JPH1188914A - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JPH1188914A
JPH1188914A JP9257775A JP25777597A JPH1188914A JP H1188914 A JPH1188914 A JP H1188914A JP 9257775 A JP9257775 A JP 9257775A JP 25777597 A JP25777597 A JP 25777597A JP H1188914 A JPH1188914 A JP H1188914A
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Masutaka Inoue
益孝 井上
Atsuhiro Yamashita
敦弘 山下
Toshiyuki Nakamura
豪志 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察者が立体映像を認識しやすいようにす
る。 【解決手段】 センサ24から位置検出信号が出力され
ると、切替タイミング制御回路26に含まれる検知回路
28は位置検出信号のエッジを検知し、検知信号を生成
し計時回路32に出力する。計時回路32は検知信号の
立ち上がりを検出し、下に凸の矩形状の制御信号を生成
し、映像切替信号生成回路30に与える。すると、映像
切替信号生成回路30は、制御信号の立ち上がりに合わ
せて位置検出信号を取り込み、映像切替信号を生成し、
映像切替回路34に与える。映像切替回路34は、映像
切替信号に応じて、液晶パネル14に表示する映像を切
り替える。映像切替回路34には、位置検出信号ではな
く映像切替信号を与えるので、映像切り替えのタイミン
グを遅延し、また、位置検出信号が揺らいでも、映像切
替動作に対する影響を低減して、煩雑な映像の切り替わ
りを少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は立体表示装置に関
し、特にたとえば特殊な眼鏡を用いることなく立体映像
を鑑賞できる眼鏡なし立体表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15を参照して、この種の立体表示装
置1としては、たとえば液晶パネルなどの画像を表示す
る表示パネル2上にパララックスバリア3やレンチキュ
ラレンズ4等を貼り合わせてなる眼鏡なし立体ディスプ
レイ5を用いるものがある。このように、表示パネル2
上にパララックスバリア3やレンチキュラレンズ4等を
貼り合わせることによって、画素上の画像の左右分離を
行い、特殊な眼鏡を装着することなしに立体映像を観察
することができる。なお、図15において、Eは眼間距
離である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、適視距離D
においては、右目画像を観察できる右目画像領域Rと左
目画像を観察できる左目画像領域Lとが交互に存在す
る。
【0004】したがって、観察者6の右目rが右目画像
領域に、左目lが左目画像領域に、それぞれ位置する場
合には、観察者6は正視領域(図15ではaで示す)に
いるので、立体視可能であるが、逆の場合には観察者6
は逆視領域(図15ではbで示す)にいるので、立体視
できなくなり、さらに、正視領域と逆視領域との間に存
在するクロストーク領域(図15ではcで示す)では、
片目に右目画像と左目画像との両方が観察される。この
ように立体視できる領域が限定されている。
【0005】また、本件出願人は特開平7ー18142
9号公報において、光源をストライプ化し、さらに液晶
パネルに1ラインおきに右目情報と左目情報とを交互に
表示することにより、特殊な眼鏡を装着することなしに
立体映像を観察する技術を開示しているが、この場合に
おいても同様である。
【0006】そこで、センサにより観察者の頭位置を検
出し、その位置検出信号によって、表示すべき映像を切
り替えることで、立体観察領域を広げる技術が提案され
ている。
【0007】しかし、観察者が正視領域/逆視領域の境
界すなわちクロストーク領域に位置するとき、あるいは
外部ノイズが大きいような環境では、センサによる位置
検出信号の切り替わりが頻繁に起こり、それに応じて、
表示している映像の切り替わりが頻繁に行われることに
なる。その結果、観察者が立体映像を認識しづらい状況
を招いてしまうという問題点があった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、観
察者が立体映像を認識しやすい、立体表示装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の立体表示装置は、眼鏡を用いるこ
となく立体映像を鑑賞できる立体表示装置であって、観
察者の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出手
段、位置検出手段からの位置検出信号に基づいて、映像
切り替えのタイミングを制御するための映像切替信号を
生成する切替タイミング制御手段、および表示すべき映
像を映像切替信号に応じて切り替える映像切替手段を備
える。
【0010】請求項1に記載の立体表示装置では、ま
ず、センサなどからなる位置検出手段が観察者の位置を
検出し、その位置に応じた位置検出信号を切替タイミン
グ制御手段に出力する。切替タイミング制御手段は、位
置検出信号に基づいて映像切替信号を生成し、映像切り
替えのタイミングを制御する。映像切替手段は、映像切
替信号に応じて表示すべき映像を切り替える。このよう
に映像切替手段は、位置検出信号をそのまま用いて映像
を切り替えるのではなく、位置検出信号に基づいて生成
された映像切替信号を用いて映像を切り替えるので、微
妙な観察者の動きや外部ノイズによって位置検出信号に
揺らぎが生じても、映像切り替えに対する影響は低減さ
れる。
【0011】請求項2に記載の立体表示装置は、請求項
1に記載の立体表示装置において、切替タイミング制御
手段は、位置検出信号の変化に応じた検知信号を出力す
る検知手段、位置検出信号を取り込むタイミングを制御
するための制御信号を検知信号に基づいて生成する制御
信号生成手段、および制御信号と位置検出信号とに基づ
いて映像切替信号を生成する映像切替信号生成手段を備
えるものである。
【0012】請求項2に記載の立体表示装置では、検知
手段が位置検出手段からの位置検出信号の変化を検知し
て検知信号を生成し、制御信号生成手段に出力する。制
御信号生成手段は、その検知信号に基づいて位置検出信
号を取り込むタイミングを制御するための制御信号を生
成し、そして、映像切替信号生成手段は、制御信号生成
手段からの制御信号と位置検出信号とに基づいて映像切
替信号を生成し、映像切替手段に与える。映像切替手段
では、映像切替信号に応じて映像を切り替える。
【0013】請求項3に記載の立体表示装置は、請求項
2に記載の立体表示装置において、制御信号生成手段
は、検知信号に基づいて制御信号を生成する計時手段を
含むものである。
【0014】請求項3に記載の立体表示装置では、計時
手段が、検知手段からの検知信号に基づいて制御信号を
生成し、映像切替信号生成手段に与える。このとき、計
時手段で設定される所定時間によって、制御信号の出力
