JPH1190353A - ガラス片選別装置 - Google Patents

ガラス片選別装置

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JPH1190353A
JPH1190353A JP9273590A JP27359097A JPH1190353A JP H1190353 A JPH1190353 A JP H1190353A JP 9273590 A JP9273590 A JP 9273590A JP 27359097 A JP27359097 A JP 27359097A JP H1190353 A JPH1190353 A JP H1190353A
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crushed glass
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glass pieces
glass piece
pieces
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Hitoshi Sakuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種の色のガラスの混在する破砕ガラス片の中
から再利用価値の高い、例えば白色(透明)のガラス片
のみを選別するにあたり、指示装置を操作して選別指示
信号を手動で出力するようにして機械と人とを共存さ
せ、安価な装置でリサイクル可能なガラス片を確実かつ
高速に選別すると共に、作業環境を改善して作業者への
負担を軽減する。 【解決手段】破砕されたガラス片9を整列装置2によっ
て1列に整列させた後、搬送装置3によって搬送しなが
ら該破砕ガラス片9の色、形状等を作業者29が認識し
て指示装置5を手動操作することにより選別指示し、該
選別指示信号に従って選別指示された破砕ガラス片9A
だけを取出し装置6によって搬送装置3から取り出し、
再利用に有効な指示された破砕ガラス片9Aだけを選別
するようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス片選別装置
に係り、特に破砕ガラス片を1列に整列させて搬送しな
がら該破砕ガラス片の中から選別すべき破砕ガラス片を
手動又は自動で選別して選別指示信号を送出し、特定の
破砕ガラス片のみを取出し装置によって搬送装置の搬送
路外に取り出して選別することにより、作業環境を改善
して作業者への負担を軽減させ、また安価な装置でリサ
イクル可能な資源ごみであるガラス片から例えば再利用
価値の高い白色(透明)のガラス片のみを選別すること
ができるようにしたガラス片選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近においては、ごみ処理場の設置限
界、ごみ処理場による自然破壊及び資源の有効利用の観
点から、リサイクル可能な資源については収集された廃
棄物中から再利用可能な素材を選別し、必要であればこ
れに新しい材料を混合した素材を利用し、製品に再加工
する機運が高まっており、行政においても資源の再利用
だけでなく深刻になっているごみ処理問題にも有効な手
段であることから再利用可能な素材の選別を奨励し、こ
れを助成している。
【0003】再利用可能な資源としては、経済性、再利
用の容易さ等から現在は、金属類、ガラス類、紙類、プ
ラスチック類などに限定されており、特にごみの中でも
大きな割合を占めるガラス類の再利用の要求は強くなっ
ている。
【0004】極めて多種の廃棄物中から再利用可能な資
源を選別する手段は、従来人手に頼った人海戦術で行っ
ているが、作業の性格上どうしても作業環境が悪くなる
傾向があり、健康上好ましくなく、また単純作業である
ことから選別誤りが避け難く選別された該素材を再利用
して製作された製品の品質低下等の不具合が生じる欠点
があった。
【0005】一方上記した欠点を解決するために、高度
に自動化された無人の自動選別装置も提案され始めてい
るが、装置が大型となるばかりでなく莫大な設備費用を
要し、その割には選別速度及び選別精度が十分でなく、
効果対費用を考慮すると経済的に引き合わず、どこの施
設でも安易に導入できるものではなく、また不十分な検
討で導入してしまい、装置が稼働した段階で、その性能
が十分でないことがわかり、すでに投入した膨大な費用
が回収できず、困っている自治体もある等、深刻な問題
が発生している。これは、「すべての工程を自動化し、
人手を全く使わないようにする設計思想」がもたらす弊
害と言ってよい。
【0006】再利用可能な素材中、ガラス瓶、自動車の
窓ガラスなどのガラスは、有効な素材であるが、再利用
のために同一系統の色ごとに分類して再溶解する必要が
あり、特に白色ガラス(以下本明細書中では「透明」又
は「透明ガラス」のことを「白色」又は「白色ガラス」
と称する)は、利用価値が高く、他の色付きガラスと区
別して選別することが行われているが、経済的に有効な
自動選別装置がなく、すべてを人手に頼って選別するし
か方法がなかった。そこで部分的な自動化と人手とを巧
みに使い分け、選別精度のよい安価な半自動選別装置の
