JPS5811246B2 - 同位体分離法およびそのためのウラニル化合物 - Google Patents

同位体分離法およびそのためのウラニル化合物

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JPS5811246B2
JPS5811246B2 JP52071940A JP7194077A JPS5811246B2 JP S5811246 B2 JPS5811246 B2 JP S5811246B2 JP 52071940 A JP52071940 A JP 52071940A JP 7194077 A JP7194077 A JP 7194077A JP S5811246 B2 JPS5811246 B2 JP S5811246B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウラニルイオン含有分子を含有する組成物およ
びこれらの組成物を用いてウランの同位体を分離する方
法に関するものである。
本発明を明確に理解するためには、光化学的同位体分離
に関する先行技術を検討することが役に立つ。
まず米国特許第2713025号および英国特許第1.
237474号は、水銀同位体の光化学的分離の好例で
ある。
光化学的同位体分離にとっての第一要件は、ある与えら
れた元素の一つの同位体の原子又は分子がその元素の他
の一つの同位体の原子又は分子よりも光をより強く吸収
する如き条件を見出すことである。
水銀は揮発性金属であって容易に原子の蒸気を生成する
この原子は2537人の紫外線を吸収する。
11g202の吸収線はHg200に関して約0.01
人だけ移動する。
該吸収線は極端に狭いので、臨界的に狭い波長域の光を
用いてHg200又はHg202のいずれかを励起する
ことができる。
光化学的同位体分離にとっての第二の要件は、光により
励起されるこれらの原子又は分子が、励起されなかった
原子又は分子が受けないか又は少くとも早急には受けな
い成る工程を受けることである。
2537人の紫外線の量子はそれを吸収する水銀原子に
112.7 Kca11モルの励起を与える。
このエネルギーに対して室温においては熱的に励起され
る水銀原子の数は零程度に小さいので、光によって励起
された原子は熱的手段によって励起された原子により薄
められることはない。
この高励起の原子は直ちに(上記米国特許において教示
された)H2Cと、又は(上記英国特許において教示さ
れた)O2,HCl又はブタジェンと反応する、ただし
この反応は励起されない水銀については室温においては
起らない。
ところで、ウランは極度に高い温度でのみ沸騰する高耐
熱金属である。
従って、水銀の代りにウランを用いて上記の方法を行な
うことは自明の困難に遭遇することになる。
例えば、米国特許第3772519号は、ウラン金属の
同位体シフト(1sotopic 5hift )を示
し、かつその同位体はウラン蒸気を用いて分離できるこ
とを開示している然しなから、この方法においては極度
の高温が必要となり、従ってこの方法は非常に非現実用
的となる。
同位体分離に対するレーザーの一般的有用性が立証され
ている。
二つの最近の文献、ソビエト・フイジカ・JETP21
.375.1975の論文のアンバルツミアン(Amb
artzumian )等およびアプライド・フィジッ
クス・レターズ27.871975の論文のライマン(
Lyman )等は、室温における気体状のSF6をC
O2レーザーで照射した実験を報告している。
C02レーザーの波長は、イオウの一同位体を含有する
SFβ子の基本吸収帯に相当するが、他の同位体を含有
するSF6分子のそれには相当しない。
かくしてCO2レーザーはSF6の同位体的選択性励起
を与える。
この励起は非常に高いパワー密度においてなされるので
、一つの光子を吸収した分子は、第一の光子のエネルギ
ーを失って非励起となるよりも、第二の光子を吸収して
二重に励起され易くなる。
二重に励起された分子は第三の光子、等を吸収し易くな
る。
かくして、同位体的選択性励起は、励起分子が解離する
のに十分なエネルギーを獲得する程度に、起ることがで
き、かくして上述の同位体分離のための第二の要件を達
成することになる。
その後、解離分子は容易に非解離分子から分離される。
上記の文献において教示された方法の一つの重要な面、
即ち、同位体的選択性励起がCO2レーザーによって行
われることに注目すべきである。
C02レーザーは非常に効果的であり、比較的金がかか
らず、かつ実用的であって、大規模な工業的適用にとっ
て必要とされる大きさにつくることができる。
それを同位体分離法に使用できるならば、それは明らか
に、えり抜きのレーザーである。
CO2レーザーをウランの同位体の分離に使用しようと
する場合に、大きな困難に遭遇する。
UF6をウランのレーザー分離に使用するに当って、そ
れが高揮発性の化合物であるため、非常な注意が払われ
