JPH1197926A - ループアンテナ - Google Patents

ループアンテナ

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Publication number
JPH1197926A
JPH1197926A JP26825797A JP26825797A JPH1197926A JP H1197926 A JPH1197926 A JP H1197926A JP 26825797 A JP26825797 A JP 26825797A JP 26825797 A JP26825797 A JP 26825797A JP H1197926 A JPH1197926 A JP H1197926A
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JP
Japan
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loop
dielectric substrate
loop element
shaped
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26825797A
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English (en)
Inventor
Jinichi Inoue
仁一 井上
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Nippon Antenna Co Ltd
Original Assignee
Nippon Antenna Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Antenna Co Ltd filed Critical Nippon Antenna Co Ltd
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】右旋円偏波と左旋円偏波とを切り換えて動作可
能とする。 【解決手段】誘電体基板2の裏面全面にアース導体3を
形成し、その表面に切断部10−1を備えるC形ループ
素子10を形成する。そして、このC形ループ素子10
の上に回動可能にI字形導体11を配設する。このI字
形導体11をC形ループ素子10に対して回動させるこ
とにより、右旋円偏波と左旋円偏波を切り換えて受信す
ることができる。例えば、位置Aに回転つまみ12があ
る時は、右旋円偏波を受信することができ、位置Bに回
転つまみ12があるときは左旋円偏波を受信することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左旋円偏波および
右旋円偏波において動作可能とすることのできる偏波切
り換え可能なループアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】円偏波に対して送受信可能なアンテナと
して、従来からループアンテナが知られている。ループ
アンテナはその名の通り、ループ状のアンテナ素子を備
えるアンテナとされている。ループアンテナの一例が特
公平4−67363号公報に記載されているが、このル
ープアンテナはループ素子の中途に摂動素子が設けられ
て、摂動素子と、一端がループ素子に接続され、他端が
給電点とされるL字型素子との位置関係により、左旋円
偏波あるいは右旋円偏波のいずれかの一方のみの偏波を
受信可能とされている。
【0003】ところで、ディジタル衛星ラジオ放送が実
現可能とされており、このディジタル衛星ラジオ放送に
おいては、右旋円偏波と左旋円偏波とが用いられること
とされている。この右旋円偏波と左旋円偏波とは国のご
とき大きな地域毎に割り当てられる予定である。そこ
で、このようなディジタル衛星ラジオ放送を受信する受
信機においては、右旋円偏波と左旋円偏波とを受信する
ことが望まれる。従来、右旋円偏波を左旋円偏波とを受
信するためには、例えばそれぞれの偏波の円偏波を受信
する2本のアンテナを受信機に設けるようにしていた。
【0004】しかしながら、2本のアンテナを受信機に
設けると大型になると共に、受信機の構成が複雑とな
る。そこで、右旋円偏波を左旋円偏波とを受信すること
のできるアンテナが、従来提案されている。この偏波共
用アンテナを、図22および図23に示す。図22
(a)(b)に示す偏波共用アンテナ100は、マイク
ロストリップアンテナとされており、誘電体基板101
の裏面にアース導体105が形成され、誘電体基板10
1の表面には方形の方形パッチ素子102が形成されて
いる。このアース導体105および方形パッチ素子10
2は誘電体基板101上に銅箔等をプリントすることに
より形成されている。
【0005】この方形パッチ素子102には2つの給電
点Fp1,Fp2が形成され、それぞれの給電点Fp
1,Fp2には、それぞれ同軸ケーブル110の芯線が
電気的に接続されている。また、2本の同軸ケーブル1
10のアース導体部は誘電体基板101の裏面に形成さ
れているアース導体に電気的に接続される。これによ
り、2つの給電点Fp1,Fp2において、それぞれ右
