JPH1198621A - 受配電設備 - Google Patents
受配電設備Info
- Publication number
- JPH1198621A JPH1198621A JP25316697A JP25316697A JPH1198621A JP H1198621 A JPH1198621 A JP H1198621A JP 25316697 A JP25316697 A JP 25316697A JP 25316697 A JP25316697 A JP 25316697A JP H1198621 A JPH1198621 A JP H1198621A
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Abstract
た受配電設備に関するものであり、過電流耐量の大きい
受配電設備を提供するものである。 【解決手段】 第1の幹線バー55と第1の分岐バー5
6の接続構造に用いる第1の固定金具50に、前記幹線
バーの3側面に係合する第1の幹線バー係合溝50aと
前記分岐バーの2側面に係合する第1の分岐バー係合溝
50bとを設け、前記固定金具を用いて前記幹線バーと
前記分岐バーを固定することにより、前記幹線バーと前
記分岐バーの接続角度は変化しないので過電流耐量が大
きくなる。
Description
遮断器等を備えた受配電設備に関するものであり、特に
受配電設備における電流回路の接続構造に関するもので
ある。
い、受配電設備内に設置される変圧器の容量が増大し、
変圧器の低圧側回路に短絡事故が発生した場合の事故電
流が増大し、短絡電流値が100kAを超える場合も考
えられる。
事故電流に対する耐力の強化が計られつつあり、電流回
路の構造についても、短絡事故時の電流に対応できる構
造が求められてきた。
11、及び図12に示す構成が一般的であった。以下そ
の構成について図面を参照しながら説明する。
す構成であって、図12の側断面図に示すごとく箱体1
に収納されている。箱体1の内部には高圧遮断器2に対
し、三相電力回路用変圧器3と単相電力回路用変圧器4
の高圧端子が配線接続され、前記三相電力回路用変圧器
3と単相電力回路用変圧器4の低圧端子3aおよび4a
にはそれぞれ配線用遮断器31及び41が幹線バー35
及び45と分岐バー36及び46で配線接続されてい
る。幹線バー35と分岐バー36の接続は図10の幹線
バーと分岐バーの接続構造図に示す構造のものが一般的
で幹線バー35と分岐バー36の接続部の締付ねじ11
が1本で接続されているものが多い。
が大きい場合には複数のブスバーを空隙を設けて並行に
配置し、前記幹線バー35及び45を構成する場合もあ
る。
備に接続される負荷設備の故障や負荷設備に接続される
回路の故障や短絡事故等により変圧器の低圧側回路が短
絡した場合、幹線バー及び分岐バーで構成された回路に
過大な電流がながれるために受配電設備内の回路や回路
の接続部が事故電流による電磁力の影響を受けて幹線バ
ーと分岐バーの回路形状に変形が生じたり、幹線バーと
分岐バーの接続圧力を低下させる等の2次的影響をまね
く恐れがあった。
する幹線バーと分岐バーの接続構造を改良し、過電流耐
量の大きい受配電設備を提供するものである。
に、本発明の受配電設備の幹線バーと分岐バーの接続構
造は、幹線バーの3側面に係合する幹線バー係合溝を有
する固定金具によって幹線バーと固定金具との位置関係
を規制し、幹線バーの1側面と分岐バーの1側面を互い
に接触させるとともに、分岐バーの2側面を固定金具の
分岐バー係合溝に係合させる構造によって固定金具と分
岐バーとの位置関係を規制する固定金具の構造とし、か
つ固定金具に固定ねじに係合するねじ穴を有する構造と
し、固定ねじの締付によって幹線バーと分岐バーの接触
面が固定金具と押圧金具と固定ねじによって接触圧力を
与えるとともに、幹線バーと分岐バーの接続が略直角に
配された回路形状を固持する構造としている。
明する。
態を図1及び図2及び図3を用いて説明する。
幹線バーと分岐バーの接続部の斜視図を示し、図2は前
記接続部の断面図を示し、図3は前記接続部の背面図を
示すものである。
バー55の3側面に対向する第1の幹線バー係合溝50
aと第1の分岐バー36の2側面に対向する第1の分岐
バー係合溝50bと固定ねじ52に係合する第1の固定
ねじ係合ねじ穴50cを設けている。
岐バー56の接続部の構造は、第1の幹線バー55が第
1の固定金具50の第1の幹線バー係合溝50aに第1
の幹線バー55の3側面が対向するごとく収められ、第
1の分岐バー56が第1の固定金具50の第1の分岐バ
ー係合溝50bに係合しているとともに、第1の幹線バ
ー55と第1の分岐バー56を押圧するごとく第1の押
圧金具51と平座金53とばね座金54を介して固定ね
じ52が第1の固定金具50の第1の固定ねじ係合ねじ
穴50cに係合している。
による第1の幹線バー55と第1の分岐バー56の接続
構造によれば、固定ねじ52の締め付けトルクによって
ねじ穴側が供廻りすることがなく固定ねじ52の締め付
け及び点検作業は前記固定ねじ側のみの作業で可能とな
り、また、第1の幹線バー55と第1の分岐バー56の
交差角が変化を生じることはないので、第1の幹線バー
55と第1の分岐バー56が変圧器の低圧側回路で短絡
等が発生した場合に生じる電磁力の影響を受けても固定
