JPH1195772A - カラオケ装置、これに付随する無線呼応式タグ、およびこれらの使用方法 - Google Patents
カラオケ装置、これに付随する無線呼応式タグ、およびこれらの使用方法Info
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- JPH1195772A JPH1195772A JP9252427A JP25242797A JPH1195772A JP H1195772 A JPH1195772 A JP H1195772A JP 9252427 A JP9252427 A JP 9252427A JP 25242797 A JP25242797 A JP 25242797A JP H1195772 A JPH1195772 A JP H1195772A
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Abstract
クエストした人に事前に報知する。 【解決手段】 カラオケ利用者の個々を識別する利用者
IDと無線呼応式タグ80を識別するタグIDとをそれ
ぞれ対応づけたID参照テーブルを記憶し、リモコン送
信器30から前記利用者IDが付帯した選曲情報を受信
すると、楽曲IDに利用者IDを付帯させて演奏予約
し、その楽曲を演奏処理する適宜な時間前になると、こ
の楽曲IDに付帯した利用者IDに対応する前記タグI
Dを前記ID参照テーブルから取得し、この取得された
タグIDを含むタグ指名信号を発生して無線送信するカ
ラオケ装置1と、自身のタグIDを記憶し、受信した前
記タグ指名信号中のタグIDと自身のタグIDが符合し
たときスピーカ81などの報知手段を動作させる無線呼
応式タグ80とを使用して、予約楽曲の演奏がもうすぐ
開始されることをその楽曲をリクエストした人に報知す
る。
Description
れに付随するタグおよびこれらの使用方法に関するもの
であり、より具体的にはリモコン送信器からの選曲情報
によって演奏予約されたカラオケ楽曲が演奏を開始する
とき、その曲をリクエストした人に前もって報知するた
めのカラオケ装置と無線呼応式タグおよびこれらの使用
方法に関するものである。
ら複数のリクエスト楽曲の選曲入力を受け取り、その受
付順にリクエスト楽曲の楽曲IDを記憶することで、リ
クエスト楽曲の演奏予約を行う。利用者は、リクエスト
した楽曲の演奏が開始する直前にディスプレイ表示され
る次曲表示を見ることによって自分の歌唱順が回ってき
たことを認知する。また、カラオケ装置が設置されてい
る飲み屋などでは、カラオケよりも飲食や歓談が大きな
目的であるため、客が次曲表示を見過ごす場合が多い。
このため、店員がマイクなどによって呼出をしてくれる
ところもある。
カラオケを主目的にした会場でカラオケを楽しむ場合で
あっても、歌唱者以外の人がいつもディスプレイ表示に
注目しているとは限らない。むしろ、ディスプレイより
も歌唱者の方へより多くの注意を向けているのが普通で
ある。飲食や他の同伴者と歓談をしている場合もある。
そのため、歌唱待機している人がカラオケ以外のことに
つい夢中になっていると、リクエストした楽曲の前奏部
分が演奏されはじめてから歌唱する順番が回ってきたこ
とに気が付き、あわててマイクを持たなければならな
い。広いカラオケ会場や、マイクがとっさに握れない場
合などは楽曲の冒頭部分を歌い損ない、歌唱者にとって
大きな不満が残る。
する可能性も十分にある。曲間にディスプレイに表示さ
れる予約楽曲リストを逐次確認していたとしても、自分
がリクエストした楽曲がそのリストの何番目に当たるの
かを正確に把握していなければ、誰が先に歌唱するのか
を確認することができない。そのため、現実には、同じ
楽曲をリクエストした人が同時に歌い出したり、お互い
に譲り合ったりする。従って、中途半端な歌唱となり、
歌唱者の歌唱意欲が失せ、場も白けてしまう。
は、当然他の客も居合わせることになり、呼出の声は他
の客にとっては迷惑なだけである。しかも、店内は歓談
による人々の声で騒然としており、呼出の声を聞き逃す
場合が多い。そのため、店員が呼出を何度も繰り返した
り大きな声で呼び出したりすることになり、呼出の声が
さらに耳障りで迷惑なものとなる。
奏開始に先だって、その楽曲を予約した人に確実に、し
かも他の人の迷惑とならないようにその旨を報知するこ
とができるカラオケ装置とそれに付随する無線呼応式タ
グ、およびこれらの使用方法を提供することを目的とし
ている。
利用者の個々を識別する利用者IDを送出するリモコン
送信器からのリモコン信号を受け付けて動作するカラオ
ケ装置である。このカラオケ装置は以下の要件(1)〜
(3)を備えている。 (1)リクエスト楽曲の楽曲IDと前記利用者IDとを
