JPH1194336A - 空気調和機の遠隔監視装置 - Google Patents

空気調和機の遠隔監視装置

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JPH1194336A
JPH1194336A JP9255194A JP25519497A JPH1194336A JP H1194336 A JPH1194336 A JP H1194336A JP 9255194 A JP9255194 A JP 9255194A JP 25519497 A JP25519497 A JP 25519497A JP H1194336 A JPH1194336 A JP H1194336A
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unit
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air conditioner
telephone
storage unit
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JP9255194A
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Koichi Toda
行一 戸田
Yuzo Ikeda
雄三 池田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置工事が不要で、しかも、通信品質の良
い、空気調和機の遠隔監視装置を提供することを目的と
している。 【解決手段】 空気調和機1─nと、同空気調和機を子
機とする親機2と、電話回線3と、交換機4と、センタ
ー装置5とでなり、前記空気調和機を、操作部71と、表
示部72と、空気調和器の動作状態を監視する状態監視部
79と、エアコン制御部73と、状態記憶部80と、状態の異
常等を判断する異常判定部81と、判定データ記憶部82
と、異常信号を出力する異常発信部84と、電話番号記憶
部83と、自動ダイヤル手段85と、データ出力部86と、前
記自動ダイヤル手段よりのダイヤルおよびデータ出力部
よりのデータを親機を介して電話回線に出力する通信制
御部87と、同通信制御部を介して受信したデータを入力
するデータ入力部88と上記各部を制御する制御部91とで
構成する空気調和機の遠隔監視装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の遠隔
監視装置に係わり、とくに、空気調和機の異常等をサー
ビスセンターが事前に検知し、真夏に集中する故障時期
以前に修復できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サービスセンターで各家庭に設置
された空気調和機の状態を調査するには、各家庭を訪問
して各空気調和機を運転してもらい、例えば、空気調和
機に記憶された状態情報を読み出して記録する等の方法
が考えられる。しかしこの方法では、情報の収集に多く
の人手と日数が必要であり、実用的ではない。近年、図
9に示すように、ガスメータ等の計量メータ203の検
針情報を通信装置204を介して電話回線に接続するこ
とにより、センターが検針情報を自動的に収集する遠隔
監視装置が考えられている。そして、図9に示すよう
に、空気調和機201に接続した監視装置202をこの
通信装置204に接続し、空気調和機201に異常が生
じた時に電話交換器300を介してサービスセンター4
00に連絡が入るようにした空気調和機の遠隔監視装置
が考えられている。しかし、この空気調和機の遠隔監視
装置はガス等の燃焼熱を高温熱源または駆動源として利
用する空気調和機は燃料供給元とサービスセンターが同
じ場合には利用できるが、電力を利用した空気調和機に
は利用しにくいという問題があった。また、利用できた
としても、空気調和機に監視装置を接続したり、監視装
置から電話線または信号線を通信装置に接続しなければ
ならず、工事が大変でコスト高となるという問題があっ
た。また、電話回線を家庭の電話機と共通とした場合、
通信中に切断されたり、ノイズが混入して情報を収集で
きないといった問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、特別な設置工事が不要で、しかも、通信
品質の良い、空気調和機の遠隔監視装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、各家庭等に設置される空気調和機と、同空
気調和機を子機の一つとした親子電話機と、前記空気調
和機と前記親子電話機、電話回線を介して通信するセン
ター装置とでなり、前記空気調和機を、動作モード、温
度等を設定入力する操作部と、同操作部にて設定した動
作モード、設定温度等を表示する表示部と、室温センサ
ー、熱交換器温度センサー等、各温度センサーの温度、
コンプレッサの状態等、空気調和器の動作状態を監視す
る状態監視部と、同状態監視部よりの各部の状態情報
と、前記操作部にて設定した動作モード、設定温度等に
基づいて冷媒の流れ、コンプレッサの回転数等を制御す
るエアコン制御部と、前記状態監視部よりの各部の状態
情報を記憶する状態記憶部と、前記動作モード、設定温
度等に基づいて同状態記憶部に記憶する各部の状態情報
の異常等を判断する異常判定部と、同異常判定部よりの
判定情報を記憶する判定情報記憶部と、同判定情報記憶
