JPH1196168A - 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH1196168A
JPH1196168A JP9251665A JP25166597A JPH1196168A JP H1196168 A JPH1196168 A JP H1196168A JP 9251665 A JP9251665 A JP 9251665A JP 25166597 A JP25166597 A JP 25166597A JP H1196168 A JPH1196168 A JP H1196168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
search
statistical
processing
statistical processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9251665A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Ito
栄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Systems Ltd filed Critical Hitachi Information Systems Ltd
Priority to JP9251665A priority Critical patent/JPH1196168A/ja
Publication of JPH1196168A publication Critical patent/JPH1196168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索条件に該当するデータ抽出において常に
並列処理を実行するとともに、抽出処理後の統計処理に
おいても並列処理を実行することが可能な並列検索/統
計処理技術を提供すること。 【解決手段】 複数のサーバ(10,30)の各々がデ
ータベース(21,41)と該データベース(21,4
1)の検索処理および統計処理を行う検索/統計処理手
段(12,32)を備える。また、複数のサーバのうち
の少なくとも1つのサーバ(メインサーバ10)は、さ
らに、各サーバを監視/制御するサーバ制御手段(1
1)および各サーバにおいて前記検索/統計処理手段
(12,32)により処理した統計結果を取り込んでマ
ージする統計マージ手段(13)を備える。22および
42は検索/抽出結果を格納するファイル、23および
43は統計結果を格納するファイルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサーバに分
散されて保持されているデータベースシステムにおける
並列検索/統計処理技術に係り、特に、検索処理におけ
るデータ抽出およびデータ抽出後の統計処理を各サーバ
で並列的に処理するようにした並列検索/統計処理シス
テムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を
実現するためのプログラムを格納した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CSS(Client Server System:ク
ライアント・サーバ・システム)型のシステムにおい
て、複数のサーバにデータベースを分割して保持させた
分散型データベースシステムが実用化されている。この
種の分散型データベースシステムにおいては、周知のよ
うに、検索処理を複数のサーバで並列的に行うことによ
って大規模なデータベースの検索を高速に行うことが可
能である。
【0003】このような分散型データベースについて
は、例えば、特開平02−297670号公報(以下、
従来例1という),特開平04−281538号公報
(以下、従来例2という),特開平02−67629号
公報(以下、従来例3という)などに開示されている。
すなわち、従来例1には、データの属性・索引を複数の
並列処理方式の計算機の各記憶装置に分散して格納し、
各処理装置が並行してデータの検索を行うようにしたも
のが、また、従来例2には、データのコピーを複数サイ
トに存在する分散データベースシステムにおいて、検索
条件として与えられた検索区間を実行可能サイト数に分
割し、分割した検索区間を個々の実行可能サイトに割り
当て、各サイトで割り当てられた検索区間に対応するデ
ータの検索を並列実行するようにしたものが、さらに、
従来例3には、ソフトウェアを再利用して新しいソフト
ウェアを生成する場合の分散処理方法において、複数の
解析プロセッサで要求を解析し、要求に合致するソフト
ウェア部品を個々の検索プロセッサでデータベースから
検索し、検索して取り出した部品を管理プロセッサに送
り、該管理プロセッサでこれらの部品を結合して新たな
ソフトウェアを完成するようにしたものが、それぞれ記
載されている。
【0004】これらの従来技術においては、上述したよ
うに、データベースを分散させておくとともに複数の検
索処理を並列的に実行することによって、検索処理を高
速化することはできるが、それぞれの検索結果を1箇所
(例えば、メインサーバ)にまとめた後統計などの加工
処理を施すことを前提としており、それぞれの検索結果
データをさらに並列的に個々に加工処理することについ
ては全く考慮されていなかった。
【0005】以下、従来の典型的なCSS型のシステム
およびその動作例を説明する。図4は、従来のCSS型
のシステムの構成ブロック図である。同図において、6
0および80はサーバコンピュータ(以下、単にサーバ
という)であり、便宜的に、前者をメインサーバ1’、