含んだ選曲情報を受け取ってその受付順に演奏予約する
処理に際して、前記楽曲IDに前記利用者IDを付帯さ
せて記憶する。 (2)多数の前記利用者IDと多数の無線呼応式タグを
識別するタグIDとをそれぞれ対応づけたID参照テー
ブルを記憶する。 (3)演奏予約されたあるカラオケ楽曲が演奏の処理を
開始する前の適宜な時機に、その予約楽曲のIDに付帯
した前記利用者IDに対応する前記タグIDを前記ID
参照テーブルから取得し、そのタグIDを含むタグ指名
信号を発生して無線送信する。
置に前記利用者IDを登録して記憶するための利用者I
D登録手段と、前記タグIDを登録して記憶するための
タグID登録手段と、登録された前記利用者IDと前記
タグIDを対応づけて前記ID参照テーブルを作成して
記憶するためのID参照テーブル作成手段とを備えさせ
た。
録手段は、前記リモコン送信器から送信された前記利用
者IDを含む所定のリモコン信号を受信すると、この受
信信号中より前記利用者IDを取得して登録、記憶する
こととした。
けるカラオケ装置と組み合わせて使用される無線呼応式
タグであって、自身のタグIDを記憶するためのID記
憶手段と、発光によってカラオケ利用者の注意を促すた
めの発光器と、前記タグ指名信号を受信して当該信号か
らタグIDを認知するための手段と、認知したこのタグ
IDと前記自身のタグIDとを比較する手段と、この比
較結果により両タグIDの符合を検出したときに前記発
光器を発光させる駆動回路とを備えている。
当該タグを所持している人に振動を与えるためのバイブ
レーション機構を備えさせ、前記駆動回路がこのバイブ
レーション機構を振動させる無線呼応式タグを第5の発
明とした。さらに、前記発光器に代えて発音器を備えさ
せ、前記駆動回路がこの発音器に音声信号を与える無線
呼応式タグを第6の発明とした。
記ID記憶手段が記憶した前記自身のタグIDを含むタ
グID登録信号を発生して無線送信するためのタグID
登録信号発信手段を備えさせた。
応式タグに対応するためのカラオケ装置であって、前記
タグID登録手段は、前記タグID登録信号を受信する
と、この登録信号中のタグIDを取得して登録、記憶す
ることとした。
に適宜な物品に取り付けるための紐状あるいはリング状
あるいはキーチェイン状のフックを備えさせ、このフッ
クが前記タグ指名信号を受信するためのアンテナ部を兼
ねるようにした。
および無線呼応式タグとを組み合わせて使用する方法で
あって、あるカラオケ利用者の利用者IDが前記ID参
照テーブルによってあるタグIDに対応づけられてお
り、当該カラオケ利用者が前記リモコン送信器で前記カ
ラオケ装置に対して選曲入力を行い、当該利用者IDに
対応づけられたタグIDに符合するタグIDを記憶した
前記無線呼応式タグを所持して前記タグ指名信号の受信
可能範囲内で待機する。
示している。カラオケ装置1は、通信カラオケシステム
における演奏端末とほぼ同じ構成をとり、その基本動作
もほぼ同様である。
制御部11は、周辺各構成部に対しデータバス27ある
いは制御バス28を介してデータの入出力や各種制御を
行うことでこのカラオケ装置1を統括している。そし
て、ホスト装置60より電話回線50を通じて配信され
るカラオケデータをモデム24を介して受け取り、ハー
ドディスク装置12に蓄積していく。
コン送信器30から入力された選曲情報を操作制御部2
3を介して受け取ると、その受付順と選曲情報中から取
り出した楽曲IDとを対応づけてRAMなどに記憶して
いく。このようにして複数のリクエスト楽曲が演奏予約
される。そして、この演奏予約の順番に従って適宜なカ
ラオケデータをハードディスクより取り出して順次処理
していく。処理されるカラオケデータ中のMIDIデー
タなど伴奏音楽生成データはシンセサイザ17に順次転
送され、カラオケ楽曲の伴奏音楽が生成される。伴奏音
楽のオーディオ信号はミキシングアンプ19でマイクロ
ホン18からの歌唱者の音声信号と混合されてスピーカ
20に出力される。
はビデオRAM13に転送され、伴奏音楽に同期した歌
詞画像が順次ビットマップ展開される。この歌詞画像
は、映像制御部14でビデオCDチェンジャ15からの
ムード映像にスーパーインポーズされてディスプレイ1
6に出力される。さらに、中央制御部11は、各演奏の
曲間に予約楽曲や次曲の曲目をディスプレイ16に表示
するための処理も行う。
ほかに、カラオケ利用者の個々の利用者IDを送出する
リモコン送信器30とカラオケ装置1に付随した無線呼
応式タグ(以下、タグ)80を使用して、ある楽曲が演
奏予約順に従って演奏されるとき、その演奏に先だって
その楽曲をリクエストした人にもうすぐ演奏が開始され
る旨を報知するための演奏事前報知機能も備えている。