旋円偏波あるいは左旋円偏波のいずれかで動作可能とす
ることができる。なお、同軸ケーブル110にはそれぞ
れ低雑音増幅器(LNA)が接続されて受信機に導かれ
るようになる。
【0006】また、図23(a)(b)に示す偏波共用
アンテナ120も、マイクロストリップアンテナとされ
ており、誘電体基板121の裏面にアース導体125が
形成され、誘電体基板121の表面には円形の円形パッ
チ素子122が形成されている。このアース導体125
および円形パッチ素子122は誘電体基板121上に銅
箔等をプリントすることにより形成されている。なお、
円形パッチ素子122には対向する2ヶ所に切欠部12
2−1,122−2が形成されている。
【0007】この円形パッチ素子122には2つの給電
点Fp1,Fp2が形成され、それぞれの給電点Fp
1,Fp2には、それぞれ同軸ケーブル130の芯線が
電気的に接続されている。また、2本の同軸ケーブル1
30のアース導体部は誘電体基板121の裏面に形成さ
れているアース導体125に電気的に接続される。これ
により、2つの給電点Fp1,Fp2において、それぞ
れ右旋円偏波あるいは左旋円偏波のいずれかで動作可能
とすることができる。なお、同軸ケーブルにはそれぞれ
低雑音増幅器(LNA)が接続されて受信機に導かれる
ようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図22および図2
3に示す従来の偏波共用アンテナにおいては、右旋円偏
波および左旋円偏波を受信することができるが、右旋円
偏波と左旋円偏波の給電点が独立して2つ設けられてい
ることから、2本の給電線が必要になる。このような偏
波共用アンテナをディジタル衛星ラジオ放送受信用に用
いた場合の給電回路の例を図21(a)(b)に示す。
図21(a)に示す給電回路においては、アンテナ15
0から引き出された2本の給電線がそれぞれ偏波切り換
えスイッチSW1の端子aおよび端子bに接続される。
偏波切り換えスイッチSW1により選択された偏波の受
信信号は、低雑音増幅器(LNA)151で増幅された
後、受信機152に導かれる。
【0009】また、図21(b)に示す給電回路におい
ては、アンテナ150から引き出された2本の給電線が
それぞれ低雑音増幅器(LNA)151−1,151−
2に接続され、右旋円偏波受信信号および左旋円偏波受
信信号がそれぞれ増幅される。増幅された各偏波信号
は、偏波切り換えスイッチSW2の端子aおよび端子b
に接続される。そして、偏波切り換えスイッチSW2で
選択された偏波の受信信号が受信機152に導かれる。
このように、従来の偏波共用アンテナにおいては、2本
の給電線が引き出されていることから給電回路の構成が
複雑になるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は給電回路を単純にするこ
とのできる偏波切り換え可能なループアンテナを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の偏波切り換え可能な第1のループアンテナ
は、誘電体基板と、該誘電体基板の一面に形成されたア
ース導体と、前記誘電体基板の他面上に形成されている
と共に、一端部が給電点とされるI字形導体と、該I字
形導体の他端部に摺動可能に接触することにより、前記
I字形導体に電気的に接続されていると共に、前記誘電
体基板に対して回動可能に、前記誘電体基板の他面上に
配設されたループ素子とを備え、前記ループ素子を前記
I字形導体に対して回動させることにより、前記ループ
素子により受信できる円偏波の偏波を切り換えるように
している。
【0012】また、本発明の偏波切り換え可能な第2の
ループアンテナは、誘電体基板と、前記誘電体基板に対
して回動可能に、前記誘電体基板の一面上に配設された
アース導体と、該誘電体基板の他面上に形成されたルー
プ素子と、該ループ素子に一端部が摺動可能に接触する
ことにより、前記ループ素子に電気的に接続されている
と共に、前記誘電体基板の他面上に回動可能に配設さ
れ、さらに、他端部が給電点とされるI字形導体とを備
え、少なくとも該I字形導体を前記ループ素子に対して
回動させることにより、前記ループ素子により受信する
円偏波の偏波を切り換えるようにしている。
【0013】このような本発明によれば、ループ素子あ
るいはI字形導体を回動させることにより、右旋円偏波
あるいは左旋円偏波を切り換えて受信することができる
ようになる。従って、本発明のループアンテナからは1
本の給電線のみを引き出すようにすればよい。また、本
発明のループアンテナをディジタル衛星ラジオ放送受信
用アンテナに適用すると、右旋円偏波と左旋円偏波は大
きな地域ごとに割り当てられることが予定されているこ
とから、偏波の切換を頻繁に行う必要はなく手動で偏波
を切り換える本発明のループアンテナは好適なアンテナ
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の偏波切り換え可能なルー
プアンテナの実施の形態の第1の構成を図1ないし図5
に示す。図1において、ループアンテナ1はマイクロス
トリップアンテナとして構成されており、誘電体基板2
の表面にI字形導体11が形成されている。そして、I