ている。
然しながら、UF6には626cm−1と189 cm
−1にある、二つの基本吸収帯(bands)があって
、これらの吸収帯は成る同位体シフトを有し、同位体分
離を可能にする。
いずれもの波長で作動するレーザー類をつくることは、
当該技術の技量の範囲内にあるけれども、現在における
、かかるレーザー類は、パワーと費用の両者の点でCO
2レーザーよりも劣っている。
UO2ラジカルは、市販のCO2レーザーが発する光を
吸収する赤外スペクトル中に吸収帯を持っている。
UQ2のこれらの吸収帯は、これらを同位体分離に役立
たせるのに十分なシフトを持っている。
カルル・グルメ(Karl Gurs )に対して、1
976年4月20田こ発行された米国特許第39517
68号は、C02レーザーを同位体分離に使用すること
を教示している。
ウラン化合物類の分離に使用できるかも知れない、その
他のものについて述べた化合物類の−っはUO2(NO
3)2・6H20である。
従って、この特許はウラニル化合物とC02レーザーを
同位体分離に使用することを示唆しているように思われ
る。
この化合物は、CO2レーザーからの光を吸収しないU
F6を含む、その他のものと一緒に表示されティるので
、教示しようさしたものが何であったかは明確ではない
、にも拘わらず、ウラニル化合物が記載されている。
然しなから、グル久特許に含まれている上記の、特別の
ウラニル化合物は、そのものは分解するので同位体分離
にとって気相中で使用できないという意味において、非
揮発性である。
事実、たいていのウラニル化合物は加熱時蒸発するこさ
なく分解する。
ブルーア(Bloor )等(カナディアン・ジャーナ
ル・オブ・ケミストリー、42.2201−2208)
の論文は、1400〜450℃で0.01mmより低い
“真空下に昇華性である、ウラニル・フタロシアニンと
して記載された化合物の存在を教示している。
然しなから、これらの諸条件もまた、同位体分離法にお
ける使用にとって全く容認できないものである。
固形のウラニル・フタロシアニンの赤外スペクトルがヌ
ジョール中では乱れ(mull)が観測され、900c
m−1ないし950cm−1の領域内”の吸収ピークが
観測されて、そして一応ウラニル基に属すると考えられ
た。
これはCO2レーザ゛−の範囲内にある。ウラニル含有
化合物はまた、ジャーナル・オブアメリカン・ケミカル
・ソサイアテイ、75゜2446−8頁(1953年)
において、シュレツシンガー(Schlesslnge
r )等によって報告されている。
然しなから、シュレッシンガー等は同位体分離法におけ
るこれらの材料の使用を教示していない。
事実、シュレツシンガーの化合物の蒸気圧は130°C
の温度で僅かに0.0027トルであると報告された。
更に、ベルフォード(Bel ford )等、ジャー
ナル・オブ・インオーガニック・アンド・ニュークリア
・ケミストリー、14巻、169−178頁、1960
年にはビス−ヘキサフルオロアセチルアセトン−UQ!
四水化物の調製と性質を教示している。
然しなから、この物質もまた、それが僅か58℃に加熱
されると分解するので、蒸発性であるとは思われない。
かくして、この物質は以下に開示する同位体分離法にお
いては役に立たない。
本発明に従って役に立つためには、ウラニル化合物は、
それ故、安定な蒸気を生成し、かつ比較的低温で意味の
ある蒸気圧を持たなければならない。
安定な蒸気様(5pecles )は、選択性励起を利
用して、同位体の特殊なやり方で不均衡をつくり、かつ
選択的に励起された種のみを不安定にしようとする、い
ずれもの工程の必要な部分である。
所要の高い蒸気圧が達成される温度を最小限にしようと
する第二の要件は、工程のすべての段階において選択性
を減少させる可能性のある、即ち、励起工程の選択性を
減少させるのみならず生成物様の収集(col Iec
tion )に至る次の分化段階(different
ation 5tep)の選択性も減少させるような、
熱いバンドのイオン数(the hot bandpo
pulation)を最小限にすることを要請する。
レーザー同位体分離法の使用はまた、ウラニル含有分子
にその他の性質を付与する。
これらの性質には、赤外の、かつ、あり得る紫外−可視
の励起波長におけるスペクトルの透明性が含まれる。
気相様は、選択的に吸収されたエネルギーをいっしょく
たにする( scramble)可能性を最小限にし得
る単量体であるべきである。
できれば、赤外又は紫外励起によって、出発物質から分
離可能な、安定な最終生成物に導く、内部の、化学的転
位が得られる如き、分子が企図されるべきである。
最後に、ウランを載せている種の蒸発工程において費や
されるエネルギーは最小限度に押えられるべきである。
上述の揮発性ウラニル化合物を必要とする他の用途は、
重金属類をgc (ガスクロマトグラフィ)又は分別
昇華のいずれかにより分離する場合である。
このような分離は、(ウラニルイオンとして存在する)
