JPS5811428B2 - インシユリンケイカゴウブツノセイホウ - Google Patents

インシユリンケイカゴウブツノセイホウ

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JPS5811428B2
JPS5811428B2 JP50098657A JP9865775A JPS5811428B2 JP S5811428 B2 JPS5811428 B2 JP S5811428B2 JP 50098657 A JP50098657 A JP 50098657A JP 9865775 A JP9865775 A JP 9865775A JP S5811428 B2 JPS5811428 B2 JP S5811428B2
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JP
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insulin
chain
residue
general formula
acetic acid
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ライナー・オーベルマイヤー
ロルフ・ガイガー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/62Insulins
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は一般式I (式中YはHあるいはアシル残基であり、Rはスルホニ
ルジエチルビスオキシカルボニル残基(Sdc残基) を意味する) を有する化合物をアルカリもしくは第四級有機塩基でp
H13以上で処理することを特徴とするインシュリン、
インシュリン類縁体およびインシュリン誘導体の製法に
ある。
バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ
・コミュニケーションズ(Biochem、Bioph
ys、Res。
Corrmun、)第55巻(1973)、第60頁の
記載によれば、A−鎖のα−アミノ基とB−鎖のε−ア
ミノ基とをα、α′−ジアミノジカルボン酸を介して相
互に結合させ、脱水によりインシュリンのジスルフイツ
ド橋を式に合せて正しく閉じ、続いてα、α′−ジアミ
ノジカルボン酸をエドマン分解により分解させることに
よりインシュリンがその画鋲から製造され得る。
この方法を用いてインシュリンの画鋲がはじめて高収量
で結合された。
収量のある減少は避けがたいが、エドマン分解は成功す
る。
本発明方法によれば今や画鋲の結合が同一の高い収量で
行われる。
しかしながら、架橋試薬の分解に際しては上述の場合に
おけるよりさらに高い収量が得られる。
その理由は該分解は単一の非常に速い反応において、塩
基を触媒としてβ−説離機構を経由して行われるからで
ある。
この方法においては、収量は副反応およびそれらの副生
物によってはほとんど影響されない。
何故ならそれらはむしろとるに足らないからである。
従って、反応生成物の精製もまた単純化される。
α−アミン基が保護基で保護されていない場合には、エ
ドマン分解の際にB−鎖の第一アミノ酸例えはフェニル
アラニンが同時に分解されるが、Sdc残基を使用して
いる場合にはこの分解は起こらない。
しかしながら、この場合にもまたB−鎖のα−アミン基
を保護することが円滑な反応進行のために好都合であり
得る。
インシュリンのA−4たはB−鎖と二官能性架橋分Rと
の結合の連続による一般式Iの化合物の製造の際の反応
の原理はすでに上述の文献ならびにドイツ特許出願公開
公報箱2,252,157号明細書に記載されている。
一般式Iの化合物の製造のためには、例えはトリチル、
ジフェニルメチル、1〜4個の炭素原子を有するS−ア
ルキル、ピコリル、アセトアミドメチルあるいはスルホ
ネートのような既知のS−保護基によりそのSH基が保
護されているインシュリン−A−鎖を一般式■ (式中Rは前述の意味を有し、O■はスルホニルジエチ
ルビスオキシカルボニル成分のエステル例えばN−ヒド
ロキシコハク酸イミドエステル、ニトロフェニル−、ト
リクロルフェニル−、ペンタクロルフェニル−あるいは
ペンタフルオルフェニルエステルの残基を表わす) を有する試薬の過剰と反応させる。
その際一般式■ (式中XはS−保護基を意味する) を有する化合物が生成する。
この反応の溶媒としては好ましくはジメチルスルホキシ
ド (DMSO)あるいはジアルキルカルボン酸アミド特に
ジメチルホルムアミド(DMF)あるいはりん酸トリス
ジメチルアミドが使用される。
反応は室温でも進行するわずかに高められた温度も用い
ら得る。
次で反応する方法により一般式■の化合物をpH約8〜
11において、またはN−エチルモルホリンのような第
三有機塩基添加の下にDMSOあるいはDMF中でイン
シュリン−B−鎖と反応させて一般式■ (式中RおよびYは前述の意味をあられす)を有する化
合物を生成させる。