ねじ52は緩まないので第1の幹線バー55と第1の分
岐バー56の間の接触圧力を保持できる。
施例の形態による幹線バーと分岐バーの接続部の斜視図
を示し、図5は前記接続部の断面図を示し、図6は前記
接続部の背面図を示すものである。
い1対の導体を空隙を設けて並行に配してそれぞれを第
2の幹線バー651及び652とし幹線バーを構成して
いる。
バー651及び652の3側面に対向する第2の幹線バ
ー係合溝60a1及び60a2と固定ねじ52に係合す
る第2の固定ねじ係合ねじ穴60cを設けている。
2と第2の分岐バー66の接続部の構造は、第2の幹線
バー651及び652が第2の固定金具60の第2の幹
線バー係合溝60a1及び60a2に第2の幹線バー6
51及び652の3側面が対向するごとく収められてい
るとともに、第2の幹線バー651及び652と第2の
分岐バー66を押圧するごとく第2の幹線バー651と
第2の幹線バー652の空隙に第2の押圧金具61と平
座金53とばね座金54を介して固定ねじ52が第2の
固定金具60の第2の固定ねじ係合ねじ穴60cに係合
している。
による第2の幹線バー651及び652と第2の分岐バ
ー66の接続構造によれば、固定ねじ52の締め付けト
ルクによってねじ穴側が供廻りすることがなく固定ねじ
52の締め付け及び点検作業は前記固定ねじ側のみの作
業で可能となり、また、第2の幹線バー651と第2の
幹線バー652に力が生じた場合においても第2の幹線
バー651と第2の幹線バー652の並行間隔に変化が
生じることはないので変圧器の低圧側回路で短絡等が発
生した場合に生じる電磁力の影響を受けても第2の幹線
バー651と第2の幹線バー652の並行間隔は不変で
ある。
態を図7及び図8及び図9を用いて説明する。
幹線バーと分岐バーの接続部の斜視図を示し、図8は前
記接続部の断面図を示し、図9は前記接続部の背面図を
示すものである。
い1対の導体を空隙を設けて並行に配してそれぞれを第
3の幹線バー751及び752とし幹線バーを構成して
いる。
バー751及び752の3側面に対向する第3の幹線バ
ー係合溝70a1及び70a2と第3の分岐バー76の
2側面に対向する第3の分岐バー係合溝70bと固定ね
じ52に係合する第3の固定ねじ係合ねじ穴70cを設
けている。
2と第3の分岐バー76の接続部の構造は、第3の幹線
バー751及び752が第3の固定金具70の第3の幹
線バー係合溝70a1及び70a2に第3の幹線バー7
51及び752の3側面が対向するごとく収められ、第
3の分岐バー76が第3の固定金具70の第3の分岐バ
ー係合溝70bに係合しているとともに、第3の幹線バ
ー751及び752と第3の分岐バー76を押圧するご
とく第3の幹線バー751と第3の幹線バー752の空
隙に第3の押圧金具71と平座金53とばね座金54を
介して固定ねじ52が第3の固定金具70の第3の固定
ねじ係合ねじ穴70cに係合している。
による第3の幹線バー751及び752と第3の分岐バ
ー76の接続構造によれば、固定ねじ52の締め付けト
ルクによってねじ穴側が供廻りすることがなく固定ねじ
52の締め付け及び点検作業は前記固定ねじ側のみの作
業で可能となり、また、第3の幹線バー751及び75
2と第3の分岐バー76との交差角が変化を生じること
はなく第3の幹線バー751及び752と第3の分岐バ
ー76が変圧器の低圧側回路で短絡等が発生した場合に
生じる電磁力の影響を受けても固定ねじ52は緩まない
ので第3の幹線バー751及び752と第3の分岐バー
76の間の接触圧力を保持でき、また、第3の幹線バー
751と第2の幹線バー752に力が生じた場合におい
ても第3の幹線バー751と第3の幹線バー752の並
行間隔に変化が生じることはないので変圧器の低圧側回
路で短絡等が発生した場合に生じる電磁力の影響を受け
ても第3の幹線バー751と第3の幹線バー752の並
行間隔は不変である。
ーを固定する角度は略直角の関係とした例で説明した
が、固定金具に設ける幹線バー係合溝と分岐バー係合溝
の角度差を前記幹線バーと分岐バーを固定する角度差と
同じにすることにより、前記幹線バーと分岐バーを固定
する角度はいかなる角度でも同様の効果が得られる。
固定に使用した固定金具において、前記固定金具の表面
積を大きくすると前記幹線バーと分岐バーの接触面温度
の低下効果が得られるため、前記幹線バーと分岐バーの
接触抵抗値をさげる効果が得られる。さらに、前記固定
金具に熱伝導性の良い材質を用いても前記幹線バーと分
岐バーの接触面温度の低下効果が得られるため、前記幹
線バーと分岐バーの接触抵抗値をさげる効果が得られ
る。
ーの固定に固定金具と固定ねじと押圧金具と平座金とば
ね座金を使用した例で説明したが、前記固定金具に設け
た固定ねじ係合ねじ穴のかわりに固定用おねじを前記固
定ねじの反挿入方向に凸出させて設け、前記幹線バーと
分岐バーの固定に前記固定金具と固定ナットと前記押圧
金具と前記平座金と前記ばね座金を使用しても同様の効
果が得られる。
ーの固定に固定金具と固定ねじと押圧金具と平座金とば
ね座金を使用した例で説明したが、前記押圧金具の前記
固定ねじ挿通用穴を前記平座金の前記固定ねじ挿通用穴
と同一形状とすることにより前記平座金を使用しなくて
も同様の効果が得られる。
バーの固定に使用する押圧金具の形状を略四角形とした
