JPH1198767A - 発電機冷却装置 - Google Patents

発電機冷却装置

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JPH1198767A
JPH1198767A JP10208756A JP20875698A JPH1198767A JP H1198767 A JPH1198767 A JP H1198767A JP 10208756 A JP10208756 A JP 10208756A JP 20875698 A JP20875698 A JP 20875698A JP H1198767 A JPH1198767 A JP H1198767A
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JP
Japan
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cooling
generator
cooler
water
main
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Application number
JP10208756A
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English (en)
Inventor
Buratsutaa Rihiyaruto
ブラッター リヒャルト
Erukuufu Fuiritsupu
エルクーフ フィリップ
Fuitsushiyaa Kuruto
フィッシャー クルト
Riibitsuhi Eruharuto
リービッヒ エルハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABB Asea Brown Boveri Ltd
ABB AB
Original Assignee
ABB Asea Brown Boveri Ltd
Asea Brown Boveri AB
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 付加的な出費を小さくしながら、発電機への
悪影響なしにプラント出力を増大させることのできる新
規な発電機冷却装置を提供することにある。 【構成】 発電所で電流生成ために使用される発電機の
ための発電機冷却装置(10)において、この発電機冷
却装置は閉じた中間冷却回路(18)に別のクーラー
(12、・・・、17)と共に配置した発電機クーラー
(11)を有する。中間冷却回路は、少なくとも1つの
中間クーラー(19、20)を通して主冷却水システム
に熱を伝達する。発電機クーラー(11)から主冷却水
システムへの熱の伝逹を改良する手段(32)を中間冷
却回路(18)に設けることによって能力を増大させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、発電所技術の分野に関する。
本明細書では、発電所で電流生成のために使用される発
電機用の発電機冷却装置であって、閉じた中間冷却回路
内に別のクーラーと共に配置された発電機クーラー有
し、この中間冷却回路が少なくとも1つの中間クーラー
を通して主冷却水システムに熱を伝達するようになって
いる発電機冷却装置に言及する。
【0002】
【背景の説明】発電所で電流生成のために使用される発
電機は作動中生じるエネルギ損失熱を放出するために冷
却しなければならない。この場合、冷却装置に従って、
開放冷却式の発電機と閉鎖冷却式の発電機とに分けられ
る。開放冷却式発電機は空冷により動作する。閉鎖冷却
式発電機においては、空気冷却、水素(H2)冷却、水
冷却あるいは混合冷却を用いることができる。混合冷却
では、回転子を水素で冷却し、固定子を水で冷却する。
なぜならば、発電機が渡すことができる最大の見かけ上
の電力出力は、構成要素の温度、すなわち、冷却媒体の
温度に大きく依存するからである。エネルギ損失熱を放
出するヒートシンクの温度が低ければ低いほど、それだ
け発電機の最大の見かけ上の作動電力出力が高くなり、
あるいは、所定の見かけ上一定の電力出力の場合には発
電機の寿命がそれだけ延びるのである。条件が適切なら
ば、複雑で高価な発電機冷却からより単純でより安価な
発電機冷却に切り換える、たとえば、水素冷却から空気
冷却に切り換えることも可能である。
【0003】公知の発電機冷却装置の例が図1に図示し
てある。発電機冷却装置10は閉じた中間冷却回路18