部に記憶する判定情報が異常であるとき、異常信号を出
力する異常発信部と、サービスセンター等の電話番号を
記憶する電話番号記憶部と、前記異常発信部よりの異常
信号に基づいて、前記電話番号記憶部に記憶するサービ
スセンターの電話番号を自動ダイヤルする自動ダイヤル
手段と、前記判定情報記憶部に記憶する判定情報等を出
力する情報出力部と、前記自動ダイヤル手段よりのダイ
ヤルおよび情報出力部よりの情報を親機を介して電話回
線に出力する通信制御部と、同通信制御部を介して受信
した情報を入力する情報入力部と上記各部を制御する制
御部とで構成し、前記状態情報、判定情報等を自動的
に、または要求に応じてセンター装置に送信する空気調
和機の遠隔監視装置とした。
【0005】前記空気調和機に、初期状態登録手段を設
け、設置完了時に、その日時、初期動作状態情報、同空
気調和機のシリアル番号等を出力し、前記通信制御部を
介してセンター装置へ送出するようにした。
【0006】前記状態監視部を、前記室温センサー、熱
交換器温度センサー等、各温度センサーの温度を監視す
る温度監視部と、コンプレッサ、ファンモータ等の電流
を監視する電流監視部とで構成した。
【0007】前記異常判定部を、動作モードに対する温
度、電流等の各情報のしきい値を記憶するしきい値記憶
部と、同しきい値記憶部に記憶する前記動作モードに対
応するしきい値と前記状態記憶部に記憶する状態情報と
を比較する情報比較部と、同情報比較部の比較結果を出
力する判定出力部とで構成した。
【0008】前記しきい値記憶部に、正常領域、移行領
域、異常領域等のしきい値を記憶するようにした。
【0009】前記比較結果を、前記正常領域、移行領
域、異常領域等に分類した判定情報とした。
【0010】前記エアコン制御部に、制御プログラムを
記憶するフラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性R
AMと、同不揮発性RAMの制御プログラムを書き換え
る書き込み手段とを設け、センター装置より電話回線、
通信制御部等を介して入力される制御プログラムを書換
えることができるようにした。
【0011】前記親子電話機を、前記通信制御部と無線
通信し、電話回線に接続するコードレス電話機またはP
HS親子電話機とした。また、前記親子電話機の親機に
自動子機転送手段を設け、電話番号に続けて、子機番号
を受信すると同子機番号に対応する子機に接続するよう
にした。
【0012】前記親子電話機の親機に、子機を介して前
記空気調和機を制御するリモート制御手段と、前記状態
記憶部、判定情報記憶部等よりの状態情報、判定情報等
を読出す情報収集手段と、同情報を記憶する情報記憶手
段とを設けた。
【0013】前記親子電話機の親機に、契約電流記憶部
と、空気調和機の設置台数を記憶する台数記憶部と、電
子機器の消費電流を記憶する消費電流記憶部を設け、使
用する電子機器を選択入力することにより、各空気調和
機の最大消費電流を制限して契約電流内で運転し、ブレ
ーカーが飛ばないようにした。
【0014】前記センター装置に、顧客リストを参照し
て電話回線を介して前記子機たる空気調和機の通信制御
部に接続するダイヤル手段と、情報の入出力をおこなう
情報入出力部と、同情報入出力部、電話回線を介して同
各空気調和機に記憶する情報の読出し要求をする情報要
求手段と、同情報を受信する情報受信手段と、受信した
情報を分類して記憶する情報記憶手段とを設け、前記電
話回線、電話機を介して前記各空気調和機の状態記憶
部、判定情報記憶部等に記憶する状態情報、判定情報等
を読出して収集するようにした。
【0015】前記センター装置に、顧客リストを参照し
てダイヤルするダイヤル手段と、情報の入出力をおこな
う情報入出力部と、同情報入出力部、電話回線を介して
前記親機に記憶する情報の読出し要求をする情報要求手
段と、同情報を受信する情報受信手段と、受信した情報
を分類して記憶する情報記憶手段とを設け、前記電話回
線、親機を介して前記各家庭の空気調和機の状態情報、
判定情報等を収集するようにした。
【0016】前記センター装置に、前記情報記憶手段に
記憶する状態情報等を基に、状態の悪い順に並び変え
て、サービス優先順位を決定する優先順位決定手段と、
同優先順位決定手段で決定した空気調和機のサービス日
程を各サービスマンに割付けてサービス日程表を作成す
るサービス割付手段とを設けた。
【0017】前記空気調和機に、ガスセンサーを設け、
前記状態監視部で監視し、異常判定部でガス漏れと判定
されると、電話番号記憶部に記憶するガス会社の電話番
号を自動的にダイヤルして接続し、ガス漏れを通報する
ようにした。
【0018】前記空気調和機に、赤外線センサーを設け
て前記状態監視部で監視するとともに、前記操作部に外
出ボタンを設け、同外出ボタンが押下されているとき
に、赤外線センサーが人等から輻射する赤外線を検出す
ると異常判定部で異常と判定し、電話番号記憶部に記憶
するセキュリティ会社の電話番号を自動的にダイヤルし
て接続し、異常を通報するようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明の空気調和機の遠隔監視装置においては、電話回線を
介して要求されるサービスセンターからの情報要求によ
り、動作モードに於ける室温および熱交換機温度等の温
度情報、コンプレッサ、ファンモータ等の電流情報等の
状態情報および、判定情報を収集することができるの
で、サービスマンが一般家庭に出向かなくとも、サービ