例で説明したが、前記押圧金具の形状を円形としても同
様の効果が得られる。
についても単相電力回路についても同様に実施でき、同
様の効果が得られる。
な有利な効果が得られる。
締め付けトルクによってねじ穴側が供廻りしないので、
前記固定ねじの締め付け及び点検作業は前記固定ねじ側
のみの作業で可能となる。
変化を生じることはないので、前記幹線バーと分岐バー
が変圧器の低圧側回路で短絡等が発生した場合に生じる
電磁力の影響を受けても前記固定ねじは緩まないので前
記幹線バーと分岐バーの間の接触圧力を保持できる。
性がよく、過電流耐量が大きく、信頼性の高い受配電設
備を提供できる。
締め付けトルクによってねじ穴側が供廻りしないので、
前記固定ねじの締め付け及び点検作業は前記固定ねじ側
のみの作業で可能となる。
が生じることはないので、変圧器の低圧側回路で短絡等
が発生した場合に生じる電磁力の影響を受けても前記1
対の幹線バー間の並行間隔は不変である。
性がよく、過電流耐量が大きく、信頼性の高い受配電設
備を提供できる。
1および前記請求項2で記載した効果が共に得られる。
岐バーの接続部の斜視図
岐バーの接続部の断面図
岐バーの接続部の背面図
岐バーの接続部の斜視図
岐バーの接続部の断面図
岐バーの接続部の背面図
岐バーの接続部の斜視図
岐バーの接続部の断面図
岐バーの接続部の背面図
例の斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 幹線バーと分岐バーを略直角に配して交
点を固定金具と押圧金具と固定ねじによって接続し、前
記固定金具には前記幹線バーの3側面に係合し、前記分
岐バーに係合する形状の前記幹線バー及び前記分岐バー
の係合溝を略直角に配してそれぞれ設けるとともに、前
記固定ねじに係合するねじ穴を前記固定金具に配して成
る構造とし、前記幹線バーと、前記分岐バーの接続接続
部が前記固定金具と前記押圧金具と前記固定ねじによっ
て前記幹線バーと前記分岐バーの接続面を押圧するごと
く接続して成る受配電設備。 - 【請求項2】 断面が略四角形にして断面の形状がほぼ
等しい1対の導体を空隙を設けて並行に配して幹線バー
と成し、前記幹線バーと、略直角の関係に分岐バーを配
し、固定金具と押圧金具と固定ねじによって前記幹線バ
ーと前記分岐バーが接続される構造において、前記固定
金具に前記幹線バーを構成する導体の3側面を対向面と
する形状の幹線バー係合溝を設けて前記幹線バー係合溝
に前記幹線バーの導体をそれぞれ納めて前記幹線バーと
前記固定金具を組合せ、前記分岐バーを前記幹線バーと
略直角の関係に配して前記幹線バーの1側面と前記分岐
バーの1側面を接触させ、前記固定金具に設けた前記固
定ねじに対する固定ねじ係合穴に前記幹線バーの導体間
に設けた空隙に前記固定ねじを貫挿させて、前記幹線バ
ーの導体と前記分岐バーの接触面を押圧するごとく前記
押圧金具を介して前記固定ねじによって接続して成る受
配電設備。 - 【請求項3】 断面が略四角形にして断面の形状がほぼ
等しい1対の導体を空隙を設けて並行に配して幹線バー
と成し、前記幹線バーと略直角の関係に分岐バーを配
し、固定金具と押圧金具と固定ねじによって前記幹線バ
ーと前記分岐バーが接続される構造において、前記固定
金具に前記幹線バーを構成する導体の3側面を対向面と
する形状の幹線バー係合溝を設け、かつ、前記幹線バー
係合溝と略直角方向に前記分岐バーの2側面に係合する
分岐バー係合溝を設け、かつ、前記固定ねじに係合する
ねじ穴を前記固定金具に配して成る構造とし、前記幹線
バーと前記分岐バーの接続部を前記固定金具と前記押圧
金具と前記固定ねじによって前記幹線バーと前記分岐バ
ーの接続面を押圧するごとく接続して成る受配電設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25316697A JPH1198621A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 受配電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25316697A JPH1198621A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 受配電設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198621A true JPH1198621A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17247458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25316697A Pending JPH1198621A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 受配電設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1198621A (ja) |
-
1997
- 1997-09-18 JP JP25316697A patent/JPH1198621A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |