JPS5811454B2 - ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4−ピペリジル)アミンおよびその製法 - Google Patents

ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4−ピペリジル)アミンおよびその製法

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JPS5811454B2
JPS5811454B2 JP57007380A JP738082A JPS5811454B2 JP S5811454 B2 JPS5811454 B2 JP S5811454B2 JP 57007380 A JP57007380 A JP 57007380A JP 738082 A JP738082 A JP 738082A JP S5811454 B2 JPS5811454 B2 JP S5811454B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4
−ピペリジル)アミンおよびその製法に関する。
公知の通り、ポリオレフィン及び特にポリプロピレンは
、加熱加工中、特に大気中の酸素の存在である程度の分
解を受ける。
さらに、前記のポリオレフィンから出発して得られる製
造物品は光の作用、老化及び熱処理に対して鋭敏である
ポリオレフィンが受ける老化作用は、一般に、重合体か
ら繊維、フィルム又はその他の類似した造形品へ変形す
る間に1種又はそれ以上の物質を重合体に加えることに
よって制限される。
一般に、この目的のためには少量のアミン、フェノール
化合物、アミンフェノール、チアゾール化合物、ホスフ
ァイト及びチオホスファイト、チオエステル、チオエー
テル、遷移金属のケタール、有機スズ化合物、カルバマ
ート及びチオカルバマート、オキシム、ポリキノリンな
どが用いられる。
前記の物質は、単独又は相互の適当な組合せのいずれか
で用いられる。
上記の化合物は、特に相互の適当な組合せで用いられた
ときには、α−オレフィン重合体の安定性が得られる。
この安定性は実際上受は容れ得るが、全く十分ではない
本出願人らは、一般式 (ここに、R1,R2,R3及びR4は炭素原子1〜4
を有する互に等しいか異、なるアルキルであり、R6は
水素又は炭素原子1〜4を有するアルキルのいずれかで
あり、Aは炭素原子2〜10を有するアルキレンであり
、Bは脂肪族、脂環式、芳香族又はアルキル芳価族の2
価の基であって、場合により、鎖中又は側鎖置換基に0
.S、N及びPのようなヘテロ原子を合み、そして「n
」は2〜1000の間に含まれるすべての数である)の
ポリアミンが、重合体、特にα−オレフィン重合体に対
して、並びに繊維、フィルム又はその他の造形品の形態
にも安定化作用を発揮することを見いだした。
前記の作用は、この目的のために示された範囲のその他
の化合物又は化合物の混合物よりも明らかに優れている
前記の一般式(I)のポリアミンのうち、0.01〜l
dl/9の間を含む固有粘度(η1nh)を有するもの
が特に奸才しい(粘度は、クロロホルム中、25℃で例
に述べる方法に従って測定される。
前記のポリアミンは、押出して造形品とする前又はその
間に、5重量係に等しいか5重量係未満の量で重合体へ
添合される。
このポリアミンはα−オレフィン重合体についてだけで
なく、前記の重合体及び塩基性窒素含有型組合物に基づ
く組成物についても、光、熱及び老化に対する安定剤と
して作用する。
前記の重縮合物は、公知の通り、改良された染色性の繊
維を供給する。
前記のポリアミンは、有機又は無機顔料の添加により着
色されたポリオレフィンに本質的に基づく組成物を安定
化するのにも適する。
従って、本発明の目的は、ポリオレフィンに基づいた安
定化重合組成物を得るための安定剤としての前記の一般
式(I)のポリアミンにある。
ポリオレフィンに加えられるポリアミンの量は、実際上
5重量係未満の値の量を含むことが好ましいが、絶対的
なものではない。
さらに、極く少量、すなわち0.1%台のポリアミンが
ポリオレフィンの安定化に極めて効果的であることが見
いだされた。
ポリオレフィンとしては、本質的にアインタクチツク巨
大分子からなり、かつプロピレンの立体特異性重合によ
って得られたポリプロピレンが好ましく用いられる。
しかし、一般式 %式% の単量体から導ひかれるポリエチレン、ポリ−1−ブテ
ン、ポリ−1−ペンテン、ポリ−4−メチル−1−ペン
テン、ポリスチレンなどのようなポリオレフィンも、本
発明に基づく用途にとって同様に適する(上式上、Rは
アルキル又はアリール基、もしくは水素原子である)。
前記の一般式(1)のポリアミンのうち、下記のものが
