JPH1198454A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH1198454A
JPH1198454A JP9278094A JP27809497A JPH1198454A JP H1198454 A JPH1198454 A JP H1198454A JP 9278094 A JP9278094 A JP 9278094A JP 27809497 A JP27809497 A JP 27809497A JP H1198454 A JPH1198454 A JP H1198454A
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JP
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information
attribute
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user
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JP9278094A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Kido
一隆 木戸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録された情報を容易に区別できるようにす
る。 【解決手段】 属性として目的情報を用いる場合には、
まず、入力ボタン32を用いて、目的名、記憶領域サイ
ズを入力し、必要に応じてパスワードを設定し、フラッ
シュメモリ24に記憶領域を割り当てる。これらの情
報、および記憶領域オフセット、記憶領域利用済サイズ
を目的管理情報としてメモリ28に記録する。そして、
目的別分類を利用する場合には、目的名、パスワード
(パスワードが設定されている場合)を入力し、パスワ
ードが一致すれば、現在目的がセットされ、撮影可能と
なる。撮影が開始されると、目的管理情報から計算した
フラッシュメモリ24内での位置から画像データを記録
する。属性として、ユーザ情報や時間情報を用いてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報記録装置に関
し、特にたとえばデジタルカメラ(具体的には、静止画
(スチル画像)を記録するデジタルスチルカメラ、およ
び動画像を記録するビデオカメラを含む。)などに用い
られる、情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、属性、たとえば目的情報、ユーザ
情報、および時間情報等毎に情報をグループ化して記録
する情報記録装置はなく、デジタルカメラによって撮影
した情報を記録するとき、撮影した情報をデジタルカメ
ラの大容量記憶装置にファイルとして保存することが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、複数のユ
ーザが異なる目的で1つのデジタルカメラを共用するよ
うな場合、デジタルカメラに記録された各情報を区別す
るのは困難であった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、記
録された情報を容易に区別できる、情報記録装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の情報記録装置は、情報を入力する
入力手段、情報を記録する記録媒体、記録すべき情報の
属性を入力する属性入力手段、および属性入力手段によ
って入力された属性毎に情報をグループ化して記録媒体
に記録するグループ化手段を備える。
【0006】請求項2に記載の情報記録装置は、請求項
1に記載の情報記録装置において、グループ化手段は、
属性入力手段によって入力された属性に対応する領域を
記録媒体内に形成する領域形成手段、および入力手段に
よって入力された情報をその属性に対応する領域に記録
する情報記録手段を含むものである。
【0007】請求項3に記載の情報記録装置は、請求項
1または2に記載の情報記録装置において、属性毎に認
証情報を設定する認証情報設定手段、認証情報を入力す
る認証情報入力手段、認証情報入力手段によって入力さ
れた認証情報と認証情報設定手段によって設定された認
証情報とを比較する比較手段、および認証情報の比較結
果に応じて、情報をその属性に対応する領域に記録する
