JPH118936A - Svc装置の制御方式 - Google Patents

Svc装置の制御方式

Info

Publication number
JPH118936A
JPH118936A JP9158205A JP15820597A JPH118936A JP H118936 A JPH118936 A JP H118936A JP 9158205 A JP9158205 A JP 9158205A JP 15820597 A JP15820597 A JP 15820597A JP H118936 A JPH118936 A JP H118936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
adaptive
control system
svc device
svc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9158205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3633210B2 (ja
Inventor
Gakuo Akiyama
岳夫 秋山
Masayoshi Tamura
公良 田村
Masayuki Terajima
正之 寺嶋
Junichi Shimomura
潤一 下村
Akifumi Ichihara
昌文 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP15820597A priority Critical patent/JP3633210B2/ja
Publication of JPH118936A publication Critical patent/JPH118936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633210B2 publication Critical patent/JP3633210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 系統の上位リアクトル成分の変動に関係なく
連系点電圧一定制御を安定に行う。 【解決手段】 SVC装置で系統電圧を一定制御するプ
ラントAに、その規範モデルBとモデル規範形適応制御
系(MRAC)からなる適応機構Cを設け、MRACに
よりPIコントローラ14のPIゲインを適応的に調整
する。MRACには、適応パラメータの過度な変動を防
止する一次ローパスフィルタ54と、ノイズ成分による
適応パラメータの変動抑制する不感帯ブロック55と、
無駄時間を与えパルス的な変動を無視するフィルタ56
と、適応パラメータの変動を促し収束値を適切な値とす
る再同定ブロック61を設け、オーバーシュート及びア
ンダーシュートと応答遅れのない制御を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SVC装置(静
止型無効電力補償装置)の制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、SVC装置を系統連系点電圧一定
制御(以下、SVC制御という)に用いる場合には、連
系点電圧を検出してそれを適当なローパスフィルタに通
したものを制御量として、一般的なPI制御系とするこ
とにより行われている。図8にSVC制御系の構成を示
し、図9にSVC装置の電力系統に対する配置を示す。
【0003】図8において、11は連系点電圧指令、1
3は電圧偏差検出用加算器、14は電圧偏差を比例積分
演算するPIコントローラ、22はコントローラからの
電流指令を制限するリミッタ、23はリミッタ22から
の電流指令で動作するインバータ、26は電力系統、3
0は連系点電圧実効値を検出する4次のローパスフィル
タ、31は連系点電圧実効値を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来図8の制御系
が安定に動作するためには、系統連系点の上位側リアク
トル成分Lppの大きさに応じてPIゲインを適切に調
整しなければならない。ところが、制御動作中はPIゲ
インは固定されたままであり、上位側リアクトル成分L
ppが変動した場合には制御系が不安定になる場合があ
る。
【0005】上記従来制御系のステップ応答を図10〜
図13に示す。PIゲインはLpp=0.75mHでオ
ーバーシュートがなく応答も速くなるように調整されて
いる。図10はLpp=1.6mH、図11はLpp=
1.0mH、図12はLpp=0.75mH、図13は
Lpp=0.3mHの場合のステップ応答である。PI
ゲインが適切な図12ではオーバーシュートもなく応答
も速い。しかし、図10,図11の場合にはLppが大
きくなっているため振動的な応答や、オーバーシュート
を持つ応答になっている。一方、図13はLppが小さ
くなっているため、応答が遅くなっている。
【0006】このように、上記制御系では、上位リアク
トル成分Lppがある値のときには望ましい応答になる
が、Lppの値が変動した場合には振動的な応答になっ
たり、応答が遅くなったりする。また、更にLppが増
えた場合には制御動作が不可能になるという問題があ
る。また、振動的な応答を示すので、電圧を変化させた
ときのオーバーシュートの高電圧により機器の許容定格
電圧を超える場合には、機器へのストレスが増大する。
また、アンダーシュートの低電圧では様々な装置が正常
に動作しないといった問題がある。
