JPS58105760A - 血液バツグ装置 - Google Patents

血液バツグ装置

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Publication number
JPS58105760A
JPS58105760A JP56205924A JP20592481A JPS58105760A JP S58105760 A JPS58105760 A JP S58105760A JP 56205924 A JP56205924 A JP 56205924A JP 20592481 A JP20592481 A JP 20592481A JP S58105760 A JPS58105760 A JP S58105760A
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JP
Japan
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blood
side set
blood bag
indwelling needle
main
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JP56205924A
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English (en)
Inventor
寺田 惣一郎
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、発明の背景 技術分野 本発明は、血液バッグ装置に係り、特に血漿交換療法等
に用いられて好適な血液バッグ装置に関する。
先行技術 第1図は従来性なわれている血漿交換療法の一例を示す
説明図であり、この従来例においては、血液バッグ装置
1に、4組の採血バッグ2および分離バッグ3を有し、
以下のように施行されている。
すなわち、血液バッグ装置1の留置針を供血者分離バッ
グ3を第1図に破線で示すように切離し、採血バッグ2
内の全血を遠心分離し、分離された血漿成分を分離バッ
グ3に分離する(第1図(4))。
次に、採血バッグ2内に残存する赤血球濃厚液を生理食
塩水で希釈洗浄しく第1図ω))、洗浄赤血球濃厚液と
して供血者4に返血する(第1図(C))。
この採血、分離、返血の各操作を、第2組ないし第4組
の採血バッグ2および分離バッグ3について繰り返す。
一方、供血者4には、健康人から上記採血、分離操作と
同様にして採取した血漿が補給される(第1図0)。し
たがって、上記血漿交換療法によれば、患者の血漿中に
存在する有害物を取除き、取除かれた血漿中に含まれる
様々な有用な物質が、健康人より採取した血漿の補給に
よって補われ、疾病の改善が図られる。
しかしながら、上記従来の血液バッグ装置1にあっては
、その使用の前後全通じて、採血バッグ2および分離バ
ッグ3と、留置針とが単一の管状部材を介して連結され
ている。したがって、該血液バッグ装置IK備えられて
いる複数の採血バッグ2、分離バッグ3の全てが使用さ
れた後、供血者4の条件等によって、さらに採血を必要
とする場合には、新たな血液バッグ装置1を用いて、供
血者4に再度留置針を穿刺しなければならず、供血者4
に多大の苦痛を与えるという問題点がある。
なお、上記血液バッグ装置1において、1回の穿刺によ
って多量の採血を可能とすべく、多数組の採血バッグ2
および分離バッグ3t−備える場合には、それらを相互
に連結する管状部材が錯綜するとともに該装置の全体が
大きくなり、その取扱いをきわめて煩雑化するという問
題点がある。
■3発明の目的 本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、供血者への1回の穿刺で可能な限り多量の血液を採
取可能とする血液バッグ装置を提供することを目的とす
る。
また、本発明は、上記採取した血液から所望の成分を分
離可能とする血液バッグ装置を提供することを目的とす
る。
また、本発明は、上記採血操作を無菌状態下で行ない、
菌汚染の発生を抑制可能とする血液バッグ装置を提供す
ることを目的とする。
また、本発明は、上記採血時の留置針側から血液バッグ
側への血液の流れを円滑化可能とする血液バッグ装置を
提供することを目的とする。
また、本発明は、上記採血時に形成される配管接続部の
気密を確保可能とする血液バッグ装置を提供することを
目的とする。
また、本発明は、上記採血時における配管の接続操作を
単純化可能とする血液バッグ装置を提供することを目的