後者を単にサーバn’という。メインサーバ1’以外の
サーバは複数あるが、図4では簡単のために代表として
一個だけサーバn’(80)として示している。71お
よび91はメインサーバ1’(60)とサーバn’(8
0)に分散された分割データベースDB1’およびDB
n’、74は統計結果ファイル、70はメインサーバ
1’(60)に対して検索および統計などを指示するた
めの端末である。メインサーバ1’(60)はサーバ制
御手段61、検索処理手段62、統計処理手段63を有
している。また、メインサーバ以外のサーバn’(8
0)は、検索処理手段82を有している。
【0006】(従来技術の動作)次に、上述した従来の
CSS型のシステムの動作を説明する。図5は、従来の
CSS型のシステムの動作のフローチャートである。同
図において、利用者は、検索処理を行うため、最初に端
末70から検索/抽出条件を入力する(ステップ50
1)。メインサーバ1’(60)は、端末70からの指
示により、各サーバn’(80)に検索/抽出条件を送
信する(ステップ502:サーバ制御手段61)。
【0007】メインサーバ1’は、検索処理手段62に
よりデータベースDB1’(71)に対して検索/抽出
処理を実行する(ステップ503)。その他のサーバ
n’(80)は、検索処理手段82によりデータベース
DBn’(91)に対して検索/抽出処理を実行し、結
果データをメインサーバ1’(60)に転送する(ステ
ップ504)。各サーバでの検索/抽出処理は、並列に
行われる。メインサーバ1’(60)では、各サーバ
n’(80)の実行を監視し、結果データ(抽出デー
タ)を受信して格納する(ステップ505)。メインサ
ーバ1’(60)は、自サーバを含めた全サーバの実行
終了後、結果データを編集し、端末70へ送信する(ス
テップ506:サーバ制御手段61)。
【0008】次に、利用者は、統計処理を行うため、端
末70から統計処理条件を入力する(ステップ50
7)。メインサーバ1’(60)は、端末70からの指
示を受け、格納してある結果データ(抽出データ)に対
して端末70から入力された統計処理条件により統計処
理を実行し、統計結果を格納する(ステップ508:統
計処理手段63)。
【0009】上記従来例において、年齢別、性別の給与
のデータベースが各サーバに分散(分割)されている場
合を例にして考えると、上記ステップ502においてメ
インサーバ1’(60)から各サーバn’(80)に送
信される検索/抽出条件は、例えば、(年齢>30才,
性別=男,・・・)などであり、ステップ504におい
て各サーバn’(80)からメインサーバ1’(60)
に転送される結果データは、各サーバn’(80)で検
索/抽出されたデータそのもの(すなわち検索された給
与,年齢,性別,・・・そのもの)である。従って、転
送するデータ量が多くなるため、転送の競合が生じる可
能性がある。また、メインサーバ1’(60)に負荷が
集中し、統計処理手段63では、全サーバで検索/抽出
されたデータ全ての統計処理を行わなければならないた
め処理量が膨大になり、結果的に、分散データベースに
おける並列検索の有効性が十分発揮できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記説明から明らかな
ように、従来のCSS型の並列データベースシステムに
おいては、複数のサーバごとに検索条件に合致したデー
タを検索して抽出し、その結果データ(抽出データ)を
全てメインサーバに送り、メインサーバで集中的に統計
処理などの加工処理を実行するようにしていたため、サ
ーバ間のデータ転送量が多くなり転送処理に競合が生じ
てしまうとともにメインサーバの処理量も膨大になり、
結果的に、システム全体の並列処理の有効性が失われる
という問題があった。
【0011】本発明の目的は、検索条件に該当するデー
タ抽出において常に並列処理を実行するとともに、抽出
処理後の統計処理においても並列処理を実行することが
可能な並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統
計処理システム方法、ならびに該方法を実現するための
プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の並列検索/統計
処理システムは、上記目的を達成するために、複数のサ
ーバの各々がデータベース(21,41)と該データベ
ースの検索処理および統計処理を行う検索/統計処理手
段(12,32)を備える。また、複数のサーバのうち
の少なくとも1つのサーバ(メインサーバ10)は、さ
らに、各サーバを監視/制御するサーバ制御手段(1
1)および各サーバにおいて前記検索/統計処理手段
(12,32)により処理した統計結果を取り込んでマ
ージする統計マージ手段(13)を備える。
【0013】また、本発明の並列検索/統計処理方法
は、複数のサーバのうちの一つのサーバ(メインサーバ
10)において、自サーバに接続された端末(20)か
ら入力された検索/抽出条件を他の一つ以上のサーバ
(サブサーバ)に送信するステップ(図2のステップ2
02)と、メインサーバ(10)およびサブサーバ(3
0)において、検索/抽出条件に基づいて検索/抽出処
理を並列的に実行しその結果を自サーバに格納するステ
ップ(同ステップ203,204)と、サブサーバ(3
0)からメインサーバ(10)に検索/抽出処理の結果
メッセージと検索/抽出処理の実行終了を通知するステ
ップと、メインサーバ(10)において、メインサーバ
および全てのサブサーバからの結果メッセージを編集す
るステップ(同ステップ206)と、メインサーバ(1
0)において、該編集した結果メッセージを端末(2
0)に送出するステップと、メインサーバ(10)にお
いて、端末(20)から入力された統計処理条件をサブ
サーバ(30)に送信するステップと、メインサーバお
よびサブサーバにおいて、統計処理条件に基づいて統計
処理を並列的に実行しその統計結果を自サーバに格納す
るステップ(同ステップ209,210)と、サブサー
バからメインサーバに統計結果データと統計処理の実行
終了を通知するステップと、メインサーバ(10)にお
いて、該統計結果データをマージするステップ(同ステ
ップ212)とからなることを特徴としている。
【0014】さらに、本発明の記録媒体は、前述した並
列検索/統計処理方法を実現するためのメインサーバの
処理手順またはサブサーバ(30)が実行する処理手順
をプログラムコード化してコンピュータで読み取りでき
るように記録したことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態にお
いては、複数台から構成されるデータベースのデータを
各サーバに分割するとともに、検索/抽出結果を格納す
るファイル、統計処理の結果ファイルについても各サー
バに持たせる。データベースの検索/抽出処理は、各サ
ーバ毎に分割されたデータベースのデータを処理し、各
サーバ毎の検索/抽出結果ファイルに出力する。このこ
とにより、大量のデータ抽出処理においても、各サーバ
は、独立し、並行処理が可能となる。
【0016】同様に、統計処理においても、各サーバ毎
の検索/抽出結果ファイルのデータを処理し、各サーバ
毎の統計結果ファイルに出力することにより、各サーバ
は、独立し、並列処理が可能となる。各サーバの統計処
理が終了した時点で、各サーバの統計結果をマージする
ことにより、最終統計結果をメインサーバに格納する。
統計処理後のデータは、一般に少量となるため、マージ
処理時間の増加よりも、並列処理による時間短縮の効果
が大きくなる。
【0017】以下、本発明の実施の形態を図面を用いて
詳細に説明する。図1は、本発明を適用した並列検索/
統計システムの一実施例を示すブロック図である。図1
において、10および30はサーバコンピュータ(以
下、単にサーバという)であり、本明細書では便宜的
に、前者をメインサーバ1、後者をサブサーバnと呼ぶ
ことにする(メインサーバになるかサブサーバになるか
はアクセス元がどのサーバに接続されているかによって
決まる)。また図4と同様に、メインサーバ1(10)
以外のサーバは複数あるが、簡単のために代表として一
個だけサブサーバn(30)として示している。21お
よび41は各サーバに分散された分割データベースDB
1およびDBn、22および42は各サーバの検索/抽
出結果ファイル1およびn、23および43は各サーバ
の統計結果ファイル1およびn、24はマージ後の統計
結果ファイル、20はメインサーバ1に対して検索およ
び統計などを指示するための端末である。メインサーバ
1はサーバ制御手段11、検索/統計処理手段12、統
計マージ処理手段13を有している。また、サブサーバ
nは、検索/統計処理手段32を有している。
【0018】(動作の説明)次に、本実施例におけるC
SS型のシステムの動作を説明する。図2は、本実施例
のCSS型のシステムの動作のフローチャートである。
同図において、利用者は、検索処理を行うため、最初に
端末70から検索/抽出条件を入力する(ステップ20
1)。メインサーバ1(10)は、端末20からの指示
により、各サーバに検索/抽出条件を送信する(ステッ
プ202:サーバ制御手段11)。メインサーバ1(1
0)は、データベースDB1(21)に対して検索/抽
出処理を実行し、結果を自サーバの検索/抽出結果ファ
イル22に出力する(ステップ203:検索/統計処理
手段12)。その他のサブサーバn(30)はデータベ
ースDBn(41)に対して検索/抽出処理を実行し、
検索結果を各サーバn(30)の検索/抽出結果ファイ
ルn(42)に出力する(ステップ204:検索/統計
処理手段32)。各サーバの検索/抽出処理は、独立
し、並列処理を行う。
【0019】メインサーバ1(10)は、自サーバを含
めた各サーバの実行終了の監視を行う(ステップ20
5:サーバ制御手段11)。自サーバを含めた各サーバ
の実行終了後、検索件数などのメッセージを編集し、端
末20に送信する(ステップ206:サーバ制御手段1
1)。
【0020】次に、利用者は、統計処理を行うため、端
末60から統計処理条件を入力する(ステップ20
7)。メインサーバ1(10)は、端末20からの入力
を受け、各サブサーバn(30)に統計処理条件を送信
し、統計処理の指示を行う(ステップ208:サーバ制
御手段11)。メインサーバ1(10)は、検索/抽出
結果ファイル1(22)に対して統計処理を実行し、そ
の統計結果を自メインサーバ1(10)の統計結果ファ
イル1(23)に出力する(ステップ209:検索/統
計処理手段12)。また、各サブサーバn(30)でも
検索/抽出結果ファイルn(42)に対して統計処理を
実行し、その統計結果を各サブサーバn(30)の統計
結果ファイルn(43)に出力する(ステップ210:
検索/統計処理手段32)。各サーバの統計処理は、独
立し、並列処理を行う。
【0021】メインサーバ1(10)は、自サーバを含
めた各サーバの実行終了の監視を行う(ステップ21
1:サーバ制御手段11)。メインサーバ1(10)
は、自サーバを含めた各サーバの実行終了後、全てのサ
ーバの統計結果をマージし、最終統計結果をマージ統計
結果ファイル(24)に出力する(ステップ212:統
計マージ手段13)。
【0022】図3は、統計結果ファイルを説明するため
の図である。図3(a)は、メインサーバ1(10)の
統計結果ファイル1(22)のデータ項目(110)と
