JPS5810044B2 - 畝成形と同時に、それらにフイルムを全面に被覆する装置 - Google Patents

畝成形と同時に、それらにフイルムを全面に被覆する装置

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JPS5810044B2
JPS5810044B2 JP901980A JP901980A JPS5810044B2 JP S5810044 B2 JPS5810044 B2 JP S5810044B2 JP 901980 A JP901980 A JP 901980A JP 901980 A JP901980 A JP 901980A JP S5810044 B2 JPS5810044 B2 JP S5810044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1条乃至複数の畝を成形すると同時に、その
畝及び畝と畝との間の溝までも全面にフィルムを簡易且
つ迅速に被覆することができる畝成形と同時に、それら
にフィルムを全面に被覆する装置に関する。
従来より、第23図に示すように、畝盛成形の耕地では
、畝と畝との間の溝が一般的に約20cr乃至30cr
程あり、その畝にフィルム被覆するには、その畝上面を
フィルムで覆い、このフィルム側縁は畝の両側下端箇所
の溝内に埋設しており、その溝には何等フィルムが被覆
されていなかった。
ところが、フィルムを被覆しない溝には雑草が生え、こ
れを略定期的に除草しなげればならず。
その作業も大変に面倒であった。
また、畝に被覆したフィルムの存在で、畝表面の地温は
上昇し、作物等に好影響を及ぼすが、その地温もフィル
ム被覆しない溝から逃げるものであった。
また、畝内に浸みこんだ雨水は、そのフィルム被覆しな
い溝から早期に蒸散している現状である。
このような欠点または不都合をなくすために、畝と畝と
にフィルムを全面に被覆することが近時切望されている
しかし、従来公知のフィルム被覆装置や、畝成形及びフ
ィルム被覆装置では、畝と溝とにフィルムを全面に被覆
することは不可能であった。
この公知の装置は第24図に示すように耕耘部aで耕耘
し、この後部の畝成形部すで畝成形し、この後部でフィ
ルムCを畝の上に広げ、そのフィルムC側縁を踏圧輪d
にて踏圧しつ1、覆土具eにて土を側縁にかけて畝にフ
ィルムを被覆するものであり、これにより溝までもフィ
ルム被覆しようとして作業すると、最初の往路畝は整然
と被覆できるが、これを反転して復路畝にフィルム被覆
の作業をすると、まず耕耘部aの端の耕耘刃で、既に被
覆したフィルムC側縁を引張ったり、かじったりして破
損し、フィルム被覆ができなくなるものであった。
また、耕耘部aを設けないで、畝成形部すで畝成形する
場合には、反転した後の作業時にその畝成形部す側部で
、既に被覆したフィルムC側縁を引張って破損したり、
既にフィルム被覆した畝を崩したりしてフィルム被覆作
業が続行できなくなるものであった。
また、フィルムCを溝に被覆させると、反転させて被覆
作業するときに、覆土具eがフィルムCの上側になって
、覆土できないことは勿論、既に被覆したフィルムC側
縁を破損させるものであった。
このように、従来公知の装置にて、畝と溝とにフィルム
Cを全面被覆することは、不可能であり、このように被
覆するには、人手によって行なわなければならず、多く
の人手と労力を要する欠点があった。
そこで本発明は、畝成形と、その畝と溝とにフィルムが
被覆できる装置を開発したものであって、耕耘機または
トラクター、牽引機等の農業用動力走行機の作業機取付
杆の後位に、畝成形板を設け、その作業機取付杆の後部
箇所付近に、揺動杆の前端を枢着し、この揺動杆は水平
面上を揺動し、且つ適宜な揺動角度で止着できるように
し、その揺動杆の後端に、水平支杆の前端を枢着し、こ
の水平支杆にロール状のフィルムを支持するホルダー及
び複数の踏圧輪を設けたことにより、これを往復動させ
て畝成形と同時に、それらにフィルム被覆作業を行なう
ときに、その揺動杆を水平面上で揺動させて適宜の角度
で止着することで、フィルム、ホルダー及び踏圧輪を所
望位置にセラーL、これらを既に成形した舷側に簡単に
移動させることができ、1茶畝では、既に成形した畝に
