JPS58103438A - 多血液試料採取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ここに記載されかつ特許を請求される本発明の事項は、
現在は敏棄されている米国特許出願第９１５．６６９号
明細書（１９７８年６月１５日出願）および米国特許出
願第１０７．７３８号明細書（１９７９年１２月２７日
出願）に関しこの発明はこれらに対する改良である。

一般的に言って、本発明は血液試料採取装置に関する。

より詳細には本発明は多数の試料を採取するだめのその
ような装置に関する。過去において流体の流れ方向を制
御するだめの多くの異った形態の弁アセンブリが設計さ
れた。これらは例えばボール座弁、ダックビル（ｄｕｃ
ｋ　ｂｉｌ　ｌ　）弁およびカップ状すなわち円錐形の
弁を包含する。本発明の弁が導かれるのは後者の形態で
あってそのような弁は十分な圧力下でそれらのエラスト
マでてきだスカートをスカートの周りを流体が通過する
ように圧縮すなわち折り返すことによって作動する１、
スカートの中心に向う反対方向の流体の流れは【８］撓
性ス力−ト部を膨張させてスカート弁が同着されている
室の中の隣接して協働する壁と密封的に接触させる効果
を有する。例えば米国特許第２．９１３，０００号明細
書はこのように作動するカップ状の流れ制御弁を開示し
ている。

そのようなカップ弁は多血液試料採取アセンブリに有用
であって静脈圧あるいは止血帯によるＬ（力による取り
外し時の漏れを伴わす負圧白液採取管を交換することが
できることが実証きれておりかつそのようなアセンブリ
は簡単で廉価な装置を提供するがいくつかの応用例にお
いては漏れの稈度が幾分高くかつカップ弁の支持装置が
実質的に十分でなく弁のまくれによる変形の防止が完全
に達成されるように形成されないという点において完全
に満足できるものではなかった。

反対に本発明においてはカップ弁のスカートの底部縁の
周辺における漏れをほぼ０まで減少する効果を有すると
同時に通常の状態から許容できる限界まで弁のまぐれを
減少するカップ弁装置が提供される。これは弁スカート
と隣接して協働する弁室の壁の間の密封効果を促進する
だめの弁スカートの底部縁に隣接する環状スパイクすな
わち密封リングを組み込むことによって達成される。加
えて弁のだめの内側の柱が拡大されかつ変形されてカッ
プ弁に対するより実質的な支持を提供していかなるまく
れも減少している。

したがって本発明の重要な目的は多試料採取の特徴と逆
止弁として作用する能力を有する弾性スカートをもった
弁部材を有する血液試料採取アセンブリを提供すること
である。

本発明の他の目的は弁の正常な状態からのどのようなま
くれも極力減少させる装置を廟する弁部材を提供するこ
とである。本発明のさらに他の目的は閉じた状態におい
て弁周囲のいかなる漏れもほぼＯまで減少するように作
用するカップ状逆止弁を提供することである。更に別の
本発明の目的は経済的に大量生産可能なカップ状逆止弁
および血液試料採取アセンブリを提供することである。

本発明の弁アセンブリは１方向の流れにおいて十分な圧
力の下で変形しかつ反対の方向の流れを防止するように
位置して流体導管あるいは室の壁に接して膨張するよう
な弾性スカートを有する。

カップ弁の軸線に沿ってその中央に位置するのは支持柱
と協働して種々の作動状態において本発明のカップ弁を
支持する突出部である。

本発明をより詳細に説明する前に本発明のカップ弁は天
然ゴムあるいは合成ゴムの如きどのような通常のエジス
トマでも形成可能であることはｔ」目されるであろう。

バーネイ研究所（ＶｅｒｎａｙＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅ
ｓ、　　Ｉｎｃ、、　　Ｙｅｌｌｏｗ　　Ｓｐｒｉｎｇ
ｓ、０ｈｉｎ）製の天然ゴム系列番号ＶＬ６Ｄ　１Ｍ１
０５によって議定する結果が得られた。

多試料採取針に適用した場合の本発明のイｊ利＋′１−
はアセンブリに接着された負圧容器の中の化学的添加物
が血液流の中へ入ることを防止することである。もし静
脈針が静脈から引き抜かれる前に止血帯が取り外された
りゆるめられたりすると背圧によって逆流が起り得る。

本発明の改善された構造によってそめような地検性は排
除される。すなわちその断面において本発明のカップ弁
のスカート下部と一体になっている周方向のスパイクが
圧縮されたリングの形態をしている。いかなる内側への
変形もリングの旋回を引き起こす。スノ（イクを組み込
むことによって旋回の程度が減少されしたがって密封状
態においてカップ弁の協働する面とそれに隣接する室の
壁の間の漏れを除く。加えて、本発明の装置は実質的に
大きなかつカップ弁の中心にこれまでとは別の形で設け
られた柱を包含しこの柱はカップ弁を支持する役割を果
す。この大きな負圧・・ブの柱は弁を垂直の状態に維持
する効果を有する。すなわちカップ状弁の軸線はそれを
支持する支持柱の軸線に隣接した状態に維持される。