ウランを他の希土類金属イオン類又は他の金属イオン類
から分離しようとする、鉱物処理又は再処理の際に重要
である。
本発明は、上記の性質を有する化合物、即ち、成る中性
の一座配位子(neutral monodentat
eligands )とから錯体を形成するウラニルヘ
キサフルオロアセチルアセトネート(hfacac)を
開示するものである。
ウラニルヘキサフルオロアセチルアセトネート又はその
錯体類について報告された研究は極く僅かしかない。
キレート化陰イオンであるhfacacは、金属塩類を
安定化し、かつ揮発性様を与える(allow)ことが
知られている〔フタル(Kutal)、J、Chem、
Ed、52.319(1975))。
更に、この陰イオンは、UQ2+2基が、どの同位体選
択性C02−レーザー照射にとっても重要である強い逆
対称伸縮方式(antisyrrmetricstre
chingmode )を有する領域である、900
cm−1〜1000cm−1の赤外領域において、バン
ド(band )を持たない。
一般に、ウラニル化合物類は(ウラニルの酸素の他に)
5個の原子が中心のUイオンに配位していることが好ま
しい〔例えば、ニー・カセット(U、Ca5el 1a
to )等、インオルガニ力・ヘミ力・アクタ18.1
7、(1976)参照〕。
各々のhfacac基は2個の配位の座(coordi
nation 5ite)を使用するので、安定なウラ
ニル含有蒸気をつくるのに必要な中性の配位子に対して
1個の空いた座が残されていることになる。
適当な安定化中性配位子が無ければ、上述の同位体分離
法にとって必要なウラニル・(hfacac)2の安定
な単量体の蒸気をつくり出すことはできない。
上述のベルフォード等の論文は、水の分子は、この化合
物がかような安定な気相様を生成するようにそっくりそ
のまま気化することがないので、中性の配位子としては
適当でないことを示している。
他の分子が全く存在しない場合には、C02(hfac
ac) 2は二量体となり、酸素の2個を共有し、かく
して各々のCO2+2イオンは必須の5個の酸素をその
周囲に持つことになろう。
この二量体はレーザー同位体分離にとって役に立たない
(単量体が好ましい)。
何故ならば、その揮発度が低過ぎるため、吸収されたエ
ネルギーのいっしょくたと、選択性の損失を許すからで
ある。
選択的に励起されたCO2+2基によって吸収されたエ
ネルギーは、二量体又はオリゴマーとしてそれに均密に
結合している第二のU02+2への増強された転移のた
め、薄められる。
それ故、単量体としてのウラニル・(hfacac )
2を安定化し、高い揮発度を与え、かつCO2+2吸
収の邪魔をする赤外帯を持たなくできる、中性のルイス
塩基分子を選ぶためには、慎重な選定をしなければなら
ない。
更に、この中性配位子の存在は、同位体選択的工程にお
いて望ましい、どのような光化学的反応をも増進するこ
とができる。
既にC02(hfaCac)2・L化合物(ただしL=
芳香族アミンの酸化物類)〔スブラマニアン(Subr
amanian ) et al 、J、 lnorg
、Nucl 、Chem。
33.3001(1970))、フォスフインオキサイ
ド類およびスルホキサイド類〔サイエフ(Sieck)
、ランタニド類と関連元素類の混合−配位子錯体類のガ
スクロマトグラフィ、Ph、D。
Thesis、lowa 5tate Univ、(1
971) 〕の報告がある。
これらの物質は比較的低い蒸気圧のため、同位体分離法
に使用するに適していない。
ミツチェル(Mi tchell :ランタニドと関連
元素類の弗化ベータージケトン−有機リン付加物錯体の
相乗溶剤抽出と熱的研究、Ph、D、Thesis l
owaState Univ、、 (1970) )は
またC02(hfacac) 2のトリブチルホスフェ
イト錯体をつくり、それが約150°Cで昇華すること
を開示した。
然しなから、既に論じたように、より低温における有意
の蒸気圧が、同位体分離法におけるどのような有用な処
理量に対しても望まれるのである。
100℃近くまたはそれ以下の昇華温度が極めて好まし
い。
ごく最近、アクチニド類の錯体化学の包括的な論評が発
表され、その中でC02(hfacac)2とその錯体
類についてのわずかの研究が明らかにされた。
〔カサイロ等、lnorg、chimica Acta
、 18、77(1976)]。
この論評(87頁)における一つの興味のある事は、研
究されたすべてのウラニルアセチルアセトネート−中性
配位子錯体類において、配位子は昇華前に解離すること
である。
これに反して、本発明において使用される組成物は、昇
華後に蒸気状態で安定なものを提供しなければならない
計気相の分子は揮発の工程において変化してはならない
それ故、従来かような同位体分離法において役立つ組成
物に対する探索が続けられていた。
しかして、そのような化合物類は、同位体分離を、CO
