JPH1186920A - ケーブル終端接続部の連結電極 - Google Patents

ケーブル終端接続部の連結電極

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JPH1186920A
JPH1186920A JP26494297A JP26494297A JPH1186920A JP H1186920 A JPH1186920 A JP H1186920A JP 26494297 A JP26494297 A JP 26494297A JP 26494297 A JP26494297 A JP 26494297A JP H1186920 A JPH1186920 A JP H1186920A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
insertion hole
side electrode
connection
insert hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP26494297A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Kazaharu
豊彦 風晴
Hiromasa Sato
浩正 佐藤
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ケーブル引出棒12の挿入される第1の
挿入穴23を有するケーブル側電極部21と、第1の挿
入穴23に対して偏心している第2の挿入穴24を有す
る連結側電極部22とから構成し、ケーブル側電極部2
1を中心として連結側電極部22を回動し、第2の挿入
穴24の位置調整を行って連結導体6の端部6aを挿入
する。 【効果】 一対のケーブル終端接続部の間隔にばら付き
があっても連結導体にて相互に連結することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のケーブル終
端接続部を棒状の連結導体にて相互に連結するための連
結電極に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はケーブル長期課電通電試験を説明
する概略図である。この図5において、1,1は被試験
ケーブルを示している。各被試験ケーブル1の一端には
課電用気中終端2が設けられ、これら課電用気中終端2
は相互に連結導体3にて連結されている。各被試験ケー
ブル1の他端には終端接続部4が設けられている。これ
らの終端接続部4,4は架台5上に配されるエポキシと
う管4aを有し、各エポキシとう管4aから突出するケ
ーブル引出棒は後述する連結電極を介して連結導体6に
て相互に連結されている。これらのエポキシとう管4a
はケーシング7内に配され、ケーシング7には絶縁ガス
が封入されている。
【0003】そして、気中終端2を連結する連結導体3
には試験用終端8にて所定の電圧が印加されている。ま
た、ケーブル1,1には閉ループを構成しているので、
電通されることもある。これによって、ケーブル1,1
のtanδの測定等の耐電圧特性や漏れ電流の測定等が
行われる。
【0004】ところで、終端接続部4,4を相互に連結
するために用いられる従来の連結電極は、図6に示すよ
うに、二つ割の円筒半部9,9と、各円筒半部9の上下
にそれぞれ設けられる断面略半円形の凹部9aと、各円
筒半部9から半径方向に伸長する接合片9bとから成
り、円筒半部9,9を対向させて整合させた状態では、
対向する凹部9a,9aにより第1の挿入穴10と、第
2の挿入穴11とが形成される。
【0005】終端接続部4のエポキシとう管4aより突
出するケーブル引出棒12は、下方の第1の挿入穴10
に挿入され、連結導体6のL字状に屈曲させた端部6a
は、上方の第2の挿入穴11に挿入される。そして、対
向する接合片9b,9bをボルト13及びナット(図示
せず)にて相互に締め付けることにより、ケーブル引出
棒12と連結導体6とが連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、終端接続部4
は、架台5上の常に正確な位置に設けられることが少な
く、このため、各終端接続部4から突出するケーブル引
出棒12,12の間隔にばら付きが生じている。
【0007】一方、連結導体6は一定の長さ寸法に製作
されている。このため、従来の連結電極では第1の挿入
穴10と第2の挿入穴11とが単に同軸的に設けられて
いるだけなので、ケーブル引出棒12,12の間隔寸法
と連結導体6の長さ寸法が一致しなければ連結導体6の
両端部6aを第2の挿入穴11に挿入することが不能と
なる欠点があった。
【0008】この欠点を補うため、第2の挿入穴11
(凹部9a)の穴径を大きく設定すると共に、連結導体
6の直径寸法を小さくして第2の挿入穴11と端部6a
との間にクリアランスを設け、ケーブル引出棒12,1
2の間隔寸法と連結導体6の長さ寸法との差を吸収する
ようにしている。しかし、このクリアランスを設ける方
式では連結電極と連結導体6端部6aとの間の接触抵抗
が大きくなり、好ましくない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような点を
解決するため次の構成を備える。即ち、本発明の連結電
極は、ケーブル終端接続部から突出するケーブル引出棒
が挿入される第1の挿入穴を有するケーブル側電極部
と、第1の挿入穴に対して所定量偏心した位置に設けら
れ、連結導体の屈曲している端部が挿入される第2の挿
入穴を有する連結側電極部とを含んでいる。
【0010】〈説明〉一対のケーブル引出棒の間隔に対
して連結導体の長さ寸法が相違していても、第1の挿入
穴(ケーブル引出棒)を中心として連結電極を回動し、
偏心している第2の挿入穴の位置を調整することで該第
2の挿入穴に連結導体の端部を挿入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。図1は本発明に係る連結電極の斜視図であ
り、図2は同連結電極の分解図である。この連結電極2