【0007】この発明は、従来のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、上
位リアクトル成分が変動した場合には適応的にPIゲイ
ンを調整し、上位リアクトル成分の大きさにかかわら
ず、予め設定された規範モデルと同じ応答が得られるS
VC装置の制御方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、SVC装置
により系統連系点電圧を一定に制御するSVC装置の制
御方式において、制御対象に可調整パラメータが付加さ
れたプラントの動作手本となる規範モデル系と、プラン
トと規範モデルからの各状態信号に重みをつけて加算し
て状態誤差を演算する手段と、この状態誤差とプラント
の電流指令から適応パラメータを演算する手段とを有
し、この適応パラメータをSVC装置の無効電流指令値
に乗ずるモデル規範形適応制御系とを設けて、プラント
の応答が規範モデルの応答と等しくなるようにSVC装
置を制御するものである。
【0009】そして、モデル規範形適応制御系に、状態
誤差を通す一次ローパスフィルタと、演算された適応パ
ラメータを通す一次ローパスを設けて制御系の動作を安
定させる。
【0010】また、モデル規範形適応制御系に、状態誤
差に定常的に存在するノイズ成分を除去する不感帯ブロ
ックを設けて適応パラメータのドリフトを防止する。
【0011】また、モデル規範形適応制御系に、適応パ
ラメータの変動を促す再同定処理ブロックを設けて適応
パラメータの収束値を適切にする。
【0012】また、SVC装置の出力無効電流指令値
に、負荷無効電流の直流分を足す手段を設け、負荷の無
効電流変動による電圧変動を減少させる。
【0013】また、モデル規範形適応制御系における適
応則中のPIコントローラの積分器出力誤差の重みを零
とし、SVC装置の出力無効電流指令値に差が発生して
も適応パラメータの変動が抑制されるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に実施の形態にかかるモデル
規範形適応制御系(MRAC)を応用したSVC制御系
を示す。同図において、A(11〜31)はプラント、
B(41〜47)は規範モデル、C(51〜60)は適
応機構(MRAC)である。(MRACについては、
「計測と制御」Vol、17、NO.8、(昭53、
8)P、602参照)。
【0015】プラントAは、SVC装置を制御するため
の連系点電圧指令11を適応機構Cの再同定動作ブロッ
ク61からの再同定信号で補正する加算器12と、この
補正された電圧指令とローパスフィルタ30で検出し連
系点電圧との偏差を検出する加算器13と、この偏差電
圧をPI演算するPIコントローラ14と、このコント
ローラからの無効電流指令と適応機構Cのリミッタ59
からの可調整パラメータを乗算し、パラメータ補正した
無効電流指令を出力する乗算器19と。
【0016】この電流指令から負荷無効電流の直流成分
を足す加算器21と、この加算器からの無効電流指令を
制限するリミッタ22と、このリミッタからの無効電流
指令に実負荷無効電流24を加算する加算器25と、こ
の加算器からの無効電流指令に基づくSVC装置出力電
流が流れる連系点上位側系統の定数(W,Lpp)27
と、系統電源電圧28に系統の定数27による電圧降下
を加算して連系点電圧を出力する加算器29と、この連
系点電圧実効値を検出し制御量として偏差検出加算器1
3に出力する4次のローパスフィルタ30で構成されて
いる。
【0017】規範モデルBは、プラントAの加算器12
からの再同定信号が加算された電圧指令と4次のローパ
スフィルタモデル47からの検出電圧との偏差を検出す
る加算器41と、この電圧偏差をPI演算するPIコン
トローラモデル42と、このコントローラモデルからの
電流指令を制限するリミッタモデル43と、このSVC
装置出力電流が流れる連系点上位側系統の定数(W,L
pp)44と、系統電源電圧45に系統の定数44によ
る電圧降下を加算して連系点電圧を出力する加算器46
と、この連接点電圧実効値を検出する4次のローパスフ
ィルタモデル47で構成されている。
【0018】適応機構Cは、規範モデルBのローパスフ
ィルタモデル47,PIコントローラモデル42,プラ
ントAのローパスフィルタ30,PIコントローラ14
からの4つの状態信号が入力し、5つの状態変数誤差を
設定する状態変数誤差設定ブロック51と、この5つの
状態変数誤差にそれぞれ重みつけするための5つの重み
(このうちの第5成分である適応則中のPIコントロー
ラの積分器出力の重みは0とする)を出力する重み設定
ブロック52と、上記5つの状態変数にそれぞれ5つの
重みを掛けて重みづけし加算して規範モデルBとプラン
トAの状態誤差を出力する状態誤差演算器53と。
【0019】この状態誤差を通す一次のローパスフィル
タ54と、このローパスフィルタからの状態誤差を図示
の特性で通す不感帯ブロック55と、図2のフローによ
り不感帯ブロック55からの状態誤差PFILinに無
駄時間DTを与えてパルス的に発生する状態誤差を除去
する移相フィルタ56と。
【0020】この移相フィルタ56からの状態誤差とプ
ラントAのPIコントローラ14からの電流指令とによ
り適応パラメータKLを演算する適応パラメータ演算ブ
ロック57と、この適応パラメータを通す1次ローパス
フィルタ58と、このフィルタからの適応パラメータを
制限するリミッタ59と、このリミッタからの適応パラ
メータKLを図3のアルゴリズムにより再同定処理し、