、複数畝では既に成形した1山の畝と、成形した1山の
畝を除いた他の畝とに、夫々溝を含めて、フィルムの全
面被覆が整然且つ確実にでき、極めてフィルム被覆作業
を迅速にでき、前記の公知の装置では不可能であったも
のを本発明で初めて可能にしたものである。
次にその構造を図面について説明する。
1は耕耘機または・ラフター、牽引機等の農業用動力走
行機である。
この後部に、その進行方向を向(作業機取付杆2が固設
されている。
3は耕耘部であって、耕耘軸とこの司囲に多数取付けら
れた耕耘刃とで構成されている。
その耕耘部3は。作業機取付杆2の前端近くに斜設した
チェーンケースの下部の左右側に設けられ、図示しない
駆動源によって駆動可能に設けられている。
4は横杆で、この長手方向の略中夫に立上り杆5が固設
され、この立上り杆5が、作業機取付杆2の中間に形成
した上下方向を向く貫孔に挿入固着され、その横杆4の
軸方向が、農業用動力走行機1の進行方向に直交するよ
うに取付けられている。
6は畝成形部であって、畝成形板7排土板8副畝成形板
9とで構成されている。
その畝成形板7は、断面台形状の山形にしたり(第1図
参照)、或は断面半円状の山形に形成したり、扁平山形
状にしたり、平田状に形成することもある。
この畝成形板7は後方に行くに従って次第に窄まるよう
に形成されている。
その畝成形板7は、上面部を二重にし、両側面部とで4
分割し、これを適宜組合わせて畝の高さ、巾を調節可能
に構成したり、或は一枚の板材を屈曲加工して形成する
こともある。
その畝成形板70両側の前縁より外方に排土板8,8が
固着されている。
この排土板8は、下辺が短かい台形状をなし、複数枚で
巾調節可能に構成されたり(第1図参照)、或は一枚の
板材のみで構成することもある。
この排土板8,8の外側縁には、その畝成形板7の側板
に略相当する副部成形板9゜9が、外側一方に向かうよ
うに固着されている。
副部成形板9は、断面としてみると直線状に傾斜して形
成されたり(第1図参照)、或は弧状に形成されること
がある。
その副部成形板9は、後方にゆくに従って次第に下がる
ように構成されている。
その畝成形板7の側部下端と、副部成形板9の下端間で
畝と畝との間の溝が形成される。
このような畝成形部6には1条畝成形型のもの、2条畝
成形型、3条畝成形型、それ以上の畝を同時に成形する
ものが存在する。
1条畝成形型の畝成形部6では、畝成形板7が1つで構
成され(第8図参照)、2条畝成形型のものでは、畝成
形板72つが排土板「′を介して連設されている(第1
図、第13図参照)。
3条畝成形型のものも、畝成形板73つが夫々排土板8
′を介して連設されている(第18図参照)。
このように複数の畝成形板7を連設しても、畝成形板7
と同−範噴に包含される。
図面では、2条畝成形型の畝成形部6について具体化し
ている。
この畝成形部6は横杆4に直接に固着されたり、或は、
横杆4に摺動可能に止着した摺動管10に取付片等を介
して航中調節可能に取付けられることもある(第1図参
照)。
或は排土板8副畝成形板9を設けないで畝成形板のみで
畝成形することもある。
11は取付管で、前記の作業機取付杆2上に突出した立
上り杆5の上部に挿入固着されている。
この取付管11の後部側に、断面円形をなし、且つその
中心軸が上下方向を向く固定軸受筒体12が固着されて
いる。
13は比較的長さが長く、水平状の揺動杆であって、こ
の前端〔農業用動力走行機1の進行方向の前方側〕には
、断面円形の前部軸杆14が垂下して固設されている。
この前部軸杆14が固定軸受筒体12に遊挿され、回転
可能に設けられている。
即ち、その揺動杆13が、固定軸受筒体12を中心に水
平面上を揺動可能に設けられている。
農業用動力走行機1の進行方向を基準線yとし、平面的
にみた揺動杆13の揺動角度が、適宜の角度で止着でき
るように構成されている。
その第1実施例は、固定軸受筒体120周側壁部に外側
から螺着した螺子15の先端が、前部軸杆14の中間外
周に複数(図面では3ケ所)設けた凹部16に係合(第
4図参照)、第5図に示すように、揺動杆13が、その
基準線yと同方向を向いて(揺動角度が零)、或はその
基準線yに対し、左右側に適宜の角度θ揺動じて夫々固
