JPS5811684Y2 - 開封性良好な合成樹脂製の連結した容器 - Google Patents
開封性良好な合成樹脂製の連結した容器Info
- Publication number
- JPS5811684Y2 JPS5811684Y2 JP1976125494U JP12549476U JPS5811684Y2 JP S5811684 Y2 JPS5811684 Y2 JP S5811684Y2 JP 1976125494 U JP1976125494 U JP 1976125494U JP 12549476 U JP12549476 U JP 12549476U JP S5811684 Y2 JPS5811684 Y2 JP S5811684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- knob
- open
- easy
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、開口部を溶着などにより閉鎖した合成樹脂
製の連結した容器の開封を、その閉鎖端側頚部を引裂・
除去することによって、容易にした容器の構造にか\わ
るものである。
製の連結した容器の開封を、その閉鎖端側頚部を引裂・
除去することによって、容易にした容器の構造にか\わ
るものである。
従来は、この種細口瓶状容器を開封するのは容易でなく
、たとえば鋏で頚部を切り取る、歯で噛み切るなどの特
別な手段を要した。
、たとえば鋏で頚部を切り取る、歯で噛み切るなどの特
別な手段を要した。
この考案は、このような煩わしさを解決したものである
。
。
以下に、添付の図面を参照しながら、本案を説明する。
本案容器1は、頚部3が細口の瓶である。
広口瓶にも適用できないことはないが、好適ではない。
それは、頚部3引裂に際し、加えられた引裂力によって
容器1全体が歪み、引裂の瞬間に内容物が浴出するむそ
れが強いからである。
容器1全体が歪み、引裂の瞬間に内容物が浴出するむそ
れが強いからである。
容器1の厚みは材質、つまり合成樹脂の種類によって一
概には規定できないが、通常は太孔Q、3mm以下程度
である。
概には規定できないが、通常は太孔Q、3mm以下程度
である。
環状狭窄部4の厚みは、容器1のそれとはソ同等かそれ
より5すくする。
より5すくする。
狭窄部4の大きさは大きくする必要はないが、外観上鋭
角切込状のものとする。
角切込状のものとする。
又、その断面は、頚部3の断面形状に相応するものとす
る。
る。
たとえば、頚部3断面が円形であれば、狭窄部4断面も
円形にする。
円形にする。
狭窄部4の各部の厚みにばらつきがないようにするため
である。
である。
設ける箇所は、頚部3のいずれの部分であってもよい。
つまみ5の形状は特定ではないが、その−辺が狭窄部4
最凹所に連接され狭窄部4上方に沿って他の一辺が頚部
3と一体に設けられた板状物であればよい。
最凹所に連接され狭窄部4上方に沿って他の一辺が頚部
3と一体に設けられた板状物であればよい。
しかして、板の形状としては、平板状、曲板状、粗面状
(不規則凹凸状、波板状、その他)のいずれでもよい。
(不規則凹凸状、波板状、その他)のいずれでもよい。
その材質は、格別制限はないが、容器1と一体同質のも
のであり容器1と同時に成形することが、実用的である
。
のであり容器1と同時に成形することが、実用的である
。
その厚みは、狭窄部4のそれより厚くする。
しかして、つまみ全体の大きさは、手・指で把握または
引掛けることのできる程度のものとする。
引掛けることのできる程度のものとする。
容器1は、このつまみ5で2個連結されている。
つまみ5中央部には容器1の単離を容易にするため、切
込6を設けてもよい。
込6を設けてもよい。
必要に応じて容器1の他部、たとえば胴部においても連
結橋1を設けてもよい。
結橋1を設けてもよい。
それを設けるときは、やはり、容器1を単離しやすいよ
う、切込8をもうけると便利である。
う、切込8をもうけると便利である。
つまみ5と容器壁とが囲む部分は切欠いた空間9である
。
。
この部分は手指が充分挿入できるのでつまみ4を引き上
げる大きな力を加えることができる。
げる大きな力を加えることができる。
内容物を充填したのち、頚部3開口端を閉鎖した本案容
器を開封するには、つまみを指に引掛けて又はつまんで
引張ってこれに接する部分の狭窄部4を開裂するとよい
。
器を開封するには、つまみを指に引掛けて又はつまんで
引張ってこれに接する部分の狭窄部4を開裂するとよい
。
すると、引続いて残りの狭窄部4も裂け、この部分にお
いて容器1は開口する。
いて容器1は開口する。
狭窄部4の開口の1例による開口状態を以下に説明する
。
。
第4図以下は狭窄部4及びつまみ50部分のみを拡大し
た模式図である。
た模式図である。
つまみ50下辺aに親指を、上辺すに人差指を夫々あて
がい、下辺aを手前に上辺すを遠方に押して頚部3を向
う側に90度折り曲げたものが第5図、更につまみ5を
上に持ち上げ弓なりにすると共につまみ5の下辺aを上
辺すより上方になるまでに持ち上げたのが第6図である
。
がい、下辺aを手前に上辺すを遠方に押して頚部3を向
う側に90度折り曲げたものが第5図、更につまみ5を
上に持ち上げ弓なりにすると共につまみ5の下辺aを上
辺すより上方になるまでに持ち上げたのが第6図である
。
第5図に釦いて図の左側の容器の狭窄部4について、そ
の左右両端及び同図面上、裏側に相当する部分は、上下
型なり合い、その他の部分(つまり、同図面上、表側の
部分)は拡げられている。
の左右両端及び同図面上、裏側に相当する部分は、上下
型なり合い、その他の部分(つまり、同図面上、表側の
部分)は拡げられている。
これが第6図の状態にしたときは、同図左側の容器につ