開発が熱望されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、破砕されたガラス片を整列装置に
よって1列に整列させた後、搬送装置によって搬送する
ことにより、搬送されている破砕ガラス片の色、形状等
を作業者が容易に認識できるようにすることであり、ま
たこれによって搬送途中の破砕ガラス片から目視により
誤りなく特定の色のガラス、例えば白色ガラスを認識し
て指示装置で選別指示することができるようにすること
である。
【0008】また他の目的は、搬送されている破砕ガラ
ス片の中から指示装置によって選別指示された破砕ガラ
ス片だけを取出し装置によって搬送装置から取り出すこ
とにより、単に選別指示を指示装置に指令するだけで、
自動的に再利用に有効な指示された破砕ガラス片だけを
選別できるようにすることであり、またこれによって完
全自動化すると不確実かつ高価となってしまう部分を作
業者との共同作業として機械と人とを共存させ、安価な
装置で確実かつ高速で選別することができるようにする
ことである。
【0009】更に他の目的は、搬送方向に振動が付与さ
れるようにした断面V字型の搬送路をホッパ下方に配設
し、該ホッパから破砕ガラス片を供給することにより、
該搬送路上を搬送しながら破砕ガラス片を確実に1列に
整列させて搬送することができるようにして選別の容易
化と選別精度の向上を図ることである。
【0010】また他の目的は、破砕ガラス片を1列に整
列させて搬送する搬送装置の近傍に搬送される該破砕ガ
ラス片を照明する照明装置を配設すると共に、選別すべ
き破砕ガラス片が照明されたとき操作することによって
選別信号を送出する指示装置及び該選別信号が送出され
た後、所定の時間経過後に作動して選別指示された破砕
ガラス片を押圧して搬送装置から取り出す高速シリンダ
を配設することにより、照明された破砕ガラス片だけを
目視して、例えば白色ガラスなどの再利用可能な破砕ガ
ラス片を作業者が認識したとき、指示装置を操作するだ
けで、該白色ガラスだけを確実に高速シリンダで取り出
すことができるようにすることであり、またこれによっ
て安価な選別装置で誤りなく再利用可能なガラスだけを
選別できるようにすることである。
【0011】更に他の目的は、搬送される複数の破砕ガ
ラス片の中から指示装置により選別指示された破砕ガラ
ス片の表面に水滴供給装置から水滴を供給して付着させ
た後、表面が摂氏0℃以下に冷却された取出し装置の該
表面に搬送される破砕ガラス片を接触させることによ
り、水滴を凍結させて選別指示された破砕ガラス片のみ
を取出し装置の表面に付着させて選別できるようにする
ことであり、またこれによって選別後の破砕ガラス片に
は水滴以外の異物を付着させることなく確実に選別でき
るようにして、その後特別な処理をすることなく容易に
該破砕ガラス片を再利用できるようにすることである。
【0012】また他の目的は、搬送される複数の破砕ガ
ラス片の中から指示装置により選別指示された破砕ガラ
ス片の表面に水滴供給装置から水滴を供給して付着させ
た後、取出し装置の平面状の当接面を搬送される破砕ガ
ラス片に当接させることにより、該水滴を界面張力によ
る接着剤として選別指示された破砕ガラス片のみを当接
面に付着させて搬送路外に取り出すことができるように
することであり、またこれによって水以外の素材を使用
することなく容易かつ確実に選別できるようにすること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、ホッパに投入された破砕ガラス片を該ホッパか
ら取り出しながら1列に整列させる整列装置と、該整列
装置から受け渡された前記破砕ガラス片を整列させた状
態で搬送する搬送装置と、選別すべき前記破砕ガラス片
が所定の位置まで搬送されたとき手動操作することによ
って選別指示信号を送出する指示装置と、前記搬送装置
によって搬送される前記破砕ガラス片の中から選別指示
された前記破砕ガラス片のみを前記搬送装置から取り出
して選別する取出し装置とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0014】また本発明(請求項2)は、搬送方向に往
復する振動が付与されるようにした断面V字形の搬送路
上にホッパから破砕ガラス片を供給し該破砕ガラス片を
1列に整列させて搬送する整列装置と、該整列装置から
受け渡された前記破砕ガラス片を1列に整列させた状態
で搬送する搬送装置と、選別すべき前記破砕ガラス片が
所定の位置まで搬送されたとき手動操作することによっ
て選別指示信号を送出する指示装置と、前記選別指示信
号が送出された後所定の一定時間経過後に作動して前記
搬送装置によって搬送される前記破砕ガラス片の中から
選別指示された前記破砕ガラス片のみを押圧して前記搬
送装置から取り出して選別する取出し装置とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0015】また本発明(請求項3)は、搬送方向に往
復する振動が付与されるようにした断面V字形の搬送路
上にホッパから破砕ガラス片を供給し該破砕ガラス片を
1列に整列させて搬送する整列装置と、該整列装置から
受け渡された前記破砕ガラス片を1列に整列させた状態
で搬送する搬送装置と、該搬送装置の近傍に配設され1