字形導体11の端部に接触するように、切断部10−1
が形成されたC形ループ素子10が誘電体基板2上に配
設されている。このC形ループ素子10は誘電体基板に
対して回動可能とされており、C形ループ素子10を回
動させるための回転つまみ12がC形ループ素子10か
ら突出するよう設けられている。
【0015】また、C形ループ素子10には切断部10
−1が設けられており、I字形導体部11と切断部10
−1とのなす角が角度θ1とされたときに、切断部10
−1の作用によりループアンテナ1は右旋円偏波を受信
可能とされる。この際の角度θ1は約45°とされる。
さらに、誘電体基板2にはC形ループ素子10の回転角
を制限する円弧状の円弧状溝13が形成されており、こ
の円弧状溝13内に回転つまみ12の本体部が貫通して
摺動可能に配置されている。この回転つまみ12が位置
Aで示す位置とされたときには、切断部10−1の作用
によりループアンテナ1が右旋円偏波を受信することが
可能となり、回転つまみ12を指により保持してI字形
導体11に接触させながら円弧状溝13に沿って回動さ
せ、回転つまみ12が位置Bとなったときには、切断部
10−1の作用によりループアンテナ1が左旋円偏波を
受信することが可能とされる。このように、C形ループ
素子10は位置Aと位置Bの間だけを回動可能とされ
る。
【0016】回転つまみ12が位置Bになった際の切断
部10−1とI字形導体11とのなす角θ2は、角θ1
と同様に約45°となる。また、切断部10−1とI字
形導体11とのなす角度が角θ1とされる際に、回転つ
まみ12が位置Bになるように回転つまみ12をC形ル
ープ素子10に設け、C形ループ素子10を位置Aに向
かって回動できるようにしてもよい。そして、位置Aに
回転つまみ12が達するようC形ループ素子10を回動
した際には、切断部10−1とI字形導体11とのなす
角θ3が約135°となる。この場合は、回転つまみ1
2が位置Bにある時にループアンテナ1により右旋円偏
波を受信することができ、C形ループ素子10を回動し
て回転つまみ12が位置Aになった時に、C形ループ素
子10により左旋円偏波を受信することができるように
なる。
【0017】なお、I字形導体11は誘電体基板2の表
面に銅箔等をプリントすることにより形成されており、
C形ループ素子10は板金を加工、あるいはフィルム上
に銅箔等をプリントすることにより形成されている。そ
して、このI字形導体11の一端とC形ループ素子10
とが摺動可能に接触される部分が接触部15として示さ
れている。この接触部15においてC形ループ素子10
は、I字形導体11と電気的に接続され、I字形導体1
1の他端に設けられた給電点14に同軸ケーブルの芯線
が接続されるようにされる。また、図2は図1に示すル
ープアンテナ1の側面図を示すが、一部が断面図として
示されており、図3にはループアンテナ1の裏面図が示
されている。これらの図に示すように、誘電体基板2の
裏面の全面にはアース導体3がプリント等により形成さ
れている。さらに、回転つまみ12が、誘電体基板2お
よびアース導体3を貫通して設けられた円弧状溝13に
係合されていることが示されている。すなわち、この回
転つまみ12は、位置A〜位置Bまで形成されている円
弧状溝13内に限り摺動できるように構成されている。
【0018】さらにまた、I字形導体11の給電点14
に芯線が接続される同軸ケーブル20が誘電体基板2の
裏面に配設されており、同軸ケーブル20のアース導体
部はアース導体3に電気的に接続されている。ここで、
回転つまみ12の詳細構成を図4に示す。この図に示す
ように、回転つまみ12は、指により保持される保持部
12−1と、誘電体基板2およびアース導体3に貫通さ
れて形成された円弧状溝13内に挿通される本体部12
−2とから構成されている。そして、保持部12−1
は、円弧状溝13内に挿通された本体部12−2に螺着
されることにより、回転つまみ12がC形ループ素子1
0に固着されている。
【0019】また、I字形導体11とC形ループ素子1
0との接触部15における構成の一例を図5に示す。こ
の図に示すように、I字形導体11に弾性を有させるよ
うに断面円弧状に加工し、さらに、その端部を折り返す
と共に厚く形成するようにする。これにより、接触部1
5におけるI字形導体11とC形ループ素子10の接触
を完全なものにすることができる。このように、本発明
の偏波切り換え可能なループアンテナの実施の形態の第
1の構成においては、誘電体基板2上に形成されたI字
形導体11に対してC形ループ素子10を約90°回動
可能に配設し、受信すべき円偏波の偏波に応じてC形ル
ープ素子10を回動することにより、受信される偏波を
切り換えるようにしている。
【0020】次に、本発明の偏波切り換え可能なループ
アンテナの実施の形態の第1の構成における変形例を図
6および図7に示す。この変形例では、図6および図7
に示すようにI字形導体11に対するC形ループ素子1
0の初期位置が異なると共に、C形ループ素子の回動角
を制限する円弧状溝13の形成位置が約90°シフトさ
れて形成されている。すなわち、誘電体基板2に形成さ
れた円弧状溝13内に摺動可能に配置された回転つまみ
12が位置Aで示す位置とされたときには、I字形導体
部11と切断部10−1とのなす角が角度θ1とされ、
