JPH1190689A - 梁フランジ溶接用エンドタブ - Google Patents

梁フランジ溶接用エンドタブ

Info

Publication number
JPH1190689A
JPH1190689A JP27226497A JP27226497A JPH1190689A JP H1190689 A JPH1190689 A JP H1190689A JP 27226497 A JP27226497 A JP 27226497A JP 27226497 A JP27226497 A JP 27226497A JP H1190689 A JPH1190689 A JP H1190689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end tab
cutout
edge
ceramic body
space portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27226497A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yamakawa
純一 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP27226497A priority Critical patent/JPH1190689A/ja
Publication of JPH1190689A publication Critical patent/JPH1190689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼製の梁を鋼製の柱に効率良く溶接でき、し
かもその連結部の靭性能を高めることができ、構造物全
体の安全性を向上すること。 【解決手段】 エンドタブ2はセラミック製であり、直
方体状のセラミック体4から二つの欠部6が切り落とさ
れることで形成されている。各欠部6は直方体状の第1
空間部8と三角錐状の第2空間部10から構成されてい
る。他方の欠部6は前記一方の欠部6に対して、前記エ
ンドタブ2を上下が逆になるように180度回転させた
状態で左右対称な形状となるように形成されている。エ
ンドタブ2の上面204には、上面204を上に向けた
状態でフランジの右側に配置されるように、「U」と
「R」の文字と、梁に臨ませる方向を示す「矢印」が形
成され、同様に、下面206には、下面206を上に向
けた状態で左側に配置されるように、「U」と「L」の文
字と、梁に臨ませる方向を示す「矢印」が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄骨製の建物躯体を
構築するに際して、鋼製の梁を鋼製の柱に連結する際に
用いる梁フランジ溶接用エンドタブに関する。
【0002】
【従来の技術】阪神大震災以来、建物躯体の溶接接合部
の靭性能が再検討されつつある。例えば、鉄骨製の建物
躯体において、鋼製の梁を鋼製の柱に溶接で連結する場
合、アークの始点及び終点のクレータには欠陥が生じ易
い。そこで、従来、溶接ビートの始点及び終点にエンド
タブが配置され、このような欠陥が生じた場合であって
も、この欠陥を梁と柱が互いに向かい合う部分の外部に
位置させるようにしている。一方、建物躯体において鋼
製の梁と鋼製の柱との連結部はその数が極めて多い。従
って、鋼製の梁と鋼製の柱との連結部をいかに効率良く
溶接でき、また、靭性能を高めることができるかが重要
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、鋼製の梁を鋼製の柱に効率良く溶接でき、しかもそ
の連結部の靭性能を高めることができる梁フランジ溶接
用エンドタブを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、直方体状のセラミック体に二つの欠部が形成
されてなるセラミック製の梁フランジ溶接用エンドタブ
であって、前記各欠部はそれぞれ直方体状の第1空間部
と三角錐状の第2空間部が合わせて形成され、前記両欠
部のうちの一方の欠部において、前記第1空間部は、セ
ラミック体の前後長さのほぼ1/2よりも小さい前後長
さを有すると共に、セラミック体の左右長さのほぼ1/
2よりも大きい左右長さを有してセラミック体の上下高
さと等しい高さの直方体が、その前面、上面、下面、左