タイミング、すなわち位置検出信号を取り込むタイミン
グが決定される。
【0015】請求項4に記載の立体表示装置は、請求項
3に記載の立体表示装置において、計時手段は、検知信
号の入力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機
能を有するものである。
【0016】請求項4に記載の立体表示装置では、計時
手段は、検知信号が入力される毎にリセットされ、再計
時を開始する。したがって、計時手段によって設定され
る所定時間より短い時間間隔で検知信号が計時手段に入
力されれば、その都度計時手段はリセットされ、その結
果、位置検出信号の取り込みタイミングが遅延する制御
信号が生成される。
【0017】請求項5に記載の立体表示装置は、請求項
2に記載の立体表示装置において、制御信号生成手段
は、位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
の第1信号を検知信号に基づいて生成する第1計時手
段、位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
の第2信号を第1信号に基づいて生成する第2計時手
段、および第1信号および第2信号に基づいて制御信号
を生成する第1論理回路をさらに含むものである。
【0018】請求項5に記載の立体表示装置では、第1
計時手段が、検知手段からの検知信号に基づいて第1信
号を生成し、第2計時手段に与える。第1計時手段で設
定される所定時間によって第1信号の出力タイミングが
決定される。第2計時手段は、第1信号に基づいて第2
信号を生成する。第2計時手段で設定される所定時間に
基づいて第2信号の出力タイミングが決定される。第1
論理回路は、第1信号および第2信号に基づいて制御信
号を生成し、その制御信号によって、位置検出信号の取
り込みタイミングが決定される。
【0019】請求項6に記載の立体表示装置は、請求項
2に記載の立体表示装置において、制御信号生成手段
は、位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
の第1信号を検知信号に基づいて生成する第1計時手
段、位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
の第2信号を検知信号に基づいて生成する第2計時手
段、および第1信号および第2信号に基づいて制御信号
を生成する第2論理回路をさらに含むものである。
【0020】請求項6に記載の立体表示装置では、第1
計時手段が、検知手段からの検知信号に基づいて第1信
号を生成する。第1計時手段で設定される所定時間によ
って第1信号の出力タイミングが決定される。第2計時
手段は、検知信号に基づいて第2信号を生成する。第2
計時手段で設定される所定時間に基づいて第2信号の出
力タイミングが決定される。第2計時手段は、第1信号
ではなく検知信号に基づいて第2信号を生成するので、
第1計時手段の動作の影響を受けない。第2論理回路
は、第1信号および第2信号に基づいて制御信号を生成
し、その制御信号によって、位置検出信号の取り込みタ
イミングが決定される。
【0021】請求項7に記載の立体表示装置は、請求項
5または6に記載の立体表示装置において、第1計時手
段は、検知信号の入力毎にリセットされ再計時を開始す
るリセット機能を有するものである。
【0022】請求項7に記載の立体表示装置では、第1
計時手段は、検知信号が入力される毎にリセットされ、
再計時を開始する。したがって、第1計時手段によって
設定された所定時間より短い時間間隔で検知信号が第1
計時手段に入力されれば、その都度第1計時手段はリセ
ットされ、その結果、位置検出信号の取り込みタイミン
グが遅延する第1信号すなわち制御信号が生成される。
【0023】請求項8に記載の立体表示装置は、請求項
5に記載の立体表示装置において、第2計時手段は、第
1信号の入力毎にリセットされ再計時を開始するリセッ
ト機能を有するものである。
【0024】請求項8に記載の立体表示装置では、第2
計時手段は、第1信号が入力される毎にリセットされ、
再計時を開始する。したがって、第2計時手段によって
設定された所定時間より短い時間間隔で第1信号が第2
計時手段に入力されれば、その都度第2計時手段はリセ
ットされる。その結果、位置検出信号の取り込みタイミ
ングが遅延する第2信号すなわち制御信号が生成され
る。
【0025】請求項9に記載の立体表示装置は、請求項
6に記載の立体表示装置において、第2計時手段は、検
知信号の入力毎にリセットされ再計時を開始するリセッ
ト機能を有するものである。
【0026】請求項9に記載の立体表示装置では、第2
計時手段は、検知信号が入力される毎にリセットされ、
再計時を開始する。したがって、第2計時手段によって
設定された所定時間より短い時間間隔で検知信号が第2
計時手段に入力されれば、その都度第2計時手段はリセ
ットされる。その結果、位置検出信号の取り込みタイミ
ングが遅延する第2信号すなわち制御信号が生成され
る。
【0027】請求項10に記載の立体表示装置は、請求
項5に記載の立体表示装置において、第1計時手段は、
検知信号の入力毎にリセットされ再計時を開始するリセ
ット機能を有し、かつ第2計時手段は、第1信号の入力
毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有す
るものである。
【0028】請求項10に記載の立体表示装置では、第
1計時手段は、検知信号が入力される毎にリセットさ
れ、再計時を開始する。したがって、第1計時手段によ
って設定された所定時間より短い時間間隔で検知信号が
第1計時手段に入力されれば、その都度第1計時手段は
リセットされる。
【0029】また、第2計時手段は、第1信号が入力さ
れる毎にリセットされ、再計時を開始する。したがっ
て、第2計時手段によって設定された所定時間より短い
時間間隔で第1信号が第2計時手段に入力されれば、そ
の都度第2計時手段はリセットされる。
【0030】その結果、位置検出信号の取り込みタイミ
ングが遅延する制御信号が生成される。
【0031】請求項11に記載の立体表示装置は、請求
項6に記載の立体表示装置において、第1計時手段は、
検知信号の入力毎にリセットされ再計時を開始するリセ
ット機能を有し、かつ第2計時手段は、検知信号の入力
毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有す
るものである。
【0032】請求項11に記載の立体表示装置では、第
1計時手段は、検知信号が入力される毎にリセットさ
れ、再計時を開始する。したがって、第1計時手段によ
って設定された所定時間より短い時間間隔で検知信号が
第1計時手段に入力されれば、その都度第1計時手段は
リセットされる。
【0033】また、第2計時手段は、検知信号が入力さ
れる毎にリセットされ、再計時を開始する。したがっ
て、第2計時手段によって設定された所定時間より短い
時間間隔で検知信号が第2計時手段に入力されれば、そ
の都度第2計時手段はリセットされる。
【0034】その結果、位置検出信号の取り込みタイミ
ングが遅延する制御信号が生成される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0036】図1および図2を参照して、この発明の実