N−保護基(X)としては例えば第三ブチルオキシカル
ボニル(Boc)−、フタロイル、トリル−またはメチ
ルスルホニルエチルオキシカルギニルーあるいはトリフ
ルオルアセチル残基があげられる。
YがN−保護基である場合には、前述の反応順序はまた
逆の順序すなわちまずB−鎖との結合続いてA−鎖との
結合の順序であってもよい。
反応生成物を、場合によってはまだ存在している保護基
を分解し、そして場合によってはクロマトグラフィー精
製を行なった後、8M尿素水溶液あるいはpH5〜9の
水中にとる。
Xが例えは−8O3Hである場合、窒素気流の下0〜6
0℃で50〜100倍過剰のチオグリコールあるいは計
算量の1〜5倍のトリアルキルホスフィン例えばトリブ
チルホスフィンを加え、還元終了後酢酸性アセトンで沈
澱させ、遠心分離しそして酢酸性アセトンで数回洗う。
次で可能な限り少量の水性NH3中に溶かし0.05M
(NH4)HCO3で希釈し、pH10〜10.6なら
びにペプチド濃度0.01〜1mg/mlに調整し、緩
徐な空気流の下で一夜0〜20℃においてかきまぜる。
より低いpH例えば8〜10で操作することもできるが
、その場合には約150時間までのより長い反応時間を
必要とする。
続いてIN−酢酸を用いてpH4〜5.5に調整し、得
られる一般式Iの化合物を凍結乾燥するかあるいは真空
中蒸発乾固させる。
粗生成物をn−ブタノール:氷酢酸:水(2:1:10
)の系中セファデックス(Sephadex)LH−2
0(登録商標)を使用するかあるいはIN〜2N酢酸と
共にセファデックスG50(登録商標)またはG75(
登録商標)を使用する分配クロマトグラフィーにより精
製する(カラム:4×100〜4×200cm)。
「インシュリンピーリ」(約70%まで)は、まちがっ
て再結合している生成物(約30%まで)を還元後新た
に再結合させるようにしてさらに処理される。
一般式■を有する化合物からの残基Rの本発明による分
解は例えば0.2N−N NaOHにより0°Cで短
期間処理することにより行なわれる。
このためには、場合によってはジメチルホルムアミドの
添加下に一般式Iの化合物をH2Oに溶かし、この溶液
を0℃に冷却し、氷冷した苛性ソーダを用いて使望の規
定度に調整する。
2〜10分なかんずく2〜3分後、冷却下当量の1NH
C1で中和する。
溶媒を真空中留去する。残留物または沈澱を少量の希酢
酸中にとりセファデックスG50またはG75でクロマ
トグラフィーする。
希酢酸を用いて溶離し、インシュリン含有フラクション
を合し、pHを5.2に調整する。
その際はじめに無定形に析出するインシュリンは数時間
内に結晶化する。
収率は、用いられるインシュリン−A−または−B−鎖
に基づき約50%である。
本発明方法により得られる結晶化したインシュリンは家
兎の血糖降下の測定による生物学的活性の測定において
24〜25IE/■を有する。
アミノ酸分析は正確に計算値と一致する。
本発明方法によれは、インシュリン自体の他にインシュ
リン類縁体およびインシュリン誘導体が製造され得る。
インシュリン類縁体としては1〜数個のアミノ酸がその
他のなかんずくより簡単なアミノ酸と交換されている化
合物、さらに変形なかんずく短縮された鎖長を有するイ
ンシュリンが包含される。
従って、すでに文献から知られているように、例えばA
−鎖においてG1n5およびG1n15がGluによっ
て、5er12.Tyr14.Asn18およびAsn
21がAlaによって、ValloがLeuもしくは他
の疎水性アミノ酸によって、さらに −Tyr19がP
heによって置換されることができる。
B−鎖においてはPhe”、Va12.Asn3゜Gi
n’、His5,5er9.Hislo、Thr27お
よびPro28のより簡単なアミノ酸なかんずくアラニ
ンによる置換が可能である。
アミノ酸1〜4および30はまた脱離され得る。
CysA7およびCysB7のAlaによる置換さえも
可能である。
インシュリン誘導体としては、置換された官能基を有す
る化合物が包含される。
従って、例えばB−鎖のα−アミン基はドイツ特許出願
公開公報第2,042,299号明細書におけると同様
のアシル残基により置換され得る。
同じことが上記のインシュリン類縁体にも適用される。
インシュリン−B−鎖のα−アミン基の任意の残基Yに
よる置換はその生物学的活性に関し臨界的ではないの才
、Yはペピチド化学において典型的なS−保護基の1種
であり得るだけでなく、また、その空間的な範囲は限定
されなければならないことはいうまでもないが、任意の
生理学的に受容され得るアシル残基をも表わし得る。
この限界は例えば脂肪族アルカノイルあるいはアルキル
オキシカルボニル残基に対しては炭素原子約6個にあり
、シクロアルカノイル残基あるいは芳香族または複素環
式カルボン酸の残基に対しては炭素原子約10個にある
Yはまた天然に存在するα−アミノ酸もしくはそのD−
鏡像体および約6個までの炭素原子を有するω−アミノ
カルボン酸のアミノアシル残基、ならびに約4個までの
炭素原子を有するそのN−アルカノイル−あるいはN−
