JPS5810804Y2 - カ−テンウオ−ル用断熱パネル - Google Patents
カ−テンウオ−ル用断熱パネルInfo
- Publication number
- JPS5810804Y2 JPS5810804Y2 JP10555878U JP10555878U JPS5810804Y2 JP S5810804 Y2 JPS5810804 Y2 JP S5810804Y2 JP 10555878 U JP10555878 U JP 10555878U JP 10555878 U JP10555878 U JP 10555878U JP S5810804 Y2 JPS5810804 Y2 JP S5810804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- plate
- exterior
- curtain wall
- inner reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断熱パネルに関し、殊に詳しくはカーテンウオ
ール用断熱パネルに関する。
ール用断熱パネルに関する。
ビルディングの外壁として近時アルミニウム外装板を備
えたカーテンウオールが多用されている。
えたカーテンウオールが多用されている。
この種のカーテンウオールにあっては通常化粧を目的と
する薄い外装板と内側の強度を有する補強板間に断熱材
をサンドイッチ状に介装結合する。
する薄い外装板と内側の強度を有する補強板間に断熱材
をサンドイッチ状に介装結合する。
断熱材を使用するのは、ビルディング内部に外気温度が
伝わり難くして暖冷房用エネルギの損失を防止すること
と、冬季に内外の温度差による結露発生を防止するため
である。
伝わり難くして暖冷房用エネルギの損失を防止すること
と、冬季に内外の温度差による結露発生を防止するため
である。
従来用いられていた上記の結合構造は外装板に溶接等の
手段で接合したボルトを介したものが主体で、金属製の
熱良導体のボルトを伝導して外部の熱が内部に伝わるだ
けでなく、溶接加工によって薄い外装板が変形・変色す
る等の欠点があった。
手段で接合したボルトを介したものが主体で、金属製の
熱良導体のボルトを伝導して外部の熱が内部に伝わるだ
けでなく、溶接加工によって薄い外装板が変形・変色す
る等の欠点があった。
本考案は以上の点を考慮したものでミ断熱ブロックを外
装板裏面に接着し、この断熱ブロックに収容した金属製
ボルト対を介して外装板、断熱板及び補強板をサンドイ
ッチ状に結合し、然しなからボルト対と外装板間を隔離
して断熱性を維持して上記の欠点解消を計ったものであ
る。
装板裏面に接着し、この断熱ブロックに収容した金属製
ボルト対を介して外装板、断熱板及び補強板をサンドイ
ッチ状に結合し、然しなからボルト対と外装板間を隔離
して断熱性を維持して上記の欠点解消を計ったものであ
る。
外装板と内側補強板と上記外装板、内側補強板間に介装
した断熱材とを含むカーテンウオール用断熱パネルであ
って、上記内側補強板上に定めたボルト孔に対応して上
記断熱材層に貫通孔を穿設し、該貫通孔内にあって断熱
ブロックを上記外装板の裏面に接着してこれと一体化し
、ボルト、ナツト対により断熱ブロックと内側補強板と
を結合させると共に、該ボルト、ナツト対と外装板裏面
間を隔離して外装板に内側補強板を結合してなるカーテ
ンウオール用断熱パネルを提供するものである。
した断熱材とを含むカーテンウオール用断熱パネルであ
って、上記内側補強板上に定めたボルト孔に対応して上
記断熱材層に貫通孔を穿設し、該貫通孔内にあって断熱
ブロックを上記外装板の裏面に接着してこれと一体化し
、ボルト、ナツト対により断熱ブロックと内側補強板と
を結合させると共に、該ボルト、ナツト対と外装板裏面
間を隔離して外装板に内側補強板を結合してなるカーテ
ンウオール用断熱パネルを提供するものである。
以下、図面を参照しながら実施例につき詳述する。
第１図ないし第４図において、１はアルミニウム等の薄
板を紋り加工したカーテンウオールの外装板でビルディ
ングの外観を化粧するために外表面に着色被覆等の被膜
を施している。
板を紋り加工したカーテンウオールの外装板でビルディ
ングの外観を化粧するために外表面に着色被覆等の被膜
を施している。
２は断熱材でウレタン或はスチロール等の発泡樹脂又は
グラスウール等の繊維性材料を使用する。
グラスウール等の繊維性材料を使用する。
３，３ ａ 、４．５は夫々断熱材２の内側に位置する
上部、下部、たて、中央補強板で鋼等の強度のある材料
を使用しさらにＬ形断面に折曲げて曲げ強度の向上を計
っている。
上部、下部、たて、中央補強板で鋼等の強度のある材料
を使用しさらにＬ形断面に折曲げて曲げ強度の向上を計
っている。
６は引掛は金具で上部補強板３上に固定し躯体上に設け
た図示せぬ金具に懸吊してカーテンウオールを躯体上に
取付ける。
た図示せぬ金具に懸吊してカーテンウオールを躯体上に
取付ける。
次に第５図により上述の外装板１、断熱材２及び補強板
３，３ ａ 、４．５の結合構造について説明する。
３，３ ａ 、４．５の結合構造について説明する。
補強板３．３ ａ 、４．５にはあらかじめ結合ボルト
用長孔Ａが設けられている。
用長孔Ａが設けられている。
この孔Ａに対応した断熱材２の部分を除去する。
除去部分には結合ボルト７の頭部を収容可能な凹所Ｂを
有する多数の断熱ブロック８をその凹所Ｂ側表面を外装
板１の裏面に接着層９を介して接着する。
有する多数の断熱ブロック８をその凹所Ｂ側表面を外装
板１の裏面に接着層９を介して接着する。
断熱ブロック８の材料には熱伝導率の低い硬質スチロー
ル系等の合成樹脂が好適である。
ル系等の合成樹脂が好適である。
ボルト７と対になったナツトを締付けることにより外装
板に補強板を強固に結合することができる。