切断部10−1の作用によりループアンテナ1は左旋円
偏波を受信可能とされる。この際の角度θ1は約45°
とされる。
【0021】さらに、誘電体基板2に形成された円弧状
溝13内に摺動可能に配置された回転つまみ12が回動
されて位置Bで示す位置とされたときには、切断部10
−1の作用によりループアンテナ1が右旋円偏波を受信
することが可能となる。回転つまみ12が位置Bになっ
た際の切断部10−1とI字形導体11とのなす角θ3
は、約135°とされる。なお、C形ループ素子10は
位置Aと位置Bとの間だけを回動可能とされる。また、
切断部10−1とI字形導体11とのなす角度が角θ1
とされる際に、回転つまみ12が位置Bになるように回
転つまみ12をC形ループ素子10に設け、C形ループ
素子10を位置Aに向かって回動できるようにしてもよ
い。そして、位置Aに回転つまみ12が達するようC形
ループ素子10を回動した際には、切断部10−1とI
字形導体11とのなす角が角θ2となる。この場合は、
回転つまみ12が位置Bにある時にループアンテナ1に
より左旋円偏波を受信することができ、C形ループ素子
10を回動して回転つまみ12が位置Aになった時に、
C形ループ素子10により右旋円偏波を受信することが
できるようになる。
【0022】次に、本発明の偏波切り換え可能なループ
アンテナの実施の形態の第2の構成を図8ないし図10
に示す。図8において、ループアンテナ1はマイクロス
トリップアンテナとして構成されており、誘電体基板2
の表面にC形ループ素子10が形成されている。そし
て、C形ループ素子10に接触するように、I字形導体
11が誘電体基板2上に回動可能に配設されている。ま
た、図9(a)および図10に示すように誘電体基板2
の裏面には全面にアース導体3が配設されており、アー
ス導体3は誘電体基板2に対して回動可能に構成されて
いる。
【0023】さらに、誘電体基板2には、I字形導体1
1の回動角を制限するための円弧状の円弧状溝13が貫
通するよう形成されており、この円弧状溝13に回転つ
まみ12が摺動可能に係合している。この回転つまみ1
2は、誘電体基板2の裏面に配設されたアース導体3に
固着されている。ここで、図9(a)に示すようにI字
形導体11の給電点14に芯線が接続される同軸ケーブ
ル20が誘電体基板2の裏面に配設されており、同軸ケ
ーブル20のアース導体部はアース導体3に電気的に接
続されている。これにより、アース導体3が誘電体基板
2に対して回動されると、同軸ケーブル20も回動され
るようになり、さらに、I字形導体11も回動されるよ
うになる。
【0024】なお、アース導体3およびI字形導体11
を回動させるための回転つまみ12はアース導体3から
突出するよう設けられている。そして、回転つまみ12
を保持してアース導体3を誘電体基板2に対して回動さ
せると、I字形導体11はC形ループ素子10に電気的
に接触しながら回動するようになる。また、C形ループ
素子10には切断部10−1が設けられており、回転つ
まみ12の位置が位置Aとされている時には、I字形導
体部11と切断部10−1とのなす角が角度θ1とな
り、切断部10−1の作用によりループアンテナ1は右
旋円偏波を受信可能とされる。この際の角度θ1は約4
5°とされる。そして、この回転つまみ12を指により
保持して円弧状溝13に沿って回動させ、回転つまみ1
2が位置Bとなったときには、切断部10−1の作用に
よりループアンテナ1が左旋円偏波を受信することが可
能とされる。
【0025】回転つまみ12が位置Bになった際の切断
部10−1とI字形導体11とのなす角θ2は、角θ1
と同様に約45°となる。なお、I字形導体11は、位
置Aと位置Bとの間だけを回動できるようにされる。ま
た、切断部10−1とI字形導体11とのなす角度が角
θ1とされる際に、回転つまみ12が位置Bになるよう
に回転つまみ12をC形ループ素子10に設け、C形ル
ープ素子10を位置Aに向かって回動できるようにして
もよい。そして、位置Aに回転つまみ12が達するよう
C形ループ素子10を回動した際には、切断部10−1
とI字形導体11とのなす角θ3が約135°となる。
この場合は、回転つまみ12が位置Bにある時にループ
アンテナ1により右旋円偏波を受信することができ、C
形ループ素子10を回動して回転つまみ12が位置Aに
なった時に、C形ループ素子10により左旋円偏波を受
信することができるようになる。
【0026】なお、C形ループ素子10は誘電体基板2
の表面に銅箔等をプリントすることにより形成されてお
り、I字形導体11は板金を加工、あるいはフィルム上
に銅箔等をプリントすることにより形成されている。そ
して、このC形ループ素子10とI字形導体11との接
触する部分が接触部15として示されている。この接触
部15においてC形ループ素子10は、I字形導体11
と電気的に接続され、I字形導体11に設けられた給電
点14に同軸ケーブル20の芯線が接続されている。こ
こで、回転つまみ12の詳細構成を図9(b)に示す。
この図に示すように、回転つまみ12は、指により保持
される保持部12−1と、誘電体基板2に貫通されて形
成された円弧状溝13内に挿通される本体部12−2と
から構成されている。そして、保持部12−1は、円弧
