JPS58112875A - 車両の操舵補助用パワ−シリンダ装置 - Google Patents
車両の操舵補助用パワ−シリンダ装置Info
- Publication number
- JPS58112875A JPS58112875A JP21108681A JP21108681A JPS58112875A JP S58112875 A JPS58112875 A JP S58112875A JP 21108681 A JP21108681 A JP 21108681A JP 21108681 A JP21108681 A JP 21108681A JP S58112875 A JPS58112875 A JP S58112875A
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- JP
- Japan
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- steering
- power cylinder
- piston rod
- shaft
- cylinder
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1518—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1536—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輪を転舵する際の操舵輪の操舵操作を補助し
、操舵トルクを軽減するための車両の操舵補助用パワー
シリンダ装置に関する。
、操舵トルクを軽減するための車両の操舵補助用パワー
シリンダ装置に関する。
車両を方向転換させるべく車輪を転舵するために運転者
が行う操舵輪の操舵操作を補助し、操舵輪に運転者が付
与しなければならない操舵トルりを軽減することができ
るように多くの車両には・ぐワーシリンダが装備されて
いる。該パワーシリンダにおいてはピストンによって区
画されるシリンダバレル内部の左右室に操舵輪の操舵方
向に応じて作動油が選択供給され、ピストンロッドを摺
動させる油圧が車輪転舵のだめの補助動力となり。
が行う操舵輪の操舵操作を補助し、操舵輪に運転者が付
与しなければならない操舵トルりを軽減することができ
るように多くの車両には・ぐワーシリンダが装備されて
いる。該パワーシリンダにおいてはピストンによって区
画されるシリンダバレル内部の左右室に操舵輪の操舵方
向に応じて作動油が選択供給され、ピストンロッドを摺
動させる油圧が車輪転舵のだめの補助動力となり。
操舵トルクの軽減が図られる。パワーシリンダはピスト
ンロッドの軸方向に長い長尺筒形状であって大きい占有
スペースを必要表し、車両には・くワーシリンダの他に
エンジン、変速機構等の車両必要機器類や油タンク、油
ポンプ等のパワーシリンダ付属機器類が搭載されるため
、これらの機器類との配置関係からパワーシリン・ダを
長さが短いコンパクトなものとすることが望ましい。
ンロッドの軸方向に長い長尺筒形状であって大きい占有
スペースを必要表し、車両には・くワーシリンダの他に
エンジン、変速機構等の車両必要機器類や油タンク、油
ポンプ等のパワーシリンダ付属機器類が搭載されるため
、これらの機器類との配置関係からパワーシリン・ダを
長さが短いコンパクトなものとすることが望ましい。
ところで本出願人は先に操舵輪の操舵操作によシ前輪と
とも・に後輪を転舵するようにした操舵装置を提供した
。該操舵装置を備えた車両においては前輪と後輪の双方
を操舵輪の操舵操作によって転舵するため、後輪用パワ
ーシリンダを公知の前軸片パワーシリンダとともに若し
くは後輪用パワーシリンダのみを車両に搭載することが
好しい。
とも・に後輪を転舵するようにした操舵装置を提供した
。該操舵装置を備えた車両においては前輪と後輪の双方
を操舵輪の操舵操作によって転舵するため、後輪用パワ
ーシリンダを公知の前軸片パワーシリンダとともに若し
くは後輪用パワーシリンダのみを車両に搭載することが
好しい。
前輪のみが転舵される一般の車両に比して前輪と後輪と
を転舵する車両においてはく後輪転舵′機構を構成する
部材やパワーシリンダを余分に車体に配置することを要
すること、及び後輪用パワーシリンダを配置する車両後
部にはトランクルームの空間を確保しておかなければな
らないこと等のため、特に後輪用パワーシリンダに関し
てはパワーシリンダを一層短縮化してコンパクトなもの
とすることが必要である。
を転舵する車両においてはく後輪転舵′機構を構成する
部材やパワーシリンダを余分に車体に配置することを要
すること、及び後輪用パワーシリンダを配置する車両後
部にはトランクルームの空間を確保しておかなければな
らないこと等のため、特に後輪用パワーシリンダに関し
てはパワーシリンダを一層短縮化してコンパクトなもの
とすることが必要である。
第5図は公知の前輪用パワーシリンダ等のシリンダから
考え得る後輪用パワーシリンダ50を示す。シリンダバ
レル51にはピストンロッド52が摺動自在に貫通挿入
され、該ピストンロッド52の端部にはラック部53が
一体に形成される。操舵輪と後輪転舵力伝達経路を介し
て接続されたピニオン軸54のビニオン部55がラック
部53に噛合し、操舵輪を操舵操作するとピニオン軸5
4が回動せしめられるとともに、シリンダバレル51の
内部室に供給された作動油の油圧によりピストンロッド
52が摺動してピニオン軸54の回動を補助し、ピニオ
ン軸54に接続された後輪転舵機構の作動によって後輪
の転舵が成される。
考え得る後輪用パワーシリンダ50を示す。シリンダバ
レル51にはピストンロッド52が摺動自在に貫通挿入
され、該ピストンロッド52の端部にはラック部53が
一体に形成される。操舵輪と後輪転舵力伝達経路を介し
て接続されたピニオン軸54のビニオン部55がラック
部53に噛合し、操舵輪を操舵操作するとピニオン軸5
4が回動せしめられるとともに、シリンダバレル51の
内部室に供給された作動油の油圧によりピストンロッド
52が摺動してピニオン軸54の回動を補助し、ピニオ
ン軸54に接続された後輪転舵機構の作動によって後輪
の転舵が成される。
かかるパワーシリンダにおいてはパワーシリンダの全長
はラック部53を含めたピストンロッド52の長さとな
り、且つピストンロッド52の摺動方向前後にピストン
ロッド52の摺動スペースを確保しておかなければなら
ず、車体に占有するパワーシリンダ50のスペースは犬
キ<なってしまい、上記要望に必ずしも充分に応えるこ
とはできない。
はラック部53を含めたピストンロッド52の長さとな
り、且つピストンロッド52の摺動方向前後にピストン
ロッド52の摺動スペースを確保しておかなければなら
ず、車体に占有するパワーシリンダ50のスペースは犬
キ<なってしまい、上記要望に必ずしも充分に応えるこ
とはできない。
本発明はパワーシリンダを車両に装備する上で必要とさ
れる以上の如き要請に応えるべく成されたものである。
れる以上の如き要請に応えるべく成されたものである。
本発明の目的は、シリンダバレルの内部に該シリンダバ
レルよりも短いピストンロッドを摺動自在に収容し、該
ピストンロッドによって区画形成されるシリンダバレル
内部の左右室に操舵輪の操舵方向に応じて作動油を選択
供給することによりピストンロッドを摺動させるように
し、且つピストンロッドにラック歯を形成し、該ラック
歯に操舵輪と車輪転舵力伝達経路を介して接続され且つ
後輪転舵機構が接続されるピニオン軸のビニオン部を噛
合させ、以って操舵輪を操舵操作した際のピニオン軸の
回動に上記ピストンロッドの摺動によるパワーシリンダ
の補助動力を作用させて操舵トルクを軽減する他、ピス
トンロッドをシリンダバレルから突出する長さ寸法にす
ることなくピニオン軸にパワーシリンダの補助動力を付
与することを可能とし、これによりパワーシリンダの長
さはシリンダバレルの長さ分だけとなり、パワーシリン
ダを短縮化されたコンパクトなものとすることができ、
車両に搭載するに有利な車両の操舵補助用パワーシリン
ダ装置を提供する処にある。
レルよりも短いピストンロッドを摺動自在に収容し、該
ピストンロッドによって区画形成されるシリンダバレル
内部の左右室に操舵輪の操舵方向に応じて作動油を選択
供給することによりピストンロッドを摺動させるように
し、且つピストンロッドにラック歯を形成し、該ラック
歯に操舵輪と車輪転舵力伝達経路を介して接続され且つ
後輪転舵機構が接続されるピニオン軸のビニオン部を噛
合させ、以って操舵輪を操舵操作した際のピニオン軸の
回動に上記ピストンロッドの摺動によるパワーシリンダ
の補助動力を作用させて操舵トルクを軽減する他、ピス
トンロッドをシリンダバレルから突出する長さ寸法にす
ることなくピニオン軸にパワーシリンダの補助動力を付
与することを可能とし、これによりパワーシリンダの長
さはシリンダバレルの長さ分だけとなり、パワーシリン
ダを短縮化されたコンパクトなものとすることができ、
車両に搭載するに有利な車両の操舵補助用パワーシリン
ダ装置を提供する処にある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図は本発明に係る装置が適用された車両の概略構造
を示す平面図であって、エンジン等の本発明の説明上不
要な機器等は省略されている。左右の前輪1,1は軸2
a、2aを中心として左右回動自在になっているナック
ルアーム2,2によって支持され、外端部が該前輪用ナ
ックルアーム2.2に連結された左右の前輪転舵用タイ
ロッド3.3が左右移動すると前輪1,1の転舵が成さ
れる。左右の後輪4,4も前輪と同じく軸5 a +5
aを中心として左右回動自在になっているナックルアー
ム5,5によって支持され、外端部が該後輪用ナックル
アーム5,5に連結された左右の後輪転舵用タイロッド
6.6が左右移動すると後輪4,4の転舵が成される。
を示す平面図であって、エンジン等の本発明の説明上不
要な機器等は省略されている。左右の前輪1,1は軸2
a、2aを中心として左右回動自在になっているナック
ルアーム2,2によって支持され、外端部が該前輪用ナ
ックルアーム2.2に連結された左右の前輪転舵用タイ
ロッド3.3が左右移動すると前輪1,1の転舵が成さ
れる。左右の後輪4,4も前輪と同じく軸5 a +5
aを中心として左右回動自在になっているナックルアー
ム5,5によって支持され、外端部が該後輪用ナックル
アーム5,5に連結された左右の後輪転舵用タイロッド
6.6が左右移動すると後輪4,4の転舵が成される。
運転者が操舵操作する操舵輪7には操舵軸8が結合一体
化され、該操舵軸8にはギヤボックス9の内部に収容さ
れるビニオン部8aが一体に形成されている。ギヤボッ
クス9にはラック部10aを備える軸10が左右方向即
ち車体幅方向に挿通されており、軸10の両端部に前輪
転舵用タイロッド3,3の内端部に連結される。上記ピ
ニオン部8aはう〉り部10aに噛合しているため、操
舵輪7を回動操作すると軸10の左右直線運動が行われ
て前輪1.1の転舵が成される。
化され、該操舵軸8にはギヤボックス9の内部に収容さ
れるビニオン部8aが一体に形成されている。ギヤボッ
クス9にはラック部10aを備える軸10が左右方向即
ち車体幅方向に挿通されており、軸10の両端部に前輪
転舵用タイロッド3,3の内端部に連結される。上記ピ
ニオン部8aはう〉り部10aに噛合しているため、操
舵輪7を回動操作すると軸10の左右直線運動が行われ
て前輪1.1の転舵が成される。
ギヤボックス9からは連結軸11が車体後方へ突出し、
該連結軸11はラック部10aと噛合するピニオン部i
1aを備える。連結軸11には車両前部から車両後部に
延びる作動軸12の前端が自在継手13を介して連結さ
れ1作動軸12の後端には自在継手14を介して回動軸
15が連結される。操舵輪7と該回動軸15とは操舵軸
8.軸10、連結軸11、作動軸12からなる後輪転舵
力伝達経路16を介して接続され、操舵輪7と連動して
回動軸15は回動する。本実施例では操舵軸8と軸10
とにおいて後輪転舵伝達経路16は前輪転舵力伝達経路
と重複した経路となっているが、後輪転舵力伝達経路は
操舵輪7に回動軸15を接続することができるものであ
れば任意な構成とすることができる。
該連結軸11はラック部10aと噛合するピニオン部i
1aを備える。連結軸11には車両前部から車両後部に
延びる作動軸12の前端が自在継手13を介して連結さ
れ1作動軸12の後端には自在継手14を介して回動軸
15が連結される。操舵輪7と該回動軸15とは操舵軸
8.軸10、連結軸11、作動軸12からなる後輪転舵
力伝達経路16を介して接続され、操舵輪7と連動して
回動軸15は回動する。本実施例では操舵軸8と軸10
とにおいて後輪転舵伝達経路16は前輪転舵力伝達経路
と重複した経路となっているが、後輪転舵力伝達経路は
操舵輪7に回動軸15を接続することができるものであ
れば任意な構成とすることができる。
回動軸15には後輪転舵機構17が接続され。
回動軸15が回動せしめられると該機構17が作動する
ため1回動軸15は該機構17に後輪転舵力を入力する
入力軸になっている。本実施例では後輪転舵機構17は
車体前後方向を軸方向とする回動軸15の後端に結合さ
れ且つ回動軸15の軸径方向への長さを有するクランク
部材18と、前記後輪転舵用タイロッド6.6と、該タ
イロッド6.6を連結するタイロッド連結部材19と、
クランク部材18とタイロッド連結部材19とを連結す
るコンロッド部材20とからなり、回動軸15と一体に
回動するクランク部材18の左右移動成分によりタイロ
ッド連結部材19が車体に設けられた軸受に案内されつ
つ左右直線運動を行い、これによるタイロッド6.6の
移動によって後輪4゜4の転舵が成され、後輪転舵は前
輪とともに成される。後輪転舵機構は以上の構造に限ら
す回動軸15の回動によって後輪4,4を転舵すること
ができるものであれば任意なものでよい。
ため1回動軸15は該機構17に後輪転舵力を入力する
入力軸になっている。本実施例では後輪転舵機構17は
車体前後方向を軸方向とする回動軸15の後端に結合さ
れ且つ回動軸15の軸径方向への長さを有するクランク
部材18と、前記後輪転舵用タイロッド6.6と、該タ
イロッド6.6を連結するタイロッド連結部材19と、
クランク部材18とタイロッド連結部材19とを連結す
るコンロッド部材20とからなり、回動軸15と一体に
回動するクランク部材18の左右移動成分によりタイロ
ッド連結部材19が車体に設けられた軸受に案内されつ
つ左右直線運動を行い、これによるタイロッド6.6の
移動によって後輪4゜4の転舵が成され、後輪転舵は前
輪とともに成される。後輪転舵機構は以上の構造に限ら
す回動軸15の回動によって後輪4,4を転舵すること
ができるものであれば任意なものでよい。
回動軸15にはピニオン部15aが一体に形成され、従
って回動軸15はピニオン軸である。ピニオン軸15は
左右方向を長さ方向として車体の後部に配置された後輪
用パワーシリンダ21のシリンダバレル22を貫通して
おり、シリンダバレル22の内部には該シリンダバレル
22よりも短いピストンロッド23が摺動自在に収容さ
れる。
って回動軸15はピニオン軸である。ピニオン軸15は
左右方向を長さ方向として車体の後部に配置された後輪
用パワーシリンダ21のシリンダバレル22を貫通して
おり、シリンダバレル22の内部には該シリンダバレル
22よりも短いピストンロッド23が摺動自在に収容さ
れる。
後輪用パワーシリンダ21の具体的な構造を示す第2図
、第3図、第4図の通り、シリンダバレル22内部のシ
リンダライナ24の内周面に摺接するオイルシール部材
25.26.及び油圧が作用するピストン部27.28
をピストンロッド23は両端部に備え、ピストンロッド
23の上面略全長に亘ってラック歯23aが形成されて
おり、従ってピストンロッド23はラック軸ともなって
おり、該ラック歯23aにシリンダバレル22に軸受2
9,30で回転自在に支承されたピニオン軸15の上記
ピニオン部15aが噛合する。以上の通すピストンロツ
ド23はシリンダバレル22よりも短く、ピニオン軸1
5との噛合がシリンダバレル22の内部において行われ
ているため、後輪用パワーシリンダ21の長さはシリン
ダバレル22の長さと同じになわ、第5図で示したパワ
ーシリンダよりも長さ寸法を大幅に短縮でき、コンパク
トな構成となる。従って後輪用パワーシリンダ21を車
体後部に配置するに際して該パワーシリンダ周辺の機器
類やトランクルーム等の車体に確保しておかなければな
らない空間に影響を与えることを可及的に少なくしてパ
ワーシリンダ21の配置が行える。
、第3図、第4図の通り、シリンダバレル22内部のシ
リンダライナ24の内周面に摺接するオイルシール部材
25.26.及び油圧が作用するピストン部27.28
をピストンロッド23は両端部に備え、ピストンロッド
23の上面略全長に亘ってラック歯23aが形成されて
おり、従ってピストンロッド23はラック軸ともなって
おり、該ラック歯23aにシリンダバレル22に軸受2
9,30で回転自在に支承されたピニオン軸15の上記
ピニオン部15aが噛合する。以上の通すピストンロツ
ド23はシリンダバレル22よりも短く、ピニオン軸1
5との噛合がシリンダバレル22の内部において行われ
ているため、後輪用パワーシリンダ21の長さはシリン
ダバレル22の長さと同じになわ、第5図で示したパワ
ーシリンダよりも長さ寸法を大幅に短縮でき、コンパク
トな構成となる。従って後輪用パワーシリンダ21を車
体後部に配置するに際して該パワーシリンダ周辺の機器
類やトランクルーム等の車体に確保しておかなければな
らない空間に影響を与えることを可及的に少なくしてパ
ワーシリンダ21の配置が行える。
シリンダバレル22の内部には該シリ/ダメ・レル22
の中央部に収容されたピストンロッド23によって左右
の作動油供給室S、、S2が区画形成され、第2図及び
第4図において左作動油供給室SIを代表例として示し
た通り、これらの室S、、S2は前記シリンダライナ2
4と連通状態のエンドパイプ31に形成された連絡孔3
2・・・、環状溝33を介してポート34と接続されて
いる。左右の作動油供給室S、、S2毎に設けられる該
ポートは第1図の通り油圧回路35.36によって弁ノ
・ウジング37に接続され、該弁ノ1ウジング37は更
に油ポンプ38が介在された注油圧回路39、及び復油
圧回路40を、介して油タンク41に接続されている。
の中央部に収容されたピストンロッド23によって左右
の作動油供給室S、、S2が区画形成され、第2図及び
第4図において左作動油供給室SIを代表例として示し
た通り、これらの室S、、S2は前記シリンダライナ2
4と連通状態のエンドパイプ31に形成された連絡孔3
2・・・、環状溝33を介してポート34と接続されて
いる。左右の作動油供給室S、、S2毎に設けられる該
ポートは第1図の通り油圧回路35.36によって弁ノ
・ウジング37に接続され、該弁ノ1ウジング37は更
に油ポンプ38が介在された注油圧回路39、及び復油
圧回路40を、介して油タンク41に接続されている。
弁ハウ・ジンク37の内部には四方向切換弁42が摺動
自在に収容され、該切換弁42は前記操舵軸8の先端に
一体に形成されている。該操舵軸8に設けられている前
記ビニオン部8a及び該ピニオン部8aが噛合する前記
ラック部10aの夫々の歯はヘリカル歯であるため、操
舵輪7を回動操作するとビニオン部8aに生じる軸方向
の推力により切換弁42は僅かではあるが操舵輪7の操
舵方向に応じて前進或は後退摺動し、切換弁42の切換
作動によって油圧回路35.36を経て左右の作動油供
給室S、、S2の一方に作動油が供給される。以上の四
方向切換弁42の切換作動原理は前輪用パワーシリンダ
に適用されて既に公知となっているものと同じである。
自在に収容され、該切換弁42は前記操舵軸8の先端に
一体に形成されている。該操舵軸8に設けられている前
記ビニオン部8a及び該ピニオン部8aが噛合する前記
ラック部10aの夫々の歯はヘリカル歯であるため、操
舵輪7を回動操作するとビニオン部8aに生じる軸方向
の推力により切換弁42は僅かではあるが操舵輪7の操
舵方向に応じて前進或は後退摺動し、切換弁42の切換
作動によって油圧回路35.36を経て左右の作動油供
給室S、、S2の一方に作動油が供給される。以上の四
方向切換弁42の切換作動原理は前輪用パワーシリンダ
に適用されて既に公知となっているものと同じである。
勿論、本発明に係る装置に他の切換作動原理を適用する
ことは可能である。
ことは可能である。
以上により操舵輪7を操舵操作してピニオン軸15を回
動せしめ、後輪転舵機構17によって後輪4,4を転舵
させる際、後輪用パワーシリンダ21の左右の作動油供
給室S、、S2には操舵輪7の操舵方向に応じて作動油
が供給されるため、シリンダバレル22内の油圧により
摺動するピストンロッド23によってビニオン軸150
回動は補助され、パワーシリンダ21の補助動力をもっ
て後輪4,4の転舵が成されることにより、運転者が操
舵輪7に付与することが必要ガ操舵トルクは軽減される
。尚、前記ギヤボックス9及び軸10により前輪用パワ
ーシリンダを構成することにより、前輪用と後輪用の2
個のパワーシリンダを車両に搭載してもよい。
動せしめ、後輪転舵機構17によって後輪4,4を転舵
させる際、後輪用パワーシリンダ21の左右の作動油供
給室S、、S2には操舵輪7の操舵方向に応じて作動油
が供給されるため、シリンダバレル22内の油圧により
摺動するピストンロッド23によってビニオン軸150
回動は補助され、パワーシリンダ21の補助動力をもっ
て後輪4,4の転舵が成されることにより、運転者が操
舵輪7に付与することが必要ガ操舵トルクは軽減される
。尚、前記ギヤボックス9及び軸10により前輪用パワ
ーシリンダを構成することにより、前輪用と後輪用の2
個のパワーシリンダを車両に搭載してもよい。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、シリンダバ
レルよシもピストンロッドの長さは短く。
レルよシもピストンロッドの長さは短く。
ピストンロッドはシリンダバレル内を摺動して車輪転舵
を補助するため、パワーシリンダの長さをシリンダバレ
ルと同じ長さに短くすることができ。
を補助するため、パワーシリンダの長さをシリンダバレ
ルと同じ長さに短くすることができ。
このためパワーシリンダはコンパクト化され、パワーシ
リンダを周辺機器類や部材等に制約されることなく且つ
車両に必要な空間に影響を与えることなく車体に装着す
ることができるようになる。
リンダを周辺機器類や部材等に制約されることなく且つ
車両に必要な空間に影響を与えることなく車体に装着す
ることができるようになる。
V楓wfr希不慣盾?示す乎肴図、第2図、第3図。
第4図はパワーシリンダの具体的構造を示す図で。
第2図は破断面図、第3図、第4図は第2図の3−3線
、4−4線断面図、第5図は本発明とは異なる構造のパ
ワーシリンダを示す概略図であって、これの問題点を示
す図である。 尚図面中、7は操舵輪、15はピニオン軸。 15aはピニオン部、16は後輪転舵力伝達経路。 17は後輪転舵機構、21はノくワーシリンダ、22は
シリンダバレル、23Uピストンロツド、23aはラッ
ク歯である。 特許 出 願人 本田技研工業株式会社代理人 弁理士
下 1) 容−即
、4−4線断面図、第5図は本発明とは異なる構造のパ
ワーシリンダを示す概略図であって、これの問題点を示
す図である。 尚図面中、7は操舵輪、15はピニオン軸。 15aはピニオン部、16は後輪転舵力伝達経路。 17は後輪転舵機構、21はノくワーシリンダ、22は
シリンダバレル、23Uピストンロツド、23aはラッ
ク歯である。 特許 出 願人 本田技研工業株式会社代理人 弁理士
下 1) 容−即
Claims (1)
- シリンダバレルの内部に該シリンダバレルよりも短いピ
ストンロッドを摺動自在に収容し、該ピストンロッドに
よってシリンダバレル内部に操舵輪の操舵方向に応じて
作動油を選択供給する左右の作動油供給室を区画形成し
、且つ上記ピストンロッドにラック歯を形成するととも
に、該ラック歯に上記操舵輪と車輪転舵力伝達経路を介
して接続されたピニオン軸のピニオン部を噛合させ、該
ピニオン軸に車輪転舵機構を接続したことを特徴とする
車両の操舵補助用パワーシリンダ装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108681A JPS58112875A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 車両の操舵補助用パワ−シリンダ装置 |
FR8213085A FR2510506B1 (fr) | 1981-07-28 | 1982-07-27 | Systeme de direction permettant le braquage des roues avant et des roues arriere d'un vehicule |
GB08221640A GB2107263B (en) | 1981-07-28 | 1982-07-27 | Vehicular steering system |
DE3249543A DE3249543C2 (ja) | 1981-07-28 | 1982-07-28 | |
DE19823228181 DE3228181A1 (de) | 1981-07-28 | 1982-07-28 | Fahrzeuglenksystem |
US06/402,802 US4467885A (en) | 1981-07-28 | 1982-07-28 | Vehicular steering system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108681A JPS58112875A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 車両の操舵補助用パワ−シリンダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112875A true JPS58112875A (ja) | 1983-07-05 |
JPH028941B2 JPH028941B2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16600179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21108681A Granted JPS58112875A (ja) | 1981-07-28 | 1981-12-26 | 車両の操舵補助用パワ−シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112875A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53116636A (en) * | 1977-02-03 | 1978-10-12 | Bendix Corp | Rack and pinion power steering system |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP21108681A patent/JPS58112875A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53116636A (en) * | 1977-02-03 | 1978-10-12 | Bendix Corp | Rack and pinion power steering system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028941B2 (ja) | 1990-02-27 |
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