とする。
さらに、本発明は、上記採血時に使用される配管接続具
の接続を無菌的に行なうことを可能とする血液バッグ装
置を提供することを目的とする。
■1発明の構成 上記目的を達成するために、本発明に係る血液バッグ装
置は、留置針側セットと血液バッグ側セットとからなり
、上記留置針側セットは、管状部材の一端に取付けられ
ている中空留置針と、前記管状部材の他端側に取付けら
れている少なくとも1つの主接続具と、前記管状部材の
中間部に取付けられている補助接続具とを有し、上記血
液バッグ側セットは、管状部材の一端に取付けられてい
る主接続具と、前記管状部材の他端側に取付けられてい
る血液バッグとを有し、上記留置針側セットと血液バッ
グ側セットとは上記それらの主接続具を介して相互に内
部空間が連通し、かつ気密に接続および分離が自在とさ
れるようにし、採血者に穿刺された単一の留置針側セッ
トに、必要数の血液バッグ側セットヲ順次連結せしめる
ことにより、必要量の血液を採取可能とするものである
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記血液バッグ
側セットの血液バッグを、採血された血液全収容する採
血バッグと、該採血バッグと連結管全弁して連結され、
該採血バッグ中の血液から分離される比重の軽い成分を
収容する分離バッグとからなるようにし、採血バッグに
採血した血液全遠心分離することにより、所望の血液成
分を分離可能とするものである。
筐た、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具を複数とし、谷主接続具は管状部材の他
端側に相互に並列的に取付けられてなるようにし、新た
に使用される血液バッグ側セットの主接続具を、留置針
側セットの未使用主接続共側に接続することにより、両
生接続具を無菌状態下で使用し、菌汚染発生の機会全減
縮するものである。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具と、前記血液バッグ側セットの主接続具
とを、両生接続具が均一内径で連続する流路を形成する
ようにし、留置針側セットから血液バッグ側セットに向
けて流れる血液が、両生接続具によって形成される接続
部においても、均一内径の流路を流れ、流路中VCWI
留することのない定常流全形成して流路内での血液の凝
固およびそれにともなう流路の閉塞が生ずることがない
ようにするものである。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続共と前記血液バッグ側セットの主接続具と
金テーパ嵌合により接続し、該主接続共の一方が突状部
を有し、他方が受口部を有し、また両生接続具は固定手
段を有し、かつ該固定手段を介して両者は接続固定が可
能であるようにし、両生接続具は、相互に密着状態で確
実に接続され、気密な接続状態全形成するものである。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具と前記血液バッグ側セットの主接続具と
を、一方が中空の接続針を有し、他方が接続針により刺
通できるダイアフラム全般けた受口部金有してなるよう
にし、両生接続具が、相互に軸方向に貫入することによ
って容易に接続可能とするものである。
さらに、本発明に係る血液バッグ装置は、前記血液バッ
グ側セットの主接続具が受口部を有してなるようにし、
血液バッグ側セットに比してより多く繰り返し使用され
る留置針側セットの主接続具を突起状とし、両生接続具
の接続をより確実に無菌的に操作することを可能とする
ものである。
■8発明の詳細な説明 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る血液バッグ装置を示す
正面図であり、第3図(4)および(B)は同実施例に
用いられている主接続具を示す断面図である。
第2図に示すように、血液バッグ装置は、留(U針側セ
ット10と血液バッグ側セット11とから構成されてい
る。留置針側セット10は、管状部材としてのチューブ
12の一端に取付けられている中空の留置針13と、チ
ューブ12の他端側において分岐管14によって分岐さ
れる端部にそれぞれ取付けられている主接続共15A、
15El(総称15)と、チューブ12の中間部で上記
留置針13により近接する部位に分岐管16を介して取
付けられている補助接続具17とを有している。
なお、使用前の補助接続具17はカバー18VCよって
被覆され、留置針13はプロテクタ19によって被冠さ
