JPS581005A - 高炉炉底の内張り構造 - Google Patents
高炉炉底の内張り構造Info
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- JPS581005A JPS581005A JP56098650A JP9865081A JPS581005A JP S581005 A JPS581005 A JP S581005A JP 56098650 A JP56098650 A JP 56098650A JP 9865081 A JP9865081 A JP 9865081A JP S581005 A JPS581005 A JP S581005A
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- bricks
- furnace
- blast furnace
- carbon
- sic
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B7/00—Blast furnaces
- C21B7/10—Cooling; Devices therefor
- C21B7/106—Cooling of the furnace bottom
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉炉底の内張り構造に係り、41に高#1−
麿の製銑の侵食による異常損傷を防止し得る蟲−炉底の
内張り構造Kjlする。
麿の製銑の侵食による異常損傷を防止し得る蟲−炉底の
内張り構造Kjlする。
高炉の湯*smよびfII&優には通常カーボンれんが
が用いられている。その場由はカーがンれんがは本来−
鋺に対して耐食性が大きくかつ熱伝導率が^いために鉄
皮の冷却により炉内側のれん#を面に#銑の凝固層を形
成しカーがンれんがを保臆す451k米があるためであ
る。
が用いられている。その場由はカーがンれんがは本来−
鋺に対して耐食性が大きくかつ熱伝導率が^いために鉄
皮の冷却により炉内側のれん#を面に#銑の凝固層を形
成しカーがンれんがを保臆す451k米があるためであ
る。
しかし近年高炉が次gK大瀧となり、また操業条件も苛
酷となって来たので、JII1図にて点1i1Aで示さ
れる如き炉底の湯溜部側壁直下部位K1m1銑の侵食に
よる異常損傷が見られるようになって来たーかかる炉底
部の異常損傷は高炉の寿命を決定する致命的欠陥となる
ので、その防止が極めて重要な問題となっている。
酷となって来たので、JII1図にて点1i1Aで示さ
れる如き炉底の湯溜部側壁直下部位K1m1銑の侵食に
よる異常損傷が見られるようになって来たーかかる炉底
部の異常損傷は高炉の寿命を決定する致命的欠陥となる
ので、その防止が極めて重要な問題となっている。
本発明の目的は、カーボンれんがより成る高炉湯溜部お
よび炉底部を含む上記高炉炉底の異常損傷を防止し得る
効果的な内張り構造を提供するにある。
よび炉底部を含む上記高炉炉底の異常損傷を防止し得る
効果的な内張り構造を提供するにある。
本発明の要旨とするところは次のとおりである。
すなわち、高炉鉄皮の内側にカーメンれんがより成る湯
榴部および炉底部を有して成る高炉炉底の内張り構造に
おいて、前起湯IIsの側壁下部および鍍tJllll
儒壁より下方の炉底部K SjCを30重量%以上含有
するs t c−c系れんがを使用することを特徴とす
る高炉炉底の内4j19構造である。
榴部および炉底部を有して成る高炉炉底の内張り構造に
おいて、前起湯IIsの側壁下部および鍍tJllll
儒壁より下方の炉底部K SjCを30重量%以上含有
するs t c−c系れんがを使用することを特徴とす
る高炉炉底の内4j19構造である。
本JAFjJ4者らは萬炉炉底部の湯溜部側壁直下の外
周の前記異常損傷の原因について調査研究した結釆次の
事実が明らかとなった。すなわち、高炉においては炉の
上部から鉄鉱石、焼結鉱、コークス、石灰石などの原料
が装入されるが、これらの原料中にはアルカリおよび亜
鉛の酸化物が含まれている。これらの成分は高炉内を降
下すると共にコークス゛によって還元され金属蒸気とな
って炉内を上昇するが、炉内シャフト部上部の低温部に
遁すると再沙酸化されて酸化物となって炉内を降下する
。
周の前記異常損傷の原因について調査研究した結釆次の
事実が明らかとなった。すなわち、高炉においては炉の
