表示素子を使用した表
示装置につき述べるに、その実施例は、第1図〜第4に
て上述ける表示素子Eと第15図及び第16図にて上述
せる表示素子Eと第17図及び第18図にて上述せる表
示素子[:との何れかと、第9図にて上述せる駆動装置
Gと第10図にて上述せる駆動装置Gとの何れかとを有
する構成を有する。        イ以−1−が本発
明の表示素子を使用した表示装置の実施例の構成である
が、断る構成によれば、前述ぜる所より明らかであるの
で、詳細説明はこれを省略するも、駆動装置Gによって
表示素子Fの表示面F1〜F4中の所望の1つを随時容
易に選択づることが出来、そして表示素子Eが前述ける
優れた特徴を有すると共に、駆動装置Gが簡易である等
の大なる特徴を有するものである。 尚−上述に於ては、本発明による表示素子及びこれを使
用した表示装置の夫々につき僅かな実施例を示したに留
まり、例えば第1図〜第4図にて上述せる構成に於て、
固定子M1及びM3、M2及びM4を連結せる磁性板5
及び6を省略することも出来、又軸1を固定子8に対し
て軸方向に可動し得ない様に端板21及び22に軸支ぜ
る構成とすることも出来、その飽水発明の精神を脱する
ことなしに種々の変型変更をなし得るであろう。 1、図面の簡単な説明 第1図は本発明の表示素子の一例を示す路線的斜視図、
第2図はその縦断面図、第3図及び第4図は夫々その■
−■線上及びTV−IV線、Fの断面図、第5図A及び
B、第6図へ及びB、第7図A及びB1及び第8図A及
びBは第1図〜第4図に示す本発明による表示素子の説
明に供する路線図、第9図は本発明による表示装置の系
統的接続図、第10図は本発明による表示装置の系統的
接続図、第11図、第12図、第13図及び第14図は
夫々その説明に供する波形図、第15図及び第16図は
夫々本発明による表示素子の他の例を示す路線的一部を
断面にして示す正面図及びその縦断面図、第17図及び
第18図は本発明による表示素子の更に他の例を示す路
線的正面及びその縦断面図を示す。 図中、Fは表示素子、Qは永久磁石型ステッピングモー
タ機構、11は回転子、Dは表示面体、8は固定子、9
及び9′は永久磁石環、10は2極永久磁石体、P1〜
P4及びP1’ 〜P/1′ は磁極、M1〜M4は磁
性体、L1〜L4は励磁線輪、Gは駆動装置、30は電
源供給回路、31は選択制御信号発生回路、34は制御
回路、51及び53は制動面をそれぞれ示す。 出願人  有限会社 若竹技研

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
    磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
    石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
    付られてなる事を特徴とする回動型表示素子。 2、特許請求の範囲第1項所載の回動型表示素子に於い
    て、上記永久磁石型ステッピングモータ機構が、回転子
    及び固定子の何れか一方を構成せる2極永久磁石体と、
    他方を構成せる少なくとも1つの磁極を有する少なくと
    も2つの第1及び第2の磁性体及びそれ等磁性体を励磁
    するための励磁巻線とを有し、上記第1及び第2の磁性
    体の磁極が上記回転子の軸の周りに90°の角間隔を保
    って配されてなる事を特徴とする回動型表示素子。 3、特許請求の範囲第2項所載の回動型表示素子に於い
    て、上記2極永久磁石体が内面着磁された永久磁石環で
    なり、上記第1及び第2の磁性体の磁極が上記永久磁石
    環内に延長されてなる事を特徴とする回動型表示素子。 4、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
    磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
    石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
    付られてなり、上記永久磁石型ステッピングモータ機構
    が、回転子及び固定子の何れか一方を構成せる第1及び
    第2の2極永久磁石体と、他方を構成せる2つの第1及
    び第2の磁極を有する少なくとも2つの第1及び第2の
    磁性体及びそれ等磁性体を励磁するための励磁巻線とを
    有し、上記第1及び第2の磁性体の第1及び第2の磁極
    が、夫々上記第1及び第2の2極永久磁石に対向すべく
    上記回転子の軸の周りに90°の角間隔を保って配され
    てなる事を特徴とする回動型表示素子。 5、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
    磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
    石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
    付られてなり、上記永久磁石型ステッピングモータ機構
    の上記固定子及び上記回転子が軸方向に相対的に所要の
    範囲内で可動自在に支持され、上記固定子及び上記回転
    子に、それ等の軸方向の相対的な可動により互に当接す
    る制動面が設けられてなる事を特徴とする回動型表示素
    子。 6、永久磁石型ステッピングモータ機構を有し、該永久
    磁石型ステッピングモータ機構の回転子に、上記永久磁
    石型ステッピングモータ機構を内装すべく表示面体が取
    付られてなり、上記永久磁石型ステッピングモータ機構
    が、回転子及び固定子の何れか一方を構成せる2極永久
    磁石体と、他方を構成せる少なくとも1つの磁極を有す
    る第1、第2、第3及び第4の磁性体及びそれ等磁性体
    を励磁するための励磁巻線とを有し、上記第1、第2、
    第3及び第4の磁性体の磁極が、上記回転子の軸の周り
    に順次90°の角間隔を保って配されてなる事を特徴と
    する回動型表示素子。 7、回動型表示素子と、該回動型表示素子の駆動装置と
    を具備し、 上記回動型表示素子は、永久磁石型ステッビングモータ
    機構を有し、該永久磁石型ステッピングモータ機構の回
    転子に、上記永久磁石型ステッピングモータ機構を内装
    すべく表示面体が取付られてなり、 上記永久磁石型ステッピングモータ機構が、回転子及び
    固定子の何れか一方を構成せる2極永久磁石体と、他方
    を構成せる少なくとも1つの磁極を有する第1、第2、
    第3及び第4の磁性体及びそれ等を励磁するための励磁
    巻線とを有し、 上記第1、第2、第3及び第4の磁性体の磁極が上記回
    転子の軸の周りに順次90°の角間隔を保って配されて
    なり、 上記駆動装置は、上記励磁巻線に所要の電源を供給する
    電源供給回路と、第1、第2、第3及び第4の選択制御
    信号を発生する選択制御信号発生回路と、該第1〜第4
    の選択制御信号に基き、上記励磁巻線に、上記電源が、
    上記第1及び第2、第2及び第3、第3及び第4、及び
    第4及び第1の磁性体の磁極が選択されて互に同極性と
    なるべく供給される様に、上記電源供給回路を制御する
    制御回路とを有する事を特徴とする回動型表示装置。
JP21265481A 1981-12-31 1981-12-31 回動型表示素子及びこれを使用した表示装置 Granted JPS58117587A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527905U (ja) * 1978-07-28 1980-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5527905U (ja) * 1978-07-28 1980-02-22

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