施の形態の立体表示装置10は、眼鏡なし立体ディスプ
レイ12を含む。眼鏡なし立体ディスプレイ12は、た
とえば液晶パネルなどの画像を表示する表示パネル14
上にパララックスバリア16またはレンチキュラレンズ
18等を貼り合わせることによって構成される。また、
眼鏡なし立体ディスプレイ12には、観察者20に均一
に光を照射するための発光素子22、および観察者20
からの反射光によって観察者20の位置を検出するため
のセンサ24が形成される。センサ24は、ここでは、
正視領域/逆視領域に対応した位置検出信号として、
「H」/「L」(ハイレベル/ローレベル)の2値の信
号を出力するものとする。なお、図1に線Aで示すよう
に、クロストーク領域は線で区切られ、正視領域側を正
視領域と、逆視領域側を逆視領域と、それぞれみなし
て、対応する信号を出力する。因みに、適視距離Dにお
いて、観察者20が正視領域にいるとすれば、観察者2
0が左に頭を動かしていくと、クロストーク(二重像)
が観察され、さらに頭を動かせば、逆視領域となる。こ
れは、右方向に頭を動かしたときも同様である。
【0037】位置検出信号は、図2に示すように、切替
タイミング制御回路26の検知回路28および映像切替
信号生成回路30に与えられる。検知回路28では、位
置検出信号のエッジを検知することで位置検出信号の切
り替わりを検知し、上に凸のパルス状の検知信号を生成
し計時回路32に与える。計時回路32は、位置検出信
号の切り替わりが起こってから、映像切替信号生成回路
30に位置検出信号を取り込むまでの時間を制御する。
したがって、計時回路32では、検知信号の立ち上がり
を検出して、下に凸の矩形状の制御信号を生成し、映像
切替信号生成回路30に与える。
【0038】なお、計時回路32には、リセット機能が
ある場合と、ない場合とがある。計時回路32にリセッ
ト機能がある場合には、計時回路32によって設定され
る所定時間内に、位置検出信号が切り替わり、検知信号
が計時回路32に再入力されると、計時回路32はリセ
ットされ、計時を0からやり直す。
【0039】計時回路32で設定される所定時間Tを調
整することによって、位置検出信号の切り替わりが起こ
ってから映像切り替えが行われるタイミングを任意に変
えることができ、また、計時回路32にリセット機能を
持たせることによって、任意の時間内は映像切り替えを
行わないようにすることもできる。
【0040】映像切替信号生成回路30はたとえばフリ
ップフロップによって形成され、映像切替信号生成回路
30では、制御信号の立ち上がりに合わせて位置検出信
号を取り込み、その位置検出信号を次の制御信号の立ち
上がり時点まで保持する。この信号が映像切替信号とし
て、映像切替回路34に与えられる。
【0041】映像切替回路34では、映像切替信号に応
じて、表示パネル14に表示する映像を切り替える。す
なわち、映像切替信号が「H」であれば、観察者20は
正視領域にいると判断し、映像切替回路34は左目用映
像および右目用映像を通常通り表示パネル14に与え、
表示パネル14に表示する。映像切替信号が「L」であ
れば、観察者20は逆視領域にいると判断し、映像切替
回路34は左目用映像および右目用映像を通常とは逆に
なるように切り替えて表示パネル14に与え、表示パネ
ル14に表示する。また、映像切替信号が「L」のとき
は、外部から入力されるあるいは内蔵のマイコン等のメ
モリから出力される他の映像、たとえば観察者20の位
置を知らせその位置を修正するための矢印や2D映像な
どを表示パネル14に与えてもよい。
【0042】このように構成される立体表示装置10の
各信号波形の一例を図3および図4に示す。
【0043】まず、図3を参照して、計時回路32がリ
セット機能を有さず、センサ24から比較的幅の広い
(所定時間Tより幅の広い)位置検出信号および比較的
幅の狭い(所定時間Tより幅の狭い)位置検出信号が出
力される場合について説明する。
【0044】センサ24から(a)に示す位置検出信号
が出力されると、検知回路28は位置検出信号のエッジ
を検知し、(b)に示す検知信号を生成し計時回路32
に出力する。計時回路32は検知信号の立ち上がりを検
出し、(c)に示すような下に凸の矩形状の制御信号を
生成し、映像切替信号生成回路30に与える。すると、
映像切替信号生成回路30は、制御信号の立ち上がりに
合わせて位置検出信号を取り込み、(d)に示す映像切
替信号を生成し、映像切替回路34に与える。
【0045】このように映像切替回路34には、(a)
に示す位置検出信号ではなく(d)に示す映像切替信号
を与えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、ま
た、位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する
影響を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくで
き、観察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0046】なお、以下に述べる図4に示す場合におい
ても、図3に示す場合と同様に、(a)に示す位置検出
信号、(b)に示す検知信号、(c)に示す制御信号お
よび(d)に示す映像切替信号が生成される。
【0047】ついで、図4を参照して、計時回路32が
リセット機能を有し、センサ24から比較的幅の広い位
置検出信号(所定時間Tより幅の広い)および比較的幅
の狭い(所定時間Tより幅の狭い)位置検出信号が出力
される場合について説明する。
【0048】この場合には、計時回路32はリセット機
能を有しているので、計時回路32によって設定される
所定時間T内に、位置検出信号が切り替わり、検知信号
が計時回路32に再入力されると、計時回路32はリセ
ットされ、計時を0からやり直す。
【0049】その結果、所定時間Tより幅の広い位置検
出信号が出力される図4の前半部分では、計時回路32
はたとえば時点x1などにおいてリセットされ、(c)
に示す制御信号は、図3の(c)に示す制御信号とは異
なる。
【0050】また、所定時間Tより幅の狭い位置検出信
号が出力される図4の後半部分では、計時回路32はた
とえば時点x2などにおいて検知信号が入力される毎に
リセットされるので、(c)に示す制御信号は、図3の
(c)に示す制御信号とは異なり、「L」の状態を保持
し続ける。
【0051】図4に示す場合においても、映像切替回路
34には、(a)に示す位置検出信号ではなく(d)に
示す映像切替信号を与えるので、映像切り替えのタイミ
ングを遅延し、また、位置検出信号が揺らいでも、映像
切替動作に対する影響を低減して、煩雑な映像の切り替
わりを少なくでき、観察者は立体映像を認識しやすくな
る。
【0052】また、図4の後半部分では、計時回路32
にリセット機能を持たせることによって、映像切替回路
34に与えられる(d)に示す映像切替信号は同一状態
を保持し続けるので、位置検出信号が揺らいでも、映像
切替動作は影響を受けず、煩雑な映像の切り替わりをな
くすことができる。
【0053】すなわち、計時回路32によって設定され
る所定時間Tよりも短い時間間隔での位置検出信号の切
り替わりを無視し、映像を切り替えないので、煩雑な映
