JPS5810598B2 - 送風機のサ−ジング防止制御装置 - Google Patents

送風機のサ−ジング防止制御装置

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JPS5810598B2
JPS5810598B2 JP556878A JP556878A JPS5810598B2 JP S5810598 B2 JPS5810598 B2 JP S5810598B2 JP 556878 A JP556878 A JP 556878A JP 556878 A JP556878 A JP 556878A JP S5810598 B2 JPS5810598 B2 JP S5810598B2
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JP
Japan
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flow rate
blower
opening
damper
suction valve
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JP556878A
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JPS5499207A (en
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村田年宏
大田徳二
二木享
福本武也
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Fuji Electric Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Fuji Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS5810598B2 publication Critical patent/JPS5810598B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、送風機のサージングを防止するための制御装
置に関する。
送風機においては、送風量がその流量−圧力特性線の頂
点以下の流量に低下すると、風圧および風量が振動し、
騒音を発生する現象、いわゆるサージング現象が起る。
送風機の送風量がサージングの発生する点の流量以下に
低下した際に吸込弁またはダンパの開度を絞り、送風機
の吐出圧力を下げるようにすれば送風機の流量−圧力特
性が変わり、サージングの発生を防止できる。
このような方法にしたがって、送風機の吸込弁の開度を
送風量に応じて連続的に調節するようにしたサージング
防止制御装置が提案されているが、この装置においては
送風量が絶えず変動する場合は、吸込弁の操作頻度が高
くなり、このため吸込弁の機械的回動部分の摩耗が大き
くなり、吸込弁の寿命が短かくなる欠点がある。
このような欠点を除くため、送風機の送風量に応じて吸
込弁の開度を段階的に調節するようにした装置も提案さ
れている。
このような装置によれば、吸込弁の開度調節を連続的に
行なうものに比べると操作頻度は低下するが、吸込弁の
段階的な各開度は送風機の送風量が、各開度に対して設
定された流量設定値より大きいかまたは小さいかによっ
て決定されるので、ある流量設定値付近で送風量が変動
すると、吸込弁が開閉を繰返し、動作が不安定となる欠
点がある。
本発明は、前記のような欠点を除くため、送風機の送風
量に応じて吸込弁の開度を段階的に調節するとともに吸
込弁の開度の切換点に対する送風量の設定値に所定幅の
ヒステリシスを持たせることにより、吸込弁の操作頻度
を低下させかつ動作を安定にすることのできるサージン
グ防止制御装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について図面にもとづいて説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す構成図である。
この図において、1は矢印方向に送風する送風機2はこ
の送風機1の吸込風量を調節するための吸込ダンパ、3
はこの吸込弁2の開度を与えられた開度指令値に調節す
るダンパ操作機、4はこの操作機3に開度指令値を与え
る開度指令器、5は送風機1の送風量を検出し、送風量
に比例した信号Fを発生する流量発信器、61〜6nそ
れぞれ流量発信器5の信号をダンパの開度を切換える点
の流量に示す設定レベルと比較し、その大、小に応じて
出力信号を発生する比較器である。
前記開度指令器4は、各指令値に対応する複数の入力端
θ1〜θnを備え、各入力端にはそれぞれ対応する比較
器61〜6nの出力が接続される。
今、送風機1は第3図に示すような流量−圧力特性を有
するものとする。
第3図における特性線A〜Eはそれぞれダンパ2の開度
が100%〜20%のときの特性である。
第3図のF1〜F8はダンパ2の開度切換点を示す送風
量であり、その内F1.F3.F5.F7は送風量Fの
