JPS58104218A - 難燃カ−ペツト用フイラメント - Google Patents
難燃カ−ペツト用フイラメントInfo
- Publication number
- JPS58104218A JPS58104218A JP20067481A JP20067481A JPS58104218A JP S58104218 A JPS58104218 A JP S58104218A JP 20067481 A JP20067481 A JP 20067481A JP 20067481 A JP20067481 A JP 20067481A JP S58104218 A JPS58104218 A JP S58104218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- flame retardant
- filament
- flame
- halide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は離燃カーペット用フィヲメンFに関する本ので
、従来のナイロン6をベースとしたカーペットや人工芝
醇に用いる改良されたカーペット用フィラメントに関す
るものである。
、従来のナイロン6をベースとしたカーペットや人工芝
醇に用いる改良されたカーペット用フィラメントに関す
るものである。
肩付バイル地あるいはカッFバイル地として屋内外用カ
ーペッシや人工芝にはナイロン6をベースにしたものが
多く用いられている。また、一方において、ナイロン6
よりも難燃性大でかつかたい性質のナイロン66も一部
使用に供されているナイロン6をベースにしたものはよ
く燃えるから、通常ハロゲン化合物の難燃化剤を5%以
上と水酸化アルミニウム等の無機化合物5%以上を併用
添加しないと難燃化が困難であり、多量のハロゲン化物
混入のためのガス中毒性や皮膚を侵す性質があり好まし
くないことが判明している。ナイロン66は一応自己燃
焼性が低く、火炎がなくなると消火する点で優れている
が、それ自体かたい性質のために、カーペット用フィラ
メントとしては人工芝にはとんど限られる用途でしかな
かったまた、ナイロン6とナイロン66とではその融点
において本、また、溶融粘土においても両者に相当の開
きがあり、これらはそれぞれの特性を利用して個々に用
いられ、両者をブレンドして糸にするなどはこの分計で
はこれまで全くなされなかったようである。
ーペッシや人工芝にはナイロン6をベースにしたものが
多く用いられている。また、一方において、ナイロン6
よりも難燃性大でかつかたい性質のナイロン66も一部
使用に供されているナイロン6をベースにしたものはよ
く燃えるから、通常ハロゲン化合物の難燃化剤を5%以
上と水酸化アルミニウム等の無機化合物5%以上を併用
添加しないと難燃化が困難であり、多量のハロゲン化物
混入のためのガス中毒性や皮膚を侵す性質があり好まし
くないことが判明している。ナイロン66は一応自己燃
焼性が低く、火炎がなくなると消火する点で優れている
が、それ自体かたい性質のために、カーペット用フィラ
メントとしては人工芝にはとんど限られる用途でしかな
かったまた、ナイロン6とナイロン66とではその融点
において本、また、溶融粘土においても両者に相当の開
きがあり、これらはそれぞれの特性を利用して個々に用
いられ、両者をブレンドして糸にするなどはこの分計で
はこれまで全くなされなかったようである。
本発明者はナイロン6の難燃化を目的に、かつパイル用
フィラメントとして好適な諸物性を得るために、ナイロ
ン6とナイロン66との混合を試みたところ、両者の融
点に大差があるにもかかわらず、−熱溶融紡糸が可能で
、しかもハロゲン化物なしに難燃性を付与することがで
きることを見出し、本発明の完成を見るに至ったのであ
る。
フィラメントとして好適な諸物性を得るために、ナイロ
ン6とナイロン66との混合を試みたところ、両者の融
点に大差があるにもかかわらず、−熱溶融紡糸が可能で
、しかもハロゲン化物なしに難燃性を付与することがで
きることを見出し、本発明の完成を見るに至ったのであ
る。
本発明の特徴とするところは、ナイロン6が90〜50
%、ナイロン66が10〜50%の混合物に、ハロゲン
化物以外の無機質離燃化剤を外掛けで1〜10%添加し
たものを熱溶融してな・る難燃化したカーペット用フィ
ラメントであり、これにより、極めて良好なパイル地、
特に人工芝の製造を可能にした。
%、ナイロン66が10〜50%の混合物に、ハロゲン
化物以外の無機質離燃化剤を外掛けで1〜10%添加し
たものを熱溶融してな・る難燃化したカーペット用フィ
ラメントであり、これにより、極めて良好なパイル地、
特に人工芝の製造を可能にした。
ナイロン6に対して混合するナイロン66の量は10〜
50%、好ましくは20〜40%であり、10%以下で
は難燃度が不足し、50%以上になるとナイロン66の
性質に近すいて軟かさが失われ、肌ざわりや風合を損ね
ることになって好ましくない。また、50%以上では加
工性も悪くなり、難燃度が良好であって本商品としての
性能低下をもたらす。
50%、好ましくは20〜40%であり、10%以下で