0はケーブル側電極部21と連結側電極部22とを備え
ている。ケーブル側電極部21は円筒状に形成され、二
つ割の円筒半部21a,21bと、各円筒半部21a,
21bに設けられる断面半円形の凹部21cと、各円筒
半部21a,21bから径方向に伸長する接合片21d
とから成る。そして、円筒半部21a,21bを対向さ
せて整合させた状態で、対向する凹部21cにより第1
の挿入穴23が形成される。
【0012】連結側電極部22は円筒状に形成され、二
つ割の円筒半部22a,22bと、各円筒半部22a,
22bに設けられる断面半円形の凹部22cと、各円筒
半部22a,22bから径方向に伸長する接合片22d
とから成る。そして、円筒半部22a,22bを対向さ
せて整合させた状態で、対向する凹部22cにより第2
の挿入穴24が形成される。
【0013】さて、ケーブル側電極部21を構成する円
筒半部21aと、連結側電極部22を構成する円筒半部
22aは、dの長さ寸法で位置をずらした状態で一体的
に形成されている。これによって、第1の挿入穴23
(凹部21c)に対して第2の挿入穴24(凹部22
c)はdの長さ寸法で偏心する。
【0014】一方、図1に示すように、連結導体6は第
2の挿入穴24の穴径よりも僅かに小さい外径寸法を有
している。
【0015】次に、本発明の連結電極20の使用態様を
説明する。先ず、図1に示すように、連結電極20の第
1の挿入穴23にケーブル引出棒12を挿入する。そし
て、接合片21d,21dをボルト25により仮締めし
てケーブル側電極部21をケーブル引出棒12を中心と
して回転可能な状態に保持しておく。他のケーブル引出
棒にも他の連結電極20を同様に取付ける。
【0016】次に、図3に示すように、連結導体6の一
方の端部6aを一方の連結電極20の第2の挿入穴24
に挿入すると共に、両連結電極20のケーブル側電極部
21,21をケーブル引出棒12,12を中心として回
転させる。これにより、連結側電極部22,22を相互
に接近させ、若しくは離間させ、第2の挿入穴24,2
4の間隔を連結導体6の長さ寸法に一致させ、連結導体
6の他方の端部6aを他方の連結電極の第2の挿入穴2
4に挿入する。
【0017】最後に、ケーブル側電極部21の接合片2
1d,21dと、連結側電極部22の接合片22d,2
2dをボルト25により最終的に締め付ける。
【0018】図4は本発明の他の実施例を示し、この連
結電極30は断面略半楕円形であって、外形寸法が徐々
に小さく形成されている電極本体31と、電極本体31
の下半部にボルト止めされる断面半楕円形のケーブル側
電極部32と、電極本体31の上半部にボルト止めされ
る断面半楕円形の連結側電極部33とを備えている。ケ
ーブル側電極部32は短軸方向の肉厚が大きく形成さ
れ、連結側電極部33は同方向の肉厚が小さく形成され
ている。
【0019】そして、ケーブル側電極部32の略中央に
はケーブル引出棒を挿入するための第1の挿入穴34が
設けられ、連結側電極部33と電極本体31との対向部
には凹部から形成される第2の挿入穴35が設けられて
いる。この実施例においても第1の挿入穴34に対して
第2の挿入穴35が偏心して設けられている。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、連結金具に第1の挿入
穴と第2の挿入穴とを偏心させて設けたので、一対のケ
ーブル終端接続部の間隔にばら付きがあっても連結導体
にて相互に連結することができる。また、第2の挿入穴
の穴径を大きくしたり、連結導体の径寸法を小さくする
必要がなく、接触抵抗の増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結電極の斜視図である。
【図2】同連結電極の分解図である。
【図3】同連結電極の使用態様の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る連結電極の斜視図で
ある。
【図5】ケーブル長期課電通電試験を説明する概略図で
ある。
【図6】従来の連結電極の斜視図である。
【符号の説明】
6 連結導体 6a 端部 20 連結電極 21 ケーブル側電極部 22 連結側電極部 23 第1の挿入穴 24 第2の挿入穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を保持して配される一対のケーブル
    終端接続部を、両端が屈曲している棒状の連結導体にて
    相互に連結するための連結電極であって、 前記ケーブル終端接続部から突出するケーブル引出棒が
    挿入される第1の挿入穴を有するケーブル側電極部と、 前記第1の挿入穴に対して所定量偏心した位置に設けら
    れ、前記連結導体の端部が挿入される第2の挿入穴を有
    する連結側電極部とを含むことを特徴とするケーブル終
    端接続部の連結電極。
JP26494297A 1997-09-11 1997-09-11 ケーブル終端接続部の連結電極 Pending JPH1186920A (ja)

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JPH1186920A true JPH1186920A (ja) 1999-03-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299875A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Hino Motors Ltd ボルト締結構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299875A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Hino Motors Ltd ボルト締結構造
JP4568012B2 (ja) * 2004-04-15 2010-10-27 日野自動車株式会社 ボルト締結構造

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