れている。
血液バッグ側セット11は、管状部材としてのチューブ
20の一端に取付けられ、前記留置針側セット10の主
接続具15vc接続可能な主接続具21を有し、使用前
の主接続具21はカバー22によって被覆されている。
また、上記チューブ20の他端側で分岐管23によって
分岐された部分の一方には、採血チューブ24A’に介
して、血液バッグとしての、採血バッグ25Aおよび分
離バッグ26A’に有するとともに、チューブ20の他
端側で分岐管23によって分岐された部分の他方には、
採血チューブ24B’e介して、血液バッグとしての、
採血バッグ25Bおよび分離バッグ26B=i有してい
る。すなわち、血液バッグ側セット11は、チューブ2
0の他端側に、2組の採血バッグ25A、25Bおよび
分離バッグ26A、26Bを有している。
上記採血バッグ25A、25E3の内部空間には、その
内部に採血され保存される血液の凝固全防止する抗凝固
剤がそれらに収容される血液量に見合う量だけ収容され
ている。なお、採血バッグ25ハ。
25Bの使用前にあっては、採血チューブ24A。
24Bの開ロ部前記バ′ッグ側に設けられている栓体(
図示しない)の存在によって、谷採血バッグ25A、2
5B外への抗凝固剤の流出が阻止可能とされている。ま
た、各採血バッグ25A、25Bと、各分離バッグ26
A、26Bとは、連結管としての分離チューブ27A、
27B’i介して連結され、各採血バッグ25A、25
E1において遠心分離された比重の軽い成分、例えば血
漿を各分離バッグ26A、26E1に移送可能としてい
る。なお、各採血バッグ25A、25Bから各分離バッ
グ26A、26E1への血液成分の移送前には、各分離
チューブ27A、27Bの採血バッグ25A、25B側
開口部に設けられている栓体の存在によって、血液の各
分離バッグ26A、26Bへの流出が阻止可能とされて
いる。また、各採血バッグ25A、25Bには、遠心分
離後に残留する比重の比較的重い成分、例えば赤血球成
分等を供血者に返血あるいは患者に輸血可能とする輸血
用接続部28A、28Bが設けられるとともに、それら
の予備としての輸血用接続部29A、29Bが設けられ
ている。また、各分離バッグ26A、26BVCは、例
えば健康人から採血した場合、該血液から分離した比重
の軽い成分、例えば血漿成分等を患者に供血可能とする
輸血用接続部30A、30Elが設けられるとともに、
それらの予備としての輸血用接続部31A、31Bが設
けられている。
ここで、留置針側セット10の主接続具15と、血液バ
ッグ側セット11の主接続具21とは、それぞれ第3図
(4)および(B)に示すような構造とされている。す
なわち、留置針側セット10において、チューブ12の
端部には、主接続具15の一部全形成する突状体320
基端部が接着剤等によって接合されている。突状体32
は中空状とされ、その内径はチューブ12の内径と均一
内径で連続化されている。突状体32の先端部の外面は
テーバ突状部33とされ、その中間部は小径状外面部3
4とされている。突状体32の上記小径状外面部34に
は、固定手段を形成する固定部35が軸方向には係止し
、周方向には回転可能に装着され、固定部35の内面に
はねじ部36が螺設されている。
他方、血液バッグ側セット11において、チューブ20
の一端部には、主接続具21の基端部が接着剤等によっ
て接合されている。主接続具21は中空状とされ、その
内径はチューブ20の内径、および上記突状体32の内
径と均一化されている。
また、主接続部21の先端部の内面はテーバ受口部37
とされ、その先端の外縁部には固定手段を形成する保合
フランジ部38が備えられ、保合7ランジ部38は前記
固定部35のねじ部36に螺合可能とされている。すな
わち、第3図(B)に示すように、主接続具21のテー
パ受口部37内に、突状体32のテーバ突状部33を装
入し、主接続具21の係合フランジ部38をロック体3
5のねじ部36に螺合し、主接続具21のテーバ受ロ部
37内最奥部を突状体32の最先端部に当接し、かつテ
ーパ受口部37とテーバ突状部33とを密着状態に保持
することにより、主接続具15と主接続具21とを気密
に接続するとともに、チューブ12とチューブ20との
接続部に均一内径で連続する流路を形成可能としている
。′!1′た、両生接続具15.21は、上記の逆操躇
4ることにより容易に分離可能となる1゜ ■6発明の具体的作用 次に、上記実施例に係る血液バッグ装置を血漿交換療法
に用いる場合について、その使用方法全説明する。壕ず
、患者あるいは供血者からの採血にあたっては、カバー
