JPH1196677A - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JPH1196677A
JPH1196677A JP9252153A JP25215397A JPH1196677A JP H1196677 A JPH1196677 A JP H1196677A JP 9252153 A JP9252153 A JP 9252153A JP 25215397 A JP25215397 A JP 25215397A JP H1196677 A JPH1196677 A JP H1196677A
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JP
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signal
recording
reproduction
signal processing
reproducing
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Application number
JP9252153A
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English (en)
Inventor
Yoshio Uno
慶生 宇野
Toshiya Murakami
敏哉 村上
Miyuki Kobayashi
幸 小林
Yukie Yoshizawa
幸恵 吉澤
Masaki Yoshihara
正樹 吉原
Kazue Toguchida
和恵 戸口田
Yoshihiro Kubota
義浩 久保田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で記録時および再生時に出力調整
を行うことができる信号記録再生装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 この信号記録再生装置は、入力信号を記
録するために信号処理する記録信号処理系と、記録信号
処理系により信号処理された記録信号をテープに記録す
ると共にテープに記録された記録信号に対応した再生信
号を再生するヘッド27と、ヘッド27により再生され
た再生信号を再生のために信号処理する再生信号処理系
とを備えた信号記録再生装置において、記録信号処理系
における記録信号処理と再生信号処理系における再生信
号処理とで共用されるDCオフセット回路9に、記録信
号及び再生信号に対する共通の内蔵出力調整回路28を
設けたので、簡単な構成で記録時および再生時に出力調
整を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカメラ一体
型ビデオテープレコーダー(VTR)の音声信号の記録
再生信号処理に適用して好適な信号記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ一体型VTRにより音声信
号をテープ上に記録し、記録した音声信号を再生する方
式に、いわゆるハイファイ音声により記録する回転ヘッ
ド記録方式があった。この回転ヘッド記録方式は、回転
ヘッドを用いて記録時にはビデオ信号の映像帯域に音声
信号をFM(フレケンシーモデュレーション)変調して
あたかもFM放送の電波のようにして割り込ませて記録
し、再生時には音声信号をFM復調してあたかもFM放
送を聞くようにして再生する方式である。
【0003】このような回転ヘッド記録方式により音声
信号の記録または再生を行うカメラ一体型VTRのオー
ディオブロックは、図2に示すような従来の音声信号記
録再生装置で構成される。図2において、音声信号記録
再生装置は、AFM(オーディオフレケンシーモデュレ
ーション) IC(集積回路)1と、記録アンプ24お
よび再生アンプ25と、記録時と再生時とで選択的に経
路を切り替えるスイッチ26と、ヘッド27を有して構
成される。
【0004】AFM IC1は、音声信号をFM変調し
て記録するために信号処理する記録信号処理系と、ヘッ
ド27により再生された再生信号をFM復調して再生の
ために信号処理する再生信号処理系とを有して構成され
る。ヘッド27は、記録信号処理系により信号処理され
た記録信号をテープに記録すると共にテープに記録され
た記録信号に対応した再生信号を再生する回転ヘッドで
ある。ここで、ヘッド27は、図示はしないが回転ドラ
ム上に並列に音声信号を記録または再生するAチャンネ
ル用とBチャンネル用のヘッドとが180度対向して配
置されている。
【0005】AFM IC1は、記録信号処理系とし
て、マイク入力端子2と、ライン入力端子3と、スイッ
チ4とを有してマイク入力の音声信号(20Hz〜20
kHz)とライン入力の音声信号(20Hz〜20kH
z)とをスイッチ4により選択的に切り替え可能に構成
されている。また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、自動的に音声信号のレベルを制御するALC
(オートマチックレベルコントロール)回路5と、プリ
アンプとして音声信号全帯域を26dB増幅するアンプ
6と、所定周波数帯域以上の音声信号をカットするLP
F7とを有する。ここで、アンプ6には、内蔵出力調整