か否かを決定する手段をさらに備えるものである。
【0008】請求項4に記載の情報記録装置は、請求項
1ないし3のいずれかに記載の情報記録装置において、
属性は目的情報であるものである。
【0009】請求項5に記載の情報記録装置は、請求項
1ないし3のいずれかに記載の情報記録装置において、
属性はユーザ情報であるものである。
【0010】請求項6に記載の情報記録装置は、請求項
1または2に記載の情報記録装置において、属性は時間
情報であるものである。
【0011】請求項7に記載の情報記録装置は、請求項
1ないし6のいずれかに記載の情報記録装置において、
デジタルカメラに用いられるものである。
【0012】請求項1に記載の情報記録装置では、ま
ず、これから記録しようとする情報の属性を属性入力手
段によって入力する。そして、記録しようとする情報を
入力手段によって入力すると、その情報はグループ化手
段によって属性に応じてグループ化されて記録媒体に記
録される。
【0013】請求項2に記載の情報記録装置では、属性
入力手段によって情報の属性が入力されると、領域形成
手段によって属性に対応する領域が記録媒体内に形成さ
れる。そして、入力手段によって入力された情報は、記
録媒体内のその属性に応じた領域に記録される。
【0014】請求項3に記載の情報記録装置では、認証
情報設定手段によって属性毎にパスワードなどの認証情
報が設定される。このように各属性に対して認証情報が
設定された場合、その後ユーザが或る属性の情報をその
属性に対応する領域に記録しようとすれば、設定された
認証情報と同一の認証情報を入力手段によって入力しな
ければならない。すなわち、入力された認証情報と設定
された認証情報とは比較手段で比較され、認証情報が一
致すれば情報は記録媒体上の該当する領域に記録され、
一方、認証情報が一致しなければ情報は記録媒体に記録
されない。
【0015】なお、請求項4ないし6に記載の情報記録
装置のように、属性としては、目的情報、ユーザ情報ま
たは時間情報などが用いられる。また、請求項7に記載
のように、この発明の情報記録装置はデジタルカメラに
適用される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明をデジタルカメラ
に用いた場合の実施の形態について、図面を参照して説
明する。
【0017】図1および図2を参照して、この発明の実
施の形態のデジタルカメラ10は、レンズ12およびし
ぼり14などからなる撮影光学系16を含む。撮影光学
系16を通して受光した被写体の明るさは、CCDなど
の固体撮像素子18によって光電変換され、画像信号が
アナログ信号としてA/D変換回路20へ出力される。
この画像信号はA/D変換回路20によってデジタル変
換され、デジタル化された画像信号が画像データとして
画像圧縮回路22へ出力される。画像圧縮回路22で
は、たとえばJPEG形式などの所定の圧縮画像形式で
画像データが圧縮され、圧縮された画像データが不揮発
性メモリであるフラッシュメモリ24に記録される。
【0018】また、デジタルカメラ10は、CPU2
6、メモリ28、モニタ30、入力ボタン32、ファイ
ンダー34、リアルタイムクロック36および駆動回路
38を含む。
【0019】メモリ28には属性管理情報が格納され、
属性管理情報には、属性名、パスワード、記憶領域サイ
ズ、記憶領域オフセット、記憶領域利用済みサイズが含
まれる。
【0020】記憶領域オフセットは、その属性名に割り
当てられたフラッシュメモリ24上の記憶領域を特定す
るために必要な、フラッシュメモリ24の先頭からのオ
フセットである。
【0021】記憶領域利用済サイズは、最初は0に初期
化され、同一属性名の画像データを格納する毎に加算さ
れる。そして、記憶領域利用済みサイズが記憶領域サイ
ズに達すると画像データをそれ以上格納できなくなる。
【0022】この属性管理情報に基づいて、画像データ
が記録されるフラッシュメモリ24内の位置などが管理
される。ここで、属性としては、目的情報、ユーザ情
報、時間情報、地理的情報などがある。
【0023】また、メモリ28には、デジタルカメラ1
0全体の動作の制御を行うためのプログラム、および後
述するような画像データを記録する動作を行うためのプ
ログラムが格納される。
【0024】メモリ28に格納されるプログラムはCP
U26に与えられ、CPU26によって、デジタルカメ
ラ10の動作およびフラッシュメモリ24へ画像データ