面をセラミック体の前面及び上面、下面、左面と同一面
上に位置させてセラミック体から切り取られることで形
成され、かつ、第2空間部は、前記第1空間部の後面か
ら後方に延在し、その下面が徐々にセラミック体の上面
に近づくと共にその左面をセラミック体の左面と同一面
上に位置させ、その右面が徐々にセラミック体の左面に
近づく三角錐がセラミック体から切り取られることで形
成され、前記他方の欠部は前記一方の欠部に対して、前
記エンドタブを上下が逆になるように180度回転させ
た状態で左右対称な形状となるように形成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記一方の欠部にお
いて第1空間部は、前記エンドタブの前面の左縁から前
面にほぼ直角に後方に延在する上下に縦長の矩形状の第
1切り欠き面の左側方に形成され、前記第2空間部は、
前記第1切り欠き面に接続する三角形状の第2切り欠き
面の左側方で、第2切り欠き面に接続する三角形状の第
3切り欠き面の上方に形成され、前記第3切り欠き面
は、前記第1切り欠き面の下縁の後端から左側方に延在
する縁から斜め上方に左右幅が縮小しつつ延在して形成
され、前記第2切り欠き面は、その前縁が前記第1切り
欠き面の後縁に合致すると共にその下縁が前記第3切り
欠き面の右縁に合致してエンドタブの上面から垂直に延
在形成され、前記他方の欠部において第1空間部は、前
記エンドタブの後面の右縁から後面にほぼ直角に前方に
延在する上下に縦長の矩形状の第1切り欠き面の右側方
に形成され、前記第2空間部は、前記第1切り欠き面に
接続する三角形状の第2切り欠き面の右側方で、第2切
り欠き面に接続する三角形状の第3切り欠き面の下方に
形成され、前記第3切り欠き面は、前記第1切り欠き面
の上縁の前端から右側方に延在する縁から斜め下方に左
右幅が縮小しつつ延在して形成され、前記第2切り欠き
面は、その後縁が前記第1切り欠き面の前縁に合致する
と共にその上縁が前記第3切り欠き面の左縁に合致して
エンドタブの下面から垂直に延在形成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記梁フランジ溶接用エ
ンドタブは梁を柱に接合する際に用いられ、エンドタブ
の上面と下面には、それぞれ柱に臨ませる向きと梁の左
側に位置させるか右側に位置させるかの表示が形成され
ていることを特徴とする。
【0005】本発明のエンドタブは、例えば、裏当て金
上で柱に臨む梁の端部の左右両側に配置されて用いられ
る。本発明のエンドタブを用いれば、溶接ビートの始点
及び終点に欠陥が生じた場合であっても、この欠陥は、
梁の幅方向の外側に位置することになり、溶接接合部の
靭性能を高める上で有利となる。また、欠部に溶接ビー
ドが形成されることから、梁の幅方向の外側において溶
接ビードの長手方向の両端は扇型に広がることになり、
溶接接合部の靭性能を高める上でより一層有利となる。
また、欠部の形状はエンドタブの上下を逆に反転させた
場合、左右対称に形成されているので、二つの同一形状
のエンドタブを梁の左右で使用でき、コストを低減する
上で有利である。また、エンドタブはセラミック製であ
り、溶接接合後、取り外して他の溶接箇所へと転用でき
るので、コストを低減する上でより一層有利となる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。図1はエンドタブの斜視図、図2はエンドタ
ブの平面図、図3乃至図6はそれぞれ図2のイイ線矢視
図、ロロ線矢視図、ハハ線矢視図、ニニ線矢視図を示
す。梁フランジ溶接用のエンドタブ2はセラミック製で
あり、図1に示すように、エンドタブ2は直方体状のセ
ラミック体4から二つの欠部6が切り落とされることで
形成されている。前記各欠部6は直方体状の第1空間部
8と三角錐状の第2空間部10から構成されている。
【0007】前記一方の欠部6では、前記第1空間部8
が、セラミック体4の前後長さのほぼ1/2よりも小さ
い前後長さSを有すると共に、セラミック体4の左右長
さのほぼ1/2よりも大きい左右長さXを有してセラミ
ック体4の上下高さと等しい高さの直方体が、その前
面、上面、下面、左面をセラミック体4の前面402及
び上面404、下面406、左面408と同一面上に位
置させてセラミック体4から切り取られることで形成さ