プラントAの加算器12に再同定信号IDを出力する再
同定動作ブロック61で構成されている。
【0021】上記状態変数設定ブロック51は、PIコ
ントローラモデル42からの積分出力Xcm(1次元ベ
クトル(スカラ))と、ローパスフィルタモデル47か
らの4次のローパスフィルタの状態の4次元ベクトルX
fmと、PIコントローラ14からの積分出力Xcp
(スカラ)と、ローパスフィルタ30からの4次元ベク
トルXfpから5次元ベクトルeを出力する。前記の記
号を用いて、第1番目から第4番目の要素は、Xfm・
Xfp、第5番目の要素はXcm・Xcpとなる。
【0022】また、上記状態変数誤差設定ブロック51
から出力される5つの重みである5次元の定数ベクトル
PBfoは、PIコントローラ42,14、4次のロー
パスフィルタ47,30及びインピーダンスモデルwL
Mの各ブロック中の係数を用いて、一般的なMRACの
構成手法に従って導出される。
【0023】また、状態誤差演算器53の出力は、状態
変数誤差設定ブロック51の出力を上記5次元の定数ベ
クトルPBfoで重みづけしたものであり、ブロック5
1の出力を〔e1,e2,e3,e4,e5〕、定数ベ
クトルPBfoの5次元ベクトルを〔c1,c2,c
3,c5〕と表すと、状態誤差演算器53の出力は、c
1e1+c2e2+c3e3+c4e4+c5e5とな
る。
【0024】以上のように構成されているので、適応機
構CはプラントA及び規範モデルBのPIコントローラ
14及びそのモデル42と4次ローパスフィルタ30及
びそのモデル47からの信号を取り込んで、プラントA
の加算器12にプラントAの応答が規範モデルCの応答
と等しくなるように再同定信号IDを出力する。
【0025】そのため、連系点上位側のリアクトル成分
Lppが変動した場合にもプラントAのPIゲインが適
応的に調整される。従って、リアクトル成分Lppの大
きさに拘わらず、プラントAの応答は規範モデルCと同
じ応答となる。
【0026】ただ、単にMRACを適用しただけでは、
上位負荷変動等の外乱の影響を受けやすいが、上記実施
の形態ではMRACの適応則が下記のように改良されて
いるので、外乱の影響を受けることがない。
【0027】(1)演算器53からの規範モデルとプラ
ントの状態誤差を一次のローパスフィルタ54に通し
た。 (2)それを更に不感帯ブロック55に通した。 (3)それを更にパルス状の変動は無視する移相フィル
タ56に通した。 (4)演算ブロック57で演算された適応パラメータを
一次のローパスフィルタ58に通した。 (5)再同定動作ブロック61を付加した。 (6)乗算器19から出力されるSVC装置出力無効電
流指令値に負荷無効電流の直流成分20を足した。 (7)適応則中のPIコントローラ14と42の積分器
出力誤差の重みをゼロにした。
【0028】上記MRAC適応則の改良により下記のよ
うに上位負荷変動等の外乱の影響を受けなくなる。
【0029】上記(1)のローパスフィルタ54の効果
により、負荷変動や上位インピーダンス変動により引き
起こされた電圧変動による状態誤差変動が干渉され、適
応パラメータ変動が抑制される。上記(2)の不感帯ブ
ロック55により、状態誤差に定常的に存在するノイズ
成分による適応パラメータ変動が抑制される。上記
(4)の移相フィルタ56により適応パラメータの過渡
な変動が抑制される。
【0030】上記(1)のローパスフィルタ54,
(2)の不感帯ブロック55、(4)のローパスフィル
タ58を付けることによりそれらのノイズの影響が除去
され制御動作が安定する。ところが、上位負荷が変動し
た場合、この変動によってMRACの状態誤差が発生
し、この状態誤差により適応パラメータがドリフトし、
制御系が不安定になり、上位負荷変動によりパルス的な
変動が生ずるが、上記(3)の移相フィルタ55によ
り、パルス的な変動が無視される。
【0031】上記インピーダンスや負荷が変動した場
合、MRACと上記(1)〜(4)の効果により適応パ
ラメータが変動し、ある値に収束する。ところが、その
収束値が必ずしも適切な値になっているとは限らない
が、上記(5)の再同定処理ブロック61を付けたこと
により適応パラメータの変動が促され、その収束値は適
切な値となる。
【0032】負荷が変動した場合、負荷の種類により系
統無効電流と系統有効電流が変動する。無効電流が変動
した場合、規範モデルBの無効電流指令値とSVC装置
の無効電流指令値が異なり、これが状態誤差となり、適
応パラメータのドリフト現象が発生するが、上記(6)
の無効電流指令値に負荷無効電流の直流成分を足したこ
とにより、負荷の無効電流が変動した場合でも、規範モ
デルとSVC装置の出力無効電流指令値は等しくなり、
適応パラメータのドリフトが発生しない。また、負荷の
無効電流変動による電圧変動も減少する。
【0033】一方、負荷の有効電流が変動した場合、負
荷有効電流変動による電圧変動をSVC装置は無効電流
を出力することにより補償する。従って、負荷有効電流
が変動した場合にも規範モデルとSVC装置の出力無効
電流に定常的に差が発生することになり、これにより適
応パラメータのドリフトが発生するが、上記(7)のP
Iコントローラの積分出力の重みをゼロとしたことによ
り、負荷有効電流が変動し規範モデルとSVC装置の出
力無効電流指令値に差が発生しても、適応パラメータの
動作が抑制される。
【0034】上記(6)の具体的方法は、次の通りであ
る。SVC装置の出力無効電流指令値Id refはP
