JPS5811559Y2 - 複合板 - Google Patents
複合板Info
- Publication number
- JPS5811559Y2 JPS5811559Y2 JP7455578U JP7455578U JPS5811559Y2 JP S5811559 Y2 JPS5811559 Y2 JP S5811559Y2 JP 7455578 U JP7455578 U JP 7455578U JP 7455578 U JP7455578 U JP 7455578U JP S5811559 Y2 JPS5811559 Y2 JP S5811559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb structure
- adhesive
- fire
- paint
- composite board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐候性があり、かつ断熱
ぐれ、しかも耐火性もある軽量にし
いても機械強度の劣化しない複合板
例えば実公昭５３−１５１４０の如くハ
の中空室に無機質発泡粒および水の
より発泡膨張する無機質粉粒物が装填され且つ互いに固
結されている建築用板部材等がある。
結されている建築用板部材等がある。
しかしながら、この建築用板部材においては水分、結露
等によって溶解する硼砂とメタケイ酸ソーダの混合物等
が充填されており、この種アルカリ物質がハニカム構造
体から次第に溶けだし、構造体を破壊する等の不都合が
ある。
等によって溶解する硼砂とメタケイ酸ソーダの混合物等
が充填されており、この種アルカリ物質がハニカム構造
体から次第に溶けだし、構造体を破壊する等の不都合が
ある。
本考案はこのような欠点を除去するため無機質発泡粒を
特殊な合成樹脂で相互に固結すると共にハニカム構造体
自体に対しても防火塗料を被着して高熱下においてハニ
カム構造体が防”火塗料の発泡によりさらに強化一体化
するようにした複合板を提供する。
特殊な合成樹脂で相互に固結すると共にハニカム構造体
自体に対しても防火塗料を被着して高熱下においてハニ
カム構造体が防”火塗料の発泡によりさらに強化一体化
するようにした複合板を提供する。
以下に図面を用いて本考案に係る複合板について詳細に
説明すると、１は枠部材、２は板部材、３は不燃性ハニ
カム構造体（以下、単にハニカム構造体という）、４は
無機質発泡粒、５は接着剤である。
説明すると、１は枠部材、２は板部材、３は不燃性ハニ
カム構造体（以下、単にハニカム構造体という）、４は
無機質発泡粒、５は接着剤である。
さらに詳説すると、枠部材１は金属材料がらなり、ハニ
カム構造体３の四周縁を囲むものであり、板部材２はハ
ニカム構造体３の中空室の開口面の両面を無機、または
有機質の接着剤７を介して固着することにより覆うもの
で、例えば金属板、その他の不燃材からなる。
カム構造体３の四周縁を囲むものであり、板部材２はハ
ニカム構造体３の中空室の開口面の両面を無機、または
有機質の接着剤７を介して固着することにより覆うもの
で、例えば金属板、その他の不燃材からなる。
ハニカム構造体３はアスベスト紙、金属シート等からな
り、任意中空室のハニカムに構成したものである。
り、任意中空室のハニカムに構成したものである。
またこのハニカム構造体３の構成材には防火塗料６を被
着している。
着している。
すなわち、この塗料は高熱にさらされた際にハニカムの
中空室の空隙を低減すると共にハニカム構成体を強化し
、かつ無機質発泡粒とハニカムの一体化を強化するもの
である。
中空室の空隙を低減すると共にハニカム構成体を強化し
、かつ無機質発泡粒とハニカムの一体化を強化するもの
である。
また防火塗料６の組成としては例えｌ、よ゛リン酸１ア
ンモニウム、ペンタエリド １ 、リット、ジシアンジアミド、ポリ酢酸ビニール樹なる
防火塗料あるいはリン酸１アン ウ グルー溶液に溶解した後、これにペンリ リット
、ジシアンジアミド及びポリ酢酸ゼ□二□ル樹脂エマル
ジョンを混入した防火塗料筐た、は、この防火塗料にア
ルカリ金属、ベントナイト、等を混入した防火塗料、セ
ラミック系塗料、メラミンフオームとリン酸塩耐火材か
らなる防火塗料等である。
ンモニウム、ペンタエリド １ 、リット、ジシアンジアミド、ポリ酢酸ビニール樹なる
防火塗料あるいはリン酸１アン ウ グルー溶液に溶解した後、これにペンリ リット
、ジシアンジアミド及びポリ酢酸ゼ□二□ル樹脂エマル
ジョンを混入した防火塗料筐た、は、この防火塗料にア
ルカリ金属、ベントナイト、等を混入した防火塗料、セ
ラミック系塗料、メラミンフオームとリン酸塩耐火材か
らなる防火塗料等である。
この種防火塗料は２００℃位に加熱されると、少なくと
も２倍以上、好ましくは５倍位に発泡（膨張）する。
も２倍以上、好ましくは５倍位に発泡（膨張）する。
また無機質発泡粒としてはパーライト粒、シラスバルー
ン、ガラスピーズ抗火石、人工軽量骨材、例えばフェロ
シリコンダストと水ガラスと明ばんからなる組成物を数
百度で焼成した骨材等である。
ン、ガラスピーズ抗火石、人工軽量骨材、例えばフェロ
