JPS5810692B2 - トルクメ−タ過負荷保護方法及び装置 - Google Patents

トルクメ−タ過負荷保護方法及び装置

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JPS5810692B2
JPS5810692B2 JP3717676A JP3717676A JPS5810692B2 JP S5810692 B2 JPS5810692 B2 JP S5810692B2 JP 3717676 A JP3717676 A JP 3717676A JP 3717676 A JP3717676 A JP 3717676A JP S5810692 B2 JPS5810692 B2 JP S5810692B2
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JP
Japan
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torque
input
output
gear
bypass
Prior art date
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Expired
Application number
JP3717676A
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English (en)
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JPS52120878A (en
Inventor
宮谷孝夫
柴田巧一
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS52120878A publication Critical patent/JPS52120878A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は工作機械等に配設するトルクメータに定格ト
ルク以上のトルクが伝達された場合オーバートルク分を
バイパスさせて出力側に伝達させることによりトルクメ
ーターの損傷を防止する様にしたトルクメーク過負荷保
護方法及び装置に関するものであり、特に極めて合理的
構成を機能的設計に基づいてなす様にした効率的な防止
方法と装置に係るものである。
従来より、例えば、工作機械等の入力側と出力側との間
にトルクメータを介装させてトーションバー捩り方式に
よりトルク検出して測定する技術が一般に広く採用され
ている。
而して、一般のトルクメータは例えば、100%等定格
トルクが規定されており、該定格トルク以上のトルクが
入力しない様に配慮される様にされている。
きりながら、工作機械等トルクが変動する出力側ではし
ばしば上記定格以上のトルクが発生するため、上記トル
クメークが損傷する欠点があり、又、測定がし難くなる
難点があり、交換すると結果的にコスト的に高くつく不
利点がある。
この発明の目的は上記従来技術に基づく入出力間に介装
させたトルクメータの問題点に鑑み、入力側から出力側
に伝達されるトルクが該トルクメータの定格以下である
場合には通常伝達され、それに対し入力トルクが定格ト
ルクを越えた場合はそのオーバートルク分だけ入力側か
らトルクメータにトルクが伝達される前に自動バイパス
させてギヤのバックラッシュ機構を介して伝達し、定格
分トルクについては前記通常伝達経路によりトルクメー
タを介して直列的に入力側から出力側に伝達され、上記
定格上下のトルク変動によるストレート及びバイパス伝
達がスムース且つ自動的に行われ、それにより前記欠点
を除去し、難点を解消し、不利点を無くすことが出来る
優れたトルクメータ過負荷保護方法及びそれに直接使用
する装置を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの発明の原理を第1.2a。
2b図に基づいて説明すれば、第1図に於て、モ−タ1
からの入力は定格トルク以上の場合入力軸2からトルク
メータ3を介して出力軸4より出力側ユニット5に通常
にストレート伝達され、その間該入力軸2に軸装固定さ
れたギヤ6は入出力軸2.4に併設されたバイパス軸7
に軸装固定されたギヤ8に係合して該バイパス軸7を回
転させるが、前記出力軸4に軸装固定したギヤ9に対し
て対応軸装固定したバイパスギヤ10は該ギヤ9との間
に第2a図に示す如くギヤ不係合の設定バックラッシュ
を有する関係にされているためにギヤ9とバイパスギヤ
10はトルク非伝達の関係にされる。
而して、入力トルクが定格以上になると出力軸4に捩れ
が生じ、その結果第2a図に示すギヤ9とバイパスギヤ
10間のバックラッシュが実質的に消滅し、従って両ギ
ヤ間に第2b図に示す様に歯係合関係、即ちトルク伝達
関係が生じ、それによって定格以上のオーバートルクは
モータ1、ギヤ6、ギヤ8、バイパス軸7、バイパスギ
ヤ10、ギヤ9のバイパス経路を経て出力側ユニット5
に伝達され、一方、定格以下のトルクはモータ1、入力
軸2、トルクメータ3、出力軸4、そして出力側ユニッ
ト5に伝達されることになる。
従って、トルクメータ3には常に定格以下のトルクだけ
がかすることになり前記各種の問題点が避けられる。
次にこの発明の実施例を第3図以下の実施例に基づいて
説明すれば以下の通りである。
第3図に於て、11は入力側のモータであり、その入力
軸12はケース13の軸受14に軸支されて該ケース1
3内に収納固定された周知のトルクメータ15のボス1
6に連結されてをり、又、該入力軸12には通常の入力
ギヤ17が固定軸装されている。
而して、該トルクメータ15の他側のボス18には出力
ギヤ19を固定軸装した出力軸20が同じく前記ケース
13の軸受21に軸支されて所定出力側ユニット22に
連結されている。
一方、同ケース13には軸受23,24に軸装されたバ
イパス軸25が可回動に設けられ、そして該バイパス軸
25には前記入力軸12に軸装された前記ギヤ17に対
して第4図に示す如く常係合に於て噛み合うバイパス入
力ギヤ26が固定されて軸装されていると共に前記出力
軸20に軸装されたギヤ19に対して第5図に示す如く
設定バックラッシュ27を介して通常は非係合の状態に
バイパス出力ギヤ28が対応する様に同一平面に固定軸
装されている。
尚、上記バックラッシュ27の量は後記定格トルクをオ