上部から鉄鉱石、焼結鉱、コークス、石灰石などの原料
が装入されるが、これらの原料中にはアルカリおよび亜
鉛の酸化物が含まれている。これらの成分は高炉内を降
下すると共にコークス゛によって還元され金属蒸気とな
って炉内を上昇するが、炉内シャフト部上部の低温部に
遁すると再沙酸化されて酸化物となって炉内を降下する
。
このようにアルカリおよび亜鉛のAmは炉内の上昇、下
降を繰返すほか、高炉の炉底の内張り耐火−のカーボン
れんがにも吸収されカーボンれんがの損傷の原因となる
ことが判明した。すなわち、カーボンれんが内の気孔を
通じて内部に侵入したアルカリおよび亜鉛のa気は、あ
る温#:域で下記(1)、(2)式の反応により炉内の
COガスと反応して金属酸化物とカーボンな生成する。
降を繰返すほか、高炉の炉底の内張り耐火−のカーボン
れんがにも吸収されカーボンれんがの損傷の原因となる
ことが判明した。すなわち、カーボンれんが内の気孔を
通じて内部に侵入したアルカリおよび亜鉛のa気は、あ
る温#:域で下記(1)、(2)式の反応により炉内の
COガスと反応して金属酸化物とカーボンな生成する。
2Km + C(Xg)−胞q畠)+C(1)・−(1
)Zll(g) 十〇(Xg) −Zn0(s) +Q
a)−(2)これらの固体析出によりカーボンれんが円
に債細な亀裂を生成する。
)Zll(g) 十〇(Xg) −Zn0(s) +Q
a)−(2)これらの固体析出によりカーボンれんが円
に債細な亀裂を生成する。
炉内の温度が上昇すると上紀口)、偉)式の逆反応が起
り析出した金属酸化物とカーボンが再びガス化するので
析出部のカーボンれんがが多孔質化する。
り析出した金属酸化物とカーボンが再びガス化するので
析出部のカーボンれんがが多孔質化する。
このような鹸化、還元の繰返しkよってカーボンれんが
内に多孔質脆化層t一層形成、これが断熱層となって炉
内側の温度上昇をもたらし、カーボンれんがの溶銑への
加炭濤解を促進することとなり、カーボンれんが自身は
次第に慢★され異常損傷を招くことが明らかとなった。
内に多孔質脆化層t一層形成、これが断熱層となって炉
内側の温度上昇をもたらし、カーボンれんがの溶銑への
加炭濤解を促進することとなり、カーボンれんが自身は
次第に慢★され異常損傷を招くことが明らかとなった。
次に本発明者らは上記カーボンれんがの損傷を緒止する
材質について種々此ll1ilf大した曽釆、810を
含む耐火物がアルカリおよび臘鋤に対し著しい効果を示
すことが明らかとなった。すなわち、下記実験例にて示
す即く、81C’4(gall量%以上書有する5tc
−c系耐火物をアル*!もしくは朧鋤漏気中でII&薯
すると気孔率、通気率が低下し1amが上昇するが、こ
れと全(同じ処@′#を従来のカーボンれんがについて
行なうと5sc−c系れんがの場合と反対に多孔質化す
ると共に強度も劣化することが判明した。
材質について種々此ll1ilf大した曽釆、810を
含む耐火物がアルカリおよび臘鋤に対し著しい効果を示
すことが明らかとなった。すなわち、下記実験例にて示
す即く、81C’4(gall量%以上書有する5tc
−c系耐火物をアル*!もしくは朧鋤漏気中でII&薯
すると気孔率、通気率が低下し1amが上昇するが、こ
れと全(同じ処@′#を従来のカーボンれんがについて
行なうと5sc−c系れんがの場合と反対に多孔質化す
ると共に強度も劣化することが判明した。
実験例1
高炉炉底の周辺部に使用する本発明による5iC−C系
れんがと従来のカーボンれんがとのアルカリに対する耐
食性の比較試験を行った。アルカリとして代表的なに宏
COaを使用し、8iC−C系れんがとカーボンれんが
との谷供試体より20m X 20mm X120■の
試験片を切出し、それぞれKs COa :コークスプ
リーズ寓1:1の重量比であって全量2−の混合物と共
にSIC質容器に入れ、シリコエツト電気炉中で900
℃に3時間加熱保持して炉冷した。
れんがと従来のカーボンれんがとのアルカリに対する耐
食性の比較試験を行った。アルカリとして代表的なに宏
COaを使用し、8iC−C系れんがとカーボンれんが
との谷供試体より20m X 20mm X120■の
試験片を切出し、それぞれKs COa :コークスプ
リーズ寓1:1の重量比であって全量2−の混合物と共
にSIC質容器に入れ、シリコエツト電気炉中で900
℃に3時間加熱保持して炉冷した。
冷却した試験片をコークスプリーズと共に8iC質容器
に入れ、更に12001:に3時間加熱処理した。
