JPH1196266A - 自動取引装置の資金量予測方法および資金量予測装置 - Google Patents

自動取引装置の資金量予測方法および資金量予測装置

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JPH1196266A
JPH1196266A JP27508497A JP27508497A JPH1196266A JP H1196266 A JPH1196266 A JP H1196266A JP 27508497 A JP27508497 A JP 27508497A JP 27508497 A JP27508497 A JP 27508497A JP H1196266 A JPH1196266 A JP H1196266A
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time
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clustering
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JP27508497A
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Kazunobu Konta
和宣 紺田
Tetsuya Abe
哲也 阿部
Shigeru Maeda
茂 前田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要資金量の予測精度を著しく向上することが
できる自動取引装置の資金量予測装置を提供する。 【解決手段】自動取引装置11 〜1n の取引情報、取引
発生時の環境情報は時系列情報データベース4に格納さ
れる。クラスタリング部5は、時系列情報データベース
4に格納された時系列データに対して、あらかじめ与え
ておいた1箇月をクラスタリング範囲としてクラスタリ
ングし、時系列パターンデータとしてパターンデータベ
ース6に格納する。予測期間環境情報指定部7は予測期
間の環境情報を指定し、パターン検索部8は、この指定
した予測期間の環境情報を基にして適切な参照時系列パ
ターンをパターンデータベース6から検索し、必要資金
量予測部9は、この検索した参照時系列データを基に予
測期間の必要資金量を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、銀行の
現金自動支払機や現金自動預出金機など、金融機関にお
ける自動取引装置の過去の取引情報の時系列データと取
引発生時の環境情報から、代表的な取引パターンデータ
をクラスタリング手段を用いて生成し、そのパターンデ
ータを用いて予測期間の必要資金量を予測する自動取引
装置の資金量予測方法および資金量予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、銀行などの金融機関における
自動取引装置(現金自動支払機、現金自動預出金機な
ど)には、大量の現金が格納されており、そのうち、使
用されずに残っている現金の量が多く、資金切れを起こ
さず、自動取引装置内に格納する現金の量を減らして資
金効率を高めたい。
【0003】そこで、最近、必要な資金を予測して、適
切な量の現金を自動取引装置内に格納するよう指示する
装置が提案されている。
【0004】その一例として、たとえば、特開平8−1
37974号公報に開示されているように、自動取引装
置における利用者の取引情報を蓄えておき、その取引情
報から利用傾向別に店舗の自動取引装置をグルーピング
して、各グループの代表取引パターンを生成して保存し
ておき、当該自動取引装置の属するパターンのデータを
参照することにより、必要資金量の予測を行なう予測方
法が知られている。
【0005】グルーピングは、取引情報を1日ごとに集
計して、1日の取引量を求め、その集計した1日の取引
データを1箇月間分まとめて時系列データとし、その時
系列データをクラスタリングするという方法をとってい
た。1箇月間分まとめてクラスタリングを行なっている
ため、1箇月の自動取引装置の取引傾向を代表取引パタ
ーンに反映させることができる。
【0006】しかし、どの程度の期間でクラスタリング
するかによって、代表取引パターンに反映される取引傾
向が異なってくるため、クラスタリングを行なう範囲を
どうとるかが、必要資金量の予測の精度を左右する重要
な問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にあ
っては、クラスタリングを行なう範囲を1箇月ととって
いたため、1箇月間の取引動向のみしか代表取引パター
ンに反映できなかった。そのため、1日のみ取引傾向が
違うような特別な日付や、1週間続けて取引傾向の異な
るような場合、および、数箇月間で緩やかに取引傾向が
異なる場合の予測精度が悪くなっていた。
【0008】また、クラスタリングを行なう範囲を固定
値としていたため、状況によってはクラスタリングの範
囲を変更した方が予測精度が高くなるような場合に対応
できなかった。
【0009】そこで、本発明は、必要資金量の予測精度
を著しく向上することができる自動取引装置の資金量予
測方法および資金量予測装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置の
資金量予測方法は、自動取引装置からの取引情報の時系
列データを入力するとともに、前記自動取引装置の取引
発生時の日付、曜日などの環境情報を入力し、これら入
力した時系列データと環境情報とを対応させて第1の記
憶手段に記憶し、この第1の記憶手段に記憶した時系列
データを、クラスタリングの範囲を1日としてクラスタ
リングすることにより時系列パターンを取得し、この取
得した時系列パターンを前記入力された環境情報ととも
に第2の記憶手段に記憶し、予測期間の環境情報を指定
し、この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期
間に対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前
記第2の記憶手段から検索し、この検索した時系列パタ
ーンと環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測す