を含む。この中を、冷却媒体(通常は水)が循環する。
発電機クーラー11が、中間冷却回路18内で複数の個
々のクーラー111〜114および別のクーラーとし
て、たとえばオイルクーラー12、ボイラポンプクーラ
ー13、2台の給水ポンプクーラー14、15、サンプ
リングクーラー16および燃料ガス圧縮器クーラー17
と並列に接続してある。冷却水は、並列で作動している
2つの冷却水ポンプ26、27によって中間冷却回路1
8を通して圧送される。冷却水は2つの並列に配置した
中間クーラー19、20を通って流れ、これら中間クー
ラーを通して主冷却水システム(図6において34)の
主冷却水が流れる。主冷却水システムは図1には図示し
ていない。主冷却水システムへの接続部は主冷却水のた
めの入口21と出口23によって表してある。水フィル
タ22を、主冷却水システム内で中間クーラー19、2
0の上流側に配置してもよい。さらに、保護剤(抑制
剤)のための計量装置25を、冷却水ポンプ26、27
に並列に接続してもよい。この計量装置は入口24を通
して適当な保護剤の供給を受けることができる。さら
に、閉じた中間冷却回路には入口28を通して付加的な
水を満たしてもよい。最後に、回路は均等化タンク29
にも接続しなければならない。個々のプラント部分は、
図において対応した記号で示す弁を備えているが、図の
簡略化のために、参照符号は付けてない。
【0004】適当な主冷却水システム34の例が図6に
図示してある。このシステムにおいては、中間クーラー
19、20は発電所の主コンデンサ35に対して並列に
配置してある。加熱された主冷却水は、冷却塔ファン3
7を備えた冷却塔36で冷却され、収集ポンド39内に
リターン38を経て集まり、2つの並列の主冷却水ポン
プ41、40によってそこから収集点19、20に戻
る。冷却塔36で蒸発した分の水は入口30を通して付
加的な冷却塔水で補給される。貫流冷却の場合、冷却塔
36の代わりに水溜め、たとえば川、湖あるいは海を用
いてもよい。図1、6に示すシステムでは、発電機クー
ラー11は発電機の冷却に用いた冷却媒体(H2、空
気、水)を冷却する。この場合、冷却媒体の温度は、ヒ
ートシンク(主冷却水では普通)の温度、使用される熱
交換器(クーラー)の温度差定格、そして、冷却回路に
おける質量の流れの状態によって影響を受ける可能性が
ある。ところが、過去においては、発電機の性能がプラ
ント出力(たとえば、使用されたガスタービン)と比べ
て適切以上のものであり、高電力余量は全外気温度範囲
(冷却塔冷却の場合)あるいは水温範囲(貫流冷却の場
合)で利用できたが、今日では、発電機の冷却は、プラ
ント出力の上昇、コストプレッシャの増大、空冷式発電
機の出力の現時点での300−350 MWへの制限な
どにより限界になりつつある。しかしながら、より小さ
いプラントの場合も、たとえば改造事業の場合、有効な
発電機冷却はぎりぎりで重要な役割を引き受けることが
できる。
【0005】この状況から生じる結果は次の通りとなろ
う。 −空気冷却からH2冷却への移行。 −電力出力、したがって、コストの急騰。 −力率(cosφ)の制限。 −定められた断熱クラスを数度(たとえば、B+5K)
だけ超える。 −発電機の寿命の減少。 たとえば、発電機冷却を改良するもう一つの理由は、プ
ロセス改善の結果として既存のプラントの電力出力を増
加させることでもある。これによれば、発電機置き換え
の必要性を回避できる。
【0006】
【発明の概要】したがって、本発明の一目的は、付加的
な出費を小さくしながら、発電機への悪影響なしにプラ
ント出力を増大させることのできる新規な発電機冷却装
置を提供することにある。冒頭で述べたタイプの発電機
冷却装置において、この目的は、発電機クーラーから主
冷却水システムへの熱の伝逹を改良する手段を中間冷却
回路に設けることによって達成される。本発明による、
中間冷却回路での熱放出についての改良によれば、発電
機自体で実施しなければならない高価で複雑な改造なし
にあるいは受け入れなければならない発電機の動作にお
ける制限なしにプラント出力を増大させることができ
る。
【0007】中間冷却回路における熱放出は、中間回路
においてクーラーまたは冷却点を様々に接続することに
よって、あるいは、変更した接続部をヒートシンクの変
更と組み合わせることによって随意に改良することがで
きる。本発明による発電機冷却装置の第1の好ましい実
施例は、発電機クーラーおよび別のクーラーを中間冷却
回路において直列に接続し、発電機クーラーを少なくと