スセンターに居ながらにして各家庭の各空気調和機内部
の冷媒の状態、電子弁の動作状態、コンプレッサの状
態、ファンモータの状態等を的確に把握することがで
き、故障になる手前で、事前に修理することができ、ま
た、空気調和機内部の状態が異常になると、自動的にそ
の異常情報がサービスセンターに連絡されるので、素早
いサービス対応が可能となる。また、空気調和機にガス
センサーを設け、ガス漏れを検出すると、その旨をガス
会社に自動的に連絡することができ、安全性を確保でき
る。また、空気調和機に赤外線センサー、外出ボタンを
設けたので、外出中に赤外線を検出するとセキュリティ
会社に自動的に連絡されるので、留守中も安心である。
また、例えば省エネ等の新しい制御プログラムをセンタ
ー装置から送信して、エアコン制御部の不揮発性RAM
に書き込むことができるので、古い機種の性能、機能の
アップが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の遠隔監視装置を詳細に説明する。図1は本発明によ
る空気調和機の遠隔監視装置の一実施例を示す概略シス
テム図である。図において、1−nは空気調和機で、1
に続く−1、─2、─nは親子電話の子機の番号を示し
ている。2は親子電話の親機で、電話回線3を介して交
換機4に接続されている。5はサービスセンターに設置
されるセンター装置で、やはり、電話回線3を介して交
換機4に接続されている。6はPHS用アンテナ、7は
PHS基地局である。8はガス会社である。9はセキュ
リティ会社である。
【0021】図2は、前記空気調和機1−nの一実施例
を示すブロック図である。図において、71は操作部
で、冷房、暖房、除湿等の動作モード、室内温度等の設
定情報を入力する。72は表示部で、前記操作部より入
力した動作モード、設定情報や、現在の室内温度等を表
示している。73は前記動作モード、設定情報等に基づ
き、冷媒の流れる方向、コンプレッサの回転周波数、フ
ァンモータの回転数等を制御するエアコン制御部であ
る。74は前記室温を検出する室温センサー、75は室
内熱交換器の温度を検出する熱交温度センサーである。
76はコンプレッサーの負荷電流を検出する電流計、7
7はファンモータの負荷電流を検出する電流計である。
78はガスセンサー78a、赤外線センサー78b等の
セキュリティ用のセンサーである。79は、前記室温セ
ンサー74、熱交温度センサー75の温度を監視して適
時出力する温度状態監視部79a、前記電流計76、7
7の電流を監視して適時出力する電流状態監視部79
b、前記セキュリティ用のセンサー78を監視するセキ
ュリティ監視部79c等の状態監視部である。80は前
記状態監視部79よりの温度、電流、ガス漏れ、赤外線
検出等の状態情報とを記憶する状態記憶部である。
【0022】81は前記状態記憶部80に記憶された状
態情報の異常を判定して判定情報を出力する異常判定部
である。82は前記異常判定部よりの判定情報を記憶す
る判定情報記憶部である。83はサービスセンター、ガ
ス会社、セキュリティ会社等の電話番号を記憶する電話
番号記憶部である。84は前記判定情報記憶部に異常判
定情報が記憶されると、異常信号を発信する異常発信部
である。85は前記異常発信部84よりの異常信号によ
り起動され、前記電話番号記憶部に記憶する電話番号を
自動的にダイヤルする自動ダイヤル手段である。86は
前記状態記憶部80、判定情報記憶部82等よりの情報
を所定のプロトコルに従って出力する情報出力部であ
る。87は前記自動ダイヤル手段および情報出力部より
の信号を無線信号に変換して送出して通信する通信制御
部である。88は前記通信制御部87を介して受信した
情報等を所定の情報に変換して入力する情報入力部であ
る。89は前記通信制御部87に接続され電波を送受信
するアンテナである。90は初期登録部で、空気調和機
の設置工事完了後の、試運転中に、その日時、初期動作
状態情報、同空気調和機のシリアル番号等を出力する。
91は前記各部を制御する制御部である。
【0023】図3は前記異常判定部81の詳細を示す要
部ブロック図である。図において、81aは各動作モー
ドにおける各温度状態情報、各電流状態情報のしきい値
を記憶するしきい値記憶部である。81bは前記状態記
憶部に記憶される温度状態情報と前記しきい値記憶部に
記憶される当該動作モードに於けるしきい値とを比較演
算する温度/しきい値比較部である。81cは前記状態
記憶部に記憶される電流状態情報と前記しきい値記憶部
に記憶される当該動作モードに於けるしきい値とを比較
演算する電流/しきい値比較部である。81dはガス漏
れ検出情報を入力するガス漏れ情報入力部である。81
eは外出フラグ部で、前記操作部71の図示しない外出
ボタンが押下されると1としている。81fは赤外線/
しきい値比較部で、前記赤外線検出情報と前記しきい値
記憶部に記憶されるしきい値とを比較演算している。8
1gは前記温度/しきい値比較部81bおよび、電流/
しきい値比較部81c、赤外線/しきい値比較部81f
よりの比較演算結果およびガス漏れ情報入力部81dの
ガス漏れ情報から判定情報を出力する判定出力部であ
る。
【0024】図4は前記エアコン制御部73の一実施例
を示すブロック図である。図において、73aは基本プ
ログラムを記憶するROMである。73bは制御プログ
ラムを記憶するフラッシュメモリ等の書換え可能な不揮
発性RAMである。73cは各種設定等を記憶するRA
Mである。73dは駆動出力部で、送風ファン、圧縮
機、電子弁等を駆動する信号を出力している。73eは
上記ROM73a、不揮発性RAM73bに記憶するプ
ログラムに従って、RAM73cの設定値等を参照して
駆動出力部73dに各部の駆動命令を出す制御部であ
る。
【0025】図5は前記親子電話の親機2の一実施例を
示す要部ブロック図である。図において、21は操作部
で、各種機能を有する10キー等のボタン21aと表示
素子21bとで構成している。22は、電話回線制御部
で、電話回線3を介して外部の交換機4に接続してい
る。23は子機制御部で、所定の子機と無線信号を介し
て通信している。24はリモート制御手段で、操作部2
1の操作に基づいて、前記各空気調和機1−nに対する
制御信号を出力している。25は、情報収集手段で、前
記各空気調和機1−nに一定期間間隔で状態情報等の出
力要求を出し、この状態情報等を収集している。26は
情報記憶部で、前記情報収集手段25の収集した各空気
調和機よりの状態情報、判定情報等を空気調和機毎に分
類して記憶している。27は契約電流記憶部で、電力会
社との契約電流を記憶している。28は台数記憶部で、
設置されている空気調和機の数量を記憶している。29
は消費電流記憶部で、家庭で使用される電子機器の消費
電流を記憶している。30はデマンド制御部で、消費電
流の大きな電子機器を使用する時に、操作部21を操作
して、その電子機器を入力することにより、各空気調和
機1−nの最大消費電流を制限して、電子機器を含む全
体の消費電流が契約電流を超えないように制御するよう
にしている。31は自動子機転送手段で、電話番号受信
後、子機番号をトーン信号にて受信すると、自動的にそ
の子機番号に対応する子機に転送するようにしている。
32は前記各部を制御する制御部である。
【0026】図6は、前記センター装置5の一実施例を
示す要部ブロック図である。図において、51は談話回
線制御部、52は自動ダイヤル手段、53は情報入出力
部である。54は顧客の住所、電話番号、設置台数等の
顧客情報を記憶する顧客リストである。55は情報要求
手段で、前記顧客リスト54に登録される顧客の電話機
の親機2に、自動ダイヤル手段52を介してダイヤルし
て接続し、当該顧客の有する全ての空気調和機1−nの
状態情報および判定情報を要求して送信させるようにし
ている。56は情報記憶部で、前記情報要求手段55の
要求して情報入出力部を介して受信した状態情報および
判定情報を、各顧客の各空気調和機毎に分類して記憶す
るようにしている。57は優先順位決定手段で、前記情
報記憶部に記憶する各情報を分析して、空気調和機の状
態が悪く、故障に最も近い順に空気調和機の整理番号を
並び変えて、サービスの優先順位を決定している。58
はサービスマンリストで、各サービスマンの氏名、日程
等が記憶されている。59はサービス割付手段で、前記
優先順位決定手段57で決定した順位に従って、各空気
調和機にサービスマンリスト58に記憶されたサービス
マンを割付けて、サービス日程表を作成している。
【0027】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。まず、各空気調和機1−nの動作を説明する
が、まず、空気調和機の設置が完了して、試運転すると
きの動作を説明する。試運転の時は、操作部71の図示
しない試運転ボタンを押下することにより、予め決めら
れた動作モード(例えば冷房)で、エアコン制御部73
の制御により運転が開始される。試運転が開始されて暫
くすると、初期登録手段90が、その日時、同空気調和
機のシリアル番号、初期の動作状態情報等の初期登録情
報を出力し、同初期登録情報は一端状態記憶部80に記
憶された後、自動ダイヤル手段85により、電話番号記
憶部83に記憶するサービスセンターの電話番号をダイ
ヤルしてサービスセンターのセンター装置に接続し、情
報出力部86を介して状態記憶部80に記憶された初期
登録情報をセンター装置に送出するようにしている。
【0028】つぎに、通常の動作を説明する。操作者が
操作部71を操作して、動作モード(冷房、暖房、除
湿)を選択し、温度Tsを設定すると、エアコン制御部
73が不揮発性RAM73bに記憶する制御プログラム
に従って、駆動出力部73dを介して電子膨張弁等を制
御して冷媒の流れる方向を決めるとともに、前記室温セ
ンサー74の検出する室内温度Trと熱交温度センサー
75の検出する室内熱交換器の熱交温度Thとの温度差
ΔTにより、コンプレッサの回転周波数、ファンモータ
の回転数等を制御して設定温度に近づけるように入力さ
れた動作モードで動作する。空気調和機が入力された動
作モードで動作中に、温度状態監視部79aおよび、電
流状態監視部79bは、例えば一定の時間間隔で、各温
度センサーまたは電流計の状態情報を制御部91を介し
て状態記憶部80に記憶している。また、同時にセキュ
リティ監視部79cがガスセンサー78a、赤外線セン
サー78bのセンサー情報を随時監視し、このセキュリ
ティ情報を制御部91を介して状態記憶部80に記憶し
ている。この状態記憶部80に記憶された状態情報等は
異常判定部81にて異常の度合いが判定され出力され
る。
【0029】図7は前記異常判定部81の動作例を示す
図で、図に示すように、例えば、冷房運転モードに於け
る室温Trと熱交温度Thとの温度差ΔTを縦軸とし、
この温度差ΔTを0から+Aまでを正常領域、+Aから
+Bまでを移行領域1、+Bから+Cまでを移行領域
2、+B以上を以上領域というように分類して、冷房運
転モードに於ける温度差情報のしきい値として、+A、