状溝13内に挿通された本体部12−2に螺着されるこ
とにより、アース導体3を挟持するようアース導体3に
固着されている。
【0027】このように、本発明の偏波切り換え可能な
ループアンテナの実施の形態の第2の構成においては、
誘電体基板2上に形成されたC形ループ素子10に対し
てI字形導体11を約90°回動可能に配設し、受信す
べき円偏波の偏波に応じてI字形導体11を回動するこ
とにより、受信される偏波を切り換えるようにしてい
る。
【0028】以上の説明では、ループアンテナ1におけ
るループ素子として切断部10−1を有するC形ループ
素子10を用いるとして説明したが、右旋円偏波あるい
は左旋円偏波を受信することのできるループ素子とし
て、摂動素子を備えるループ素子が知られている。そこ
で、摂動素子を備えるループ素子を用いる本発明のルー
プアンテナを次に説明する。図11ないし図14には、
本発明の偏波切り換え可能なループアンテナの実施の形
態の第1の例において、ループ素子として摂動素子を備
えるループ素子を用いる例を示している。
【0029】図11において、ループアンテナ1はマイ
クロストリップアンテナとして構成されており、誘電体
基板2の表面にI字形導体31が形成されている。そし
て、I字形導体31の端部に接触するようにループ素子
30が誘電体基板2上に配設されている。このループ素
子30は誘電体基板2に対して回動可能とされており、
ループ素子30を回動させるための回転つまみ32がル
ープ素子30から突出するよう設けられている。
【0030】また、2つの摂動素子30−1,30−2
が対向するようにループ素子30の内周縁から突出する
ように形成されており、I字形導体部31と摂動素子3
0−1,30−2とのなす角が角度θ1とされたとき
に、摂動素子30−1,30−2の作用によりループア
ンテナ1は右旋円偏波を受信可能とされる。この際の角
度θ1は約45°とされる。さらに、誘電体基板2に
は、ループ素子30の回動角を制限するための円弧状の
円弧状溝33が形成されており、この円弧状溝33内に
ループ素子30に固着された回転つまみ32の本体部が
貫通するよう配置されている。
【0031】この回転つまみ12が位置Aで示す位置と
されたときには、摂動素子30−1,30−2の作用に
よりループアンテナ1は右旋円偏波を受信することが可
能となり、回転つまみ32を指により保持して円弧状溝
33に沿って回動させ、回転つまみ32が位置Bとなっ
たときには、摂動素子30−1,30−2の作用により
ループアンテナ1は左旋円偏波を受信することが可能と
される。なお、回転つまみ32が位置Bに到達した際の
摂動素子30−1,30−2とI字形導体31とのなす
角θ2は、約135°となる。すなわち、ループ素子3
0は位置Aから位置Bまでの間を回動可能とされる。ま
た、摂動素子30−1,30−2とI字形導体31との
なす角度が角θ1とされる際に、回転つまみ32が位置
Bになるように回転つまみ32をループ素子30に設
け、ループ素子30を位置Aに向かって回動できるよう
にしてもよい。
【0032】なお、I字形導体31は誘電体基板2の表
面に銅箔等をプリントすることにより形成されており、
ループ素子30は板金を加工、あるいはフィルム上に銅
箔等をプリントすることにより形成されている。そし
て、このI字形導体31とループ素子30との接触する
部分が接触部35として示されている。この接触部35
においてループ素子30は、I字形導体31と電気的に
接続され、I字形導体31に設けられた給電点34に、
図12に示すように同軸ケーブル40の芯線が接続され
るようにされる。この図12は図11に示すループアン
テナ1の側面図を示すが、一部が断面図として示されて
おり、図13にはループアンテナ1の裏面図が示されて
いる。これらの図に示すように、誘電体基板2の裏面の
全面にはアース導体3が銅箔等をプリントすることによ
り形成されている。さらに、回転つま312が、誘電体
基板2およびアース導体3を貫通して設けられた円弧状
溝33に摺動可能に係合されていることが示されてい
る。すなわち、この回転つまみ32は、位置A〜位置B
まで形成されている円弧状溝33内を摺動するように構
成されている。
【0033】さらにまた、I字形導体31の給電点34
に芯線が接続される同軸ケーブル40が誘電体基板2の
裏面に配設されており、同軸ケーブル40のアース導体
部は、半田付け等によりアース導体3に電気的に接続さ
れている。ここで、回転つまみ32の詳細構成を図14
に示す。この図に示すように、回転つまみ32は、指に
より保持される保持部32−1と、誘電体基板2および
アース導体3に貫通されて形成された円弧状溝33内に
挿通される本体部32−2とから構成されている。そし
て、保持部32−1は、円弧状溝33内に挿通された本
体部32−2に螺着されることにより、回転つまみ32
がループ素子30に固着されている。
【0034】このように、摂動素子30−1,30−2
を備えるループ素子30を用いる本発明の偏波切り換え
可能なループアンテナにおいても、誘電体基板2上に形
成されたI字形導体31に対してループ素子30を約9
0°回動可能に配設し、受信すべき円偏波の偏波に応じ
てループ素子30を回動することにより、受信される偏
波を切り換えるようにしている。