減少方向における開度切換点送風量、F2.F4.F6
.F8は送風量Fの増加方向における開度切換点送風量
である。
第1図の装置において、ダンパ2の開度を第3図に示す
ように100%〜20%の範囲で20%ずつ段階的に調
節するようにした場合、比較器61〜6nは4個設けら
れ、それぞれの設定値としてダンパ開度切換点送風量F
1・F2.F3・F4゜F5・F6およびF7・F8が
設定される。
また開度指令器4には、20%、40%、60%、80
%および100%の開度指令値が各入力端θ1〜θnに
対応して設定される。
比較器61〜6nは、流量発信器5の出力信号Fがそれ
ぞれに設定された2つの設定値より大きいときだけ出力
信号を発生し、2つの設定値より小さくなったとき出力
信号を停止するように動作する。
そして開度指令器4は、61〜6nから出力信号の与え
られている入力端θ1〜θnのうちから最大の開度指令
値に対応する入力端が選択され、対応する開度指令値を
ダンパ操作機3に与える。
開度指令器4および比較器群6の具体的な実施例を第2
図に示す。
第2図において、Hl、H2〜H7,H8はそれぞれ比
較器61〜64の出力接点X1〜X4は出力リレー、a
1〜a4はそれぞれリレーX1〜X4の自己保持用接点
C1〜C4はそれぞれリレーX1〜X4の切換出力接点
である。
切換接点C1〜C4は端子すを開度指令器の各指令値設
定器41〜44の各入力θ1〜θ4に接続し、端子aを
次段の切換接点の共通端子cに順次接続し、最終段の切
換接点C4の端子aを設定器45の入力θ5に接続する
リレーX1〜X4は不動作状態でオフしている接点a1
〜a4および端子す側に閉じている切換接点c1〜c4
を、動作状態になるとそれぞれオンにするとともに端子
a側へ切換える。
各比較器61〜64の各出力接点H1,H2〜H7,H
8は流量発信器から与えられる信号Fがそれぞれに設定
された設定値F1.F2〜F7.F8より小さい間はオ
フし、設定値を越えるとオンする。
各出力接点H1〜H8に対する設定値はそれぞれ第3図
に示すF1〜F8に選らばれる。
送風量Fが設定値F8より大きい場合には、全比較器の
接点H1〜H8がすべてオンとなるため、リレーX1〜
X4が動作し、接点a1〜a4がオンし、切換接点C1
〜C4が端子a側に閉じられるので、開度指令器4の設
定器45に接続された入力端θ5が選択される。
これにより、開度指令器4からは設定器45に設定され
た開度100%の指令値が出力され、第1図のダンパ操
作機3に与える。
ダンパ操作機3は、この指令値に応じて開度が100%
となるようにダンパ2を操作する。
このようにして、ダンパ開度が100%で運転されてい
るときは、送風機1は第3図の特性線aで示される流量
−圧力特性をとる。
Oこの状態で、送風量FがF8より低下すると限界値発
信器64の接点H8がオフするが、リレーX4自身の自
己保持接点a4がオンしているため、リレーX4は動作
状態を保持するので指令値の切換えは行なわれない。
送風量FがさらにF7より低下すると、今度は比較器6
4の接点H7がオフする。
これによりリレーX4が不動作となり、接点a4がオフ
するとともに切換接点C4が端子す側に切換わり、今度
は、設定器44が選択されるので開度指令器4からは、
80%の開度指令値が出力される。
この指令値に応じて、操作機3がダンパ2を80%の開
度に調節する。
これにより、送風機1の流量−圧力特性が第3図の特性
線AからBに移行するので、サージングの起る特性線の
頂点もSlから低流量側のS2へ移る。
このため、サージングが起りにくくなり安定に運転を継
続できる。
さらに、送風量FがF5以下に低下すると、比較器63
の接点H5がオフするため、リレーX3が不動作となり
、接点a3がオフするとともに切換接点C3が端子す側
に切換わる。
これにより、設定器43が選択され、開度指令器4から
は60%の指令値が出力され、操作機3はこの指令値に
応じてダンパ2を60%開度に調節するので、送風機1
の流量−圧力特性は第3図の特性線Cの特性に移行し、
特性線の頂点がさらに低流量側のS3点へ移り、サージ
ングの発生を防止する。
送風量Fがさらに低下すると比較器62.61が同様に
それぞれに設定された流量となった時点で動作する。
送風量Fが比較器61の低レベルの設定値F1より低下
すると、接点H1がオフし、リレーX1が不動作となり
、切換接点C1がb端子側に切換わり、設定器41が選
択されるので、最低の20%開度指令値が出力され送風
機1はダンパ2の開度が20%で運転される。
前記の説明から、送風量Fが減少する過程では各限界値
発信器に設定された2つの設定値のうちの低レベルの設
定値、例えば比較器64についていえば設定値F7の点
で開度指令値の切換えが行なわれることが理解できるで
あろう。
送風量Fが増加する過程では以下に説明する通り、各比
較器に設定された2つの設定値のうちの高レベルの設定
値の点で開度指令の切換えが行なわる。
すなわち、今送風量Fが、第3図のF6とF7の間にあ
るものとすると、送風量Fは、比較器63の設定値F5
.F6より大きいので、接点H5H6がともにオンし、
したがってリレーX3が動作状態にある。
