JPS5810924Y2 - 蓄熱用フィルム製チユ−ブ - Google Patents

蓄熱用フィルム製チユ−ブ

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Publication number
JPS5810924Y2
JPS5810924Y2 JP5119780U JP5119780U JPS5810924Y2 JP S5810924 Y2 JPS5810924 Y2 JP S5810924Y2 JP 5119780 U JP5119780 U JP 5119780U JP 5119780 U JP5119780 U JP 5119780U JP S5810924 Y2 JPS5810924 Y2 JP S5810924Y2
Authority
JP
Japan
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tube
film
heat storage
folded
utility
Prior art date
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Expired
Application number
JP5119780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56152259U (ja
Inventor
進 柑本
文夫 仁井
Original Assignee
住友化学工業株式会社
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は日中の太陽光のエネルギーを、水または比熱の
大きな液体に効率よく蓄熱さす為の簡便・安価で、持ち
運びや設置の容易な容器としての蓄熱用フィルム製チュ
ーブの改良に関する。
この種の蓄熱技術の実用例としては、農業面では一部の
農家により行われている、ハウス内やトンネル栽培で畝
の上に、単純なフィルム製チューブに水を貯めただけの
ものを置く方法などが知られている。
しかし、上述の例では、安価ではあるが、蓄熱効率に十
分な配慮がはられれてなく、凹凸や傾斜がつきものの斜
上上で、注水すると不安定で傾斜側へチューブが転がっ
たり、蛇行して作物を押し倒したりし易い等の欠点があ
る。
耕土上等、凹凸の多い面に置いた場合の、水を貯えたフ
ィルム製チューブの横転がり現象は、チューブ面と支持
体表面との滑りまさつが大きく、柔らかなフィルム製チ
ューブ自体が水の流動に伴って自由に変形しながら転が
るのが通例で、滑落はほとんど問題でない。
横転がり時には、自重でやや扁平となったチューブの上
面側は、相対した下面側に対してスライドする状態で位
置がづれながら、順次、傾斜側へ転がっていく。
従って、この液を入れたフィルム製チューブの横転がり
を防ぐには、チューブの上面と下面のところどころをず
れない様にヒートシール等の張合せ加工をすればよい。
実用的には、できるだけチューブの内容積を小さくしな
い様な工夫が必要である。
種々、実験の結果折りたたんで上下2層のフィルムから
なる偏平な帯状としたチューブの、両サイドから交互に
、または両サイドの対向した位置から一対づつ、長手方
向にほぼ直角に、チューブの上側と下側のフィルムを張
合せ加工し、チューブの同一横断線上の張合せ加工した
部分の加工長さが、チューブ折径の50〜95%、好ま
しくは60〜80%であることを特徴とする蓄熱用フィ
ルム製チューブが有効・経済的であると判明した。
隣接する張合せ加工部の相互距離は、特に限定されない
が、■。
O〜2.0 mの範囲が、転がり防止の効果に実用性が
高く、かつ、チューブの内容積を小さくしないという観
点で、好ましい。
個々の張合せ加工部分については、特に限定されないが
、加工部の巾が1.0〜5.0cm、加工部の先端にR
−5mm以上の丸味を持たせたものが、張合せ部の強度
が保ちやすく、かつ、チューブの内容積を小さくしない
という観点で好ましい。
張合せ加工部の長さは、チューブ折径の50〜95%、
好ましくは60〜80%である。
ここで張合せ加工部長さは両サイドから交互に張合せ加
工を施した場合は、一つの加工部の長さであり、両サイ
ドの対向する位置から加工を施した場合は同一横断線上
にある二つの加工部の長さの合計である。
日射を受ける上面の一部または全部が光線を通し易い透
明のフィルムで成り、他の面は吸熱し易く光線を通しに
くいフィルムで構成されたことを特徴とする蓄熱用フィ
ルム製チューブが有効がっ経済的なことが判明した。