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
方法は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力するとともに、前記自動取引装置の取引発生時の日
付、曜日などの環境情報を入力し、これら入力した時系
列データと環境情報とを対応させて第1の記憶手段に記
憶し、この第1の記憶手段に記憶した時系列データを、
クラスタリングの範囲をあらかじめ与えた日付の前後3
日としてクラスタリングすることにより時系列パターン
を取得し、この取得した時系列パターンを前記入力され
た環境情報とともに第2の記憶手段に記憶し、予測期間
の環境情報を指定し、この指定した予測期間の環境情報
を用いて、予測期間に対応する過去の時系列パターンと
その環境情報を前記第2の記憶手段から検索し、この検
索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期間の必
要資金量を予測することを特徴とする。
【0012】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
方法は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力するとともに、前記自動取引装置の取引発生時の日
付、曜日などの環境情報を入力し、これら入力した時系
列データと環境情報とを対応させて第1の記憶手段に記
憶し、この第1の記憶手段に記憶した時系列データを、
クラスタリングの範囲をあらかじめ与えた任意の期間と
してクラスタリングすることにより時系列パターンを取
得し、この取得した時系列パターンを前記入力された環
境情報とともに第2の記憶手段に記憶し、予測期間の環
境情報を指定し、この指定した予測期間の環境情報を用
いて、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその
環境情報を前記第2の記憶手段から検索し、この検索し
た時系列パターンと環境情報を用いて予測期間の必要資
金量を予測することを特徴とする。
【0013】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
方法は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力するとともに、前記自動取引装置の取引発生時の日
付、曜日などの環境情報を入力し、これら入力した時系
列データと環境情報とを対応させて第1の記憶手段に記
憶し、クラスタリングの範囲を決定するための情報を使
用者が入力し、この入力した情報に基づきクラスタリン
グの範囲を決定し、この決定したクラスタリングの範囲
で、前記第1の記憶手段に記憶されている時系列データ
をクラスタリングすることにより時系列パターンを取得
し、この取得した時系列パターンを前記入力された環境
情報とともに第2の記憶手段に記憶し、予測期間の環境
情報を指定し、この指定した予測期間の環境情報を用い
て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
境情報を前記第2の記憶手段から検索し、この検索した
時系列パターンと環境情報を用いて予測期間の必要資金
量を予測することを特徴とする。
【0014】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
方法は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力するとともに、前記自動取引装置の取引発生時の日
付、曜日などの環境情報を入力し、これら入力した時系
列データと環境情報とを対応させて第1の記憶手段に記
憶し、クラスタリングの範囲を決定するための情報を自
動的に収集して入力し、この入力した情報に基づきクラ
スタリングの範囲を決定し、この決定したクラスタリン
グの範囲で、前記第1の記憶手段に記憶されている時系
列データをクラスタリングすることにより時系列パター
ンを取得し、この取得した時系列パターンを前記入力さ
れた環境情報とともに第2の記憶手段に記憶し、予測期
間の環境情報を指定し、この指定した予測期間の環境情
報を用いて、予測期間に対応する過去の時系列パターン
とその環境情報を前記第2の記憶手段から検索し、この
検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期間の
必要資金量を予測することを特徴とする。
【0015】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
装置は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力する第1の入力手段と、前記自動取引装置の取引発
生時の日付、曜日などの環境情報を入力する第2の入力
手段と、前記第1の入力手段で入力された時系列データ
と前記第2の入力手段で入力された環境情報とを対応さ
せて記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に
記憶されている時系列データを、クラスタリングの範囲
を1日としてクラスタリングすることにより時系列パタ
ーンを得るクラスタリング手段と、このクラスタリング
手段で得られた時系列パターンを前記第2の入力手段で
入力された環境情報とともに記憶する第2の記憶手段
と、予測期間の環境情報を指定する指定手段と、この指
定手段で指定された予測期間の環境情報を用いて、予測
期間に対応する過去の時系列パターンとその環境情報を
前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、この検索
手段で検索された時系列パターンと環境情報を用いて予
測期間の必要資金量を予測する予測手段とを具備してい
る。
【0016】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
装置は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力する第1の入力手段と、前記自動取引装置の取引発
生時の日付、曜日などの環境情報を入力する第2の入力
手段と、前記第1の入力手段で入力された時系列データ