2−レーザーを用いて、商業的に受容できる仕方で行な
うことのできる方法を提供することになろう。
しかして、本発明により、ウラン同位体分離法において
利用できるウラニルイオン含有組成物が見出されたので
ある。
かくして、比較的低温で有意の蒸気圧を示し、かつウラ
ニル・ラジカルの励起波長でスペクトルの透明性を示し
、その結果、商業的に受容できる条件でウラニル・ラジ
カルを選択的に励起できる、ウラニル含有化合物類が見
出された。
それ故、更に、かかる目的のためC02レーザーを使用
し、かつ上述した、それに付随する利点のすべてを伴な
うことも可能である。
このことは、かかるウラニルイオン含有化合物を蒸発さ
せて、その化合物を少くとも0.1トルの蒸気圧の気相
中に得、蒸発したウラニルイオン含有化合物を、同位体
的に選択できる仕方で、810cm−1ないし116c
m−1の波長で照射して、ウランの同位体の一つの中に
豊富になったウラニルイオン含有化合物の選択的に励起
された部分を得、かつこの豊富になった生成物を分離す
ることによって達成することができる。
本方法において使用される組成物は次の式を有する: ただし、Lは下記のものの一つであることができる。
エタノール、インブタノール、第3級−ブタノール、メ
タノール、テトラヒドロフラン、アセトン、、酢酸エチ
ル、n−プロパツール、イソプロパノールおよびジメチ
ルホルムアミド。
同位体的に選択性ある仕方で、既に論じた波長の範囲内
で、赤外照射を与える最も好ましい手段は、CO2レー
ザーを用いることであることは、当該技術に熟練した人
々によって理解されるであろう。
該照射は、200℃より低い、好ましくは130℃より
低い、最も好ましくは約500と130℃の間の温度で
、ウラニル化合物が気相中に存在する条件下で行われる
更に詳しくは、本方法は、ウラニル化合物が上記の温度
条件下に少くとも0.1トルの蒸気圧をもつ条件下で行
われる。
該照射は、ウラン同位体の一つ、即ち0235又はU2
38のいずれかが選択的に励起されて、少くとも1個の
光子のエネルギー、好ましくは1個より多い光子のエネ
ルギーを吸収するように行われる。
照射は元来、照射されるウラニル化合物を加熱する手段
であるから、照射が本発明の条件下に、同位体的に選択
性ある仕方で行われる場合には、選択的に励起された同
位体を、任意の手段によって、その速度(rate)が
温度に敏感である、化学的に異った形に転化できる。
かくして、励起工程を、選択的に励起された分子が解離
する程度に行うか、又は解離を起すには不十分な程度に
行うことができ、また、その代りに、励起された分子を
、第二工程において、可視又は紫外線を用いる光分解に
よるか、又は気体試薬を用いる化学反応によるかのいず
れかにより転化させることができる。
以下、本発明を具体例により説明する。
その生成物−UO2(hfacec)2・L−が安定か
つ揮発性であり、かつ既に述べた仕方で、ウラン同位体
の分離法に利用できる如き、中性配位子りとから錯体を
つくる新規な組成物、UO2+2のヘキサフルオロアセ
トネート塩が今や見出寄れた。
最も好ましい組成物は下記の一般式のものである。
UO2(hfacac ) 2− L (ただし、hfacacはヘキサフルオロアセチルアセ
トネート陰イオンであり、Lはインプロパツール、エタ
ノール、インブタノール、tert−ブタノール、酢酸
エチル、n−プロパツール、メタノール、テトラヒドロ
フラン、アセトンおよびジメチルホルムアミドである。
)蒸気圧は、温度が30〜150℃の範囲内にあるとき
、0.1〜10mmの範囲内にある。
更にCO。レーザー光で選択的に励起される同位体であ
る組成物UO2(hfacac)2・LはUO2の非対
称伸縮以外の赤外領域900cm−1〜975cm−1
に吸収を持たない。
これらの組成物のすべては約100℃より低い温度でそ
のまま昇華し、かつ既に述べた赤外規準(criter
ion )を満足する。
これらの組成物のすべてにおいて、C02レーザーによ
る[J02残基(moietいの照射を許す、hfac
acおよびL成分の、赤外の1窓“(window)が
あり、配位子りは、任意の次の光分解 (photoinduced)を見込める反応体を与え
、最後には励起[J02を非励起Uqから分離する。
前述のすべてのウラニル化合物類とは著しく対比的に、
これらの組成物は130℃で少くとも10−’トルの蒸
気圧を持つ。
該組成物をつくった後、その分圧が0.1トルより大で
ある蒸気を生成するためこれを50℃ないし130℃に
加熱して蒸発させてもよい。
これらの組成物は下記の方法でつくることができる。
以下の調製法においては、化合物けq(hfacac)
2・THFが、例として述べられる。
THFの代りに、化合物メタノール、エタノール、i−
プロパツール、1−ブタノール、t−ブタノール、n−
プロパツール、ジメチルホルムアミド、酢酸エチルおよ
びアセトンを用いて、全く同じ手順が他の化合物類をつ