に入れ、更に12001:に3時間加熱処理した。
こり熱処場な繰返し51g1行ない各処理ごとに見掛気
孔率の測定を行ない処櫃前の値との見掛気孔率の変化率
を求めた。結果は第2図に示すとおりである。
孔率の測定を行ない処櫃前の値との見掛気孔率の変化率
を求めた。結果は第2図に示すとおりである。
また1、3.5回繰返し処場後の試験片断面の平均Kt
O49度の定量を行った。
O49度の定量を行った。
第2図において「アルカリ1回後」とは&COs:コー
クスプリーズー1:1の混合物中□で900℃に3時間
加熱処理を1同胞したことを意味し、「コークス1回後
」とは「アルカリ11gl後」更にコークスプリーズ中
で1200℃に3時間加熱処理したことを意味する。第
2図より明らかな如く、従来のカーボンれんがはコーク
スプリーズ中の処理回数が増加□する毎にi書見孔率の
変化率が上昇し、0曲−の如くなるのに対し、−発明に
よるS I C−C系れんがの見掛気孔率の変化率はS
曲線の如く、アルカリ処理により急激に減少し、その質
が処理1数の増加とともに極めて繊密とな、ることを示
している。これに対し、カーボンれんがの多孔質化はア
ルカリの侵入によって亀裂を発生することによるもので
ある。以上の結果から5IC−C系れんがを46PP底
gJR壁に使用すれば、ん0尋のアルカリ金属の酸化物
の析出、還元が起ったとしても5IC−C系れんがは゛
益々織密化しアルカリ蒸気の浸入を許きないものと考え
られる。
クスプリーズー1:1の混合物中□で900℃に3時間
加熱処理を1同胞したことを意味し、「コークス1回後
」とは「アルカリ11gl後」更にコークスプリーズ中
で1200℃に3時間加熱処理したことを意味する。第
2図より明らかな如く、従来のカーボンれんがはコーク
スプリーズ中の処理回数が増加□する毎にi書見孔率の
変化率が上昇し、0曲−の如くなるのに対し、−発明に
よるS I C−C系れんがの見掛気孔率の変化率はS
曲線の如く、アルカリ処理により急激に減少し、その質
が処理1数の増加とともに極めて繊密とな、ることを示
している。これに対し、カーボンれんがの多孔質化はア
ルカリの侵入によって亀裂を発生することによるもので
ある。以上の結果から5IC−C系れんがを46PP底
gJR壁に使用すれば、ん0尋のアルカリ金属の酸化物
の析出、還元が起ったとしても5IC−C系れんがは゛
益々織密化しアルカリ蒸気の浸入を許きないものと考え
られる。
次に上記900℃x 3Hrのアルカリ処理および12
00℃x 3Hrのコークス処理の各々1回、3回、5
回後の試験片断面のに*Ofを分析し、K!0の侵大量
を關定した0MI果は第1表に示すとおりである。
00℃x 3Hrのコークス処理の各々1回、3回、5
回後の試験片断面のに*Ofを分析し、K!0の侵大量
を關定した0MI果は第1表に示すとおりである。
嬉 1 表
嬉ilNより明らかな如く、カーボンれんがは5ooc
x NHrのアルカリ処理1回、3回、5回後と次第に
胞0・・の、侵入量が多くなり、 1200CX 3H
rのコークスJ611でのKw0111留量も多−い、
これはれんが中の灰分として存在するAbO,$五Gと
KzOとの反応によりKIO・ムI雪0a−3!iiへ
その他の複合化金物を作るためと考えられ、第2図に示
す如き見掛気孔率の上昇は、かかる化合物生成による亀
裂発生を示唆するものである。
x NHrのアルカリ処理1回、3回、5回後と次第に
胞0・・の、侵入量が多くなり、 1200CX 3H
rのコークスJ611でのKw0111留量も多−い、
これはれんが中の灰分として存在するAbO,$五Gと
KzOとの反応によりKIO・ムI雪0a−3!iiへ
その他の複合化金物を作るためと考えられ、第2図に示
す如き見掛気孔率の上昇は、かかる化合物生成による亀
裂発生を示唆するものである。
しかるに本発明の旧C−C系れんがでは900CX 3
)1rのアルカリ処理1回後で−KIOの侵入量は1重
量聾以下ときわめて少いことを示している。
)1rのアルカリ処理1回後で−KIOの侵入量は1重
量聾以下ときわめて少いことを示している。
実験例2
本発明によるS i C−C系れんがと従来のカーボン
れんがの亜鉛に対する耐食性の比較試験を行なった。実
験例1と同様に8iC系れんがとカーボンれんがの各供
試体より20m+ X 20rm X 120rrxa
の試験片を切出し、それぞれzn:コークスプリーズ=
1:1の重量比であって全j12−の混合物と共にSム