も1つの中間クーラーと別のクーラーの間に配置すると
いう点で区別される。この種の直列接続によれば、中間
クーラーにおいて冷却される中間冷却回路の媒体がまず
発電機クーラーを通って分割されずに流れ、したがっ
て、質量流量が増え、その結果、熱放出を著しく改良す
る。この実施例の好ましい発展例では、主冷却水システ
ムは冷却塔を備えており、付加的な冷却塔水が少なくと
も1つの中間クーラーを通って流れる。たとえば、川水
を付加的な冷却塔水として使用する場合、ヒートシンク
の温度が純粋な主冷却水と比べて低下し、その結果、熱
放出がさらに改良される。
【0008】本発明による発電機冷却装置の第2の好ま
しい実施例は、主冷却水システムが冷却塔を備え、付加
的な冷却塔水が少なくとも1つの中間クーラーを通して
流れる点で区別される。たとえば、川水が付加的な冷却
塔水として使用する場合、ヒートシンクの温度は純粋な
主冷却水と比べて低下し、その結果、中間冷却回路にお
いて冷却点の接続を変更することなく熱放出を改良でき
る。さらに好ましい実施例では、冷却媒体がそこを通し
て流れる付加的なトッピングクーラーを中間冷却回路に
おいて発電機クーラーの上流側に配置する。こうするこ
とにより、主冷却水の温度よりかなり低い温度の冷却媒
体によって、熱放出を劇的に改良する非常に低い温度の
ヒートシンクを得ることができる。この実施例の発展例
では、主冷却水システムが冷却塔を備えている場合、冷
却媒体は付加的な冷却塔水であってもよい。しかしなが
ら、冷却媒体は冷凍冷蔵装置からの冷水であってもよ
い。冷却媒体は、さらに、化学会社で作ることができる
冷えた塩水溶液であってもよい。最後に、冷却媒体は膨
張によって冷却された冷えた天然ガスであってもよい。
【0009】以上の実施例は従属請求項から明らかとな
る。本発明およびそれに付随する多くの利点についての
完全な評価は添付図面に関連した以下の詳しい説明から
容易に得ることができよう。
【0010】
【好ましい実施例の説明】いくつかの図を通じて同じ参
照符号が同じあるいは相当する部分を示す図面を参照し
て、先に既に説明したように、空冷式発電機は主冷却水
が冷却塔を通して送られる発電所で電力出力問題を持つ
可能性がある。これらの問題は、比較的高い周囲温度、
たとえば13℃以上で生じる可能性がある。しかしなが
ら、電力出力問題が生じるかどうかは、多くの他のファ
クタ、たとえば、プラントのタイプ、風土的な条件(空
気、湿気など)、冷却システムのタイプなどにも依存す
る。本発明によれば、これらの問題は、発電機冷却装置
の中間冷却回路において熱放出を改良することによって
排除される。本発明による改良冷却装置の第1の好まし
い実施例が図2の回路図に示してある。この発電機冷却
装置の設計は、図1に示す設計と本質的に同一である。
またここで、閉じた中間冷却回路18の冷却媒体は中間
クーラー19、20を通して供給される。中間クーラー
19、20は、主冷却水出口23を通して主冷却水シス
テムに接続している。しかしながら、図1に示す回路と
は異なり、主冷却水自体は、中間クーラー19、20を
通して送られず、入口30を通して付加的な冷却塔水が
送られる。前記付加的な冷却塔水は冷却塔での蒸発およ
びブローダウンの結果としての主冷却水システムの水損
失分を補給するために必要である。図6のシステムにお
ける対応する変更は、破線で表した入口30′を実線で
示す入口の代わりに使用して付加的な冷却塔水を送るこ
とを意味する。そして、主冷却水システムへの水フィル
タ22の接続は行われない。
【0011】外部温度の関数としての主冷却水および付
加的な冷却塔水またはメークアップ(川水、水道水、地
表水)の温度についての国際的な平均値は以下の代表的
な値によって表される: 周囲温度 構成 メインCW −15℃ 5℃ 15℃ 15℃ 15℃ 23℃ 35℃ 24℃ 33℃ 付加的な冷却塔水(メークアップ)は任意の外気温度で
も主冷却水の温度よりもかなり低い温度を有するため、
発電機からのエネルギ損失熱は中間クーラー19、20
を通して実質的により効果的に放出され、これが発電機
の改良された出力の直接の素因となり得る。
【0012】例:140 kg/sの質量流が(中間ク
ーラー19、20を通して)閉じた中間冷却回路18内
を循環し、そのうちの71kg/sが発電機クーラー1
1を流れ、69kg/sが残りのクーラー12、・・
・、17を通して流れる。15℃の周囲温度で約400
0 kWのエネルギ損失を発電機クーラーにおいて放出