18を取り除いた補助接続具17を介して留置針側セッ
ト10の内部に輸血セット等(図示しない)により生理
食塩水等を充填するブライミング操作を行々うかあるい
は、そのま\留置針13を患者あるいは供血者の静脈に
穿刺するとともに、留置針側セット10の一方の主接続
具15AVc%血液バッグ側セット11の主接続具21
全接続する。ここで、主接続具15Aと主接続具21と
は、前述のように、テーノ(突状部33とテーバ受口部
37をテーノ(嵌合するとともに、固定部35のねじ部
36と係合フランジ部38とを螺合することにより、気
密に接続されるとともに、その接続部に均一内径で連続
する流路を形成する。上記血液バッグ側七ットi i 
vcおいて、採血チューブ24Bは分岐管23の近傍に
おいてクレンメ等で閉塞されており、したがって上記留
置針1111セツト10を経て採血される血液は採血バ
ッグ25A内に収容される。その後、採血チューブ24
AThチユーブ20から切離し、採血バッグ25A内の
全面を遠心分離し、分離された血漿成分全分離バッグ2
6Aに分離する。次に、採血バッグ25A内に残留する
赤血球′a厚液を生理食塩水で希釈洗浄した後、採血バ
ッグ25Aの輸血用接続部28Aから前記留置針側セッ
ト10の補助接続具17に善lμ日子め接続された図示
されない連結チューブを接続して洗浄赤血球濃厚液を患
者あるいは供血者に返血する。壕だ、患者あるいは供血
8VCは、健康人より採取された血漿が、留置針側セッ
ト10の補助接続共11を経て補給される。次に、採血
バッグ25Bおよび分離バッグ26Bに関して、上記と
同様な採血、遠心分離、返血の各操作が繰り返される。
このようにして、血液バッグ側セット11に備えられて
いる2組の採血バッグ25A、25Bおよび分離バッグ
26A。
26Bが使用された後、さらに多量の採血を必要とする
場合には、留置針側セット10の他方の主接続具15B
に、新たな血液バッグ側セット11の主接続具21を前
記と同様にして接続し、新たな血液バッグ側セット11
vC備えられている採血バッグ25A、25Bおよび分
離バッグ26A、 26E3を使用して、採血、遠心分
離、返血の谷操作が繰り返される。なお、留置針セット
10の補助接続具17は、上記のような血球成分の返血
、および血漿の補給のために使用されるのみでなく、チ
ューブ内全洗浄する生理食塩水を注入するのに使用され
、もしくは留置針13を閉塞する異物特に血液凝固物全
吸引可能とする注射器の接続部としても使用可能である
上記実施例によれば、留置針側セット10と血液バッグ
側セット11とを分離するとともに、両者をそれらの主
接続具15.21を介して接続可能としたので、供血者
に穿刺される単一の留置針側セット10に、必要数の血
液バッグ側セット11金順次接続せしめることにより、
多量の血液全1回の穿刺によって採取することが可能と
なり、供血者に与える穿刺時の苦痛を最小とすることが
できる。
また、血液バッグ側セット11vCは、血液バッグとし
て、採血バッグ25A、25Bおよび分離バッグ26A
、26B’に備えるようにしたので、採血バッグ25A
、25Bに採血した血液を遠心分離することにより、血
球成分全採血バッグ251C分離するとともに、血漿成
分を分離バッグ26Aに分離することが可能となる。な
お、血液バッグ側セット11に備える採血バッグおよび
分離バッグは、1組でも、複数組でもよいが、複数組と
する場合には、それら全相互に連結するチューブの錯綜
によって、その取扱いを煩雑化することのない組数の範
囲内に限定すべきである。
また、留置針側セット10のチューブ12の他端側には
複数の主接続具15A、15Bを設けるようにしたので
、最初に用いられる血液バッグ側セット11の主接続具
21Vi一方の主接続具15Aに接続し、次に用いられ
る血液バッグ側セット11の主接続具21は他方の主接
続具15Bに接続して使用されることとなり、それらの
接続操作がより無菌状態下で行なわれ菌汚染発生の機会
が減縮可能となる。なお、菌汚染の発生に対して注意を
払うことを条件として、上記主接続具15を単一化して
もよい。
また、留置針側セット10の主接続具15と、血液バッ
グ側セット11の主接続具21とは、それらの接続部に
均一内径で連続する流路を形成するようにしたので、血
液は上記接続部においても流路中に滞留することのない
定常状態で流れ、流路内での血液の凝固、それにともな
う流路の閉塞を生ずることがない。
また、留置針側セット10の主接続具15と血液バッグ
側セット11の主接続具21とは、テーパ突状部33と