を記録するための動作などが制御される。
【0025】図2を参照して、モニタ30は、たとえ
ば、デジタルカメラ本体40の一方主面にTFT液晶画
面として形成され、モニタ30には、撮影画像やユーザ
が情報を入力するためのガイド画面などが表示される。
【0026】入力ボタン32は、たとえばデジタルカメ
ラ本体40の一方主面かつモニタ30の近傍に形成され
る。モニタ30上に現れるガイド画面を参照して、ユー
ザは入力ボタン32を操作し、属性名、記憶領域サイ
ズ、パスワードなどが入力され、また、属性名の変更や
属性の削除の確認などが行われる。
【0027】この発明の実施の形態では、入力ボタン3
2は5つのキー32a〜32eを有する。各キー32a
〜32eを操作することによって、モニタ30上の各キ
ー32a〜32eに対応する位置に表示される機能を実
行することができる。図6の場合では、キー32cおよ
び32dはカーソルキーとして機能し、キー32eは確
定キーとして機能する。
【0028】また、撮影時に被写体を認識するためのフ
ァインダー34が、たとえばデジタルカメラ本体40の
一方主面かつモニタ30の上部に形成される。
【0029】図1に戻って、リアルタイムクロック36
からのデータに基づいて、CPU26は午前か午後かな
どの時間情報を生成する。駆動回路38は、CPU26
によって制御され、撮影光学系16を駆動する。
【0030】このように構成されるデジタルカメラ10
の動作を説明する。
【0031】まず、属性として目的情報を用い、目的毎
の分類を行う場合について述べる。
【0032】目的毎の分類を行う場合には、メモリ28
には目的毎の目的管理情報が格納される。
【0033】図3に示すように、目的管理情報として
は、目的名、パスワード、記憶領域サイズ、記憶領域オ
フセット、記憶領域利用済サイズという情報が含まれ
る。なお、記憶領域オフセットは、目的毎に異なる値に
設定され、したがって、フラッシュメモリ24内には目
的毎に記憶領域が設定される。
【0034】そして、図4に示すように、目的毎の目的
管理情報はメモリ28に格納され、この目的管理情報に
よってフラッシュメモリ24内での画像データの記録領
域が管理される。図4では、現在の目的情報は「目的
C」であり、その場合には矢印42aで示す位置から画
像データが記録される。なお、現在の目的情報に対応す
るポインタがCPU26で管理されることによって、現
在の目的情報が特定される。
【0035】動作において、最初には、図5に示すよう
に利用する目的情報の入力が行われる。
【0036】目的情報の入力が開始されると、まず、登
録項目が選択される(ステップS1a)。
【0037】利用目的の登録は、モニタ30上に現れる
ガイド画面に従って、ユーザが入力ボタン32で適当な
情報を入力することによって行われる。そして、選択さ
れた項目が未登録項目か否かが判断され(ステップS3
a)、未登録項目であれば、目的名が入力される(ステ
ップS5a)。
【0038】図6に目的情報入力の初期画面を示す。初
期的には、5つの目的登録項目のうち最初の項目が反転
表示される。これから登録したい項目にカーソルキーと
して機能するキー32cまたは32dを使って反転表示
部分を移動し、確定キーとして機能するキー32eを押
して登録する。
【0039】図7に、登録する項目番号をキー32eを
押して選択した直後の画面の状態を示す。このとき、カ
ーソル「↑」「↓」の左側に文字選択領域33aが現
れ、選択した領域にカレット33bが現れる。キー32
cまたは32dを押して文字を選択し、キー32eを押
して入力していく。入力された目的名はメモリ28に記
録される(ステップS7a)。図7では、キー32cま
たは32dを押すことによって、文字選択領域33aに
現れる文字(図7では、「ア」が表示されている)が切
り換わり、所望の文字が現れれば、キー32eを押して
確定する。
【0040】ついで、パスワードが設定されると(ステ
ップS9a)、パスワードがメモリ28に記録される
(ステップS11a)。パスワードの設定も、上述した
目的名の入力と同様の方法で行われる。パスワード設定
画面で空欄のまま確定すると、パスワードなしの設定に
なる。
【0041】つづいて、記憶領域サイズが入力される
(ステップS13a)。図8に、そのときの画面を示
す。ここでは、キー32cまたは32dを押すことによ
って、数字選択領域33cに現れる数字(図8では、
「1」が表示されている)が切り換わり、所望の数が現
れれば、キー32eを押して確定する。
【0042】記憶領域サイズが入力されると、その記憶
領域サイズとフラッシュメモリ24の残量とが比較され
る。すなわち、指定されたサイズ以上の記録領域がフラ
ッシュメモリ24に残っているか否かが判断される(ス
テップS15a)。指定されたサイズ以上の記録領域が
フラッシュメモリ24に残っていなければ、記憶領域不
足のエラー表示が行われ(ステップS17a)、ステッ
プS13aに戻る。
【0043】一方、指定されたサイズ以上の記録領域が
フラッシュメモリ24に残っており、指定されたサイズ
の記憶領域を確保することができれば、指定されたサイ
ズ分の記憶領域がフラッシュメモリ24に割り当てら
れ、その記憶領域サイズがメモリ28に記録される(ス
テップS19a)。そして、記憶領域オフセット、記憶
領域利用済サイズがメモリ28に記録され(ステップS
21a)、終了する。
【0044】一方、ステップS3aにおいて、未登録項
目でないとき、すなわち、図6に示す登録項目の選択
で、すでに登録されている項目を選択した場合には、図
9に示す画面が現れ、目的名の変更か、目的の削除かを
ユーザに問い合わせ、ユーザはいずれかを選択する(ス
テップS23a)。目的名の変更であれば(ステップS
25aが「NO」)、モニタ30には図7の画面が現
れ、ユーザは新しい目的名を入力して、目的名を変更し
(ステップS27a)、終了する。
【0045】一方、目的の削除であれば(ステップS2
5aが「YES」)、当該目的に割り当て済の記憶領域
が開放され(ステップS29a)、目的情報が未登録状
態にされ(ステップS31a)、終了する。
【0046】なお、ステップS29aにおける記憶領域
の開放は、図10に示すように行われる。
【0047】図10を参照して、記憶領域の削除が開始
されると、目的管理情報がチェックされ(ステップS3
3a)、削除する記憶領域よりも後方に他の記憶領域が
あるか否かが判断される(ステップS35a)。削除す
る記憶領域よりも後方に他の記憶領域がなければ、すべ
ての目的管理情報がチェックされたか否かが判断され
(ステップS37a)、チェックされていない目的管理
情報があればステップS33aに戻り、一方、すべての
目的管理情報がチェックされていれば、終了する。
【0048】一方、ステップS35aにおいて、削除す
る記憶領域よりも後方に他の記憶領域があれば、後方に
ある他の記憶領域の情報が、削除する記憶領域のサイズ
分だけ前方にコピーされ(ステップS39a)、ステッ
プS37aに進む。
【0049】つぎに、図11を参照して、実際に目的別
分類を利用する場合の動作を説明する。
【0050】まず、電源(図示せず)がオンされると
(ステップS41a)、目的名が入力され(ステップS
43a)、パスワードが設定されているか否かが判断さ
れる(ステップS45a)。パスワードが設定されてい
れば、パスワードが入力され(ステップS47a)、設
定されているパスワードと入力されたパスワードとが一
致するか否かが判断される(ステップS49a)。パス
ワードが一致すれば現在目的がセットされる。すなわ
ち、現在の目的情報に対応するポインタがCPU26で
管理され(ステップS51a)、撮影可能となる(ステ
ップS53a)。ステップS49aにおいて、パスワー
ドが一致しなければ、ステップS47aに戻る。
【0051】一方、ステップS45aにおいて、パスワ
ードが設定されていなければ、ステップS51aに進
む。
【0052】さらに、図12を参照して、撮影したとき
の動作を説明する。
【0053】撮影が開始されると、現在目的が指す目的
管理情報、すなわち記憶領域オフセットと記憶領域利用
済サイズとの和から、フラッシュメモリ24内での記憶
位置が計算され(ステップS55a)、フラッシュメモ
リ24にはその記憶位置から画像データが記録される
(ステップS57a)。そして、フラッシュメモリ24
内の記憶領域が満杯か否かが判断され(ステップS59
a)、満杯であれば、ユーザに警告表示を行い(ステッ
プS61a)、終了する。
【0054】一方、ステップS59aにおいて、記憶領
域が満杯でなければ、終了する。
【0055】このように動作するデジタルカメラ10に
よれば、画像データを記録するフラッシュメモリ24が
目的毎に分割されることによって、画像データが目的毎
に自動的に分類されて管理される。したがって、目的毎
に撮影した画像を容易に区別でき、さらに、整理するこ
とができる。
【0056】また、パスワードを用いることによって、