実際上好ましい。
すなわち、R5が水素であリ、R1yR2,R3及びR
4がそれぞれメチル基であり、Aは−(CH2)2−及
び−(CH2)a−からなる群より選ばれ、そしてBは (ここに、R6は炭素原子1〜18を含むアルキルであ
る) からなる群より選ばれるポリアミンである。
一般式(1)を有し、かつポリオレフィンの安定化にう
まく用いられるポリアミンのいくつかの例には、下記の
繰返し単位を有するものがある。
すなわち (ここに、pは2〜10の間に含まれるすべての数であ
り、そしてR6は前記の通りである)。
前記のような一般式(I)を有するポリアミンは、一般
式 の二官能性アミンと、2価の基Bを生成するのに適した
ハロゲン及び/又はエポキシ基を含む二官能性化合物と
の縮合によって一般的に得られる。
前記の二官能性化合物には、例えばジブロモメタン、エ
ビクロロヒドリン、p−キシレンジクロリド、ジェポキ
シ化合物などがある。
この縮合は、慣用の操作方式に従って、二官能性アミン
化合物と、二官能性ジハロゲン化又はジェポキシもしく
はハロゲン−エポキシ化合物とを反応させることにより
、次のように行なわれる。
例えば、得られるハロゲン酸を中和するため、アルカリ
水和物の存在下に室温以上の温度で、かつ反応溶媒とし
てのアルコールを存在させて行なわれる。
2反応剤間のモル比を1:1台で用いることが好ましい
が、1:0.5〜1:2の間に含まれる異なった比を用
いることも可能である。
本発明の重縮合されたアミン製品は粘性であり、メタノ
ールに可溶である。
化合物〔■)については、加圧下、白金のような水素化
触媒の存在のもとに、脂肪族ジアミンH2N−A−NH
2と2.2,6.6−テトラアルキル置換−4−ピペリ
ドン及び水素を下記の反応に従って反応させることによ
って得られる。
一般式(1)を有するポリアミンは単独で用いられても
よく、またオキシベンゾトリアゾール、オキシベンゾフ
ェノール、Ni含有安定剤、金属石ケン、フェノール酸
化防止剤、ホスファイト、チオエステルなどのようなそ
の他の公知の安定剤との混合物中で用いられてもよい。
安定化混合物で安定化されるポリオレフィン系組成物の
例は下記の通りである。
a)ポリオレフィン、 b)0.1〜5係の間に含まれる量の前記一般式(1)
%式% c)0.05〜2%の間に含まれる量の一般式(ここに
、Xは0又はSであり、そしてR7R8及びRoは互に
等しいか異なるアルキル、アリール又はアルキルアリー
ル基であって、異なる官能基、特に−0H置換され得る
) のホスファイト、 d)一般式 (ここに、Rlo及びR1□は炭素原子1〜12を有す
る互に等しいが異なるアルキルであり、そしてR11は
アル苓ル、アリール、アルキルアリール及びシクロアル
キルからなる群より選ばれる1価又は多価の基であって
、ペテロ原子を含み得る) のフェノール酸化防止剤、及び e)Ca、Zn、Mgなどのステアリン酸塩から選ばれ
る金属石ケン。
ポリアミン(I)又はこのポリアミンを含む混合物のポ
リオレフィンへの混合は、一般に粉末状添加剤をポリオ
レフィンへ攪拌下に単一に混合することによって行なわ
れる。
しかし、例えばポリオレフィンと適当な溶媒中での安定
剤溶液との混合、続いて溶媒の一発、又は重合の終りに
おける安定剤のポリオレフィンへの添加のようなその他
の方法でも添加を行ない得る。
さらに、安定化化合物又は混合物を製造物品へ用いるこ
とにより、例えば、前記の物品を安定剤の溶液又は分散
液中に浸漬し、次いで溶媒を蒸発させることにより、安
定化作用を得るどとが可能である。
本発明による安定剤は、溶融状態でポリオレフィンと良
好な混和性を有し、そして着色作用がない。
i合物は粒状化され、引続き好ましくは1以上の長さ/
直径の比を有する紡糸口金を備えた溶融紡糸装置上で押
出される。
粒状化及び紡糸は酸素の不栓下、好ましくは不活性ガス
(窒素)の雰囲気中で行なわれる。
混合の途上、ポリオレフィンは本発明の目的物である安
定剤以外に艶消剤及び有機又は無機の染色顔料が加えら
れてもよい。
押出しによって得られたフィラメントは次のようにして
延伸工程に付される。
f4わち、2〜10の間に含まれる延伸比、80〜15
0℃の間に含まれる温度で、熱風又は水水気もしくは同
様な流動体で加熱された延伸装置、又は加熱板を備えた
延伸装置上で延伸工程に付される。
次いで、延伸されたフィラメントは80〜160℃に収
縮を自由にするか抑制しそ寸法安定化処理に付される。
本発明の安定剤を含む混合物から押出しによって得られ
るフィラメントはモノフィラメント又はマルチフィラメ
ントのいずれでもよく、そして連続糸又はステーブルの
製造用に、もしくは捲縮嵩高糸又は嵩高糸の製造用に用
いられる。