アルキルオキシカルボニル化合物、シクロアルカノイル
あるいは約7個までの炭素原子を有する芳香族もしくは
複素環式カルボン酸の残基であってもよい。
かかる置換に際しては常に、インシュリンの生物学的活
性は減少されないかあるいは本質的には減少されないと
いう前提がある。
その際「生物学的活性」なる用語には血糖降下が理解さ
れるべきであるのみならずまた例えばかかる化合物の、
存在する抗体に対するハプテンとしての能力も理解され
るべきである。
本発明方法により得られるインシュリンあるいはその類
縁体および誘導体は膵臓から得られる物質の代りに糖尿
病の治療に用いられるか、あるいは極く一般的には、例
えはショックの発生のために血糖が降下されなければな
らない場合に使用される。
インシュリン−A−および−B−鎖は文献記載の多数の
方法の一つにより製造され得る。
本発明による方法を説明するためには例えばインシュリ
ンからスルフィトリシスにより容易に製造され得る天然
の鎖から出発するのがより簡単である。
合成により調整されるインシュリン鎖は天然物質と同様
に作用する。
同じことはその鎖から製造されるインシュリンの生物学
的活性に対する決定的な構造上の指標をその鎖がまだ有
している限り変形された鎖にもまたあてはまる。
一般式■の試薬は既知のスルホニルジェタノールとホス
ゲンとの反応およびジクロル炭酸エステルヲ所望の活性
エステル、例えはビス−N−ヒドロキシコハク酸イミド
エステルに変換することにより製造される。
第二の調製法は活性エステルの既知のクロル炭酸エステ
ルから出発する。
これを既知方法によりピリジン中スルホニルジェタノー
ルと反応させる。
両反応を以下の式に示す。
実施例 1 架橋試薬の調製 a) スルホニルジエチル−ビス−オキシカルボニル−
ジーN−ヒドロキシサクシネート ザ・ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー2
8巻、1140頁(1963)の記載により調整された
スルホニルジェタノール15.4gをテトラヒドロフラ
ン9゛0rrLl中に溶かし、かきまぜながらテトラヒ
ドロフラン200m1中のホスゲ゛ン22gの溶液中に
30分以内で滴下する。
温度は一10’C〜−15℃に保つ。
−10℃で30分間かきまぜ、次に室温でさらに1時間
かきまぜる。
溶媒を真空中留去する。
粘稠な油26gが残留する。
これをテトラヒドロフラン27m1および塩化メチレン
150m1中にとりピリジン121rL11N−ヒドロ
キシコハク酸イミド17gおよび塩化メチレン52m1
からなる溶液を一10℃で15分以内でかきまぜながら
滴下する。
反応混合物を15時間+4℃に保つ。
その際はじめに油として析出する生成物が結晶化する。
これをろ過し、氷冷したテトラヒドロフランで洗い乾燥
する。
m、p、134〜137℃(分解)。
元素分析値は計算値と一致する。
実施例 2 牛−インシュリン a) 牛−インシュリンーA−鎖一テトラスルホネネー
ト 牛−インシュリンからの調製は既知の方法例えはツアイ
トシュリフト・フユア・ナチュアフオルシュウング(Z
、Naturforsch、)18 b巻(1963)
、978頁記載の方法により行なわれる。
b)NB1−トリフルオルアセチル−B−鎖一ジスルホ
ネール(牛) 既知方法によるNB1” ”) IJフルオルアセチル
−インシュリン(牛)のスルフィトリシスによる調製。
この出発物質は以下のようにして得られる。
ホッパ・ザイラー(Hoppe 5eyler’。のツ
アイトシュリフト・フユア・フイジオロジツシエ・ヘミ
−(Z、Physiol、’Chem、)352巻(1
971,)、1487頁の記載により調製されるN a
Al 、NεB29−ビスーBoc−インシュリンをジ
メチルホルムアミド中に溶かし約5当量のトリフルオル
酢酸−メチルエステルと反応させる。
その際Nα”、NεB29−ビスーBoc−NαB1−
トリフルオルアセチル−インシュリン(牛)が生ずる。
トリフルオル酢酸を用いて45分間処理することにより
Boc−基を分解後、生成物をセファデックスLH−2
0(登録商標)を用いて系n−ブタノール−氷酢酸−水
(2:1:10)中分配クロマトグラフィーにより精製
する。
C)牛インシュリン 前記2a)により調製されるA−鎖一テドラスルホネー
ト2.82gをジメチルスルホキシド200m1中N−
エチルモルホリン1.11m1を添加してpH〜9とな
し、実施例1c)により調製されたN−ヒドロキシコハ
ク酸イミドエステル1.4gとかきまぜる。
20時間後エーテル/メタノール(10:1)を用いて
沈澱させる。
再びジメチルスルホキシド200m1中にとり、前記2
)により調製されたN、”−トIJフルオルアセチルー
B−鎖−ジスルホネート3.45gおよびN−エチルモ
ルホリン1.1mlを加え室温で6〜24時間かきまぜ
る。
次でエーテル/メタノール(10:1)により沈澱させ
る。
収量5.2g。
pH8,5〜9の0.05M(NH4)HCO3−緩衝
液中におけるセファデックスG−50(登録商標)での
カラムクロマトグラフィー(カラム:l=4m、φ=4