本発明の他の目的および効果は以下の記載、図面および
頭書の特許請求の範囲から明らかになるであろう。

次に図面を参照して説明するっ各図面において同一の符
号は同一の部分を示す。第１図は一体化された環状のス
カート１４を持つ本体部分１２を有する本発明のカップ
状弁１０の断面を示している。スカート１４は弁の縦方
向の軸線１３から約７°の角度をもって本体部分１２か
ら外側）ｉ広がっている。これによって環状のスカート
１４は弁のカップ状弁部分を形成している。一体の突出
部１８が弁の軸線１６に沿って本体部分１２から伸長す
る。突出部１８は後述するようにアセンブリの中に装着
された時に弁を支持する役割を果す。

突出部１８の周囲には環状の平坦面６２が設けられこれ
もまた後述するように組み立てられた状態において弁の
ための支持柱と協働する役割を果す、第１図に示される
ように、突状部１８は本体部分１２への取り付は部分で
相対的に太くなって（・てまるまった端部に向って細く
なっているヘスカ−ト１４の１側端部６５に隣接しそこ
から間隔を置いてスカート１４から外側へ、伸長する環
状のスパイク２０が設けられる。これによってこのスパ
イクは弁が組み立てられた状態においてアセンブリの隣
接する協働壁面との弁の密封的保合を促進する効果を有
する。

弁部材はスカートとは反対側の本体部分１２の側部に平
らな環状の突状部１６を有しており突状部１６は本発明
の弁の軸線１３から等距離で側方に位置しかつ傾斜した
壁面２４によって本体部分１２に接合される平坦な面２
２を包含する。この傾斜は例えば軸線１３に対して約２
０度の角度を有する。

周知の如く第１図に示される弁の寸法は使用するアセン
ブリの寸法によって変え得るが通常用いられる多血液試
料採取アセンブリに用いられるような寸法例としては、
第１図に示される弁の直径３６は例えば４．９３　ｔｎ
ｗ±０．０８龍（０，−１９４±０．００３インチ）で
ある。このような寸法を不する弁においてはスカート１
４の外側壁面から伸長する環状スパイク２００寸法６８
は０．１３ｍｍ（０，００５インチ）である。更に弁１
０を成形する際には弁が組み立てられた状態において洩
れを無くするためにスパイク２０の密封面はいがなる欠
点もなく連続していなければならないことは理解されな
ければならない。

上記の弁に与えられる寸法は突出部１８の長さ６４が１
．５＋ｉ　（０，０６インチ）でかつ第１図に示される
寸法４０が２．８ｇｍ（０，１１インチ）である、スカ
ート１４の底縁部６５の幅４２は０．２朋（０，００８
インチ）である。突出部１８の端部に隣接する寸法３０
は１．７闘（０，０６５インチ）である。弁１０の平ら
な面２２の幅２８は２．７　ｍｍ（０，１０８インチ）
であるが−力木体部分１２と接合する突出部１８０幅２
６は１　ｍｍ’（０，０４インチ）である。弁を成形す
る際にスカート１４の端面６５から伸長するはみ出し部
すなわちばりを残さないことが重要である。何故ならば
そのようにすることは弁が組み立てられた状態における
升の密封係合性に効果を有するからである。

次に第２図を参照すると本発明の多血液試料採取装置の
部分的なアセンブリがアセンブリ５０によって示される
。アセンブリ５０はアセンブリの負圧端部５８の支持柱
６０および６２と協働するアセンブリの静脈針（１，Ｖ
、）端部５６の協働部５２を有する。この点において本
発明の血液採取アセンブリの残りの部分の詳細は上述の
米国出願明細書１０７．７３８号明細書を参照されたい
。血液採取アセンブリは静脈血液を室７２へ矢印７４の
方向へ導入するだめの通路５４と流体的に連通ずる静脈
カニュール装着装置を含んでいる。支持柱６０および６
２は上述の米国出願明細書に記載されている負圧ハブか
ら伸長し負圧力ニールおよび負圧管を受は入れるだめの
保持具を装着する。これらの部品は通常のものでありか
つ同業者には周知であるので図示していない。

第２図に見られる如く、本発明のカップ状弁１０は柱状
支持部を有する柱状支持アセンブリ６０および６２に装
着されている。第２図に示す部分において支持アセンブ
リは第３図の如く突出部１８を収容するための中央の開
口を有する２分された形状を呈する。図かられかるよう
に弁体１２の環状の平坦部６２は柱状支持部６ｏおよび
６２の頂部において環状の平坦面６６と組み合っている
。