定できるように設けられている。
また、その第2実施例は(第6図参照)、その第1実施
例の螺子15をL形状のピン17に変え、その複数の凹
部16を複数の貫孔18(図面では3本)に変えて、そ
のピン17にて適宜の貫孔18に挿通固着し、第5図の
場合(第1実施例)と同様に3つの揺動角度の位置で止
着できるように構成されている。
或は、その固定軸受筒体12を、軸杆とし、その前部軸
杆14を筒体に変えて、回動自在に設け、螺子15ピン
17等にて揺動杆13を適宜な揺動角度で止着可能に設
けることもある。
その揺動杆13の後端にも、後部軸杆19が垂下して設
けられ、これに可動軸受筒体20が回動可能に遊挿され
ている。
この可動軸受筒体20の軸方向に直交して水平状の断面
円形の水平支杆21の前端が固着されている。
この水平支杆21は後部軸杆19を中心に、水平面上を
揺動自在に設けられている。
この水平支杆21には、後述の踏圧輪33等が設けられ
ていることから、農業用動力走行機1を前進運転すると
、その後方の水平支杆21は、揺動杆13の揺動角度の
如何にカミわらず、常に、農業用動力走行機1の進行方
向を略同いている〔作業機取付杆2と同方向を略同いて
いる〕。
22は円筒状の管体であって、その水平支杆21に遊挿
され、その管体22が水平支杆21に設けた前後の突起
部で、前後動不能で、且つ回転可能に支承されている。
23はポリエチレン等の合成樹脂製のシート状のフィル
ムであって、これがロール状に巻かれ、長さ調節可能な
ホルダー24にて両側から支持されている。
このホルダー24の中央に、取付支杆25の下端が枢着
され、この取付支杆25の上部は、管体22の前端側近
くの周上の取付具26に上下調節可能に止着されている
その巻かれたフィルム23は、水平支杆21に直交して
取付けられている。
27は横支杆で、この長手方向の略中夫に、取付支杆2
8が立設され、この取付支杆28の上部が、管体22の
後端側近くの周上の取付具29に上下調節可能に止着さ
れ、その横支杆27は、その水平支杆21に直交してい
る。
30は副摺動管であって、その横支杆27に摺動可能に
して、適宜の間隔をおいて複数止着されている。
その副摺動管30に、直接または板片を介して第1アー
ム31の一端(上端)が枢着されその第1アーム31は
傾斜面上を適宜回動可能に設けられている。
その第1アーム31の他端(下端)に第2アーム32の
一端(上端)が枢着され、第2アーム32は垂直面上を
適宜回動可能に設けられている。
この第2アーム32の他端(下端)の軸部に、外周面が
スポンジ製の踏圧輪33が軸支されている。
或は、第1アーム31を垂直面上に回転可能にし、第2
アーム32を第1アーム31を有する平面上を回転可能
に設けることもある。
何れにしても、第1、第2アーム3132にて、踏圧輪
33の位置を左右及び上下調節可能に設けられ、その方
向も調節できるように構成されている。
その踏圧輪33は、1茶畝型の畝成形部6では2つ、2
茶畝型では3つ(第1図、第3図参照)、それ以上の畝
でも畝数に1を加えた数のものが設けられている。
また、その踏圧輪33を横支杆27に設げた適宜な揺動
腕に昇降調節可能に設けることもある。
また、取付支杆25゜28を水平支杆21に直接固着す
ることもある。
この場合には、踏圧輪33は、横支杆27に対し垂直面
上な回動可能な揺動腕の端に枢着しておく必要がある。
次に作用効果について説明する。
まず、2条畝成形型の本発明により、畝成形と同時に、
それらにフィルム23を全面に被覆する作用(操作、作
業順序等)について述べる。
最初の往路2条畝を成形する前に、踏圧輪33を、取付
支杆2Bを介して上昇させ、踏圧輪33が畝と畝との間
の溝を踏圧できないように持ち上げておく。
そして、耕耘部3を駆動させっ〜畝成形部6にて最初の
往路2条畝を成形する(第13図、第17図の最も左側
の上向きの矢印参照)。
これによって2条の畝と、その外側の溝が畝成形板7の
側部と排土板8副畝成形板9とにて成形される。
そして本発明装置を反転させる。
そして、揺動杆13を基準線yに対して、平面的にみて
、左右何れかの側〔フィルム23及び踏圧輪33を、既
に成形した往路2茶畝側〕に適宜な角度θ揺動させて、
この状態で螺子15ピン17等で止着し、踏圧輪33を
、取付支杆28を介して下降させ、踏圧輪33を畝と畝
との間の溝を踏圧できるようにセットする。
このように操作した後、既に成形した往路2条畝の1山
に、今度成形する復路2条畝の畝成形部60片方の畝成
形板7を合致させて畝成形する。
即ち、往路2条畝の1山と復路2条畝の1山とが同一の
畝になるようにする。
すると、その往路2条畝の1山の畝を、農業用動力走行
機10走行車輪にて破壊し〔第17図参照〕、その直後
にその破壊した畝を復路畝として成形し、且つその横に
新たな1山の畝を形成し、これで復路2条畝を形成する
〔第17図参照〕。
そして直後に、最初の往路2条畝の1山とこの横の成形
直後の復路2条畝の1山との2山に、溝までも加えて、
踏圧輪33でフィルム23の踏圧しつ〜、フィルム23
を被覆する〔第14図ハ、第17図の最も左側のフィル
ム23参照〕。
その被覆途中で、フィルム23の側縁及び中間(溝に被
覆した箇所)に人手によって土を一定間隔(例えば約1
m乃至2m)に載せておく。
これは、本発明装置を進行させつ1、その耕地の土をひ
ろって放てきして載せてゆく。
そして再び本発明装置を反転する。
そして再び揺動杆13を、現在止着しである反対側の左
右何れかの側に適宜な角度θ揺動させて止着する。
この状態で、その既に成形した復路2条畝の未被覆の1
山の畝の横に往路2条畝を成形する〔第17図参照〕。
この往路2条畝を(I2)の畝とする(第17図参照)
この成形直後の後方で、既に成形した復路2条畝の未被
覆の1山の畝とこの横の(I2)の往路2条畝の1山の
畝と、溝とを共にフィルム23で被覆する〔第17図参
照〕。
このときのフィルム23を(I’2)と相称する(第1
7図参照)。
この(I’2)のフィルム23側縁と、既に被覆したフ
ィルム23側縁とを重合させて被覆する。
そして、前記同様に(■2)の復路2条畝を形成しつ〜
、(W′2)のフィルム23を被覆し、(I’2)(I
’2)のフィルム23側縁相互を重合させる〔第17図
参照口及び第17図参照〕。
それらを順次繰返して、2条畝及び全面に亘ってフィル
ム23を被覆する。
この2条畝のフィルム被覆の作業順序は、(I2)の畝
と(1’2)のフィルム23から以後同様に行なわれる
次に、3条畝成形のものについて説明する。
まず、取付支杆28を介して、踏圧輪33を上昇させて
おき、最初の往路3条畝を畝成形部6にて成形する(第
18図、第22図の最も左側の上向きの矢印参照)。
そして本発明装置を反転させる。
次いで、揺動杆13を、既に成形した往路3茶畝側に適
宜な角度θ揺動させて止着する。
この状態で、既に成形した往路3条畝の2山に、今度成
形する復路3条畝の畝成形部602つの畝成形板7を合
致させて畝成形する。
すると、往路3条畝の2山の畝を、農業用動力走行機1
0走行車輪にて破壊し〔第17図参照〕、その直後に破
壊した畝を復路畝として成形し、且つその横に新たな1
条の畝を形成して、これで復路3条畝を形成する〔第1
7図参照〕。
そして、直後に、最初の往路3条畝の1山と、この横の
成形直後の復路3条畝の2山との3山に、溝も加えて、
踏圧輪33でフィルム23を踏圧しつ−、フィルム23
を全面に被覆する〔第19図ハ、第22図の最も左側の
フィルム23参照〕。
そして再び本発明装置を反転する。
そのとき、再び揺動杆13を現在止着しである反対側の
左右何れかの側に適宜な角度θ揺動させて止着する。
この状態で、既に成形した復路3条畝の未被覆の1山の
畝の横に往路3条畝を成形する〔第17図参照〕。
この往路3条畝を(I3)と相称する(第22図参照)
この成形直後の後方で、既に成形した復路3条畝の未被
覆の1山の畝と、この横の(I3)の往路3条畝の2山
の畝と、溝とを共にフィルム23で被覆する〔第17図
参照〕。
このフィルム23を(I’3)とする(第22図参照)
この(I’3)のフィルム23側縁と、既に被覆したフ
ィルム23側縁とが相互に溝箇所で重合させる〔第20
図口、第22図参照〕。
そして本発明装置を反転させ、前記同様にして、(■3
)の復路3条畝を成形すると同時に、(W3)のフィル
ム23を被覆する(第21図、第22図参照)。
そして、それらを順次繰返して、3条畝及び溝の全面に
亘ってフィルム23を被覆する。