Iコントローラにより、 Id ref=(Kp+Ki/S)(連系点電圧実効値
設定値−連系点電圧実効値) で与えられる。
【0035】上記(6)の負荷の無効電流をId lo
ad refとすると、 Id ref=(Kp+Ki/S)(連系点電圧実効値
設定値−連系点電圧実効値)+Id load ref とすることである。
【0036】また、上記(8)の具体的方法は、次のと
おりである。今、重み設定ブロック52の重みPBf0
は一般的なMRACの導出過程から導かれる(前記参考
文献参照)。
【0037】図1の制御系においては、重みPBf0は
5次元ベクトルとなり、その実際の値は、P PBf0=[69.2,66.6,−61.9,−9
0.4,−0.015] である。上記(8)は、PBf0=[69.2,66.
6,−61.9,−90.4,0]とする。
【0038】図4〜図7にそれぞれ従来図10〜図13
の実験と同じPIゲイン,リアクトルLppを用いたと
きの実験結果を示す。図4〜図7では、それぞれLpp
が異なるにもかかわらず、いずれも同じステップ応答を
示している。また、どの場合にもオーバーシュートはな
く応答も速い。したがって、オーバーシュートによる機
器の破損、アンダーシュートによる機器の不動作、ま
た、応答時間の遅れなどの可能性が少ない。
【0039】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、以下に記載する効果を奏する。
【0040】(1)上位リアクトル成分の大きさが変わ
っても予め設定された規範モデルと同じ応答が得られ
る。
【0041】(2)このためオーバーシュートによる機
器の破損,アンダーシュートによる機器の不動作,応答
時間遅れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるMRACを応用したSVC
制御系を示すブロック図。
【図2】パルス的に発生する状態誤差を除去するフィル
タ処理フロー図。
【図3】再同定処理アルゴリズム。
【図4】MRACを応用したSVC制御系のステップ応
答(Lpp=1.6mHの場合)を示すグラフ。
【図5】MRACを応用したSVC制御系のステップ応
答(Lpp=1.0mHの場合)を示すグラフ。
【図6】MRACを応用したSVC制御系のステップ応
答(Lpp=0.75mHの場合)を示すグラフ。
【図7】MRACを応用したSVC制御系のステップ応
答(Lpp=0.3mHの場合)を示すグラフ。
【図8】従来例にかかるSVC制御系を示すブロック
図。
【図9】SVC装置の配置図。
【図10】従来SVC制御系のステップ応答(Lpp=
1.6mHの場合)を示すグラフ。
【図11】従来SVC制御系のステップ応答(Lpp=
1.0mHの場合)を示すグラフ。
【図12】従来SVC制御系のステップ応答(Lpp=
0.75mHの場合)を示すグラフ。
【図13】従来SVC制御系のステップ応答(Lpp=
0.3mHの場合)を示すグラフ。
【符号の説明】
A…プラント B…規範モデル C…適応機構,モデル規範形適応制御系,MRAC 11…連系点電圧指令 12,13…加算器 14…PIコントローラ 19…乗算器 20…負荷無効電流の直流成分 21…加算器 22…リミッタ 24…実負荷無効電流 25…加算器 27…連系点上位側送電線定数 28…系統電源電圧 29…加算器 30…4次のローパスフィルタ,実効値検出用ローパス
フィルタ 41…加算器 42…PIコントローラモデル 43…リミッタモデル 44…送電線定数モデル 45…系統電源電圧モデル 46…加算器 47…4次のローパスフィルタモデル,実効値検出用ロ
ーパスフィルタモデル 51…状態変数設定ブロック 52…重み設定ブロック 53…状態誤差演算器 54…1次ローパスフィルタ 55…不感帯ブロック 56…パルス的に発生する状態誤差除去フィルタ 57…適応パラメータ演算ブロック 58…1次ローパスフィルタ 59…リミッタ 61…再同定動作ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 潤一 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 市原 昌文 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SVC装置により系統連系点電圧を一定
    に制御するSVC装置の制御方式において、 制御対象に可調整パラメータが付加されたプラントの動
    作手本となる規範モデル系と、 プラントと規範モデルからの各状態信号に重みをつけて
    加算して状態誤差を演算する手段と、この状態誤差とプ
    ラントの電流指令から適応パラメータを演算する手段と
    を有し、この適応パラメータをSVC装置の無効電流指
    令値に乗ずるモデル規範形適応制御系と、 を備え、プラントの応答が規範モデルの応答と等しくな
    るようにSVC装置を制御することを特徴とするSVC
    装置の制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記モデル規範形適応制御系に、状態誤差を通す一次ロ
    ーパスフィルタと、演算された適応パラメータを通す一
    次ローパスフィルタとを設け、制御系の動作を安定化さ
    せることを特徴とするSVC装置の制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記モデル規範形適応制御系に、状態誤差に定常的に存