像切り替えをさらに少なくでき、見やすい映像を提供で
きる。
【0054】このように、計時回路32にリセット機能
を持たせることによって、位置検出信号の頻繁な切り替
わりを映像切り替えに反映させないようにできる。
【0055】図7、図9、図12および図14におい
て、第1計時回路32aにリセット機能を持たせる場合
においても同様である。
【0056】また、図5を参照して、この発明の他の実
施の形態の立体表示装置10aは、切替タイミング制御
回路26の代わりに切替タイミング制御回路26aを用
いる点以外は、立体表示装置10と同様である。
【0057】切替タイミング制御回路26aは、検知回
路28、映像切替信号生成回路30、第1計時回路32
a、第2計時回路32bおよび演算回路36を含む。
【0058】第1計時回路32a、第2計時回路32b
および演算回路36は、位置検出信号の切り替わりが起
こってから、映像切替信号生成回路30に位置検出信号
を取り込むまでの時間、および位置検出信号を取り込ん
でから次の位置検出信号を取り込むまでの時間を制御す
る。
【0059】そのために、第1計時回路32aでは、検
知信号の立ち上がりを検出して、下に凸の矩形状の第1
信号を生成し、演算回路36に与える。
【0060】また、第2計時回路32bは、第1計時回
路32aで生成された第1信号の立ち上がりを検出し、
所定時間T2相当分遅延させて下に凸の矩形状の第2信
号を生成し、演算回路36に与える。
【0061】ここで、第1計時回路32aおよび第2計
時回路32bは、それぞれ、リセット機能を有する場合
と、有しない場合とがあり、したがって、第1計時回路
32aおよび第2計時回路32bがともにリセット機能
を有しない場合、第1計時回路32aだけがリセット機
能を有する場合、第2計時回路32bだけがリセット機
能を有する場合、第1計時回路32aおよび第2計時回
路32bがともにリセット機能を有する場合の、4つの
態様が考えられる。
【0062】第1計時回路32aにリセット機能がある
場合には、第1計時回路32aによって設定される所定
時間T1内に、位置検出信号が切り替わり、検知信号が
第1計時回路32aに再入力されると、第1計時回路3
2aはリセットされ、計時を0からやり直す。同様に、
第2計時回路32bにリセット機能がある場合には、第
2計時回路32bによって設定される所定時間T3内
に、第1信号が切り替わり、第1信号が第2計時回路3
2bに再入力されると、第2計時回路32bはリセット
され、計時を0からやり直す。なお、第2計時回路32
bで設定される所定時間T3は、第1計時回路32aで
設定される所定時間T1より長く設定される。
【0063】第1計時回路32aおよび第2計時回路3
2bのそれぞれで設定される所定時間T1およびT3を
調整することによって、位置検出信号の切り替わりが起
こってから映像切り替えが行われるタイミングを任意に
変えることができ、また、第1計時回路32aおよび/
または第2計時回路32bにリセット機能を持たせるこ
とによって、任意の時間内は映像切り替えを行わないよ
うにすることもできる。
【0064】演算回路36はANDゲートとして機能
し、第1信号と第2信号とのANDをとり、制御信号を
得、映像切替信号生成回路30に与える。その他の点
は、立体表示装置10と同様である。
【0065】このように構成される立体表示装置10a
の各信号波形の一例を図6〜図9に示す。
【0066】まず、図6を参照して、第1計時回路32
aおよび第2計時回路32bがともにリセット機能を有
さず、センサ24から比較的幅の広い(所定時間T1よ
り幅の広い)位置検出信号および比較的幅の狭い(所定
時間T1より幅の狭い)位置検出信号が出力される場合
について説明する。
【0067】センサ24から(a)に示す位置検出信号
が出力されると、検知回路28は位置検出信号のエッジ
を検知し、(b)に示す検知信号を生成し、第1計時回
路32aに出力する。第1計時回路32aは検知信号の
立ち上がりを検出し、(c)に示すような下に凸の矩形
状の第1信号を生成し、第2計時回路32bおよび演算
回路36に与える。すると、第2計時回路32bは、第
1信号の立ち上がりを検出し、所定時間T2相当分遅延
して(d)に示すような下に凸の矩形状の第2信号を生
成し、演算回路36に与える。
【0068】演算回路36では、第1信号と第2信号と
のANDをとって(e)に示す制御信号を生成し、映像
切替信号生成回路30に与える。
【0069】映像切替信号生成回路30は、制御信号の
立ち上がりに合わせて位置検出信号を取り込み、(f)
に示す映像切替信号を生成し、映像切替回路34に与え
る。
【0070】このように映像切替回路34には、(a)
に示す位置検出信号ではなく(f)に示す映像切替信号
を与えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、ま
た、位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する
影響を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくで
き、観察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0071】なお、以下に述べる図7〜図9に示す場合
においても、図6に示す場合と同様に、(a)に示す位
置検出信号、(b)に示す検知信号、(c)に示す第1
信号、(d)に示す第2信号、(e)に示す制御信号お
よび(f)に示す映像切替信号が生成される。
【0072】ついで、図7を参照して、第1計時回路3
2aのみリセット機能を有し、センサ24から比較的幅
の広い位置検出信号(所定時間T1より幅の広い)およ
び比較的幅の狭い(所定時間T1より幅の狭い)位置検
出信号が出力される場合について説明する。
【0073】この場合には、第1計時回路32aはリセ
ット機能を有しているので、第1計時回路32aによっ
て設定される所定時間T1内に、位置検出信号が切り替
わり、検知信号が第1計時回路32aに再入力される
と、計時回路32はリセットされ、計時を0からやり直
す。
【0074】その結果、所定時間T1より幅の広い位置
検出信号が出力される図7の前半部分では、たとえば時
点x3などにおいてリセットされ、(c)に示す第1信
号は、図6の(c)に示す第1信号とは異なる。
【0075】また、所定時間T1より幅の狭い位置検出
信号が出力される図7の後半部分では、所定時間T1よ
り狭い間隔で(b)に示す検知信号が第1計時回路32
aに入力され続ける。したがって、第1計時回路32a
は、たとえば時点x4などにおいて検知信号が入力され
る毎にリセットされるので、図7の後半部分の(c)に
示す第1信号は、図6の後半部分の(c)に示す第1信
号とは異なり、一度立ち下がり時点x4でリセットされ
た後は「L」の状態を保持し続ける。
【0076】それに伴って、(d)に示す第2信号およ
び(e)に示す制御信号も、それぞれ、図6の(d)に
示す第2信号および(e)に示す制御信号とは異なる。
【0077】図7に示す場合においても、映像切替回路
34には、(a)に示す位置検出信号ではなく(f)に
示す映像切替信号を与えるので、映像切り替えのタイミ
ングを遅延し、また、位置検出信号が揺らいでも、映像
切替動作に対する影響を低減して、煩雑な映像の切り替
わりを少なくでき、観察者は立体映像を認識しやすくな
る。
【0078】特に、図7の後半部分では、(c)に示す
第1信号は(b)に示す検知信号によって頻繁にリセッ
トされ、(e)に示す制御信号からわかるように、一度
も位置検出信号を取り込まない。すなわち、図7の後半
部分では、映像切替回路34には、(f)に示すような
同一状態を保持し続ける映像切替信号が与えられるの
で、位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作は影響を
受けず、映像は切り替えられない。
【0079】したがって、第1計時回路32aにリセッ
ト機能を持たせることによって、第1計時回路32aで
設定される所定時間T1より短い時間間隔で位置検出信
号の切り替わりが起こっても、それを無視するので、表
示する画像を一度も切り替えることなく制御される場合
がある。
【0080】さらに、図8を参照して、第2計時回路3
2bのみリセット機能を有し、センサ24から比較的幅
の広い位置検出信号(所定時間T1より幅の広い)およ
び比較的幅の狭い(所定時間T1より幅の狭い)位置検
出信号が出力される場合について説明する。
【0081】この場合には、第2計時回路32bはリセ
ット機能を有しているので、第2計時回路32bによっ
て設定される所定時間T3内に、第1信号が切り替わ
り、第1信号が第2計時回路32bに再入力されると、
第2計時回路32bはリセットされ、計時を0からやり
直す。
【0082】図8からわかるように、(c)に示す第1
信号が所定時間T3より狭い間隔で第2計時回路32b
に入力され続けるので、第2計時回路32bはたとえば
時点x5などにおいて頻繁にリセットされる。
【0083】その結果、(d)に示す第2信号は、図6
の(d)に示す第2信号とは異なり、一度立ち下がった
後は「L」の状態を保持し続ける。それに伴って、
(e)に示す制御信号も、図6の(e)に示す制御信号
とは異なる。
【0084】図8に示す場合においては、第2計時回路
32bにリセット機能を持たせることによって、(d)
に示す第2信号からわかるように、所定時間T3より短
い時間間隔での位置検出信号の切り替えを無視できるの
で、(e)に示す制御信号からわかるように、位置検出
信号を取り込む回数が減少する。したがって、映像を切
り替える回数をさらに減らすことができる。
【0085】また、映像切替回路34には、(a)に示
す位置検出信号ではなく(f)に示す映像切替信号を与
えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、また、
位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する影響
を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくでき、観
察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0086】さらに、第2計時回路32bにリセット機
能を持たせることによって、映像切替信号を同一状態に
保持する時間を長くすることができる。また、第2計時
回路32bにリセット機能を持たせれば、一度だけ第1
計時回路32aによって決定される時間後に映像切り替
えが起こっても、その後、位置検出信号が切り替わって
いるにも拘わらず、一度も映像切り替えが起こらないよ
うに、制御される場合がある。
【0087】ついで、図9を参照して、第1計時回路3
2aおよび第2計時回路32bがともにリセット機能を
有し、センサ24から比較的幅の広い位置検出信号(所
定時間T1より幅の広い)および比較的幅の狭い(所定
時間T1より幅の狭い)位置検出信号が出力される場合
について説明する。
【0088】この場合には、第1計時回路32aはリセ
ット機能を有しているので、第1計時回路32aによっ
て設定される所定時間T1内に、位置検出信号が切り替
わり、検知信号が第1計時回路32aに再入力される
と、第1計時回路32aはリセットされ、計時を0から
やり直す。また、第2計時回路32bもリセット機能を
有しているので、第2計時回路32aによって設定され
る所定時間T3内に、第1信号が切り替わり、第1信号
が第2計時回路32bに再入力されると、第2計時回路
32bはリセットされ、計時を0からやり直す。
【0089】図9からわかるように、第1計時回路32
aはたとえば時点x6およびx7などにおいて頻繁にリ
セットされ、第2計時回路32bはたとえば時点x8お
よびx9などにおいて頻繁にリセットされる。
【0090】その結果、(c)に示す第1信号および
(d)に示す第2信号は、それぞれ、図6の(c)に示
す第1信号および(d)に示す第2信号とは異なり、そ
れに伴って、(e)に示す制御信号も、図6の(e)に
示す制御信号とは異なる。
【0091】図9に示す場合においては、第1計時回路
32aにリセット機能を持たせることによって、第1計
時回路32aによって設定される所定時間T1より短い
時間間隔での位置検出信号の切り替えを、第2計時回路
32bにリセット機能を持たせることによって、第2計
時回路32bによって設定される所定時間T3より短い
時間間隔での位置検出信号の切り替えを、それぞれ無視
できる。その結果、(e)に示す制御信号からわかるよ
うに、位置検出信号を取り込む回数が減少する。したが
って、映像を切り替える回数をさらに減らすことができ
る。
【0092】また、映像切替回路34には、(a)に示
す位置検出信号ではなく(f)に示す映像切替信号を与
えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、また、
位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する影響
を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくでき、観
察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0093】特に、図9の後半部分では、(e)に示す
制御信号からわかるように、一度も位置検出信号を取り
込まない。すなわち、図9の後半部分では、映像切替回
路34には、(f)に示すような同一状態を保持し続け
る映像切替信号を与えるので、位置検出信号が揺らいで
も、映像切替動作は影響を受けず、煩雑な映像の切り替
わりがなくなる。
【0094】ついで、図10を参照して、この発明のそ
の他の実施の形態の立体表示装置10bは、切替タイミ
ング制御回路26aの代わりに切替タイミング制御回路
26bを用いる点以外は、立体表示装置10aと同様で
ある。
【0095】切替タイミング制御回路26bでは、第2
計時回路32bには第1信号ではなく検知信号が入力さ
れて第2信号が生成され、また、ORゲートとして機能
する演算回路38を用いて制御信号が生成される。それ
以外は、切替タイミング制御回路26bは、切替タイミ
ング制御回路26aと同様である。
【0096】第2計時回路32bでは、検知信号の立ち
上がりを検出して下に凸の矩形状の第2信号を生成す
る。また、論理回路38は、第1計時回路32aからの
第1信号と第2計時回路32bからの第2信号とのOR
をとり、制御信号を生成する。