C質容器に入れ、シリコニット電気炉中で900℃X
3Hr加熱処理して炉冷した。冷却した試験片を更にコ
ークスプリーズと共に5iCJj容4に入れ、1200
℃x 3Hr加熱処瑞した。二〇熱処櫃を繰返し5回行
ない各処理修に見掛気孔率の測定を行ない処理前の値と
の見掛気孔率の変化率を求めた。結果は第3図に示すと
おりである。
れんがの亜鉛に対する耐食性の比較試験を行なった。実
験例1と同様に8iC系れんがとカーボンれんがの各供
試体より20m+ X 20rm X 120rrxa
の試験片を切出し、それぞれzn:コークスプリーズ=
1:1の重量比であって全j12−の混合物と共にSム
C質容器に入れ、シリコニット電気炉中で900℃X
3Hr加熱処理して炉冷した。冷却した試験片を更にコ
ークスプリーズと共に5iCJj容4に入れ、1200
℃x 3Hr加熱処瑞した。二〇熱処櫃を繰返し5回行
ない各処理修に見掛気孔率の測定を行ない処理前の値と
の見掛気孔率の変化率を求めた。結果は第3図に示すと
おりである。
第3図より明らかな如く、5jC−C系れんがの場合に
は各処理の繰返しで見掛気孔率は低下し緻密化する傾向
を示すのに対℃、カーボンれんがの場合は亜鉛処1で見
掛気孔率は低下するが、1200℃コークス処理後は元
のれんがの見jj4気孔率より大となりコークス処理回
数の増加と共に益々上昇する傾向を示す。これは亜鉛酸
化物の析出による亀裂の発生により多孔質化が進行して
いるものである。
は各処理の繰返しで見掛気孔率は低下し緻密化する傾向
を示すのに対℃、カーボンれんがの場合は亜鉛処1で見
掛気孔率は低下するが、1200℃コークス処理後は元
のれんがの見jj4気孔率より大となりコークス処理回
数の増加と共に益々上昇する傾向を示す。これは亜鉛酸
化物の析出による亀裂の発生により多孔質化が進行して
いるものである。
上記実験例より明らかなとおり別C−C系れんががアル
カリ並びに亜鉛に対して強い耐食性を示し、高炉炉底の
異常損傷を防止することができることが明らかとなった
。しかし5tc−c系れんが中のSiC,Iiは本発明
では30重重量風上と限定する必要がある。その橿由は
5iciが30重f%未満の場合には、れんが内に侵入
したアルカリ、もしくは亜gj&蒸気とカーボンとの酸
化、通光反応による多孔質化とこれらの金jII4tk
気とSiCとの反応による前記見!!1気孔軍の低下に
よる緻密化現象とカー相殺され気孔率、通気率の低減効
果が認められな℃1からである。
カリ並びに亜鉛に対して強い耐食性を示し、高炉炉底の
異常損傷を防止することができることが明らかとなった
。しかし5tc−c系れんが中のSiC,Iiは本発明
では30重重量風上と限定する必要がある。その橿由は
5iciが30重f%未満の場合には、れんが内に侵入
したアルカリ、もしくは亜gj&蒸気とカーボンとの酸
化、通光反応による多孔質化とこれらの金jII4tk
気とSiCとの反応による前記見!!1気孔軍の低下に
よる緻密化現象とカー相殺され気孔率、通気率の低減効
果が認められな℃1からである。
上1の如く、隔炉炉底の異常損傷対策としてSiCを3
0重量%以上含有する5tc−c系れんがを使用するこ
とにより、アルカリおよび亜鉛蒸気の侵入による従来の
カーボンれんがの多孔質化な完全に防止することができ
高炉の寿命を飛躍的に延長することができる。
0重量%以上含有する5tc−c系れんがを使用するこ
とにより、アルカリおよび亜鉛蒸気の侵入による従来の
カーボンれんがの多孔質化な完全に防止することができ
高炉の寿命を飛躍的に延長することができる。
次に5iC30重jl1%以上めS i C−C系れん
がを使用する高炉炉底の内張り構造の態様について説明
する。
がを使用する高炉炉底の内張り構造の態様について説明
する。
実施例1
第4図は本発明による高炉炉底の内張り構造を示す模式
部分断面図である。第4図に示す如く、鉄皮2の内側に
は鉄皮側スタンプ材4を介してカーボンれんが6が積重
ねられて湯fiImm4gおよび炉底部10を形成して
いるが、5iC30重量%以上の5tc−c系れんが1
2を湯溜部側壁8の最下段もしくは第5図に示す如く湯
溜部[壁8の最下段を含む2段以上のれんがと、湯溜部
側壁8の内側れんが14下方の炉底部1Gの最下段を含
む1段または2段以上のれんかに第4図、第5図に示す
如く配置し、炉底部10に8いては炉底耐火物の膨張を
吸収する炉内側スタンプ材16を介してカーボンれんが
