JPS581112Y2 - 浮体構造物 - Google Patents

浮体構造物

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Publication number
JPS581112Y2
JPS581112Y2 JP1978115480U JP11548078U JPS581112Y2 JP S581112 Y2 JPS581112 Y2 JP S581112Y2 JP 1978115480 U JP1978115480 U JP 1978115480U JP 11548078 U JP11548078 U JP 11548078U JP S581112 Y2 JPS581112 Y2 JP S581112Y2
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JP
Japan
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floating body
auxiliary
supporting
support
floated
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Expired
Application number
JP1978115480U
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English (en)
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JPS5532236U (ja
Inventor
衣川光宏
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は浮体構造物、とくに大型の浮体構造物に関す
る。
海面に設けられる浮体構造物、とくに大型の浮体構造物
においては、潮流や波浪の影響を軽減させる必要がある
。
構造物本体の下面に多数の筒状の支持浮体を設け、各支
持浮体の一部分のみが海水中に没して、この部分に作用
する浮力のみによって構造物本体および支持浮体の全重
量を支えるようにし、複数箇所に分散した水平断面積の
小さい支持浮体で潮流や波浪を受けることによって、そ
の影響をある程度軽減できるが、これでもなお十分でな
い。
また、常時海水に浸されている部分の腐食が問題となる
。
この考案の目的は潮流や波浪の影響を受けにくく、しか
も耐食性の優れた浮体構造物を提供することにある。
この考案による浮体構造物は、構造物本体の下面に設け
られた複数個の支持浮体の各々に１個ずつ補助浮体が設
けられ、支持浮体が補助浮体内部に入れられた耐食性液
体に浮かべられるとともに、補助浮体が海面に浮かべら
れ、各支持浮体の一部分のみが上記液体中に没して、こ
の部分に作用する浮力のみによって構造物本体および支
持浮体の全重量が支えられるようになされており、補助
浮体が、支持浮体に対して上下動および若干の横移動が
でき、しかも支持浮体に接触しないように、連結部材を
介して支持浮体に連結されているものである。
この考案によれば、海面に浮かべられた補助浮体内部の
耐食性液体に構造物本体下面の支持浮体が浮かべられて
いるので、波浪が直接支持浮体に伝わることがなく、構
造物本体に対する波浪の影響が軽減される。
また、潮流は補助浮体に受けられて吸収されるため、支
持浮体は潮流の影響を受けにくくなる。
また、漂流物体があっても、補助浮体に妨げられるため
、支持浮体に衝突することがなく、したがって支持浮体
が損傷を受けることがない。
さらに、支持浮体が補助浮体内部に入れられた耐食性液
体に浮かべられているので、補助浮体が腐食するおそれ
がない。
以下図面を参照してこの考案の実施例を説明する。
図面は浮体構造物の中間部を省略して示したもので、平
面から見て長方形状の細長い構造物本体１の下面に多数
の円筒状の支持浮体２が固定されている。
支持浮体２の各々に、上端部のみが開口した有底角筒状
の補助浮体３が１個ずつ設けられており、補助浮体３の
内部に耐食処理された清水４が入れられている。
支持浮体２が補助浮体３内の清水４に浮かべられるとと
もに、補助浮体３が海面に浮かべられ、各支持浮体２の
一部分のみが清水４中に没して、この部分に作用する浮
力のみによって構造物本体１および支持浮体２の全重量
が支えられるようになされている。
したがって、支持浮体２は補助浮体３に触れることがな
く、構造物本体１の下面と補助浮体３の上端との間には
所定の間隔が維持されている。
補助浮体３は、４本のロープ５によって支持浮体２に連
結され、支持浮体２に対して上下動および若干の横移動
ができ、しかも支持浮体２に接触しないようになされて
いる。
潮流や波浪は補助浮体３によって受けられ、補助浮体３
は上下動したり、多少傾いたりするが、補助浮体３と支
持浮体２との間には清水４が存在するので、補助浮体３
の動きが直接支持浮体２に伝わることがない。
また、漂流物体があっても、補助浮体３に妨げられ、支
持浮体２に衝突することがない。
さらに、支持浮体２は耐食処理された清水４に浮かべら
れているので、腐食のおそれがない。
この実施例においては、支持浮体２は円筒状に、補助浮
体３は有底角筒状に形成されているが、これらの形状は
任意である。
補助浮体３はロープ５によらずに、他の適宜な連結部材
によって支持浮体２に連結されてもよい。
また、補助浮体３の内部には、他の耐食性液体が入れら
れてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の概略を示す、中間部を省略し
た斜視図である。 １・・・・・・構造物本体、２・・・・・・支持浮体、
３・・・・・・補助浮体、４・・・・・・耐食処理され
た清水（耐食性液体）、５・・・・・・ロープ（連結部
材）。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 構造物本体１の下面に設けられた複数個の支持浮体２の
    各々に１個ずつ補助浮体３が設けられ、支持浮体２が補
    助浮体３内部に入れられた耐食性液体に浮かべられると
    ともに、補助浮体３が海面に浮かべられ、各支持浮体２
    の一部分のみが上記液体中に没して、この部分に作用す
    る浮力のみによって構造物本体１および支持浮体２の全
    重量が支えられるようになされており、補助浮体３が、
    支持浮体２に対して上下動および若干の横移動ができ、
    しかも支持浮体２に接触しないように、連結部材を介し
    て支持浮体２に連結されている浮体構造物。
JP1978115480U 1978-08-22 1978-08-22 浮体構造物 Expired JPS581112Y2 (ja)

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JP1978115480U JPS581112Y2 (ja) 1978-08-22 1978-08-22 浮体構造物

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JP1978115480U JPS581112Y2 (ja) 1978-08-22 1978-08-22 浮体構造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5532236U JPS5532236U (ja) 1980-03-01
JPS581112Y2 true JPS581112Y2 (ja) 1983-01-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931923A (ja) * 1972-08-03 1974-03-23
JPS50136903A (ja) * 1974-04-17 1975-10-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931923A (ja) * 1972-08-03 1974-03-23
JPS50136903A (ja) * 1974-04-17 1975-10-30

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JPS5532236U (ja) 1980-03-01

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