したがって接点a3がオンするとともに、切換接点C3
が端子a側に閉じているので設定器44が選択され、送
風機1はダンパ開度80%で運転されている。
しかして送風量Fがこれより増加し、第3図のF7を越
えると、比較器64の接点H7がオンするが、接点H8
はオフしたままであるので、リレーX4は動作しない。
したがってこの状態では、まだ開度指令値の切換えは行
なわれない。
送風量Fがさらに増加し、比較器64の高レベルの設定
値F8を越えると、今度は接点H8がオンする。
これにより、リレーX4が動作し、接点a4がオンする
とともに切換接点C4が端子a側に切換わるので設定器
45が選択され開度指令値が80%から100%に切換
えられる。
したがってダンパ2の開度もこの時点で80%から10
0%に切換えられる。
送風量Fが設定値F8を一旦越えてからF8以下に低下
した場合、比較器64の接点H8はオフするが、リレー
X4は自己保持接点a4により自己保持されているので
、動作状態を保持する。
このため、これによっては開度指令値の切換えは行なわ
れず、さらに送風量Fが低レベルの設定値F7以下に低
下し、接点H7がオフしてはじめて、リレーX4が不動
作となり開度指令値の切換えが行なわれる。
したがって、この比較器64はF8−F7=ΔFだけの
ヒステリシス幅を有し、このF7とF8の流量の間でΔ
Fの流量変動があっても、比較器64は、これには応答
しないので、開度指令切換設定値付近で送風量Fの微小
変動があっても、これによって開度指令値の切換えが行
なわれることはなくなる。
以上述べたように本発明は、送風機の送風量に応じて送
風機の吸込弁またはダンパの開度を調節して送風機のサ
ージングを防止するものにおいて、吸込弁またはダンパ
の開度を操作する操作機に段階的に複数の開度指令値を
与える開度指令器と、送風量の実際値と予め設定された
前記各開度指令値の切換点の設定流量とを比較して開度
指令器に開度指令値の切換えを指令する手段とを設け、
前記開度指令値の切換えを指令する手段の各開度指令値
を増加方向へ切換える点の設定流量と減少方向へ切換え
る点の設定流量との間に所定幅のヒステリシスを持たせ
たところに特徴を有する。
このような本発明によれば送風機の送風量に応じて吸込
弁またはダンパが段階的に操作されるので、吸込弁また
はダンパの操作頻度が、吸込弁またはダンパを連続的に
操作するものに比して減少し、かつまたは、吸込弁また
はダンパの開度を増加方向に切換える点の流量と減少方
向に切換える点の流量との間に所定幅のヒステリシスが
あるので、切換点の設定流量付近で送風量の微小変動が
あっても、これによって吸込弁またはダンパが操作され
ることがなくなり、吸込弁またはダンパの操作を安定に
行なうことができる効果があり、初期の目的を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は本発明
の実施例を示す回路図、第3図は送風機の流量−圧力特
性を示す線図である。 1・・・・・・送風機、2・・・・・・吸込ダンパ、3
・・・・・・ダンパ操作機、4・・・・・・開度指令器
、5・・・・・・流量発信器、61〜6n・・・・・・
比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送風機の吸込側に吸込弁またはダンパを設は送風機
    に応じて吸込弁またはダンパの開度を調節することによ
    り送風機のサージングを防止するものにおいて、吸込弁
    またはダンパの開度を操作する操作機に段階的に複数の
    開度指令値を切換えて与える開度指令器と、送風量の実
    際値をそれぞれ前記開度指令値の切換えを行なう点に対
    応して設定した流量設定値と比較して開度指令器に送風
    量に応じて開度指令値を切換える切換指令を与える手段
    とを設け、この開度指令値の切換指令を与える手段の各
    開度指令値を増加方向へ切換える点の流量設定値と減少
    方向へ切換える点の流量設定値との間に所定幅のヒステ
    リシスを持たせたことを特徴とする送風機のサージング
    防止制御装置。
JP556878A 1978-01-21 1978-01-21 送風機のサ−ジング防止制御装置 Expired JPS5810598B2 (ja)

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JPS5499207A JPS5499207A (en) 1979-08-04
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JPS56118595A (en) * 1980-02-20 1981-09-17 Nippon Steel Corp Variable-speed blower control device for prevention of surging
JPH0665926B2 (ja) * 1983-07-30 1994-08-24 三菱電機株式会社 風量制御方式

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