JPH119252A - 防火に役立ち環境に良く副流煙の出ない燃焼支援喫煙具 - Google Patents

防火に役立ち環境に良く副流煙の出ない燃焼支援喫煙具

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JPH119252A
JPH119252A JP20514297A JP20514297A JPH119252A JP H119252 A JPH119252 A JP H119252A JP 20514297 A JP20514297 A JP 20514297A JP 20514297 A JP20514297 A JP 20514297A JP H119252 A JPH119252 A JP H119252A
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smoking
cigarette
combustion
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JP20514297A
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Inventor
Hiroshi Kotani
寛 小谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人に迷惑をかけず、火災の心配もなく、健
康の為にも良い喫煙をする方法。 【解決手段】燃焼支援喫煙具本体を使い、喫煙時には燃
焼部分の燃焼温度をなるべく上げて、有害物質が出ない
ようにし、喫煙をしない時は燃焼部分の燃焼温度をなる
べくさげて、火災及び副流煙をださないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙巻きたばこの不
完全燃焼時に発生する、有害物質を燃焼除去させ、また
火災災害及び環境悪化を解消させる喫煙具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙巻きたばこを喫煙したときに出
るニコチン、タールを取る方法として紙巻きたばこのフ
ィルター側に、フィルター、セラミック、水を用いた喫
煙具をセットし使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の喫煙具において
は、フィルターから出る主流煙に対する対策しかとれ
ず、たばこ燃焼部の不完全燃焼により発生する約四万種
類の物質、特にダイオキシン等有害物質の発生に対して
の対策は取られていない。
【0004】現在、火災全体の約25%がたばこの火の
不始末が原因であるが、従来の喫煙具においては火災を
防止するための手段はあまり取られていない。
【0005】また、喫煙中に出る副流煙による、まわり
の人にたいする悪環境に対する対策も、現在の喫煙具に
おいてはあまり考えられていない。
【0006】また、健康及び経済目的のため、一本の紙
巻きたばこを葉巻のように数回に分けて、喫煙するため
の喫煙具が無い。
【0007】また、フィルター付の紙巻きたばこにおい
ては、乾いた主流煙が出るためフィルターによるニコチ
ン、タールの吸着除去効率が悪い。
【0008】また、紙巻きたばこを喫煙中に寝てしまっ
たり、用事ができて紙巻きたばこを、火のついたまま置
き忘れた時に自動的に消化する喫煙具が無い。
【0009】本発明は、紙巻きたばこを喫煙中に、廻り
の人への迷惑、火の不始末による火災及び健康、経済的
に喫煙することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の喫煙具においては、従来紙巻きたばこのフ
ィルター側に付けていた喫煙具の発想をかえて、燃焼支
援喫煙具本体を紙巻たばこの先端部分にセットし喫煙す
ることにより、たばこ燃焼部の燃焼温度を上げ不完全燃
焼による、有害物質が出ないようにする。
【0011】また、上記燃焼支援喫煙具本体をセットし
使う事により、喫煙しない時は燃焼支援喫煙具本体が熱
を吸収放熱するため、たばこの燃焼温度、約650−7
50度の温度を200度位に下げ、火災などの原因にな
らないようにする。
【0012】また、上記目的のように喫煙しない時の温
度を、200度位に下げる事により、紙巻きたばこの紙
が燃えず副流煙が出ないようにする。
【0013】また、ニコチン、タールなどの物質を、も
っと効率良く取るためには、たばこ内にある水分を燃焼
部分の熱を利用し蒸気発生室で水蒸気に変えて、主流煙
に含まれる物質に付着させ、粒を大きくしてフィルター
に付きやすくする。
【0014】また、健康及び経済的に喫煙量を減らすに
は、1本のたばこを数回に分けて喫煙できるよう、たば
この火を消す時にもみ消すのではなく、燃焼支援喫煙具
本体を使い、葉巻みたいに自然に消したたばこを再度味
を変えずに喫煙できるようにする。
【0015】
【発明実施の形態】発明実施の形態を実施例にもとづき
図面を参照して説明する。図1において、熱伝導の良い
耐熱材を、空気取り入れ及び放熱用切り込み2及び放熱
及び防火用部分3及び蒸気発生室12を設けた燃焼支援
喫煙具本体1に加工し、市販の紙巻きたばこ7を燃焼支
援喫煙具本体1にセットし燃焼室5の先端に着火し喫煙
をする、この時の喫煙範囲はCからDまでで、つづけて
喫煙するときは、紙巻きたばこ7の先端をCの位置まで
もっていけば、つづけて喫煙でき、喫煙しない時は約1
分後に自然消火する。
【0016】図2に示される実施例では、燃焼支援喫煙
具本体1に紙巻きたばこ7をセットした図である、この
状態で燃焼室5の先端に火をつけ喫煙をすると、紙巻き
たばこ7の燃焼部分8の熱が、燃焼支援喫煙具本体1の
aからbへ伝わる、その熱の働きにより蒸気発生室12
内の温度が上がり、その部分にある紙巻きたばこ7内の
水分が水蒸気になる、そこへ燃焼部分8で発生した主流
煙11が通過する時に、主流煙11に含まれるニコチ
ン、タールその他いろいろな有害物質に水蒸気が付着
し、粒が大きくねばねばになりフィルターに付きやすく
なる。
【0017】図3に示される実施例では、燃焼支援喫煙
具本体1を正面から見て、逆戻り防止ストッパー4及び
補強用折曲げ6及び放熱及び防火用部分3を、見やすく
した図である、図1の燃焼室5の部分においては、本体
自体が熱の吸収及び放熱をすばやくするために、極薄の
材料を使うため補強用折曲げ6を設け、また紙巻きたば
こ7の水分を取るため、蒸気発生室12部分の紙巻きた
ばこ7が細くなり、燃焼支援喫煙具本体1から紙巻きた
ばこ7が抜けてしようため逆戻り防止ストッパー4が必
要となる。
【0018】図4(A)に示される図は、燃焼支援喫煙
具本体1の展開図である、空気取り入れ及び放熱用切り
込み2をV型にする事により、紙巻きたばこ7を喫煙吸
引する時に、空気が上の広く切られた所から順に下の狭
く切られた方へ平均に入り、紙巻きたばこ7の燃焼部分
8が先端から平均に燃えていく。
【0019】図4(B)に示される実施例では、放熱及
び防火用部分3を上の方に折り曲げる、横から見ると図
4(B)(イ)のような形になる、そして(a)と
(b)を合わせると筒状の燃焼支援喫煙具本体1の形に
なる、また放熱及び防火用部分3の1つを内側に曲げる
と逆戻り防止ストッパー4になる。
【0020】図5は市販の紙巻きたばこ7の図である、
紙巻きたばこ7の先端に火をつけ吸引すると、フィルタ
ー9の部分から主流煙11が出て、吸引しない時は紙巻
きたばこ7の紙がくすぶり、副流煙10が出る。
【0021】図6に示される実施例では、燃焼支援喫煙
具本体1に紙巻きたばこ7をセットし喫煙をしていく過
程を書いた図である、図6(a)はセットする前の図で
ある、図6(b)はセットし喫煙をしている図である、
図6(c)は喫煙をしながら、燃焼支援喫煙具本体1を
ずらして喫煙をしている図である。
【0022】図7に示される実施例では、ジュウタンな
ど燃えやすい物21の上に、燃焼支援喫煙具本体1に紙
巻きたばこ7がセットされ燃焼部分8に火がついた状態
で落ちた図である、放熱及び防火用部分3があるため燃
焼部分8が、ジュウタンなど燃えやすい物21に接しな
いため、焦げ付きや火災の心配がほとんど無くなる。
【0023】図8に示される実施例では、灰皿20に火
のついた紙巻きたばこ7を置き忘れた図である、図8
(a)(イ)は、灰皿(20)に市販の紙巻きたばこ7
を置き忘れた図で、図8(a)(ロ)は、たばこが燃え
ながら短くなりフィルターの重みで灰皿20からおちた
図である、図8(b)(ハ)は灰皿20に燃焼支援喫煙
具本体1に紙巻きたばこ7をセットし、火をつけた紙巻
きたばこ7を置き忘れた図である、図8(b)(ニ)は
しばらく時間がたっても、火が自然消火するために、灰
皿20から落ちず安全であるという図である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】燃焼支援喫煙具本体をセットし喫煙する事
により、火災の原因となる寝煙草及び置き忘れなどをし
ても、火災の危険が激減する。
【0026】さらに、燃焼支援喫煙具本体をセットし喫
煙することにより、1本の紙巻きたばこを数回に分けて
喫煙できるため、たばこの喫煙量をかなり減らす事がで
きる。
【0027】また、市販の紙巻きたばこは吸引時に、燃
焼部の熱が外部に放出されてしまうため、温度が800
から850度までしか上がらず、不完全燃焼をおこし有
害物質、特にダイオキシンなどを発生させてしまうが、
燃焼支援喫煙具本体をセットし喫煙をすると、燃焼部の
熱が外部に出ず1000度以上の高温になるため、不完
全燃焼をおこさず有害物質の発生をかなりおさえる事が
できる。
【0028】さらに、蒸気発生室の働きにより、燃焼室
の熱を利用したばこ内の水分を水蒸気にして、そこを通
る主流煙に付着させる事により、市販の紙巻きたばこの
フィルターの吸着効果があがり、いままでより健康喫煙
ができる。