糸の製造のほかに、本発明による安定剤を含む組成物は
フィルム、ラフイア、リボン、造形品などの製造に用い
られる。
本発明の具体例では、本発明の要旨及び範囲を逸脱せず
に、多くの変更及び変4eが加えられ得る。
以下は、本発明を説明するいくつかの例であるが、本発
明を制限するものではない。
例I N、N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)エチレンジアミンの製造メタノール200
ccに溶かした2、2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリドン162.75g(1,05モル)、メタノール
40ccに溶がしたエチレンジアミン30g(0,5モ
ル)及び炭素上910係のpto、5gが17のオート
クレーブに加えられ、そして80℃及び圧力50気圧で
2時間の量水素化された。
触媒及び溶媒の両者を除去後、残渣が蒸留され、このよ
うにして製品155.5g(92%)が得られた。
この製品は、沸点1505〜151℃10.lmmHg
5融点80〜81℃、測定N含有量16.511%を有
していた(C20H42N4の計算値=16.56係)
ポリアミンの製造 メタノール50cc中のN、N’−ビス(2,2゜6.
6−テトラメチル−4−ピペリジル)エチレンジアミン
33.8g(0,1モル)の溶液に、エビクロロヒドリ
ン9.25g(0,1モル)が加えられ、そしてこの混
合物は還流下に10時間の間加熱されたが、最後の8時
間の加熱中にタブレット状のナトリウム水和物4g(0
,1モル)が一定少量づつ加えられた。
NaOHの添加が完了した後、混合物は還流下にさらに
2時間の間加熱され、次いで反応中に生じた塩化ナトリ
ウムを分離するために濾過された。
P液は先ず常圧、70〜100℃でメタノールを除去し
、次いで120℃及びlmmHgで4時間加熱すること
により乾燥された。
これによって、淡黄色で固有粘度0.14dl/g及び
窒素含有量13.6を示す脆い樹脂性製品39gが得ら
れた。
固有粘度は、デスロー・ビショッフ(Desreux−
Bischoff)粘度計を用いて、クロロホルム中0
.5%溶液により2.5士o、1℃で測定された。
操作法は下記の通りであった。
一定攪拌下、30分間に試料0.1gが溶媒20cc中
に溶かされた。
このようにして得られた溶液は粘度計に導ひかれ、そし
て溶液の流動時間(t、)及び純溶媒の流動時変(1o
)が測定された。
1、/1o比から相対粘度(ηrel)が得られ、そし
て相対粘度から式 (ここに、Cは溶媒100ccあたりの9数で夛わした
濃度である) により、固有粘度(ηjnh)が計算され得る。
安定化試験 試験 1 前記のポリアミン25gがメタノール100ccに溶か
された。
このようにして得られた溶液はポリプロピレン5kg及
びステアリン酸カルシウム5Iとともに混合された。
前記のポリプロピレンは極限粘度1.65dl/gsヘ
プタン抽出時の残渣96.5係及び灰分80ppmを有
する。
この混合物は押出機中、酸素不在の雰囲気下180℃で
粒状化され、次いで下記の条件のもとに紡糸された。
スクリュ一温度 250ト 押出ヘッド温度 230[ 紡糸口金温度 230℃ 最大圧力 35kg/cm2 用いた紡糸口金は直径0.8.mm及び長さ4mmの孔
部40個を有していた。
紡糸口金を出るフィラメントは500mt/分の速度で
まとめられ、そして130℃、水蒸気雰囲気中で延伸比
3.3により延伸された。
このようにして得られるフィラメントは下記の特性を有
する。
繊度 17d tex 強力 2.81/d tex破断点伸
び 85チ ウエザロメーターに1400 1.8g/d tex 時間暴露後の強力 (上記のウエザロメーターは、600owのキセノンア
ーク灯、相対湿度、30±5チ及びブラックパネル温度
63±3℃を有していた)。
比較上、公知の安定剤は約500時間の暴露後に強力が
半減することを思いおこすべきである。
試験 2 前記のポリアミン25pがメタノール100ccに溶か
された。
このようにして得られた溶液は、プロピレン5kg、ペ
ンタエリトリトールテトラキス(3(3,5−ジーte
r−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオナート
)5g、トリーn−ドデシルホスファイト12.5g及
びステアリン酸カルシウム5gと混合された。
前記のポリプロピレンは極限粘度1.65dl/9.ヘ
プタン抽出時の残渣96.5%及び灰分80ppmを有
していた。
試験管中250℃で10分間溶融した混合物は明るい色
調を示した。
この混合物は、押出機中、酸素不在の雰囲気下に180
℃で粒状化され、次いで試験1と同一条件のもとに紡糸
された。