させ、約3300kWのエネルギ損失を残りのクーラー
で放出させるためには、主冷却装置においてE=2のシ
ックニングの場合、中間クーラーを通して川水からなる
112kg/sの質量流を付加的な冷却塔水として送る。
【0013】この典型的な実施例において、付加的な冷
却塔水によって非常に低い温度レベルを達成できること
に加えて、主冷却水システムの回路から中間クーラー1
9、20を除くことによって以下のさらなる利点を得る
ことができる: −冷却塔が、主コンデンサにおける条件に関してコスト
の点で最適に設計できる。 −季節差を最も効果的に補正できる。 −圧力損失によるなんらの制限なしに中間クーラーを最
適に設計できる −閉じた中間冷却回路を主冷却水から独立して作動させ
ることが可能となる。 図2の例における問題は、付加的な冷却塔水の質量流が
冷却塔におけるシックニングに決定的に依存し、したが
って、中間クーラー19、20における冷却要求に従っ
て自由に選ぶことができないということである。図3に
示す本発明の別の好ましい実施例によれば、この問題を
克服するために、中間クーラー19、20は主冷却水
(入口21)と付加的な冷却塔水(入口30)と混合水
で作動させることができる。これにより、主冷却水の温
度よりも低い温度を有すると同時に、必要に応じて特別
の限度内で中間クーラー19、20を通って流れる質量
流量を変えることが可能となる。この場合、図6のシス
テムにおいては、ここで再び、破線で示す入口30′を
実線で示す入口30の代わりに使用して付加的な冷却塔
水を送り、水フィルタ22と主冷却回路の間の接続をな
しとする。
【0014】例:ここで再び、140kg/sの質量流が
(中間クーラー19、20を通して)閉じた中間冷却回
路18内で循環し、そのうちの71kg/sが発電機ク
ーラー11を通して流れ、69kg/sが残りのクーラ
ー12、・・・、17を通して流れる。15℃の周囲温
度で、発電機クーラーにおいて約4000 kWのエネ
ルギ損失ならびに残りのクーラーにおいて約330kW
のエネルギ損失を放出させるために、153kg/sの冷
却媒体の質量流を中間クーラー19、20を通して送
る。前記質量流は、たとえば、E=2のシックニングの
場合には、112kg/sの付加的な冷却塔水と41kg
/sの主冷却水とからなり、あるいは、たとえばE=5の
シックニングの場合には、70kg/sの付加的な冷却塔
水と83kg/sの主冷却水とからなる。
【0015】図4に示す典型的な実施例によれば、熱放
出を改善するためのもう一つの可能性は、中間冷却回路
における冷却点すなわちクーラー11〜17の接続を変
更することである。この場合、図4によれば、発電機ク
ーラー11と別のクーラー12、・・・、17を中間冷
却回路18において直列に接続し、発電機クーラー11
を少なくとも1つの中間クーラー19、20と別のクー
ラー12、・・・、17の間に配置すると特に有利であ
る。中間冷却回路18の冷却媒体(中間クーラー19、
20において冷却される)がまず分割されることなく発
電機クーラー11を通して流れるので、熱放出が改善さ
れる。加えて、別のクーラー12、・・・、17の並列
接続を行うために、弁を備えたバイパス管路42を設け
てもよい。前記バイパス管路は、発電機クーラー11が
他のクーラー12、・・・、17から独立して作動する
のを確実にする。プラント全体を欠点のある個々の発電
機クーラー111、・・・114の場合にもシャットダ
ウンする必要はなく、作動中に低下した電力に維持され
るので、個々のクーラーをそれぞれ独立してバイパスさ
せることができなければならない。もちろん、図4の直
列接続において、中間クーラー19、20は、それ相当
の利点をもって、主冷却水(入口21)で単独に作動す
るだけでなく、付加的な冷却塔水(破線で表す入口3
0)、そしてまた、2つの媒体の混合物(入口21、3
0)でも単独に作動することができる。
【0016】本発明による発電機冷却装置のまた別の好
ましい実施例が図5に示してある。図2〜図4の先の実
施例と異なり、付加的なトッピングクーラー32が、閉
じた中間冷却回路18において発電機クーラー11のす
ぐ上流に配置してある。前記トッピングクーラーは入口
31と出口33を通して流れる別の冷却媒体で作動す
る。この別体のトッピングクーラー32は本質的に独立
した発電機冷却を行う。特に、冷却媒体は、残りの冷却
装置の特殊な必要性にかかわりなく自由に選ぶことがで
き、発電機作動要件に最適に合わせることができる。原
則として、トッピングクーラー32のための冷却媒体と
