JPS58103908A - 金属の連続押出方法 - Google Patents
金属の連続押出方法Info
- Publication number
- JPS58103908A JPS58103908A JP20316281A JP20316281A JPS58103908A JP S58103908 A JPS58103908 A JP S58103908A JP 20316281 A JP20316281 A JP 20316281A JP 20316281 A JP20316281 A JP 20316281A JP S58103908 A JPS58103908 A JP S58103908A
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- JP
- Japan
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- oil
- heated
- extrusion
- fats
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/005—Continuous extrusion starting from solid state material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摩擦駆動型押出装置を用いて一金属を連続、
的に押出す方法に関するものである。
的に押出す方法に関するものである。
近年、例えば特開昭47−31859号で提案されてい
る摩擦7駆動型押出装置(コンフォーム装置と称す)を
用いて、金属の線条体や複合材を連続的に押出すことが
実施又は提案されている。このコンフォーム装置は図に
例を示すような構造のものである。
る摩擦7駆動型押出装置(コンフォーム装置と称す)を
用いて、金属の線条体や複合材を連続的に押出すことが
実施又は提案されている。このコンフォーム装置は図に
例を示すような構造のものである。
図において、外周面に溝8を有する駆動ホイール2の溝
面と、駆動ホイール2の外周の一部と係合された固定シ
ューブロック4の内壁面5とにより管路6が形成され、
管路6の後端は外周溝8と係合する突起7で閉じられて
いる。管路6の後端付近、例えば管路6と直角方向に押
出ダイス8がセットされている。
面と、駆動ホイール2の外周の一部と係合された固定シ
ューブロック4の内壁面5とにより管路6が形成され、
管路6の後端は外周溝8と係合する突起7で閉じられて
いる。管路6の後端付近、例えば管路6と直角方向に押
出ダイス8がセットされている。
このような装置の管路6の前端より原料となる供線材料
1を供給すると、駆動ホイール2の回転に伴ない、溝3
の面と供線材料1との接触摩擦抵抗によシ、材料1は管
路6の後端へ向って送り込まれ、圧力をかけ“られ、押
出ダイス8より線状体9として連続的に押出される。
1を供給すると、駆動ホイール2の回転に伴ない、溝3
の面と供線材料1との接触摩擦抵抗によシ、材料1は管
路6の後端へ向って送り込まれ、圧力をかけ“られ、押
出ダイス8より線状体9として連続的に押出される。
この↓うなコンフォーム装置においては、原料として長
尺の供線材料を用いるが、これにはその押出装置の容量
によって数四〜数十鰭の直径を有する金属線が通常用い
られる。この供線材料の表面性状として、■酸化スケー
ル、異物等の付着がないこと、■油脂分の付着がないこ
とが製品品質上好ましい。コンフォーム装置における金
属の流れは層流ではなく、乱流となるため、供線材料の
表面層は、押出製品の表面に位置するわけではなく、少
なくともその一部は押出製品の内部に位置することにな
る。従って供線材料の表面性状には十分の注意を払うこ
とが必要となる。
尺の供線材料を用いるが、これにはその押出装置の容量
によって数四〜数十鰭の直径を有する金属線が通常用い
られる。この供線材料の表面性状として、■酸化スケー
ル、異物等の付着がないこと、■油脂分の付着がないこ
とが製品品質上好ましい。コンフォーム装置における金
属の流れは層流ではなく、乱流となるため、供線材料の
表面層は、押出製品の表面に位置するわけではなく、少
なくともその一部は押出製品の内部に位置することにな
る。従って供線材料の表面性状には十分の注意を払うこ
とが必要となる。
特に供線材料の表面に付着している油脂分は、押出過程
において、材料自体の塑性加工に二る発熱、および材料
と固定シューブロックとの間の摩擦発熱によって押出材
料が数百℃に加熱されるので1.油脂分の大部分は気化
される。このため油脂分を付着した供線材料の表面が押
出製品の内部に位置した場合、その気化によって押出製
品に発泡欠陥と称する空洞部が内在され、製品用途によ
っては致命的欠陥となる。又油脂分は供線材料lと駆動
ホイール2の外周溝8との摩擦状態を不安定にするので
、押出速度が一定となり難く、後処理設備との速度同期
制御を困難にする。
において、材料自体の塑性加工に二る発熱、および材料
と固定シューブロックとの間の摩擦発熱によって押出材
料が数百℃に加熱されるので1.油脂分の大部分は気化
される。このため油脂分を付着した供線材料の表面が押
出製品の内部に位置した場合、その気化によって押出製
品に発泡欠陥と称する空洞部が内在され、製品用途によ
っては致命的欠陥となる。又油脂分は供線材料lと駆動
ホイール2の外周溝8との摩擦状態を不安定にするので
、押出速度が一定となり難く、後処理設備との速度同期
制御を困難にする。
一方、供線材料は通常ビレット押出法又は熱間圧延法等
によって製造される。特に熱間圧延法によるものは圧延
油を用いるので、得られた材料表面には通常その油脂分
が付着している。この油脂分を除去する目的で、通常下
記の方法が採られているが、それぞれ下記のような欠点
を有している。
