JPS58112701A - ブレ−クソ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、木材切削に当り、発生する切断屑を同時に
粉砕状態に切断するプレークン−に関するものである。

ダブルサイザー、テノーナー等の切断機で合板、パーテ
ィクルボード、石膏ボード等の板体の端面を定尺に切断
するトリミング加工では製品と共に耳屑が細長部材とな
って排出され、との耳屑の処理が面倒であるため、製品
を円部（チップソー）で切断すると同時に耳屑な粉砕す
るブレークソーが使用されているが、この発明は、特に
上記板体の切断に用いて好適のものである。

ブレークソーは、切断用チップソーにブレーク用チップ
ソーを一体に組み合わせてなるものであるが、このブレ
ーク用チップソーとして従来知られているものは、構造
的に複雑で加工々数、部品点数が多いのでコスト的に高
価となる、またブレーク用チップソー自体が複雑である
ためブレークソー全体の重量が大となって高速回転の切
断に不向きである、粉砕刃の刃体の再研摩に手間がかか
り熟練を要する、ブレーク用の刃体の数が少ないので粉
砕時に大きな力が作用して製品の切断面に影響して製品
を損傷することがある、ブレーク巾が一定であるため何
種類かの高価なブレークソーを予め用意する必要があっ
て不経済である等の不便があった。

この発明のブレークソーは、切断用チップソーには公知
の通常のチップソーを利用するとともに、ブレーク用チ
ップソーも通常のチップソーと殆んど変らぬ形状とした
ため構造上、取扱上に極めて有利としたものであって、
この発明の実施例を図面について説明すると、第１図乃
至第３図に示すようにこの発明のブレークソーは切断用
チップソー１とブレーク用チップソー２とをスペーサー
用の丸フランヂ３、ブツシュ４、分割金具５尋を介して
重合して構成されている。切断用チップソー１は第１図
に示すように公知のチップソーを利用して円盤状の台金
１１の外周に超硬チップをロー付した刃体１２を突設す
るとともに１台金１１の中心に取付穴１３を設け、この
取付穴１３の外周に位置決め用のピンホール１４を複数
個設けて形成されている。

次に、ブレーク用チップソー２は、本体として同じく公
知のチップソーを使用し、第２図に示すように円盤状の
台金２１の外周に超硬チップをロー付した刃体２２を突
設するとともＫ、台金２１の中心に取付穴２３を設け、
この取付穴２３の外周に位置決め用のピンホール２４を
切断用チップソー１と同じピッチで設けて形成されてい
る。そして台金２１の中間位置に複数個のやや大径の丸
穴２５を等間隔に穿役し、それぞれの丸穴２５から外周
の刃体２２の刃袋に向って台金２１を放射状に切断した
切目２６・・・を設ける。また台金２１の外周部に近い
各切目２６・・番の両側にボルト穴２７を穿設する。

次に、第３図において３はスペーサ用の丸７ランヂであ
ってリング状円板に形成され、この丸フランヂ３には取
付穴３１が切断用及びブレーク用チップソー１．２の取
付穴１３．２３と同じ穴径で穿設され、さらに取付穴３
１の外周に複数個の位置決め用ノックビン穴３２を穿設
し、このノックビン大３２にノックビン３３を圧入して
おく、このノックビン３３は丸７ランヂ３０両面に２〜
３′／ｎ突出するような長さのものを圧入する。上記丸
フランヂ３の厚みはブレーク巾によって所定の厚みに設
定する。なお、丸フランヂ３０両側面の内周側にニガシ
３４を設けておく。

次に、４はリング状のブツシュであって、その外径は切
断用及びブレーク用チップソー！。

２及び丸７ランヂ３０職付穴１３．２３．３１に正しく
嵌合するように形成されている。このブツシュ４の内径
は使用する機械の駆動軸の軸径に合せて穿設され、また
ブツシュ４の厚みは切断用及びブレーク用チップソー１
・２０台金１１．２１及び丸７ランヂ３０３枚分の厚み
の合計分より着干小さ履（０，Ｉ〜０．５″／）に形切
を 成する。