板に補強板を強固に結合することができる。
凹所Ｂの深さをボルト頭の高さより充分大きくとること
により、外装板１の裏面とボルト頭間に充分な断熱性空
間が得られ、この空間により絶縁されて外装板外側の外
気温度がビルディング内に伝導することがない。
により、外装板１の裏面とボルト頭間に充分な断熱性空
間が得られ、この空間により絶縁されて外装板外側の外
気温度がビルディング内に伝導することがない。
また断熱材２の厚さＴ１と断熱ブロック８に接着層９を
加算した厚さＴ２を等しくとるとナツト締付時に断熱材
或は断熱ブロックに過当な応力がかからず好都合である
。
加算した厚さＴ２を等しくとるとナツト締付時に断熱材
或は断熱ブロックに過当な応力がかからず好都合である
。
尚、上記の説明ではあらかじめ断熱材２を外装板１に添
着した場合について述べたが、断熱ブロック８を外装板
に接着した後に残った空間に断熱材を収めてもよい。
着した場合について述べたが、断熱ブロック８を外装板
に接着した後に残った空間に断熱材を収めてもよい。
外装板に対する断熱材の添着は吹付け、貼付は等の手段
を用いる。
を用いる。
またボルトを断熱ブロックに取り付けるのに上記実施例
にては断熱ブロックに凹所を形成してこれを利用して取
付けたが、断熱ブロックに埋め込んで取り付けてもよい
ことはいうまでもない。
にては断熱ブロックに凹所を形成してこれを利用して取
付けたが、断熱ブロックに埋め込んで取り付けてもよい
ことはいうまでもない。
また、ボルト・ナツトの位置を逆にして断熱ブロック側
にナツトを設け、補強板側をボルトとしてもよい。
にナツトを設け、補強板側をボルトとしてもよい。
本考案は上記のように構成したので、カーテンウオール
外部の熱が金属製結合ボルトを伝導して内部に伝わるこ
とがなく、ボルト取付けに溶接等の手段を用いないので
外装板を傷めることがなく取付けも容易である等の大き
な効果がある。
外部の熱が金属製結合ボルトを伝導して内部に伝わるこ
とがなく、ボルト取付けに溶接等の手段を用いないので
外装板を傷めることがなく取付けも容易である等の大き
な効果がある。
第１図は本考案のカーテンウオール用断熱パネルの背面
図、第２図ないし第４図は夫々第１図のＩＩ −ＩＩ線
、ＩＩＩ−ＩＩＩ線及びＩＶ−ＩＶ線についての縦断面
図、第５図は第１図のｖ−■線についての拡大縦断面図
である。 １・・・・・・外装板、２・・・・・・断熱材、３，３
ａ 、４．５・・・・・・内側補強板、７・・・・・
・ボルト、ナツト対、８・・・・・・断熱ブロック、Ａ
・・・・・・ボルト孔、Ｂ・・・・・・凹所。
図、第２図ないし第４図は夫々第１図のＩＩ −ＩＩ線
、ＩＩＩ−ＩＩＩ線及びＩＶ−ＩＶ線についての縦断面
図、第５図は第１図のｖ−■線についての拡大縦断面図
である。 １・・・・・・外装板、２・・・・・・断熱材、３，３
ａ 、４．５・・・・・・内側補強板、７・・・・・
・ボルト、ナツト対、８・・・・・・断熱ブロック、Ａ
・・・・・・ボルト孔、Ｂ・・・・・・凹所。
Claims (1)
- 外装板と内側補強板と上記外装板、内装補強板間に介装
した断熱材とを含むカーテンウオール用断熱パネルであ
って、上記内側補強板３，３ ａ 、４．５上に定めた
ボルト孔Ａに対応して上記断熱材２層に貫通孔を穿設し
、該貫通孔内にあって断熱ブロック８を上記外装板１の
裏面に接着してこれと一体化し、ボルト、ナツト対７に
より断熱ブロック８と内側補強板とを結合させると共に
、該ボルト、ナツト対と外装板裏面間を隔離して外装板
に内側補強板を結合してなるカーテンウオール用断熱パ
ネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10555878U JPS5810804Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | カ−テンウオ−ル用断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10555878U JPS5810804Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | カ−テンウオ−ル用断熱パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5522409U JPS5522409U (ja) | 1980-02-13 |
| JPS5810804Y2 true JPS5810804Y2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=29047924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10555878U Expired JPS5810804Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | カ−テンウオ−ル用断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810804Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6612605B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2019-11-27 | 日鉄鋼板株式会社 | カーテンウォールの取付構造 |
-
1978
- 1978-08-02 JP JP10555878U patent/JPS5810804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5522409U (ja) | 1980-02-13 |
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