crn)および凍結乾燥後、生成物をpH8,6の水0
.25AI’中にとる。
チオ。グリコール50I711を加え、窒素気流の下で
6時間保持し、10〜20倍量の酢酸性アセトンを用い
て沈澱させ、遠心分離し、チオグリコールがなくなるま
で酢酸性アセトンで洗う。
次いで少量の1N−NH3中に溶かし、251に希釈。
し、pH9に調整しわずかな空気流下室温で約100時
間かきまぜる。
この条件下でトリフルオルアセチル基が同時に分裂され
る。
酢酸を用いてpH5,5に調整し凍結乾燥する。
残留物を10%酢酸あるいはぎ酸50m1中に溶かし4
×200crrLのカラム中セファデックスG50ある
いはG75(登録商標)、ファインによりクロマトグラ
フィーにかける。
系n−ブタノール−酢酸−水(2:1:10)における
セファデックスLH−20を用いる分配クロマトグラフ
ィーによっても良好な精製が行なわれる(カラム:4×
100〜4×200)。
カラムを交さ結合したインシュリンで検定する。
予ピーク(0,:l)の後、交さ結合したインシュリン
(4,2g)のピークが現われる。
前記予ピークをザ゛・ジャーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティ93巻(1971)、308
0頁の記載に従い液体NH3中1.4−ジチオートレイ
トールを用いるかあるいは希N′H3水溶液中トリブチ
ルホスフィンを用いてpH8〜1oにおいて還元しそし
て前述の方法によりpH9において水中酸化する。
交さ結合試薬を分裂させるために、生成物を水およびジ
メチルホルムアミド(2:1)から成る混合物75m1
中に溶かしこの溶液を0℃に冷却し氷冷した4、N7N
aOH25mlを加える。
2〜5分後この混合物を強く冷却しながら2N−HCl
、50m1を用いて中和し、溶媒を真空中留去する。
残留物を10係酢酸中に溶かしカラム(4×200cr
fL)上セファデックスG50(登録商標)を用いて精
製する。
溶離剤としては10%酢酸を用いる。
インシュリン含有フラクションを合し、真空巾約40r
rtlqで濃縮し、若干量のznc、、6.2を添加し
てpHを5.2に調整し1日室温に放置する。
形成される結晶を非結晶性の物質から遠心分離により分
離し、結晶化をくり返す。
収量2.97g(49%)。インシュリンの生物学的活
性は251.U、/Tn9であった。
以下に本発明により開示された新規な技術的事項を要約
して示す。
1、一般式I (式中YはHあるいはアシル残基であり、Rは 式の
スルホニルジエチルビスオキシカルボニル残基を意味す
る) を有する化合物をpH13以上においてアルカリもしく
は第四級有機塩基で処理することを特徴とするインシュ
リン、インシュリン類縁体およびインシュリン誘導体の
製法。
2、一般式I (式中YはHあるいはアシル残基であり、Rはスルホニ
ルジエチルビスオキシカルボニルを意味する) を有するインシュリン誘導体。
3、一般式■ (式中Rはスルホニルジエチルビスオキシカルボニルを
意味し、0■はスルホニルジエチルビスオキシカルボニ
ル成分のN−ヒドロキシコハク酸イミド−、ニトロフェ
ニル−、トリクロルフェニル−、ペンククロルフェニル
ー、あるいハヘンタフルオルフェニルエステルのような
活性エステルの残基を表わす) を有する、インシュリン、インシュリン類縁体あるいは
インシュリン誘導体のAおよびB−鎖を結合させるため
の試薬。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式I (式中YはHあるいはアシル残基であり、Rは式 のスルホニルジエチルビスオキシカルボニル残基を意味
    する) を有する化合物をpH13以上においてアルカリもしく
    は第四級有機塩基で処理することを特徴とするインシュ
    リン、インシュリン類縁体およびインシュリン誘導体の
    製法。
JP50098657A 1974-08-16 1975-08-15 インシユリンケイカゴウブツノセイホウ Expired JPS5811428B2 (ja)

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JPS5148661A JPS5148661A (en) 1976-04-26
JPS5811428B2 true JPS5811428B2 (ja) 1983-03-02

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ID=5923333

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BE (1) BE832521A (ja)
CH (1) CH616651A5 (ja)
DE (1) DE2439296A1 (ja)
DK (1) DK370875A (ja)
FR (1) FR2283124A1 (ja)
GB (1) GB1519026A (ja)
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