さらに、５は分割金具であって、長円形または扇形の千
１［に形成され、表裏面にわたって複数個のネジ穴５１
が貫設されている。この分割金具５の厚みは粉砕中の仕
様によって所定の厚みに形成されている。

そして、前記各部材は次の順序で組みたてられる。

（１）ブレーク用チップソー２の台金２１の切目２６−
・・、丸穴２５の部分から強制的に捩って分割金具５を
挿入し、台金２１の両側より皿ビス５２により固定する
。

（２）台金２１の各切目２６・・・は同じ方向に捩って
分割金具５を挿入する。

（３）丸７ランヂ３の内径の取付穴３１にブツシュ４を
挿入しておき、この丸７ランヂ３０片面に切断用チップ
ソー１をブツシュ４を嵌合して取付け、もう一方の側面
に台金２１を複数箇所（チップソーの外径または被削材
によって２〜６ケ所設ける）で捩ったブレーク用チップ
ソー２をノックビン３３にピンホール２４を合せてブツ
シュ４に嵌合し一体化してブレークソー１０を構成する
。

（４）切断用チップソー１とブレーク用チップノ−２を
丸７ツンヂ３を介して重ね合せて一体化する際にブレー
ク用チップソー２を捩れた台金２１の刃体２２が回転方
向に対して最初は切断用チップソー１の刃体１２に重な
り合うように近接させておき順次刃体が外側に開いてゆ
く方向に取付□する。こうして、一体化したブレークソ
ー１０は使用する機械の駆動軸に取付けられ、機械の７
ランヂにより固定して材料を切断すると共に切断耳（耳
屑）を粉砕するものであるが、切断する加工物によって
切断した耳屑の巾は一定ではないから、それらの各々Ｏ
仕様に合う粉砕中は分割金具５の厚みを変えるととｋよ
り任意に設定することができる０例えば、巾の広い耳屑
をブレークする場合には分割金具５の板厚を厚くして台
金２１の捩り量を多（して刃体２２と刃体のねじり巾を
ムくするととｋより簡単に巾広の耳屑なブレークするこ
とができる。たｙし巾を変えると會はスペーサー用の丸
フッンヂ３０厚みも比例して厚くする。

しかして、この発明は上記構成により次の如き利点があ
る。

切断用チップソー１及びブレーク用チップソー２は一般
に市販されている公知のチップソーを若干の追加加工を
行うだゆで使用できるので安価に製作することができ経
済的である。プレー多重は、分割金具５と丸７ランヂ３
の厚みを変えることにより任意に？定できる。ブレーク
用チップソー２の刃体２２の再研摩刃付が容易に行うこ
とができる。再研摩するとき分割金具５を台金２１より
取外すととにより、台金２１の弾性力によって台金２１
Ｃ）捩れが元に戻るため一般のチップソーを再研摩する
と同じ条件で再研摩することができるので能率的である
。ブレークソー１０全体が軽量にできるため高速の回転
にも使用でき、取付、取外しが容易である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　切断用チップソーにブレーク用チップソーをスペー
   サーを介して一体に重合固定したブレークソーにおいて
   、上記ブレーク用チップソーは、平板状台金の外周に刃
   体を突設し、この合金の中間位置に複数個の丸穴を等間
   隔に穿設し、それぞれの丸穴から外周の刃体の刃袋に向
   って切目を放射状ＫｗｋけるとともＫ、これら切目に板
   片状の分割金具を挿入し、かつ分割金具を台金の弾性に
   抗して捻゛回し、表裏面の各半部をそれぞれ台金に重合
   してネジで固定してねじれ刃体を形成した１枚のチップ
   ソーで構成されてＮすることを特徴とするプレークン−