デジタルカメラ10のこのような情報分類機能を特定の
者だけに利用させることができる。
【0057】ついで、他の発明の実施の形態として、属
性をユーザ情報とし、ユーザ毎の分類を行う場合につい
て述べる。
【0058】「属性をユーザ情報とした」場合を説明す
るための図面を、図13〜図22に示す。
【0059】図13には、メモリ28に格納されるユー
ザ管理情報を示し、図14には、ユーザ管理情報による
記憶領域の管理を示す。図15には、ユーザ情報を入力
する動作を示し、図16には、ユーザ情報を入力すると
きのモニタ30の初期画面を示し、図17には、登録す
る項目番号をキー32eを押して選択した直後の画面の
状態を示し、図18には、記憶領域サイズを入力すると
きの画面を示す。また、図19には、ユーザ名の変更か
ユーザの削除かを確認するときの画面を示し、図20に
は、記憶領域を開放する動作を示し、図21には、実際
にユーザ別分類を利用する場合の動作を示し、図22に
は、撮影したときの動作を示す。
【0060】図13〜図22に示す図面は、「属性を目
的情報とした」場合の図3〜図12と同様であり、図3
〜図12の説明において、「目的」という文言を「ユー
ザ」という文言に読み替え、各動作を説明するフロー図
において、ステップ番号を「a」から「b」に読み替え
ることで、同様に理解できるので、重複する説明は省略
する。なお、図16および図17に示す画面には、ユー
ザ名の一例が示されている。
【0061】このように「属性をユーザ情報」とした場
合にも、画像データを記録するフラッシュメモリ24が
ユーザ毎に分割されることによって、画像データがユー
ザ毎に自動的に分類されて管理される。したがって、ユ
ーザ毎に撮影した画像を容易に区別でき、さらに、整理
することができる。
【0062】また、パスワードを用いることによって、
デジタルカメラ10のこのような情報分類機能を特定の
者だけに利用させることができる。
【0063】さらに、その他の発明の実施の形態とし
て、属性を時間情報とし、時間毎の分類を行う場合につ
いて述べる。ここでは、午前と午後との時間区分で分類
を行う場合について述べる。
【0064】時間毎の分類を行う場合には、メモリ28
には時間情報毎の時間管理情報が格納される。
【0065】図23に示すように、時間管理情報として
は、時間区分、記憶領域サイズ、記憶領域オフセット、
記憶領域利用済サイズという情報が含まれる。
【0066】図24に示すように、メモリ28には各時
間区分の時間管理情報が格納され、この時間管理情報に
よってフラッシュメモリ24内での画像データの記録領
域が管理される。図24では、現在の時間情報は「午
後」であり、その場合には矢印42cで示す位置から画
像データが記録される。なお、現在の時間情報に対応す
るポインタがCPU26で管理されることによって、現
在の時間情報が特定される。
【0067】動作において、最初には、図25に示すよ
うに時間区分等の設定が行われる。
【0068】時間区分等の設定が開始されると、まず、
時間区分が選択される(ステップS101)。
【0069】時間区分の設定は、モニタ30上に現れる
ガイド画面に従って、ユーザが入力ボタン32で適当な
情報を入力することによって行われる。
【0070】図26に時間区分等設定の初期画面を示
す。初期的には、2つの時間区分設定項目のうち最初の
項目(ここでは「午前」)が反転表示される。これから
設定したい項目にカーソルキーとして機能するキー32
cまたは32dを使って反転表示部分を移動し、確定キ
ーとして機能するキー32eを押して設定する。
【0071】つづいて、記憶領域サイズが入力される
(ステップS103)。図27に、そのときの画面を示
す。
【0072】記憶領域サイズが入力されると、その記憶
領域サイズとフラッシュメモリ24の残量とが比較され
る。すなわち、指定されたサイズ以上の記録領域がフラ
ッシュメモリ24に残っているか否かが判断される(ス
テップS105)。指定されたサイズ以上の記録領域が
フラッシュメモリ24に残っていなければ、記憶領域不
足のエラー表示が行われ(ステップS107)、ステッ
プS103に戻る。
【0073】一方、指定されたサイズ以上の記憶領域が
フラッシュメモリ24に残っており、指定されたサイズ
の記憶領域を確保することができれば、指定されたサイ
ズ分の記憶領域がフラッシュメモリ24に割り当てら
れ、その記憶領域サイズがメモり28に記録される(ス
テップS109)。そして、記憶領域オフセット、記憶