して主冷却水そのものを使用することが考えられる。図
1による回路と比べて、トッピングクーラーが特に中間
クーラー19、20から独立して発電機冷却要件に適合
できるという点で有利である。主冷却水システム34
(図6)が冷却塔36を備える場合、主冷却水より冷た
い付加的な冷却塔水あるいは主冷却水と付加的な冷却塔
水との混合物を冷却媒体として使用できると有利であ
る。付加的な冷却塔水よりも冷たい冷却液を冷却媒体と
して使用する場合には発電機エネルギ損失熱の放出がさ
らに向上する。たとえば、冷凍冷蔵装置から来る冷水
(さらに冷たい水)をこの目的ために使うことができ
る。さらに、冷却媒体として冷たい塩水溶液(たとえ
ば、化学会社で作られることが多い)を使用することも
考えられる(正確にはこのような化学会社の発電所のた
めに)。必要な圧力よりも高い圧力の天然ガスを利用で
きる場合には、圧縮器の代わりに還元ステーションを使
用しなければならない。したがって、最後に、たとえば
発電所においてガスタービンを動かすために膨張によっ
て冷却された冷たい天然ガスを冷却媒体として使用する
ことも考えられる。
【0017】例:140kg/sの質量流が中間冷却回路
18を通って循環し、ここでも再び、この質量流が71
kg/s(発電機クーラー11)と69kg/s(残りのク
ーラー12、・・・、17とに分割される。回路18内
の冷却水は中間クーラー19、20に入るとき約35℃
の温度である。中間クーラー19、20には140kg
/sの質量流量でかつ23℃の温度で主冷却水が流れ、冷
却水を約35℃から27℃まで冷却し、69kg/sの冷
却水が残りのクーラー12、・・・、17を通して流
れ、約3300kWのエネルギ損失の結果として約38
℃まで加熱される。トッピングクーラー32を通して流
れる71kg/sの質量流は、8℃の温度で71kg/s
の水道水の質量流によって約19℃まで冷却され、最後
に、約4000kWをエネルギ損失の場合、発電機クー
ラー11において約32℃まで加熱される。
【0018】図2、3の実施例に示すように、1つ(あ
るいは複数)のトッピングクーラー32を中間クーラー
19、20の変更と組み合わせて使用することができる
ことは言うを待たない。明らかに、上記の教示に照らし
て本発明の多数の修正、変更が可能である。したがっ
て、添付の特許請求の範囲内で、本発明を特に説明した
以外の態様で実施し得ることは了解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、従来技術による発電機冷却装置の閉
じた中間冷却回路の構成を示す。
【図2】この図は、図1の構成に対応する、ヒートシン
クとして付加的な冷却塔水使用する本発明の第1の好ま
しい実施例の構成を示す。
【図3】この図は、図1の構成に匹敵する、ヒートシン
クとして付加的な冷却塔水と主冷却水の混合物を使用す
る本発明の第2の好ましい実施例の構成を示す。
【図4】この図は、図1の構成に匹敵する、発電機クー
ラーと他の冷却点の直列接続を持つ本発明の第3の好ま
しい実施例の構成を示す。
【図5】この図は、図1の構成に匹敵する、中間冷却回
路において発電機クーラー上流に設けた付加的なトッピ
ングクーラーを備える本発明の第4の好ましい実施例の
構成を示す。
【図6】この図は、図1による中間冷却回路の、冷却塔
を備えた主冷却水システムへのそれ自体公知のリンケー
ジの例を示す。
【符号の説明】
10 発電機冷却装置 11 発電機クーラー 12 オイルクーラー 13 ボイラポンプクーラー 14、15 給水ポンプクーラー 16 サンプリングクーラー 17 燃料ガス圧縮器クーラー 18 中間冷却回路(閉じた) 19、20 中間クーラー 21 入口(主冷却水) 22 水フィルタ 23 出口(主冷却水) 24 入口(保護剤) 25 計量装置(保護剤) 26、27 冷却水ポンプ(中間冷却回
路) 28 入口(付加水中間冷却回路) 29 均等化タンク(中間冷却回
路) 30、30′ 入口(付加的な冷却塔水) 31 入口(冷却媒体) 32 トッピングクーラー 33 出口(冷却媒体) 34 主冷却水システム 35 主コンデンサ 36 冷却塔 37 冷却塔ファン 38 リターン(主冷却水) 39 収集ポンド(主冷却水) 40、41 主冷却水ポンプ 42 バイパス管路 111、114 個別クーラー(発電機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ エルクーフ スイス ツェーハー8006 チューリッヒ シュタンプフェンバッハシュトラーセ 106 (72)発明者 クルト フィッシャー スイス ツェーハー5507 メーリンゲン シュポルトヴェーク 5 (72)発明者 エルハルト リービッヒ ドイツ連邦共和国 デー71254 ディッツ ィンゲン ディッツェンブルーナー シュ トラーセ 101