れている。また、第2空間部10が、前記第1空間部8
の後面から後方に延在し、その下面が徐々にセラミック
体4の上面404に近づくと共にその左面をセラミック
体4の左面408と同一面上に位置させ、その右面が徐
々にセラミック体4の左面408に近づく三角錐がセラ
ミック体4から切り取られることで形成されている。
【0008】詳細に説明すると、一方の欠部6におい
て、第1空間部8は、前記エンドタブ2の前面202の
左縁から前面202にほぼ直角に後方に延在する上下に
縦長の矩形状の第1切り欠き面2010の左側方に形成
されている。また、前記第2空間部10は、前記第1切
り欠き面2010に接続する三角形状の第2切り欠き面
2012の左側方で、第2切り欠き面2012に接続す
る三角形状の第3切り欠き面2014の上方に形成され
ている。そして、前記第3切り欠き面2014は、前記
第1切り欠き面2010の下縁の後端から左側方に延在
する縁から斜め上方に左右幅が縮小しつつ延在して形成
されている。また、前記第2切り欠き面2012は、そ
の前縁が前記第1切り欠き面2010の後縁に合致する
と共にその下縁が前記第3切り欠き面2014の右縁に
合致してエンドタブ2の上面204から垂直に延在形成
されている。更に、エンドタブ2の上面204には、こ
の上面204を上に向けた状態で、後述する梁のフラン
ジの右側にこのエンドタブ2が配置されるように、上面
204を上に向けた状態でフランジの右側に配置する旨
の「U」と「R」の文字と、梁に臨ませる方向を示す「矢
印」が形成されている。
【0009】前記他方の欠部6は前記一方の欠部6に対
して、前記エンドタブ2を上下が逆になるように180
度回転させた状態で左右対称な形状となるように形成さ
れている。詳細に説明すると、前記他方の欠部6におい
て第1空間部8は、前記エンドタブ2の後面210の右
縁から後面にほぼ直角に前方に延在する上下に縦長の矩
形状の第1切り欠き面2010の右側方に形成されてい
る。また、前記第2空間部10は、前記第1切り欠き面
2010に接続する三角形状の第2切り欠き面2012
の右側方で、第2切り欠き面2012に接続する三角形
状の第3切り欠き面2014の下方に形成されている。
そして、前記第3切り欠き面2014は、前記第1切り
欠き面2010の上縁の前端から右側方に延在する縁か
ら斜め下方に左右幅が縮小しつつ延在して形成されてい
る。また、前記第2切り欠き面2012は、その後縁が
前記第1切り欠き面2010の前縁に合致すると共にそ
の上縁が前記第3切り欠き面2014の左縁に合致して
エンドタブ2の下面206から垂直に延在形成されてい
る。更に、下面206には、この下面206を上に向け
た状態で、後述する梁のフランジの左側にこのエンドタ
ブ2が配置されるように、下面206を上に向けた状態
でフランジの左側に配置する旨の「U」と「L」の文字
と、梁に臨ませる方向を示す「矢印」が形成されてい
る。
【0010】次に、エンドタブ2の使用方法について説
明する。図7はエンドタブの使用状態の平面図、図8は
図7のイ線断面図を示す。これらの図において30は鉄
骨柱、32はI型鋼(あるいはH型鋼)からなる梁で、梁
32はウェブ3202と上下のフランジ3204からな
り、梁32の端部で上フランジ3204の下方部分と下
フランジ3204の上方部分にはスカーラップ3206
が形成されている。34は裏当て金で、裏当て金34は
矩形板状を呈し、裏当て金34は、柱30、あるいは、
フランジ3204の端部に仮溶接されるものである。裏
当て金34は、梁32の幅よりも大きい幅を有し、その
両端がそれぞれ梁32の幅方向の両側に突出するよう
に、本実施の形態では上フランジ3204の下面と、下
フランジ3204の下面にそれぞれ仮溶接されている。
【0011】梁32の端部を柱30に溶接するに際して
は、梁32の端部を柱30に臨ませ、裏当て金34の先
端を柱30の側面に当接する。そして、図7に示すよう
に、梁32の右側部において、その上面204が上方を
向き、欠部6が柱30と梁32に向き、その左面208
が上フランジ3204の右端面に当接し、その前面20
2が柱30に当接するするように、裏当て金34の上に
エンドタブ2を載置する。すなわち、「U」と「R」の
文字が書いてある面を上向きにし、「矢印」を柱30に
向けて載置する。また、梁32の左側部において、その
下面206が上方を向き、欠部6が柱30と梁32に向