【0035】次に、図11に示す本発明の偏波切り換え
可能なループアンテナにおける変形例を図15および図
16に示す。この変形例では、図15および図16に示
すようにI字形導体31に対するループ素子30の初期
位置が異なると共に、ループ素子30の回動角を制限す
るための円弧状溝33の形成位置が約90°シフトされ
て形成されている。すなわち、誘電体基板2に形成され
た円弧状溝33内に摺動可能に配置された回転つまみ3
2が位置Aで示す位置とされたときには、I字形導体部
31と摂動素子30−1,30−2とのなす角が角度θ
1とされ、ループアンテナ1は、摂動素子30−1,3
0−2の作用により左旋円偏波を受信可能とされる。こ
の際の角度θ1は約45°とされる。
【0036】さらに、誘電体基板2に形成された円弧状
溝33内に摺動可能に配置された回転つまみ32が回動
されて位置Bで示す位置とされたときには、摂動素子3
0−1,30−2の作用により、ループアンテナ1は右
旋円偏波を受信することが可能となる。なお、回転つま
み32がBの位置になった際の摂動素子30−1,30
−2とI字形導体31とのなす角θ2は、角θ1と同様
に約45°とされる。また、摂動素子30−1,30−
2とI字形導体31とのなす角度が角θ1とされる際
に、回転つまみ32が位置Bになるように回転つまみ3
2をループ素子30に設け、ループ素子30を位置Aに
向かって回動できるようにしてもよい。
【0037】次に、本発明の偏波切り換え可能なループ
アンテナの実施の形態の第2の構成において、ループ素
子として摂動素子30−1,30−2を備えるループ素
子を用いた例を図17ないし図19に示す。図17にお
いて、ループアンテナ1はマイクロストリップアンテナ
として構成されており、誘電体基板2の表面にループ素
子30が形成されている。そして、ループ素子30の表
面に接触するように、I字形導体31が誘電体基板2上
に回動可能に配設されている。また、図18および図1
9に示すように誘電体基板2の裏面には全面にアース導
体3が配設されており、アース導体3は誘電体基板2に
対して回動可能に構成されている。
【0038】さらに、誘電体基板2には、I字形導体3
1の回動角を制限するために円弧状の円弧状溝33が貫
通するよう形成されており、この円弧状溝33に回転つ
まみ32が摺動可能に係合している。この回転つまみ3
2は、誘電体基板2の裏面に配設されたアース導体3に
固着されている。ここで、図18に示すようにI字形導
体31の給電点34に芯線が接続される同軸ケーブル4
0が誘電体基板2の裏面に配設されており、同軸ケーブ
ル40のアース導体部はアース導体3に、半田付け等に
より電気的に接続されている。これにより、アース導体
3が誘電体基板2に対して回動されると、同軸ケーブル
40も回動されるようになり、さらに、一体化されたI
字形導体31も回動されるようになる。
【0039】なお、アース導体3およびI字形導体31
を回動させるための回転つまみ32はアース導体3から
突出するよう設けられている。そして、回転つまみ32
を保持してアース導体3を誘電体基板2に対して回動さ
せると、I字形導体31はループ素子30の表面に電気
的に接触しながら回動するようになる。また、ループ素
子30には摂動素子30−1,30−2が設けられてお
り、回転つまみ32の位置が位置Aとされている時に
は、I字形導体部31と摂動素子30−1,30−2と
のなす角が角度θ1となり、摂動素子30−1,30−
2の作用によりループアンテナ1は右旋円偏波を受信す
ることが可能とされる。この際の角度θ1は約45°と
される。
【0040】そして、この回転つまみ32を指により保
持して円弧状溝33に沿って回動させ、回転つまみ32
が位置Bとなったときには、摂動素子30−1,30−
2の作用によりループアンテナ1は左旋円偏波を受信す
ることが可能とされる。なお、回転つまみ32が位置B
に到達した際の摂動素子30−1,30−2とI字形導
体31とのなす角θ2は、角θ1と同様に約45°とな
る。すなわち、I字形導体30は位置Aから位置Bまで
の間を回動可能とされる。また、摂動素子30−1,3
0−2とI字形導体31とのなす角度が角θ1とされる
際に、回転つまみ32が位置Bになるように回転つまみ
32をループ素子30に設け、ループ素子30を位置A
に向かって回動できるようにしてもよい。
【0041】なお、ループ素子30は誘電体基板2の表
面に銅箔等をプリントすることにより形成されており、
I字形導体31は板金を加工、あるいはフィルム上に銅
箔等をプリントすることにより形成されている。そし
て、このループ素子30とI字形導体31との接触する
部分が接触部35として示されている。この接触部35
においてループ素子30は、I字形導体31と電気的に
接続され、I字形導体31に設けられた給電点34に同
軸ケーブル40の芯線が接続されている。このように、
摂動素子30−1,30−2を備えるループ素子を用い
る本発明の偏波切り換え可能なループアンテナの実施の
形態の第2の構成においても、誘電体基板2上に形成さ
れたループ素子30に対してI字形導体31を約90°
回動可能に配設し、受信すべき円偏波の偏波に応じてI
字形導体31を回動することにより、受信される偏波を
切り換えるようにしている。