領域利用済サイズがメモリ28に記録され(ステップS
111)、終了する。
【0074】つぎに、図28を参照して、実際に時間区
分による分類を利用する場合において、撮影したときの
動作を説明する。
【0075】撮影が開始されると、現在時間区分が指す
時間管理情報、すなわち記憶領域オフセットと記憶領域
利用済サイズとの和から、フラッシュメモリ24内での
記憶位置が計算され(ステップS113)、フラッシュ
メモリ24にはその記憶位置から画像データが記録され
る(ステップS115)。そして、フラッシュメモリ2
4内の記憶領域が満杯か否かが判断され(ステップS1
17)、満杯であれば、ユーザに警告表示を行い(ステ
ップS119)、終了する。
【0076】一方、ステップS117において、記憶領
域が満杯でなければ、終了する。
【0077】このように動作するデジタルカメラ10に
よれば、画像データを記録するフラッシュメモリ24が
時間区分毎に分割されることによって、画像データが時
間区分毎に自動的に分類されて管理される。したがっ
て、時間区分毎に撮影した画像を容易に区別でき、さら
に、整理することができる。
【0078】また、この場合にも、パスワードを設定す
れば、デジタルカメラ10のこのような情報分類機能を
特定の者だけに利用させることができる。
【0079】なお、時間情報としては、午前と午後とに
よる時間区分だけに限定されず、さらに細かい時間区分
や、曜日毎、週毎、月毎、年毎など、任意の時間情報を
用いることができる。
【0080】属性として地理的情報を用いてもよい。こ
の場合、デジタルカメラ10にたとえば方角センサなど
を内蔵しておき、フラッシュメモリ24に記録される各
画像データに方角を示す情報を付加するといった手段が
考えられよう。この場合においても、撮影した画像を方
角毎に容易に区別でき、さらに、整理することができ
る。さらに、上述の属性の場合と同様、方角毎にパスワ
ードを設定してもよいことは言うまでもない。
【0081】記録される情報は画像データに限定され
ず、文字データなど他の任意の情報が記録されてもよ
い。
【0082】二次記憶装置としては、フラッシュメモリ
24だけに限定されず、ハードディスクなど他の任意の
記憶装置を用いることができる。
【0083】認証情報としては、パスワードに限定され
ず、指紋など任意の情報を用いることができる。
【0084】上述の発明の実施の形態における入力ボタ
ン32は、一例にすぎず、入力手段は、それぞれ異なる
機能を有するキーを多数用意して構成されてもよく、ま
た、タッチパネルであってもよい。
【0085】また、この発明は、デジタルカメラ10だ
けではなく、他の任意の情報記録装置に用いることがで
きる。
【0086】
【発明の効果】請求項1および請求項2に記載の情報記
録装置によれば、ユーザが望む属性毎に情報を容易に区
別することができる。
【0087】請求項3に記載の情報記録装置によれば、
認証情報を知っているまたは有している特定の者だけが
この発明の情報記録装置を利用することができる。
【0088】また、請求項4ないし請求項6に記載する
ように、目的情報、ユーザ情報、時間情報などの属性毎
に、記録した情報を区別できる。
【0089】また、請求項7に記載するように、この発
明はデジタルカメラに適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のデジタルカメラを示す
ブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラの主要部を示す背面図で
ある。
【図3】メモリに格納される目的管理情報を示す図解図
である。
【図4】目的管理情報による記憶領域の管理を説明する
ための図解図である。
【図5】目的情報の入力動作を示すフロー図である。
【図6】目的情報を入力するときのモニタの初期画面を
示す図解図である。
【図7】登録する項目番号をキーを押して選択した直後
の画面の状態を示す図解図である。
【図8】記憶領域サイズを入力するときの画面を示す図
解図である。
【図9】目的名の変更か目的の削除かを確認するときの
画面を示す図解図である。
【図10】記憶領域を開放する動作を示すフロー図であ
る。
【図11】実際に目的別分類を利用する場合の動作を示
すフロー図である。
【図12】撮影したときの動作を示すフロー図である。
【図13】メモリに格納されるユーザ管理情報を示す図
解図である。
【図14】ユーザ管理情報による記憶領域の管理を説明