き、その右面212が上フランジ3204の左端面に当
接し、その後面210が柱30に当接するするように、
裏当て金34の上にエンドタブ2を載置する。すなわ
ち、「U」と「L」の文字が書いてある面を上向きに
し、「矢印」を柱30に向けて載置する。そして、適宜
金具により両側のエンドタブ2を裏当て金34上で上フ
ランジ3204の両側に締め付け、動かないように固定
しておく。
【0012】次に、裏当て金34上で両側のエンドタブ
2の欠部6の間にわたり、一方のエンドタブ2の欠部6
内をアークの始点とし、他方のエンドタブ2の欠部6内
をアークの終点として上フランジ3204と柱30とを
アーク溶接により接合し、図7,8において点線部分は
溶接ビード36を示す。溶接が終了したならば、金具に
よるエンドタブ2の固定を解除し、エンドタブ2を上フ
ランジ3204から取り外す。同様にして、裏当て金3
4上で二つのエンドタブ2を用いて下フランジ3204
を柱30に接合する。
【0013】従って、本実施の形態によれば、溶接ビー
ト36の始点及び終点に欠陥が生じた場合であっても、
この欠陥は、フランジ3204の幅方向の外側に位置す
ることになり、溶接接合部の靭性能を高める上で有利と
なる。また、欠部6に溶接ビード36が形成されること
から、フランジ3204の幅方向の外側において溶接ビ
ード36の長手方向の両端は扇型に広がることになり、
溶接接合部の靭性能を高める上でより一層有利となる。
また、欠部6の形状はエンドタブ2の上下を逆に反転さ
せた場合、左右対称に形成されているので、実施の形態
のように、二つの同一形状のエンドタブ2をフランジ3
204の左右で使用でき、コストを低減する上で有利で
ある。また、エンドタブ2はセラミック製であり、溶接
接合後、取り外して他の溶接箇所へと転用できるので、
コストを低減する上でより一層有利となる。また、エン
ドタブ2をフランジ3204の左右で使用する場合、柱
30に突き当てる方向と、梁32の右側に来るか左側に
来るかの表示が形成されているので、エンドタブ2の配
置作業を簡単に効率良く行なうことができる。
【0014】エンドタブ2の具体的な大きさは、梁32
の大きさ、形状などによって異なるが、図2に示すよう
に、取り扱い易さを考慮し前後長さ(Y+X+S)を45
mm、幅(X+Z)を35mm とした場合、寸法Yは1
1mm、寸法Zは10mmとなる。また、寸法Sは梁フ
ランジ溶接時のルート間隔で一般的に9mmである。ま
た、高さTは梁32のフランジ厚に対応して決定される
が、フランジ厚は一般的に19mm〜35mm程度であ
るので35mm程度となる。また、図5に示すように、
梁フランジの開先角度αは一般的に35°が標準とさ
れ、図2に示すように、梁フランジ両端の溶接線の広が
り角度βは45°とされる。更に、寸法Xは上記T及び
αの関数であり、X=T・tanαであることから、T
=35mm、α=35°とするとX=24.5すなわち
25mmとなる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、直方体状のセラミック体に二つの欠部が形成されて
なるセラミック製の梁フランジ溶接用エンドタブであっ
て、前記各欠部はそれぞれ直方体状の第1空間部と三角
錐状の第2空間部が合わせて形成され、前記両欠部のう
ちの一方の欠部において、前記第1空間部は、セラミッ
ク体の前後長さのほぼ1/2よりも小さい前後長さを有
すると共に、セラミック体の左右長さのほぼ1/2より
も大きい左右長さを有してセラミック体の上下高さと等
しい高さの直方体が、その前面、上面、下面、左面をセ
ラミック体の前面及び上面、下面、左面と同一面上に位
置させてセラミック体から切り取られることで形成さ
れ、かつ、第2空間部は、前記第1空間部の後面から後
方に延在し、その下面が徐々にセラミック体の上面に近
づくと共にその左面をセラミック体の左面と同一面上に
位置させ、その右面が徐々にセラミック体の左面に近づ
く三角錐がセラミック体から切り取られることで形成さ
れ、前記他方の欠部は前記一方の欠部に対して、前記エ
ンドタブを上下が逆になるように180度回転させた状
態で左右対称な形状となるように形成されていることを
特徴とする。そのため、鋼製の梁を鋼製の柱に効率良く
溶接でき、しかもその連結部の靭性能を高めることがで