【0042】以上説明した本発明のループアンテナ1に
おいては、給電点が1つとされて、ループアンテナ1に
接続される同軸ケーブルが1本とされるため、給電回路
の構成を簡単化することができる。この給電回路の構成
を図20に示すが、本発明のループアンテナ1から引き
出された同軸ケーブルは低雑音増幅器(LNA)51に
接続される。これにより、ループアンテナ1で受信され
た受信信号が増幅される。そして、増幅された受信信号
は、受信機52に導かれるようになる。このように、本
発明のループアンテナ1によれば、給電回路にスイッチ
を備える必要がないと共に、複数のLNAを必要とする
ことがなく給電回路を簡単化することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ル
ープ素子あるいはI字形導体を回動させることにより、
右旋円偏波あるいは左旋円偏波を切り換えて受信するこ
とができるようになる。従って、本発明のループアンテ
ナからは1本の給電線のみを引き出すようにすればよ
い。また、本発明のループアンテナをディジタル衛星ラ
ジオ放送受信用アンテナに適用すると、右旋円偏波と左
旋円偏波は大きな地域ごとに割り当てられることから、
偏波の切換を頻繁に行う必要はなく手動で偏波を切り換
える本発明のループアンテナは好適なアンテナとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例を示す正面図である。
【図2】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における側面図である。
【図3】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における裏面図である。
【図4】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における回転つまみの詳細構成を示す図である。
【図5】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における接触部の構成例を示す図である。
【図6】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における変形例の正面図である。
【図7】本発明のループアンテナの実施の形態の第1の
構成例における変形例の裏面図である。
【図8】本発明のループアンテナの実施の形態の第2の
構成例を示す正面図である。
【図9】本発明のループアンテナの実施の形態の第2の
構成例における側面図、および回転つまみの詳細構成を
示すである。
【図10】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例における裏面図である。
【図11】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の正面図である。
【図12】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の側面図である。
【図13】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の裏面図である。
【図14】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例において回転つまみの詳細構成を示す図であ
る。
【図15】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の変形例を示す正面図である。
【図16】本発明のループアンテナの実施の形態の第1
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の変形例を示す裏面図である。
【図17】本発明のループアンテナの実施の形態の第2
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の正面図である。
【図18】本発明のループアンテナの実施の形態の第2
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の側面図である。
【図19】本発明のループアンテナの実施の形態の第2
の構成例において、摂動素子を備えるループ素子を用い
る構成例の裏面図である。
【図20】本発明のループアンテナを用いた際の給電回
路の構成を示す図である。
【図21】従来のアンテナを用いた際の給電回路の構成
を示す図である。
【図22】従来の右旋円偏波と左旋円偏波において動作
可能な偏波共用アンテナの構成を示す図である。
【図23】従来の右旋円偏波と左旋円偏波において動作
可能な偏波共用アンテナの他の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ループアンテナ 2 誘電体基板 3 アース導体 10,30 C形ループ素子 11,31 I字形導体 12,32 回転つまみ 13,33 円弧状溝 14,34 給電点 15,35 接触部 20,40 同軸ケーブル 51 LNA 52 受信機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板と、 該誘電体基板の一面に形成されたアース導体と、 前記誘電体基板の他面上に形成されていると共に、一端