本考案における2種以上のフィルムからなるチューブは
、別々のフィルムのヒートシール等の張合せ加工や、1
つのダイスに複数の押出機がら樹脂を供給して行うイン
フレーション加工の技術により、比較的簡単、安価に製
作可能である。
実施例 ポリエチレンを素材として、厚み0.075mmで、折
径42 cmで、上側面40 cm巾が透明、他が黒色
のフィルム製チューブを作り、チューブの両サイドの対
向した位置から一対づつ、ピッチ1.25mで、張合せ
加工部の巾2.5cm、同一横断線上の張合せ部の長さ
が30cmの、ヒートシール法による張合せ加工を施し
てテストに供した。
加工部先端の丸味はR=10mm程度である。
比較には、厚み0.075mm、折径40cmで、全体
が透明のポリエチレンでできたフィルム製チューブをテ
ストに供した。
畝巾1.5m、肩の高さ15cm、中央部高さ20cm
の形状の畝上に各々20m分を設置したが張合せ加工品
はよく安定して転がり防止効果が確められた。
比較に用いた張合せ加工をしないものは、畝がら転がり
落ち、一部は中央部の凹地に蛇行して定植直後の苗数本
を折損した。
また、透明なチューブと比較したところ、本考案のチュ
ーブカ印中水温が2〜4℃高目で推移した。
(昭和55年1月)
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓄熱用フィルム製チューブの見取図で
ある。 図中1はチューブの上側フィルム、2はチューブの下側
フィルム、3は上側フィルムと下側フィルムの張合せ部
分である。 張合せ部が対向したケースを描いである。 第2図は、張合せ部が両サイドから交互のケースで、実
用新案登録請求の範囲(4)項記載の場合の1例の見取
図である。 図中、斜線部分は不透明なフィルムの部分を示す。 1,2.3は第1図と同一内容である。 第3図は、形状寸法の測定部を示す略図である。 aは隣接する張り合せ加工部相互の距離、bは個々の張
合せ加工部の巾、hは同じく加工部の高さを示す。 Dはチューブの折径である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)太陽光を熱エネルギー源とし、チューブ内に貯え
    た水または他の比熱の大きい液体に蓄熱させる為のフィ
    ルム製チューブで、チューブ内の液体の流動によるチュ
    ーブ自体の横方向への転がりを防止する為に、折りたた
    んで上下2層のフィルムからなる偏平な帯状としたチュ
    ーブの両サイドから交互に、またはチューブの両サイド
    の対向した位置から一対づつ、長手方向にほぼ直角に、
    チューブの上側と下側のフィルムを張合せ加工し、チュ
    ーブの同一横断線上にある張合せ加工した部分の長さを
    チューブ折径の50〜95%とすることを特徴とする蓄
    熱用フィルム製チューブ。
  2. (2)折りたたんで上下2層のフィルムからなる偏平な
    帯状としたチューブの上側と下側のフィルムの張合せ加
    工部の隣接する相互距離が1.0〜2.0mの範囲であ
    る、実用新案登録請求の範囲(1)項記載の蓄熱用フィ
    ルム製チューブ。
  3. (3)折りたたんで上下2層のフィルムからなる偏平な
    帯状としたチューブの上側と下側のフィルムの張合せ加
    工部の巾が1.0〜5.0cmで、加工部分の先端形状
    にR−5mm以上の丸味を持たせた実用新案登録請求の
    範囲(1)項記載の蓄熱用フィルム製チューブ。
  4. (4)日射を受ける上面の一部または全部が光線を通し
    易い透明のフィルムで成り、他の面は吸熱し易く光線を
    通しにくいフィルムで構成されたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲(1)項記載の蓄熱用フィルム製チ
    ューブ。
JP5119780U 1980-04-15 1980-04-15 蓄熱用フィルム製チユ−ブ Expired JPS5810924Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56152259U JPS56152259U (ja) 1981-11-14
JPS5810924Y2 true JPS5810924Y2 (ja) 1983-02-28

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ID=29646110

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