回路28が設けられていて、出力調整端子29を介して
電圧源30を調整することにより音声信号の出力レベル
を調整可能に構成されている。
【0006】また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、記録時と再生時とで選択的に経路を切り替える
スイッチ8と、前段までの素子のばらつきにより生じた
DCオフセット成分を音声信号から取り除くDCオフセ
ット回路9と、記録時にオンとなるスイッチ12とを有
して構成される。
【0007】また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、音声信号から左チャンネル用と、右チャンネル
用とからなるマトリクス信号の音声信号を生成するマト
リクス回路13と、記録時にダイナミックレンジを圧縮
して再生時にダイナミックレンジを伸張するようにして
高域のノイズや歪みを低減するノイズリダクション回路
14と、左チャンネル用と右チャンネル用とからなるマ
トリクス信号の音声信号に対する2チャンネルのAFM
搬送波(Lチャンネルキャリア1.5MHz,偏移幅±
60kHz,Rチャンネルキャリア1.7MHz,偏移
幅±30kHz)をVCO(電圧制御発振器)を用いて
生成してFM信号に変調するFM変調器15と、FM信
号の変調周波数帯域(1.7MHz+50kHz)以上
の帯域をカットするFMLPF16と、記録FM信号を
出力する記録FM信号出力端子17とを有して構成され
る。
【0008】また、AFM IC1は、再生信号処理系
として、再生FM信号を入力する再生FM信号入力端子
18と、再生FM信号の変調周波数帯域から左チャンネ
ル用と右チャンネル用の帯域を分離するBPF19と、
左チャンネル用と右チャンネル用とからなるマトリクス
信号の再生FM信号に対する2チャンネルのAFM搬送
波をPLL(フェーズロックドループ)を用いて検波し
て再生FM信号を復調するFM復調器20と、記録時に
ダイナミックレンジを圧縮したのに対して再生時にダイ
ナミックレンジを伸張して高域のノイズや歪みを低減す
るノイズリダクション回路21と、音声信号から左チャ
ンネルと、右チャンネルとからなる2チャンネルのマト
リクス信号の音声信号を生成するマトリクス回路22
と、を有して構成される。
【0009】また、AFM IC1は、再生信号処理系
として、再生時にオンとなるスイッチ23と、ラインに
出力する場合とイヤホンに出力する場合とで出力インピ
ーダンスを変えて再生FM信号を増幅するラインバッフ
ァ10と、ラインまたはイヤホンに出力するライン出力
端子11とを有して構成される。
【0010】このように構成された図2に示すような従
来の音声信号記録再生装置は、以下のような動作をす
る。まず、AFM IC1の記録信号処理系の動作につ
いて説明する。マイク入力端子2またはライン入力端子
3に入力されたマイク入力の音声信号とライン入力の音
声信号とがスイッチ4の固定接点aを可動接点bまたは
cに接続することにより選択的に切り替えられる。スイ
ッチ4により選択的に切り替えられた音声信号がALC
回路5に供給される。ALC回路5において自動的に音
声信号のレベルが制御される。レベルが制御された音声
信号は、アンプ6に供給される。アンプ6において、音
声信号は全帯域を26dB増幅される。増幅された音声
信号はLPF7に供給される。LPF7において、所定
周波数帯域以上の音声信号がカットされる。ここで、ア
ンプ6に内蔵された内蔵出力調整回路28において、出
力調整端子29を介して電圧源30を調整することによ
り記録信号処理系における音声信号の出力レベルが調整
される。
【0011】また、スイッチ8の固定接点aを可動接点
cに接続することにより記録時の経路に切り替える。ス
イッチ8を介して、DCオフセット回路9に音声信号が
供給される。DCオフセット回路9において、前段まで
の素子のばらつきにより生じたDCオフセット成分が音
声信号から取り除かれる。スイッチ12がオンとなり記
録時の経路が形成される。
【0012】また、スイッチ12を介して音声信号がマ
トリクス回路13に供給される。マトリクス回路13に
おいて、音声信号から左チャンネル用と、右チャンネル
用とからなるマトリクス信号の音声信号が生成される。
マトリクス信号の音声信号がノイズリダクション回路1
4に供給される。ノイズリダクション回路14におい
て、記録時にダイナミックレンジを圧縮して再生時にダ
イナミックレンジを伸張するようにして高域のノイズや
歪みが低減されるように処理される。記録時のノイズリ
ダクション処理された音声信号はFM変調器15に供給
される。FM変調器15において、左チャンネル用と右
チャンネル用とからなるマトリクス信号の音声信号に対
する2チャンネルのAFM搬送波がVCOを用いて生成
されてFM信号に変調される。FM信号は、FMLPF
16に供給される。FMLPF16において、FM信号
の変調周波数帯域以上の帯域がカットされる。FM信号
の変調周波数帯域以上の帯域がカットされた記録FM信
号が記録FM信号出力端子17に供給される。ここまで
がAFM IC1の記録信号処理系の動作である。
【0013】記録FM信号出力端子17に供給された記
録FM信号は、記録アンプ24に供給される。記録アン
プ24において記録FM信号は、ヘッド27によりテー
プ上に記録されるのに最適なレベルに増幅される。スイ