テーパ受口部37をテーパ嵌合するとともに、固定部3
5のねじ部36と係合フランジ部38とを螺合すること
によって相互に固定され、両生接続具15.21は、相
互に密着状態で確実に接続されることになり、気密な接
続状態を上記テーパ突状部とテーパ受口部は両生接続具
のどちらに設けても使用可能であるが、好lしい例とし
ては血液バッグ側セット11の主接続具21にテーパ受
ロ部37全形成し、留置針側セット10の主接続具15
にテーパ突状部33を形成した場合は、異なる血液バッ
グ側セット11のテーパ受口部37が順次接続され、そ
のテーパ受口部37に比して長期にわたって繰り返し使
用される可能性の高いテーパ突状部33は分離時にその
外表面に血液が付着しにくいため両生接続具の接続をよ
り確実に無菌的に操作することが可能となる。
なお、上記実施例においては、主接続具15と主接続具
21と全螺着する構造とする場合について説明したが、
上記留置針側セットの主接続具と血液バッグ側セットの
主接続具とは、一方が中空の接続針を有し、他方がその
接続針により刺通できるダイアフラムを設けた受口部金
有してなるようにしてもよぐ、その場合には、両接続具
は相互に軸方向に貫入することによって容易に接続可能
となる。
筐た、上記主接続具の接続構造は上記例に限るものでは
なく要は接続が容易かつ確実で無菌的に行なえるもので
あればよい。
また、上記実施例においては、採血バッグ25A、25
Bと分離バッグ26A、26Bとからなる血液バッグを
用い、採血された全血を血球成分および血漿成分に分離
可能とする血液バッグ装置について説明したが、本発明
に係る血液バッグ装置は、赤血球、白血球、血小板、血
漿等の所望の血液成分全採取する場合に広く適用可能で
あり、また、単に採血する場合にも適用可能であり、1
だ輸血する場合にも適用可能である。
■1発明の具体的効果 以上のように、本発明に係る血液バッグ装置は、留置針
側セットと血液バッグ側セットとからなり、上記留置針
側セットは、管状部材の一端に取付けられている中空留
置針と、前記管状部材の他端側に取付けられている少な
くとも1つの主接続具と、前記管状部材の中間部に取付
けられている補助接続具とを有し、上記血液バッグ側セ
ットは、管状部材の一端に取付けられている主接続具と
、前記管状部材の他端側に取付けられている血液バッグ
とを有し、上記留置針側セットと血液バッグ側セットと
は−E HQそれらの主接続具會介して相互に内部空間
が連通し、かつ気密に接続および分離が自在とされるよ
うにしたので、採血者に穿刺された単一の留置針側セッ
トに、必要数の血液バッグ側七ツl−’f−順次連結せ
しめることにより、患者あるいは供血者への1回の穿刺
で可能な限り多量の血液全採取することが可能となり、
患者あるいは供血者に与える穿刺時の苦痛を最小とする
ことができる。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記血液バッグ
側七ツI・の血液バッグを、採血された血液を収容する
採血バッグと、該採血バッグと連結管を介して連結され
、該採血バッグ中の血液から分離される比重の軽い成分
を収容する分離バッグとからなるようにしたので、採血
バッグに採血した血液を遠心分離することにより、所望
の血液成分全容易に分離することが可能となる。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具を複数とし、各主接続具は管状部材の他
端側に相互に並列的に取付けられて々るようにしたので
、新たに使用される血液バッグ側セットの主接続具を、
留置針側セットの未使用主接続具側に接続することによ
り、両生接続具をより無菌状態下で使用し、菌汚染の発
生を抑制することが可能となる。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具と、前記血液バッグ側セットの主接続具
とを、両生接続具が均一内径で連続する流路を形成する
ようにしたので、留置針側セットから血液バッグ側セッ
トに向けて流れる血液が・両生接続具によりて形盛芹れ
る接続部′おいても、均一内径の流路を流れ、流路中に
滞留することの々い定常流を形成することが可能となり
流路内での血液の凝固、それに伴う流路の閉塞を生ずる
ことがない。
また、本発明に係る血液バッグ装置は、前記留置針側セ
ットの主接続具と前記血液バッグ側セットの主接続具と
をテーパ嵌合により接続し、該主接続具の一方が突状部
を有し、他方が受口部を有し、また両生接続具は固定手
段を有し、かつ該固定手段を介して両者は接続固定が可
能であるようにしたので、両生接続具は、相互に密着状
態で接続され、配管接続部の気密を確保することが可能
となる。
また、本発明に係る血液バッグ装置を、前記留置針側セ
ットの主接続具と前記血液バッグ側セットの主接続具と
を、一方が中空の接続針を有し、他方が接続針により刺
通できるダイアフラムを設けた受口部を有してなるよう
にすることにより、両生接続具を、相互に軸方向に貫入
することによって容易に接続することが可能となる。
さらに、本発明に係る血液バッグ装置は、前記血液バッ
グ側セットの主接続具が受口部金有してなるようにした
ので、血液バッグ側セットに比してより多く繰り返し使
用される留置針側セットの主接続具が突状部を有するこ
とになり該突状部外表面は血液が付着しにくいため両生
接続具の接続をより確実に無菌的に操作することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来性なわれている血漿交換療法における血液
バッグ装置の使用状態を示す説明図、第2図は本発明の
一実施例に係る血液バッグ装置’を示す正面図、第3図
(4)は同実施例に用いられている主接続具の分離状態
を示す断面図、第3図03)は同主接続具の接続状態を
示す断面図である。 10・・・留置針側セット、  11・・・血液バッグ
側セット、  12″°°チユーブ、  13・・・留
置針、15.15A、15B・・・主接続具、  17
・・・補助接続具、  20°°°チユーブ、 21・
・・主接続具、25A、25B・・・採血バッグ、 2
6A、26B・・・分離バッグ、  32・・・突状体
、 33・・・テーパ突状部、  35・・・固定部、
  36・・・ねじ部、37・・・チーA受口部、  
38・・・保合7ランジ部。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  留置針側セットと血液バッグ側セットとから
    なり、上記留置針側セットは、管状部材の一端に取付け
    られている中空留置針と、前記管状部材の他端側に取付
    けられている少なくとも1つの主接続具と、前記管状部
    材の中間部に取付けられている補助接続具とを有し、上
    記血液バッグ側セットは管状部材の一端に取付けられて
    いる主接続具と、前記管状部材の他g#A側に取付けら
    れている血液バッグとを有し、上記留置針側セットと血
    液バッグ側セットとは上記それらの主接続具を介して相
    互に内部空間が連通し、かつ気密に接続および分離が自
    在とされる血液バッグ装置。 (2)前記血液バッグ側セットの血液バッグは、採血さ
    れた血液を収容する採血バッグと、該採血バッグと連結
    管を介して連結され、該採血バッグ中の血液から分離さ
    れる比重の軽い成分全収容する分離バッグとからなる特
    許請求の範囲第1項記載の血液バッグ装置。 (8)前記留置針側セットの主接続具が泡数であり、各
    主接続具は管状部制の他端側に相互に並列的に取付けら
    れてなる特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の血液
    バッグ装置。 (4)前記留置針側セットの主接続共と、前記血液バッ
    グ側セットの主接続具とは、両生接続具が均一内径で連
    続する流路を形成してなる特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれかに記載の血液バッグ装置。 (6)前記留置針側セットの主接続具と前記血液バッグ
    側セットの主接続具とはテーパ嵌合により接続され、該
    主接続具の一方が突状部全有し、他方が受口部金有し、
    また両生接続具は固定手段を有し、かつ該固定手段を介
    して両者は接続固定が可能である特許請求の範囲第1項
    ないし第4項のいずれかに記載の血液バッグ装置。 (6)前記留置針側セットの主接続具と前記血液バッグ
    側セットの主接続具とは、一方が中空の接続針を有し、
    他方が該接続針により刺通できるダイアフラムを設けた
    受口部を有してなる特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載の血液バッグ装置。 (7)前記血液バッグ側セットの主接続具が受口部を有
    してなる特許請求の範囲第5項または第6項に記載の血
    液バッグ装置。
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