サブサーバn(30)の統計結果ファイルn(43)の
データ項目(120)をマージすることによりマージ統
計結果ファイル(24)のデータ項目(130)を生成
する様子を模式的に示した図である。同図に示されるよ
うに、統計結果ファイル1(22)のデータ項目(11
0),統計結果ファイルn(43)のデータ項目(12
0),マージ統計結果ファイルn(24)のデータ項目
(130)は同一項を有している。
【0023】図3(b)は、統計結果ファイルの一具体
例を示す図である。本例は、給与の分布データの例であ
り、分布項目を0〜10万円,10〜20万円,20〜
30万円,・・・,90〜100万円,100〜110
万円,110〜120万円,・・・として、これらの各
分布に対する件数,合計,平均を表したものである。統
計結果のマージ処理において、件数、合計などの項目は
各統計結果の合計処理により、また、平均値は合計処理
後の再計算によって求めることができる。
【0024】なお、上記実施例では、まず、検索/抽出
条件を入力し(ステップ201)、検索/抽出の実行後
の結果(例えば、件数)を確認した後、統計処理条件を
入力するようにしているが(ステップ207)、予め件
数が許容範囲にあることが分かっていれば、検索/抽出
条件の入力と同時に統計処理条件も入力し、各サーバで
の検索/抽出後、直ちにそのサーバで統計処理を実行す
るようにしてもよい。
【0025】また、上記実施例では、メインサーバ1
(10)は、自サーバを含めた各サーバの実行終了後、
検索件数などのメッセージを編集し、端末20に送信し
(ステップ206)、利用者が、統計処理を行うため、
端末60から統計処理条件を入力する(ステップ20
7)としているが、ステップ206において検索件数な
どのメッセージを編集した結果、検索件数が所望の範囲
でなかった場合には、ステップ201へ戻って再度検索
/抽出条件を入力しなおすものとする。すなわち、検索
件数が多すぎた場合には、検索/抽出条件を厳しくし、
検索件数が少なすぎた場合には、検索/抽出条件を緩め
るなど、条件を再入力する。以上の各処理ステップをプ
ログラムコード化してコンピュータで読み取り可能なよ
うに記録媒体に記録すれば、本発明を市場に流通させる
のに好適である。
【0026】本実施例では、年齢別、性別の給与のデー
タベースが各サーバに分散(分割)されている場合を例
にして考えると、上記ステップ202においてメインサ
ーバ1(10)から各サブサーバn(30)に送信され
る検索/抽出条件は、例えば、(年齢>30才,性別=
男,・・・)などであり、ステップ204において各サ
ブサーバn(30)からメインサーバ1(10)に転送
されるデータは、検索/抽出結果件数(例えば、120
件)であり、ステップ208においてメインサーバ1
(10)から各サブサーバn(30)に送信される統計
処理条件は、例えば、給与項目の0〜120万円までを
10万円刻みの分布統計であるという条件であり、ステ
ップ210において各サブサーバn(30)からメイン
サーバ1(10)に転送されるデータは、図3に示すよ
うな統計結果データである。
【0027】このように、本実施例によると、サブサー
バn(30)からメインサーバ1(10)へ送るデータ
は、従来のように検索/抽出されたデータそのものでは
なく、各サブサーバn(30)での検索/抽出結果件数
および統計結果データであるので、通信量が少なくな
る。また、検索/抽出処理および統計処理を全てのサー
バに分散することにより、メインサーバの負荷が軽減さ
れるだけでなく、分散データベースにおける並列検索の
有効性が十分発揮できるようになる。本実施例ではマー
ジ処理時間が必要となるが、統計処理後のデータは一般
に統計処理前のデータより少量となるため、マージ処理
時間の増加よりも、並列処理による時間短縮の効果が大
きくなる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索条件に該当するデータ抽出において常に並列処理を
実行するとともに、抽出処理後の統計処理においても並
列処理を実行することが可能な並列検索/統計方法が得
られる。具体的には、複数台からなるサーバのデータベ
ースシステムにおいて、各サーバが独立並行処理が可能
となるため、大量データの抽出、および、この抽出デー
タを用いた統計処理がサーバの台数に応じて処理時間の
短縮が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した並列検索/統計システムの一
実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のCSS型のシステムの動作のフロー
チャートである。
【図3】統計結果ファイルを説明するための図である。
【図4】従来のCSS型のシステムの構成ブロック図で
ある。
【図5】従来のCSS型のシステムの動作のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10,60:メインサーバ1 11,61:サーバ制御手段 12,32:検索/統計手段 13:統計マージ手段 20,70:端末 21:データベースDB1 22:検索/抽出結果ファイル1 23:統計結果ファイル1 24:マージ統計結果ファイル 30,80:サブサーバn 41:データベースDBn 42:検索/抽出結果ファイルn 43:統計結果ファイルn 62,82:検索手段 63:統計手段 71:データベースDB1’ 74:統計結果ファイル 91:データベースDBn’ 110,120:統計処理結果ファイルのデータ項目 130:マージ後統計処理結果ファイルのデータ項目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバを用いてデータを検索し統
    計処理を行う並列検索/統計処理システムであって、 前記複数のサーバの各々がデータベースと該データベー
    スの検索処理および統計処理を行う検索/統計処理手段
    を備えるとともに、該複数のサーバのうちの少なくとも
    1つのサーバは、さらに、各サーバを監視/制御するサ
    ーバ制御手段および各サーバにおいて前記検索/統計処
    理手段により処理した統計結果を取り込んでマージする
    統計マージ手段を有することを特徴とする並列検索/統
    計処理システム。
  2. 【請求項2】 複数のサーバに分散されているデータベ
    ースの並列検索/統計処理方法であって、 前記複数のサーバのうちの一つのサーバ(以下、メイン
    サーバという)において、自サーバに接続された端末か
    ら入力された検索/抽出条件を他の一つ以上のサーバ
    (以下、サブサーバという)に送信するステップと、メ
    インサーバおよびサブサーバにおいて、前記検索/抽出
    条件に基づいて検索/抽出処理を並列的に実行しその結
    果を自サーバに格納するステップと、前記サブサーバか
    らメインサーバに検索/抽出処理の結果メッセージを通
    知するステップと、前記メインサーバにおいて、メイン
    サーバおよび全てのサブサーバからの結果メッセージを
    編集するステップと、メインサーバにおいて、該編集し
    た結果メッセージを前記端末に送出するステップと、 前記メインサーバにおいて、前記端末から入力された統
    計処理条件を前記サブサーバに送信するステップと、前
    記メインサーバおよびサブサーバにおいて、前記統計処
    理条件に基づいて統計処理を並列的に実行しその統計結
    果を自サーバに格納するステップと、前記サブサーバか
    らメインサーバに統計結果データを通知するステップ
    と、前記メインサーバにおいて、受信した前記統計結果
    データをマージするステップとからなることを特徴とす
    る並列検索/統計処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の並列検索/統計処理方法
    を実現するためのプログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 少なくとも前記メインサーバが実行する各処理ステップ
    または前記サブサーバが実行する各処理ステップをプロ
    グラムコード化して記録したことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP9251665A 1997-09-17 1997-09-17 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 Pending JPH1196168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9251665A JPH1196168A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9251665A JPH1196168A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1196168A true JPH1196168A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17226207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9251665A Pending JPH1196168A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1196168A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031624A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 検索装置
JP2007179310A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nomura Research Institute Ltd フェイルオーバ方法、フェイルオーバプログラム、および、クラスタシステム
JP2010218131A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fujitsu Ltd 検索方法、検索プログラム及び検索装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267629A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Hitachi Ltd ソフトウエア再利用の分散処理方法
JPH02297670A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd データベース検索方式
JPH0310373A (ja) * 1989-06-07 1991-01-17 Toshiba Corp 分散データベースのデータ検索方式
JPH04281538A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Toshiba Corp 検索制御装置及び検索システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267629A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Hitachi Ltd ソフトウエア再利用の分散処理方法