ッチ26の固定接点aを可動接点cに接続することによ
り記録時の経路に切り替える。スイッチ26を介して、
増幅された記録FM信号は、ヘッド27によりテープ上
に記録される。このとき、アンプ6に内蔵された内蔵出
力調整回路28により、出力調整端子29を介して電圧
源30により調整された記録信号処理系における音声信
号の出力レベルで記録FM信号が記録される。
【0014】ヘッド27は、回転によりテープ上にヘリ
カルトラックを形成して、AFMIC1の記録信号処理
系により信号処理された記録信号をテープに記録すると
共に、回転によりテープ上に形成されたヘリカルトラッ
クを走査して、テープに記録された記録信号に対応した
再生信号を再生する。ここで、ヘッド27には、図示は
しないが回転ドラム上に180度対向して配置されたA
チャンネル用とBチャンネル用のヘッドとを用いて並列
に音声信号を記録または再生する。再生時には、スイッ
チ26の固定接点aが可動接点bに接続されることによ
り再生時の経路に切り替えられる。再生FM信号は、ス
イッチ26を介して再生アンプ25に供給される。再生
アンプ25において再生FM信号は、AFM IC1の
再生信号処理系により再生信号処理されるのに最適なレ
ベルに増幅される。
【0015】次に、AFM IC1の再生信号処理系の
動作を説明する。再生アンプにより増幅された再生FM
信号は再生FM信号入力端子18に供給される。再生F
M信号入力端子18に供給された再生FM信号は、BP
F19に供給される。BPF19において、再生FM信
号の変調周波数帯域から左チャンネル用と右チャンネル
用の帯域が分離される。左チャンネル用と右チャンネル
用の帯域が分離された再生FM信号は、FM復調器20
に供給される。FM復調器20において、左チャンネル
用と右チャンネル用とからなるマトリクス信号の再生F
M信号に対する2チャンネルのAFM搬送波がPLLを
用いて検波されて再生FM信号が復調される。復調され
た再生FM信号は、ノイズリダクション回路21に供給
される。ノイズリダクション回路21において、記録時
にダイナミックレンジを圧縮したのに対して再生時にダ
イナミックレンジを伸張して高域のノイズや歪みが低減
される。再生時のノイズリダクション処理がされた再生
FM信号は、マトリクス回路22に供給される。マトリ
クス回路22において、音声信号から左チャンネルと、
右チャンネルとからなる2チャンネルのマトリクス信号
の音声信号が生成される。
【0016】また、再生時には、スイッチ23はオンと
なり、スイッチ8の固定接点aが可動接点bに接続され
ることにより再生時の経路に切り替えられる。スイッチ
23及びスイッチ8を介して、DCオフセット回路9に
再生FM信号が供給される。DCオフセット回路9にお
いて、前段までの素子のばらつきにより生じたDCオフ
セット成分が再生FM信号から取り除かれる。DCオフ
セット成分が除去された再生FM信号がラインバッファ
10に供給される。ラインバッファ10において、ライ
ンに出力する場合とイヤホンに出力する場合とで出力イ
ンピーダンスを変えて再生FM信号が増幅される。増幅
された再生FM信号が、ライン出力端子11に供給さ
れ、ラインまたはイヤホンに出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声信
号記録再生装置では、AFM IC1の記録信号処理系
のアンプ6において、内蔵出力調整回路28が内蔵され
ていたので、記録時には音声信号が内蔵出力調整回路2
8を通過するので記録音声信号に対して出力レベル調整
をすることはできるが、再生時には音声信号が内蔵出力
調整回路28を通過しないので再生音声信号に対して出
力レベル調整をすることはできない。そこで、上述した
従来の音声信号記録再生装置において、さらにAFM
IC1の再生信号処理系のブロックにおいて上述した内
蔵出力調整回路28を設けることにより対策を施すこと
ができるが、この場合、AFM IC1の記録信号処理
系および再生信号処理系のブロックにおいてそれぞれ内
蔵出力調整回路28を設けると、内蔵出力調整回路28
と、出力調整端子29と、電圧源30とが1組増加する
ので、構成が煩雑になると共に、消費電流、素子数が増
加するという不都合があった。
【0018】本発明はこのような点を考慮し、簡単な構
成で記録時および再生時に出力調整を行うことができる
信号記録再生装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の信号記録再生
装置は、入力信号を記録するために信号処理する記録信
号処理手段と、上記記録信号処理手段により信号処理さ
れた記録信号を記録媒体に記録すると共に上記記録媒体
に記録された上記記録信号に対応した再生信号を再生す
る記録再生手段と、上記記録再生手段により再生された
再生信号を再生のために信号処理する再生信号処理手段
とを備えた信号記録再生装置において、上記記録信号処
理手段における記録信号処理と上記再生信号処理手段に
おける再生信号処理とで共用される経路に、上記記録信
号及び上記再生信号に対する共通の調整手段を設けるよ
うにしたものである。
【0020】このような信号記録再生装置によれば以下
の作用をする。まず、記録信号処理手段の作用を説明す
る。入力時に自動的に音声信号のレベルが制御される。
レベルが制御された音声信号は、音声信号は全帯域を増