列で搬送される前記破砕ガラス片を照明すると共に該破
砕ガラス片が選別指示位置に達したことを作業者に知ら
せる照明装置と、選別すべき前記破砕ガラス片が前記照
明装置によって照明されたとき手動操作することによっ
て選別指示信号を送出する指示装置と、前記搬送装置の
搬送終点に配設され前記選別指示信号が送出された後所
定の一定時間経過後に作動して前記搬送装置によって搬
送される前記破砕ガラス片の中から選別指示された前記
破砕ガラス片のみを搬送方向と直角方向に押圧して前記
搬送装置から取り出して選別する高速シリンダ装置とを
備えたことを特徴とするものである。
【0016】また本発明(請求項4)は、搬送装置に積
載されて搬送される複数の破砕ガラス片の中から選別す
べき前記破砕ガラス片の表面にのみ水滴を付着させる水
滴供給装置と、表面が摂氏0℃以下に冷却され前記搬送
装置の上方に回動自在に配設され前記表面が搬送される
前記破砕ガラス片に接触したとき前記水滴を凍結させる
ことによって選別すべき前記破砕ガラス片のみを前記表
面に付着させて前記搬送装置の搬送路外に取り出して選
別する取出し装置とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0017】また本発明(請求項5)は、搬送方向に往
復する振動が付与されるようにした断面V字形の搬送路
上にホッパから破砕ガラス片を供給し該破砕ガラス片を
1列に整列させて搬送する整列装置と、該整列装置から
受け渡された前記破砕ガラス片を1列に整列させた状態
で搬送する搬送装置と、該搬送装置によって搬送される
前記破砕ガラス片の中から選別すべき破砕ガラス片を選
別して選別指示信号を送出する指示装置と、選別指示信
号によって判別された前記破砕ガラス片の表面にのみ水
滴を付着させる水滴供給装置と、表面が摂氏0℃以下に
冷却され前記搬送装置の上方に回動自在に配設され前記
表面が搬送される前記破砕ガラス片に接触したとき前記
水滴を凍結させることによって選別すべき前記破砕ガラ
ス片のみを前記表面に付着させて前記搬送装置の搬送路
外に取り出して選別する取出し装置とを備えたことを特
徴とするものである。
【0018】また本発明(請求項6)は、搬送装置に積
載されて搬送される複数の破砕ガラス片の中から選別す
べき前記破砕ガラス片の表面に水滴を付着させる水滴供
給装置と、前記破砕ガラス片との当接面が平面状とされ
上下方向に移動可能に前記搬送装置の上方に配設され前
記当接面を前記破砕ガラス片に当接させて前記水滴が付
着した前記破砕ガラス片のみを前記当接面に付着させて
前記搬送装置の搬送路外に取り出して選別する取出し装
置とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】また本発明(請求項7)は、搬送方向に往
復する振動が付与されるようにした断面V字形の搬送路
上にホッパから破砕ガラス片を供給し該破砕ガラス片を
1列に整列させて搬送する整列装置と、該整列装置から
受け渡された前記破砕ガラス片を1列に整列させた状態
で搬送する搬送装置と、該搬送装置によって搬送される
前記破砕ガラス片の中から選別すべき破砕ガラス片を選
別して選別指示信号を送出する指示装置と、選別指示信
号によって判別された前記破砕ガラス片の表面にのみ水
滴を付着させる水滴供給装置と、前記破砕ガラス片との
当接面が平面状とされ上下方向に移動可能に前記搬送装
置の上方に配設され前記当接面を前記破砕ガラス片に当
接させて前記水滴が付着した前記破砕ガラス片のみを前
記当接面に付着させて前記搬送装置の搬送路外に取り出
して選別する取出し装置とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。図1から図6において、本発明の第1
実施例に係るガラス片選別装置1は、整列装置2と、搬
送装置3と、照明装置4と、指示装置5と、取出し装置
の一例たる高速シリンダ装置6とを備えている。
【0021】整列装置2は、再利用可能な破砕ガラス
片、例えば白色ガラス9Aとその他の破砕ガラス片9B
とが混在した破砕ガラス片9を1列に整列させるための
ものであって、例えば断面が120°の角度でV字形に
折り曲げられ、長さ400mm程度の複数の金属板10
が一部が互いに重なった状態で段差を設けて並べられて
おり、該金属板10は夫々取付板11を介して振動台1
2に固定されている。
【0022】振動台12は、4本のばね13により揺動
可能に基台14に取り付けられ、また振動台12の側面
には起震装置15が取り付けられており、該起震装置1
5を作動させてばね13によって支持されている振動台
12を図1において左右方向(破砕ガラス片9の搬送方
向)に振動させるようになっている。
【0023】整列装置2の上方には、上面に開放された
投入口16aが、また下面に排出口16bが設けられた
ホッパ16が基台14から立設された支柱19に固定さ
れて配設され、投入口16aから投入された破砕ガラス
片9を排出口16bから排出して整列装置2に供給する
ようになっている。
【0024】搬送装置3は、整列装置2によって1列に
整列された破砕ガラス片9を積載して搬送するためのも
のであって、プーリ20,21に巻き掛けられた無端ベ
ルト22が駆動装置(図示せず)によって駆動されて一
定速度で循環走行するベルトコンベアであり、一端は整