は難燃度が不足し、50%以上になるとナイロン66の
性質に近すいて軟かさが失われ、肌ざわりや風合を損ね
ることになって好ましくない。また、50%以上では加
工性も悪くなり、難燃度が良好であって本商品としての
性能低下をもたらす。
ナイロン6とナイロン66とを上記混合比で調整したも
のだけで4両者混合の可成性以上にナイロン66の難燃
性で引張られて良好な遅燃度を示すが、【にその性能向
上のためにハロゲン化物以外の無機質の難燃化剤として
水酸化アルミニウムや三酸化アンチモン等に代表される
ものを0〜10%の範囲内で添加するのがよい、その他
、製品に色彩を付与するために各種顔料を添加すること
は従来と同様である。
のだけで4両者混合の可成性以上にナイロン66の難燃
性で引張られて良好な遅燃度を示すが、【にその性能向
上のためにハロゲン化物以外の無機質の難燃化剤として
水酸化アルミニウムや三酸化アンチモン等に代表される
ものを0〜10%の範囲内で添加するのがよい、その他
、製品に色彩を付与するために各種顔料を添加すること
は従来と同様である。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例
ナイロ′ン6が66%、ナイロン66(レオナ1700
番、旭化成工業株式会社製)が34%の混合物にグリー
ンの顔料(マスターカラー PAM−138(D)、大
日木精化株式会社製)36%と水酸化アルミニウム0.
5%を外掛けで添加混練し、ダイス温度265℃で熱溶
融押出により、 100dr〜450 dr の単デ
ニールフィラメント糸とし、更に4〜8木の合糸にして
2000〜3500.drのフィラメント合糸とした。
番、旭化成工業株式会社製)が34%の混合物にグリー
ンの顔料(マスターカラー PAM−138(D)、大
日木精化株式会社製)36%と水酸化アルミニウム0.
5%を外掛けで添加混練し、ダイス温度265℃で熱溶
融押出により、 100dr〜450 dr の単デ
ニールフィラメント糸とし、更に4〜8木の合糸にして
2000〜3500.drのフィラメント合糸とした。
これらのフィラメントを用いて、カーペット用房付バイ
ル地あ石いは人工芝用カットパイル地に織成した。
ル地あ石いは人工芝用カットパイル地に織成した。
得られたカーペットの防炎性は極めて良好で、消防庁が
規定するカーペットの防炎性の規準に合格すbことがで
きたのである。
規定するカーペットの防炎性の規準に合格すbことがで
きたのである。
消防庁の規準は、昭和54年3月31日に発行された消
防子弟54号の第4頁に記載され、そこにはバーナーの
炎を取り去ってから20秒以内に炎が消える自己消化性
を有し、糸の次化長は101以下であることが規定され
ている。
防子弟54号の第4頁に記載され、そこにはバーナーの
炎を取り去ってから20秒以内に炎が消える自己消化性
を有し、糸の次化長は101以下であることが規定され
ている。
本実施例のカーペット用フィラメントの上記消防庁合格
番号はKO第8000!+3号 であり、 Eはカーペ
ット類の総称、0は大阪を示し、数字の頭80は198
0年を示し、数字の残り 0033号は第33番目の認
可を示す。
番号はKO第8000!+3号 であり、 Eはカーペ
ット類の総称、0は大阪を示し、数字の頭80は198
0年を示し、数字の残り 0033号は第33番目の認
可を示す。
以上のように、ナイロン6とナイロン66との混合ポリ
アミドからなるフィラメントは、はんの0.5%の水酸
化アルミニウムの添加であっても難燃化基準に合格する
ものが得られ、しかも風合や硬さが極めて良好で自動車
用カーペットには特に優秀な性質のものとなっている。
アミドからなるフィラメントは、はんの0.5%の水酸
化アルミニウムの添加であっても難燃化基準に合格する
ものが得られ、しかも風合や硬さが極めて良好で自動車
用カーペットには特に優秀な性質のものとなっている。
以 上
出願人 尾崎興業株式会社
代理人 弁理士森 廣三部
Claims (1)
- 1 ナイロン6が90〜50%、ナイロン66が10〜
50%の混合物にハロゲン化物以外の無機質難燃化剤を
外掛けで0〜10%添加し熱溶融紡糸してなる難燃カー
ペット用フィラメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067481A JPS58104218A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 難燃カ−ペツト用フイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067481A JPS58104218A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 難燃カ−ペツト用フイラメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104218A true JPS58104218A (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=16428347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20067481A