くるため適用可能である。
ひとたび化合物類の任意の一つがつくられると、それか
ら任意の他のものを、配位子置換法により、即ち、最初
の組成物を、過剰の(約50モル大の)、置換しようと
する配位子で処理し、過剰の配位子と置換された配位子
を蒸発除去することによってつくることができる。
UO2(hfacac)2・THFをつくる、三つの異
なった方法がうまくゆくことがわかったので、以下これ
らについて論じる。
A) 無水塩化ウラニルを、溶剤としてかつ中性の配位子とし
てはたらく、テトラヒドロフラン中に溶解した約2モル
当量のヘキサフルオロアセチルアセトンのナトリウム塩
と化合させる。
少くとも1モルの量の溶剤THFを、塩化ウラニル各1
モルに対して使用する。
1モルより多く使用すると溶解性を増すことができる。
溶剤中の塩化ウラニルの濃度は、0.01ないし14モ
ル/lの範囲で変えることができる。
好ましい濃度は0.1と3モル/lの間にある。
この反応は反応速度を増加させるための時間の間(24
時間より少ない)、THFの沸点で、還流下に行うこと
ができる。
所望の生成物は溶剤に可溶であって、生成物と溶剤は、
溶液中で溶解していない塩化ナトリウムから口過により
単離できる。
過剰の溶剤は、(窒素ガスの下に)蒸発せしめられて生
成物を残す。
B) 硝酸ウラニルのようなウラニル塩を環境温度で十分な量
の水に溶解する。
pHはOないし7の間に保持すべきであり、かつH(J
’又はHNO3のような無機酸の添加により調整するこ
とができる。
ウラニル塩の濃度は0.001ないし10.0モル/l
の間の範囲内にあることができる。
分液漏斗の中で、この溶液を、少くとも2モル当量のへ
キサフルオロアクチルアセトンき少くとも1モル当量の
中性配位子THFとを含有する、ベンゼン溶液に加える
水の容量に近似的に等しい容量のベンゼンを用いる。
液を振とうし下層の水相を分離して、水と他の共生酸物
(coproducts)の大部分を除去した後、生じ
た、所望の生成物を含有しているベンゼン溶液を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥する。
硫酸ナトリウムを除去し、ベンゼン溶液を蒸発させて過
剰の水を除去し、生成物を残す。
即ち、溶剤を、環境条件下での通常の真空蒸留により、
又は窒素気流によるストリッピングにより除去すること
ができる。
最終生成物は好ましくは、不活性雰囲気内に貯蔵し光か
ら遮へいすべきである。
C) 先ず、非錯化ウラニル・ヘキサフルオロアセチルアセト
ネートを、塩化ウラニルと少くとも2モルのジケトンと
をベンゼン還流下に反応させてつくる。
これらの操作は好ましくは空気の不存在下に行われる。
スラリである塩化ウラニル濃度は0.001ないし10
モル/lの範囲内にあり、かつそれは少くとも2モル当
量のジケトンと反応させる。
反応において生じたHCAを除去する。
生成物〔UO3(hfacac)2〕2を、ベンゼン溶
剤を蒸発させた後、回収する。
そのものは、少くとも1モル当量の溶剤に溶解させるこ
とにより容易にTHF錯体に転化することができ、かつ
実施例Aのようにして回収することができる。
実施例 1 方法AによるUO2(hfacac)・THFの調製無
水塩化ウラニル(3,4g、10 ミIJモル)をTH
F25mlに溶かし、この溶液にヘキサフルオロアセチ
ルアセ1〜ンのナトリウム塩4.6g(2,0ミリモル
)の溶液25m1を加える。
反応を1時間還流下に行ない、塩化ナトリウムを口利し
、口液を蒸発させてmp 85〜86℃の黄色固体約7
.5gを得た。
実施例 2 方法BによるUO2(hfacac’) ・Lの調製硝
酸ウラニル5.1(10ミリモル)をpH3に保持した
水100m1に溶かす。
分液漏斗中で、この溶液を、ヘキサフルオロアセチルア
セトン4.2gおよびTHF5mlを含有するベンゼン
溶液100m1に加える。
液を振とうし、下層の水相を分離した後、ベンゼン溶液
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させてm990
℃の黄色固体3.0gを得た。
実施例 3 方法CによるUO2(hfacac)・Lの調製ウラニ
ル・ヘキサフルオロアセチルアセトネートを、ヘキサフ
ルオロアセチルアセトン(s、3.p。
40ミリモル)を含有するベンゼン(50d)中ノ塩化
ウラニル(’3.4g、10ミリモル)を還流させてつ
くる。
生成物はベンゼンに可溶で、それから容易に再結晶され
る。
THFに溶かし蒸発乾固させると、mp85〜87℃の
黄色固体が残留する。
上に得られた粗生成物のすべては実質上全く同一であっ
た。
組成物を想見(envision )するためには、二
つの一般的な方法の一つにより、即ち(50〜70°C
の温度で)約0.1トルでの真空昇華又はベンゼン又は
ヘキサンのような炭化水素からの再結晶のいずれかによ
り、組成物を精製することができよう。
両者の場合、融点92〜92.5℃のきれいな黄色結晶
