JPS5810330B2 - 扁平体配向設定方法 - Google Patents

扁平体配向設定方法

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JPS5810330B2
JPS5810330B2 JP54103436A JP10343679A JPS5810330B2 JP S5810330 B2 JPS5810330 B2 JP S5810330B2 JP 54103436 A JP54103436 A JP 54103436A JP 10343679 A JP10343679 A JP 10343679A JP S5810330 B2 JPS5810330 B2 JP S5810330B2
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flat
pin
flat bag
plate
bags
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伊藤俊夫
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一方の縁側に対して他方の縁側の重量が異な
る扁平体、例えば内部に粉末等を封入した扁平袋又は書
類等を挟んで保管するファイルを積み重ねて梱包、包装
する際に、扁平袋又はファイルをある一定の方向に配置
する方法に関する。
第1図aに示すように、内面にポリエチレン層を有する
アルミ箔からなり、内部に粉末を封入して3方の縁を溶
接した扁平袋1の数袋、例えば3袋続きの長方形扁平袋
2を、例えば7枚毎に積み重ねる際、同等手段を施さず
、単に積み重ねると、極端な場合には、第1図すに示す
ように、扁平袋2の溶接されていない縁3が一方側に、
溶接されている縁4が他方側に夫々位置し、この結果、
封入粉末の多少により、縁3側の厚みが縁4側の厚みに
較べて極端に厚くなり、従って積み重ね後くずれやすく
、梱包、包装に際して取り扱いが不便となる。
これに対して、第1図Cに示すように、交互に縁3と縁
4とが対向して重ね合わされるように扁平袋2を積み重
ねると、両側の厚みをほぼ等しくし得、容易にくずれ落
ちる等の取扱い上の不便を無くし得る。
ところで、第1図Cに示すように扁平袋2を積み重ねる
場合、手作業によると多くの工数を必要とするため自動
化が要求されるが、この際、交互に縁3と縁4とが対向
して重ね合わされるように、扁平袋2の夫々を自動的に
一定の方向に配向させる必要がある。
また、この扁平袋2の自動配向においては、簡単な構成
により限られた空間で行い得、加えである程度以上の処
理速度を有していることが好ましい。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、一方の縁側に対して他方の縁側の重量
が異なる扁平体の夫々を、簡単な構成により自動的にあ
る一定の方向に配向し得る方法を提供することにある。
次に本発明の方法を実施する装置の好ましい一具体例を
図面に基づいて説明する。
第1図ないし第14図において、11は、扁平体として
の扁平袋2が例えば数十枚ないし数百枚貯えられるホッ
パであり、ホッパ11はフレーム12に角度αが調整自
在となるように支持されている。
ホッパ11はシュート13を有しており、シュート13
に、縁3側と縁4側とが無秩序に重ね合わされた扁平袋
2が貯えられている。
シュート13の底板14には、軸受15が取り付けられ
ており、軸受15に摺動自在に支持されてロッド16が
底板14の下面側に装着されている。
ロッド16の一端には、ピン受け17が固着されており
、ピン受け17には、スプリングピン18を介してロー
ラ19が回転自在に装着されている。
ピン受け17と軸受15との間には、ロッド16をA方
向に付勢すべく、コイルスプリング20が設けられてお
り、軸21の回転と共に回転するカム22により、ロッ
ド16はA方向及びB方向に移動される。
軸21には、歯車23及びプーリ23aが取り付けられ
ており、プーリ23aが駆動装置により回転されること
により軸21、カム22及び歯車23も回転される。
ロッド16の他の一端には、切り欠き24を有する受は
板25が取り付けられており、受は板25は、シュート
13からの扁平袋2の落下を防止している。
シュート13の上板26には、ピンスタンド27が取り
付けられており、ピンスタンド27には、ピン28を介
して回動自在にアーム29が装置されている。
アーム29には、ブラシホルダ30が取り付けられてお
り、ブラシホルダ30には、アーム29のD方向の回動
で上板26の切り欠き31を介して上板26と底板14
との間の扁平袋2の装着空間32に伸長するブラシ33
が取り付けられている。
またアーム29の一端には、スプリングピン34を介し
て回転自在にローラ35が装着されており、アーム29
と上板26との間には、アーム29をC方向に付勢すべ
く、コイルスプリング36が設けられており、軸37と
共に回転するカム38により、アーム29はC方向及び
D方向に回動される。
軸37には、歯車39が取り付けられており、歯車39
は歯車23と噛合しており、歯車23が回転されること
により、歯車39も回転される。
尚、シュート13の底板14側にも、アーム29と同様
のアーム40が取り付けられており、アーム40も歯車
23の回転によりC方向及びD方向に回動され、アーム
40に固着された他のブラシホルダのブラシ33もアー
ム40のD方向の回動で、アーム29側のブラシ39と
同様に底板14に形成された切欠きを介して空間32に
伸長するように構成されている。
49は、回転軸51に取り付けられたドラム状吸引ロー
タ50からなる扁平袋取り出し装置であり、ロータ50
の筒部52には、周方向に沿って等面隔に、一方軸51
に沿う方向に一列に配置された吸引ノズル53が設けら
れており、夫々の吸引ノズル53の先端には、ゴム製の
吸盤54が取り付けられている。
吸盤54に設けられた中央孔は、ノズル53を介して筒
部52に設けられた通路55ど連通しており、通路55
はロータ50の一端面側で外部に開口する吸引口56を
有している。
吸引口56は、ロータ50がE方向に回転される際、位
置FからGまでの区間、溝57を有するテフロン製のス
リップ板58により閉塞される。
スリップ板58は螺子等によりスリップ板受け59に支
持され童おり、スリップ板受け59はピン60ま介して
スリップ板支持部材61に連結されており、スリップ板
受け59と支持部材61との間には、コイルスプリング
62が装置されており、スプリング62の伸長力により
、スリップ板58はロータ50の一端面63に当接され
ている。
支持部材61は、スリップ板58により吸引口56の閉
塞区間を調整自在とすべく、旋回自在にスタンド64に
取り付けられている。
尚、溝57に連結されて真空ポンプ(図示せず)が設け
られており、真空ポンプにより溝57内は絶えず減圧さ
れており、よってスリップ板58によって覆われる吸引
口56に対する通路55内は同じく減圧される。
回転軸51は一対のスタンド65に回転自在に支持され
ており、回転軸51の一端には、プーリ66が固着され
ており、プーリ66には、ベルト67が掛は渡されてお
り、ベルト67は駆動装置により走行されるように構成
されている。
70は、スプロケットホイール71及び72の回転によ
って走行されるチェーン73と、チェーン73に等間隔
に固定された受は皿74とからなる搬送装置であり、搬
送装置70は、取り出し装置49のロータ50から供給
されて受は皿74に載置された扁平袋2をN方向に移送
する。
75及び76は夫々搬送装置70の搬送方向に沿って設
けられている突き上げ装置であり、突き上げ装置75と
76とは同様に構成されている。
以下一方の突き上げ装置75について説明する。
突き上げ装置75において、77及び78は夫々、回転
軸79及び80に固着されたスプロケットホイールであ
り、スプロケットホイール77及び78間には、チェー
ン81及び82が夫々掛は渡されており、チェーン81
及び82には、受は皿74の間隔と同一の間隔でピンホ
ルダ83が固着されており、ピンホルダ83内には、摺
動部材84が装着されている。
摺動部材84は、ホルダ83の両面に穿設されたスリッ
ト85を介して突出する軸86を有しており、軸86に
は回転自在にローラ87が装置されている。
尚、軸86の突出方向は一つのピンホルダ83に対して
隣接する二つのピンホルダ83においては逆方向であり
、よって、ロー287はピンホルダ83の側面88及び
89側に交互に装着されている。
摺動部材84には、突き上げピン90が連結されており
、突き上げピン90は、摺動部材84の上方移動により
、受は皿74の底板91に設けられた切り欠き92を介
して、底板91から上方に突出され、摺動部材84の下
方移動により、底板91から下方に位置されてピンホル
ダ83内に格納される。
尚、摺動部材84の下方停止位置に対する調整用螺子8
4aがホルダ83に取り付けられている。
突き上げ装置75の一方のフレーム92aには、一対の
案内レール93が装着されており、チェーン81.82
の走行で案内レール93の間に側面89側のローラ87
が挿入され上昇及び下降すべく案内されて走行され、突
き上げ装置75の他方のフレーム94には、案内レール
95が装着されており、チェーン81,82の走行で案
内レール95の間に側面88側のローラ87が挿入され
、上昇及び下降すべく案内されて走行される。
よって側面89側のローラ87は、案内レール93に案
内されて上下動され、これと共に摺動部材84を介して
側面89側のローラ87に連結されたピン90は上下動
され、一方、側面88側のローラ87は、案内レール9
5に案内されて上下動され、これと共に摺動部材84を
介して側面88側のローラ87に連結されたピン90は
上下動される。
案内レール93は、位置H1においてピン90の突き上
げが最大になるように形成されており、案内レール95
は、位置H2においてピン90の突き上げが最大になる
ように形成されている。
また、突き上げ装置75において、各ピンホルダ83は
N方向の走行では缶受は皿74の真下に配置されて、受
は皿74の速度と同一の速度で走行される。
位置H1とH2との間隔は各ピンホルダ83、即ち缶受
は皿74間の間隔の奇数倍であり、本具体例ではピンホ
ルダ83間の間隔の3倍である。
位置H1においてピン90により突き上げられる受は皿
74の扁平袋2は位置H2においてはピン90によって
は突き上げられず、一方、位置H1においてピン90に
より突き上げられた扁平袋2を載置する受は皿74に隣
接する受は皿74の扁平袋2は位置H2においてピン9
0により突き上げられる。
即ち、受は皿74上の扁平袋2は、位置H1において一
つおきにピン90により突き上げられ、位置H2におい
て残る一つおきにピン90により突き上げられる。
100は、扁平袋2の傾斜方向を設定する設定装置であ
り、設定装置100は、位置H1において搬送装置70
の上方に設けられた第1の設定レバー101と、位置H
2において搬送装置70の上方に設けられた第2の設定
レバー102とからなる。
放射状に作動ピン103を有するレバー101は回転軸
104に固着されており、輔104は、軸受105によ
りフレーム100aに回転自在に支持されており、軸1
04の一端には、傘歯車106が固着されており、一方
、放射状に作動ピン106を有するレバー102は、回
転軸107に固着されており、軸107は軸受103に
よりフレーム100aに回転自在に支持されており、軸
107の一端には、傘歯車109が固着されている。
傘歯車106は、回転軸110に取り付けられた傘歯車
111と噛合しており、傘歯車109は同じく回転軸1
10に取り付けられた傘歯車112と噛合している。
軸110は軸受113によりフレーム100aに回転自
在に支持されており、軸110の一端に取り付けられた
歯車114は、駆動装置により回転されるウオーム歯車
115−と噛合している。
レバー101は、ウオーム歯車115の回転により、N
方向に回転され、レバー102はウオーム歯車115の
回転によりM方向に回転される。
N方向の回転に際し、レバー101の作動ピン103は
、位置H1においてピン90により突き上げられて傾斜
された扁平袋22に当接する。
この当接において、扁平袋2aの如く傾斜された扁平袋
2は、扁平袋2bの如く、強制的に逆方向に傾斜され、
扁平袋2cの如く傾斜された扁平袋2はそのままの傾斜
状態に保持される。
一方、M方向の回転に際し、レバー102の作動ピン1
06は、位置H2においてピン90により突き上げられ
て傾斜された扁平袋2に当接する。
作動ピン106の扁平袋2への当接では、扁平袋2dの
如く傾斜された扁平袋2は、扁平袋2eの如く、強制的
に逆方向に傾斜され、扁平袋2fの如く傾斜された扁平
袋2はそのままの傾斜状態に保持される。
尚、扁平袋2が載置された受は皿74がN方向にある一
定の速度で移送されているため、ピン103と106と
がほぼ等しい速度で夫々扁平袋2に当接すべく、レバー
101はレバー102の回転速度よりも遅く回転するよ
うに構成されており、従って、レバー101は順次突き
上げられる扁平袋2に当接する4個のピン103を有し
ており、レバー102は1個のピン106を有している
120は、搬送装置70により移送される扁平袋2を集
積装置121に供給する第2の搬送装置であり、搬送装
置120は、搬送装置70の両側に設けられたベルトコ
ンベア122及び123と、このベルトコンベア122
及び123により搬送されてくる扁平袋2をベルトコン
ベア122及び123と協働して挟持して搬送し集積装
置121側に排出する一対のベルトコンベア124及び
125とからなる。
コンベア122及び123は、搬送装置70により移送
される扁平袋2の両端を持ち上げて、搬送装置70の受
は皿74から扁平袋2を順次取り出す。
集積装置121は、コンベア124及び125から排出
される扁平袋2を例えば7枚づつ重ね合わせて集積し、
そして集積された扁平袋を搬送装置70の搬送方向に対
してほぼ直角な方向に移送する第3の搬送装置126に
供給する。
集積装置121において、130及び131は夫々支持
板132及び133に取り付けられた受は板であり、下
方の受は板130上に搬送装置120により供給される
扁平袋2が順次載置される。
上方の受は板131は、集積された扁平袋2を搬送装置
126に供給すべく、受は板130がフレーム134内
に引き込まれる際に、フレーム134から突出され、搬
送装置120により供給される扁平袋2の搬送装置12
6への落下を防止する。
支持板132及び133は夫々、一端がフレーム134
に連結されたコイルスプリング135及び136に連結
されてP方向に付勢されている。
支持板132には、ピン137を介してアーム138が
、一方、支持板133には、ピン139を介してアーム
140が、夫々回動自在に連結されており、アーム13
8及び140は、フレーム134に装置された軸141
に一端で回動自在に連結されている。
アーム138の上面にはローラ142が取り付けられて
おり、ローラ142はカム143の外周に当接しており
、カム143には凹所144が形成されている。
アーム140の下面には、ローラ145が取り付けられ
ており、ローラ145はカム146の外周に当接してお
り、カム146には突起147が形成されている。
カム143及び146は、軸受148に回転自在に支持
された回転軸149に固着されており、回転軸149に
は、プーリ150が取り付けられている。
プーリ150は伝達機構を介して連結された駆動装置に
より回転される。
プーリ150が回転されて回転軸149が回転されると
、カム143及び146も回転され、カム143及び1
46の一回転について、アーム138及び140が一回
動されて受は板130及び131は一往復動される。
尚、支持板132及び133の往復動において、その移
動を滑らかに行わせるべく、フレーム134に設けられ
た溝151に沿って回転移動するローラ152が支持板
132に、一方フレーム134に設けられた溝153に
沿って回転移動するローラ154が支持板133に夫々
回転自在に設けられている。
また、アーム140と支持板133との間、及びアーム
138とフレーム134との間には夫々、スライドプレ
ート155及び156が設けられている。
搬送装置126は、移送方向Qに沿って中央にスリット
160を有するトラフ161払等間隔にピン162が植
設されたチェーン163とからなり、ピン162間の間
隔は扁平袋2の縦巾lよりも若干大に設定されており、
チェーン163はスプロケットホイール1640回転に
より走行され、スプロケットホイール164は駆動装置
により回転される。
ピン162はトラフ161のスリット160を介してト
ラフ161内に突出し、これにより、集積された扁平袋
2をQ方向に順次移送する。
このように構成された積み重ね装置の動作を説明する。
尚、夫々の装置は以下の説明の如く、同期して駆動装置
により連続的に作動される。
シュ−ト13の空間32に任意に積み重ねられて装置さ
れた扁平袋2は、一枚づつ吸盤54に吸い付けられて空
間32から取り出される。
ロータ50と、歯車23との回転において、軸方向に沿
って配置されたある一列の吸盤54が受は板25の切り
欠き24に位置する際、ロッド16がカム22によりB
方向に移動され、受は板25がロータ50に接近し、吸
盤54が切欠き24を介して空間32側に突出し、この
突出した一列の吸盤54に一枚の扁平袋2が吸着されて
ロータ50のN方向の回転と共に空間32から取り出さ
れる。
扁平袋2の取り出しにおいて、歯車23及び39が更に
回転されることにより、アーム29がカム38によりD
方向に回動され、ブラシホルダ30のブラシ33が空間
32内の扁平袋2に当接して、これら扁平袋2を上下か
ら挟持するため、空間32内の一枚の扁平袋2が吸盤5
4に吸着され、残る扁平袋2は空間32内に保持された
ままとなる。
以下、順次能の一列の吸盤54に吸着されて空間32内
の扁平袋2は一枚づつ取り出される。
取り出された扁平袋2はロータ50の回転と共に位置G
まで移送される。
位置Gを吸盤54が過ぎると、位置Gから位置Fまでの
区間にはスリップ板58が設けられていないため、吸引
口56は大気に開口され、吸盤54による扁平袋2に対
する吸着は解除され、扁平袋2は吸盤54から離れて落
下し、受は皿74上に載置される。
尚、ロータ50が更に回転されて、吸盤54が位置Fを
通過すると、吸盤54に対する吸引口56が再びスリッ
プ板58に覆れるため、位置Fを通過した後の吸盤54
に対する通路55は低圧状態に設定され、吸盤54は再
び吸着機能を発揮する。
受は皿74に載置された扁平袋2は、チェーン73の走
行により、受は皿74と共にN方向に移送される。
移送中、一枚おきの扁平袋2は、位置H1において、扁
平袋2の溶接されだ縁4が溶接されていない縁3に対し
て移送方向Nに関して上流側に位置するように設定され
る。
即ち、缶受は皿74に対して真下に配置されて走行され
るピンホルダ83の一つおきのローラ87は、案内レー
ル93に案内されて順次上昇し、位置H1で最高の位置
に達し、これにより、一つおきの突き上げピン90は位
置H1で受は皿74の切り欠き92を介して受は皿74
の底板91上に突出して扁平袋2を突き上げる。
ピン90は、扁平袋2の両縁2j、2に側においてほぼ
中央Sを突き上げるように形成されているため、扁平袋
2は、縁4側の重量と縁3側の重量との差により一定の
方向に傾斜する。
即ち、扁平袋2においては、溶接しろのある縁4側より
も溶接しろのない縁3側の方の内容物が多くなるため、
縁3側の方の重量が犬となり、従って、縁4が縁3に対
して下流側に位置する場合には、突き上げピン90の突
き上げに際し、扁平袋2aの如く傾斜され、一方、縁4
が縁3に対して上流側に位置する場合には、扁平袋2C
の如く傾斜される。
扁平袋2aは、N方向に回転するレバー101のピン1
03の縁4への当接に基づく搬送方向Nと逆方向の力に
より扁平袋2bの如く傾斜される一方、扁平袋2cはレ
バー101のピン103の縁4への当接においては、扁
平製自体が可撓性を有するため若干変形されるだけでそ
の傾斜状態は保持されたままとなる。
位置H1を通過し、ローラ87が案内レール93により
案内されて下降し、これと共にピン90が下降される払
扁平袋2に対する突き上げは解除され、一方向、即ち、
縁3が下流側に、縁4が上流側に配置されて扁平袋2は
移送される。
一方、他の一つおきの扁平袋2は、移送中、位置H2に
おいて、縁4が縁3に対して下流側に位置するように設
定される。
即ち、他の一つおきのピンホルダ83のローラ87は案
内レール95に案内されて順次上昇し、位置H2で最高
の位置に達し、これにより他の一つおきの突き上げピン
90は位置H2で他の一つおきの扁平袋2を突き上げる
他の一つおきの扁平袋2に対してもピン90は、両縁2
j、2に側においてほぼ中央Sを突き上げるため、扁平
袋2は重量差により扁平袋2d又は扁平袋2fの如く傾
斜され、扁平袋2dは同方向に回転するレバー102の
ピン106の縁4への当接に基づく搬送方向Nと同方向
の力により扁平袋2eの如く傾斜される一方、扁平袋2
fはそのままの傾斜状態に維持される。
位置H2を通過し、ローラ87が案内レール95に案内
されて下降し、ピン90が下降すると、扁平袋2に対す
る突き上げが解除され、縁3が上流側に、縁4が下流側
に配置されて移送される。
このように位置H1及びH2で載置状態、即ち配向が一
定に設定された扁平袋2は搬送装置120により更に移
送され、順次集積装置121に供給される。
集積装置121においては、受は板130上に7枚の扁
平袋2が供給されて集積されると、回転するカム143
の凹所144にローラ142が配置されると共に、回転
するカム146の突起147がローラ145に当接し、
アーム138及び140は夫々回動され、受は板130
はP方向に移動されてフレーム134内に挿入され、受
は板131はP方向と逆方向に移動されてフレーム13
4外に突出し、受は板130上の集積された扁平袋2は
搬送装置126のトラフ161上に載置され、走行され
るチェーンに固着されたピン162により順次Q方向に
移送される。
尚、受は板130がフレーム134内に挿入されている
間には、受は板131が供給される扁平袋2を受は取る
ようにフレーム134外に突出され、受は板130のフ
レーム134外への突出により、受は板131により受
容された扁平袋2は受は板130に載置される。
搬送装置126により搬送された扁平袋2は次の処理工
程、例えば箱詰め工程、包装工程に供給される。
尚、前記具体例では、突き上げ装置を搬送装置700両
側に設けたが、本発明はこれに限定されず、搬送方向に
沿って搬送装置70のほぼ中央に一個の突き上げ装置を
設けて構成してもよく、また突き上げ操作を離れた2位
置で行ったが、例えば同一位置で行ってもよく、この際
、レバーを同一位置でに方向及びM方向に交互に回動さ
せるようにするとよい。
更に、本発明は扁平袋に適用されるものに限らず、ファ
イル等重ね合わせの際に高さが異なりくずれ落ちるよう
なもの、又は一方側と他方側との重量が極端に異なるも
のに対しても適用され得る。
ところでファイル等で可撓性を有しないものは、レバー
の作動ピンを可撓性部材で形成すると同様に動作させる
ことができる。
前記の如く、本発明によれば、自動的に物品の配向を一
定に設定し得るため、荷くずれ及び重量差が生じないよ
うに積み重ねられ得、箱詰め工程、包装工程における作
業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしCは扁平袋及び扁平袋の積み重ね状態の
説明図、第2図は本発明の方法を実施する装置の好まし
い一具体例の側面図、第3図は第2図に示す具体例の平
面図、第4図は第2図に示すホッパ及びロータめ詳細な
正面図、第5図は第4図に示すホッパ及びロータの側面
図、第6図は第2図に示す突き上げ装置の詳細な一部断
面説明図、第7図は第6図に示す突き上げ装置の■〜■
線断面図、第8図及び第9図は夫々第2図に示す突き上
げ装置の一部詳細説明図、第10図は第2図に示す設定
装置の平面図、第11図は突き上げピンにより扁平袋が
突き上げられた状態の斜視図、第12図は第2図に示す
集積装置の平面図、第13図は第12図に示す集積装置
の側面図、第14図は第12図に示す集積装置の正面断
面図である。 2…扁平袋、11…ホツパ、50…ロータ、70.12
0,126…搬送装置、90…突き上げピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送方向に関して重量が異なるように配置されて搬
    送される扁平体に対して搬送方向に関してほぼ中央を下
    から突き上げて扁平体を傾斜させ、傾斜されたすくなく
    とも一つおきの扁平体の上方縁に搬送方向と同方向のほ
    ぼ平行した力を作用させて、傾斜方向を搬送方向に揃え
    る一方、傾斜された残余の扁平体の上方縁に搬送方向と
    逆方向のほぼ平行した力を作用させて、傾斜方向を搬送
    方向しけ逆方向に揃え、その後扁平体に対する突き上げ
    を解除することを特徴とする扁平体配向設定方法。
JP54103436A 1979-08-14 1979-08-14 扁平体配向設定方法 Expired JPS5810330B2 (ja)

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