ーバーする出力軸20の捩れ角、即ちトーションバーの
捩れ角相当に設定されている。
上記構成に於て、入力側のモータ11を回転させ、その
入力トルクを出力側のユニット22に伝達して稼動させ
るに際し、該出力側ユニット22の負荷が設定範囲、即
ちトルクメータ15の定格以下のトルクの場合、例えば
、100%以下の場合は入力側の入力トルクはモータ1
1、入力軸12を経てトルクメーク15に入り、該トル
クメータ15から出力軸20から出力側ユニット22に
ストレートに伝達される。
而して、該入力軸12の回転は入力ギヤ17を介してバ
イパス入力ギヤ26を常係合に於て回転させ、それによ
ってバイパス軸25を回転させる。
さりながら、該バイパス軸25に軸装されたバイパス出
力ギヤ28は定格トルク以下では前記出力ギヤ19とは
バックラッシュ27を介して非保合の状態にあるため該
バイパス軸25は一種のアイドリングで無負荷回動状態
を呈する。
そして出力側ユニット22に過負荷、即ち、入力トルク
が、トルクメーク15の定格以上になるとトーションバ
ーの捩れ角が設定角を越えるので出力軸20がそれだけ
捩れ、従って、出力ギヤ19とバイパス出力ギヤ28の
位相差が崩れ、バックラッシュ27が偏寄消滅し、両ギ
ヤは第6図に示す様に係合関係の状態になり、そのため
バイパス軸25はアイドル状態を失って負荷回転となり
、その結果モータ11からの出力トルクは定格トルク分
が入力軸12からトルクメータ15に入り、出力軸20
から出力側22に伝達され、一方、定格トルクをオーバ
ーするトルクは出力軸12から出力ギヤ17とバイパス
出力ギヤ26の噛合を経て、バイパス軸25にトルク伝
達し、更にバイパス出力ギヤ28と出力ギヤ19を経て
出力軸20から出力側ユニット22にバイパスして伝達
される。
従って、定格トルクをオーバーしたトルクも出力側ユニ
ット22に確実に伝達されるが、前記した如くトルクメ
ータ15には定格トルクの出力しか出す、そのため該ト
ルクメータ15には前記した様なトラブルは生じない。
上記の様にこの発明によれば、実施例においても、入力
側から出力側にトルクメータを介して、トルクを伝達す
るに際し、通常の定格トルク以下では入力側からトルク
メータを介してストレートに出力側にトルクが伝達され
、従って該トルクメークの損傷等のトラブルは当然束ぜ
ず、又、定格以上のトルクが発生するとそのうち定格ト
ルク分のみをストレートにトルクメータを介して出力側
に伝達し、一方定格トルクをオーバーしたトルク分だけ
はトルクメータをバイパスさせて出力側に併動的に伝達
させる様にした1めに入力側に定格以下のトルク、或は
以上のトルクが発生してもトルクメータには常に定格ト
ルク分しか通過伝達されず、従って、該トルクメークが
定格以上のトルクが伝達される場合の機能低下、損傷等
の問題が生じない効果がある。
又、その使用装置としてトルクメータの入出力軸に併設
したバイパス軸に入力軸の入力ギヤと常係合のバイパス
入力ギヤを設けるとともに出力軸の出力ギヤにバックラ
ッシュを介装する関係のバイパス出力ギヤを配設する極
めて簡単な構成で定格トルク以下ではストレー・伝達、
定格トルク以上では定格トルク分のストレート伝達とオ
ーバ一定路トルク分のバイパス伝達の併動伝達を全くト
ルクの状態に応じて自動的に行うことが出来、それによ
り製作も低コストで容易に出来るのみならず、メンテナ
ンスもほとんど不要である利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の態様を示すものであり、第1゜2a、
2b図は原理説明図で、第1図は全体概略説明図、第2
a、2b図は出力ギヤとバイパス出力ギヤの非係合、係
合状態説明図、第3図以下は実施例の説明図で第3図は
全体概略説明図、第4図は入力ギヤとバイパス入力ギヤ
の保合状態説明図、第5,6図はそれぞれ出力ギヤとバ
イパス出力ギヤの非係合、係合状態説明図である。 1.11・・・・・・入力側、3,15・・・・・・ト
ルクメーク、5,22・・・・・・出力側、2,12・
・・・・・入力軸、4.20・・・・・・出力軸、6,
17・・・・・・入力ギヤ、9゜19・・・・・・出力
ギヤ、7,25・・・・・・バイパス軸、8゜26・・
・・・・バイパス入力ギヤ、10.28・・・・・・バ
イパス出力ギヤ、27・・・・・・バックラッシュ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力端からトルクメータを介して出力側に回転力を
    伝えて該トルクメータでトルクを検出するに際し入力ト
    ルクが定格トルク以下の場合入力側から出力側に上記ト
    ルクメータを介してトルクが直列的に伝達され、一方入
    力トルクが定格トルクをオーバーした場合入力側からト
    ルクメータを介して出力側に伝達されるトルクは定格ト
    ルクにし、該定格トルクをオーバーした分のトルクは該
    トルクメータをバイパスして入力側から出力側にトルク
    が併動的に伝達される様にしたトルクメータ過負荷保護
    方法。 2 トルクメータに軸装した入力軸と出力軸にそれぞれ
    入力ギヤと出力ギヤを固設し、一方、該人出軸に併設し
    たバイパス軸に設けたバイパス入力ギヤを前記入力ギヤ
    に常係合で係合させ、又同じく該バイパス軸に設けたバ
    イパス出力ギヤを前記出力ギヤに対しバックラッシュを
    介して対応させて成ることを特徴とするトルクメータ過
    負荷保護装置。
JP3717676A 1976-04-05 1976-04-05 トルクメ−タ過負荷保護方法及び装置 Expired JPS5810692B2 (ja)

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JPS52120878A JPS52120878A (en) 1977-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62143665A (ja) * 1985-12-16 1987-06-26 Koujiyouen:Kk 干菓子風食品
KR20210081401A (ko) * 2018-10-22 2021-07-01 볼보 트럭 코퍼레이션 원하는 곡률 경로를 차량이 따르도록 하는 방법

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