【0097】第1計時回路32a、第2計時回路32b
および演算回路38は、位置検出信号の切り替わりが起
こってから、映像切替信号生成回路30に位置検出信号
を取り込むまでの時間、および位置検出信号を取り込ん
でから次の位置検出信号を取り込むまでの時間を制御す
る。
【0098】このように構成される立体表示装置10b
の各信号波形の一例を図11〜図14に示す。
【0099】まず、図11を参照して、第1計時回路3
2aおよび第2計時回路32bがともにリセット機能を
有さず、センサ24から比較的幅の広い(所定時間T5
より幅の広い)位置検出信号および比較的幅の狭い(所
定時間T5より幅の狭い)位置検出信号が出力される場
合について説明する。
【0100】センサ24から(a)に示す位置検出信号
が出力されると、検知回路28は位置検出信号のエッジ
を検知し、(b)に示す検知信号を生成し、第1計時回
路32aおよび第2計時回路32bに出力する。第1計
時回路32aは検知信号の立ち上がりを検出し、所定時
間T4相当分遅延して(c)に示すような下に凸の矩形
状の第1信号を生成し、演算回路38に与える。なお、
立体表示装置10bでは、第1計時回路32aが第1信
号を生成するとき、検知信号の立ち上がりを検出したの
ち、所定時間T4相当分遅延させる点が、立体表示装置
10aの場合と異なる。
【0101】また、第2計時回路32bは、検知信号の
立ち上がりを検出し、(d)に示す下に凸の矩形状の第
2信号を生成し、演算回路38に与える。
【0102】演算回路38では、第1信号と第2信号と
のORをとって(e)に示す制御信号を生成し、映像切
替信号生成回路30に与える。
【0103】映像切替信号生成回路30は、制御信号の
立ち上がりに合わせて位置検出信号を取り込み、(f)
に示す映像切替信号を生成し、映像切替回路34に与え
る。
【0104】このように映像切替回路34には、(a)
に示す位置検出信号ではなく(f)に示す映像切替信号
を与えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、ま
た、位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する
影響を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくで
き、観察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0105】なお、以下に述べる図12〜図14に示す
場合においても、図11に示す場合と同様に、(a)に
示す位置検出信号、(b)に示す検知信号、(c)に示
す第1信号、(d)に示す第2信号、(e)に示す制御
信号および(f)に示す映像切替信号が生成される。
【0106】ついで、図12を参照して、第1計時回路
32aのみリセット機能を有し、センサ24から比較的
幅の広い(所定時間T5より幅の狭い)位置検出信号お
よび比較的幅の狭い(所定時間T5より幅の狭い)位置
検出信号が出力される場合について説明する。
【0107】この場合には、第1計時回路32aはリセ
ット機能を有しているので、第1計時回路32aによっ
て設定される所定時間T5内に、位置検出信号が切り替
わり、検知信号が第1計時回路32aに再入力される
と、計時回路32はリセットされ、計時を0からやり直
す。
【0108】図12の後半部分からわかるように、第1
計時回路32aは、たとえば時点x10などにおいて検
知信号によって頻繁にリセットされる。その結果、図1
2の(c)に示す第1信号は、図11の(c)に示す第
1信号とは異なり、一度立ち下がり時点x10でリセッ
トされた後は「L」の状態を保持し続ける。それに伴っ
て、図12の(e)に示す制御信号も、図11の(e)
に示す制御信号とは異なる。
【0109】このように、第1計時回路32aにリセッ
ト機能を持たせることによって、所定時間T5より短い
時間間隔での位置検出信号の切り替えを無視できるの
で、図12の(e)に示す制御信号を図11の(e)に
示す制御信号と比較してわかるように、位置検出信号の
取り込み回数を少なくできる。したがって、映像切り替
えの回数をより少なくできる。
【0110】また、図12に示す場合には、上述のよう
に、映像切り替えの回数を減少しつつ、第2計時回路3
2bが生成する(d)に示す第2信号によって、必要な
映像切り替えを行うことができる。すなわち、(c)に
示す第1信号が「L」の状態を保持することによって、
映像の切り替えがないまたは大幅に遅延するような場合
であっても、そのような事態を防げるように、(d)に
示す第2信号によって、位置検出信号の切り替わり時点
から少し遅いタイミングで映像切り替えを行える。これ
は、第2計時回路32bが、(c)に示す第1信号では
なく(b)に示す検知信号に基づいて、(d)に示す第
2信号を生成し、第1計時回路32aの影響を受けるこ
となく、独立して位置検出信号の取り込みタイミングを
決定できるからである。
【0111】また、図12に示す場合においても、映像
切替回路34には、(a)に示す位置検出信号ではなく
(f)に示す映像切替信号を与えるので、映像切り替え
のタイミングを遅延し、また、位置検出信号が揺らいで
も、映像切替動作に対する影響を低減して、煩雑な映像
の切り替わりを少なくでき、観察者は立体映像を認識し
やすくなる。
【0112】さらに、図13を参照して、第2計時回路
32bのみリセット機能を有し、センサ24から比較的
幅の広い位置検出信号(所定時間T5より幅の広い)お
よび比較的幅の狭い(所定時間T5より幅の狭い)位置
検出信号が出力される場合について説明する。
【0113】この場合には、第2計時回路32bはリセ
ット機能を有しているので、第2計時回路32bによっ
て設定される所定時間T6内に、位置検出信号が切り替
わり、検知信号が第2計時回路32bに再入力される
と、第2計時回路32bはリセットされ、計時を0から
やり直す。
【0114】図13からわかるように、第2計時回路3
2bはたとえば時点x11などにおいて頻繁にリセット
される。
【0115】その結果、(d)に示す第2信号は、図1
1の(d)に示す第2信号とは異なり、一度立ち下がっ
た後は「L」の状態を保持し続ける。それに伴って、
(e)に示す制御信号も、図11の(e)に示す制御信
号とは異なる。
【0116】図13に示す場合においては、第2計時回
路32bにリセット機能を持たせることによって、
(d)に示す第2信号からわかるように、所定時間T6
より短い時間間隔での位置検出信号の切り替えを無視で
きるので、(e)に示す制御信号からわかるように、位
置検出信号を取り込む回数が減少する。したがって、映
像を切り替える回数をさらに減らすことができる。
【0117】また、映像切替回路34には、(a)に示
す位置検出信号ではなく(f)に示す映像切替信号を与
えるので、映像切り替えのタイミングを遅延し、また、
位置検出信号が揺らいでも、映像切替動作に対する影響
を低減して、煩雑な映像の切り替わりを少なくでき、観
察者は立体映像を認識しやすくなる。
【0118】ついで、図14を参照して、第1計時回路
32aおよび第2計時回路32bがともにリセット機能
を有し、センサ24から比較的幅の広い位置検出信号
(所定時間T5より幅の広い)および比較的幅の狭い