いて、下辺aに連接する狭窄部分は完全に拡げられ又は
更に外方へ突出する程の変形を受けている。
いて、下辺aに連接する狭窄部分は完全に拡げられ又は
更に外方へ突出する程の変形を受けている。
第7図は第6図のものが開裂10を生じて容器が開口し
かかつていることを示す図である。
かかつていることを示す図である。
なお、開口方法は上述に限られるものではなく、たとえ
ばつまみ5を単に上方へ強く引き上げれば上述と似た力
が働き容器は開口する。
ばつまみ5を単に上方へ強く引き上げれば上述と似た力
が働き容器は開口する。
つまみ5は左右一対の容器によってその両端を固定され
ているので、これに指を引っかけて上に持ち上げるのに
便利であり、犬き〜・力を加えるこ/ ともできるから、開口が容易である。
ているので、これに指を引っかけて上に持ち上げるのに
便利であり、犬き〜・力を加えるこ/ ともできるから、開口が容易である。
そして、旦開裂が始まったなら、以後はその部分に引裂
力が集中するから全体の引裂きも容易となる。
力が集中するから全体の引裂きも容易となる。
本案容器は、氷菓子その他製品温度の低いものを収容す
るのに殊に好適である。
るのに殊に好適である。
その故は、本案容器は、合成樹脂製であり、それは一般
に低温において延伸性を欠くから、つまみを引張ること
によって生じる歪みに耐えかね、開裂しやすくなるから
である。
に低温において延伸性を欠くから、つまみを引張ること
によって生じる歪みに耐えかね、開裂しやすくなるから
である。
本案容器は、上述のような合理的・新規な構造をもって
おり、引裂はきわめて容易なものとなっている。
おり、引裂はきわめて容易なものとなっている。
第1図・・・本案容器の1例(2個連結)の見取図、第
2図・・・第1図の縦断面図、第3図・・・第1図の平
面図、第4図・・・第1図の部分図、第5図・・・第4
図のものを90度向う側へ折り曲げたときの図、第6図
・・・第5図のものにつき、更につまみ5を上方にひね
り上げたときの図、第7図・・・第6図のものが開裂を
起しかけたときの図。
2図・・・第1図の縦断面図、第3図・・・第1図の平
面図、第4図・・・第1図の部分図、第5図・・・第4
図のものを90度向う側へ折り曲げたときの図、第6図
・・・第5図のものにつき、更につまみ5を上方にひね
り上げたときの図、第7図・・・第6図のものが開裂を
起しかけたときの図。
Claims (1)
- 2個の容器1の夫々の閉鎖端2側にむいて、その頚部3
の内径方向に折れこむ環状狭窄部4と、その環状狭窄部
4の最凹所から上方の頚部3周面にかけてその一端を連
設されその厚みが環状狭窄部4のそれより厚い板状のつ
まみ5と、必要に応じて、切込8を有し両容器胴部を連
結する連結橋7とを設け、つまみ5の下方の空間9を充
分手指挿入可能の大きさのものとした開封性良好な合成
樹脂製の連結した容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976125494U JPS5811684Y2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 開封性良好な合成樹脂製の連結した容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976125494U JPS5811684Y2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 開封性良好な合成樹脂製の連結した容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5345148U JPS5345148U (ja) | 1978-04-18 |
JPS5811684Y2 true JPS5811684Y2 (ja) | 1983-03-05 |
Family
ID=28734904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976125494U Expired JPS5811684Y2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 開封性良好な合成樹脂製の連結した容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811684Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011178441A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Mkr-J:Kk | 調味料容器 |
JP2016078894A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 凸版印刷株式会社 | スタンディングパウチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429343Y1 (ja) * | 1965-03-10 | 1967-05-19 |
-
1976
- 1976-09-17 JP JP1976125494U patent/JPS5811684Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429343Y1 (ja) * | 1965-03-10 | 1967-05-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5345148U (ja) | 1978-04-18 |
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