幅される。増幅された音声信号は、所定周波数帯域以上
の音声信号がカットされる。
【0021】前段までの素子のばらつきにより生じたD
Cオフセット成分が音声信号から取り除かれる。ここ
で、DCオフセット除去処理において、調整手段により
記録信号処理系における音声信号の出力レベルが調整さ
れる。
【0022】また、音声信号から左チャンネル用と、右
チャンネル用とからなるマトリクス信号の音声信号が生
成される。マトリクス信号の音声信号が、記録時にダイ
ナミックレンジを圧縮して再生時にダイナミックレンジ
を伸張するようにして高域のノイズや歪みが低減される
ように処理される。記録時のノイズリダクション処理さ
れた音声信号は、左チャンネル用と右チャンネル用とか
らなるマトリクス信号の音声信号に対するAFM搬送波
が生成されてFM信号に変調される。FM信号は、FM
信号の変調周波数帯域以上の帯域がカットされる。FM
信号の変調周波数帯域以上の帯域がカットされた記録F
M信号が記録再生手段に供給される。ここまでが記録信
号処理手段の動作である。
【0023】記録再生手段に供給された記録FM信号
は、記録媒体上に記録されるのに最適なレベルに増幅さ
れる。増幅された記録FM信号は、記録再生手段により
記録媒体上に記録される。このとき、DCオフセット除
去処理された際、調整手段により、調整された記録信号
処理手段における音声信号の出力レベルで記録FM信号
が記録される。
【0024】記録再生手段は、回転により記録媒体上に
ヘリカルトラックを形成して、記録信号処理手段により
信号処理された記録信号を記録媒体に記録すると共に、
回転により記録媒体上に形成されたヘリカルトラックを
走査して、記録媒体に記録された記録信号に対応した再
生信号を再生する。再生時には、再生FM信号は、再生
信号処理手段により再生信号処理されるのに最適なレベ
ルに増幅される。
【0025】次に、再生信号処理手段の作用を説明す
る。増幅された再生FM信号は、再生FM信号の変調周
波数帯域から左チャンネル用と右チャンネル用の帯域が
分離される。左チャンネル用と右チャンネル用の帯域が
分離された再生FM信号は、左チャンネル用と右チャン
ネル用とからなるマトリクス信号の再生FM信号に対す
るAFM搬送波が検波されて再生FM信号が復調され
る。復調された再生FM信号は、記録時にダイナミック
レンジを圧縮したのに対して再生時にダイナミックレン
ジを伸張して高域のノイズや歪みが低減される。再生時
のノイズリダクション処理がされた再生FM信号は、音
声信号から左チャンネルと、右チャンネルとからなるマ
トリクス信号の音声信号が生成される。
【0026】再生FM信号は、前段までの素子のばらつ
きにより生じたDCオフセット成分が再生FM信号から
取り除かれる。ここで、DCオフセット除去処理におい
て、調整手段により再生信号処理系における音声信号の
出力レベルが調整される。DCオフセット成分が除去さ
れた再生FM信号が、ラインに出力する場合とイヤホン
に出力する場合とで出力インピーダンスを変えて再生F
M信号が増幅される。増幅された再生FM信号が、ライ
ンまたはイヤホンに出力される。このとき、調整手段に
より、調整された再生号処理系における音声信号の出力
レベルで再生FM信号が出力される。
【0027】このようにすることにより、記録時及び再
生時にともに音声信号が通過する経路に調整手段を設け
るようにしたので、共通の調整手段を用いて音声信号の
録音時及び再生時共に出力調整を行うことができる。ま
た、記録系及び再生系とで共通の調整手段を用いている
ため、消費電流、素子数の増加を抑えることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施の形態について説明する。
【0029】本実施の形態は、回転ヘッド記録方式によ
り音声信号の記録または再生を行うカメラ一体型VTR
のオーディオブロックにおいて、音声信号の信号処理を
行うAFM IC1の記録信号処理系および再生信号処
理系のそれぞれに共用されるブロックにおいて音声信号
の出力調整を行う内蔵出力調整回路28を設けることに
より、記録時および再生時に出力調整を行うことができ
るようにしたものである。
【0030】図1は本実施の形態の音声信号記録再生装
置のブロック図である。ここで、図1において、図2に
示した従来の音声信号記録再生装置に対応するのもには
同一の符号を付してある。この本実施の形態の音声信号
記録再生装置は、AFM(オーディオフレケンシーモデ
ュレーション) IC(集積回路)1と、記録アンプ2
4および再生アンプ25と、記録時と再生時とで選択的
に経路を切り替えるスイッチ26と、ヘッド27を有し
て構成される。
【0031】AFM IC1は、音声信号をFM変調し
て記録するために信号処理する記録信号処理系と、ヘッ
ド27により再生された再生信号をFM復調して再生の
ために信号処理する再生信号処理系とを有して構成され
る。ヘッド27は、記録信号処理系により信号処理され
た記録信号をテープに記録すると共にテープに記録され
た記録信号に対応した再生信号を再生する回転ヘッドで
ある。ここで、ヘッド27は、図示はしないが回転ドラ
ム上に並列に音声信号を記録または再生するAチャンネ
ル用とBチャンネル用のヘッドとが180度対向して配
置されている。
【0032】AFM IC1は、記録信号処理系とし