本発明の他の重要な特徴は、柱状支持部６ｏがアセンブ
リの長手方向軸線に向って静脈針（１，Ｖ、）の方向に
収束するテーパ状上側面６４を有する追加の環状支持部
６２を包含することである。図示の形状においてこの追
加の支持部はカップ状弁１゜が装着された状態において
カップ状弁をより均一に支持する役割を果す。したがっ
て平坦面とテーパ６４との組合わせがカップ状弁のスカ
ート部１４０下側縁部３５がめくれる方向の変形を制限
する。

スカートの下側端部の移動すなわちスカートのト側縁部
６５の開閉運動は閉位置から閉位置まであるいはその反
対において０．２５朋の移動量まで減少される。これは
新しく形成された支持柱６０および６２０組み合わせと
ともに密封スパイク２００作用によるものである。弁ア
センブリ１０がその中に装着される室７２の内側面７８
との密封的係合の着脱時におけるスカート下側端のこの
制限された移動は上述の如くスカート下側端のリングの
旋回即ち巻込まれまた巻はどかれる方向の変形の度合を
減少させる。旋回の度合を減少することによって周知の
如く弁は内側面７８と協働して適正な密封的保合を提供
する。

さらに内側柱６０および６２のより安定した支持の増加
とカップ状弁に関する特殊な形態によって弁１０はｉ１
２図に示すアセンブリの縦方向軸線との整合を損わずま
た縦方向軸線の方向において０．９朋以上まくれ上らな
い。すなわちカップ状弁アセンブリ１０の下側環状端部
６５は第２図に示すアセンブリの縦方向軸線のいづれの
側でもその軸線の第２図に示す直角の状態から０．９　
ｍｙｎ以上は移動しない。

本発明における支持柱６０および６２の増大された寸法
に関しては、従来技術の中央に配置された寸法６８は２
．５鶴であったのに対して典型的なカップ弁１０につい
て前述した寸法に関する支持具の直径寸法７０は６．４
朋である。理解されるように支持柱の直径はほぼ６分の
１増加されて…Ｉ述の如く弁アセンブリが縦方向の中心
線から偏ることを防止するだめに必要とされる垂直支持
具をテーパ６４とともに提供する。

使用にあたっては本発明の多血液試料採収装置は米国特
許出願番号第１０７．７３８号明細書に記載されるアセ
ンブリとほぼ同様に作動する。すなわち保持具がアセン
ブリの負圧ハブに装着されその後静脈カニュールが静脈
に穿刺されて血液がカニュールを通って流れ通路５４を
経て室７２に流入する。理解されるようにこの期間中に
本発明のカップ状弁１０は第２図に示す状態にあってス
パイク２０が室７２の内側壁７８と密封的に係合してい
る。理解される如く弁部材１０は止血帯が使用されてい
たとしても血液が静脈圧で弁を通過しないような構造に
なされている。

一旦静脈が穿刺されると弾性ストッパをイ〕する負圧管
が通常の方法で事前に装置された支持具の中のアセンブ
リの負圧端部に挿入される。負圧管ストッパが負圧カニ
ュールによって穿刺されると大きな圧力差によって弁１
０のスカート１４がその下側端部３５の近くで内側にた
わんで血液流がスパイク２０を通過して負圧管の中）流
入するのを許容する。負圧管が充満されて負圧管が支持
具から取り外されるとその時にカップ状弁のスカートは
室の壁７８に向って膨張して血液の逆流および患者が汚
れることを防止する。引き続いて一連の負圧管がアセン
ブリに接続されて多数の血液試料を採取できることが理
解されよう−０したがって上述のことから理解されるよ
うに本発明において多血液試料採取針アセンブリ用の１
方向弁が提供されこの弁は各々の試料採取の間に自分で
密封するように作動する。さらに本発明において１方向
弁と組み合わされる改善された支持柱を含む多くの改善
をなされた多血液試料採取アセンブリが提供される。本
装置はアセンブリの作用効率を無効にするようにカップ
弁が整合状態から偏る可能性を排除しかつ閉状態におい
て弁を通過するいかなる漏れも排除するようなものであ
る。