が得られた。
UQ、 (hfacac)2・THF (分子量756
)に対する元素分析は次の結果を与えた。
質量分析法による分子量は756であり、ベンゼン中の
凝固点法によるそれは752である。
昇華を繰返したところ、化合物の組成は一定に留まった
即ち、(上に引用したカステラトにおいて述べた。
他のuQ2+2のβ−ジケトネートとは異なり)中性配
位子は、蒸発の間および後にUO2+2に結合したまま
であった。
上記の組成物は、(元素分析の他に)質量分析、赤外お
よび紫外分光分析およびNMR分光分析に;よって特徴
づけられた。
融点と昇華温度ならびに赤外における非対称伸縮帯を表
Iにまとめて示した。
C02レーザーの作動波長の調整は、CO2の酸素。
同位体分布の変動によって成る程度影響されることに注
目すべきである。
従って、810cfrL−1ないし1160crn−’
の領域内の放射線を吸収する、hfacacとLとの組
合せを利用することは絶対禁示されない。
レーザーが作動されている領域内で。のhfacacお
よびLによる吸収を避けることが結局重要である。
一般式、 によって表わされる新規化合物は、本発明方法が実施さ
れる条件下におけるそれの安定性と高い揮発度が組み合
わさっているので、本発明方法に用いるのに最も好まし
い化合物である。
この化合物の揮発度は、亜飽和(subsaturat
ed )条件下に本発明方法を実施するのに十分高い。
即ち、照射されている気体分子の分圧が飽和蒸気圧より
も小であり得る。
照射が810cm−1ないし1095cm−1の領域内
で行われ、かつ照射される揮発性同位体化合物がウラニ
ル基を含むという要件の他に、本発明方法を、先行技術
の同位体分離法の手順を用いて行なうことができる。
例えば、上に引用した米国特許第3937956号参照
然しなから、本発明方法を、上述の810cm−1ない
し1116cm−1の領域における照射と組合せた、可
視および/又は紫外照射によって行なう場合には、同位
体の富化、および/又は収率、および/又は消費エネル
ギー当りの分離可能な仕事を、最適ならしめる様に、波
長、各照射のバンド幅、パルス幅、各照射波長における
エネルギー、パルス間の遅延、各照射波長の時間的特性
を調整する。
810cm−1ないし1116cm−1の領域における
照射だけで本発明方法を行なう場合には、最適の同位体
分離において最高の収率を得る様に、波長、バンド幅、
エネルギー、パルス幅、パルスの時間的特性を調整しな
ければならない。
そのためには基本的基底、状態吸収バンドもしくは熱稠
密ホットバンド(thermal populated
hot band)又はそれらの組合せの、共振外れ
で作動する第2の赤外レーザーの使用を必要とするかも
しれない。
このC02レーザーの特性は、最適パラメーターを達成
するように、上記と同じように調整しなければならない
実施例 4 ウラニル ヘキサフルオロアセチルアセトネートのテト
ラヒドロフラン錯体を蒸発させて、約130℃より低い
温度において0.1トルより高い圧をつくる。
10−9と10′秒の間のパルス幅を用いて、104ワ
ツト(W)7cm2より大で106W/cm2より小の
パワー水準で、10.6μm遷移に対して調和し得る(
tuneable ) CO2レーザーにより蒸気を
照射する。
同じパルス幅の間に、106W/dより大で109W/
cm2より小のピーク・パワー水準を用いて、9.6μ
m遷移において作動するCO2レーザーにより上記の試
料も照射する。
この照射の結果、上記の試料は、同位体的に選択できる
仕方で、揮発度のより小さい、および/又は安定度のよ
り小さい、新しい種に転化される。
この新しい種は、当該技術において知られた手段により
未転化の分子から回収され分離される。
富化又は収率を最適にするように、波長、パルス幅、パ
ルス・オーバーラツプ、エネルギーおよび操作温度を相
互に調整する。
他の実施態様においては、上記の9.6μmCO2レー
ザーによって与えられる放射線の代りに5300ű3
00Å領域における放射線を使用できる。
又、他の実施態様においては、上記の9.6μmCO2
レーザーによって与えられる放射線の代りに3700±
300Å領域における放射線を使用できる。
実施例 5 C02(hfacac)2・THE(第1図参照)の酸
素同位体を本発明の方法に従って分離した。
以下、第3図により説明する。
ウラニル化合物をステンレス鋼の加熱オーブン1に仕込
み、加熱手段2により加熱した。
オーブンには約0.005インチの直径のオリフィス3
があり、かつ約120℃に加熱された。
かくてウラニル化合物を溶融した。
溶融物質はこの温度でほとんどイっずかのトル(a f
ew torr)の蒸気圧を有していた。
そしてビーム8を該オリフィス3で生成した。
推定約1020モレキユール/秒・dのビーム束(be
am flux)をオーブン・オリフィス3で生成させ
、分子ビーム自体を装置中、約1×10−7トル(圧力
)に維持した。
分子ビーム8は5液体窒素で冷却されたコリメーター4
で明確に画定され、それは、予め定められた広がりの速
度ベクトルで口径3から放出される(eminatin
g )分子のみの通過を許した。
オーブンオリフィス3の前方約2cm、液体N2冷却コ
リメーターを越えたり地点で分子ビーム8を第3図のビ
ーム5で示されるようなC02TEAレーザーパルスが
横切った。
レーザービーム5は一対のB a F2窓6を通過した
この窓は1016μm放射線を、上記の如く実質的に真
空状態に維持された系に結合する(couple)のに
利用される。
レーザーは、全パルスエネルギーの約70%が最大値の
半分の前半の巾(FWHM)70ナノ秒に含まれ、パル
スエネルギーの約30係が500ナノ秒の広い立ち上り
に含まれるようなパルス形を有していた。
レーザービーム5の直径は、分子ビーム8との交点で約
1cmであった。
共振CO2レーザー遷移によるレーザー光は、単一化合
物分解を起こし、そのフラグメントを生成した。
この解離工程は、フラグメントに十分な無秩序な移行エ
ネルギーを与え、大多数のものをビームから移動させた
液体N2冷却口経を通過した後、テールとして知られて
いるビームの残りは解離フラグメントの採集のためにコ
レクター7へと続いた。
コレクター7はオーブンオリフィス3の下方約50cm
に位置しその広がりは1O−4ステラジアンの立体角で
あった。
コレクター7もまた窒素冷却された。
パルスを一回通過するごとに約90%(90%/pul
se/pass )テール中のUOムロ(hfacac
)2−THE種の濃度を減少させるために、C02レー
ザ−を10.6μmのレーザー帯のP6遷移に合わせ、
分子ビームを140iレパルスで照射した。
パルスを/一回通過するごとに約90%テール中のUO
16018(hfacac)2・THE種の濃度を減少
するために、CO2レーザーを10.6μm帯の、P2
6遷移に合わせ、140mVパルスで照射した。
これらのテールは、寒剤トラップからなるテールコレク
ター7に集められ、更に使用するために転化することが
できた。
ヘッドもまた、そのための液体窒素で冷却されるシリン
ダー状コレクターからなるヘッドコレクター11に集め
られた。
これらの各々の場合に於て、全時間にわたっての濃度減
少を増大させるために分子ビームを横切るレーザービー
ムの横切り回数を例えば曲折した反射壁を用いて増大す
ることができる。
このような場合に於て分子ビームの既に照射した部分を
放射線で再照射しないように注意するならば、光子を最
も効率よく利用することができる。
パルス繰返率を調節してマルチパス相互作用域が分子ビ
ームにより再び満たされるときその全体を再びレーザー
に露光させるようにできる。
照射は所望回数くり返せる。
また、CWレーザーも使用できる。その場合には、強度
はレーザービーム幅を通る分子の通過時間に従って調節
できる。
この接触時間ハ、多くの場合パルス化モードにおけるレ
ーザーパルス幅に類似する。
実施例 6 ウランの同位体を分離するために(第2図参照:実施例
5に記載のものと同様の実験を、第3図の装置を使用し
て再び行なった。
この場合、テール中のU23802(hfacaC)2
・THFの濃度を減少するため、並びにテール中のU2
35の富化(α=1.22)を達成するために、富化さ
れた試料(すなわちU238 /U235 = 47%
153%)を用いて10.6μmCO2レーザーを、4
00ナノ秒(FWHM )のパルス幅でレーザーエネル
ギー120mJ/cm2でP10遷移上で操作し試料の
約60%の減少(depletion)が達成された。
操作を逆にしかくしてテール中のU235種の濃度を減
少させテール中のU238種の1.12の富化を達成す
るために、10.6μmCO2レーザー帯のP4遷移上
の87mJ/cm2の照射を利用して、約50%減少が
観測された。
P4遷移上のCO2レーザーのエネルギー流(flue
nce)を上記の87mJΔ滴から150mJ/cm2
に高めても、このような富化は得られなかった(約69
%減少が観測された)ことは興味深いことであった。
重なる同位体吸収(第2図参照)を有する均質状の線の
形の吸収剤の予期された性質は、系をむしろオーバード
ライブ(ov6rdrive ) L/やすく、かくて
それについての同位体の選択性をなくしやすいことであ
る。
これが意味することは、各同位体成分の各分子が線の形
によって示される性質を有することである。
線の形はかくて多くの例のように統計学上の表示ではな
く、各分子の吸収特性の現実の表示である。
かくて、レーザーの放射線は狭くても又CO2レーザー
装置に対して実用的な位の広さであってもよいが、吸収
バンドの最大値の半分の値で、の幅の1/2より広くは
ならない。
かくして本発明に従って、先行技術と比較し、調節され
た振動数並びに広い幅を有する多数のレーザーが使用で
1き、高効率の同位体分離方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
ン 第1図は、UOムロ(hfaCaC)2・THE及
びUO16018(hfaCaC)2・THE混合物の
吸収スペクトルをプロットしたグラフである。 第2図は、U2350□(hfaCaC)2・THF及
びU2380□(hfaCaC)2・THF混合の吸収
スペクトルを示す第1図のグラミツである。 第3図は、本発明の同位体分離方法を実施するための装
置の略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 (ただし、Lは配位子であり、インプロパツール、エタ
    ノール、イソブクノール、第3級−ブタノール、メタノ
    ール、テトラヒドロフラン、アセトン、ジメチルホルム
    アミド、n−プロパツールおよび酢酸エチルからなる群
    から選ばれる)を有する揮発性ウラニル化合物を蒸発さ
    せ、当該ウラニル化合物は該ウランに関連し同位体シフ
    トされた吸収スペクトルを有し、当該ウランの予め定め
    られた同位体を含む該揮発性ウラニル化合物の分子の分
    子振動によって優先的に吸収される赤外線で該揮発性ウ
    ラニル化合物を照射して、該予め定められた同位体を含
    む該化合物の当該分子中に富化された該ウラニル化合物
    の励起された部分を与え、該励起された分子の分離を容
    易にすることからなる、ウラン同位体の分離方法。 2 当該励起された分子の分離が、該励起された分子が
    解離する条件下で該揮発性のウラニル化合物を照射する
    ことによりなされる特許請求の範囲第1項記載のウラン
    同位体の分離方法。 3 当該励起された分子を可視またはU、V、レーザー
    により照射し当該励起された分子を分離可能な生成物に
    転化することにより該励起された分子を分離することを
    含む特許請求の範囲第1項記載のウラン同位体の分離方
    法。 4 当該励起された分子を化学的に転化することにより
    該励起された分子を分離することを含む特許請求の範囲
    第1項記載のウラン同位体の分離方法。 5 当該ウラニル化合物がCO2レーザーによって照射
    される特許請求の範囲第1項記載のウラン同位体の分離
    方法。 6 当該ウラニル化合物が少くとも約0.1トルの蒸気
    圧で気相にある特許請求の範囲第1項記載のウラン同位
    体の分離方法。 7 当該ウラニル化合物が約130℃以下の温度で気相
    中にある特許請求の範囲第6項記載のウラン同位体の分
    離方法。 8 当該赤外線が第一の赤外線、及び当該励起された分
    子を第二の赤外線で照射して該励起された分子を分離可
    能な生成物に転化することにより該励起された分子を分
    離することを含むことからなる、特許請求の範囲第1項
    記載のウラン同位体の分離方法。 9 当該第一の赤外線がCO。 レーザーにより与えられる特許請求の範囲第8項記載の
    ウラン同位体の分離方法。 10一般式 (ただし、Lはイソプロパツール、エタノール、インブ
    タノール、第3級−ブタノール、メタノ−。 ル、テトラヒドロフラン、アセトン、ジメチルホルムア
    ミド、n−プロパツール及び酢酸エチルからなる群から
    選ばれる配位子である。 )を特徴とする化合物。 11 Lがテトラヒドロフランである特許請求の範囲
    第10項記載の化合物。 12塩化ウラニルと当該配位子中に溶解したヘキサフル
    オロアセチルアセトネートとを結合することからなる一
    般式 (ただし、Lはイソプロパツール、エタノール、インブ
    タノール、第3級−ブタノール、メタノール、テトラヒ
    ドロフラン、アセトン、ジメチルホ。 ルムアミド、n−プロパツール及び酢酸エチルからなる
    群から選ばれる配位子である。 )の化合物の製造方法。 13 ウラニル塩の水溶液を生成し、当該水溶液のpH
    をO〜7に調整しついで生成水溶液とヘキサ7、ルオロ
    アセチルアセトネーh及び当該配位子を含む溶液とを結
    合し、ついでヘキサフルオロアセチルアセトネ−1へと
    該配位子を含む溶液から当該組成物を分離することから
    なる、特許請求の範囲第12項記載の化合物の製造方法
    。 14 溶媒の存在下に塩化ウランをヘキサフルオロアセ
    トニルアセトネ−1・と反応させてウラニルヘキサフル
    オロアセトニルアセトネートを生成し、溶媒からウラニ
    ルヘキサフルオロアセトニルアセトネートを分離し、つ
    いで当該配位子中に該ウラニルヘキサフルオロアセトニ
    ルアセトネートを溶解させることからなる、特許請求の
    範囲第12項記載の化合物の製造方法。
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