て、マイク入力端子2と、ライン入力端子3と、スイッ
チ4とを有してマイク入力の音声信号(20Hz〜20
kHz)とライン入力の音声信号(20Hz〜20kH
z)とをスイッチ4により選択的に切り替え可能に構成
されている。また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、自動的に音声信号のレベルを制御するALC
(オートマチックレベルコントロール)回路5と、プリ
アンプとして音声信号全帯域を26dB増幅するアンプ
6と、所定周波数帯域以上の音声信号をカットするLP
F7とを有する。
【0033】また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、記録時と再生時とで選択的に経路を切り替える
スイッチ8と、前段までの素子のばらつきにより生じた
DCオフセット成分を音声信号から取り除くDCオフセ
ット回路9と、記録時にオンとなるスイッチ12とを有
して構成される。ここで、DCオフセット回路9には、
内蔵出力調整回路28が設けられていて、出力調整端子
29を介して電圧源30を調整することにより音声信号
の出力レベルを調整可能に構成されている。
【0034】内蔵出力調整回路28に対する電圧源30
の調整による音声信号の出力レベルの調整は、例えば図
示しないレベルメーターまたは7セグメントディスプレ
イによる数値表示を目安として、レッドゾーンを示す数
値領域は、最も音声信号の出力レベルが高くこれ以上の
レベルでは音があふれて記録または再生では消失するレ
ベルを示し、グリーンゾーンを示す数値領域は、通常の
記録または再生レベルを示すレベルを示し、数値「0」
は音がない状態を示すようにして調整を行うように構成
する。
【0035】また、AFM IC1は、記録信号処理系
として、音声信号から左チャンネル用と、右チャンネル
用とからなるマトリクス信号の音声信号を生成するマト
リクス回路13と、記録時にダイナミックレンジを圧縮
して再生時にダイナミックレンジを伸張するようにして
高域のノイズや歪みを低減するノイズリダクション回路
14と、左チャンネル用と右チャンネル用とからなるマ
トリクス信号の音声信号に対する2チャンネルのAFM
搬送波(Lチャンネルキャリア1.5MHz,偏移幅±
60kHz,Rチャンネルキャリア1.7MHz,偏移
幅±30kHz)をVCO(電圧制御発振器)を用いて
生成してFM信号に変調するFM変調器15と、FM信
号の変調周波数帯域(1.7MHz+50kHz)以上
の帯域をカットするFMLPF16と、記録FM信号を
出力する記録FM信号出力端子17とを有して構成され
る。
【0036】また、AFM IC1は、再生信号処理系
として、再生FM信号を入力する再生FM信号入力端子
18と、再生FM信号の変調周波数帯域から左チャンネ
ル用と右チャンネル用の帯域を分離するBPF19と、
左チャンネル用と右チャンネル用とからなるマトリクス
信号の再生FM信号に対する2チャンネルのAFM搬送
波をPLL(フェーズロックドループ)を用いて検波し
て再生FM信号を復調するFM復調器20と、記録時に
ダイナミックレンジを圧縮したのに対して再生時にダイ
ナミックレンジを伸張して高域のノイズや歪みを低減す
るノイズリダクション回路21と、音声信号から左チャ
ンネルと、右チャンネルとからなる2チャンネルのマト
リクス信号の音声信号を生成するマトリクス回路22
と、を有して構成される。
【0037】また、AFM IC1は、再生信号処理系
として、再生時にオンとなるスイッチ23と、ラインに
出力する場合とイヤホンに出力する場合とで出力インピ
ーダンスを変えて再生FM信号を増幅するラインバッフ
ァ10と、ラインまたはイヤホンに出力するライン出力
端子11とを有して構成される。
【0038】このように構成された図1に示すような本
実施の形態の音声信号記録再生装置は、以下のような動
作をする。まず、AFM IC1の記録信号処理系の動
作について説明する。マイク入力端子2またはライン入
力端子3に入力されたマイク入力の音声信号とライン入
力の音声信号とがスイッチ4の固定接点aを可動接点b
またはcに接続することにより選択的に切り替えられ
る。スイッチ4により選択的に切り替えられた音声信号
がALC回路5に供給される。ALC回路5において自
動的に音声信号のレベルが制御される。レベルが制御さ
れた音声信号は、アンプ6に供給される。アンプ6にお
いて、音声信号は全帯域を26dB増幅される。増幅さ
れた音声信号はLPF7に供給される。LPF7におい
て、所定周波数帯域以上の音声信号がカットされる。
【0039】また、スイッチ8の固定接点aを可動接点
cに接続することにより記録時の経路に切り替える。ス
イッチ8を介して、DCオフセット回路9に音声信号が
供給される。DCオフセット回路9において、前段まで
の素子のばらつきにより生じたDCオフセット成分が音
声信号から取り除かれる。スイッチ12がオンとなり記
録時の経路が形成される。ここで、DCオフセット回路
9に内蔵された内蔵出力調整回路28において、出力調
整端子29を介して電圧源30を調整することにより記
録信号処理系における音声信号の出力レベルが調整され
る。
【0040】また、スイッチ12を介して音声信号がマ
トリクス回路13に供給される。マトリクス回路13に
おいて、音声信号から左チャンネル用と、右チャンネル