によって製造される。特に熱間圧延法によるものは圧延
油を用いるので、得られた材料表面には通常その油脂分
が付着している。この油脂分を除去する目的で、通常下
記の方法が採られているが、それぞれ下記のような欠点
を有している。
■表面層を皮剥ぎによシ除去する方法は、油脂分を完全
に除去できるが、皮剥屑が発生するので製品歩留が悪く
なる。
に除去できるが、皮剥屑が発生するので製品歩留が悪く
なる。
■表面の油脂分を溶剤によシ脱脂する方法は、作業環境
が悪くなると共に、廃液処理を要する。
が悪くなると共に、廃液処理を要する。
本発明は、上述の問題点を解決するため成されたもので
、摩擦駆動型押出装置に供給する材料を装入する前に加
熱して表面に付着した油脂分を除去することによシ、欠
陥のない押出製品を得ると共に、油付着による前述の摩
擦状態の不安定性を防止する金属の連続押出方法を提供
せんとするものである・ 本発明は、前述の摩擦駆動型押出装置(コンフォーム装
置)を用いて金属を連続的に押出す方法において、原料
となる供線材料を、上記押出装置に装入する前に、表面
付着油脂分の蒸発開始温度以上で、かつ上記供線材料の
融点以下の温度に加熱することにより、上記油脂分を除
去することを特徴とする金属の連続押出方法である。
、摩擦駆動型押出装置に供給する材料を装入する前に加
熱して表面に付着した油脂分を除去することによシ、欠
陥のない押出製品を得ると共に、油付着による前述の摩
擦状態の不安定性を防止する金属の連続押出方法を提供
せんとするものである・ 本発明は、前述の摩擦駆動型押出装置(コンフォーム装
置)を用いて金属を連続的に押出す方法において、原料
となる供線材料を、上記押出装置に装入する前に、表面
付着油脂分の蒸発開始温度以上で、かつ上記供線材料の
融点以下の温度に加熱することにより、上記油脂分を除
去することを特徴とする金属の連続押出方法である。
本発明に用いられるコンフォーム装置は、例えば図に示
した構造のものであるが、これに限られるものではなく
、管路の後端に連通して別に押出室を設けたもの、押出
室に複合材用等の芯材を導びく芯材挿入孔を備えたもの
等でも良く、又押出す方向は管路に直角な方向、その他
の方向のいずれの方向であっても良い。
した構造のものであるが、これに限られるものではなく
、管路の後端に連通して別に押出室を設けたもの、押出
室に複合材用等の芯材を導びく芯材挿入孔を備えたもの
等でも良く、又押出す方向は管路に直角な方向、その他
の方向のいずれの方向であっても良い。
又本発明により押出す金属は、アルミニウム、銅、錫、
鉛又はそれらの合金等であり、押出す形状は丸線、パイ
プ、異型線又は芯材上に被覆された外被材のいずれであ
っても良い。゛ 以下、本発明を図面を用いて実施例によシ説明する。
鉛又はそれらの合金等であり、押出す形状は丸線、パイ
プ、異型線又は芯材上に被覆された外被材のいずれであ
っても良い。゛ 以下、本発明を図面を用いて実施例によシ説明する。
図は本発明方法の実施例を説明する縦断面図である。図
において、供線材料1はコンフォーム装 5− 置に装入される直前で電源10により通電加熱される。
において、供線材料1はコンフォーム装 5− 置に装入される直前で電源10により通電加熱される。
11は給電ローラである。
この加熱の方法は通常線材の加熱に用いられる方法で良
く、図に示す通電加熱の他に、例えば誘導加熱、管状炉
、バーナーによる加熱等でも良い。
く、図に示す通電加熱の他に、例えば誘導加熱、管状炉
、バーナーによる加熱等でも良い。
供線材料の表面のみ加熱したい時は高周波誘導加熱が好
ましい、又加熱はでき得れば非酸化性雰囲気で行なうこ
とが好ましい。これは、酸化性雰囲気で油脂分を加熱す
ると、油脂分が燃焼して、供線材料の表面に炭化物等が
残留する恐れがあるためである。
ましい、又加熱はでき得れば非酸化性雰囲気で行なうこ
とが好ましい。これは、酸化性雰囲気で油脂分を加熱す
ると、油脂分が燃焼して、供線材料の表面に炭化物等が
残留する恐れがあるためである。
又加熱温度は表面付着油脂分の蒸発開始温度以上で、か
つ供線材料の融点以下であることが必要である。油脂分
の蒸発開始温度はその油種により異なるが、例えばアル
ミニウムの圧延油では約250℃で19通常300〜6
00℃に加熱すれば良い。
つ供線材料の融点以下であることが必要である。油脂分
の蒸発開始温度はその油種により異なるが、例えばアル
ミニウムの圧延油では約250℃で19通常300〜6
00℃に加熱すれば良い。
なお、供給材料を加熱して脱脂し、そのまま押出装置に
装入しても良いし、又は冷却してから押出装置に装入し
ても良いが、押出しが健全に行なえる限り、冷却せずに
装入した方が、押出過程に 6− おける材料の変形抵抗が低下するので、押出しが容易に
なる利点がある。
装入しても良いし、又は冷却してから押出装置に装入し
ても良いが、押出しが健全に行なえる限り、冷却せずに
装入した方が、押出過程に 6− おける材料の変形抵抗が低下するので、押出しが容易に
なる利点がある。
以上述べたように、本発明は、前述のような摩擦駆動型
押出装置を用いて金属を連続的に押し出す方法において
、原料となる供線材料を、上記押出装置に装入する前に
、表面付着油脂分の蒸発開始温度以上で、かつ上記供線
材料の融点以下め温度に加熱することによシ、供線材料
の表面の油脂分が蒸発除去され、そのままの状態で押出
装置に装入されるため、押出製品内部に油付着による発
泡欠陥が発生せず、欠陥のない製品が得られ、かつ油付
着による材料と駆動ホイールの溝面との摩擦の不安定性
がないので、定常な押出速度が得られる利点がある。
押出装置を用いて金属を連続的に押し出す方法において
、原料となる供線材料を、上記押出装置に装入する前に
、表面付着油脂分の蒸発開始温度以上で、かつ上記供線
材料の融点以下め温度に加熱することによシ、供線材料
の表面の油脂分が蒸発除去され、そのままの状態で押出
装置に装入されるため、押出製品内部に油付着による発
泡欠陥が発生せず、欠陥のない製品が得られ、かつ油付
着による材料と駆動ホイールの溝面との摩擦の不安定性
がないので、定常な押出速度が得られる利点がある。
・又本発明方法は、従来の皮剥ぎと比べ、供線材料のロ
スがない0−で、歩留シが向上し、設備は加熱装置を付
加するだけで良いので、簡単であり、又薬品を使用しな
いので、公害問題が生じない等の利点がある。
スがない0−で、歩留シが向上し、設備は加熱装置を付
加するだけで良いので、簡単であり、又薬品を使用しな
いので、公害問題が生じない等の利点がある。
図は本発明方法の実施例を説明する縦断面図である。
1・・・供線材料、2・・・駆動ホイール、3・・・溝
。 4・・・固定シー−ブロック、5・・・内壁面、6・・
・管路。 7・・・突起、8・・・押出ダイス、9・・・線状体。 10・・・電源、11・・・給電ローラ。
。 4・・・固定シー−ブロック、5・・・内壁面、6・・
・管路。 7・・・突起、8・・・押出ダイス、9・・・線状体。 10・・・電源、11・・・給電ローラ。
Claims (1)
- (1) 外周面に溝を有する駆動ホイールの溝面と、
前記ホイールの外周の一部と係合された固定シューブロ
ックの内壁面とにより形成された管路の後端付近に押出
ダイスを設けた摩擦駆動型押出装置を用いて金属を連続
的に押出す方法において、原料となる供線材料を、上記
押出装置に装入する前に、表面付着油脂分の蒸発開始温
度以上で、かつ上記供線材料の融点以下の温度に加熱す
ることによシ、上記油脂分を除去することを特徴とする
金属の連続押出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20316281A JPS58103908A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 金属の連続押出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20316281A JPS58103908A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 金属の連続押出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103908A true JPS58103908A (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=16469462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20316281A Pending JPS58103908A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 金属の連続押出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103908A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60257918A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 線状体の製造法 |
JP2007029963A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Furukawa Sky Kk | コンフォーム押出方法 |
EP2683502A4 (en) * | 2011-03-10 | 2015-12-16 | Commw Scient Ind Res Org | FORMULA NON-FERROUS METAL EXTRUSION AT HIGH TEMPERATURE |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435812A (en) * | 1977-08-26 | 1979-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture of high tensile aluminum alloy |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP20316281A patent/JPS58103908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435812A (en) * | 1977-08-26 | 1979-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture of high tensile aluminum alloy |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60257918A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 線状体の製造法 |
JP2007029963A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Furukawa Sky Kk | コンフォーム押出方法 |
EP2683502A4 (en) * | 2011-03-10 | 2015-12-16 | Commw Scient Ind Res Org | FORMULA NON-FERROUS METAL EXTRUSION AT HIGH TEMPERATURE |
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