この3条畝のフィルム被覆の作業順序は、(I3)の畝
、(I’3)のフィルム23から以後同様に繰返して行
なう。
次に、1条畝成形型のものについて説明する。
まず、前述の2条畝、3茶畝型のものと同様に、取付支
杆28を介して踏圧輪33を上昇させておき、最初の往
路1条畝を畝成形部6にて成形する(第8図、第12図
の最も左側の上向きの矢印参照)。
そして本発明装置を反転する。
次いで、揺動杆13を左右何れかの側(既に成形した往
路1茶畝側)に適宜な角度θ揺動させて止着する。
この状態で、往路1条畝の横に復路1条畝を成形する〔
第12図参照〕。
このとき、既に成形した往路1条畝の側部の溝に、復路
1条畝を成形する畝成形部6の一方側の畝成形板7排土
板8副畝成形板9の側部箇所が合致するように成形する
そして、この成形直後に最初の往路1条畝とその両側の
溝にフィルム23を被覆する〔第9図口、第12図の最
も左側のフィルム23参照〕。
そして再び本発明装置を反転する。
このときに、再び揺動杆13を現在止着しである反対側
の左右何れかの側に適宜な角度θ揺動させて止着する。
この状態で、その復路1条畝の横に往路1条畝〔以下(
11)という]を成形し〔第12図参照〕、この直後、
前位の復路1条畝と溝とにフィルム23を被覆Xる〔第
12図参照〕。
このフィルム23を(I′1)と相称する。
この(i’t>のフィルム23側縁と、既に被覆したフ
ィルム23側縁とが相互に溝箇所で重合させる(第10
図口、第12図参照〕。
そして本発明装置を反転させ、前記同様にして、(■A
)の復路1条畝を成形すると同時に、(W′1:のフィ
ルム23を被覆し、そのフィルム23の側縁相互を重合
させる(第11図、第12図参照)6そして、それらを
順次繰返して、1条畝及び溝の全面に亘ってフィルム2
3を被憶する。
この1条畝のフィルム被覆の作業順序は(■1)の畝(
1!1)のフィルム23から以後同様に繰返して行なう
このような1条畝、2条畝、3条畝の成形と、それらに
フィルムを全面に被覆する作業順序は前述の通りである
が、最後の畝については、人手によってフィルム23を
被覆する。
また、4条畝以上の畝成形型のものについても、前述の
3条畝成形型のものと同様に行なう。
このように本発明においては、耕耘機またはトラクター
、牽引機等の農業用動力走行機1の作業機取付杆2の後
位に、畝成形板7を設け、その作業機取付杆2の後部箇
所付近に、揺動杆13の前端を枢着し、この揺動杆13
は水平面上を揺動し、且つ適宜の揺動角度で止着できる
ようにし、その揺動杆13の後端に、水平支杆21の前
端を枢着し、この水平支杆21にロール状のフィルム2
3を支持するホルダー24及び複数の踏圧輪23を設け
たことにより、その揺動杆13を水平面上で揺動して、
左右何れかの側に適宜な揺動角度で止着することで、水
平支杆21を介して踏圧輪33フイルム23を畝成形板
7の左右何れかの側にずらすこと瓦なり、この装置を反
転して作業したときに、既に成形した1山のみの畝(1
条畝の場合)、或は未成形敵側の1山の畝を除いて他の
成形した畝と既に成形した1山の畝(2条畝以上の場合
)にフィルム23被覆ができ、しかも、そのフィルム2
3,23側縁相互を重合させつ匁被覆できる。
このように未成形敵側の1山の畝は、常に畝成形と同時
にフィルム23を被覆しないことが、フィルム23の側
縁を農業用動力走行機1の耕耘刃や、畝成形板7の側部
等で、破損しないこと瓦なり、ひいては、畝及び畝間の
溝の全面に亘って整然且つ確実にフィルム23の被覆が
できる。
さらに揺動杆13を揺動させるのに、揺動杆13を揺動
自在の状態にしておき、踏圧輪33を所望位置に左右側
にずらした後に、その揺動杆13を所望の揺動角度で止
着でき、装置に無理なく簡易且つ迅速に操作できる。
また、その踏圧輪33フイルム23を設けた水平支杆2
1の前端は、揺動杆13の後端に枢着されているため、
運転進行時には、その水平支杆21はその進行方向を略
同いており、その踏圧輪33が溝を良好に踏圧してフィ
ルム23被覆できるし、何らかの原因で、畝や溝が蛇行
することがあっても、水平支杆21が適時揺動して、踏
圧輪33を溝に沿って良好に追従して踏圧できる。
そのように本発明装置にて畝成形し、且つその畝と溝と
の全面にフィルム23の被覆が自動的に初めて可能にな
ったにもか\わらず、そめ構成は極めて簡単であり、安
価に提供できるものである。
以上のように畝及び溝の全面にフィルム23を整然且つ
確実に被覆できることで、溝に雑草が生えなくなり、除
草の手間がなくなり、農作業が改革できるし、その溝か
ら地温が放熱せず、ひいては、畝の地温を好適な温度に
保つことができ、作物に好影響を及ぼすものであるし、
また、畝内部に浸みこんだ雨水は〔そのフィルム23に
穿設した孔、またはフィルム23.23重合部から夫々
浸入する雨水〕、溝までもフィルム23が被覆されてい
ることで、そこから蒸散せず、極めて長時間雨水が畝内
に溜っており、作物等の育生に好適である等の効果を奏
する。
なお、畝成形板70両側外方に排土板8,8を固着し、
この排土板8の外側縁に、外上方に向かう副部成形板9
を固設して畝成形部6を構成すれば、畝成形時には、こ
の畝の両側に溝が整然とでき、反転させたとき、その溝
に、畝成形板7の側部、排土板8副畝成形板9を通過さ
せつ私次の新たな畝を成形することで、例え、耕耘部3
等で前位の畝の側部な崩すようなことがあっても、フィ
ルム23被覆する直前に、前位の畝及び溝を整然と成形
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体の斜視図、第2図は本発明の全体
の側面図、第3図は本発明の要部の略本平面図、第4図
は揺動杆の枢着箇所の一部縦断した斜視図、第5図は第
4図の作用状態を示す一部横断した平面図、第6図は揺
動杆の枢着箇所の別の実施例の一部縦断した斜視図、第
7図は横支杆、第1アーム、第2アーム、踏圧輪箇所の
背面図、第8図乃至第11図は1条畝成形と同時に、そ
れらにフィルムを全面に被覆する作業順序の各状態を示
す略本工程図、第12図は1条畝成形と同時に、それら
にフィルムを全面に被覆する作業工程の略全体を平面的
に示す略本図、第13図乃至第16図は2条畝成形と同
時に、それらにフィルムを全面に被覆する作業順序の各
状態を示す略本工程図、第17図は2条畝成形と同時に
、それらにフィルムを全面に被覆する作業工程の略全体
を平面的に示す略本図、第18図乃至第21図は3条畝
成形と同時に、それらにフィルムを全面に被覆する作業
順序の各状態を示す略本工程図、第22図は3条畝成形
と同時に、それらにフィルムを全面に被覆する作業工程
の略全体を平面的に示す略本図、第23図はフィルムを
被覆した従来公知の縦断面図、第24図は畝成形しり1
、フィルム被覆している従来公知の略本平面図である。 1・・・・・農業用動力走行機、2・・・・・・作業機
取付杆、7・・・・・畝成形板、13・・・・・・揺動
杆、21・・・・・水平支杆、23・・・・・フィルム
、24・・・・・・ホルダー、33・・・・・・踏圧輪
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 耕耘機またはトラクター、牽引機等の農業用動力走
    行機10作業機取付杆2の後位に、畝成形板7を設け、
    その作業機取付杆2の後部箇所付近に、揺動杆13の前
    端を枢着し、この揺動杆13は水平面上を揺動し、且つ
    適宜の揺動角度で止着できるようにし、その揺動杆13
    の後端に、水平支杆21の前端を枢着し、この水平支杆
    21にロール状のフィルム23を支持するホルダー24
    及び複数の踏圧輪33を設けたことを特徴とした畝成形
    と同時に、それらにフィルムを全面に被覆する装置。
JP901980A 1980-01-29 1980-01-29 畝成形と同時に、それらにフイルムを全面に被覆する装置 Expired JPS5810044B2 (ja)

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JPS6036724B2 (ja) * 1981-12-23 1985-08-22 株式会社クボタ マルチヤ
JPS5988004A (ja) * 1982-11-12 1984-05-21 井関農機株式会社 マルチフイルム敷設装置における畝立装置

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