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電所の電流生成ために使用される発電
    機のための発電機冷却装置であって、発電機が、別のク
    ーラーと共に、閉じた中間冷却回路内に配置された発電
    機クーラーを有し、前記中間冷却回路は、少なくとも1
    つの中間クーラーを介して熱を主冷却水系へ伝達し、発
    電機クーラーから主冷却水系への熱の伝達を改善する手
    段が中間冷却回路に設けてあることを特徴とする発電機
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 発電機クーラーおよび別のクーラーが中
    間冷却回路と直列に接続してあり、発電機クーラーが、
    少なくとも1つの中間クーラーと別のクーラーとの間に
    配置してあることを特徴とする請求項1に記載の発電機
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 主冷却水が少なくとも1つの中間クーラ
    ーを通して流れることを特徴とする請求項2に記載の発
    電機冷却装置。
  4. 【請求項4】 主冷却水系が冷却塔を備えており、付加
    的な冷却塔水が少なくとも1つの中間クーラーを通して
    流れることを特徴とする請求項2に記載の発電機冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 主冷却水も少なくとも1つの中間クーラ
    ーを通して流れることを特徴とする請求項4に記載の発
    電機冷却装置。
  6. 【請求項6】 主冷却水系が冷却塔を備えており、付加
    的な冷却塔水が少なくとも1つの中間クーラーを通して
    流れることを特徴とする請求項1に記載の発電機冷却装
    置。
  7. 【請求項7】 主冷却水も少なくとも1つの中間クーラ
    ーを通して流れることを特徴とする請求項6に記載の発
    電機冷却装置。
  8. 【請求項8】 冷却媒体がそこを通して流れる付加的な
    トッピングクーラーが中間冷却回路で発電機クーラーの
    上流側に配置してあることを特徴とする請求項1に記載
    の発電機冷却装置。
  9. 【請求項9】 冷却媒体は主冷却水であることを特徴
    とする請求項8に記載の発電機冷却装置。
  10. 【請求項10】 主冷却水系が冷却塔を備えており、冷
    却媒体が付加的な冷却塔水であることを特徴とする請求
    項8に記載の発電機冷却装置。
  11. 【請求項11】 冷却媒体は冷凍冷蔵装置からの冷水で
    あることを特徴とする請求項8に記載の発電機冷却装
    置。
  12. 【請求項12】 冷却媒体は冷えた塩水溶液であること
    を特徴とする請求項8に記載の発電機冷却装置。
  13. 【請求項13】 冷却媒体が膨張による冷却された冷え
    た天然ガスであることを特徴とする請求項8に記載の発
    電機冷却装置。
  14. 【請求項14】 主冷却水が少なくとも1つの中間クー
    ラーを通して流れることを特徴とする請求項8から13
    のうちの1つに記載の発電機冷却装置。
  15. 【請求項15】 主冷却水システムが冷却塔を備えてお
    り、付加的な冷却塔水が少なくとも1つの中間クーラー
    を通して流れることを特徴とする請求項8から13のう
    ちの1つに記載の発電機冷却装置。
  16. 【請求項16】 発電機クーラーおよび別のクーラーが
    中間冷却回路内で並列に接続してあることを特徴とする
    請求項8から15のうちの1つに記載の発電機冷却装
    置。
  17. 【請求項17】 発電機クーラーと別のクーラーが中間
    冷却回路において直列に接続してあり、発電機クーラー
    がトッピングクーラーと別のクーラーの間に配置してあ
    ることを特徴とする請求項8から15のうちの1つに記
    載の発電機冷却装置。
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