き、構造物全体の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンドタブの斜視図である。
【図2】エンドタブの平面図である。
【図3】図2のイイ線矢視図である。
【図4】図2のロロ線矢視図である。
【図5】図2のハハ線矢視図である。
【図6】図2のニニ線矢視図である。
【図7】エンドタブの使用状態の平面図である。
【図8】図7のイ線断面図である。
【符号の説明】
2 エンドタブ 4 セラミック体 6 欠部 8 第1空間部 10 第2空間部 30 柱 32 梁 34 裏当て金 36 溶接ビード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状のセラミック体に二つの欠部が
    形成されてなるセラミック製の梁フランジ溶接用エンド
    タブであって、 前記各欠部はそれぞれ直方体状の第1空間部と三角錐状
    の第2空間部が合わせて形成され、 前記両欠部のうちの一方の欠部において、前記第1空間
    部は、セラミック体の前後長さのほぼ1/2よりも小さ
    い前後長さを有すると共に、セラミック体の左右長さの
    ほぼ1/2よりも大きい左右長さを有してセラミック体
    の上下高さと等しい高さの直方体が、その前面、上面、
    下面、左面をセラミック体の前面及び上面、下面、左面
    と同一面上に位置させてセラミック体から切り取られる
    ことで形成され、かつ、第2空間部は、前記第1空間部
    の後面から後方に延在し、その下面が徐々にセラミック
    体の上面に近づくと共にその左面をセラミック体の左面
    と同一面上に位置させ、その右面が徐々にセラミック体
    の左面に近づく三角錐がセラミック体から切り取られる
    ことで形成され、 前記他方の欠部は前記一方の欠部に対して、前記エンド
    タブを上下が逆になるように180度回転させた状態で
    左右対称な形状となるように形成されている、 ことを特徴とする梁フランジ溶接用エンドタブ。
  2. 【請求項2】 前記一方の欠部において第1空間部は、
    前記エンドタブの前面の左縁から前面にほぼ直角に後方
    に延在する上下に縦長の矩形状の第1切り欠き面の左側
    方に形成され、前記第2空間部は、前記第1切り欠き面
    に接続する三角形状の第2切り欠き面の左側方で、第2
    切り欠き面に接続する三角形状の第3切り欠き面の上方
    に形成され、 前記第3切り欠き面は、前記第1切り欠き面の下縁の後
    端から左側方に延在する縁から斜め上方に左右幅が縮小
    しつつ延在して形成され、 前記第2切り欠き面は、その前縁が前記第1切り欠き面
    の後縁に合致すると共にその下縁が前記第3切り欠き面
    の右縁に合致してエンドタブの上面から垂直に延在形成
    され、 前記他方の欠部において第1空間部は、前記エンドタブ
    の後面の右縁から後面にほぼ直角に前方に延在する上下
    に縦長の矩形状の第1切り欠き面の右側方に形成され、
    前記第2空間部は、前記第1切り欠き面に接続する三角
    形状の第2切り欠き面の右側方で、第2切り欠き面に接
    続する三角形状の第3切り欠き面の下方に形成され、 前記第3切り欠き面は、前記第1切り欠き面の上縁の前
    端から右側方に延在する縁から斜め下方に左右幅が縮小
    しつつ延在して形成され、 前記第2切り欠き面は、その後縁が前記第1切り欠き面
    の前縁に合致すると共にその上縁が前記第3切り欠き面
    の左縁に合致してエンドタブの下面から垂直に延在形成
    されている、ことを特徴とする請求項1記載の梁フラン
    ジ溶接用エンドタブ。
  3. 【請求項3】 前記梁フランジ溶接用エンドタブは梁を
    柱に接合する際に用いられ、エンドタブの上面と下面に
    は、それぞれ柱に臨ませる向きと梁の左側に位置させる
    か右側に位置させるかの表示が形成されている請求項1
    または2記載の梁フランジ溶接用エンドタブ。
JP27226497A 1997-09-17 1997-09-17 梁フランジ溶接用エンドタブ Pending JPH1190689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27226497A JPH1190689A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 梁フランジ溶接用エンドタブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27226497A JPH1190689A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 梁フランジ溶接用エンドタブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1190689A true JPH1190689A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17511433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27226497A Pending JPH1190689A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 梁フランジ溶接用エンドタブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1190689A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289429A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sunouchi:Kk 異幅母材溶接用セラミックエンドタブ
JP2010115707A (ja) * 2008-10-17 2010-05-27 Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd 溶接用エンドタブおよび溶接方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289429A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sunouchi:Kk 異幅母材溶接用セラミックエンドタブ
JP4619183B2 (ja) * 2005-04-11 2011-01-26 株式会社スノウチ 異幅母材溶接用セラミックエンドタブ
JP2010115707A (ja) * 2008-10-17 2010-05-27 Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd 溶接用エンドタブおよび溶接方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006051522A (ja) H型鋼溶接継手構造
JPH1190689A (ja) 梁フランジ溶接用エンドタブ
JPH1193256A (ja) 梁フランジ溶接用エンドタブ
JPS6323879B2 (ja)
JP2009263951A (ja) サイドプレートおよび柱と梁との接合構造
JP2001030094A (ja) 鉄骨溶接用歯付きタブ
JPH09217420A (ja) 角形鋼管柱とh形鋼梁との接合構造
JP2001081863A (ja) ダイアフラムおよび柱梁接合構造
JP2704377B2 (ja) 鋼管柱とh型鋼梁の連結構造
JPS6138036A (ja) サブフレ−ムの接合構造
JP2859206B2 (ja) 梁材構造および支柱への梁材連結方法
JP2557762Y2 (ja) スチール製筐体の接合溶接部構造
JP3387419B2 (ja) 溶接端部のクレータ処理方法
JP2802974B2 (ja) 鉄骨溶接用エンドタブ
JP2908658B2 (ja) 角型鋼管柱と梁の仕口構造
JPH03262843A (ja) 柱と梁との接合構造
JPH08311988A (ja) 梁鉄骨と柱鉄骨の現場溶接方法
JPH03100252A (ja) 傾斜ダイヤフラムを有するボックス構造部材
JPH111963A (ja) 柱梁の接合構造と接合金具、柱、およびユニット建物
JP2532776Y2 (ja) 鉄骨構造におけるh形鋼材溶接接合用裏当材
JPS6325036Y2 (ja)
JPS6055222B2 (ja) 突合せ溶接方法
JPH0641750Y2 (ja) エンドタブ
JPH05337692A (ja) 板継ぎ溶接用裏当金
JPH04135065A (ja) 溶接組立h形鋼の溶接接合方法