用とからなるマトリクス信号の音声信号が生成される。
マトリクス信号の音声信号がノイズリダクション回路1
4に供給される。ノイズリダクション回路14におい
て、記録時にダイナミックレンジを圧縮して再生時にダ
イナミックレンジを伸張するようにして高域のノイズや
歪みが低減されるように処理される。記録時のノイズリ
ダクション処理された音声信号はFM変調器15に供給
される。FM変調器15において、左チャンネル用と右
チャンネル用とからなるマトリクス信号の音声信号に対
する2チャンネルのAFM搬送波がVCOを用いて生成
されてFM信号に変調される。FM信号は、FMLPF
16に供給される。FMLPF16において、FM信号
の変調周波数帯域以上の帯域がカットされる。FM信号
の変調周波数帯域以上の帯域がカットされた記録FM信
号が記録FM信号出力端子17に供給される。ここまで
がAFM IC1の記録信号処理系の動作である。
【0041】記録FM信号出力端子17に供給された記
録FM信号は、記録アンプ24に供給される。記録アン
プ24において記録FM信号は、ヘッド27によりテー
プ上に記録されるのに最適なレベルに増幅される。スイ
ッチ26の固定接点aを可動接点cに接続することによ
り記録時の経路に切り替える。スイッチ26を介して、
増幅された記録FM信号は、ヘッド27によりテープ上
に記録される。このとき、DCオフセット回路9に内蔵
された内蔵出力調整回路28により、出力調整端子29
を介して電圧源30により調整された記録信号処理系に
おける音声信号の出力レベルで記録FM信号が記録され
る。
【0042】ヘッド27は、回転によりテープ上にヘリ
カルトラックを形成して、AFMIC1の記録信号処理
系により信号処理された記録信号をテープに記録すると
共に、回転によりテープ上に形成されたヘリカルトラッ
クを走査して、テープに記録された記録信号に対応した
再生信号を再生する。ここで、ヘッド27には、図示は
しないが回転ドラム上に180度対向して配置されたA
チャンネル用とBチャンネル用のヘッドとを用いて並列
に音声信号を記録または再生する。再生時には、スイッ
チ26の固定接点aが可動接点bに接続されることによ
り再生時の経路に切り替えられる。再生FM信号は、ス
イッチ26を介して再生アンプ25に供給される。再生
アンプ25において再生FM信号は、AFM IC1の
再生信号処理系により再生信号処理されるのに最適なレ
ベルに増幅される。
【0043】次に、AFM IC1の再生信号処理系の
動作を説明する。再生アンプにより増幅された再生FM
信号は再生FM信号入力端子18に供給される。再生F
M信号入力端子18に供給された再生FM信号は、BP
F19に供給される。BPF19において、再生FM信
号の変調周波数帯域から左チャンネル用と右チャンネル
用の帯域が分離される。左チャンネル用と右チャンネル
用の帯域が分離された再生FM信号は、FM復調器20
に供給される。FM復調器20において、左チャンネル
用と右チャンネル用とからなるマトリクス信号の再生F
M信号に対する2チャンネルのAFM搬送波がPLLを
用いて検波されて再生FM信号が復調される。復調され
た再生FM信号は、ノイズリダクション回路21に供給
される。ノイズリダクション回路21において、記録時
にダイナミックレンジを圧縮したのに対して再生時にダ
イナミックレンジを伸張して高域のノイズや歪みが低減
される。再生時のノイズリダクション処理がされた再生
FM信号は、マトリクス回路22に供給される。マトリ
クス回路22において、音声信号から左チャンネルと、
右チャンネルとからなる2チャンネルのマトリクス信号
の音声信号が生成される。
【0044】また、再生時には、スイッチ23はオンと
なり、スイッチ8の固定接点aが可動接点bに接続され
ることにより再生時の経路に切り替えられる。スイッチ
23及びスイッチ8を介して、DCオフセット回路9に
再生FM信号が供給される。DCオフセット回路9にお
いて、前段までの素子のばらつきにより生じたDCオフ
セット成分が再生FM信号から取り除かれる。ここで、
DCオフセット回路9に内蔵された内蔵出力調整回路2
8において、出力調整端子29を介して電圧源30を調
整することにより再生信号処理系における音声信号の出
力レベルが調整される。DCオフセット成分が除去され
た再生FM信号がラインバッファ10に供給される。ラ
インバッファ10において、ラインに出力する場合とイ
ヤホンに出力する場合とで出力インピーダンスを変えて
再生FM信号が増幅される。増幅された再生FM信号
が、ライン出力端子11に供給され、ラインまたはイヤ
ホンに出力される。このとき、DCオフセット回路9に
内蔵された内蔵出力調整回路28により、出力調整端子
29を介して電圧源30により調整された再生号処理系
における音声信号の出力レベルで再生FM信号が出力さ
れる。
【0045】このようにすることにより、記録時及び再
生時にともに音声信号が通過する経路に内蔵出力調整回
路28を設けるようにしたので、共通の内蔵出力調整回
路28を用いて音声信号の録音時及び再生時共に出力調
整を行うことができる。また、記録系及び再生系とで共
通の内蔵出力調整回路28を用いているため、出力調整
端子29は1つでよく、このため、AFM IC1の消
費電流、素子数の増加を抑えることができる。
【0046】上述した本実施の形態の信号記録再生装置