JPH02297670A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd データベース検索方式
JPH0310373A (ja) * 1989-06-07 1991-01-17 Toshiba Corp 分散データベースのデータ検索方式
JPH04281538A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Toshiba Corp 検索制御装置及び検索システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031624A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 検索装置
JP4503379B2 (ja) * 2004-07-21 2010-07-14 三菱電機株式会社 検索装置
JP2007179310A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nomura Research Institute Ltd フェイルオーバ方法、フェイルオーバプログラム、および、クラスタシステム
JP2010218131A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fujitsu Ltd 検索方法、検索プログラム及び検索装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6938035B2 (en) Reduce database monitor workload by employing predictive query threshold
US8135703B2 (en) Multi-partition query governor in a computer database system
US7409401B2 (en) Method and system for supporting multivalue attributes in a database system
EP0877327A2 (en) Method and apparatus for performing a join query in a database system
US20050131853A1 (en) Database System Providing Self-Tuned Parallel Database Recovery
JP2001357062A (ja) データベース検索方法及びデータベース検索システム並びにデータベース検索プログラムを記録した記録媒体
US8688819B2 (en) Query optimization in a parallel computer system with multiple networks
JP2001514422A (ja) 分散型コンピュータシステム
CN111400471B (zh) 问题推荐方法、系统、电子设备和存储介质
US20100332459A1 (en) Data processing device and method
US20240020316A1 (en) Data analysis processing apparatus, data analysis processing method, and program
US6728710B2 (en) Database processing method, apparatus for implementing same, and medium containing processing program therefor
US7188108B2 (en) Method and apparatus for obtaining storage information from a transaction log
US20090328043A1 (en) Infrastructure of data summarization including light programs and helper steps
WO2021031583A1 (zh) 执行语句的方法、装置、服务器及存储介质
CN114529741A (zh) 一种图片去重方法、装置及电子设备
US7085754B2 (en) System and a two-pass algorithm for determining the optimum access path for multi-table SQL queries
US20210004350A1 (en) Data ingestion system
US6606631B1 (en) IMS on-line reorganization utility
CN112364021B (zh) 业务数据处理方法、装置及存储介质
CN112015742B (zh) 基于行列共存的htap数据库的数据处理方法及装置
JPH1196168A (ja) 並列検索/統計処理システムおよび並列検索/統計処理方法、ならびに該方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体
CN106802922B (zh) 一种基于对象的溯源存储系统及方法
JP2003058534A (ja) データ処理装置およびプログラム
US8209359B2 (en) Generating BPEL control flows