JPS5811021Y2 - フラツトケ−ブル用コネクタ - Google Patents
フラツトケ−ブル用コネクタInfo
- Publication number
- JPS5811021Y2 JPS5811021Y2 JP1979040729U JP4072979U JPS5811021Y2 JP S5811021 Y2 JPS5811021 Y2 JP S5811021Y2 JP 1979040729 U JP1979040729 U JP 1979040729U JP 4072979 U JP4072979 U JP 4072979U JP S5811021 Y2 JPS5811021 Y2 JP S5811021Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- contact
- connection
- inspection hole
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はフラットケーブル用コネクタ、特にそのケーブル
位置点検穴に関する。
位置点検穴に関する。
フラットケーブル(リボンケーブルと呼ばれる場合もあ
る。
る。
)用コネクタとして、第1図a 、l) (aは分解斜
視図、bはそのA−A′部矢視断面図)に示す如きもの
が従来使用されている。
視図、bはそのA−A′部矢視断面図)に示す如きもの
が従来使用されている。
図において1はコンタクト支持体、2はコンタクト部で
、これは第2図に示す斜視図のように雌コンタクト35
両先端が尖鋭な叉状の被覆切開部4aと、接続割り部4
bとからなるケーブル接続部4とからなり、ケーブル接
続部4が突出するように所要極数だけ例えば2列縦隊と
なるようにコンタクト支持体1に固定される。
、これは第2図に示す斜視図のように雌コンタクト35
両先端が尖鋭な叉状の被覆切開部4aと、接続割り部4
bとからなるケーブル接続部4とからなり、ケーブル接
続部4が突出するように所要極数だけ例えば2列縦隊と
なるようにコンタクト支持体1に固定される。
5は相手雄コネクタの挿込穴(第1図す参照)、6はロ
ック用鍵部である。
ック用鍵部である。
7はケーブル圧着体、9は被ロック片で、上記コンタク
ト支持体のロック用鍵部6により係止されてケーブル圧
着体7のロックが行われる。
ト支持体のロック用鍵部6により係止されてケーブル圧
着体7のロックが行われる。
9は上記コンタクトのケーブル接続部4の逃げ穴(第1
図す参照)、10はケーブル収容溝で、このコネクタで
は次の要領によりケーブルの接続が行われる。
図す参照)、10はケーブル収容溝で、このコネクタで
は次の要領によりケーブルの接続が行われる。
即ち第1図aに示したケーブル11の各素線11 aが
コンタクトの接続割り部4bにそれぞれ位置する如く、
コンタクト支持体1とケーブル圧着体7間に挾みこんで
圧着することにより、接続状態を示す第3図aのように
、被覆切開部4aを先づケーブル11の被覆11 b中
に刺入させて、圧着の進行により被覆を切開する。
コンタクトの接続割り部4bにそれぞれ位置する如く、
コンタクト支持体1とケーブル圧着体7間に挾みこんで
圧着することにより、接続状態を示す第3図aのように
、被覆切開部4aを先づケーブル11の被覆11 b中
に刺入させて、圧着の進行により被覆を切開する。
そして更に続く圧着により第3図すのようにケーブルの
芯線11 Cを接続割り部4b内に圧入して接続を行う
ものである。
芯線11 Cを接続割り部4b内に圧入して接続を行う
ものである。
このような接続構造をとるコネクタではケーブルの接続
を簡単にする利点があるが、その一方接続の不良を生じ
易い。
を簡単にする利点があるが、その一方接続の不良を生じ
易い。
即ち一般にフラットケーブルの芯線11 Cとして撚線
が使用されている。
が使用されている。
このためケーブル接続時ケーブルを挾みこむ位置を誤っ
たり、圧着時ケーブルがずれたりすることにより、コン
タクト接続部4と挾みこまれたケーブルの先端面11
d間の長さl(第1図す参照)が短かくなると、被覆1
1 bによるこの間の層撚線11 Cの包囲力が少なく
なる。
たり、圧着時ケーブルがずれたりすることにより、コン
タクト接続部4と挾みこまれたケーブルの先端面11
d間の長さl(第1図す参照)が短かくなると、被覆1
1 bによるこの間の層撚線11 Cの包囲力が少なく
なる。
従って圧着により層撚線11 Cが割り部4b内に圧入
されたとき撚りが戻されて(所謂笑いを生じて)割り部
4bの形状に沿って容易に変形し易くなる。
されたとき撚りが戻されて(所謂笑いを生じて)割り部
4bの形状に沿って容易に変形し易くなる。
このため割り部4bの端面と層撚線11 C間の接触圧
力は大きく弱められて安定な接続が阻害され、また極端
な場合には接続できないおそれさえ生ずる。
力は大きく弱められて安定な接続が阻害され、また極端
な場合には接続できないおそれさえ生ずる。
しかも接続部はケーブル圧着体7により隠されて見るこ
とができないため、接続の不良を発見することも難しい
。
とができないため、接続の不良を発見することも難しい
。
そこでこのような難点を除去するため、従来においては
例えば第4図a、l)或いは第5図に示すように、ケー
ブル圧着体7のケーブルの長さ方向にケーブル位置点検
穴12を設けて、ケーブル先端11 dの位置を確かめ
うるようにしている。
例えば第4図a、l)或いは第5図に示すように、ケー
ブル圧着体7のケーブルの長さ方向にケーブル位置点検
穴12を設けて、ケーブル先端11 dの位置を確かめ
うるようにしている。
この方法によればケーブルの端面が点検穴の開口面付近
に位置しているか否かを見ることによってケーブルの圧
着位置を簡単に点検して、その不良のときケーブルが正
しい位置となるように再圧着できるが、その一方このよ
うに点検穴12にケーブルの端面を露呈させる構造では
、ケーブル端面に塵埃が付着し易く、これが加湿したと
き層撚線11 C間の絶縁不良を生じ易い。
に位置しているか否かを見ることによってケーブルの圧
着位置を簡単に点検して、その不良のときケーブルが正
しい位置となるように再圧着できるが、その一方このよ
うに点検穴12にケーブルの端面を露呈させる構造では
、ケーブル端面に塵埃が付着し易く、これが加湿したと
き層撚線11 C間の絶縁不良を生じ易い。
また他の金属体との接触による短絡を生ずるおそれも多
く好ましいものとは云えない。
く好ましいものとは云えない。
本案は以上の欠点の除去を目的としてなされたもので、
次に図面を用いてその詳細を説明する。
次に図面を用いてその詳細を説明する。
第6図a、l)は本案の一実施例の斜視図およびそのA
−A’部における矢視断面図で、第1図乃至第2図と同
一符号は同等部分を示す。
−A’部における矢視断面図で、第1図乃至第2図と同
一符号は同等部分を示す。
本案においてはケーブル圧着部7の上面から縦方向に、
例えば2本の素線11 aの側面が見える程度の大きさ
をもつ角柱状のケーブル位置点検穴13を一列に複数個
設けると同時に、そのケーブルの長手方向における位置
を選定して、ケーブル接続部4とケーブル端面11 d
間の長さが確実な接続に充分な長さだけ保持された状態
、例えばケーブルの端面11 dが点検穴13の壁面1
3 aに突当てられているか否かを、ケーブルの側面か
ら点検できるようにしたものである。
例えば2本の素線11 aの側面が見える程度の大きさ
をもつ角柱状のケーブル位置点検穴13を一列に複数個
設けると同時に、そのケーブルの長手方向における位置
を選定して、ケーブル接続部4とケーブル端面11 d
間の長さが確実な接続に充分な長さだけ保持された状態
、例えばケーブルの端面11 dが点検穴13の壁面1
3 aに突当てられているか否かを、ケーブルの側面か
ら点検できるようにしたものである。
このようにすればケーブルの端面は点検穴避面に突当て
られて層撚線の露呈は防止されるので、従来のように吸
湿付着塵埃による層撚線間の絶縁不良や他の金属体によ
る短絡などを招くおそれがなく、従来コネクタの欠点は
一掃される。
られて層撚線の露呈は防止されるので、従来のように吸
湿付着塵埃による層撚線間の絶縁不良や他の金属体によ
る短絡などを招くおそれがなく、従来コネクタの欠点は
一掃される。
以上本案を一実施例により説明したが、第6図Cで図示
するように点検穴のケーブルの長手方向の位置を適当に
選定してケーブルの端面が見えなくてもケーブルの途中
の側面が見えるようにすれば、ケーブルの位置は適当で
あるものと判定出来、この場合ケーブル端面と圧着体面
間に隙間があってもケーブル端面は露呈しないので塵埃
の付着、他金属体の接触による事故のおそれはない。
するように点検穴のケーブルの長手方向の位置を適当に
選定してケーブルの端面が見えなくてもケーブルの途中
の側面が見えるようにすれば、ケーブルの位置は適当で
あるものと判定出来、この場合ケーブル端面と圧着体面
間に隙間があってもケーブル端面は露呈しないので塵埃
の付着、他金属体の接触による事故のおそれはない。
また以上の説明ではケーブル位置点検穴13を角穴とし
たが、第7図aのように丸角穴としてもよく、またケー
ブル圧着体7の圧着強度が損われない範囲において、第
7図すのように素線が2本以上見える長穴としてもよい
。
たが、第7図aのように丸角穴としてもよく、またケー
ブル圧着体7の圧着強度が損われない範囲において、第
7図すのように素線が2本以上見える長穴としてもよい
。
またケーブルを見易くするため、点検穴13のケーブル
の長手方向の壁面を第7図C或いはdのように斜面とし
たり、第7図eのようにケーブル端面の突当側の圧着体
の端面をケーブル突当面13aを残して切欠いて採光量
を多くし点検を容易にするなどの変形が可能である。
の長手方向の壁面を第7図C或いはdのように斜面とし
たり、第7図eのようにケーブル端面の突当側の圧着体
の端面をケーブル突当面13aを残して切欠いて採光量
を多くし点検を容易にするなどの変形が可能である。
以上の説明から明らかなように、本号によれば塵埃によ
る絶縁不良などを招くことなくケーブルの接続位置を点
検できるもので、ケーブルの確実な接続を可能とするフ
ラットケーブル用コネクタの実現に大きな効果を有する
ものである。
る絶縁不良などを招くことなくケーブルの接続位置を点
検できるもので、ケーブルの確実な接続を可能とするフ
ラットケーブル用コネクタの実現に大きな効果を有する
ものである。
第1図a、l)は従来コネクタの一例を示す分解斜視図
およびそのA−A′部矢視断面図、第2図はコンタクト
の斜視図、第3図a、l)はケーブルの接続要領を示す
斜視図、第4図a、l)は従来コネクタのケーブル位置
点検穴を示す斜視図およびそのA−A’部矢視断面図、
第5図は従来コネクタのケーブル位置点検穴を示す斜視
図、第6図a、l)、cは本案の一実施例を示す斜視図
、そのA−A’部における矢視断面図および本案の他の
実施例の断面図、第7図a、l)、c、d、eはそれぞ
れケーブル位置点検穴の他の形状例を示す部分斜視図で
ある。 1・・・・・・コンタク1〜支持体、2・・・・・・コ
ンタクト部、3・・・・・・雌コンタクト、4・・・・
・・ケーブル接続部、4a・・・・・・被覆切開部、4
b・・・・・・接続割り部、5・・・・・・相手コネク
タのコンタクト挿込穴、7・・・・・・ケーブル圧着体
、13・・・・・・ケーブル位置点検穴、13a・・・
・・・ケーブル突当面。
およびそのA−A′部矢視断面図、第2図はコンタクト
の斜視図、第3図a、l)はケーブルの接続要領を示す
斜視図、第4図a、l)は従来コネクタのケーブル位置
点検穴を示す斜視図およびそのA−A’部矢視断面図、
第5図は従来コネクタのケーブル位置点検穴を示す斜視
図、第6図a、l)、cは本案の一実施例を示す斜視図
、そのA−A’部における矢視断面図および本案の他の
実施例の断面図、第7図a、l)、c、d、eはそれぞ
れケーブル位置点検穴の他の形状例を示す部分斜視図で
ある。 1・・・・・・コンタク1〜支持体、2・・・・・・コ
ンタクト部、3・・・・・・雌コンタクト、4・・・・
・・ケーブル接続部、4a・・・・・・被覆切開部、4
b・・・・・・接続割り部、5・・・・・・相手コネク
タのコンタクト挿込穴、7・・・・・・ケーブル圧着体
、13・・・・・・ケーブル位置点検穴、13a・・・
・・・ケーブル突当面。
Claims (1)
- ケーブル圧着体面からケーブルの側面方向にケーブル位
置点検穴を設けたフラットケーブル用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979040729U JPS5811021Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | フラツトケ−ブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979040729U JPS5811021Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | フラツトケ−ブル用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55141476U JPS55141476U (ja) | 1980-10-09 |
JPS5811021Y2 true JPS5811021Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=28909995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979040729U Expired JPS5811021Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | フラツトケ−ブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811021Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04242161A (ja) * | 1991-01-14 | 1992-08-28 | Toyota Motor Corp | 酸素濃度検出センサのヒータ制御装置 |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP1979040729U patent/JPS5811021Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04242161A (ja) * | 1991-01-14 | 1992-08-28 | Toyota Motor Corp | 酸素濃度検出センサのヒータ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55141476U (ja) | 1980-10-09 |
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