    在するノイズ成分を除去する不感帯ブロックを設け、適
    応パラメータのドリフトを防止することを特徴とするS
    VC装置の制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3において、 前記モデル規範形適応制御系に、適応パラメータの変動
    を促す再同定処理ブロックを設け、適応パラメータの収
    束値を適切にすることを特徴とするSVC装置の制御方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1つにおい
    て、 SVC装置の出力無効電流指令値に、負荷無効電流の直
    流分を足す手段を設け、負荷の無効電流変動による電圧
    変動を減少させることを特徴とするSVC装置の制御方
    式。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つにおい
    て、 PIコントローラの積分器出力誤差の前記モデル規範形
    適応制御系における適応則中の重みを零とし、SVC装
    置の出力無効電流指令値に差が発生しても適応パラメー
    ターの変動が抑制されることを特徴とするSVC装置の
    制御方式。
JP15820597A 1997-06-16 1997-06-16 Svc装置の制御方式 Expired - Fee Related JP3633210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15820597A JP3633210B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 Svc装置の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15820597A JP3633210B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 Svc装置の制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH118936A true JPH118936A (ja) 1999-01-12
JP3633210B2 JP3633210B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=15666589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15820597A Expired - Fee Related JP3633210B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 Svc装置の制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633210B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497768B1 (ko) * 2002-10-31 2005-06-28 한국전력공사 정적 보상기의 전압제어기
US7124015B2 (en) 2002-07-05 2006-10-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Control apparatus for plant
CN100362443C (zh) * 2005-09-13 2008-01-16 中国电力科学研究院 基于浮点数dsp与fpga的静止无功补偿器的调节板
KR101034542B1 (ko) * 2008-10-31 2011-05-12 한국전력공사 무효 전력 보상 장치 제어기
CN105204339A (zh) * 2015-09-24 2015-12-30 哈尔滨工程大学 气垫船姿态调节的主动时滞反馈控制装置及方法
CN106200738A (zh) * 2015-06-01 2016-12-07 英特希尔美国公司 一种设备、电子装置及控制电流模式调节器的方法
CN108206533A (zh) * 2018-03-12 2018-06-26 长沙理工大学 一种柔性直流输电系统逆变站控制参数整定方法
CN110149067A (zh) * 2019-05-23 2019-08-20 四川长虹电器股份有限公司 逆变器系统的pi分区控制方法
CN111987951A (zh) * 2020-09-06 2020-11-24 西北工业大学 一种基于自适应pi参数的航空三级式变频交流发电系统电压稳定控制方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7124015B2 (en) 2002-07-05 2006-10-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Control apparatus for plant
KR100497768B1 (ko) * 2002-10-31 2005-06-28 한국전력공사 정적 보상기의 전압제어기
CN100362443C (zh) * 2005-09-13 2008-01-16 中国电力科学研究院 基于浮点数dsp与fpga的静止无功补偿器的调节板
KR101034542B1 (ko) * 2008-10-31 2011-05-12 한국전력공사 무효 전력 보상 장치 제어기