シリコンダストと水ガラスと明ばんからなる組成物を数
百度で焼成した骨材等である。
その大きさは任意であるが、例えば０．１〜３０ ｍｍ
位の粒状物が適当である。
位の粒状物が適当である。
接着剤５としては高温下において炭素骨格を形成して保
形性のある谷成樹脂を用いる。
形性のある谷成樹脂を用いる。
具体的にはフェノール樹脂、ポリイソシアヌレート樹脂
であり、これに発泡剤あるいは吸熱剤である・水酸化ア
ルミニウム等を混入した合成樹脂を用いる。
であり、これに発泡剤あるいは吸熱剤である・水酸化ア
ルミニウム等を混入した合成樹脂を用いる。
特に合成樹脂を用いたものは油性であるため無機質多孔
組織となっているパーライト等の表面層にその吸油性を
利用して侵入し、パーライト粒と接着剤５が確実に一体
化し得る特徴を効果的に利用するためである。
組織となっているパーライト等の表面層にその吸油性を
利用して侵入し、パーライト粒と接着剤５が確実に一体
化し得る特徴を効果的に利用するためである。
以上、説明したように本考案に係る複合板によれば、無
機質発泡粒をハニカム構造体の中空室に特殊な接着剤を
介して一体に充填、固着したため単一の板体として取扱
うことができる。
機質発泡粒をハニカム構造体の中空室に特殊な接着剤を
介して一体に充填、固着したため単一の板体として取扱
うことができる。
また中空室に充填した無機質発泡粒は断熱性にすぐれて
いると共に軽量で、しかも耐候性においては全く不変で
ある特徴がある。
いると共に軽量で、しかも耐候性においては全く不変で
ある特徴がある。
さらにハニカム構造体に防火塗料、すなわち通常は一般
的な塗膜であり、吸水性、吸湿性を遮断すると共に非常
の時、所謂高温下にさらされた際に防火塗料６が発泡し
て無機質発泡粒をハニカム構造体と一体化してより機械
強度を強化する。
的な塗膜であり、吸水性、吸湿性を遮断すると共に非常
の時、所謂高温下にさらされた際に防火塗料６が発泡し
て無機質発泡粒をハニカム構造体と一体化してより機械
強度を強化する。
すなわち、通常は第２図ａの状態にあった複合板が第２
図すに示すように変化してハニカム構造体との一体化が
強化される。
図すに示すように変化してハニカム構造体との一体化が
強化される。
また接着剤は温度が上昇しても炭化するだけであり、無
機質発泡粒との物理的な結合は不変であり、断熱性、熱
風の侵入等を完全に遮断する特徴がある。
機質発泡粒との物理的な結合は不変であり、断熱性、熱
風の侵入等を完全に遮断する特徴がある。
第１図は本考案に係る複合板の一実施例を示す一部切欠
した正面図、第２図ａおよびｂはその一部分を拡大して
示す説明図である。 １・・・・・・枠部材、３・・・・・・不燃性ハニカム
構造体、４・・・・・・無機質発泡粒、５・・・・・・
接着剤、６・・・・・・防火塗料。
した正面図、第２図ａおよびｂはその一部分を拡大して
示す説明図である。 １・・・・・・枠部材、３・・・・・・不燃性ハニカム
構造体、４・・・・・・無機質発泡粒、５・・・・・・
接着剤、６・・・・・・防火塗料。
Claims (1)
- 防火塗料を被着した不燃性ハニカム構造体の中空室に無
機質発泡粒を高熱下で炭素骨格を形成する接着剤を介し
て充填、固着し、該ハニカム構造体の中空室の開口面の
両面に不燃性の板部材を接着剤を介して一体に固着した
ことを特徴とする複合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7455578U JPS5811559Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7455578U JPS5811559Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 複合板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54176783U JPS54176783U (ja) | 1979-12-13 |
| JPS5811559Y2 true JPS5811559Y2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=28988191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7455578U Expired JPS5811559Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 複合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811559Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-31 JP JP7455578U patent/JPS5811559Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54176783U (ja) | 1979-12-13 |
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