このようにして得られたフィラメントは下記の特性を示
した。
繊度 17d tex 強力 2.5g/d tex破断点伸
び 90係 ウエザロメーターに1400 時間暴露後の強力 2.0g/dtex例2 N、N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)へキサメチレンジアミンの製造 メタノール200ccに溶かした2、2,6.6−テト
ラメチル−4−ピペリドン162.75g(1,05モ
ル)、メタノール70ccに溶かし夕へキサメチレンジ
アミン58g(0,5モル)及Q炭素上10チのPt0
.54が11のオートクレーブに仕込まわ、そして80
℃及び圧力50気圧で2時間の量水素化された。
触媒及び溶媒の両者を除去後、残渣が蒸留され、このよ
うにして製品177g(90係)が得られた。
前記の製品は、沸点180〜181℃10.1m*Hg
、融点61〜62℃、測定N含有率14.26%(C2
4H,oN、の計算値=14.21%)を有していた。
ポリアミンの製造 例1に従って操作して、メタノール50ccに溶かした
N、N’−ビ冬(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)へキサメチレンジアミン39.4g(0,
1モル)の溶液にエビクロロヒドリン9.25g(0,
1モル)が混合された。
固有粘度0.18dl/g及び窒素含有量12.01係
を有する脆い樹脂性で淡黄色の製品43gが得られた。
安定化試験 試験 3 メタノール100ccに溶かした前記のポリアミン25
gが、試験2に示したものと同一量で同一製品とともに
混合された。
この混合物は試験1と同一条件で粒状化され、そして押
出された。
得られたフィラメントは、延伸比3.3により水蒸気中
130℃で延伸された後、下記の特性を示した。
繊度 17d tex 強力 2.4g/d tex破断点伸
び 94% 時間暴露した後の残余強力 試験 4 前記のアミン25gがメタノール100ccに溶かされ
た。
このようにして得られた溶液は、ポリプロピレン5kg
及びステアリン酸カルシウム5gと混合された。
前記のポリプロピレンは、極限粘度1.65dl/g、
ヘプタン抽出時の残渣96.5係及び80ppmに相当
する灰分を有していた。
この混合物は、試験1と同一条件下に粒状化され、そし
て押出された。
紡糸口金から出たフィラメントは500mt/分の割合
でまとめられ、次いで延伸比3.3で水蒸気雰囲気中、
130℃で延伸された。
このようにして得られたフィラメントは下記の特性を示
した。
繊度 17d tex 強力 2.6g/d tex破断点伸
び 102チ 時間暴露した後の強力 例3 ポリアミンの製造 メタノール100ccに溶かしたN−ビス(2−オキシ
−3−クロロプロピル)−n−ドデシルアミン74係(
0,2モル)及びメタノール120ccに溶かしたN、
N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)エチレンジアミン67.6g(0,2モル)を
用いる以外は、例1の条件が繰返えされた。
さらに、加熱の後半の8時間の間にタブレット状ナトリ
ウム水和物16g(0,4モル)か一定量ずつ加えられ
た。
固有粘度0.15di/g及び窒素含有量10.45%
を有する固体で軟質の淡黄色製品121gが得られた。
安定化試験 前記のポリアミンを用いて、試験2に示したのと同一量
で同一製品との混合物が製造された。
次いで、試験1に特記したものと同一条件のもとに操作
することにより、この混合物は粒状化及び紡糸され、そ
してこのようにして得られたフィラメントは延伸された
このフィラメントは下記の特性を示した。
繊度 17d tex 強力 2.4g/d tex破断点伸
び ioo% ウエザオロメーターに1400 時間暴露した後の残余強力 1.5g/dtex例4 ポリアミンの製造 N、N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)エチレンジアミン33.8g(0,1モル
)、2,2−ビス(4−(2,3−エポキシプロポキシ
フェニル)プロパン〕341(0,1モル)及びメタノ
ール100ccが還流下に8時間の間加熱された。
ここで、まず常圧、100℃までの温度で、次いで12
0℃、lmmHgで2時間の間加熱することにより、溶
媒が除かれた。
固有粘度0.21dl/I及び窒素含有量8.18%を
有する脆い樹脂性の淡黄色製品67gが得られた。
安定化試験 前記のポリアミンは、試験2と同一量で同一化合物に混
合された。
次いで、試験1に示したものと同一条件のもとに操作す
ることにより、この混合物は粒状化され、押出され、そ
してこのようにして得られたフィラメントは延伸された