と前記第2の入力手段で入力された環境情報とを対応さ
せて記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に
記憶されている時系列データを、クラスタリングの範囲
をあらかじめ与えた日付の前後3日としてクラスタリン
グすることにより時系列パターンを得るクラスタリング
手段と、このクラスタリング手段で得られた時系列パタ
ーンを前記第2の入力手段で入力された環境情報ととも
に記憶する第2の記憶手段と、予測期間の環境情報を指
定する指定手段と、この指定手段で指定された予測期間
の環境情報を用いて、予測期間に対応する過去の時系列
パターンとその環境情報を前記第2の記憶手段から検索
する検索手段と、この検索手段で検索された時系列パタ
ーンと環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測す
る予測手段とを具備している。
【0017】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
装置は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力する第1の入力手段と、前記自動取引装置の取引発
生時の日付、曜日などの環境情報を入力する第2の入力
手段と、前記第1の入力手段で入力された時系列データ
と前記第2の入力手段で入力された環境情報とを対応さ
せて記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に
記憶されている時系列データを、クラスタリングの範囲
をあらかじめ与えた任意の期間としてクラスタリングす
ることにより時系列パターンを得るクラスタリング手段
と、このクラスタリング手段で得られた時系列パターン
を前記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記
憶する第2の記憶手段と、予測期間の環境情報を指定す
る指定手段と、この指定手段で指定された予測期間の環
境情報を用いて、予測期間に対応する過去の時系列パタ
ーンとその環境情報を前記第2の記憶手段から検索する
検索手段と、この検索手段で検索された時系列パターン
と環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測する予
測手段とを具備している。
【0018】また、本発明の自動取引装置の資金量予測
装置は、自動取引装置からの取引情報の時系列データを
入力する第1の入力手段と、前記自動取引装置の取引発
生時の日付、曜日などの環境情報を入力する第2の入力
手段と、前記第1の入力手段で入力された時系列データ
と前記第2の入力手段で入力された環境情報とを対応さ
せて記憶する第1の記憶手段と、クラスタリングの範囲
を決定するための情報を使用者が入力する第3の入力手
段と、この第3の入力手段で入力された情報に基づきク
ラスタリングの範囲を決定する決定手段と、この決定手
段で決定されたクラスタリングの範囲で、前記第1の記
憶手段に記憶されている時系列データをクラスタリング
することにより時系列パターンを得るクラスタリング手
段と、このクラスタリング手段で得られた時系列パター
ンを前記第2の入力手段で入力された環境情報とともに
記憶する第2の記憶手段と、予測期間の環境情報を指定
する指定手段と、この指定手段で指定された予測期間の
環境情報を用いて、予測期間に対応する過去の時系列パ
ターンとその環境情報を前記第2の記憶手段から検索す
る検索手段と、この検索手段で検索された時系列パター
ンと環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測する
予測手段とを具備している。
【0019】さらに、本発明の自動取引装置の資金量予
測装置は、自動取引装置からの取引情報の時系列データ
を入力する第1の入力手段と、前記自動取引装置の取引
発生時の日付、曜日などの環境情報を入力する第2の入
力手段と、前記第1の入力手段で入力された時系列デー
タと前記第2の入力手段で入力された環境情報とを対応
させて記憶する第1の記憶手段と、クラスタリングの範
囲を決定するための情報を自動的に収集して入力する第
3の入力手段と、この第3の入力手段で入力された情報
に基づきクラスタリングの範囲を決定する決定手段と、
この決定手段で決定されたクラスタリングの範囲で、前
記第1の記憶手段に記憶されている時系列データをクラ
スタリングすることにより時系列パターンを得るクラス
タリング手段と、このクラスタリング手段で得られた時
系列パターンを前記第2の入力手段で入力された環境情
報とともに記憶する第2の記憶手段と、予測期間の環境
情報を指定する指定手段と、この指定手段で指定された
予測期間の環境情報を用いて、予測期間に対応する過去
の時系列パターンとその環境情報を前記第2の記憶手段
から検索する検索手段と、この検索手段で検索された時
系列パターンと環境情報を用いて予測期間の必要資金量
を予測する予測手段とを具備している。
【0020】本発明によれば、クラスタリングの範囲を
1日、1週間、設定した任意の期間(1箇月以上)にと
ることができ、過去の取引量の代表取引パターンに1
日、1週間、設定した任意の期間の取引傾向を反映させ
ることができるので、必要資金量の予測精度を著しく向
上することができる。
【0021】また、クラスタリングの範囲を決定するた
めの情報を銀行係員が任意に入力できるので、当該自動
取引装置の取引傾向を代表取引パターンに反映し、必要
資金量の予測精度を向上することができる。
【0022】また、クラスタリングの範囲を決定するた
めの情報を取引情報や自動取引装置の運行形態情報など
の情報から自動的に設定することができるので、係員の
情報入力の手間を削減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】なお、本実施の形態は、たとえば、銀行の
現金自動支払機や現金自動預出金機などの自動取引装置
の資金量予測装置に適用した場合を一例として説明す
る。
【0025】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0026】図1は、第1の実施の形態に係る自動取引
装置の資金量予測装置の構成を概略的に示すものであ
る。図1において、1は自動取引装置群、11は自動取
引装置群1の必要資金量を予測する資金量予測装置であ
る。自動取引装置群1は、複数の現金自動支払機や現金
自動預出金機などの自動取引装置(銀行ATM)11 〜
1n から構成されている。
【0027】資金量予測装置11は、複数の自動取引装
置11 〜1n からの各取引情報の時系列データを入力す
る第1の入力手段としての時系列データ入力部2、環境
情報を入力する第2の入力手段としての環境情報入力部
3、時系列データを記憶する第1の記手段としての時系
列情報データベース4、時系列データをクラスタリング
するクラスタリング手段としてのクラスタリング部5、
クラスタリングの結果を記憶する第2の記手段としての
パターンデータベース6、予測期間の環境情報を指定す
る指定手段としての予測期間環境情報指定部7、検索手
段としてのパターン検索部8、予測手段としての必要資
金量予測部9、および、出力手段としての必要資金量出
力部10から構成されている。
【0028】このような構成において、まず、全体の処
理の流れと各部の概略的な働きについて説明する。複数
の自動取引装置11 〜1n からの入金、出金などの取引
情報は、時系列的に時系列データ入力部2から入力され
る。一方、取引発生時の日付、曜日、天候などの環境情
報は、環境情報入力部3から入力される。これら入力さ
れた時系列データおよび環境情報は、共に対応させて時
系列情報データベース4に格納される。
【0029】なお、環境情報入力部3は、日付を示すカ
レンダ、時計、天候を調べるためのセンサ類などを備え
ていて、各種環境情報を収集することができてもよい
し、ユーザインタフェースを備えていて、係員が環境情
報をキーボードなどで入力することができてもよい。
【0030】クラスタリング部5は、時系列情報データ
ベース4に格納された時系列データに対して時系列パタ
ーンが類似するものをクラスタとして分類、グルーピン
グし、時系列パターンデータとしてパターンデータベー
ス6に格納する。
【0031】こうして、パターンデータベース6に時系
列パターンが格納された状態で、予測期間環境情報指定
部7は、予測したい期間、および、その予測期間に対す
る日付、曜日、天候などの環境情報を指定し、その環境
情報をパターン検索部8に送る。パターン検索部8は、
指定された予測期間の環境情報を基にして適切な参照時
系列パターンをパターンデータベース6から検索し、必
要資金量予測部9に送る。
【0032】必要資金量予測部9は、検索された参照時
系列データを基に予測期間の必要資金量を予測する。必
要資金量出力部10は、必要資金量予測部9で予測され
た資金量を基に、必要資金量に関する情報をディスプレ
やプリンタなどを用いて出力する。
【0033】次に、クラスタリング部5について詳細に
説明する。
【0034】クラスタリング部5は、図1に示すよう
に、クラスタリング範囲決定部52とクラスタリング実
行部53とで構成される。クラスタリング範囲決定部5
2は、あらかじめ与えておいた固定値である1箇月をク
ラスタリング範囲としてクラスタリング実行部53に送
る。クラスタリング実行部53は、図2に示すように、
クラスタリング範囲を1箇月と固定してクラスタリング
を行なう。
【0035】ここで、パターンデータ生成の方法の例に
ついて図2を用いて説明する。図2では、たとえば、1
997年8月1日から8月31日までの1箇月間の4台
の自動取引装置ATM1,ATM2,ATM3,ATM
4の取引量の時系列データを1日単位で集計し、推移を
表わしたものである。1日から31日までの31日分の
時系列データを31次元上の点と考え、適当な閾値を用
いて距離の近いもの同士でクラスタを構成する。
【0036】次に、クラスタを構成した自動取引装置の
時系列データの平均値をパターンデータとする。図2で
は、4台の自動取引装置の取引量の時系列データに対し
てクラスタリングした結果、ATM1とATM2、AT
M3とATM4がそれぞれクラスタを構成している。
【0037】次に、ATM1とATM2の取引量の平均
値を計算して、パターン1を生成する。また、同様に、
ATM3とATM4の取引量の平均値を計算して、パタ
ーン2を生成する。
【0038】以上のように、1箇月間ごとにパターンデ
ータを生成することができるので、月末は取引量が多い
といった、一般的な経済動向である1箇月を周期とした
取引傾向をパターンデータに反映することができる。
【0039】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0040】第2の実施の形態の装置構成は、図1に示
した第1の実施の形態と同様であるので、図示および説
明は省略し、第1の実施の形態と異なるクラスタリング
部5の処理についてだけ説明する。
【0041】クラスタリング範囲決定部52は、あらか
じめ与えておいた固定値である特定の日、たとえば、給
料日の前後3日をクラスタリング範囲としてクラスタリ
ング実行部53に送る。クラスタリング実行部53は、
クラスタリング範囲を給料日の前後3日としてクラスタ
リングを行なう。
【0042】図3は、第2の実施の形態におけるパター
ンデー夕生成の概略図である。図3では、たとえば、1
997年8月1日から8月31日までの1箇月間の4台
の自動取引装置ATM1,ATM2,ATM3,ATM
4の取引量推移を表わし、給料日が8月25日である場
合のパターンデータをパターン1、パターン2で表わし
ている。給料日が8月25日なので、前後3日間、つま
り、8月22日から8月28日までの取引情報をクラス
タリングして、パターンデータを生成する。この場合、
パターンデータは8月22日から8月28日までの7日
分である。
【0043】給料日の前後のような他の日と比べて取引
傾向が大きく異なる日の場合、自動取引装置の運転効率
を高めるため、支店の出入口に近いものは、その日だけ
出金専用するといった他の日と違う運用形態をとった
り、係員によって利用者を自動取引装置まで誘導して自
動取引装置の利用形態を変化させることがある。
【0044】このような場合、図3のように他の日と違
った取引量傾向を示す。図3では、ATM1は8月1日
から8月21日までATM2と同じような取引量推移を
見せているが、8月22日から8月28日まではATM
4と同じような推移を見せている。また、ATM3は8
月1日から8月21日までATM4と同じような取引量
推移を見せているが、8月22日から8月28日までは
ATM2と同じような推移を見せている。
【0045】以上のような場合、予測期間を例のように
給料日前後3日でクラスタリングすることにより、8月
22日から8月28日まではATM1とATM4、AT
M2とATM3でクラスタを構成して、パターンデータ
を作成し、自動取引装置群が他の日と異なった利用形態
をされた場合の影響をパターンデータに反映することが
できる。
【0046】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
【0047】第3の実施の形態の装置構成は、図1に示
した第1の実施の形態と同様であるので、図示および説
明は省略し、第1の実施の形態と異なるクラスタリング
部5の処理についてだけ説明する。
【0048】クラスタリング範囲決定部52は、あらか
じめ与えておいた固定値である特定日の1日のみをクラ
スタリング範囲としてクラスタリング実行部53に送
る。クラスタリング実行部53は、クラスタリング範囲
を特定日の1日のみとしてクラスタリングを行なう。
【0049】図4は、第3の実施の形態におけるパター
ンデータ生成の概略図である。図4では、たとえば、1
997年8月1日から8月31日までの1箇月間の4台
の自動取引装置ATM1,ATM2,ATM3,ATM
4の取引量推移を表わし、特定日が8月15日である場
合のパターンデータをパターン1、パターン2で表わし
ている。特定日は、その日1日だけ取引量が変化する日
で、たとえば、商店の特売日であるとか、近くに競馬場
があり、ビッグレースがある日などがある。
【0050】給料日の前後と違い、前後数日は通常の取
引を行なうが、特定日の1日のみが特異な取引傾向を示
す。図4では、ATM1は8月15日を除いてATM2
と同じような取引量推移を見せているが、8月15日は
ATM4と同じような取引量である。また、ATM3は
8月15日以外はATM4と同じような取引量推移を見
せているが、8月15日ではATM2と同じような取引
量である。
【0051】以上のような場合、予測期間を例のように
特別日である8月15日のみでクラスタリングすること
により、ATM1とATM4、ATM2とATM3でク
ラスタを構成して、パターンデータを作成し、自動取引
装置群が他の日と異なった利用形態をされた場合の影響
をパターンデータに反映ずることができる。
【0052】次に、第4の実施の形態について説明す
る。
【0053】第4の実施の形態の装置構成は、図1に示
した第1の実施の形態と同様であるので、図示および説
明は省略し、第1の実施の形態と異なるクラスタリング
部5の処理についてだけ説明する。
【0054】クラスタリング範囲決定部52は、あらか
じめ与えておいた任意の期間をクラスタリング範囲とし
てクラスタリング実行部53に送る。ここに、上記クラ
スタリングの範囲の任意の期間は、前記第1〜第3の実
施の形態における期間以外の期間、たとえば、1箇月以
上である。クラスタリング実行部53は、クラスタリン
グ範囲を任意の期間としてクラスタリングを行なう。
【0055】図5は、第4の実施の形態におけるパター
ンデータ生成の概略図である。図5では、たとえば、1
997年8月1日から10月31日までの3箇月間の4
台の自動取引装置ATM1,ATM2,ATM3,AT
M4の取引量推移を表わし、パターンデータをパターン
1、パターン2で表わしている。たとえば、周期的に取
引傾向が変わる期間が存在するような状況において、ク
ラスタリングの期間をその周期に合わせて自由に設定す
ることによって、それぞれの周期の特徴をクラスタリン
グに反映させることができる。また、緩やかな取引量の
変動がある場合、クラスタリングの範囲の期間を3箇月
や、それ以上など、適宜設定するとこにより、取引量の
変動をパターンデータに反映することができる。
【0056】図5では、9月1日から9月30日といっ
た1箇月単位で見ると、ATM1からATM4は同じよ
うな取引量推移を見せているが、8月1日から10月3
0日までの3箇月で見ると、ATM1とATM2、AT
M3とATM4でクラスタを構成することができること
がわかる。
【0057】以上のように、クラスタリング範囲を適宜
変動させることによって、自動取引装置群の取引動向に
合わせたクラス夕リングを行なうことができ、その結果
をパターンデータに反映することができる。
【0058】次に、第5の実施の形態について説明す
る。
【0059】図6は、第5の実施の形態に係る自動取引
装置の資金量予測装置の構成を概略的に示すものであ
る。なお、クラスタリング部5以外の部分は前述した第
1の実施の形態と同様な構成であるので、図示および説
明は省略し、第1の実施の形態と異なるクラスタリング
部5についてだけ図示して説明する。
【0060】図6において、クラスタリング部5は、第
3の入力手段としてのクラスタリング範囲情報入力部5
1、決定手段としてのクラスタリング範囲決定部52、
および、クラスタリング実行部53によって構成され
る。クラスタリング範囲情報入力部51は、クラスタリ
ングの範囲を決定するために必要な情報を獲得し、クラ
スタリング範囲決定部52に送る。クラスタリング範囲
決定部52は、送られてきた情報を基に、クラスタリン
グ範囲を決定して、クラスタリング実行部53に送る。
【0061】クラスタリング範囲情報入力部51は、た
とえば、以下のような情報を収集する。クラスタリング
の範囲を決定する情報として、前述の説明でとり挙げた
給料日や特別日、もしくは、明示的に与えるクラスタリ
ングの期間(たとえば、3箇月間など)の情報がある。
【0062】クラスタリング範囲決定部52は、クラス
タリング範囲情報入力部51から与えられた情報から、
たとえば、以下のようにクラスタリング範囲を決定す
る。給料日が与えられた場合は、給料日の前後3日間を
クラスタリング範囲とし、特別日が与えられた場合は、
特別日の1日をクラスタリング範囲とし、明示的にクラ
スタリング期間が与えられた場合は、その期間をクラス
タリング範囲とする。前述したように、クラスタリング
範囲決定部52は、与えられた情報を基に適したクラス
タリング範囲を生成する。
【0063】なお、クラスタリング範囲情報入力部51
は、ユーザインタフェースを備えていて、銀行係員が直
接情報を入力してもよい。また、プログラムなどで自動
的に取引量から求めたり、自動取引装置群からの運行情
報などから求めてもよい。自動的に求める方法の例とし
ては、たとえば、特別日は取引量データのうち、前後の
日の取引量との差があらかじめ与えておいた閾値よりも
多きい日付を求める。また、ある期間は全ての自動取引
装置が出金のみしか扱わないといった自動取引装置群の
運行情報から、その期間をクラスタリングの範囲として
求めることができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ク
ラスタリングの範囲を1日、1週間、任意の期間(1箇
月以上)にとることができ、1日だけ取引量が異なる特
別な日の取引傾向や、給料日前後のように1週間取引傾
向が他の日と異なる場合や、数箇月間で緩やかに取引傾
向が変動する場合を必要資金量の予測に反映することが
でき、予測精度を向上させることができる。
【0065】また、クラスタリングの範囲は係員が入力
することができるので、当該自動取引装置群の取引傾向
に合わせた高精度の必要資金量予測を行なうことができ
る。
【0066】また、クラスタリングの範囲は、取引情報
や自動取引装置の運行情報などから自動的に生成するこ
とができるので、係員の手間をはぶいて、なおかつ、当
該自動取引装置群の取引傾向に合わせた高精度の必要資
金量の予測を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第4の実施の形態に係る自動取
引装置の資金量予測装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】クラスタリング範囲を1箇月とした場合の代表
取引パターンを得る図。
【図3】クラスタリング範囲を特別日の前後3日間とし
た場合の代表取引パターンを得る図。
【図4】クラスタリング範囲を特別日の1日間とした場
合の代表取引パターンを得る図。
【図5】クラスタリング範囲を3箇月とした場合の代表
取引パターンを得る図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る自動取引装置
の資金量予測装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1……自動取引装置群、11 〜1n ……自動取引装置、
2……時系列データ入力部(第1の入力手段)、3……
環境情報入力部(第2の入力手段)、4……時系列情報
データベース(第1の記憶手段)、5……クラスタリン
グ部(クラスタリング手段)、6……パターンデータベ
ース(第2の記憶手段)、7……予測期間環境情報指定
部(指定手段)、8……パターン検索部(検索手段)、
9……必要資金量予測部(予測手段)、10……必要資
金量出力部、11……資金量予測装置、51……クラス
タリング範囲情報入力部(第3の入力手段)、52……
クラスタリング範囲決定部(決定手段)、53……クラ
スタリング実行部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力するとともに、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力し、 これら入力した時系列データと環境情報とを対応させて
    第1の記憶手段に記憶し、 この第1の記憶手段に記憶した時系列データを、クラス
    タリングの範囲を1日としてクラスタリングすることに
    より時系列パターンを取得し、 この取得した時系列パターンを前記入力された環境情報
    とともに第2の記憶手段に記憶し、 予測期間の環境情報を指定し、 この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期間に
    対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前記第
    2の記憶手段から検索し、 この検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期
    間の必要資金量を予測する、 ことを特徴とする自動取引装置の資金量予測方法。
  2. 【請求項2】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力するとともに、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力し、 これら入力した時系列データと環境情報とを対応させて
    第1の記憶手段に記憶し、 この第1の記憶手段に記憶した時系列データを、クラス
    タリングの範囲をあらかじめ与えた日付の前後3日とし
    てクラスタリングすることにより時系列パターンを取得
    し、 この取得した時系列パターンを前記入力された環境情報
    とともに第2の記憶手段に記憶し、 予測期間の環境情報を指定し、 この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期間に
    対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前記第
    2の記憶手段から検索し、 この検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期
    間の必要資金量を予測する、 ことを特徴とする自動取引装置の資金量予測方法。
  3. 【請求項3】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力するとともに、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力し、 これら入力した時系列データと環境情報とを対応させて
    第1の記憶手段に記憶し、 この第1の記憶手段に記憶した時系列データを、クラス
    タリングの範囲をあらかじめ与えた任意の期間としてク
    ラスタリングすることにより時系列パターンを取得し、 この取得した時系列パターンを前記入力された環境情報
    とともに第2の記憶手段に記憶し、 予測期間の環境情報を指定し、 この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期間に
    対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前記第
    2の記憶手段から検索し、 この検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期
    間の必要資金量を予測する、 ことを特徴とする自動取引装置の資金量予測方法。
  4. 【請求項4】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力するとともに、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力し、 これら入力した時系列データと環境情報とを対応させて
    第1の記憶手段に記憶し、 クラスタリングの範囲を決定するための情報を使用者が
    入力し、 この入力した情報に基づきクラスタリングの範囲を決定
    し、 この決定したクラスタリングの範囲で、前記第1の記憶
    手段に記憶されている時系列データをクラスタリングす
    ることにより時系列パターンを取得し、 この取得した時系列パターンを前記入力された環境情報
    とともに第2の記憶手段に記憶し、 予測期間の環境情報を指定し、 この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期間に
    対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前記第
    2の記憶手段から検索し、 この検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期
    間の必要資金量を予測する、 ことを特徴とする自動取引装置の資金量予測方法。
  5. 【請求項5】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力するとともに、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力し、 これら入力した時系列データと環境情報とを対応させて
    第1の記憶手段に記憶し、 クラスタリングの範囲を決定するための情報を自動的に
    収集して入力し、 この入力した情報に基づきクラスタリングの範囲を決定
    し、 この決定したクラスタリングの範囲で、前記第1の記憶
    手段に記憶されている時系列データをクラスタリングす
    ることにより時系列パターンを取得し、 この取得した時系列パターンを前記入力された環境情報
    とともに第2の記憶手段に記憶し、 予測期間の環境情報を指定し、 この指定した予測期間の環境情報を用いて、予測期間に
    対応する過去の時系列パターンとその環境情報を前記第
    2の記憶手段から検索し、 この検索した時系列パターンと環境情報を用いて予測期
    間の必要資金量を予測する、 ことを特徴とする自動取引装置の資金量予測方法。
  6. 【請求項6】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力する第1の入力手段と、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された時系列データと前記第
    2の入力手段で入力された環境情報とを対応させて記憶
    する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている時系列データを、
    クラスタリングの範囲を1日としてクラスタリングする
    ことにより時系列パターンを得るクラスタリング手段
    と、 このクラスタリング手段で得られた時系列パターンを前
    記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記憶す
    る第2の記憶手段と、 予測期間の環境情報を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された予測期間の環境情報を用い
    て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
    境情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段で検索された時系列パターンと環境情報を
    用いて予測期間の必要資金量を予測する予測手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の資金量予測
    装置。
  7. 【請求項7】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力する第1の入力手段と、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された時系列データと前記第
    2の入力手段で入力された環境情報とを対応させて記憶
    する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている時系列データを、
    クラスタリングの範囲をあらかじめ与えた日付の前後3
    日としてクラスタリングすることにより時系列パターン
    を得るクラスタリング手段と、 このクラスタリング手段で得られた時系列パターンを前
    記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記憶す
    る第2の記憶手段と、 予測期間の環境情報を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された予測期間の環境情報を用い
    て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
    境情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段で検索された時系列パターンと環境情報を
    用いて予測期間の必要資金量を予測する予測手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の資金量予測
    装置。
  8. 【請求項8】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力する第1の入力手段と、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された時系列データと前記第
    2の入力手段で入力された環境情報とを対応させて記憶
    する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている時系列データを、
    クラスタリングの範囲をあらかじめ与えた任意の期間と
    してクラスタリングすることにより時系列パターンを得
    るクラスタリング手段と、 このクラスタリング手段で得られた時系列パターンを前
    記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記憶す
    る第2の記憶手段と、 予測期間の環境情報を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された予測期間の環境情報を用い
    て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
    境情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段で検索された時系列パターンと環境情報を
    用いて予測期間の必要資金量を予測する予測手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の資金量予測
    装置。
  9. 【請求項9】 自動取引装置からの取引情報の時系列デ
    ータを入力する第1の入力手段と、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された時系列データと前記第
    2の入力手段で入力された環境情報とを対応させて記憶
    する第1の記憶手段と、 クラスタリングの範囲を決定するための情報を使用者が
    入力する第3の入力手段と、 この第3の入力手段で入力された情報に基づきクラスタ
    リングの範囲を決定する決定手段と、 この決定手段で決定されたクラスタリングの範囲で、前
    記第1の記憶手段に記憶されている時系列データをクラ
    スタリングすることにより時系列パターンを得るクラス
    タリング手段と、 このクラスタリング手段で得られた時系列パターンを前
    記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記憶す
    る第2の記憶手段と、 予測期間の環境情報を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された予測期間の環境情報を用い
    て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
    境情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段で検索された時系列パターンと環境情報を
    用いて予測期間の必要資金量を予測する予測手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の資金量予測
    装置。
  10. 【請求項10】 自動取引装置からの取引情報の時系列
    データを入力する第1の入力手段と、 前記自動取引装置の取引発生時の日付、曜日などの環境
    情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された時系列データと前記第
    2の入力手段で入力された環境情報とを対応させて記憶
    する第1の記憶手段と、 クラスタリングの範囲を決定するための情報を自動的に
    収集して入力する第3の入力手段と、 この第3の入力手段で入力された情報に基づきクラスタ
    リングの範囲を決定する決定手段と、 この決定手段で決定されたクラスタリングの範囲で、前
    記第1の記憶手段に記憶されている時系列データをクラ
    スタリングすることにより時系列パターンを得るクラス
    タリング手段と、 このクラスタリング手段で得られた時系列パターンを前
    記第2の入力手段で入力された環境情報とともに記憶す
    る第2の記憶手段と、 予測期間の環境情報を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された予測期間の環境情報を用い
    て、予測期間に対応する過去の時系列パターンとその環
    境情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段で検索された時系列パターンと環境情報を
    用いて予測期間の必要資金量を予測する予測手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の資金量予測
    装置。
  11. 【請求項11】 予測手段で予測された予測期間の必要
    資金量に関する情報を出力する出力手段を更に具備した
    ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1つに記載
    の自動取引装置の資金量予測装置。
JP27508497A 1997-09-22 1997-09-22 自動取引装置の資金量予測方法および資金量予測装置 Pending JPH1196266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7730019B1 (en) * 2000-11-01 2010-06-01 Wells Fargo Bank, N.A. System and method for data collection, management, and analysis

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7730019B1 (en) * 2000-11-01 2010-06-01 Wells Fargo Bank, N.A. System and method for data collection, management, and analysis

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