次にこの演奏事前報知機能について説明する。
者個人が所有する形態のパーソナルリモコン30であ
る。個々のパーソナルリモコン30は、利用者IDによ
って識別され、自身のROMなどにその利用者IDを記
憶している。そして、このパーソナルリモコン30で選
曲入力操作を行うと、リクエストした楽曲のIDに利用
者IDが付帯した選曲情報が発信されるようになってい
る。
て識別される。そこで、利用者IDにタグ80のタグI
Dとを対応させるとともに利用者がタグ80を所持し、
カラオケ装置1がパーソナルリモコン30から選曲入力
されたカラオケ楽曲について、演奏処理を開始する適宜
な時間前に所定のタグ80呼び出すことができれば演奏
の開始をカラオケ利用者に報知することが可能となる。
置1には、利用者IDとタグIDを登録して対応づける
ID参照テーブル作成機能が備わっている。利用者ID
は、利用者がパーソナルリモコン30の所定のキーを押
して利用者ID登録信号をカラオケ装置1に送信するこ
とで登録される。すなわち、赤外線信号である利用者I
D登録信号は、受光部21で受信され、RF信号に光電
変換される。操作制御部23は、このRF信号を復調/
復号することでリモコンコードである利用者ID登録情
報に変換して中央制御部11に転送する。中央制御部1
1は、このリモコンコード中の利用者IDを取得してハ
ードディスク装置12の所定の利用者ID登録領域に格
納する。
のタグID登録信号を受信することで登録される。タグ
ID登録信号は、適宜に変調された電波信号として送信
される。タグID登録信号受信部26は、受信したこの
タグID登録信号を復調/復号し、タグID登録情報と
して中央制御部11に転送する。中央制御部11は、利
用者IDと同様にしてタグIDを取得して所定のタグI
D登録領域に格納する。なお、利用者IDやタグIDは
パーソナルリモコン30や操作パネル22からのキー入
力によっても当然登録できるようになっている。
Dを対応づけるためには、パーソナルリモコン30ある
いは操作パネル22によって利用者IDとタグIDをテ
ンキー入力するとともに、所定のキーイン操作によって
対応付け指令情報を発行すればよい。あるいは、利用者
IDとタグIDを所定時間以内に連続して登録すること
によっても対応づけることができる。
ク装置12に格納されているID参照テーブルに記述さ
れている。中央制御部11は、新たなIDの対応づけの
指令情報を受け取ると、ハードディスク装置12からI
D参照テーブルを読み出してテーブルの内容を更新す
る。これによって、多数の利用者IDと多数のタグID
がID参照テーブルによって対応づけられることにな
る。もちろん、登録されている利用者IDやタグIDの
抹消、およびID参照テーブルの対応づけは自由にでき
ることは言うまでもない。
ラオケ装置1が行う演奏事前報知機能の動作について説
明する。
ン30から選曲入力がなされた場合、楽曲IDに利用者
IDを付帯させて演奏予約する。また、中央制御部11
は、演奏予約された楽曲を順次演奏処理する際、演奏処
理を開始する楽曲の演奏時間と演奏開始時刻を取得する
ことで、その楽曲の演奏終了時刻を特定する。さらに、
この楽曲の次に演奏が予約されている楽曲のIDに利用
者IDが付帯している場合、先に特定した演奏楽曲の演
奏終了時刻から所定時間前になると、ID参照テーブル
を参照してこの利用者IDに対応するタグIDを特定す
るとともにこのタグIDを含むタグ指名情報をタグ指名
信号発信部25に転送する。タグ指名信号発信部25
は、この情報を適宜に変調し、電波によるタグ指名信号
としてタグ80へ向けて送信する。なお、演奏中の楽曲
に対し演奏中止のユーザ入力があった場合はその時点で
タグ指名信号を送信する。
(A)はその外観である。プレート状の札部の表面には
上述したタグ指名信号に呼応してアラーム音を出力する
ためのスピーカ81と、上述したタグID登録信号を送
出するためのタグID登録信号送出ボタン83と、アラ
ーム音を停止させるための停止ボタン89が配設されて
いる。また、札部をカラオケ利用者に取り付けるための
キーチェイン状のフック82が札部上部に設置されてい
る。このキーチェイン82は金属製であり、その付け根
部分はタグID登録信号やタグ指名信号など電波を送受
信するために札部内部に組み込まれた送受信回路と接続
されている。これによって、フック82はアンテナ82
としても機能する。なお、アンテナ82は、キーチェイ
ンに限らず、ボトルの首などに引っかけたり利用者の所
持品などに結び付けたりするように金属製のリング状と
したり電線による紐状としたりしてもよい。もちろん、
アンテナとフックは必ずしも兼用する必要はなく、札部
内部にアンテナを内蔵させてもよい。
各構成要素は、内部にCPU、RAM、ROMを含むマ
イコン本体であるタグコントローラ84によって制御さ
れている。まず、タグ指名信号の受信と応答動作につい
て説明する。アンテナスイッチ87は、通常、アンテナ
82からの電波入力を受信部85へ導入させるように回
路を接続している。この状態で、タグ指名信号がアンテ
ナ82を介して受信部85に導入されると、受信部85
は、この信号を復調/復号処理してタグ指名情報として
タグコントローラ84に入力する。タグコントローラ8
4は、このタグ指名情報中のタグIDを取り出して、R
AMに一時格納し、内部のROMに格納されているタグ
IDと比較する。そして、取り出したタグIDと自身の
タグIDとが符合する場合、アラーム音に対応するパル
ス信号を発生してアンプ部88に入力する。アンプ部8
8で増幅されたアラーム音の音声信号はスピーカ81か
ら出力される。このアラーム音によりカラオケ利用者は
歌唱する出番が回ってきたことを認知する。アラーム音
を停止させるときには、停止ボタン89を押す。なお、
アラーム音は所定時間鳴った後に自動停止するように変
更が可能である。この場合、カラオケ装置側1から所定
のアラーム停止信号を送出し、タグ80側ではこの信号
を受信するとタグコントローラ84がアラーム音を停止
させるように制御したり、あるいは、タグコントローラ
84がアラーム音の発生時点からの経過時間を監視し、
所定時間後にアラーム音を停止させるように制御しても
よい。
タグID登録信号送出ボタン83を押すと、タグコント
ローラ84は、アンテナスイッチ87を送信側に切り替
え制御し、ROMから自身のタグIDを取り出して送信
部86に転送する。送信部86は、このタグIDのコー
ドを適宜に変調してタグID登録信号としてアンテナ8
2より電波送信する。なお、タグIDの登録をキーイン
のみで行う場合は、このタグID登録信号の送出回路は
必要はない。
態 以上、カラオケ装置とタグの構成と動作を説明した。こ
こで、上述したカラオケ装置とタグの使用形態の一例を
挙げる。カラオケ装置を設置した店舗に来店したパーソ
ナルリモコンを所有するカラオケ利用者に対し、入店時
にタグを配布する。客自身あるいは、従業員が客の利用
者IDと1枚のタグのタグIDとを対応づけてID参照
テーブルに登録する。客がパーソナルリモコンより選曲
入力を行った場合、タグを身につけたり近くに置いたり
して待機する。このときタグは、カラオケ装置から送出
されるタグ指令信号の電波が届く範囲内にある必要があ
る。カラオケ装置は、この客が予約した楽曲の演奏処理
を行う適宜な時間前になるとタグ指名信号を発信し、タ
グのスピーカよりアラーム音が出力される。
びタグを回収して、ID参照テーブルの対応づけをクリ
アする。あるいは、常連客のタグIDは登録を抹消せず
タグを保管しておいてもよい。さらに、タグを配布せず
に各カラオケ利用者が購入できるようにしてもよい。
送信器としてパーソナルリモコンを利用しているが、利
用者IDが記憶されたICカードなど携帯可能な適宜な
記憶媒体とこの記憶媒体を装着するインタフェース部を
備えたリモコン送信器とからなる構成としてもよい。そ
して、この記憶媒体を所有したカラオケ利用者がカラオ
ケ会場に常設してある記憶媒体インタフェース付きのリ
モコン送信器に記憶媒体を装着し、この状態で選曲入力
すると楽曲IDに利用者IDが付帯した選曲情報が送出
されるようにしてもよい。
個人所有する場合、カラオケ装置が通信カラオケシステ
ムの演奏端末であれば、あるカラオケ装置で作成された
ID参照テーブルをホスト装置が受け取って、他の演奏
端末に配信してもよい。その場合、同じ通信カラオケシ
ステムのネットワークに属しているカラオケ装置であれ
ば、ID参照テーブルを作成したカラオケ装置とは別の
カラオケ装置であっても利用者IDやタグIDの登録作
業をすることなく演奏事前報知機能を利用することがで
きる。
代えて、タグ内部にアクチュエータなどのバイブレーシ
ョン機構とその駆動回路、または発光ダイオードなどの
発光器とその駆動回路を組み込んでもよい。そして、ア
ラーム音の代わりに振動や光によって演奏の報知を行う
ことも可能となる。また、これらの報知手段を適宜に併
用して同時に作動したり切り替えスイッチなどによって
適宜選択して作動させたりするように変更できる。
合、タグの報知手段は利用者IDを含む適宜なリモコン
信号に呼応して作動するようにしてもよい。それによっ
て、タグの保管場所やID参照テーブルによって対応付
けされたタグがあるかどうかを確認することができる。
また、このタグを利用者がボトルキープした酒瓶などに
取り付けておけば、キープボトルの管理も同時に行える
また、タグ本体にパーソナルリモコンの機能を備えさせ
てこのタグ兼用リモコンをカラオケ利用者が所持するよ