+B、+Cを前記しきい値記憶部81aに記憶されてお
り、温度/しきい値比較部71bにて状態記憶部に記憶
される温度状態情報の前記温度差ΔTと比較される。ま
た、判定出力部81dからは前記比較結果に応じて、2
桁の2進数(00)正常から(11)異常までを出力す
るようにしており、例えば、温度差ΔTが+Aから+B
の間にあれば、移行領域1の判定情報(01)を判定出
力部81dより出力するようにしている。セキュリティ
情報の判定については、同様に行われるが、赤外線情報
の場合は外出フラグ部81eが1にセットされている場
合にのみ判定がなされる。この判定情報は判定情報記憶
部82に更新して記憶される。
【0030】いま、温度または電流の状態を検出して、
判定出力部81dより判定情報(11)異常が出力され
ると、異常発信部84より異常信号が出力され、自動ダ
イヤル手段85を起動して電話番号記憶部83に記憶さ
れるサービスセンターの電話番号をダイヤルし、通信制
御部87、アンテナ89を介して親機2に接続し、電話
回線3、交換機4等を介してセンター装置5に接続する
ようにし、判定情報記憶部82に記憶さる前記判定情報
(11)異常等を情報出力部88より出力してセンター
装置5に送信するようにしている。また、ガス漏れセン
サーの状態を検出して、判定出力部81dより判定情報
(11)異常が出力された場合は、ガス会社8に自動ダ
イヤルして通報し、赤外線センサーの状態を検出して、
判定出力部81dより判定情報(11)異常が出力され
た場合は、セキュリティ会社9に自動ダイヤルして通報
するようにしている。このとき、通信制御部87にPH
Sの子機を使用すれば、親機2を介さずに、PHSアン
テナ6、PHS基地7、交換機4を介してセンター装置
5等に接続することができ、親機2の使用によって妨害
されることがない。
【0031】つぎに、親機2の動作を説明する。図5に
示すように、この親機2には、通常の親子電話の親機と
しての機能に加えて、自動子機転送機能、空気調和機を
遠隔制御するリモート制御機能、情報収集機能および、
デマンド制御機能等を有している。通常の親子電話の親
機としての機能については、周知であるから、説明を省
略する。まず、自動子機転送機能について、説明する。
この自動子機転送機能は、外部から電話回線3を介して
入力するダイヤルまたはトーンダイヤル信号により、電
話回線制御部22により電話回線と接続された後、入力
される子機番号をトーン信号で受信することにより、自
動子機転送手段31が、当該子機番号を割りつけた子機
に自動的に接続する機能である。。ここでいう子機と
は、コードレス電話機の子機、PHS電話機、または、
空気調和機の通信制御部87である。
【0032】つぎに、リモート制御機能についてその操
作手順を説明する。図8は親機2の操作部21の一実施
例を示す外観図である。図において、101は送受話
器、102はダイヤルボタン、103は留守録ボタン、
104はオンフックボタン、105はスピーカ、106
は子機番号ボタン(1〜n)、107はリモートボタ
ン、108は情報収集ボタン、109はデマンドボタ
ン、110は表示部である。また、前記ダイヤルボタン
102の番号(1〜6)を動作モードボタンと兼用し、
番号(1)を冷房、番号(2)を暖房、番号(3)を除
湿、・・・等のボタンとしている。また、前記ダイヤル
ボタン102の番号(7)を情報ダウンのボタン、番号
(9)を情報アップのボタン、番号(0)を電源OFF
のボタン、と兼用としている。
【0033】例えば、子機番号nに割りつけられた空気
調和機1−nを冷房モードで、26℃に設定する場合を
説明する。まず、子機番号ボタン106の(n)を押下
して空気調和機1−nに接続し、た後、リモートボタン
107を押下するとリモート制御モードになる。つぎ
に、冷房ボタン(ダイヤルボタン102の番号(1))
を押下して動作モードを冷房とする。このとき、表示部
110には標準設定温度が表示されるので、情報ダウン
ボタン(ダイヤルボタン102の番号(7))または情
報アップボタン(ダイヤルボタン102の番号(9))
を押下して所望の温度(26℃)に設定することができ
る。
【0034】つぎに、情報収集機能について説明する。
情報収集機能には、自動情報収集機能とマニアル情報収
集機能とがある。まず、自動情報収集機能について説明
する。情報収集手段25は、一定期間間隔で、子機制御
部23を介して前記各空気調和機1−1〜1−nに順次
接続し、各空気調和機1─1〜1─nの状態情報、判定
情報の出力要求を出し、この状態情報、判定情報を収集
して、情報記憶部に記憶している。もちろん、判定情報
が異常の場合は上述したように、当該空気調和機1─n
よりセンター装置5に連絡される。
【0035】つぎに、マニアル情報収集機能についてそ
の操作手順を図7を参照して説明する。各空気調和機1
─1〜1−nの状態情報、判定情報を収集するには、情
報収集ボタン108を押下することにより行われる。情
報収集ボタン108が押下されると、前記情報収集手段
25の、一定期間をカウントする図示しないタイマーが
リセットされ、子機制御部23を介して前記各空気調和
機1−1〜1−nに順次接続し、各空気調和機1─1〜
1─nの状態情報、判定情報の出力要求を出し、この状
態情報、判定情報を収集して、情報記憶部に記憶するこ
とができる。
【0036】つぎに、デマンド制御機能についてその操
作手順を図7を参照して説明する。各部屋で、空気調和
機1−1〜1−nを使用している時、例えば、オーブン
レンジ等の消費電力の大きい電子機器を使用する場合、
ブレーカーの飛びが心配である。デマンド制御機能と
は、このようなときに、その使用する電子機器に応じて
各空気調和機1−1〜1−nの最大消費電流を制限する
ことにより、契約電流内で動作させるように制御する機
能である。まず、デマンドボタン109を押下してデマ
ンド制御部30を起動すると、表示部110に、消費電
流記憶部に記憶する電子機器の名称等が表示されるの
で、情報ダウンボタン(ダイヤルボタン102の番号
(7))または情報アップボタン(ダイヤルボタン10
2の番号(9))を押下して使用する電子機器(例えば
オーブンレンジ)を選択表示させ、再度デマンドボタン
107を押下することにより実行される。デマンド制御
モードを解除するには、デマンドボタン107を押下
後、OFFボタン(ダイヤルボタン102の番号
(0))を押下する。
【0037】つぎに、サービスセンターから親機2を介
して空気調和機1−nの情報を収集する手順を説明す
る。例えば、通常の親子電話機として動作させた場合
は、サービスセンターからの電話を親機2でその家の人
に受けてもらい、その家の人の了解を得た上で、空気調
和機1−nに接続して作動させ、当該空気調和機1−n
に情報要求することにより、その状態情報、判定情報等
を収集することができる。
【0038】また、センター装置5から電話番号をダイ
ヤルして接続後、子機番号をトーン信号で送信すること
により自動子機転送手段31が起動し、人の手を介さず
に直接、空気調和機1−nに接続することができ、当該
空気調和機1−nに情報要求することにより、その状態
情報、判定情報等を収集することができる。
【0039】また、親機2に情報収集手段25等が設け
られている場合は、センター装置5から電話番号をダイ
ヤルして接続後、情報要求することにより、情報記憶手
段26に記憶された状態情報、判定情報等の情報を収集
することができる。
【0040】また、センター装置5から上述したように
して、空気調和機1−nに接続後、例えば、省エネ用の
新しい制御プログラムを送信することにより、前記エア
コン制御部73の制御部73eを介して不揮発性RAM
にこの新しい制御プログラムを更新して書き込むことが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の遠隔監視装置によれば、電話回線を介して要求
されるサービスセンターからの情報要求により、動作モ
ードに於ける室温および熱交換機温度等の温度情報、コ
ンプレッサ、ファンモータ等の電流情報等の状態情報お
よび、判定情報を収集することができるので、サービス
マンが一般家庭に出向かなくとも、サービスセンターに
居ながらにして各家庭の各空気調和機内部の冷媒の状
態、電子弁の動作状態、コンプレッサの状態、ファンモ
ータの状態等を的確に把握することができ、故障になる
手前で、事前に修理することができ、また、空気調和機
内部の状態が異常になると、自動的にその異常情報がサ
ービスセンターに連絡されるので、素早いサービス対応
が可能となる。また、空気調和機にガスセンサーを設
け、ガス漏れを検出すると、その旨をガス会社に自動的
に連絡することができ、安全性を確保できる。また、空
気調和機に赤外線センサー、外出ボタンを設けたので、
外出中に人等からの赤外線を検出するとセキュリティ会
社に自動的に連絡されるので、留守中も安心である。ま
た、例えば省エネ等の新しい制御プログラムをセンター
装置から送信して、エアコン制御部の不揮発性RAMに
書き込むことができるので、古い機種の性能、機能のア
ップが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の一実
施例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の空気
調和機の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の異常
判定部の一実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明による空気調和機の遠隔監視装置のエア
コン制御部の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の親子
電話の親機の一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明による空気調和機の遠隔監視装置のセン
ター装置の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図7】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の異常
判定方法等を説明するための説明図である。
【図8】本発明による空気調和機の遠隔監視装置の親機
の操作部等を示す外観図である。
【図9】従来の空気調和機の遠隔監視装置の一例を示す
概略ブロック図である。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−n 空気調和機 2 親機 3 電話回線 4 交換機 5 センター装置 6 PHSアンテナ 7 PHS基地 8 ガス会社 9 セキュリティ会社 21 操作部 22 電話回線制御部 23 子機制御部 24 リモート制御手段 25 情報収集手段 26 情報記憶部 27 契約電流記憶部 28 台数記憶部 29 消費電流記憶部 30 デマンド制御部 31 自動子機転送手段 32 制御部 51 電話回線制御部 52 自動ダイヤル手段 53 情報入出力部 54 顧客リスト 55 情報要求手段 56 情報記憶部 57 優先順位決定手段 58 サービスマンリスト 59 サービス割付手段 60 制御部 71 操作部 72 表示部 73 エアコン制御部 74 室温センサー 75 熱交温度センサー 76、77 電流計 78 セキュリティセンサー 78a ガスセンサー 78b 赤外線センサー 79 状態監視部 79a 温度状態監視部 79b 電流状態監視部 79c セキュリティ監視部 80 状態記憶部 81 異常判定部 81a しきい値/動作モード記憶部 81b 温度/しきい値比較部 81c 電流/しきい値比較部 81d ガス漏れ情報入力部 81e 外出フラグ部 81f 赤外線/しきい値比較部 81g 判定出力部 82 判定情報記憶部 83 電話番号記憶部 84 異常発信部 85 自動ダイヤル手段 86 情報出力部 87 通信制御部 88 情報入力部 89 アンテナ 90 初期登録手段 91 制御部 101 送受話機 102 ダイヤルボタン 106 子機番号ボタン 107 リモートボタン 108 情報収集ボタン 109 デマンドボタン 110 表示部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各家庭等に設置される空気調和機と、同
    空気調和機を子機の一つとした親子電話機と、前記空気
    調和機と前記親子電話機、電話回線を介して通信するセ
    ンター装置とでなり、前記空気調和機を、動作モード、
    温度等を設定入力する操作部と、同操作部にて設定した
    動作モード、設定温度等を表示する表示部と、室温セン
    サー、熱交換器温度センサー等、各温度センサーの温
    度、コンプレッサの状態等、空気調和器の動作状態を監
    視する状態監視部と、同状態監視部よりの各部の状態情
    報と、前記操作部にて設定した動作モード、設定温度等
    に基づいて冷媒の流れ、コンプレッサの回転数等を制御
    するエアコン制御部と、前記状態監視部よりの各部の状
    態情報を記憶する状態記憶部と、前記動作モード、設定
    温度等に基づいて同状態記憶部に記憶する各部の状態情
    報の異常等を判断する異常判定部と、同異常判定部より
    の判定情報を記憶する判定情報記憶部と、同判定情報記
    憶部に記憶する判定情報が異常であるとき、異常信号を
    出力する異常発信部と、サービスセンター等の電話番号
    を記憶する電話番号記憶部と、前記異常発信部よりの異
    常信号に基づいて、前記電話番号記憶部に記憶するサー
    ビスセンターの電話番号を自動ダイヤルする自動ダイヤ
    ル手段と、前記判定情報記憶部に記憶する判定情報等を
    出力する情報出力部と、前記自動ダイヤル手段よりのダ
    イヤルおよび情報出力部よりの情報を親機を介して電話
    回線に出力する通信制御部と、同通信制御部を介して受
    信した情報を入力する情報入力部と上記各部を制御する
    制御部とで構成し、前記状態情報、判定情報等を自動的
    に、または要求に応じてセンター装置に送信するように
    したことを特徴とする空気調和機の遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】 前記空気調和機に、初期状態登録手段を
    設け、設置完了時に、その日時、初期動作状態情報、同
    空気調和機のシリアル番号等を出力し、前記通信制御部
    を介してセンター装置へ送出するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 前記状態監視部が、前記室温センサー、
    熱交換器温度センサー等、各温度センサーの温度を監視
    する温度監視部と、コンプレッサ、ファンモータ等の電
    流を監視する電流監視部とでなることを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 前記異常判定部が、動作モードに対する
    温度、電流等の各情報のしきい値を記憶するしきい値記
    憶部と、同しきい値記憶部に記憶する前記動作モードに
    対応するしきい値と前記状態記憶部に記憶する状態情報
    とを比較する情報比較部と、同情報比較部の比較結果を
    出力する判定出力部とでなることを特徴とする請求項1
    記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい値記憶部に、正常領域、移行
    領域、異常領域等のしきい値を記憶していることを特徴
    とする請求項4記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  6. 【請求項6】 前記比較結果を、前記正常領域、移行領
    域、異常領域等に分類した判定情報としたことを特徴と
    する請求項5記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  7. 【請求項7】 前記エアコン制御部に、制御プログラム
    を記憶するフラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性
    RAMと、同不揮発性RAMの制御プログラムを書き換
    える書き込み手段とを設け、センター装置より電話回
    線、通信制御部等を介して入力される制御プログラムを
    書換えることができるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  8. 【請求項8】 前記親子電話機を、前記通信制御部と無
    線通信し、電話回線に接続するコードレス電話機または
    PHS親子電話機としたことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機の遠隔監視装置。
  9. 【請求項9】 前記親子電話機の親機に自動子機転送手
    段を設け、電話番号に続けて、子機番号を受信すると同
    子機番号に対応する子機に接続するようにしたことを特
    徴とする請求項8記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  10. 【請求項10】 前記親子電話機の親機に、子機を介し
    て前記空気調和機を制御するリモート制御手段と、前記
    状態記憶部、判定情報記憶部等よりの状態情報、判定情
    報等を読出す情報収集手段と、同情報を記憶する情報記
    憶手段とを設けたことを特徴とする請求項8記載の空気
    調和機の遠隔監視装置。
  11. 【請求項11】 前記親子電話機の親機に、契約電流記
    憶部と、空気調和機の設置台数を記憶する台数記憶部
    と、電子機器の消費電流を記憶する消費電流記憶部と、
    使用する電子機器を選択入力することにより、各空気調
    和機の最大消費電流を制限して契約電流内で運転するよ
    うに制御するデマンド制御部とを設けてなることを特徴
    とする請求項10記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  12. 【請求項12】 前記センター装置に、顧客リストを参
    照して電話回線を介して前記子機たる空気調和機の通信
    制御部に接続するダイヤル手段と、情報の入出力をおこ
    なう情報入出力部と、同情報入出力部、電話回線を介し
    て同各空気調和機に記憶する情報の読出し要求をする情
    報要求手段と、同情報を受信する情報受信手段と、受信
    した情報を分類して記憶する情報記憶手段とを設け、前
    記電話回線、電話機を介して前記各空気調和機の状態記
    憶部、判定情報記憶部等に記憶する状態情報、判定情報
    等を読出して収集するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  13. 【請求項13】 前記センター装置に、顧客リストを参
    照してダイヤルするダイヤル手段と、情報の入出力をお
    こなう情報入出力部と、同情報入出力部、電話回線を介
    して前記親機に記憶する情報の読出し要求をする情報要
    求手段と、同情報を受信する情報受信手段と、受信した
    情報を分類して記憶する情報記憶手段とを設け、前記電
    話回線、親機を介して前記各家庭の空気調和機の状態情
    報、判定情報等を収集するようにしたことを特徴とする
    請求項1、請求項10記載の空気調和機の遠隔監視装
    置。
  14. 【請求項14】 前記センター装置に、前記情報記憶手
    段に記憶する状態情報等を基に、状態の悪い順に並び変
    えて、サービス優先順位を決定する優先順位決定手段
    と、同優先順位決定手段で決定した空気調和機のサービ
    ス日程を各サービスマンに割付けてサービス日程表を作
    成するサービス割付手段とを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
  15. 【請求項15】 前記空気調和機に、ガスセンサーを設
    け、前記状態監視部で監視し、異常判定部でガス漏れと
    判定されると、電話番号記憶部に記憶するガス会社の電
    話番号を自動的にダイヤルして接続し、ガス漏れを通報
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調
    和機の遠隔監視装置。
  16. 【請求項16】 前記空気調和機に、赤外線センサーを
    設けて前記状態監視部で監視するとともに、前記操作部
    に外出ボタンを設け、同外出ボタンが押下されていると
    きに、赤外線センサーが人等から輻射する赤外線を検出
    すると異常判定部で異常と判定し、電話番号記憶部に記
    憶するセキュリティ会社の電話番号を自動的にダイヤル
    して接続し、異常を通報するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機の遠隔監視装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403022B1 (ko) * 2000-12-05 2003-10-23 삼성전자주식회사 양방향 송수신장치를 구비한 원격제어시스템
WO2004040389A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-13 Hydro Auditing Systems Pty Ltd Monitoring system
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