列装置2の下方に位置して該整列装置2の金属板10か
ら順次落下して供給される破砕ガラス片9を積載するよ
うに構成され、他の一端である搬送終点EPには樋状の
ガイド部材23が配設され、搬送される破砕ガラス片9
を収集箱24に収集するようになっている。
【0025】照明装置4は、搬送装置3によって搬送さ
れる破砕ガラス片9を照明するためのものであって、搬
送装置3の側方に配設され、ランプ(図示せず)からの
光がレンズ装置4aにより1列で搬送される破砕ガラス
片9に焦点が合わされており、搬送される破砕ガラス片
9を順次照明して該破砕ガラス片9が選別指示位置SP
に達したことを作業者29に知らせるようになってい
る。
【0026】また、搬送装置3の照明装置4と対向する
位置には、作業机25及び椅子26が配設されており、
作業者29が座った楽な姿勢で作業できるようになって
いる。
【0027】指示装置5は、選別すべき破砕ガラス片9
Aをガラス片選別装置1に指示するためのものであっ
て、例えば作業机25上に設置された押しボタンスイッ
チ30であり、選別すべき破砕ガラス片9Aが照明装置
4によって照明されて該破砕ガラス片9Aが選別指示位
置SPに達したことを作業者29が認知して押しボタン
スイッチ30を操作すると、選別指示信号がガラス片選
別装置1に送出されるようになっている。
【0028】取出し装置の一例たる高速シリンダ装置6
は、搬送される破砕ガラス9の中から選別指示された破
砕ガラス片9Aのみを搬送装置3から取り出して選別す
るためのものであって、照明装置4から所定の距離だけ
離間して配設されたエアシリンダであり、搬送装置3の
搬送方向と直角方向にピストンロッド31が出没するよ
うに取付台32に固定されている。
【0029】ピストンロッド31の先端には押圧板33
が固定され、ピストンロッド31を出没させたとき、該
押圧板33は無端ベルト22の上方をわずかな隙間Xを
以て移動し、無端ベルト22に積載されている破砕ガラ
ス片9Aを押圧するように構成されている。
【0030】高速シリンダ装置6の作動は、選別指示位
置SPにおいて選別指示された破砕ガラス片9Aが高速
シリンダ装置6の位置に達したとき作動するよう、押し
ボタンスイッチ30を操作して選別指示信号を送出した
後、照明装置4と高速シリンダ装置6との距離及び無端
ベルト22の走行速度とから計算によって求められる所
定の時間経過後、作動するよう制御されており、これに
より選別指示された破砕ガラス片9Aを搬送装置3から
取り出すようになっている。
【0031】搬送装置3の高速シリンダ装置6と対向す
る反対側には、選別素材収納箱34が配置され、高速シ
リンダ装置6によって押圧されて搬送装置3から取り出
された選別指示された破砕ガラス片9Aを投入口34a
から投入し、収納するようになっている。
【0032】本発明の第2実施例に係るガラス片選別装
置40は、図7から図9において、整列装置2と、搬送
装置3と、指示装置41と、水滴供給装置42と、取出
し装置43とを備えている。
【0033】整列装置2及び搬送装置3は、第1実施例
において述べた装置と同一であるので、同一部分には図
面に同一の符号を付してその説明を省略する。
【0034】指示装置41は、搬送される多数の破砕ガ
ラス片9中から、例えば白色ガラス等の選別すべき破砕
ガラス片9Aを選別するようにガラス片選別装置40に
指示するためのものであって、図に示す実施例において
は、CCDカメラ44が搬送装置3の無端ベルト22の
上方に配設され、該無端ベルト22上に1列に積載され
て搬送される破砕ガラス片9を撮影して信号コード45
を介してモニタ46に映し出すようになっている。
【0035】モニタ46は、ガラス片選別装置40が配
設された選別室(図示せず)から離間し、空気調節装置
等により空調されて良好な環境とされている制御室(図
示せず)等に設置することもでき、制御装置49の設定
により自動的に選別すべき白色ガラス9Aを検出し、検
出信号を水滴供給装置42に送出するようになってい
る。
【0036】白色ガラス9Aの選別は、上述した如く、
制御装置49により自動的に行うこともできるが、制御
室にいる作業者がモニター46を目視してボタン操作す
ることにより選別信号を送出することもできる。
【0037】水滴供給装置42は、選別指示された白色
ガラス9Aの表面9aに水滴50を付着させるためのも
のであって、水滴50を供給するノズル装置51が無端
ベルト22の上方に上下動可能に配設され、該ノズル装
置51にはチューブ53が接続され、水供給制御装置5
2から適量の水50を供給するようになっており、指示
装置41から自動的に、又は手動により選別指示された
白色ガラス9Aが搬送されてノズル装置51の下方に到
達したとき、水供給制御装置52から水50をチューブ
53を介して供給し、白色ガラス9Aの表面9aに水滴
50を付着させるように構成されている。
【0038】取出し装置43は、搬送される破砕ガラス
片9中から選別指示された白色ガラス9Aだけを選別し
て取り出すためのものであって、搬送装置3の搬送終点
EPの上方に軸55を中心として回動自在とされた選別
ホィール54が配設され、該選別ホィール54の金属で
製作された外周表面54aは冷却装置(図示せず)によ
って摂氏0℃以下、理想的には瞬時に水滴50を凍結で