6を内張すする方法をとる。従ってこの場合は嬌炉炉匠
の鉄皮2に隣接するカーボンれんが6に挾まれた湯溜部
8の最も内側および炉底部10の炉内側スタンプ16の
外周部に配置することとなる。これにより従来のカーボ
ンれんが6のみを使用していた時に発生した点線人にて
示す如き異常損傷部は1点鎖dBにて示す如き正常損傷
に防止することができ、それ以上の侵食が避゛けられる
ので高炉の寿命を著しく延長することができる。
部分断面図である。第4図に示す如く、鉄皮2の内側に
は鉄皮側スタンプ材4を介してカーボンれんが6が積重
ねられて湯fiImm4gおよび炉底部10を形成して
いるが、5iC30重量%以上の5tc−c系れんが1
2を湯溜部側壁8の最下段もしくは第5図に示す如く湯
溜部[壁8の最下段を含む2段以上のれんがと、湯溜部
側壁8の内側れんが14下方の炉底部1Gの最下段を含
む1段または2段以上のれんかに第4図、第5図に示す
如く配置し、炉底部10に8いては炉底耐火物の膨張を
吸収する炉内側スタンプ材16を介してカーボンれんが
6を内張すする方法をとる。従ってこの場合は嬌炉炉匠
の鉄皮2に隣接するカーボンれんが6に挾まれた湯溜部
8の最も内側および炉底部10の炉内側スタンプ16の
外周部に配置することとなる。これにより従来のカーボ
ンれんが6のみを使用していた時に発生した点線人にて
示す如き異常損傷部は1点鎖dBにて示す如き正常損傷
に防止することができ、それ以上の侵食が避゛けられる
ので高炉の寿命を著しく延長することができる。
実施例2
SiC30重量%以上含有する5iC−C系れんが12
は第6図に示す如く階段状に配置してもよい。すなわち
、この場合は湯溜部11#壁8に使用する5tC−C系
れんが12は第4図、第5図と同様に内側最下段または
最下段を含む2段以上とし、その下方のP底部lOの最
上段から順次炉内側へ階段状に配置し、中央部のカーボ
ンれんが6との接合部にはスタンプ材16を充填する構
成をとる−ものである。この場合は従来のカーボンれん
が6のみを使用していた時の点線Aにて示す如き異常損
傷部は1点@dCKて示す如き椀形の正常損傷に止める
ことができ、高炉の寿命の著しい延長が可能である。
は第6図に示す如く階段状に配置してもよい。すなわち
、この場合は湯溜部11#壁8に使用する5tC−C系
れんが12は第4図、第5図と同様に内側最下段または
最下段を含む2段以上とし、その下方のP底部lOの最
上段から順次炉内側へ階段状に配置し、中央部のカーボ
ンれんが6との接合部にはスタンプ材16を充填する構
成をとる−ものである。この場合は従来のカーボンれん
が6のみを使用していた時の点線Aにて示す如き異常損
傷部は1点@dCKて示す如き椀形の正常損傷に止める
ことができ、高炉の寿命の著しい延長が可能である。
実施例3
第4図、第5図にて示した実施例1の炉底内張り構造に
更に、炉底部10の最上段中央部にも第7図に示す如<
SiC30重量%以上を含む5iC−C系れんがを配
置する炉底の内張り構造も可能である。
更に、炉底部10の最上段中央部にも第7図に示す如<
SiC30重量%以上を含む5iC−C系れんがを配
置する炉底の内張り構造も可能である。
従来、炉底中央部はシャモットれんが、もしくはカーボ
ンれんがを使用していたが、いずれも次のよ5な問題が
あった。すなわち、炉底中央部にシャモットれんがを使
用すると、アルカリの吸収による熱膨張が大きくなり、
炉底周辺のカーボンれんかに大きな応力が加わり亀裂を
生成し炉底異常損傷の間接的原因の一つとなる。炉底最
上段に力底異常損纒の原因の一つとなる。かくの如く、
炉底中央部は従来の如きシャモットもしくはカーボンれ
んがのいずれを使用しても炉底異常損傷の原因の一つと
なっていたが、本実施例の如く、炉底中央部にも5iC
30Ji盪大以上を倉むS i C−C系れんがを使用
することにより上記いずれの欠点も解消することができ
、そのほか44図、第5図に示した実施例1の効果も併
せ有することができる。
ンれんがを使用していたが、いずれも次のよ5な問題が
あった。すなわち、炉底中央部にシャモットれんがを使
用すると、アルカリの吸収による熱膨張が大きくなり、
炉底周辺のカーボンれんかに大きな応力が加わり亀裂を
生成し炉底異常損傷の間接的原因の一つとなる。炉底最
上段に力底異常損纒の原因の一つとなる。かくの如く、
炉底中央部は従来の如きシャモットもしくはカーボンれ
んがのいずれを使用しても炉底異常損傷の原因の一つと
なっていたが、本実施例の如く、炉底中央部にも5iC
30Ji盪大以上を倉むS i C−C系れんがを使用
することにより上記いずれの欠点も解消することができ
、そのほか44図、第5図に示した実施例1の効果も併
せ有することができる。
上記実施例によって本発明による高炉炉底の内張り構造
の8iC−C系れんがの使用Ja′II/AKつい【説
明したが、 StC系れんがは高価であるので最少限の
使用で最大の効果をあげる使用態様を示したものであっ
て、上記3つのIIjA様以外にも檜々の使用一様が可
能であることは勿論であって、高炉炉底の湯溜部の**
下部および該1llI―より下方の炉底部K 8103
0重量%以上含有する8iC−C系れんがな高炉のA常
損傷を有効に防止する如く配置することが必要である。
の8iC−C系れんがの使用Ja′II/AKつい【説
明したが、 StC系れんがは高価であるので最少限の
使用で最大の効果をあげる使用態様を示したものであっ
て、上記3つのIIjA様以外にも檜々の使用一様が可
能であることは勿論であって、高炉炉底の湯溜部の**
下部および該1llI―より下方の炉底部K 8103
0重量%以上含有する8iC−C系れんがな高炉のA常
損傷を有効に防止する如く配置することが必要である。
上記本発明の説明および実施例より明らかなとおり、本
発明は従来カーボンれんがのみ、もしくは炉底中央部の
みシャモットれんがを使用するカーボンれんが生体の7
%炉炉底の内張り構造は原料中に含まれるアルカリおよ
び亜鉛によって多孔質となってll!1tjIeに侵食
され、IPJ&の異常損傷をもたらし高炉の寿命を左右
する重大欠陥となるので、アルカリおよび亜鉛に対して
多孔質とならず却って質の緻密化を招来する5iC30
重量%以上を含む5ic−c系れんがの49質を見出し
、これを高炉炉底に使用することによって次の効果を収
めることができた。
発明は従来カーボンれんがのみ、もしくは炉底中央部の
みシャモットれんがを使用するカーボンれんが生体の7
%炉炉底の内張り構造は原料中に含まれるアルカリおよ
び亜鉛によって多孔質となってll!1tjIeに侵食
され、IPJ&の異常損傷をもたらし高炉の寿命を左右
する重大欠陥となるので、アルカリおよび亜鉛に対して
多孔質とならず却って質の緻密化を招来する5iC30
重量%以上を含む5ic−c系れんがの49質を見出し
、これを高炉炉底に使用することによって次の効果を収
めることができた。
げ) 上記5iC−C系れんがを高炉炉底の湯溜部側壁
下部および該両壁より下方の炉底部に使用することによ
り従来の濾紙の異常損傷が完全に防止され高炉の寿命の
著しい延長が可能となった。
下部および該両壁より下方の炉底部に使用することによ
り従来の濾紙の異常損傷が完全に防止され高炉の寿命の
著しい延長が可能となった。
(ロ)従来高炉炉底の中央部に使用していたシャモット
れんがはアルカリの吸収による熱#優が大きくなり、炉
底周辺のカーボンれんかに大きな応力を加え亀裂を起さ
せ、これが炉底の異常損傷の間接的原因となっていた欠
点、および炉底中央部にれんがを前述した通りの使用形
態によって完全に解消された。
れんがはアルカリの吸収による熱#優が大きくなり、炉
底周辺のカーボンれんかに大きな応力を加え亀裂を起さ
せ、これが炉底の異常損傷の間接的原因となっていた欠
点、および炉底中央部にれんがを前述した通りの使用形
態によって完全に解消された。
第1図は従来のカーボンれんがのみにて構成された高炉
の湯溜部側壁および炉底部と、炉底の異常損rIIフィ
ンAを示す高炉炉底の模式部分断面図、第2図はS i
C−C系れんがとカーボンれんがとのアルカリ処理お
よびコークスプリーズ処理+taに゛よる見掛気孔率の
変化率に及ぼす影響を対比する線図、第3図は5iC−
C系れんがとカーボンれんがとの亜鉛処理およびコーク
スプリーズ処理回数による見掛気孔率の変化率に及ぼす
影響を対比する線図、第4図より5g7図までは5iC
−C系れんがを使用する高炉炉底の内張り構造の実施例
を示す模式部分断面図である。 2・・・高炉鉄皮 6・・・カーボンれんが8・・
・湯1部 10・・・炉底部12・・・5iC−C
系れんが 14・・・dh舗部A壁内側れんが 16・・・スタンプ材 代理人 中 路 武 雉 第1図 第2図 第3図 jlR%DB’14W■ 第4図 第5図
の湯溜部側壁および炉底部と、炉底の異常損rIIフィ
ンAを示す高炉炉底の模式部分断面図、第2図はS i
C−C系れんがとカーボンれんがとのアルカリ処理お