    部が給電点とされるI字形導体と、 該I字形導体の他端部に摺動可能に接触することによ
    り、前記I字形導体に電気的に接続されていると共に、
    前記誘電体基板に対して回動可能に、前記誘電体基板の
    他面上に配設されたループ素子とを備え、 前記ループ素子を前記I字形導体に対して回動させるこ
    とにより、前記ループ素子により受信できる円偏波の偏
    波を切り換えるようにしたことを特徴とする偏波切り換
    え可能なループアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体基板に対して前記ループ素子
    を回動させるための回転つまみが、前記ループ素子に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の偏波切り
    換え可能なループアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記ループ素子の回転角を制限する円弧
    状溝が、前記誘電体基板と前記アース導体を貫通して形
    成されており、該円弧状溝に摺動可能に前記回転つまみ
    が係合していることを特徴とする請求項1記載の偏波切
    り換え可能なループアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記ループ素子が、中途に切断部が形成
    されたC型ループ素子とされていることを特徴とする請
    求項1記載の偏波切り換え可能なループアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記ループ素子が、中途に摂動素子が形
    成されたループ素子とされていることを特徴とする請求
    項1記載の偏波切り換え可能なループアンテナ。
  6. 【請求項6】 誘電体基板と、 前記誘電体基板に対して回動可能に、前記誘電体基板の
    一面上に配設されたアース導体と、 該誘電体基板の他面上に形成されたループ素子と、 該ループ素子に一端部が摺動可能に接触することによ
    り、前記ループ素子に電気的に接続されていると共に、
    前記誘電体基板の他面上に回動可能に配設され、さら
    に、他端部が給電点とされるI字形導体とを備え、 少なくとも該I字形導体を前記ループ素子に対して回動
    させることにより、前記ループ素子により受信する円偏
    波の偏波を切り換えるようにしたことを特徴とする偏波
    切り換え可能なループアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記アース導体に給電線のアース導体部
    が電気的に接続されていると共に、前記I字形導体の前
    記他端部に前記給電線の芯線が電気的に接続されること
    により、前記アース導体と前記I字形導体とが前記誘電
    体基板に対して一体に回動可能とされ、前記誘電体基板
    に対して前記アース導体を回動させるための回転つまみ
    が、前記アース導体に形成されていることを特徴とする
    請求項6記載の偏波切り換え可能なループアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記I字状導体の回転角を制限する円弧
    状溝が前記誘電体基板を貫通して形成されており、該円
    弧状溝に摺動可能に前記回転つまみが係合していること
    を特徴とする請求項6記載の偏波切り換え可能なループ
    アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記ループ素子が、中途に切断部が形成
    されたC型ループ素子とされていることを特徴とする請
    求項6記載の偏波切り換え可能なループアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記ループ素子が、中途に摂動素子が
    形成されたループ素子とされていることを特徴とする請
    求項6記載の偏波切り換え可能なループアンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013126124A2 (en) * 2011-12-07 2013-08-29 Utah State University Reconfigurable antennas utilizing liquid metal elements
US9379449B2 (en) 2012-01-09 2016-06-28 Utah State University Reconfigurable antennas utilizing parasitic pixel layers
JP2020072383A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社豊田中央研究所 マイクロストリップアンテナおよびアレーアンテナ

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