するための図解図である。
【図15】ユーザ情報の入力動作を示すフロー図であ
る。
【図16】ユーザ情報を入力するときのモニタの初期画
面を示す図解図である。
【図17】登録する項目番号をキーを押して選択した直
後の画面の状態を示す図解図である。
【図18】記憶領域サイズを入力するときの画面を示す
図解図である。
【図19】ユーザ名の変更かユーザの削除かを確認する
ときの画面を示す図解図である。
【図20】記憶領域を開放する動作を示すフロー図であ
る。
【図21】実際にユーザ別分類を利用する場合の動作を
示すフロー図である。
【図22】撮影したときの動作を示すフロー図である。
【図23】メモリに格納される時間管理情報を示す図解
図である。
【図24】時間管理情報による記憶領域の管理を説明す
るための図解図である。
【図25】時間区分等を設定する動作を示すフロー図で
ある。
【図26】時間区分等を設定するときのモニタの初期画
面を示す図解図である。
【図27】記憶領域サイズを入力するときの画面を示す
図解図である。
【図28】実際に時間区分による分類を利用する場合に
おいて、撮影したときの動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 情報記録装置 16 撮影光学系 18 固体撮像素子 20 A/D変換回路 22 画像圧縮回路 24 フラッシュメモリ 26 CPU 28 メモリ 30 モニタ 32 入力ボタン 34 ファインダー 36 リアルタイムクロック 38 駆動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力する入力手段、 前記情報を記録する記録媒体、 記録すべき情報の属性を入力する属性入力手段、および
    前記属性入力手段によって入力された前記属性毎に前記
    情報をグループ化して前記記録媒体に記録するグループ
    化手段を備える、情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記グループ化手段は、前記属性入力手
    段によって入力された前記属性に対応する領域を前記記
    録媒体内に形成する領域形成手段、および前記入力手段
    によって入力された前記情報をその属性に対応する前記
    領域に記録する情報記録手段を含む、請求項1に記載の
    情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記属性毎に認証情報を設定する認証情
    報設定手段、 認証情報を入力する認証情報入力手段、 前記認証情報入力手段によって入力された認証情報と前
    記認証情報設定手段によって設定された認証情報とを比
    較する比較手段、および前記認証情報の比較結果に応じ
    て、前記情報をその属性に対応する前記領域に記録する
    か否かを決定する手段をさらに備える、請求項1または
    2に記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記属性は目的情報である、請求項1な
    いし3のいずれかに記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 前記属性はユーザ情報である、請求項1
    ないし3のいずれかに記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記属性は時間情報である、請求項1ま
    たは2に記載の情報記録装置。
  7. 【請求項7】 デジタルカメラに用いられる、請求項1
    ないし6のいずれかに記載の情報記録装置。
JP9278094A 1997-09-24 1997-09-24 情報記録装置 Pending JPH1198454A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1301000C (zh) * 2003-02-10 2007-02-14 夏普株式会社 数据处理设备
US7342604B2 (en) 2002-03-15 2008-03-11 Fujifilm Corporation Picture filing device, digital camera and frame-picture managing method

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