JPS5810611Y2 - 地震時における燃焼器具の使用停止訓練装置 - Google Patents

地震時における燃焼器具の使用停止訓練装置

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JPS5810611Y2
JPS5810611Y2 JP1979000159U JP15979U JPS5810611Y2 JP S5810611 Y2 JPS5810611 Y2 JP S5810611Y2 JP 1979000159 U JP1979000159 U JP 1979000159U JP 15979 U JP15979 U JP 15979U JP S5810611 Y2 JPS5810611 Y2 JP S5810611Y2
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JP
Japan
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light emitter
light
combustion
switch
circuit
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JP1979000159U
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JPS55101148U (ja
Inventor
渋谷芳通
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渋谷 芳通
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人工的に震動を生起させて地震時の対応訓練
をする起震車に関連して使用される、ガス等の燃焼器具
の使用停止訓練装置に関するものである。
従来の起震車は、震度の異なる人工震動を付与して震度
毎の揺れの情況を体験させることを主たる目的としてお
り、箪笥等の家具と共に起震車の模擬家屋内に設備され
るガスや石油の燃焼器具は、着火しない状態で使用され
ていた。
そのため、地震宛先時における最も重要な対応措置の一
つである燃焼器具の使用停止操作の訓練は、実感をもっ
て効果的に行えなかった。
従って本考案の目的は、ガス等燃焼器具の使用停止操作
の重要性とそれを怠ったときの危険性を実感的に教え、
訓練することができる地震時の使用停止訓練装置を提供
することである。
以下、図面に基いて説明すると、本考案の燃焼器具の地
震時における使用停止訓練装置は、起震車の模擬家屋3
内に設置された燃焼器具9と、燃焼器具9の本来の燃焼
部1又はその近傍に配置された赤色発光の第1発光体2
と、前記模擬家屋3の室内全体を照射する位置に配置さ
れた赤色発光の第2発光体4と、震動付加開始時に閉路
される第1発光体2への通電回路と、震動付加開始時に
は開路されている第2発光体4への通電回路と、前記燃
焼器具9の対震自動使用停止装置5の作動時に前記第1
発光体2の通電回路を開路するスイッチ6と、被験者に
よる燃焼器具9の手動使用停止操作時に前記第1発光体
2の通電回路を開路するスイッチTと、震動付加より一
定時間経過後に前記第2発光体の通電回路を閉路させる
スイッチ8とから成るものである。
図示の実施例では、この燃焼器具9はガス燃料を用いる
ガスストーブを模したものであり、操作摘み1七を閉よ
り開の位置に回すと、摘みの軸11に固着したカム12
によってマイクロスイッチ型のスイッチ7が閉路され、
赤色ガラス球内に封入した白熱電球より成る第1発光体
2が点灯される。
第1発光体2は網格子より成るガス燃焼部1と反射板1
3の間に設置しであるため、第1発光体2の発光は反射
板13の介在によって燃焼器具9の前方側へと照射され
、あたかもガス燃焼部1にて実際にガスが燃焼されてい
るような情況を呈する。
起震車の震動発生装置の駆動によって震動付加が開始さ
れた時には、対震自動使用停止装置5が働くため、前記
スイッチ6の常閉接点が開路される。
この対震自動使用停止装置5としては公知のものを任意
に選択使用できるが、本例ではガス遮断弁を操作する重
錘と、この重錘を待機位置に吸引保持する永久磁石と、
震動到来時に感震部からの電気入力によって前記永久磁
石の磁力を打消す方向に励磁される電磁石と、前記重錘
をスイッチ6の操作位置へと強制駆動するスプリングと
で構成されている。
かくして、対震自動使用停止装置5が正常に働いた場合
には、被験者が前記摘み10を閉に回さなくても、ガス
を遮断し燃焼器具9の使用を停止した状態になり、第1
発光体2は消灯される。
対震自動使用停止装置5が不作動であるときには、被験
者の手動操作によって摘み10が閉に回され、スイッチ
7の常開接点が開路され、第1発光体2が消灯され、ガ
スの燃焼停止の情況が作り出される。
前記震動発生装置の始動と同時にスイッチ14が開路さ
れているため、対震自動使用停止装置5の不作動と被験
者の手動操作の不実行が共にあった時には、限時継電器
15が働いてその常開接点即ち前記スイッチ8を閉路さ
せる。
かくして、赤色ガラス球に封入した赤外線ランプより成
る第2発光体4が点灯される。
この第2発光体4は図示のように模擬家屋3の内壁上部
に設置しであるため、室内全体が真赤に照射され、転倒
したガス燃焼器具9の使用不停止によって室内に火災が
発生した情況を模擬的に示すことになる。
以上のように本考案の地震時の燃焼器具の使用停止訓練
装置は、燃焼器具9の本来の燃焼部1又はその近傍に配
置される赤色発光の第1発光体2によって、その燃焼器
具9が着火使用中であることを示し、震動付加開始時に
閉路した第1発光体2への通電回路を対震自動使用停止
装置5と連動するスイッチ6又は被験者により手動操作
されるスイッチ7によって開路することによって、その
燃焼器具9が正しく使用停止されたことを示し、また、
室内全体を照射し得る位置に赤色発光の第2発光体4を
配置し、震動付加開始時に開路された第2発光体4への
通電回路を、震動付加より一定時間経過後に作動するス
イッチ8によって閉路することによって、室内に火災が
発生したことを示すようにしたものであるから、地震発
生時における消火操作の重要性とそれを忘れたときの危
険性を実感をもって教えることができ、この教育訓練効
果は極めて多大である。
尚、本考案は種々の態様で実施できるものであり、発光
体としては電球の他に、発光ダイオード等の固体発光素
子も使用でき、対震自動使用停止装置やスイッチ、電気
回路構成も図示のものに限定されない。
また、ストーブだけでなく、調理用コンロ、レンジ、オ
ーブン、ガス湯沸し器等、種々のガス・石油燃焼器具に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る燃焼器具の使用停止訓練
装置の斜視図、第2図はこの原理的な結線図である。 1・・・・・・ガス燃焼部、2・・・・・・第1発光体
、3・・・・・・模擬家屋、4・・・・・・第2発光体
、5・・・・・・対震自動使用停止装置、6,7,8・
・・・・・スイッチ、9・・・・・・燃焼器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起震車の模擬家屋3内に設置された燃焼器具9と、燃焼
    器具9の本来の燃焼部1又はその近傍に配置された赤色
    発光の第1発光体2と、前記模擬家屋3の室内全体を照
    射する位置に配置された赤色発光の第2発光体4と、震
    動付加開始時に閉路される第1発光体2への通電回路と
    、震動付加開始時には開路されている第2発光体4への
    通電回路と、前記燃焼器具9の対震自動使用停止装置5
    の作動時に前記第1発光体2の通電回路を開路するスイ
    ッチ6と、被験者による燃焼器具9の手動使用停止操作
    時に前記第1発光体2の通電回路を開路するスイッチ7
    と、震動付加より一定時間経過後に前記第2発光体の通
    電回路を閉路させるスイッチ8とから成る地震時におけ
    る燃焼器具の使用停止訓練装置。
JP1979000159U 1979-01-08 1979-01-08 地震時における燃焼器具の使用停止訓練装置 Expired JPS5810611Y2 (ja)

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JPS55101148U JPS55101148U (ja) 1980-07-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139198A (en) * 1975-05-09 1976-12-01 Ansul Co Fire extinguishing training system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51139198A (en) * 1975-05-09 1976-12-01 Ansul Co Fire extinguishing training system

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