きるよう−10℃程度に冷却されている。
【0039】搬送装置3の搬送終点EPには、収集箱2
4が配設され、また選別ホィール54の外周表面54a
に先端58aが接触してスクレーパ58が固定され、該
スクレーパ58の下方には選別素材収納箱34が配設さ
れている。
【0040】そして、搬送される破砕ガラス片9に選別
ホィール54の外周表面54aを接触させることによ
り、水滴50を凍結させて水滴50が付着している白色
ガラス9Aのみを選別ホィール54に付着させて更に搬
送し、白色ガラス9A以外の破砕ガラス片9Bは搬送装
置3から収集箱24中に落下させて収納し、また選別ホ
ィール54に凍結、付着して搬送される白色ガラス9A
はスクレーパ58で該選別ホィール54から掻き落とし
て選別素材収納箱34内に収納するようになっている。
【0041】本発明の第3実施例に係るガラス片選別装
置60は、図10及び図11において、整列装置2と、
搬送装置3と、指示装置41と、水滴供給装置42と、
取出し装置61とを備えている。
【0042】整列装置2、搬送装置3、指示装置41及
び水滴供給装置42は、第1実施例又は第2実施例にお
いて述べた装置と同一であるので、同一部分には図面に
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0043】取出し装置61は、搬送される破砕ガラス
片9中から選別指示された、例えば白色ガラス9Aだけ
を選別して取り出すためのものであって、搬送装置3の
搬送終点EPに可動台62が水平方向に移動可能とされ
た移動装置63が配設され、該可動台62にはピストン
ロッド64が上下方向に出没可能にエアシリンダ65が
固定され、該エアシリンダ65には平面状の当接面66
aが形成された吸着板66が固定されている。
【0044】また搬送終点EPには、選別台68、選別
素材収納箱34及び収集箱24が配設されており、搬送
される破砕ガラス片9は搬送装置3から該選別台68上
に一度乗せられるようになっている。
【0045】そしてエアシリンダ65を作動させて選別
台68上に乗せられ破砕ガラス片9に対して上方からピ
ストンロッド64を降下させ、吸着板66の当接面66
aを該破砕ガラス片9に当接させ、水滴50が付着した
白色ガラス9Aだけを水滴50の粘性を利用して当接面
66aに界面張力により付着させて選別するようになっ
ている。
【0046】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。本発明の第1実施例に
係るガラス片選別装置1は、図6において、各種のガラ
スが混在した破砕ガラス片9を投入口16aからホッパ
16に投入し、起震装置15を作動させると、ホッパ1
6は矢印A又はB方向に振動し、ホッパ16中の破砕ガ
ラス片9を排出口16bから整列装置2の断面V字形の
金属板10上に排出される。
【0047】複数の金属板10は、起震装置15によっ
て矢印A方向に遅い速度で、矢印B方向に早い速度で往
復振動しているので、該金属板10上の破砕ガラス片9
は矢印C方向に順次移動し、このとき該金属板10上に
分散していた破砕ガラス片9は重力によって次第にV字
形の底部に集まり、1列に整列させられ、各々の破砕ガ
ラス片9は互いに重なり合う状態が解消される。
【0048】整列装置2により1列に整列した破砕ガラ
ス片9は、一定速度で循環走行する搬送装置3の無端ベ
ルト22上に落下するが、該無端ベルト22は破砕ガラ
ス片9の落下間隔に対して比較的速い速度で走行してい
るので、夫々の破砕ガラス片9は無端ベルト22上に落
下した段階では、互いに適度の間隔をあけて互いに離間
した状態で積載されて搬送される。
【0049】上記したように、互いに間隔をあけた状態
で1列に搬送される破砕ガラス片9が選別指示位置SP
に達すると、照明装置4のレンズ装置4aからの光が1
つの破砕ガラス片9を照明し、作業者29は容易に該破
砕ガラス片9の色、形状等を識別することができる。
【0050】作業者29は、照明されている破砕ガラス
片9が、例えば再利用に適した白色ガラス9Aであると
判断したとき、押しボタンスイッチ30を操作して選別
指示信号をガラス片選別装置1に送出する。
【0051】選別指示位置SPにおいて選別指示された
破砕ガラス片9Aが、更に搬送されて高速シリンダ装置
6の位置に達したとき、照明装置4と高速シリンダ装置
6との距離及び無端ベルト22の走行速度とから演算に
よって求められる所定の時間が丁度経過しているので、
ピストンロッド31は破砕ガラス片9Aの搬送方向と直
角方向(矢印D方向)に突出し、押圧板33が無端ベル
ト22に積載されている破砕ガラス片9Aを矢印D方向
に押圧し、選別指示された該破砕ガラス片9Aを選別素
材収納箱34の投入口34aから矢印F方向に落下させ
て白色ガラスである破砕ガラス片9Aのみを選別して収
納する。
【0052】選別指示されなかった、例えば色付きガラ
スである破砕ガラス片9Bは、高速シリンダ装置6によ
って押圧されることなく該高速シリンダ装置6を通過し
て搬送装置3によって更に搬送され、やがて搬送終点E
Pに配設されたガイド部材23上に落下して収集箱24
中に矢印G方向に落下し、色付きガラスのみが収集され
る。
【0053】上述した如く、照明装置4によって照明さ
れる選別指示位置SPにおいて作業者29が押しボタン
スイッチ30を操作して選別指示した破砕ガラス片9A
だけが、選別素材収納箱34内に収集され、その他の破
砕ガラス片9Bは収集箱24中に投入され、再利用可能
な破砕ガラス片9Aとその他の破砕ガラス片9Bとが選
別される。
【0054】本発明の第2実施例に係るガラス片選別装
置40は、図7から図9において、第1実施例のガラス
片選別装置1と同様に、ホッパ16に投入された破砕ガ
ラス片9は整列装置2によって1列に整列させられた
後、搬送装置3の無端ベルト22に受け渡されて搬送さ
れ、選別指示位置SPに達すると、上方に配設されたC
CDカメラ44が破砕ガラス片9を撮影してモニタ46
に映し出すと共に、制御装置49が選別すべき破砕ガラ
ス片9Aを自動的に検出し、検出信号を水滴供給装置4
2に送出する。
【0055】なお、破砕ガラス片9の選別指示は、作業
者が制御室でモニタ46を監視しながらスイッチ(図示
せず)を操作して選別指示信号を送出し、手動で検出信
号を送出することもできる。
【0056】破砕ガラス片9が更に搬送されて水滴供給
装置42の下方に達すると、ノズル装置51が矢印H方
向に下降し、水供給制御装置52からチューブ53を介
して適量の水50を矢印J方向にノズル装置51に供給
し、選別指示された破砕ガラス片9Aの表面9aに水滴
50を滴下させて付着させる。一方、選別指示されなか
った破砕ガラス片9Bには何の操作も加えることなく通
過させる。
【0057】破砕ガラス片9が搬送装置3の搬送終点E
Pまで搬送されると、冷却された選別ホィール54と該
破砕ガラス片9とが接触し、表面9aに水滴50が付着
した破砕ガラス片9Aは該水滴50が瞬間的に凍結する
ため、選別ホィール54の外周表面54aに付着して矢
印K方向に搬送され、スクレーパ58で該選別ホィール
54から矢印L方向に掻き落とされて選別素材収納箱3
4内に収納される。
【0058】一方、水滴50が付着していない選別指示
されなかった破砕ガラス片9Bは、選別ホィール54に
接触しても該選別ホィール54に付着することなく搬送
装置3によって更に搬送され、収集箱24中に矢印M方
向に落下して収納、選別される。
【0059】本発明の第3実施例に係るガラス片選別装
置60は、図10及び図11において、第2実施例のガ
ラス片選別装置40と同様にしてホッパ16から供給さ
れた破砕ガラス片9は整列装置2によって1列に整列さ
せられた後、搬送装置3の無端ベルト22に受け渡され
て搬送され、指示装置41により選別すべき破砕ガラス
片9Aに対して検出信号が水滴供給装置42に送出さ
れ、該信号に応じて水滴供給装置42が作動して選別指
示された破砕ガラス片9Aの表面9aに水滴50を滴下
させて付着させる。
【0060】破砕ガラス片9が更に矢印C方向に搬送さ
れ、搬送終点EPに達すると、該破砕ガラス片9は選別
台68上に受け渡され、次いで可動台62を矢印N方向
に移動させてエアシリンダ65を選別台68の上方に位
置させた後、ピストンロッド64を下方に突出させ、吸
着板66の当接面66aを破砕ガラス片9に当接させる
ことにより、水滴50が表面9aに界面張力により付着
した選別すべき破砕ガラス片9Aは、水滴50の粘性に
よって該当接面66aに界面張力により付着するが、他
の破砕ガラス片9Bは当接面66aに付着することはな
い。
【0061】当接面66aに破砕ガラス片9Aを付着さ
せたまま、ピストンロッド64を引き込み、次いで可動
台62を矢印O方向に選別素材収納箱34上方に移動さ
せた後、圧縮空気を矢印P方向に送り、当接面66aに
形成された穴(図示せず)から噴出させて破砕ガラス片
9Aを矢印Q方向に落下させて選別素材収納箱34内に
収納する。
【0062】選別指示されなかった他の破砕ガラス片9
Bは選別台68から直接収集箱24に落下して収納さ
れ、破砕ガラス片9は選別すべき破砕ガラス片9Aとそ
の他の破砕ガラス片9Bとに選別される。
【0063】なお、本ガラス片選別装置60は、水滴5
0の粘性によって破砕ガラス片9Aを当接面66aに界
面張力により付着するようになっているので、ある程度
の付着力を確保するため、広い面積で破砕ガラス片9A
が当接面66aに接触する必要があり、自動車の窓ガラ
スなどの平面部を有する板状ガラスの選別に有効な装置
である。
【0064】
【発明の効果】本発明は、上記のように破砕されたガラ
ス片を整列装置によって1列に整列させた後、搬送装置
によって搬送するようにしたので、搬送されている破砕
ガラス片の色、形状等を作業者が容易に認識できる効果
があり、またこの結果搬送途中の破砕ガラス片から目視
により誤りなく特定の色のガラス、例えば白色ガラスを
認識して指示装置で選別指示することができるという効
果がある。
【0065】また搬送されている破砕ガラス片の中から
指示装置によって選別指示された破砕ガラス片だけを取
出し装置によって搬送装置から取り出すようにしたの
で、単に選別指示を指示装置に指令するだけで、自動的
に再利用に有効な指示された破砕ガラス片だけを選別で
きる効果があり、またこの結果完全自動化すると不確実
かつ高価となってしまう部分を作業者との共同作業とし
て機械と人とを共存させ、安価な装置で確実かつ高速で
選別することができるという効果がある。
【0066】更には、搬送方向に振動が付与されるよう
にした断面V字型の搬送路をホッパ下方に配設し、該ホ
ッパから破砕ガラス片を供給するようにしたので、該搬
送路上を搬送しながら破砕ガラス片を確実に1列に整列
させて搬送することができ、選別の容易化と選別精度の
向上を図ることがてきる効果がある。
【0067】また破砕ガラス片を1列に整列させて搬送
する搬送装置の近傍に搬送される該破砕ガラス片を照明
する照明装置を配設すると共に、選別すべき破砕ガラス
片が照明されたとき操作することによって選別信号を送
出する指示装置及び該選別信号が送出された後、所定の
時間経過後に作動して選別指示された破砕ガラス片を押
圧して搬送装置から取り出す高速シリンダを配設したの
で、照明された破砕ガラス片だけを目視して、例えば白
色ガラスなどの再利用可能な破砕ガラス片を作業者が認
識したとき、指示装置を操作するだけで、該白色ガラス
だけを確実に高速シリンダで取り出すことができるとい
う効果があり、またこの結果安価な選別装置で誤りなく
再利用可能なガラスだけを選別できるという効果があ
る。
【0068】更には、搬送される複数の破砕ガラス片の
中から指示装置により選別指示された破砕ガラス片の表
面に水滴供給装置から水滴を供給して付着させた後、表
面が摂氏0℃以下に冷却された取出し装置の該表面に搬
送される破砕ガラス片を接触させるようにしたので、水
滴を凍結させて選別指示された破砕ガラス片のみを取出
し装置の表面に付着させて選別できる効果があり、また
この結果選別後の破砕ガラス片には水滴以外の異物を付
着させることなく確実に選別でき、その後特別な処理を
することなく容易に該破砕ガラス片を再利用できるとい
う効果がある。
【0069】また搬送される複数の破砕ガラス片の中か
ら指示装置により選別指示された破砕ガラス片の表面に
水滴供給装置から水滴を供給して付着させた後、取出し
装置の平面状の当接面を搬送される破砕ガラス片に当接
させるようにしたので、該水滴を界面張力による接着剤
として選別指示された破砕ガラス片のみを当接面に付着
させて搬送路外に取り出すことができる効果があり、ま
たこの結果水以外の素材を使用することなく容易かつ確
実に選別できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図6は本発明の第1実施例に係り、図
1はガラス片選別装置の斜視図である。
【図2】ガラス片選別装置の平面図である。
【図3】ガラス片選別装置の側面図である。
【図4】整列装置の側面図である。
【図5】整列装置の正面図である。
【図6】ガラス片選別装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】図7から図9は本発明の第2実施例に係り、図
7はガラス片選別装置の使用状態を示す斜視図である。
【図8】搬送される破砕ガラス片から所定のガラス片の
みが選別される状態を示す要部拡大側面図である。
【図9】搬送される破砕ガラス片の表面に水滴を付着さ
せる状態を示す要部拡大側面図である。
【図10】図10及び図11は本発明の第3実施例に係
り、図10はガラス片選別装置の使用状態を示す斜視図
である。
【図11】搬送される破砕ガラス片から所定のガラス片
のみが選別される状態を示す要部拡大側面図である。
【符号の説明】
1 ガラス片選別装置 2 整列装置 3 搬送装置 4 照明装置 5 指示装置 6 取出し装置の一例たる高速シリンダ装置 9 破砕ガラス片 9a 破砕ガラス片の表面 16 ホッパ 29 作業者 40 ガラス片選別装置 41 指示装置 42 水滴供給装置 50 水滴 54 取出し装置の一例たる選別ホィール 54a 選別ホィールの表面 60 ガラス片選別装置 66a 当接面 SP 選別指示位置 EP 搬送終点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパに投入された破砕ガラス片を該ホ
    ッパから取り出しながら1列に整列させる整列装置と、
    該整列装置から受け渡された前記破砕ガラス片を整列さ
    せた状態で搬送する搬送装置と、選別すべき前記破砕ガ
    ラス片が所定の位置まで搬送されたとき手動操作するこ
    とによって選別指示信号を送出する指示装置と、前記搬
    送装置によって搬送される前記破砕ガラス片の中から選
    別指示された前記破砕ガラス片のみを前記搬送装置から
    取り出して選別する取出し装置とを備えたことを特徴と
    するガラス片選別装置。
  2. 【請求項2】 搬送方向に往復する振動が付与されるよ
    うにした断面V字形の搬送路上にホッパから破砕ガラス
    片を供給し該破砕ガラス片を1列に整列させて搬送する
    整列装置と、該整列装置から受け渡された前記破砕ガラ
    ス片を1列に整列させた状態で搬送する搬送装置と、選
    別すべき前記破砕ガラス片が所定の位置まで搬送された
    とき手動操作することによって選別指示信号を送出する
    指示装置と、前記選別指示信号が送出された後所定の一
    定時間経過後に作動して前記搬送装置によって搬送され
    る前記破砕ガラス片の中から選別指示された前記破砕ガ
    ラス片のみを押圧して前記搬送装置から取り出して選別
    する取出し装置とを備えたことを特徴とするガラス片選
    別装置。
  3. 【請求項3】 搬送方向に往復する振動が付与されるよ
    うにした断面V字形の搬送路上にホッパから破砕ガラス
    片を供給し該破砕ガラス片を1列に整列させて搬送する
    整列装置と、該整列装置から受け渡された前記破砕ガラ
    ス片を1列に整列させた状態で搬送する搬送装置と、該
    搬送装置の近傍に配設され1列で搬送される前記破砕ガ
    ラス片を照明すると共に該破砕ガラス片が選別指示位置
    に達したことを作業者に知らせる照明装置と、選別すべ
    き前記破砕ガラス片が前記照明装置によって照明された
    とき手動操作することによって選別指示信号を送出する
    指示装置と、前記搬送装置の搬送終点に配設され前記選
    別指示信号が送出された後所定の一定時間経過後に作動
    して前記搬送装置によって搬送される前記破砕ガラス片
    の中から選別指示された前記破砕ガラス片のみを搬送方
    向と直角方向に押圧して前記搬送装置から取り出して選
    別する高速シリンダ装置とを備えたことを特徴とするガ
    ラス片選別装置。
  4. 【請求項4】 搬送装置に積載されて搬送される複数の
    破砕ガラス片の中から選別すべき前記破砕ガラス片の表
    面にのみ水滴を付着させる水滴供給装置と、表面が摂氏
    0℃以下に冷却され前記搬送装置の上方に回動自在に配
    設され前記表面が搬送される前記破砕ガラス片に接触し
    たとき前記水滴を凍結させることによって選別すべき前
    記破砕ガラス片のみを前記表面に付着させて前記搬送装
    置の搬送路外に取り出して選別する取出し装置とを備え
    たことを特徴とするガラス片選別装置。
  5. 【請求項5】 搬送方向に往復する振動が付与されるよ
    うにした断面V字形の搬送路上にホッパから破砕ガラス
    片を供給し該破砕ガラス片を1列に整列させて搬送する
    整列装置と、該整列装置から受け渡された前記破砕ガラ
    ス片を1列に整列させた状態で搬送する搬送装置と、該
    搬送装置によって搬送される前記破砕ガラス片の中から
    選別すべき破砕ガラス片を選別して選別指示信号を送出
    する指示装置と、選別指示信号によって判別された前記
    破砕ガラス片の表面にのみ水滴を付着させる水滴供給装
    置と、表面が摂氏0℃以下に冷却され前記搬送装置の上
    方に回動自在に配設され前記表面が搬送される前記破砕
    ガラス片に接触したとき前記水滴を凍結させることによ
    って選別すべき前記破砕ガラス片のみを前記表面に付着
    させて前記搬送装置の搬送路外に取り出して選別する取
    出し装置とを備えたことを特徴とするガラス片選別装
    置。
  6. 【請求項6】 搬送装置に積載されて搬送される複数の
    破砕ガラス片の中から選別すべき前記破砕ガラス片の表
    面に水滴を付着させる水滴供給装置と、前記破砕ガラス
    片との当接面が平面状とされ上下方向に移動可能に前記
    搬送装置の上方に配設され前記当接面を前記破砕ガラス
    片に当接させて前記水滴が付着した前記破砕ガラス片の
    みを前記当接面に付着させて前記搬送装置の搬送路外に
    取り出して選別する取出し装置とを備えたことを特徴と
    するガラス片選別装置。
  7. 【請求項7】 搬送方向に往復する振動が付与されるよ
    うにした断面V字形の搬送路上にホッパから破砕ガラス
    片を供給し該破砕ガラス片を1列に整列させて搬送する
    整列装置と、該整列装置から受け渡された前記破砕ガラ
    ス片を1列に整列させた状態で搬送する搬送装置と、該
    搬送装置によって搬送される前記破砕ガラス片の中から
    選別すべき破砕ガラス片を選別して選別指示信号を送出
    する指示装置と、選別指示信号によって判別された前記
    破砕ガラス片の表面にのみ水滴を付着させる水滴供給装
    置と、前記破砕ガラス片との当接面が平面状とされ上下
    方向に移動可能に前記搬送装置の上方に配設され前記当
    接面を前記破砕ガラス片に当接させて前記水滴が付着し
    た前記破砕ガラス片のみを前記当接面に付着させて前記
    搬送装置の搬送路外に取り出して選別する取出し装置と
    を備えたことを特徴とするガラス片選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288649A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Toppan Printing Co Ltd カラーフィルタの研磨方法
CN109013409A (zh) * 2018-07-11 2018-12-18 深圳市东西方实业发展有限公司 一种坚果筛选去杂机

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CN109013409A (zh) * 2018-07-11 2018-12-18 深圳市东西方实业发展有限公司 一种坚果筛选去杂机

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