Pending JPS58104218A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 難燃カ−ペツト用フイラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58104218A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0607812A1 (de) * | 1993-01-21 | 1994-07-27 | BASF Aktiengesellschaft | Flammgeschützte schwarzeingefärbte Polyamidformmassen |
CN109881287A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-14 | 圣华盾防护科技股份有限公司 | 一种阻燃耐磨防护用品以及纤维 |
WO2019188277A1 (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 東レ株式会社 | カーペット |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP20067481A patent/JPS58104218A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0607812A1 (de) * | 1993-01-21 | 1994-07-27 | BASF Aktiengesellschaft | Flammgeschützte schwarzeingefärbte Polyamidformmassen |
WO2019188277A1 (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 東レ株式会社 | カーペット |
CN109881287A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-14 | 圣华盾防护科技股份有限公司 | 一种阻燃耐磨防护用品以及纤维 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4513042A (en) | Nonflammable sliver knit high pile fabric | |
US4943478A (en) | Seat cushions | |
JP4308820B2 (ja) | 難燃繊維複合体およびそれを用いて製造した布帛 | |
WO2003066956A1 (fr) | Article moule ignifuge et produit textile | |
JPH0338109B2 (ja) | ||
CA1068092A (en) | Blend of polyester fiberfill | |
EP0261841A2 (en) | Improved fire barrier fabrics | |
DE2112559A1 (de) | Feuerhemmendes Textilmaterial | |
JP2000303257A (ja) | 防炎性人工芝用ヤーン及び防炎性人工芝 | |
CA1042125A (en) | Fire retardant gypsum-latex adhesive | |
Nametz | Flame—Retarding Textile Fibers | |
JPS58104218A (ja) | 難燃カ−ペツト用フイラメント | |
JPS6189339A (ja) | 複合難燃繊維 | |
CN107556840A (zh) | 一种化纤沙发面料用阻燃助剂 | |
CN103952963A (zh) | 一种阻燃人造草坪及其制备方法 | |
US4064298A (en) | Flame-retardant polyamide fiber for use in carpets | |
WO2006040873A1 (ja) | 難燃性合成繊維、難燃繊維複合体及びそれを用いた布張り家具製品 | |
KR100405644B1 (ko) | 난연사 및 그 제조방법 | |
JPS61181639A (ja) | 耐熱性シ−ト | |
ES8502180A1 (es) | Un metodo de fabricar un tejido de pelo ininflamable. | |
JP2000303306A (ja) | 難燃繊維複合体 | |
CN117124673A (zh) | 一种阻燃地垫及其制备方法 | |
JPS6024205B2 (ja) | 難燃性複合繊維とその製造方法 | |
JP2007270411A (ja) | 難燃性合成繊維、難燃繊維複合体およびそれを用いた布張り家具製品 | |
JP4346566B2 (ja) | 難燃性合成繊維および該難燃性合成繊維を用いた難燃性繊維複合体および該難燃性繊維複合体を用いた布張り家具製品 |