このフィラメントは下記の特性を示した〇繊度
17d tex 強力 2.6g/d tex破断点
伸び 90チ 初期強力を半減するのに要す 例5 ポリアミンの製造 N、N/−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)へキサメチレンジアミン78.8g(0,
2モル)、1,2−ジブロモエタン376g(0,2モ
ル)及びインプロパツール130ccが還流下に20時
間加熱され、そして加熱の後半16時間の間にNaOH
タブレット16p(0,4モル)が一定少量ずつ加えら
れた。
NaOHの添加完了後、この混合物は還流下、さらに4
時間の間加熱され、次いで反応混合物はベンゼン150
ccで希釈され、続いて生じた臭化ナトリウムを分離す
るために濾過された。
まず常圧下に100℃まで、続いて真空下に(120℃
、lmmHgで2時間の間)加熱することにより、P液
が乾燥された。
固有粘度0.12dl/g及び窒素含有量12.95係
を有する固体で脆い樹脂性の淡黄色製品81gが得られ
た。
安定化試験 前記のポリアミンは、試験2に示したのと同一量で同一
物質と混合された。
得られた混合物から、試験1と同一条件のもとに粒状物
が製造され、次いで精密に押出された。
延伸比3.3を用いて水蒸気雰囲気中130℃で延伸さ
れたフィラメントは、下記の特性を示した。
繊度 17d tex 強力 2.5&/dtex破断点伸
び 95% 時間暴露後の残余強力 比較例 6 ポリアミンを含まない試験2の混合物が、試験1と同一
条件のもとに粒状化され、そして押出された。
延伸比3.3を用いて水蒸気中130℃で延伸して得ら
れたフィラメントは、下記の特性を示した。
繊度 17d tex 強力 2.4i/dtex破断点伸
び 95% るウエザオ口メーター暴露時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (ここに、R1、R2、R3及びR4は互に等しいか又
    は異なる炭素原子1〜4個を有するアルキルであり、R
    6は水素又は1〜4個の炭素原子を含むアルキルであり
    、Aは2〜10個の炭素原子を有するアルキレンであり
    、Bは肪脂族、脂環式、芳香族又はアルキル芳香族の2
    価の基であって、鎖中又は側部置換基のいずれかに0.
    N、S、又はPのようなヘテロ原子を含むことができ、
    そしてnは2〜1000の整数である) を有する、ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4
    −ピペリジル)アミン。 2 R1、R2、R3及びR4がメチル基であり、そし
    てR5が水素である、特許請求の範囲第2項記載のポリ
    (2,2,6,6−テトラ−アルキル−4−ピペリジル
    )アミン。 3 一般式 (ここに、R1、R2、R3およびR4は互に等しいか
    又は異なる炭素原子1〜4個を有するアルキルであり、
    R6は水素又は1〜4個の炭素原子を含むアルキルであ
    り、Aは2〜10個の炭素原子を有するアルキレンであ
    り、Bは肪肪族、脂環式、芳香族又はアルキル芳香族の
    2価の基であって、鎖中又は側部置換基のいずれかに0
    、N151又はPのようなヘテロ原子を含むことができ
    、そしてnは2〜1000の整数である) を有する、ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4
    −ピペリジル)アミンの製法であって、一般式 %式% は上記定義に同じである。 )を有する二官能性アミンを、ハロゲン及び(又は)エ
    ポキシ基を含み、2価の基Bを生ずるのに適した二官能
    性化合物と縮合させることを特徴とする製法。
JP57007380A 1975-03-21 1982-01-20 ポリ(2,2,6,6−テトラアルキル−4−ピペリジル)アミンおよびその製法 Expired JPS5811454B2 (ja)

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JPS57141423A JPS57141423A (en) 1982-09-01
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BE839775A (fr) 1976-09-20
ZA761677B (en) 1977-03-30
JPS57141423A (en) 1982-09-01
IT1034459B (it) 1979-09-10

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