【0029】そして、喫煙後たばこの燃焼部分の熱を燃
焼支援喫煙具本体が、吸収放熱するため燃焼部の温度が
下がり、紙巻きたばこの紙が燃えず副流煙が出ないた
め、廻りにいる人にあまり迷惑をかけずに喫煙できる、
という画期的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼支援喫煙具本体の図である。
【図2】燃焼支援喫煙具本体の実施例を示す断面図であ
る。
【図3】燃焼支援喫煙具本体の正面図である。
【図4】燃焼支援喫煙具本体の実施例を示す展開図であ
る。
【図5】市販たばこの部分名称図である。
【図6】燃焼支援喫煙具本体と紙巻きたばこの実施例を
示す図である。
【図7】燃焼支援喫煙具本体の安全性を示す図である。
【図8】燃焼支援喫煙具本体を使った紙巻きたばこの安
全性示す図である。
【符号の説明】
1 燃焼支援喫煙具本体 2 空気取り入れ及び放熱用切り込み 3 放熱及び防火用部分 4 逆戻り防止ストッパー 5 燃焼室 6 補強用折曲げ 7 紙巻きたばこ 8 燃焼部分 9 フィルター 10 副流煙 11 主流煙 12 蒸気発生室 13 紙巻きたばこ挿入ガイド 15 切り込み 20 灰皿 21 ジュウタンなど燃えやすい物 22 灰

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)を包囲して喫煙をすることにより、火災を防止す
    る、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  2. 【請求項2】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)を包囲しで喫煙をすることにより副流煙(10)
    を出さなくする、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  3. 【請求項3】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)を包囲して喫煙をすることにより、燃焼部分
    (8)の燃焼温度を高温にして、不完全燃焼時に出る有
    害物質が発生しない、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  4. 【請求項4】 一本の紙巻きたばこ(7)を葉巻の
    ように数回に別けて喫煙できる、燃焼支援喫煙具本体
    (1)。
  5. 【請求項5】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)が、平均に燃えていくために、V型の切り込みを
    設けた、空気取り入れ及び放熱用切り込み(2)の加工
    がしてある、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  6. 【請求項6】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)を包囲して喫煙をすることにより、紙巻きたばこ
    (7)の中に含まれる水分を水蒸気にして、煙の中に含
    まれるニコチン、タールなどの物質に付着させ、フィル
    ター(9)に付きやすくする、蒸気発生室(12)を設
    けた、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  7. 【請求項7】 紙巻きたばこ(7)の燃焼部分
    (8)を包囲して喫煙をしたときに、燃焼支援喫煙具本
    体(1)の温度が上がりすぎなくするために、放熱及び
    防火用部分(3)を設けた、燃焼支援喫煙具本体
    (1)。
  8. 【請求項8】 紙巻きたばこ(7)に燃焼支援喫煙
    具本体(1)をセットして喫煙した時に、燃焼支援喫煙
    具本体(1)が外れない為の、逆戻り防止ストッパー
    (4)を設けた、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  9. 【請求項9】 燃焼支援喫煙具本体(1)の熱伝導
    を良くするため、本体部材が薄いため、強度用折曲げ
    (6)を設けた、燃焼支援喫煙具本体(1)。
  10. 【請求項10】 燃焼支援喫煙具本体(1)に紙巻き
    たばこ(7)がスムーズに入るように、紙巻きたばこ挿
    入用ガイド゛(13)を設けた、燃焼支援喫煙具本体
    (1)。
  11. 【請求項11】 喫煙と喫煙の間隔が1分以上たつ
    と、自動的に紙巻きたばこ(7)の燃焼部分(8)を消
    す、燃焼支援喫煙具本体(1)。
JP20514297A 1997-06-26 1997-06-26 防火に役立ち環境に良く副流煙の出ない燃焼支援喫煙具 Pending JPH119252A (ja)

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