うにしてもよい。
動作可能なカラオケ装置に無線呼応式タグを付随させる
ことで演奏予約された楽曲が演奏される順番になったと
き、予約した人に確実に、しかも他の人の迷惑とならな
いようににその旨を報知することができる。報知の手段
は、光や振動あるいは音など適宜に変更することで、利
用者の周囲の状況などに応じて適宜に採用できる。その
ため、より他の人の迷惑とならず、しかもより確実に演
奏の開始を報知することができる。
テーブルによって対応づける手段を設けることによっ
て、増減する利用者や無線呼応式タグを自在に管理する
ことができる。また、リモコン送信器や無線呼応式タグ
からの無線信号をカラオケ装置が受信することによって
利用者IDやタグIDが登録できるようにすることで、
複雑な操作を行わずに簡単に登録作業を完了させること
ができる。
たり利用者の所持品に取り付けてたりするためのフック
とタグ指名信号を受信するためのアンテナ部とを兼用す
ることによって、曲折しやすいアンテナを札部に突設す
ることなく受信感度を向上させることができる。また、
内蔵アンテナを必要としないので、タグ本体の小型化や
薄型化を達成することができる。
である。
グの外観図であり、(B)は無線呼応式タグの構成図で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 カラオケ装置であって、次の要件(1)
〜(3)を備える。 (1)カラオケ利用者の個々を識別する利用者IDを送
出するリモコン送信器から選曲情報を受け取り、その受
付順に演奏予約テーブルに登録する。この演奏予約処理
に際して、楽曲IDに前記利用者IDを付帯させて記憶
する。 (2)多数の前記利用者IDと多数の無線呼応式タグを
識別するタグIDとをそれぞれ対応づけたID参照テー
ブルを記憶する。 (3)演奏予約されたある楽曲IDのカラオケ楽曲の演
奏処理を開始する前の適宜な時機に、前記予約テーブル
において該当の楽曲IDに付帯している前記利用者ID
に対応する前記タグIDを前記ID参照テーブルから取
得し、そのタグIDを含むタグ指名信号を発生して無線
送信する。 - 【請求項2】 請求項1において、前記利用者IDを登
録して記憶するための利用者ID登録手段と、前記タグ
IDを登録して記憶するためのタグID登録手段と、登
録された前記利用者IDと前記タグIDを対応づけて前
記ID参照テーブルを作成して記憶するためのID参照
テーブル作成手段とを備えることを特徴とするカラオケ
装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記利用者ID登録
手段は、前記リモコン送信器から送信された前記利用者
IDを含む所定のリモコン信号を受信すると、この受信
信号中より前記利用者IDを取得して登録、記憶するこ
とを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の前記カ
ラオケ装置と組み合わせて使用される無線呼応式タグで
あって、自身のタグIDを記憶するためのID記憶手段
と、発光することで前記カラオケ利用者の注意を喚起さ
せるための発光器と、前記タグ指名信号を受信して当該
信号からタグIDを認知するための手段と、認知したこ
のタグIDと前記自身のタグIDとを比較する手段と、
この比較結果により両タグIDの符合を検出したときに
前記発光器を発光させる駆動回路とを備えることを特徴
とする無線呼応式タグ。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の前記カ
ラオケ装置と組み合わせて使用される無線呼応式タグで
あって、自身のタグIDを記憶するためのID記憶手段
と、当該タグを所持している前記カラオケ利用者に振動
を与えるためのバイブレーション機構と、前記タグ指名
信号を受信して当該信号からタグIDを認知するための
手段と、認知したこのタグIDと前記自身のタグIDと
を比較する手段と、この比較結果により両タグIDの符
合を検出したときに前記バイブレーション機構を振動さ
せる駆動回路とを備えることを特徴とする無線呼応式タ
グ。 - 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の前記カ
ラオケ装置と組み合わせて使用される無線呼応式タグで
あって、自身のタグIDを記憶するためのID記憶手段
と、音声を出力することで前記カラオケ利用者の注意を
喚起させるための発音器と、前記タグ指名信号を受信し
て当該信号からタグIDを認知するための手段と、認知
したこのタグIDと前記自身のタグIDとを比較する手
段と、この比較結果により両タグIDの符合を検出した
ときに前記発音器から音を発生させるための駆動回路と
を備えることを特徴とする無線呼応式タグ。 - 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかにおいて、前記
ID記憶手段に設定されたタグIDを含むタグID登録
信号を発生して無線送信するためのタグID登録信号発
信手段を備えることを特徴とする無線呼応式タグ。 - 【請求項8】 請求項2において、前記タグID登録手
段は、請求項7記載の前記タグID登録信号を受信する
と、この登録信号中のタグIDを取得して登録、記憶す
ることを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項9】 請求項4〜6のいずれかにおいて、人あ
るいは適宜な物品に取り付けるための紐状あるいはリン
グ状あるいはキーチェイン状のフックを備え、このフッ
クは前記タグ指名信号を受信するためのアンテナ部を兼
ねていることを特徴とする無線呼応式タグ。 - 【請求項10】 請求項1〜3または請求項8のいずれ
かに記載のカラオケ装置と、請求項4〜7または請求項
9のいずれかに記載の無線呼応式タグとを組み合わせて
使用する方法であって、あるカラオケ利用者の利用者I
Dが前記ID参照テーブルによってあるタグIDに対応
づけられており、当該カラオケ利用者は、前記リモコン
送信器で前記カラオケ装置に対して選曲入力を行い、当
該利用者IDに対応づけられたタグIDに符合するタグ
IDを記憶した前記無線呼応式タグを所持して前記タグ
指名信号の受信可能範囲内で待機する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9252427A JPH1195772A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | カラオケ装置、これに付随する無線呼応式タグ、およびこれらの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9252427A JPH1195772A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | カラオケ装置、これに付随する無線呼応式タグ、およびこれらの使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195772A true JPH1195772A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17237219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9252427A Pending JPH1195772A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | カラオケ装置、これに付随する無線呼応式タグ、およびこれらの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195772A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100632311B1 (ko) | 2005-07-14 | 2006-10-11 | 이천규 | 무선 주파수 식별을 이용한 유비쿼터스 노래방 서비스시스템 |
JP2009053344A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Brother Ind Ltd | カラオケ装置およびカラオケシステム |
JP2013114161A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Brother Ind Ltd | カラオケシステム及びカラオケ装置 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9252427A patent/JPH1195772A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100632311B1 (ko) | 2005-07-14 | 2006-10-11 | 이천규 | 무선 주파수 식별을 이용한 유비쿼터스 노래방 서비스시스템 |
JP2009053344A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Brother Ind Ltd | カラオケ装置およびカラオケシステム |
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