ここに記載された装置の形態は本発明の好捷しい実施態
様を構成するものであるが、本発明がこれらの装置の正
確な形態に限定されるものではなく特許請求の範囲に示
された範囲から逸脱することなく変形可能なことは理解
されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカップ状弁を示す断面図。 第２図は第１図のカップ状弁を組み込んだ本発明の多血
液試料採取アセンブリの部分的断面図であって、 第６図は第２図の線６−６に沿った断面図。 １０・・・・・・カップ状弁　　　１２・・・・・・弁
　体　部１３・・・・・・軸線　　　　　１４・・・・
・・弁スカート１６・・・・・・突状部　　１８・・・
・・・突出部２０・・・・・・スパイク　　　３２・・
・・・・平坦面６６・・・・・・スカート直径　　６８
・・・・・・スパイク幅５０・・・・・・多血液試料採
取装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）環状の弁体部と；該弁体部から延びかつ該弁体部
   と一体となっており該弁体部の軸線から広がっている環
   状の弁スカートと；前記弁体部の軸線に沿って前記弁ス
   カートの中心を前記弁体部から伸長する一体となった支
   持突出部と；前記弁スカートおよび前記支持突出部の反
   対側々部で前記弁体部から伸長して該弁体部と同軸上に
   ある平坦な面を有する環状の突状部と；から成る多血液
   試料採取アセンブリ用カップ弁装置においり、前記弁ス
   カートの下側端部に隣接してそれと一体となって設けら
   れ該弁スカートの側壁から径方向に伸長する環状スパイ
   クを有することを特徴とするカップ弁装置。 （２、特許請求の範囲第１項に記載のカップ弁装置にお
   いて、前記弁スカートが前記弁体部の軸線からほぼ７度
   の角度で広がっていることを特徴とするカップ弁装置。 （３）特許請求の範囲第１項に記載のカップ弁装置にお
   いて、前記カップ弁装置が天然ゴムから成ることを特徴
   とするカップ弁装置っ （４）特許請求の範囲第１項に記載のカップ弁装置にお
   いて、前記弁スカートの下側端部に隣接する直径が約４
   ．８５闘と５．０　ｍｍの間の範囲にあり前記環状スパ
   イクの幅が０．１３　ｍｍであることを特徴とするカッ
   プ弁装置。 （５）血液源と流体的に連通ずる静脈端部と負用源と流
   体的に連通ずる負圧端部を有する室を内部に有するハウ
   ジングと； 前記室の中に配置される環状の弁体部と；る環状の弁ス
   カートと； 前記弁体部の軸線に沿って前記弁スカートの中心で前記
   弁体部から伸長する一体となった支持突出部と； 前記弁スカートおよび前記突出部の反対１１１１１　／
   を部に設けられて前記弁体部から伸長して該弁体と同軸
   上にある面が平坦な環状の突状部と；前記室の中の中央
   に位置し該室の負圧端部から伸長する同軸上の弁装着構
   造部と； 前記弁装着構造部の中にあって前記弁体部の前記支持突
   出部を収容する空所と： から成る多血液試料採取装置において、前記弁スカート
   の下側端部に隣接して該弁スカートに設けられ隣接する
   前記室の壁と協働して密封係合をするように前記弁スカ
   ートの側壁から径方向に伸長する一体となった環状のス
   パイクを有することを特徴とする多血液試料採取装置。 （６）特許請求の範囲第５項に記載の装置において、前
   記弁スカートが組み立てられていない状態において前記
   弁体部の軸線からほぼ７度の角度で広がっていることを
   特徴とする多血液試料採取装置。 （力　特許請求の範囲第５項に記載の装置において、前
   記弁体部が天然ゴムで形成されることを特徴とする多血
   液試料採取装置っ （８）特許請求の範囲第５項に記載の装置において、前
   記弁スカートのその下側端近傍の直径が前記室に挿入さ
   れる前には約４．８５　ｍｍから５．０　ｍｍの間の範
   囲にあり、前記環状のスパイクの幅が０．１６１１ｍで
   あることを特徴とする多血液試料採取装置。 （９）特許請求の範囲第８項に記載の装置にお℃・て、
   前記弁体部は前記支持突出部を包囲する環状の平坦な面
   を有しており、前記弁装着構造部が前記弁体部の前記環
   状の平坦な面と係合するｍ部を平坦になされた係合面を
   有し、前記弁装着構造部は頂部を平坦になされた前記係
   合面におし・て円筒状になされており、前記弁装着構造
   部の凹所は２つの半円筒状部分を包含するスロットを入
   れた孔であり、前記弁装着構造部に設けられろ一体とな
   −゛）だ拡大された環状部分の頂部が平坦になされた係
   合面から前記室の負圧端部に向って広がるようになされ
   ていることを特徴とする多血液試料採取装置。 ００）特許請求の範囲第９項に記載の装置にも（・て、
   前記弁装着構造部の直径が２．５４　ｍｍであり前記一
   体になって拡大された環状部分の直径が６．４朋である
   ことを特徴とする多血液試料採取装置。 ■　特許請求の範囲第１０項に記載の装置において、前
   記弁の前記スパイクと前記弁装着構造部の前記拡大され
   た環状部分が協働して前記カップ弁スカートの開位置か
   ら閉位置まで捷たけその反対の移動を制限していること
   を特徴とする多血液試料採取装置。