(所定時間T5より幅の狭い)位置検出信号が出力され
る場合について説明する。
【0119】この場合には、第1計時回路32aはリセ
ット機能を有しているので、第1計時回路32aによっ
て設定される所定時間T5内に、位置検出信号が切り替
わり、検知信号が第1計時回路32aに再入力される
と、第1計時回路32aはリセットされ、計時を0から
やり直す。また、第2計時回路32bもリセット機能を
有しているので、第2計時回路32aによって設定され
る所定時間T6内に、位置検出信号が切り替わり、検知
信号が第2計時回路32bに再入力されると、第2計時
回路32bはリセットされ、計時を0からやり直す。
【0120】図14からわかるように、第1計時回路3
2aは、たとえば時点x12などにおいて、第2計時回
路32bは、たとえば時点x13などにおいて、それぞ
れ(b)に示す検知信号によって頻繁にリセットされ
る。その結果、(c)に示す第1信号および(d)に示
す第2信号は、それぞれ、図11の(c)に示す第1信
号および(d)に示す第2信号とは異なり、リセットさ
れることによって「L」の状態を保持し続ける。それに
伴って、(e)に示す制御信号も、図11の(e)に示
す制御信号とは異なる。
【0121】図14に示す場合においては、第1計時回
路32aにリセット機能を持たせることによって、第1
計時回路32aによって設定される所定時間T5より短
い時間間隔での位置検出信号の切り替えを、第2計時回
路32bにリセット機能を持たせることによって、第2
計時回路32bによって設定される所定時間T6より短
い時間間隔での位置検出信号の切り替えを、それぞれ無
視できる。したがって、第1計時回路32aおよび第2
計時回路32bの両方にリセット機能を持たせれば、リ
セット機能を第1計時回路32aおよび第2計時回路3
2bのいずれにも持たせない場合およびいずれか一方に
持たせる場合よりも、さらに映像切り替えの頻度を少な
くできる。
【0122】また、図14に示す場合においても、映像
切替回路34には、(a)に示す位置検出信号ではなく
(f)に示す映像切替信号を与えるので、映像切り替え
のタイミングを遅延し、また、位置検出信号が揺らいで
も、映像切替動作に対する影響を低減して、煩雑な映像
の切り替わりを少なくでき、観察者は立体映像を認識し
やすくなる。
【0123】特に、図14の後半部分では、(e)に示
す制御信号は「L」の状態を保持し続けるので、位置検
出信号を取り込まない。したがって、映像切替回路34
には、(f)に示す同一状態を保持し続ける映像切替信
号が与えられるので、位置検出信号が揺らいでも、映像
切替動作は影響を受けず、煩雑な映像の切り替わりがな
い。
【0124】なお、上述の実施の形態では、演算回路3
6をANDゲート、演算回路38をORゲートとして、
それぞれ機能させたが、これに限定されず、(d)に示
す第2信号および(e)に示す制御信号の生成方法(上
に凸か、下に凸かなど)に応じて、演算回路36および
38を任意に設定できる。
【0125】たとえば、図5に示す立体表示装置10a
において、演算回路36をORゲート、図10に示す立
体表示装置10bにおいて、演算回路38をANDゲー
ト6として、それぞれ機能させてもよい。
【0126】また、図5に示す立体表示装置10aにお
いて、第2計時回路32bは、(c)に示す第1信号の
立ち上がりに応じて「上に凸」の第2信号を生成するよ
うに設定し(すなわち、図6〜図9の(d)に示す第2
信号を反転させる)、演算回路36をORゲートとして
機能させてもよい。
【0127】さらに、図10に示す立体表示装置10b
において、第2計時回路32bは、(c)に示す第1信
号の立ち上がりに応じて「上に凸」の第2信号を生成す
るように設定し(すなわち、図11〜図14の(d)に
示す第2信号を反転させる)、演算回路38をANDゲ
ートとして機能させてもよい。
【0128】
【発明の効果】この発明の立体表示装置によれば、セン
サからの位置検出信号に応じて表示する映像を切り替え
る従来に比べて、微妙な観察者の動きや外部ノイズによ
る位置検出信号の揺らぎを低減できるので、頻繁な映像
切り替えが少なくなり、観察者は立体映像を認識しやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す図解図である。
【図2】この発明の一実施形態の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の実施形態において、計時回路がリセット
機能を有さず、センサから比較的幅の広い位置検出信号
および比較的幅の狭い位置検出信号が出力される場合の
信号波形の一例を示す波形図である。
【図4】図2の実施形態において、計時回路がリセット
機能を有し、センサから比較的幅の広い位置検出信号お
よび比較的幅の狭い位置検出信号が出力される場合の信
号波形の一例を示す波形図である。
【図5】この発明の他の実施形態の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5の実施形態において、第1計時回路および
第2計時回路がともにリセット機能を有さず、センサか
ら比較的幅の広い位置検出信号および比較的幅の狭い位
置検出信号が出力される場合の信号波形の一例を示す波
形図である。
【図7】図5の実施形態において、第1計時回路のみリ
セット機能を有し、センサから比較的幅の広い位置検出
信号および比較的幅の狭い位置検出信号が出力される場
合の信号波形の一例を示す波形図である。
【図8】図5の実施形態において、第2計時回路のみリ
セット機能を有し、センサから比較的幅の広い位置検出
信号および比較的幅の狭い位置検出信号が出力される場
合の信号波形の一例を示す波形図である。
【図9】図5の実施形態において、第1計時回路および
第2計時回路がともにリセット機能を有し、センサから
比較的幅の広い位置検出信号および比較的幅の狭い位置
検出信号が出力される場合の信号波形の一例を示す波形
図である。
【図10】この発明のその他の実施形態の電気的構成を
示すブロック図である。
【図11】図10の実施形態において、第1計時回路お
よび第2計時回路がともにリセット機能を有さず、セン
サから比較的幅の広い位置検出信号および比較的幅の狭
い位置検出信号が出力される場合の信号波形の一例を示
す波形図である。
【図12】図10の実施形態において、第1計時回路の
みリセット機能を有し、センサから比較的幅の広い位置
検出信号および比較的幅の狭い位置検出信号が出力され
る場合の信号波形の一例を示す波形図である。
【図13】図10の実施形態において、第2計時回路の
みリセット機能を有し、センサから比較的幅の広い位置
検出信号および比較的幅の狭い位置検出信号が出力され
る場合の信号波形の一例を示す波形図である。
【図14】図10の実施形態において、第1計時回路お
よび第2計時回路がともにリセット機能を有し、センサ
から比較的幅の広い位置検出信号および比較的幅の狭い
位置検出信号が出力される場合の信号波形の一例を示す
波形図である。