は、入力信号を記録するために信号処理する記録信号処
理手段としてのマイク入力端子2、ライン入力端子3、
スイッチ4、ALC5、アンプ6、LPF7、スイッチ
8、DCオフセット回路9、スイッチ12、マトリクス
回路13、ノイズリダクション回路14、FM変調器1
5、FMLPF16、記録FM信号出力端子17と、記
録信号処理手段により信号処理された記録信号を記録媒
体としてのテープに記録すると共に記録媒体に記録され
た記録信号に対応した再生信号を再生する記録再生手段
としてのヘッド27と、記録再生手段により再生された
再生信号を再生のために信号処理する再生信号処理手段
としての再生FM信号入力端子18、BPF19、FM
復調器20、ノイズリダクション回路21、マトリクス
回路22、スイッチ23、スイッチ8、DCオフセット
回路9、ラインバッファ10、ライン出力端子11とを
備えた信号記録再生装置において、記録信号処理手段に
おける記録信号処理と再生信号処理手段における再生信
号処理とで共用される経路のDCオフセット回路9に、
記録信号及び再生信号に対する共通の調整手段としての
内蔵出力調整回路28を設けるようにしたので、簡単な
構成で記録時および再生時に記録信号及び再生信号に対
する調整を行うことができる。
【0047】また、上述した本実施の形態の信号記録再
生装置は、上述において、入力信号は音声信号であるの
で、映像のシーンの始まりまたは終わりに対応させて音
声信号の記録時および再生時に記録音声信号及び再生音
声信号を調整することができる。
【0048】また、上述した本実施の形態の信号記録再
生装置は、上述において、調整手段としての内蔵出力調
整回路28は、記録信号及び再生信号に対する出力レベ
ルを調整するようにしたので、記録時および再生時に記
録信号及び再生信号に対してフェードインまたはフェー
ドアウト等の効果を施すことができる。
【0049】また、上述した本実施の形態の信号記録再
生装置は、上述において、調整手段としての内蔵出力調
整回路28は、記録信号処理手段としてのマイク入力端
子2、ライン入力端子3、スイッチ4、ALC5、アン
プ6、LPF7、スイッチ8、DCオフセット回路9、
スイッチ12、マトリクス回路13、ノイズリダクショ
ン回路14、FM変調器15、FMLPF16、記録F
M信号出力端子17における記録信号処理と再生信号処
理手段における再生信号処理としての再生FM信号入力
端子18、BPF19、FM復調器20、ノイズリダク
ション回路21、マトリクス回路22、スイッチ23、
スイッチ8、DCオフセット回路9、ラインバッファ1
0、ライン出力端子11とで共用されるDCオフセット
回路9に内蔵するようにしたので、単一の調整手段のみ
で記録時および再生時に記録信号及び再生信号に対する
調整を行うことができる。
【0050】また、上述した本実施の形態の信号記録再
生装置は、上述において、記録信号処理手段としてのマ
イク入力端子2、ライン入力端子3、スイッチ4、AL
C5、アンプ6、LPF7、スイッチ8、DCオフセッ
ト回路9、スイッチ12、マトリクス回路13、ノイズ
リダクション回路14、FM変調器15、FMLPF1
6、記録FM信号出力端子17と再生信号処理手段とし
ての再生FM信号入力端子18、BPF19、FM復調
器20、ノイズリダクション回路21、マトリクス回路
22、スイッチ23、スイッチ8、DCオフセット回路
9、ラインバッファ10、ライン出力端子11は集積回
路としてのAFM IC1に設けられるようにしたの
で、集積回路の規模を大きくすることなく、簡単な構成
で記録時および再生時に記録信号及び再生信号に対する
調整を行うことができる。
【0051】なお、上述した本実施の形態の信号記録再
生装置は、記録信号処理系と再生信号処理系とで共用さ
れるDCオフセット回路9に内蔵出力調整回路28を設
ける例を示したが、この例に限らず、記録信号処理系と
再生信号処理系とで共用される経路に内蔵出力調整回路
28を設ければよい。例えば、モノラル音声信号に対し
て信号処理を施すAFM ICの場合には、上述したマ
トリクス回路13,22がなくなるので、スイッチ8か
らスイッチ12への分岐点の手前までの経路に内蔵出力
調整回路28を設けるようにすればよい。また、スイッ
チ8とDCオフセット回路9との経路、またはDCオフ
セット回路9とスイッチ12への分岐点との経路にバッ
ファ等の回路を設けてこのバッファ等の回路に内蔵出力
調整回路28を設けるようにしてもよく、さらに、DC
オフセット回路9に替えてバッファ等の回路を設けてこ
のバッファ等の回路に内蔵出力調整回路28を設けるよ
うにしてもよい。また、内蔵出力調整回路28は、具体
的には、フェーダー回路で構成すれば足りるが、リミッ
ターやミューティング回路で構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】この発明の信号記録再生装置は、入力信
号を記録するために信号処理する記録信号処理手段と、
上記記録信号処理手段により信号処理された記録信号を
記録媒体に記録すると共に上記記録媒体に記録された上
記記録信号に対応した再生信号を再生する記録再生手段
と、上記記録再生手段により再生された再生信号を再生
のために信号処理する再生信号処理手段とを備えた信号
記録再生装置において、上記記録信号処理手段における
記録信号処理と上記再生信号処理手段における再生信号
処理とで共用される経路に、上記記録信号及び上記再生
信号に対する共通の調整手段を設けるようにしたので、
簡単な構成で記録時および再生時に記録信号及び再生信
号に対する調整を行うことができるという効果を奏す
る。
【0053】また、この発明の信号記録再生装置は、上
述において、上記入力信号は音声信号であるので、映像
のシーンの始まりまたは終わりに対応させて音声信号の
記録時および再生時に記録音声信号及び再生音声信号を
調整することができるという効果を奏する。
【0054】また、この発明の信号記録再生装置は、上
述において、上記調整手段は、上記記録信号及び上記再
生信号に対する出力レベルを調整するようにしたので、
記録時および再生時に記録信号及び再生信号に対してフ
ェードインまたはフェードアウト等の効果を施すことが
できるという効果を奏する。
【0055】また、この発明の信号記録再生装置は、上
述において、上記調整手段は、上記記録信号処理手段に
おける記録信号処理と上記再生信号処理手段における再
生信号処理とで共用される回路に内蔵するようにしたの
で、単一の調整手段のみで記録時および再生時に記録信
号及び再生信号に対する調整を行うことができるという
効果を奏する。
【0056】また、この発明の信号記録再生装置は、上
述において、上記記録信号処理手段と上記再生信号処理
手段は集積回路に設けられるようにしたので、集積回路
の規模を大きくすることなく、簡単な構成で記録時およ
び再生時に記録信号及び再生信号に対する調整を行うこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の音声信号記録再生装
置のブロック図である。
【図2】従来の音声信号記録再生装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…AFM IC、2…マイク入力端子、3…ライン入
力端子、4…スイッチ、5…ALC、6…26dBアン
プ、7…LPF、8…スイッチ、9…DCオフセット回
路、10…ラインバッファ、11…ライン出力端子、1
2…スイッチ、13…マトリクス回路、14…ノイズリ
ダクション回路、15…FM変調器、16…FMLP
F、17…記録FM信号出力端子、18…再生FM信号
入力端子、19…BPF、20…マトリクス回路、21
…ノイズリダクション回路、22…FM復調器、23…
スイッチ、24…記録アンプ、25…再生アンプ、26
…スイッチ、27…ヘッド、28…内蔵出力調整回路、
29…出力調整端子、30…電圧源、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 幸恵 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉原 正樹 鹿児島県国分市野口北5番1号 ソニー国 分株式会社内 (72)発明者 戸口田 和恵 鹿児島県国分市野口北5番1号 ソニー国 分株式会社内 (72)発明者 久保田 義浩 愛知県名古屋市西区康生通2丁目20番1号 株式会社メイテック内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を記録するために信号処理する
    記録信号処理手段と、 上記記録信号処理手段により信号処理された記録信号を
    記録媒体に記録すると共に上記記録媒体に記録された上
    記記録信号に対応した再生信号を再生する記録再生手段
    と、 上記記録再生手段により再生された再生信号を再生のた
    めに信号処理する再生信号処理手段と、 を備えた信号記録再生装置において、 上記記録信号処理手段における記録信号処理と上記再生
    信号処理手段における再生信号処理とで共用される経路
    に、上記記録信号及び上記再生信号に対する共通の調整
    手段を設けるようにしたことを特徴とする信号記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号記録再生装置におい
    て、 上記入力信号は音声信号であることを特徴とする信号記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の信号記録再生装置におい
    て、 上記調整手段は、上記記録信号及び上記再生信号に対す
    る出力レベルを調整するようにしたことを特徴とする信
    号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の信号記録再生装置におい
    て、 上記調整手段は、上記記録信号処理手段における記録信
    号処理と上記再生信号処理手段における再生信号処理と
    で共用される回路に内蔵するようにしたことを特徴とす
    る信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の信号記録再生装置におい
    て、 上記記録信号処理手段と上記再生信号処理手段は集積回
    路に設けられるようにしたことを特徴とする信号記録再
    生装置。
JP9252153A 1997-09-17 1997-09-17 信号記録再生装置 Pending JPH1196677A (ja)

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