よびコークスプリーズ処理+taに゛よる見掛気孔率の
変化率に及ぼす影響を対比する線図、第3図は5iC−
C系れんがとカーボンれんがとの亜鉛処理およびコーク
スプリーズ処理回数による見掛気孔率の変化率に及ぼす
影響を対比する線図、第4図より5g7図までは5iC
−C系れんがを使用する高炉炉底の内張り構造の実施例
を示す模式部分断面図である。 2・・・高炉鉄皮 6・・・カーボンれんが8・・
・湯1部 10・・・炉底部12・・・5iC−C
系れんが 14・・・dh舗部A壁内側れんが 16・・・スタンプ材 代理人 中 路 武 雉 第1図 第2図 第3図 jlR%DB’14W■ 第4図 第5図
Claims (1)
- (1) 高炉鉄皮の内側にカーボンれんがより成る湯
msおよびPJi1部を有して成る高炉デ麿の内張り構
造において、値起湯aimの側壁下tgおよび該湯II
m儒鐘より下方の?置部に81Cを30重量聾以上會舊
する8ムC−C系れんがな使用することを譬黴とする高
#IP鷹の内張り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098650A JPS6028882B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 高炉炉底の内張り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098650A JPS6028882B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 高炉炉底の内張り構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581005A true JPS581005A (ja) | 1983-01-06 |
JPS6028882B2 JPS6028882B2 (ja) | 1985-07-08 |
Family
ID=14225372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56098650A Expired JPS6028882B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 高炉炉底の内張り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028882B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59197509A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉炉床部れんが積構造 |
JPH05112317A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-05-07 | Yamagata Gravure:Kk | マツト状商品の包装方法 |
JP2013537585A (ja) * | 2010-07-27 | 2013-10-03 | ポール ヴルス エス.エイ. | 炉壁ライニングの改善された冶金炉用炉床 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP56098650A patent/JPS6028882B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59197509A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉炉床部れんが積構造 |
JPH05112317A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-05-07 | Yamagata Gravure:Kk | マツト状商品の包装方法 |
JP2013537585A (ja) * | 2010-07-27 | 2013-10-03 | ポール ヴルス エス.エイ. | 炉壁ライニングの改善された冶金炉用炉床 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6028882B2 (ja) | 1985-07-08 |
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