【図15】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10、10a、10b 立体表示装置 12 眼鏡なし立体ディスプレイ 14 表示パネル 16 パララックスバリア 18 レンチキュラレンズ 20 観察者 22 発光素子 24 センサ 26、26a、26b 切替タイミング制御回路 28 検知回路 30 映像切替信号生成回路 32 計時回路 32a 第1計時回路 32b 第2計時回路 34 映像切替回路 36、38 演算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図1および図2を参照して、この発明の実
施の形態の立体表示装置10は、眼鏡なし立体ディスプ
レイ12を含む。眼鏡なし立体ディスプレイ12は、た
とえば液晶パネルなどの画像を表示する表示パネル14
上にパララックスバリア16またはレンチキュラレンズ
18等を貼り合わせることによって構成される。また、
眼鏡なし立体ディスプレイ12には、観察者20に光を
照射するための発光素子22、および観察者20からの
反射光によって観察者20の位置を検出するためのセン
サ24が形成される。センサ24は、ここでは、正視領
域/逆視領域に対応した位置検出信号として、「H」/
「L」(ハイレベル/ローレベル)の2値の信号を出力
するものとする。なお、図1に線Aで示すように、クロ
ストーク領域は線で区切られ、正視領域側を正視領域
と、逆視領域側を逆視領域と、それぞれみなして、対応
する信号を出力する。因みに、適視距離Dにおいて、観
察者20が正視領域にいるとすれば、観察者20が左に
頭を動かしていくと、クロストーク(二重像)が観察さ
れ、さらに頭を動かせば、逆視領域となる。これは、右
方向に頭を動かしたときも同様である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡を用いることなく立体映像を鑑賞で
    きる立体表示装置であって、 観察者の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出
    手段、 前記位置検出手段からの前記位置検出信号に基づいて、
    映像切り替えのタイミングを制御するための映像切替信
    号を生成する切替タイミング制御手段、および表示すべ
    き映像を前記映像切替信号に応じて切り替える映像切替
    手段を備える、立体表示装置。
  2. 【請求項2】 前記切替タイミング制御手段は、 前記位置検出信号の変化に応じた検知信号を出力する検
    知手段、 前記位置検出信号を取り込むタイミングを制御するため
    の制御信号を前記検知信号に基づいて生成する制御信号
    生成手段、および前記制御信号と前記位置検出信号とに
    基づいて前記映像切替信号を生成する映像切替信号生成
    手段を備える、請求項1に記載の立体表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御信号生成手段は、前記検知信号
    に基づいて前記制御信号を生成する計時手段を含む、請
    求項2に記載の立体表示装置。
  4. 【請求項4】 前記計時手段は、前記検知信号の入力毎
    にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有す
    る、請求項3に記載の立体表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御信号生成手段は、 前記位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
    の第1信号を前記検知信号に基づいて生成する第1計時
    手段、 前記位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
    の第2信号を前記第1信号に基づいて生成する第2計時
    手段、および前記第1信号および前記第2信号に基づい
    て前記制御信号を生成する第1論理回路をさらに含む、
    請求項2に記載の立体表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号生成手段は、 前記位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
    の第1信号を前記検知信号に基づいて生成する第1計時
    手段、 前記位置検出信号の取り込みタイミングを決定するため
    の第2信号を前記検知信号に基づいて生成する第2計時
    手段、および前記第1信号および前記第2信号に基づい
    て前記制御信号を生成する第2論理回路をさらに含む、
    請求項2に記載の立体表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第1計時手段は、前記検知信号の入
    力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有
    する、請求項5または6に記載の立体表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第2計時手段は、前記第1信号の入
    力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有
    する、請求項5に記載の立体表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第2計時手段は、前記検知信号の入
    力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有
    する、請求項6に記載の立体表示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1計時手段は、前記検知信号の
    入力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を
    有し、かつ前記第2計時手段は、前記第1信号の入力毎
    にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有す
    る、請求項5に記載の立体表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第1計時手段は、前記検知信号の
    入力毎にリセットされ再計時を開始するリセット機能を
    有し、かつ前記第2計時手段は、前記検知信号の入力毎
    にリセットされ再計時を開始するリセット機能を有す
    る、請求項6に記載の立体表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008584A (ja) * 2011-08-05 2012-01-12 Toshiba Corp 映像表示装置、通知方法、及び位置判定装置
WO2013054544A1 (en) * 2011-10-13 2013-04-18 Sharp Kabushiki Kaisha Viewer reactive auto stereoscopic display
US9064444B2 (en) 2012-05-31 2015-06-23 Samsung Display Co., Ltd. Three-dimensional display device

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