US10637266B2 (en) 2015-06-01 2020-04-28 Intersil Americas LLC Regulator with high speed nonlinear compensation
CN106200738A (zh) * 2015-06-01 2016-12-07 英特希尔美国公司 一种设备、电子装置及控制电流模式调节器的方法
US11621574B2 (en) 2015-06-01 2023-04-04 Intersil Americas LLC Regulator with high speed nonlinear compensation
CN105204339A (zh) * 2015-09-24 2015-12-30 哈尔滨工程大学 气垫船姿态调节的主动时滞反馈控制装置及方法
CN108206533A (zh) * 2018-03-12 2018-06-26 长沙理工大学 一种柔性直流输电系统逆变站控制参数整定方法
CN110149067B (zh) * 2019-05-23 2020-06-30 四川长虹电器股份有限公司 逆变器系统的pi分区控制方法
CN110149067A (zh) * 2019-05-23 2019-08-20 四川长虹电器股份有限公司 逆变器系统的pi分区控制方法
CN111987951A (zh) * 2020-09-06 2020-11-24 西北工业大学 一种基于自适应pi参数的航空三级式变频交流发电系统电压稳定控制方法
CN111987951B (zh) * 2020-09-06 2021-11-26 西北工业大学 一种基于自适应pi参数的航空三级式变频交流发电系统电压稳定控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3633210B2 (ja) 2005-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chen et al. A state-dependent boundary layer design for sliding mode control
JP4226859B2 (ja) モデルフリー型適応プロセスコントローラ
KR900005546B1 (ko) 적응프로세스 제어장치
KR101244588B1 (ko) 인버터 제어장치 및 전력변환장치
US6359416B1 (en) Adaptive predictive synchronous current frame regulator method and apparatus
KR930011002B1 (ko) 프로세스 제어시 프로세스 상태에 따라 제어정수를 변경하는 방법 및 장치
JP4218705B2 (ja) アクティブフィルタ
JPH118936A (ja) Svc装置の制御方式
US6597146B1 (en) Method and apparatus to compensate for cyclic load disturbances in a control system
US6571135B2 (en) Control unit for controlling a system with several coupled variables
US10601348B2 (en) Sensor-less control of an electric motor
JP5292637B2 (ja) 駆動装置および方法
CN112103970A (zh) 一种并网变流器间谐波振荡抑制方法及装置
US5980080A (en) Windup and noise protection of digital controllers in a layered control
KR20230154976A (ko) 모터 제어 장치, 모터 제어 시스템 및 모터 제어 방법
JP6119297B2 (ja) 周期性外乱抑制制御装置
RU2457529C1 (ru) Адаптивная система для регулирования и стабилизации физических величин
KR20070043071A (ko) 비례-적분 제어기의 게인 튜닝방법
Wahid et al. Improvement of linear distillation column control performance using fuzzy self-tuning PI controller
JPH07203672A (ja) Pwm制御方式を用いた電源装置
Prokop et al. Tracking and disturbance attenuation for unstable systems: algebraic
KR100805242B1 (ko) 서보모터의 제어시스템 및 그 제어방법
JP2850076B2 (ja) 制御装置
Chaoui et al. Indirect adaptive control in presence of input saturation constraint
Avvari et al. Effect of Tuning Parameter on the Stability of the TDF-IMC Scheme for Load Frequency Control

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041220

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees